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1位
10回
2020/11訪問 2020/12/19
<2020年11月訪問分>
【内容】
・雷烏賊、真鯵
・ガレット
・蝦夷鮑
・白子、松葉蟹
・鮃
・新潟真鴨
・バターナッツカボチャアイス
・ガトーノア、キャラメルソース 紀の川柿ケーキ マスカルポーネチーズ
・小菓子
・カフェ
・Champagne Philippe Lancelot Fine Fleur Brut Nature 2012
・Cristian Senez Brut Millésime Grande Réserve 2000
・Champagne Tarlant Prestige Rose Extra Brut 2003
・H Blin & Co Champagne Brut Millésime 1998
・Cuvee Louise Rose Pommery 2000
・Ratafia De Champagne Drappier
【詳細】
霜月の南青山フレンチランチ「オルグイユ」☆
この日は平日お休み頂いての訪問。
いつも通り加瀬シェフかぶりつきのカウンターで(笑)
「Champagne Philippe Lancelot Fine Fleur Brut Nature 2012」。
キリっとして確りした果実味を感じるノンドサージュ。
料理は「雷烏賊、真鯵」から。
雷烏賊には蕪を合わせ、食感と甘みのバランスが素晴らしい。
身厚な真鯵は軽くマリネ、まぐろのプレザオラと合わせて塩味をプラス。
「ガレット」は根セロリムース、フランス産キャビア、フェタチーズと共に。
サックリ感と共にセロリの甘みとキャビア・フタチーズの塩味が渾然一体。
いいバランスですね。
「Cristian Senez Brut Millésime Grande Réserve 2000」。
ネゴシアンの泡は確りとしたコクと果実味と共に蜜のような味わい。
料理は「蝦夷鮑」。
フラン仕立てで揚げ里芋、牛乳の泡、白トリュフの香りが加わる豪華なひとさら。
鮑の出汁のフランに蒸した鮑の旨味が何とも美味!
「Champagne Tarlant Prestige Rose Extra Brut 2003」。
繊細な泡ながら確りとした果実味、置くと甘みが広がります。
シャルドネ90%でピノを赤にしてブレンドするそう。
料理は「白子、松葉蟹」。
白子で蟹を包み込みムニエルに。
クリーミーさと共にフワッと感でトロ~リ蕩ける美味しさ。
加瀬シェフには珍しい?トマトと蟹味噌のコクあるソースがまた絶妙にマッチ。
ロゼとも良く合いますねぇ~
「H Blin & Co Champagne Brut Millésime 1998」。
キリっとした果実味と甘みを感じる綺麗な味わい。
料理は「鮃」。
神奈川蛸、茨城蓮根と共に。
身厚な鮃はしっとり、蛸の甘みと蓮根の食感がいい。
鮃と蛸出汁にワインの甘みを纏ったコクのあるソースが絶品。
PIERRE LAMOTTE CHATEAU CHALON VIN JAUNE 2006。
「Cuvee Louise Rose Pommery 2000」。
キリっとコクのある深い味わいに繊細な甘みも感じます。
美しい色合い。
料理は「新潟真鴨」。
UOZENの自前の処理場から届いたそう。
滋味深い腿肉は縮緬キャベツと共にガッツリと。
手前にはしっとりとしたササミ。
レバー、心臓、砂肝はポロネギをお供に。
真鴨の各部位の味わいを存分に愉しめるひとさら。
濃厚な真鴨のソースが素晴らしい味わい。
「Ratafia De Champagne Drappier」。
上品でまろやかな甘みが心地いい。
「バターナッツカボチャアイス」、蜂蜜ビネガーの風味がアクセント。
「ガトーノア、キャラメルソース 紀の川柿ケーキ マスカルポーネチーズ」。
3種各々の味わいが楽しい。
するとそこにサプライズの「お祝いプレート」が登場!
相方が何気なく言った一言をマダムが聞き逃さなかったそうで・・・
この日お休みを頂いたのはあちきの誕生日当日だったからで(汗)
心遣いに感謝☆
しかも凄いハイレベルのプレートに感動!!!
小菓子「ルバーブコンフィチュールショコラ マドレーヌ」。
そして「カフェ」。
繊細で感性豊かな加瀬シェフの料理。
そしていつも目新しい至福の泡の数々・・・
その奥深さに改めて感激しましたぁ~
料理の美味しさと泡の旨さ。
そしてステキなマダムの笑顔に癒された素晴らしいひと時に感謝☆
<2020年7月訪問分>
【内容】
・鯵 フォアグラテリーヌ
・コーンスープ
・島根高津川天然鮎
鮎内臓ペースト
・魚介スープドポワソン バスク風
・太刀魚
・三重熊野地鶏
・パイナップルと塩のデザート
・紅茶エクレア
・小菓子
・カフェ
・Champagne Minière F&R Influence
・Domaine de Bichery La Source Extra Brut
・Charles Heidsieck Rose Millesime 2006
・Jacquesson Champagne Cuvee 737 Degorgement Tardif Extra Brut
・Bereche et Fils Coteaux Champenois Ormes Rouge Les Montees 1999
・Champagne A.Lamblot Rata du René
【詳細】
文月の「オルグイユ」ランチ☆
久しぶりにお店に伺えました!
大好きなかぶりつきカウンター席。
再開後は昼夜同じコースに変更。
まずは「Champagne Minière F&R Influence」。
スッキリとして香りが立ち果実味を感じます。
やっぱ泡は旨い。
身体の芯まで染み入りまする。
最初の料理は「鯵 フォアグラテリーヌ」。
皮目を炙りケッパーを添えた身厚な鯵。
シンプルに鯵の旨味が感じられまするね。
フォアグラテリーヌはブラックオリーブと共に。
まったりしたフォアグラの味わいは格別です。
料理は「コーンスープ」。
濃厚な甘みが沁みます。
「Domaine de Bichery La Source Extra Brut」。
コクと渋みを感じるキリッとした辛口。
料理は「島根高津川天然鮎」、スープ仕立てで。
頭はコンフィでサクッと香ばしい。
身はしっとり柔らかく、鮎の風味が広がりまするね。
鮎出汁とグリーントマトスープが上品で優しい味わいを醸し出す。
ん~~~んまい☆
別皿で供されるのが「鮎内臓ペースト」。
クラッカーに塗られた内臓と枝豆ペーストは一転ほろ苦味がアクセント。
味わいのコントラストが絶妙。
フレンチの鮎の中では秀逸!
「Charles Heidsieck Rose Millesime 2006」。
キリっとしながらも熟成感あるロゼ。
料理は「魚介スープドポワソン バスク風」。
剣先烏賊、帆立、蛸、カンベロロッソ(ツノナガチヒロエビ)の魚介たち。
そして赤パプリカ、茄子と具沢山。
海老殻を焼いて煮詰めた濃厚なソースと共に野菜と魚介の甘みが広がる逸品!
ん~~~沁みる美味しさ☆
「Jacquesson Champagne Cuvee 737 Degorgement Tardif Extra Brut」。
2009年をベースとした長期熟成した泡。
リッチな果実味と共に確りとした味わいを感じます。
料理は1.7キロの「太刀魚」。
1973年物シャンパンを使った贅沢濃厚なブールブランソース。
胡瓜、ツルムラサキを添えて。
しっとりした身にソースの旨味が絶妙にマッチ。
ちなみにソースに使った泡は、
「Champagne Leboeuf Mathieu Blanc de Blancs Millésimé 1973」。
「Bereche et Fils Coteaux Champenois Ormes Rouge Les Montees 1999」。
まろやかな味わいながらコクと酸味も確り感じられる赤。
後味はサラッとしてます。
シェフによると、兄弟でやっているワイナリーで、弟さんが来てくれたそう。
加瀬さんの事だから無理言って仕入れたんでしょうかねぇ(笑)
メインの料理は「三重熊野地鶏」。
最近シェフが気に入った日本の鶏だそうです。
胸肉はロースト、腿肉は唐揚げ、手羽先肉はコンフィ、白レバーパテ。
熊野地鶏のフルラインナップを味わい尽くす満足度高いひとさら。
部位毎の食感や風味の違いが素晴らしい。
トリュフ、獅子唐も添えられる。
「Champagne A.Lamblot Rata du René」。
デザートワインはラタフィア。
まったり上品な甘みがいいですね。
一皿目は「パイナップルと塩のデザート」。
パイナップルシャーベットと塩、マスカルポーネとスッキリサッパリ。
二皿目は「紅茶エクレア」。
キャラメルアイス、アメリカンチェリー、ピーカンナッツ。
そして台湾山椒(マーガオ)の風味をアクセントにしたデザート。
小菓子は「チョコトリュフ、スコーン」、そして「カフェ」。
@12,000円のコースは大満足の内容。
パワーアップした加瀬シェフの料理とマダムのデザート。
繊細な感性を感じる加瀬料理は素晴らしいです!
味わいは勿論ですが、シェフとマダムの笑顔が見れて元気が出ました。
感謝☆
まだまだ予断の許さない厳しい環境・・・
お互い感染予防を確りと取って前進しましょう。
これからも出来る事はしていきたいと思いまするよ。
<2020年1月訪問分>
【内容】
・唐墨とプチヴェール、赤座海老とキャビア
・アオリイカのガレット
・オアカムロ
・フォアグラロースト
・アカハタムニエル
・新潟マガモロースト
・チーズガレット
・シュトーレンアイス
・小菓子
・カフェ
・Champagne Premier Cru Brut Nature Esprit de Vrigny Roger Coulon
・Bruno Michel Assemblee Brut Rose
・G. Michel Tradition Brut MILLESIME 1989
・De Venoge Cordon Bleu Brut MILLESIME 2002
・Jean Vesselle Coteaux Champenois Grand Cru Bouzy Rouge 2008
・Clément Perseval Ratafia Gourmandise
【詳細】
2020年のフレンチ食べ初めは「オルグイユ」☆
「Champagne Premier Cru Brut Nature Esprit de Vrigny Roger Coulon」。
大好きなノンドサージュからのスタートは嬉しい限り。
キリっとした果実味とコクでグイっと呑めてしまいまするね。
料理は、「唐墨とプチヴェール、赤座海老とキャビア」から。
しっとりした唐墨の塩味とプチヴェールの食感と風味。
ネットリとした甘みの赤座海老にキャビアの塩味。
続いては、「アオリイカのガレット」。
長葱、ホワイトバルサミコピュレ、ディルと共に。
サクッとしたガレットにアオリイカの食感と甘み。
そこに長葱の風味が絶妙にマッチ。
最後にディルの香りがファっと。
ひと口サイズの冷と温のアミューズブーシュ。
小さな中に確りとした素材の個性を主張した料理ですね。
自ずと期待感が高まりまする。
「Bruno Michel Assemblee Brut Rose」。
美しい淡い色合いのロゼは強めの酸でシュワッと感が広がりまする。
そして後味には仄かな甘み。
料理は、「オアカムロ」。
初めて聞く魚ですが、尾が赤い事から名前が付いたそう。
〆たオアカムロとスモークした里芋のフリットと共に供される。
ドライトマトと熊本有機蜜柑ソース、キャビアが添えられる。
身厚な身には脂ものっていて、鯵のような鯖のような味わいと見た目。
そこにネットリした里芋と薫香が融合・・・
噛むほどに甘みが広がりまする。
柑橘ソースで爽やかな印象が加わりまするね。
口の中のバランス感がいい料理。
「G. Michel Tradition Brut MILLESIME 1989」。
熟成感の中に確りとしたコクと果実味も感じられまする。
料理は、「フォアグラロースト」。
ヒラタケ、トリュフと共に鮮やかな卵ソースでゴージャス感!
何と滑らかな舌触りと食感のフォアグラなんでしょうか・・・
ヒラタケの香ばしさと歯応えとの食感の妙。
そして全体をまろやかで濃厚なコクのあるソースが包み込む。
トリュフの香りが鼻に抜けまする。
見た目が美しく、香りと食感が素晴らしい逸品☆
「De Venoge Cordon Bleu Brut MILLESIME 2002」。
確りとした強めのコクと共に蜜っぽい香りが広がりまする。
料理は、「アカハタムニエル」。
プリッと張った身厚のアカハタは旨みが広がりまする。
そこに濃厚コクある濃厚バターソースとキャビアが絡み合うひと品。
春菊のホロ苦みに蕪の甘みが料理を引き立てまするね。
素直に美味しい☆
「Jean Vesselle Coteaux Champenois Grand Cru Bouzy Rouge 2008」。
ピノ100%の赤は確りとした果実味、そして後味に品良い甘みを感じまする。
料理は、「新潟マガモロースト」。
堀川牛蒡、縮みほうれん草と共にチョコレートソースで。
塊でローストしたマガモは丁寧に捌かれて目の前に・・・
ん~~~素晴らし過ぎる☆
野性味溢れる滋味深い鴨の旨みと食感、そして香り。
久しぶりに力強い味わいのマガモを頂きました☆
堀川牛蒡の素朴な味わいや縮みほうれん草の風味も良くマッチ。
そしてチョコレートソースが仄かに寄り添う。
シェフに聞くと知り合いのUOZENの自前の処理場からと。
やはり素材の良さと下拵えの素晴らしさの為せる技ですねぇ。
その極上素材を活かすシェフの感性と技術を改めて痛感。
「Clément Perseval Ratafia Gourmandise」。
まったりとしたコクと上品な甘み。
デザートは、「チーズガレット」。
見た目はまるで卵のよう。
クリームチーズとレモンクリームソース、グラニースミスを添えて。
酸味と甘みの饗宴。
ハーブの香りと炙られた香ばしさが広がりまする。
2品目は、「シュトーレンアイス」。
マジパン練り込みアイスの食感の妙。
ラム酒漬けドライフルーツは大人の味わい。
小菓子は「生チョコ、生キャラメル」。
カフェは「エスプレッソ、カフェオレ」。
加瀬シェフの繊細な感性が溢れる料理の数々。
見た目とは違う温もりと優しさを感じる味わいは流石。
豪華にキャビアもふんだんに散りばめられ嬉しい限り。
年の始めに相応しい素晴らしい内容でやんすよぉ~~~
そしてマダムのデザートと笑顔に癒されまする☆
幸せなひと時に感謝★
<2019年11月訪問分>
【内容】
・アオリイカと黒オリーブ、榛原牛ランプ肉とヘーゼルナッツ
・菊芋とトリュフのガレット
・天然茸と牛ほほ肉のコンソメ仕立て
・北海道ズワイガニと白子ムニエル 蟹味噌ソース
・神奈川長井真鯛 サフランソース
・蝦夷鹿ロース
・柿プリン 金木犀ソース
・栗ケーキ 栗焼酎とチョコレートアイス
・小菓子 塩生キャラメル、レーズンスコーン
・Champagne Julie Dufour Cléobuline Extra Brut
・Champagne Vincent Couche Sensation Millesime 1997
・Champagne Michel & Fils Clos Saint Jean Blanc de Blancs Millesime 2011
・Champagne Gratiot & Cie Désiré Gratiot Millésimé Brut 2008
・Goutorbe Bouillot La Cabane des Pissottes 2015
・Emmanuel Brochet Ratafia
【詳細】
霜月のオルグイユ☆
「Champagne Julie Dufour Cléobuline Extra Brut」から。
軽やかな泡感と共にコクと酸味がスッキリと。
身体に沁みまする。
ひと口サイズの最初の料理。
「アオリイカと黒オリーブ、榛原牛ランプ肉とヘーゼルナッツ」。
アオリイカは軽く炙って香ばしさと甘みが引き立ちまする。
柔らかな榛原牛の旨みとヘーゼルナッツの風味が絶妙にマッチ。
泡が進みます。
次もひと口サイズの定番ガレット。
「菊芋とトリュフのガレット」、まったりとした菊芋の甘みが広がります。
そこにトリュフの香りとガレットの食感が心地いい。
「Champagne Vincent Couche Sensation Millesime 1997」。
ガツンとしたスパイシーさを感じるコクと程よい酸味。
熟成感を感じる味わい。
「天然茸と牛ほほ肉のコンソメ仕立て」。
天然茸は椎茸、クリタケ、ナラタケ、ヒラタケと具沢山。
茸の旨み溢れるコンソメの風味が何とも美味☆
牛ほほ肉はホロっとトロトロに煮込まれまする。
ん~~~んまい!
「Champagne Michel & Fils Clos Saint Jean Blanc de Blancs Millesime 2011」。
キリっとした甘酸っぱいような酸味。
「北海道ズワイガニと白子ムニエル 蟹味噌ソース」。
カリフラワー、春菊と共に。
まったり濃厚な白子とズワイガニの風味が絡み合う。
それをコクのある絶品蟹味噌ソースが纏めてくれまするね。
春菊のホロ苦みがアクセントでいい。
「Champagne Gratiot & Cie Désiré Gratiot Millésimé Brut 2008」。
確りとした味わいの中に仄かな甘みとコクを感じまする。
「神奈川長井真鯛 サフランソース」。
1キロサイズの真鯛は優しい旨み。
真鯛の旨み包み込むようなしっとりとした深い味わいの白菜が最高!
ソースと相性がいい白菜の自然な甘みが素晴らしい。
「Goutorbe Bouillot La Cabane des Pissottes 2015」。
ピノムニエ100%、樹齢60年超の葡萄で造られた赤。
果実味も確りと感じられ、コクの中に品ある甘みも。
「蝦夷鹿ロース」、3週間熟成された鹿肉は塊をじっくり焼き上げて。
丁寧に捌かれたロース肉は貴重な腎臓、心臓と共に供される。
野性味ある鹿肉の風味と旨みは絶品!
内臓の特徴ある味と食感がまた感動しまする。
添えられる葉玉葱、ムカゴがシンプルながらいいバランスですね。
「Emmanuel Brochet Ratafia」。
コクのある甘み。
「柿プリン 金木犀ソース」、完熟した柿の甘みが上品。
見た目も美しい色合い。
「栗ケーキ 栗焼酎とチョコレートアイス」。
栗を揚げて渋皮を剥いたそうで、渋皮の風味が感じられまする。
そこに栗焼酎ダバダ火振の最上級品四万十大正の香りをプラス。
栗好きには堪りませぬわいなぁ~
小菓子は「塩生キャラメル、レーズンスコーン」。
この日のランチは加瀬シェフとマダムの2人で全てを仕切る。
その姿をカウンターで真近に感じ、思わず見入ってしまいまする。
出来てしまう才能豊かなシェフの実力を改めて実感。
料理は素材を十分に活かした繊細な味わい。
シェフの感性が溢れ出る素晴らしい料理でやんすよぉ~
やっぱ加瀬料理、美味しい☆
<2019年1月訪問分>
【内容】
・蕎麦粉ガレット
・河豚
・フランスランド産フォアグラ
・ヤガラ
・新潟産青首鴨
・シュー生地、求肥
・スコーン
・カフェ
・Serge Mathieu Tradition-Pur Pinot Blanc de Noirs Brut Champagne
・Pierre Callot et Fils Brut Millesime Vignes Anciennes Avize Les Avats Grand Cru 2010
・Mathieu Princet Rosé Brut 1er Cru
・Champagne Lou Beatitudinem Potentia 2012 Brut Blanc de Noirs Simon-Devaux & Lou Beatitudinem
・Jean Vesselle Rose de Saignee Brut
・Vilmart & Cie Ratafia
【詳細】
新年の食べ始めランチは感性溢れる加瀬シェフのお店、オルグイユ☆
お店にも縁のあるお友達と3人でご訪問でやんすよぉ~
勿論ワインはソムリエール安藤君セレクトペアリングの泡たち。
最初は「Serge Mathieu Tradition-Pur Pinot Blanc de Noirs Brut Champagne」。
強い泡感でキリっとコクがありんす。
ゴクゴクっといってしまいまするねぇ~
料理はサックリ食感の「蕎麦粉ガレット」。
甘みある菊芋ピュレとチップに黒トリュフの香りが鼻腔をくすぐりまする。
次は「Pierre Callot et Fils Brut Millesime Vignes Anciennes Avize Les Avats Grand Cru 2010」。
酸のバランスがいい辛口。
ボトルは今年の干支、猪。
料理は「河豚」。
河豚の身と皮に河豚出汁の白湯スープ、ホワイトバルサミコと共に。
そして贅沢にも白トリュフがトッピングされ香りに酔わされる。
河豚の身は勿論美味しいが、旨みが染み出た優しい味わいのスープが絶品!
続いては「Mathieu Princet Rosé Brut 1er Cru」。
甘味と酸味があり華やかな味わいで軽やかな泡感。
色合いも良くステキなボトルですねぇ。
料理は「フランスランド産フォアグラロースト」。
パルミジャーノレッジャーノが散らされ、カンボジア黒胡椒ソースで。
付け合わせはチンタネーゼ生ハムで巻いたルレクチェ。
このフォアグラ、これまで食べた中で秀逸☆
外側はカリッとローストされているが、中はトロ~リクリーミー!!!
全く抵抗感無く口の中で蕩けまする。
黒胡椒ソースとの相性も抜群で、超絶な美味しさに感動・・・
そして生ハムの塩味とルレクチェの酸味と甘みが絶妙。
素晴らしい素材感を感じる凄い一皿でやんすよぉ~~~☆☆☆
次は魚に合わせるのはピノ100%の「天地人」、仲田さんという方と共に造り上げた泡。
「Champagne Lou Beatitudinem Potentia 2012 Brut Blanc de Noirs Simon-Devaux & Lou Beatitudinem」。
フルーティーさを感じる落ち着いた味わい。
そして料理は大振りの「ヤガラ」。
イカスミソースで縮みホウレン草が添えられる。
皮目はパリッとし、その身はプリッとした食感にサッパリとした味わい。
イカスミソースの程よい塩味とのバランスが丁度いい塩梅。
メインの泡は「Jean Vesselle Rose de Saignee Brut」。
酸は弱めでドッシリとした風味。
そしてメインは「新潟産青首鴨」。
胸、ササミはロースト、腿はコンフィ、そして砂肝も。
艶やかな胸肉は野趣溢れる滋味深い味わいで力強く凄い!
ササミはしっとり滑らかな食感で柔らか。
腿は確りとした歯応え。
砂肝はシャキっと独特な食感。
様々な部位を味わえる歓びは格別☆
そしてそれらの肉質を引き立てるのが青首鴨の旨みが染み出た出汁と山椒ソース。
前回10月の時はビュルゴーシャラン窒息鴨・・・
明らかに違う鴨の風味と旨みを堪能出来ましたぁ~
付け合わせはしっとりチリメンキャベツ、甘みが全体の味わいにアクセント。
最後のデザートワインは「Vilmart & Cie Ratafia」。
深く厚みのある味わい。
マダムのデザートは熱い「シュー生地、求肥」。
ブランデーガナッシュ、チョコレートソースに金箔がゴージャス感。
シュー生地と求肥の絶妙な食感が不思議に良く合いまするねぇ~
冷たいアイスとのバランスも愉しい。
小菓子は「スコーン」。
カフェはあちきが「エスプレッソ」、相方は「カプチーノ」。
ブラインド越しに陽光が差し込むランチは、ディナーの雰囲気とはまた違う趣。
カジュアルさと気軽さを感じられ、愉しいひと時になりんしたぁ~
どの料理も前回以上に更に違った素晴らしい満足感と充実感・・・
加瀬シェフの豊かな感性で最高の食材を料理に仕立て上げる。
シンプルな見た目ながら、ギュッと詰まった手間と技に感動!!!
そしてやはり野菜の旨みも素晴らしい。
大好きな泡を心行くまで堪能出来るのも大きな魅力でやんすね。
シェフ、マダム、安藤君、今年もヨロシク☆
<2018年10月訪問分>
【内容】
・蕎麦粉ガレット
・赤座海老
・茨城武井農園蓮根、リードヴォー、フォアグラ
・フランス産フザン、香茸と雉出汁ビスク
・静岡伊東産クエ
・ビュルゴーシャラン窒息鴨
・黒無花果
・ピスタチオと山椒のアイス
・生チョコ
・エスプレッソ、珈琲
・Gatinois Grand Cru Ay Tradition Brut
・Legret & Fils Équilibre Extra brut
・Michel Gonet Brut Rosé
・Jean Vesselle Bouzy Rouge Coteaux Champenois 2008
・Paul Goerg Champagne Premier Cru Brut 2005
・Albert Levasseur Extrait Gourmand Brut Rosé
・Pierre Legras Ratafia de Champagne
・Jean Vesselle Ratafia de Champagne
【詳細】
10月のオルグイユは初めてのお友達とディナー利用☆
最初はピノベースの「Gatinois Grand Cru Ay Tradition Brut」で乾杯!
料理は「蕎麦粉ガレット、生烏賊、エボダイ」。
トマトピュレと共にサックリ、ネットリ、シットリ。
「Legret & Fils Équilibre Extra brut」、スッキリ感。
料理は「赤座海老」、サラダ仕立てっぽく。
まったり濃厚な甘みの赤座海老は爽やかな香りのフェンネルピュレ、キャビアと共に。
ん~~~んまい☆
「Michel Gonet Brut Rosé」、ロゼながらオレンジっぽい色合い。
料理は「茨城武井農園蓮根、リードヴォー、フォアグラ」。
トッピングはたっぷりのラディッキオ。
蓮根とラディッキオの間にはリードヴォーとフォアグラの豪華饗宴!
しかしこの料理の主役は何と言っても蓮根☆
シャキっと歯応えに蓮根独特の甘みを豪華食材が引き立てまする。
そしてホロ苦みのラディッキオが味わいに深みを添えまする。
ドライトマトの旨みと蜂蜜ビネガーのまろやかな酸味が隠し味に。
ピノ100%の「Jean Vesselle Bouzy Rouge Coteaux Champenois 2008」。
葡萄の旨みが力強い味わい。
料理は「フランス産フザン、香茸と雉出汁ビスク」、ミルク泡をトッピングに。
野趣溢れる滋味深い雉の旨みに香茸の香りと濃厚な雉出汁ソース・・・
満足感半端無いひと品でやんすよぉ~~~
美味しい☆
シャルドネ100%の「Paul Goerg Champagne Premier Cru Brut 2005」。
キリっとした旨み。
魚は「静岡伊東産クエ」、ももたろう蕪を添えて。
神経締めして2週間熟成された大振りのクエは絶妙な火入れ。
その身はプリッとして旨味が広がりまする!
そしてクエ出汁とバター・エストラゴンソースが超美味☆
クエの身の旨味を一層引き立ててくれまするね。
シャキっとした甘みある蕪がまたシンプルで美味しい。
メインには「Albert Levasseur Extrait Gourmand Brut Rosé」。
キリっとした旨みのあるロゼ。
メインの肉は、「ビュルゴーシャラン窒息鴨」。
胸・ササミはロースト、腿はコンフィで。
肉汁溢れる胸肉は噛む度に鴨の旨味が広がりまするよぉ~~~
さっぱりとした柔らかなササミ、確りとした食感の腿・・・
濃厚なソースを絡めて。
贅沢にも色々な部位を味わえる歓びは格別でやんすねぇ~
付け合わせは山芋、バターナッツカボチャ。
デザートワインは2種類から。
「Pierre Legras Ratafia de Champagne」、まろやかな旨み。
「Jean Vesselle Ratafia de Champagne」、コク。
デザートは「黒無花果フレッシュとマリネ」。
大好きな黒無花果はやっぱ美味しい。
バルサミコ・赤ワインシート、葡萄と共に。
もう一皿は「ピスタチオと山椒のアイス」、マスカルポーネ、クッキー。
ピスタチオの風味が心地いい。
そして小菓子の「生チョコ」。
相方にはサプライズのお祝いプレート仕立てで☆
感謝感激でやんすよぉ~
カフェは「エスプレッソ」、「珈琲」。
加瀬シェフの料理は素晴らしい満足感と充実感をもたらしてくれまする。
様々な食材を経験に裏打ちされた技と感性で最高のひとさらに仕上げる。
そして脇役の野菜使いも素晴らしい。
お友達も喜んで頂き感謝☆
さて、次回は年明けの喰い始め・・・
愉しみでやんすよぉ~
<2018年8月訪問分>
【お会計】
・合計 ・・・ @30000円(料理、ワイン)
【内容】
・ブルーチーズのシュー、キャビア
・シロカジキ ニース風ソース
・国産ヤマドリタケ網焼き、パンペルジュ、イベリコ豚生ハム
・フランスブルターニュ産活オマールブルー
・アカハタ蒸し煮、モンサンミッシェルムール貝 キタアカリフリット添え
・奈良榛原牛フィレ肉、フォアグラポワレ
・おとなのパフェ
・パン
・カフェ
・Taittinger Comtes de Champagne Blanc de Blancs 2006
・Dom Pérignon Vintage 2000
・Cuvee Louise Rose 2000 Pommery
・Blanc des Millenaires 1995 Charles Heidsieck
・2009 Bollinger Coteaux Champenois La Cote Aux Enfants
【詳細】
初の夜オルグイユ。
今宵は「グランメゾンのプレステージキュベの会」★
加瀬シェフの料理と希少なヴィンテージの泡を味わえるとは心ウキウキ!
まずは「Taittinger Comtes de Champagne Blanc de Blancs 2006」。
柔らかな口当たりで爽やかな味わい。
アミューズは「ブルーチーズのシュー、キャビア」。
程よいキャビアの塩味と絶妙な歯応え。
これからの期待感が高まりまするねぇ~
もう一品は「シロカジキ ニース風ソース」。
10キロ超えの近海シロカジキは小さな切り身でも弾力の歯応え。
韮の花が添えられほのかな香り。
次の泡は泣く子も黙る「Dom Pérignon Vintage 2000」。
熟成したまろやかなコクとフルーティーさも感じまする。
料理は「国産ヤマドリタケ網焼き、パンペルジュ、イベリコ豚生ハム」。
網焼きされたヤマドリタケの素晴らしい香りが口の中に広がりまする。
そしてブリオッシュにフォアグラを練りこんだパンペルジュ・・・
所謂フレンチトーストのようなもので、甘みを醸し出す。
そこにイベリコ豚生ハムの塩味とジロール茸ソースのぬめりある舌触りと旨味が合わさる。
様々な食材の甘みと塩味と旨味に香ばしさが絶妙に調和。
ん~~~んまい。
続く泡は「Cuvee Louise Rose 2000 Pommery」。
熟成された繊細でシルキーな舌触りながら酸味も確りと残ってまする。
料理は何と「フランスブルターニュ産活オマールブルー」が半身で供される!
ベシャメルソースで焼き上げられた極上オマール・・・
レアー感ある絶妙な仕上がりはプリッと確り歯応えにオマールの旨味が広がりまするよ。
付け合わせはオクラ、ツルムラサキ、南瓜。
ん~~~最高☆
次の泡は「Blanc des Millenaires 1995 Charles Heidsieck」。
熟成感が広がるまろやかさの後にクリーミーなニュアンスが感じられる。
料理は「アカハタ蒸し煮、モンサンミッシェルムール貝 キタアカリフリット添え」。
品ある脂ののったアカハタはフワッと柔らか。
そこにムール貝の旨味が加わりまする。
ホクっとしたキタアカリフリットがまた食感の妙。
そして絶品なのがスープ。
オマール、ムール貝、アカハタの出汁をとったスープは身体に染み入る優しい味。
幸せ・・・
メインには「2009 Bollinger Coteaux Champenois La Cote Aux Enfants」。
泡では無く赤ワイン、コクの感じるピノ。
料理は「奈良榛原牛フィレ肉、フォアグラポワレ」。
そこに贅沢にも豪州黒トリュフがたっぷりと。
所謂オーソドクスなロッシーニ風。
でもそこは加瀬シェフ、ベースを活かして進化させてまするよ!
ソースの塩梅が感動的に美味・・・
そのソースを絡める榛原牛フィレ肉はしっとり食感と肉の旨味が超絶☆
抵抗無く噛み切れる柔らかさは驚きの美味さ。
ん~~~凄い!!!
あちきは奈良が大好きですが、この肉を喰ったら誰でも好きになりんすよ!
デザートは「おとなのパフェ」。
ナガノパープル、桃バニラアイス、マスカルポーネ、ローストピスタチオが層に。
上品な甘さが正におとなの味わいでバランスがいいっすね。
他に「パン」、「カフェ」が供される。
あちきはエスプレッソ、相方はカプチーノ。
これで込み込み@30000円也ぃ~
正直破格でやんすよ!
繊細な加瀬シェフの料理を心の底かた存分に堪能☆
ベーシックな王道フレンチを昇華させた加瀬料理・・・
シェフの奥深さを感じまするよ。
いつもと違うシェフのテイストに感動しやしたぁ~
あぁ、美味しかったぁ~
<2018年4月訪問分>
【内容】
・蕎麦粉ガレット 春キャベツと鯛の白子
・仏ペリゴール産フォアグラコンフィ
・ロワール産ホワイトアスパラガス、帆立、根室雲丹
・静岡県伊東産金目鯛鱗焼き
・ハンガリー産マンガリッツァ豚
・フォンダンショコラ、アイス
・ANDRE ROGER Brut Millésime Grand Cru 2009
・ANDRÉ BEAUFORT CHAMPAGNE BRUT GRAND CRU AMBONNAY
・Quenardel & Fils Brut Millésime Grand Cru BLANC DE BLANCS 2004
・Serge Mathieu Brut Millésime 2008
・Goutorbe Bouillot La Cabane des Pissottes Cotesux Champenois 2014
・Jacques Selosse Ratafia de Champagne il etait une fois
【詳細】
大好きな加瀬フレンチ☆
お友達と4人でテーブル席に。
スタートは「ANDRE ROGER Brut Millésime Grand Cru 2009」。
時節柄、泡がより一層旨い!
料理は「蕎麦粉ガレット 春キャベツと鯛の白子」から。
まったりとした鯛の白子と甘みある春キャベツの食感が絶妙。
次の泡は「ANDRÉ BEAUFORT CHAMPAGNE BRUT GRAND CRU AMBONNAY」。
自然派の泡は確りとした味わい。
合わせる料理は「仏ペリゴール産フォアグラコンフィ」。
グリーンピースピュレ、春菊スプラウト、マスカットビネガー、はっさく、アーモンドと共に。
濃厚なフォアグラは爽やかな風味を纏って繊細な味わいに。
「Quenardel & Fils Brut Millésime Grand Cru BLANC DE BLANCS 2004」。
後味がまろやかな甘みを感じまする。
料理は「ロワール産ホワイトアスパラガス、帆立、根室雲丹」。
大好きなホワイトアスパラに濃厚な雲丹と帆立の甘みが混然一体に。
帆立出汁ソース、トマト、アマランサスと共にサラダ仕立てで。
ん~~~んまい☆
次の泡は「Serge Mathieu Brut Millésime 2008」。
ピノ100%の泡は熟成した割りには確りとした酸が感じられまする。
合わせる料理は「静岡県伊東産金目鯛鱗焼き」。
レタス、カマンベールと魚のソースで。
流石の火入れ・・・
皮目のパリッと感に白身のしっとり感が絶品の味わい!
美味しい☆
メインに合わせるのは、シャンパーニュ地方の赤。
「Goutorbe Bouillot La Cabane des Pissottes Cotesux Champenois 2014」。
凝縮感がある旨い赤ですねぇ~
料理は「ハンガリー産マンガリッツァ豚」。
菜の花、葉玉葱、ブルーチーズと肉の出汁ソースと共に。
確りとした旨みの詰まったマンガリッツァ豚は食べ応えも十分。
絶妙なソースの味わいで更に引き立ちまするね。
数種類のデザートワインが目の前に・・・
一同揃ってチョイスしたのが、貴重なラタフィア、
「Jacques Selosse Ratafia de Champagne il etait une fois」。
まろやかな風味と旨み、品のある甘みがとても素晴らしい・・・
デザートは「フォンダンショコラ、アイス」。
濃厚でビターなチョコレートがオトナの味わい。
あぁどれもこれも完成度の高い料理の数々・・・
そしていつ来ても初めて味わう泡の品揃えには脱帽・・・
大満足でやんすよぉ~
繊細な加瀬シェフの感性が映える料理。
超ステキなマダムのデザートとシェフとのナイスコンビネーション。
ソムリエ安藤君のスマートなサーヴィス。
それら全ての相乗効果が一層の魅力でやんすね!
心地いいひと時に感謝☆
次回伺える日が待ち遠しいっすよ。
<2018年1月訪問分>
【内容】
・蕎麦粉生地 タラバガニミソ、北海道ポロネギ
・スープ 雷烏賊、帆立、甘海老、桃かぶ、ちぢみホウレン草
・仏ヴァンデ産鶉 胸・腿肉、卵 根セロリサラダ・ピュレ 黒トリュフ アルボワソース
・相模湾イシナギ 3種人参・北海道春菊 柚子とイシナギソース、春菊ピュレ
・蝦夷鹿ロース、ヒレ 北海道雪下じゃがいも、福島曲りねぎ
・カシューナッツブランマンジェ、ミルクティーアイス、黒胡椒チップ、苺ハチミツビネガー
・スコーン
・カフェ
・Mangin et Fils Millésime 2012
・André Clouet Rosé Grand Cru
・Charlier & Fils Champagne Millesime Bacchus, (Sérigraphié), Brut
・Recolte Blanche Blanc de Blanc Dosnon & Lepage,D. Dosnon
・Lelarge Pugeot Coteaux Champenois Rouge 2012
・Bereche et FIls
・Geoffroy Ratafia de Champagne Liqueur
【詳細】
2018年、新年初フレンチはこちらでやんすよぉ~
幸運にも日曜日営業だったんでぜしに☆
初めてマダムともご挨拶出来ましたぁ!
最初の泡は「Mangin et Fils Millésime 2012」。
優しい泡感の味わい。
料理は定番の「蕎麦粉生地」。
今回は「タラバガニミソ、北海道ポロネギ」バージョン。
蟹味噌の旨味が広がりまする。
次の泡はロゼ、「André Clouet Rosé Grand Cru」。
ピノ100%で軽めな呑み心地。
そんな泡に合わせる料理は「スープ」☆
岩手帆立と生ハムの骨からだした出汁は絶妙な味わいっすよぉ~~~
身体の芯にまで染み込む繊細で優しい味わいに感動!
雷烏賊と桃かぶは炙って、帆立と甘海老はほぼ生、ちぢみホウレン草はパリッと。
甲烏賊のような食感の雷烏賊と桃かぶの甘みがジ~ンと。
素直に美味しい。
次の泡は珍しい天使のような柄で可愛らしく華やかなボトル。
「Charlier & Fils Champagne Millesime Bacchus, (Sérigraphié), Brut」
味わいは確りめで酸味とコクのバランスがいい感じ。
料理は「仏ヴァンデ産鶉」☆
胸肉と腿肉はトリュフジュースマリネし腿肉は唐揚げで供される。
根セロリサラダ・ピュレが敷かれ、上には黒トリュフがふんだんに。
半熟の卵と全体を絡めて口の中へ・・・
柔らかみある胸肉とジューシーで肉感ある腿肉は鶉の旨味がじゅわぁ~っと!
そこに樽熟成6年というアルボワソースのコクある甘みが全体を包み込む。
根セロリサラダの食感もアクセントに。
ん~~~超絶の美味しさでやんすよぉ~~~
もうこれがメインと言っても過言ではありませぬ・・・
幸せ☆
でもこれで終わりじゃないんですよねぇ(笑)
泡は「Recolte Blanche Blanc de Blanc Dosnon & Lepage,D. Dosnon」。
酸が強めでビオっぽい味わい。
料理は「相模湾イシナギ」、初めて聞く魚でやんす。
シェフによるとクロムツに近い味わいだそう。
焼かれた大きなイシナギの塊をシェフが目の前で綺麗に半分に・・・
断面は艶やかで美しい火入れっすよ!
そのイシナギからのソースと柚子、春菊のピュレで頂きまする。
付け合わせは3種人参と北海道春菊を金平みたいに。
皮目はカリッと、白身は弾力を感じる確りとした食感でクセのない味わい。
素材の味が活かされてまする。
そしてひと口添えられたのがイシナギのフリット。
これがまたサクッと軽やかな食感と味わいで美味☆
フリットも合いますねぇ~
メインには「Lelarge Pugeot Coteaux Champenois Rouge 2012」。
あちきはこちらで初めての赤。
酸味も確りとしておりピノっぽくない風味。
そしてメインは・・・
大きな塊肉を目の前でシェフがテキパキと捌く。
丁寧に脂身を切り取って現れたのは美しい色合いの「蝦夷鹿」☆
そのロースだけでなく希少なヒレも!
滋味深い味わいのロースは勿論、柔らかくしっとりしたヒレがまた素晴らしい。
付け合わせは北海道雪下じゃがいも、福島曲りねぎ。
このシンプルさが好きだなぁ~
最後の締めワインは4種の中から次をチョイス。
相方は泡「Bereche et FIls」、スッキリとしてます。
あちきは「Geoffroy Ratafia de Champagne Liqueur」、コクと甘みがいいバランス。
デザートはマダム担当だそう。
「カシューナッツブランマンジェ、ミルクティーアイス、黒胡椒チップ、苺ハチミツビネガー」。
味わいの変化が愉しく繊細で美味しい。
小菓子は「スコーン」、そして「カフェラテ、エスプレッソ」。
加瀬シェフとも色々お話し出来て愉しく美味しいひと時でしたぁ~
厳しい中にも優しさ溢れるシェフ。
手捌きを見ながら泡を呑むなんてステキな時間でやんすね。
堪能☆
また来ますねぇ~
(評価アップ)
【お会計】
・合計 ・・・ 38016円(2人分:@6800円ランチコース、シャンパンペアリング)
【内容】
・蕎麦粉、赤烏賊ゲソフリット・身のソテー、蕪ピューレ・千切り
・トマトと閖上赤貝炙りシェリービネガー
赤貝ヒモ揚げ、アマランサス、胡麻、オリーブ・ロゼシャンパンソース
・オマール、豚トロ、海老芋 豚トロと甲殻類の出汁クリームソース
・伊東金目鯛 京水菜、カラマンシーとウイスキーのソース
・仏ブレス産鳩
胸ロースト、ササミスモーク、手羽先フリット、ハツ・レバー・砂肝、モモコンフィ
ブランデー・ビネガーソース ヤーコン、ブロッコリー添え
・チョコレートテリーヌ、ラムアイス、苺 牛乳の泡添え
・焼きたてスフレ
・ルルソールのパン
・カフェ
・ELOQUENCE BLANC DE BLANCS GRAND CRU
・Pierre Gimonnet & Fils 2007 1er Cru Cuvee Paradoxe
・PERSEVAL FARGE ROSE BRUT
・Virgile Portier BRUT GRAND CRU 2003
・CRISTIAN SENEZ Champagne Brut Millesime 1996
・Charles Heidsieck Champagne Brut Rose Millesime 1999
・Egly Ouriet Ratafia de Champagne
・Ratafia de Champagne
・Ratafia de Champagne
【詳細】
3月の心地良い日差しの中、外苑前駅から南青山方面へプラプラと・・・
外苑西通りから一本入った路地を通り向かう先はこちらでやんすよ。
何気ないマンションの2階に目的地はありんす。
注意してないとうっかり通り過ぎてしまいそうっすね。
シャンパーニュとの相性を考えたフレンチ料理☆
泡大好きなあちきとしちゃ、そんなコンセプトを聞いただけでワクワク感が高まりまするね!
相方は下味済みでここはカウンターが良いってんで満を持してのご訪問(笑)
12時のオープンを待っていざ店内へ・・・
極普通のマンションドアーを開けると目の前にオープンキッチンと2席のカウンター。
左手にテーブル席が8席程のこじんまりした空間。
まるでご自宅に招かれたような雰囲気でやんすねぇ~
シェフとご挨拶しこの日のランチがスタート。
若く感じの良いソムリエさんから最初の泡が提供される。
「ELOQUENCE BLANC DE BLANCS GRAND CRU」、繊細な泡感が爽やか。
最初の料理は「蕎麦粉、赤烏賊ゲソフリット・身のソテー、蕪ピューレ・千切り」。
ひと口サイズなんで、手で摘まんでパクッと・・・
蕎麦粉生地とフリットのサックリ感に蕪のほのかな甘みがこれからの期待を高めまする。
2種目の泡は「Pierre Gimonnet & Fils 2007 1er Cru Cuvee Paradoxe」。
口の開いたグラスで提供されるんですねぇ~
キリッとした味わいで酸味は軽めな感じだから、クゥ~っといけちゃいまするよ。
ここでパンが供される。
シェフがルルソールを気に入って仕入れているそう。
料理は 「トマトと閖上赤貝炙りシェリービネガー」。
赤貝のヒモ揚げ、アマランサス、胡麻にオリーブ・ロゼシャンパンソースで。
トマトと一緒に赤貝のタルタルを口の中へ・・・
赤貝の食感と柔らかな酸味、胡麻の風味が心地いいっすね。
次の泡はロゼ、「PERSEVAL FARGE ROSE BRUT」。
爽やかな酸で旨い。
料理は「オマール、豚トロ、海老芋」、豚トロと甲殻類の出汁クリームソース。
プリッとしたオマールとカリッとした豚トロのバランスの妙が素晴らしい☆
海老芋と出汁のクリームソースが混じり合いグラタンのような味わい。
「Virgile Portier BRUT GRAND CRU 2003」、サラッとした喉越し。
次なる料理は魚、「伊東金目鯛 京水菜、カラマンシーとウイスキーのソース」。
3㎏の大きな金目だけあって身厚!
切った断面を温めて丁度いい火入れ具合、皮目もカリッと・・・
柑橘系の爽やかさとコクを感じるソースとも相性抜群!
素晴らしいっす☆
そして「CRISTIAN SENEZ Champagne Brut Millesime 1996」。
熟成した泡にも係わらず酸は立ってて泡感も強く、後味にはほんのりと甘みも感じまする。
旨い・・・
メインは「仏ブレス産鳩」。
しかも胸ロースト、ササミスモーク、手羽先フリット、ハツ・レバー・砂肝、モモコンフィ!!!
あらゆる部位を素材を活かした調理法で味わえる嬉しい一皿でやんすよぉ~~~
ブランデー・ビネガーソースにヤーコン、ブロッコリーが添えられる。
濃厚なコクを感じる内臓系は旨味が広がりまする。
手羽先は手で摘まんでガブッと。
各々の部位の食感と味が愉しめる、手間のかかる料理に感激!
ロゼの泡「Charles Heidsieck Champagne Brut Rose Millesime 1999」。
柔らかで上品な口当たり。
さてデザートの前に・・・
ソムリエさんオススメ「Ratafia de Champagne」4種から3種を味わう事に!!!
中でもあちきは「Egly Ouriet Ratafia de Champagne」が一番気に入りましたぁ~
デザートは「チョコレートテリーヌ、ラムアイス、苺 牛乳の泡添え」。
冷と温を味わう趣向。
苺にもラムを浸透させているそうで、大人の味わい。
温かいチョコレートテリーヌには牛乳の泡が添えられ濃厚な風味が引き立ちまする。
「焼きたてスフレ」は蕩けまする。
カフェはあちきはエスプレッソダブル、相方はカプチーノで。
〆て38016円也ぃ~
@6800円のランチコースはシェフの拘りが詰まった繊細な料理☆
目の前で調理する姿を見ながらライブ感たっぷりな処も魅力。
職人気質と思いきや、結構お話しも出来て嬉しかったっすよ!
勢いの良い若いシェフと若いスタッフが造り出す斬新なコンセプト。
今後の飛躍が愉しみでやんすね。
またぜし伺いたいお店になりんしたぁ~
2位
4回
2020/06訪問 2020/07/05
<2020年6月訪問分>
【内容】
・ストゥッツキーニ
・ホワイトアスパラガスとスペック
・魚介と大麦のサラダ仕立て
・クロムツ
・ピーチ サルシッチャとカルチョーフィ
・鴨
・パンナコッタ、メロン
・小菓子
・CHAMPAGNE Claude Cazals Carte Or Grand Cru
・Filo di Arianna Lugana DOC Vendemmia Tardiva 2016
・Cerbaiona Rosso V.D.T.
(持ち込みワイン)
・Meursault Clos de la Barre 2012 Domaine Des Comtes Lafon
・Domaine Prieure Roch Gamay 2014
・Gevrey Chambertin Vieille Vigne 2013 Domaine Fourrier
【詳細】
水無月は久しぶりの「ラソスタ」ランチ☆
お友達と3人でご訪問。
今回は幸運にもお友達が持参頂いたワインをご相伴。
まなちゃんセレクトワインも合わせて頂きまする。
まずは乾杯のまなちゃん泡から。
「CHAMPAGNE Claude Cazals Carte Or Grand Cru」。
フルーティーな香りと酸もしっかり。
蒸し暑い陽気には冷えた爽やかな泡は身体に沁みますねぇ~
最初は「ストゥッツキーニ」、食前の小さなおつまみから。
「グリッシーニ」に続いては「玉蜀黍冷製スープ 焼き玉蜀黍入り」。
玉蜀黍の濃厚な甘みに焼いた玉蜀黍の食感がアクセント。
持込頂いたワインを・・・
「Meursault Clos de la Barre 2012 Domaine Des Comtes Lafon」。
ミネラル感あるまろやかな酸味とともに確りしたコクが感じられまする。
そして置くと心地いい甘みと香りが立ちますね。
旨い。
大きな皿に5種のおつまみ。
「トスカーナ産黒インゲン豆シフォン」、フンワリ繊細は食感と甘み。
「グリーンオリーブラグー詰め」、オリーブはワインにピッタシ。
「ハンバーガー」、小さく可愛らしいバーガーながら味が詰まってます。
「白海老と空豆フリット」、サクッと香ばしくいい味。
「ひよこ豆挟んだチェチーナ」、軽やかな食感。
次のワインも頂きましょう。
「Domaine Prieure Roch Gamay 2014」。
まろやかな果実味と共にビオらしさを感じながらとてもソフトな印象。
料理は「ホワイトアスパラガスとスペック」。
繊細なアスパラの風味に豚もも肉燻製生ハムのスペックが確りとした味わいを加える。
酸味ある玉子ソースが全体を優しく包み込む感じ。
美味しいですねぇ~
3本目もワインも味わいましょう。
「Gevrey Chambertin Vieille Vigne 2013 Domaine Fourrier」。
果実の瑞々しくまろやかな味わいと共にタンニンも確りと感じられますね。
料理は「魚介と大麦のサラダ仕立て」。
「赤海老、カイワリ、イサキ、鯵、蛸、豆鯵フリット」の6種。
ネットリした甘みの赤海老、身厚の鯵、サックリ豆鯵フリットがいいですね。
サッパリとしたトマト泡がサラダに爽やかな印象を与えまする。
素晴らしい3種のワインを堪能しながら、まなちゃんセレクトも合わせて。
魚料理にはロンバルディアの白。
「Filo di Arianna Lugana DOC Vendemmia Tardiva 2016」。
フルーティーな味わいと香り。
料理は「クロムツ」。
皮目にセモリナ粉をまぶしてカリッと焼き上げ、夏野菜などのソースと共に。
しっとり食感に脂を感じる身厚な白身とカリッと香ばしい皮目。
サッパリとした夏野菜のソースがいいバランス。
料理は「パスタ」。
小麦粉と水だけで作ったという自家製パスタのピーチ。
モチっとした太麺にサルシッチャとカルチョーフィ(アーティチョーク)。
絡み合うパスタと具材は絶妙な味わいと食感の妙ですねぇ~
メインにはまなちゃんセレクトのトスカーナ赤。
「Cerbaiona Rosso V.D.T.」。
複数ヴィンテージをブレンドした V.D.T.。
確りとしたコクと果実味が感じられとてもバランスいい味わい。
料理は「鴨」。
しっとりジューシーな鴨は複数のスパイスを纏ったアクセントある味わい。
フォアグラ、オーヴォリ(タマゴ茸)、無花果と共に。
3種の付け合わせが鴨の旨みをそれぞれ引き立てまするね。
デザートは「パンナコッタ、メロン」。
ナッツのような食感のマカンボ、ヨーグルトムースと共に。
爽やかな甘さとメロンの味わいがいいですねぇ。
小菓子は「チョコテリーヌ、スフォリアテッラ」。
カフェで締め。
久しぶりの「ラソスタ」ランチは美味しく愉しいひと時になりんしたぁ!
素材を活かし繊細でありながら確りとした武田シェフのイタリア料理。
まなちゃんセレクトワインとの相性も抜群。
今回はお友達厳選の極上ワインも堪能出来た歓び☆
至福の時間を過ごさせて頂きましたぁ~
全てに感謝☆
@8,800円のランチは内容充実した満足度高い素晴らしい内容。
ちなみに持込料は@3,000円/1本との事です(合計金額には含めず)。
居心地の良い大好きなお店☆
<2019年10月訪問分>
【内容】
・はじめに
・前菜
・カマスカツレツ
・子持ち鮎リゾット
・3種茸のキタリーネ
・蝦夷鹿
・無花果コンポート、ジェラート
・小菓子
・CHARLES HEIDSIECK BRUT RESERVE
・Erse Etna Bianco 2016
・Madonna Feudi Spada 2015
・Valpolicella Classico Superiore L'Arco 2015
・La Castellada Collio Bianco della Castellada 2010
・Le Vigne di Zamò Abbazia di Rosazzo Ronco dei Roseti 1991
・FRANCIACORTA ROSÉ BRUT MILLESIMATO DOCG 2014 LE MARCHESINE
【詳細】
神無月の「ラソスタ」ランチ☆
思いがけずのステキランチになりましたぁ!
まずは泡で乾杯。
「CHARLES HEIDSIECK BRUT RESERVE」。
まなちゃん曰く・・・
張り切ってシャンパン出してしまいました、と(笑)
手の込んだ「はじめに」から。
「カエル」、ふんわりとした優しい食感と味。
「抹茶シフォン」、口の中でフワッと消えてなくなります。
「チーズトマトバーガー」、可愛らしく美味しい。
「ウサギテリーヌ」、ネットリいい味わい。
「チーズムースクッキー」、クリーミーな味わい。
「モンサンミッシェルムール貝」、ムール貝の旨みが広がります。
「トマトラヴィオリ揚げ」、サックリしてトマトの酸味が心地いい。
ワインはシシリアの白、「Erse Etna Bianco 2016」。
ミネラル感あるキリっとした味わい。
料理は武田シェフの拘りが詰まった魚の「前菜」。
「ハナダイ」、パッションフルーツシートをのせて。
柑橘の果実味が〆てる感じでいいバランスですね。
「駿河湾赤海老」、サラダ仕立てで。
まったり食感の海老の甘みにトマト泡の仄かな酸味がいい。
そこにピスタチオの食感と風味が絶妙にマッチ。
「カイワリ」、初めて頂く魚で少し皮目を炙ってます。
胡瓜、トマトのソースでサッパリとしてますが、美味しい魚です。
「ウスバハギ」、確りとした食感に濃厚な肝は言う事無いですねぇ~
そして黒胡麻が正しくいいアクセントに。
「ショウゴ」、カンパチの若魚だけにいい味ですね。
「鮑」、柔らかく身厚な身と肝は鉄板。
「蛸」、歯応えの良い蛸にサラミピリ辛ソースが後を引きまする。
「クロムツ」、ふんわり揚げた身をサラダと共にサッパリと。
これだけの種類の魚を各々違うソースと仕立てで供するシェフの拘り。
凄いです!
ワインの味わいも魚介にピッタシで進みまするねぇ~
ワインはウンブリアのシャルドネ、「Madonna Feudi Spada 2015」。
シャルドネらしい甘みから、程よい酸味とミネラル感も感じまする。
料理はホクホクっとした「カマスカツレツ」。
淡泊な白身はホロ苦みと甘みあるタルティーボと相性いいですね。
ワインはヴェネトの赤、「Valpolicella Classico Superiore L'Arco 2015」。
干し葡萄の奥深い甘みと果実味がいいバランス。
料理は「子持ち鮎リゾット」。
赤ワインで煮込んだというリゾットは鮎の濃厚さとホロ苦みが絶品☆
鮎に合う胡瓜が爽やかさをプラス。
卵のプチっと感が絶妙な食感ですね。
ん~~~んまい!
成程、赤ワインと合わせた事に納得です。
ワインはフリウリ-ヴェネツィア・ジュリア州の白。
「La Castellada Collio Bianco della Castellada 2010」。
まろやかな味わいの中に程よい甘みが感じられまする。
料理は「3種茸のキタリーネ」。
マルケの生パスタを使ったひとさら。
ピエブルー、ジロール茸、トランペット茸3種の旨みが混然一体。
そこにカステルマーニョチーズの濃厚な風味が加わり美味。
メインのワインはフリウリ-ヴェネツィア・ジュリア州の赤。
「Le Vigne di Zamò Abbazia di Rosazzo Ronco dei Roseti 1991」。
濃厚な熟成感と共に確りとしたタンニンが感じられまする。
料理は雌2歳半の「蝦夷鹿」。
骨付きの身は滋味深い旨みが溢れ出てきます。
そしてハツ、レバー、腎臓と希少な部位も添えられ、各々の味わいに感動!
素直に美味しい☆
シェフと言えば魚変態ですが、実は肉料理も凄いんですよねぇ~
デザートにはまなちゃんからサプライズ!
相方のお誕生日祝いのプレートが☆
相方も感激★
お伝えしてなかったのに関わらずステキなプレゼントになりましたぁ~
そのデザートは「無花果コンポート、ジェラート」。
大好きな無花果の旨みがいい。
最後に色合いの美しいロゼ泡。
「FRANCIACORTA ROSÉ BRUT MILLESIMATO DOCG 2014 LE MARCHESINE」。
キリっとした味わい。
小菓子は「ヨーグルトムース・レモンクリームタルト、生チョコ」。
そしてカフェは「エスプレッソ」。
今回も素晴らしい料理とワインを心行くまで堪能。
ステキなサーヴィスに感謝☆
そして愉しい会話・・・
想ひ出深いひと時になりんしたぁ~
<2018年11月訪問分>
【内容】
・真鱈白子フリット
・相模湾の魚たち
・魚介のファゴッティーニ
・鹿児島黒豚
・柿、ダージリンムース
・Ferghettina Franciacorta Saten 2010
・Jermann Vintage Tunina 2015
・Punta Crena Ca da Rena 2011
・Sant'urbano Valpolicella Classico Superiore Speri 2012
・プレミアムスパークリングアップル apprimo
・DONNAFUGATA Ben Rye 2015
【詳細】
初昼ラソスタ☆
夜とはまた違った雰囲気。
今回は個室にご案内。
この日は事情があってあちきのお酒は量少な目に・・・
最初は「Ferghettina Franciacorta Saten 2010」。
きめ細やかな泡感でスッキリ。
料理は「真鱈白子フリット」。
フワトロの白子フリットは繊細な食感。
添えられるラディッキオタルティーヴォは優しい苦味と甘みに食感の妙。
泡にもピッタシ!
次のワインは「Jermann Vintage Tunina 2015」。
シャルドネや地葡萄などから造られた調和した風味のワイン。
味わいはシャルドネっぽさを残しながら、香りはまた感じが違う雰囲気。
合わせる料理は「相模湾の魚たち」。
色々な魚を各々違うソースで味わう、これも正に魚とソースの調和ですねぇ~
「穴子」、サックリ食感で甘みが広がりまする。
「メジマグロ」、力強い旨みが溢れ出まする。
皮目を軽く炙った「カマス」、濃厚卵黄ソースが絶妙で甘さを引き立てまする。
脂の乗った「イシダイ」、確りとした身の旨味がいい。
初めての「ヤガラ」、テリーヌ仕立てで蕩けまする。
ネットリした甘みの「アオリイカ」、ピスタチオとレモンで爽やか感。
確り食感の「マハタ」、青トマトと胡瓜でサッパリ感で美味い。
次のワインは地葡萄ピガートを使った「Punta Crena Ca da Rena 2011」。
確りしたフレッシュさとミネラル感もあり、余韻が長い。
合わせる料理は「魚介のファゴッティーニ」、黒と白の2種類。
黒にはしっとりした烏賊、白には旨味溢れる魚。
そして何よりも魚の旨味が確りと染み出た出汁の味わいが素晴らしい☆
烏賊、トマト、セロリソース。
メインには赤、「Sant'urbano Valpolicella Classico Superiore Speri 2012」。
軽やかなコクにスパイシー感があり、バランスがいい味わい。
合わせる料理は「鹿児島黒豚」。
柔らかくジューシーな旨みが溢れる黒豚は春菊、林檎、トピナンブールと共に。
全体を混ぜて頂くとバランスがピッタリと合う塩梅の妙。
赤ワインとも絶妙にマッチしまするねぇ~
次はノンアルの「プレミアムスパークリングアップル apprimo」。
青森タムラファームが作る完熟林檎ジュースは林檎そのもの。
デザートは「柿、ダージリンムース」。
しかもあちきと相方のサプライズお祝いバージョンで(涙)
感謝感激☆
甘みある柿と紅茶風味のフワッとムースが心地いい。
調子が出て結局はデザートワインまで頂いてしまいましたぁ~
「DONNAFUGATA Ben Rye 2015」、深い香りと品ある甘みが広がりまする。
パンは「ローズマリーのスキアッチャティーナ」、「イタリア粉のバター使わないパン」の2種。
〆て2人で23522円也ぃ~
この日は@4500円のランチコース。
内容的には素晴らしいく十分な満足感!
武田シェフの繊細で拘りを持った郷土料理は美味しい。
特に今回は「魚介のファゴッティーニ」が印象的。
そしてまなちゃんセレクトのワインも秀逸☆
心温まるサーヴィスにも感謝。
気軽にランチ、シックに落ち着いてディナー。
どちらも趣が違う魅力がありんす。
また伺う日が愉しみでやんすねぇ~
<2018年10月訪問分>
【内容】
・アンティパスト1
・アンティパスト2
・赤海老、アーティチョーククレマ
・前菜盛合せ 相模湾の魚たち
・アオリイカのイカスミフリット
・和歌山子持ち鮎の赤ワインリゾット
・静岡牛ランプ肉 タルティーボ添え
・モンブランと林檎ソルベ
・小菓子4種
・パン
・カフェ
・ALTA LANGA Contratto For England Pas Dose Blanc de Noir 2013
・Benanti Etna Rosato 2017
・Maremma Toscana Vermentino Tenuta Sassoregale 2016
・Punta Crena Vigneto Isasco Rossese Riviera Ligure di Ponente 2016
・Planeta Didacus Menfi Sicily
・I VASARI Montepulciano d’Aruzzo Barba
・Cordero di Montezemolo 1988 Barolo Monfalletto
・Cornarea Tarasco 2008
【詳細】
まなちゃんが移ったお店☆
早々にお顔拝見で初訪問でやんすよ!
場所は白金台駅から徒歩数分。
プラチナ通りから一本入った路地の地下にお店はありんす。
螺旋階段を降りていざ店内へ・・・
笑顔のまなちゃんがお出迎え☆
店内は地下の割に天井が高く、木の温もりも感じる落ち着いた雰囲気。
テーブル席は2人掛けが2つ、4人掛けが1つ、そして個室という比較的こじんまりな造り。
今宵は料理、ワインお任せでお願いしやしたぁ~
まずは「ALTA LANGA Contratto For England Pas Dose Blanc de Noir 2013」で乾杯!
24か月熟成したピノ泡はスッキリ爽やかさとコクも感じる旨さ。
最初の料理は可愛らしい3種「アンティパスト1」。
「ミニバーガー」、ハム・チーズ・トマト。
「ウサギテリーヌ」、もちっと食感にウサギの旨味がふわぁ~っと。
アンチョビとマスタードの風味で。
「パルメジャンムースパイ」、軽やかな味わい。
次は3種「アンティパスト2」。
真ん中には「クロムツと生オカヒジキ」が鎮座。
網焼きしたクロムツに磯の香り高いオカヒジキがマッチしますねぇ。
「カエルモモ肉」、骨を掴んでひと口で・・・
香草と黒大蒜の風味が絶妙な味わいで美味しい。
「バッカラマンテカート入りチェッチーナ」、トスカーナ郷土料理をアレンジ。
サックリ食感。
次のワインは色鮮やかなロゼ、「Benanti Etna Rosato 2017」。
確りとしたミネラルを感じる旨さ。
料理は赤色が艶やかな相模湾「赤海老」、まったりとした味わい。
そこにアーティチョーククレマを絡めて・・・
この味のバランスがいいっすね。
グアンチャーレ揚げのカリッと食感がアクセントに。
次は白、「Maremma Toscana Vermentino Tenuta Sassoregale 2016」。
葡萄の旨味にほのかな甘み。
料理は「前菜盛合せ」、相模湾の魚たちでやんすよぉ~
「鰹」、厚みある鰹に玉葱・オリーブが甘みと香りを添える。
「魳」、マスタードの辛味がアクセント。
「石垣鯛」、歯応えのいい石垣鯛にはピスタチオの旨味をプラス。
カンパチの若魚の「庄子」、新生姜でスッキリした辛味に。
「真鯛」、仏産キャビアで塩味を加える。
「アカハタ」、確りとした食感のアカハタは胡瓜で爽やかな印象。
「蒸し鮑」、柔らかな歯応え。
色々な魚を各々違うソースで素材の旨味を引き立ててまする。
中では石垣鯛が好きだなぁ~
次は赤、「Punta Crena Vigneto Isasco Rossese Riviera Ligure di Ponente 2016」。
コクと酸味の後味に甘みを感じまする。
料理は「アオリイカのイカスミフリット」、黄色と黄緑ズッキーニソースに網掛け。
確りした食感のフリットは烏賊の旨味が凝縮してまするよぉ~
イカスミの甘みもあり、ザ・イカって感じ。
烏賊の絵も描かれて遊び心も凝ってまするよ(笑)
次はまなちゃんオススメの白、「Planeta Didacus Menfi Sicily」。
シャルドネ100%でクリーミーな香りに酸味と甘みのバランスがいい。
落ち着いてくると余計に好きな感じになりんす。
やっぱ、好みを知ってくれているって安心しますねぇ~
そして料理に合わせた赤、「I VASARI Montepulciano d’Aruzzo Barba」。
軽めな味わいで甘みがふわぁ~っと。
料理は「和歌山子持ち鮎の赤ワインリゾット」。
確りとした旨みある鮎と鮎の子に胡瓜が爽やかな印象を与えてくれまする。
美味しい。
次のメインには赤、「Cordero di Montezemolo 1988 Barolo Monfalletto」。
熟成感あるまろやかな旨みに酸味も感じられまする。
あちきと相方が会社に入った1988年のワイン・・・
何だか感慨深いっすねぇ~
メインは「静岡牛ランプ肉 タルティーボ添え」。
茸パウダー、バジルオイルのソースで。
柔らか食感のランプ肉の旨味に食感良くほんのりした甘みのタルティーボが合いますね。
デザートは「モンブランと林檎ソルベ」。
ローズマリーの焼き菓子にメレンゲクッキーが添えられる。
モンブラン好きには嬉しい限り。
そしてデザートワイン、「Cornarea Tarasco 2008」。
コクと品ある甘みが美味。
「小菓子4種」、レモンクリームタルト、チョコテリーヌ、パーチディダーマ、アーモンドチョコ。
それにカフェ。
パンは「ローズマリーのスキアッチャティーナ」、「イタリア粉のバター使わないパン」、「バケット」。
魚に拘る武田シェフの料理は正に魚変態!
白金台にもそんな魚変態がいましたぁ~
イタリア郷土料理をベースとした趣深い料理の数々に感動。
そして料理を引き立てる「まなちゃんセレクトワイン」・・・
好みを知って頂いている安心感って何事にも代え難いっすね☆
ふと見上げるとイタリアンカラーの招き猫が静に見守ってくれてまする(笑)
オーナーの趣味だというヴェネチアングラスやワインセラーなどなど。
ステキな雰囲気のお店でやんすね。
相応のお店であれば料理は当たり前に美味しい。
ワインは勿論旨い。
でも・・・
全てを活かすのは結局「人」だと思うんですよね。
いつまでも、何処までも応援してまするよぉ~
そうした人との繋がりを大事にしたいと思いまする。
またね。
3位
3回
2019/03訪問 2019/03/16
<2019年3月訪問分>
【内容】
・春雨、河豚皮、唐墨和え物
・金華ハム上湯スープの茶碗蒸し
・蓮根焼売
・盛合せ
クラゲ、生搾菜、キャビア
ピーカンナッツ
河豚揚げ 油淋ソース
タラバガニ、河豚白子春巻き
・天然車海老のエビチリ
・尾長鴨肉とモモ肉団子
・河豚白子麻婆豆腐
・タラバガニ御飯
・フカヒレ黒酢ラーメン
・和三盆杏仁豆腐
・醤油ベースアイス
・馨和 KAGUA Blanc
・Ferghettina Milledi Franciacorta Brut
・神気10年
【詳細】
今年初の「やまの辺」はお友達と一緒にカウンターで☆
最初は「馨和 KAGUA Blanc」で時間調整(笑)
山椒の風味がありスパイシーさと爽やかさを感じるスッキリしたビール。
そしてお友達を交えての乾杯は泡。
「Ferghettina Milledi Franciacorta Brut」、独特で華やかなボトル。
味わいはまろやかでコクを感じまするね。
料理は「春雨と唐墨の和え物」から。
シェフの春雨は大好きなんですよぉ~~~
今回は河豚皮が加わり絶妙な食感と味わいを醸し出しまする。
たっぷり唐墨で丁度いい塩味に昇華。
ん~~~んまい☆
次の料理は、「金華ハム上湯スープの茶碗蒸し」。
上品な金華ハムの上湯スープを纏った茶碗蒸しは絶品!
具材は蛤、筍、空豆と旬てんこ盛りぃ~
贅沢なひと品っすね。
お次は「蓮根焼売」、玉葱マスタードが添えられる。
蓮根の食感がとってもイイっすねぇ~
玉葱の甘味とマスタードの辛味が絶妙にマッチ。
あっという間に泡は蒸発(笑)
次は紹興酒。「神気10年」をボトルで。
コクと深い香りが中華ですねぇ。
次の料理は木のお盆に載せられた「盛合せ」。
「クラゲ」には生搾菜とキャビアが添えられる。
丁度いい塩梅の味とコリッコリの食感が素晴らしい。
「ピーカンナッツ」、いつもながら程よい甘み。
「河豚揚げ」、さっと素揚げにした身は油淋ソースで。
そして、「タラバガニ」は「河豚白子春巻き」で供される。
熱っつあつでサックリした極上春巻き、半身でも食べ応え十分。
料理は「天然車海老のエビチリ」。
海老の味噌ソースと芥藍菜というキャベツの一種が付け合わせ。
プリッとした車海老は旨みがジュワァ~っと。
濃厚なピリ辛ソースも絶品っすね。
「尾長鴨肉とモモ肉団子」は黒酢ソースで。
鴨の旨みが閉じ込められた肉団子はジューシー。
そしてコクのある黒酢ソースが絡み合い、唸る美味しさ。
付け合わせは独特な風味の芹、春菊。
アクセントになりますねぇ~
巨大な河豚白子は「麻婆豆腐」で!
グツグツした土鍋の麻婆豆腐にまったり濃厚な河豚白子・・・
複雑な辛みと旨みの相乗効果はクセになりまするねぇ~
そして超巨大な活きタラバガニを蒸した身は、蟹タップリ御飯で!
「タラバガニご飯」には雲丹、蟹味噌が同居。
タラバの風味に濃厚な雲丹、そして蟹味噌のコクが混然一体。
ん~~~んまい☆
シェフからまだ食べられるならと・・・
登場したのは、これまたドデカイ身厚フカヒレ!!!
これを「フカヒレ黒酢ラーメン」で。
最上のフカヒレの食感と味わいに黒酢スープに絡んだラーメン・・・
あぁ至福のひととき☆
デザートは「フルーツ和三盆杏仁豆腐」か「醤油ベースアイス」。
ホッとする味わい。
豪華食材を卓越した腕で料理するシェフ。
ホントに見た目からは想像出来ない繊細でいて力強い味わい☆
江戸中華の神髄を改めて痛感しやしたぁ~
ちなみに今回の料理は@25000円也ぃ~
お酒は3人でビール、フランチャコルタ、紹興酒2本。
お友達も大満足。
美味しかったぁ~
<2018年12月訪問分>
【内容】
・春雨唐墨和え 紹興酒漬けイクラ入り
・スープ
・小皿8種
雌上海蟹老酒漬け、雲丹・蝦夷鮑・肝、よだれ鶏、鮟肝葱ソース掛け
毛蟹・キャビア、クラゲ山椒、ピーカンナッツ、唐墨大根餅
・エトフェ乳呑小鳩
・鱈白子麻婆豆腐
・上海蟹炊込み御飯
・和三盆杏仁豆腐
・Milledi Franciacorta Brut Azienda Agricola Ferghettina
・黄中皇10年 ボトル
【詳細】
まずは「ミシュラン☆」獲得。おめでとうございます!
丁度いいタイミングでの訪問となりましたぁ~
店内はお祝いのお花でいっぱい。
そしてお客さまもいっぱい。
今回は初訪問のステキなご夫妻と4人でご訪問。
まずは「Milledi Franciacorta Brut Azienda Agricola Ferghettina」で乾杯!
コクと風味が良く旨い。
最初の料理は定番の、「春雨唐墨和え」。
今回は紹興酒漬けイクラ入りで。
この春雨、めちゃくちゃ美味しいんですよねぇ~
食感が最高!
そして唐墨との絶妙な塩梅。
しかもそこに紹興酒漬けのイクラが同居。
確りとした歯応えのイクラは旨味が弾けまするねぇ~
あっという間に泡は蒸発(笑)
では紹興酒「黄中皇10年」をボトルで。
あちき達はロック、お友達ご夫妻は常温で。
サラッと呑みやすい。
、
次の料理は熱っつあつの「スープ」。
あちきは猫舌なんで、フーフーフーフーしながら口へ・・・
食材と出汁の旨みが染み出た濃厚スープは絶品の美味しさ。
具材は広東白菜、大根、河豚、干し貝柱、椎茸と具沢山。
しかもトリュフの香りが食欲をそそりまするねぇ。
続いては「小皿8種」。
テーブルの上に次々と並べられる小皿・・・
次々に食べたい衝動を抑えながら、全部運ばれるのを固唾を飲みながら待つ。
「雌上海蟹老酒漬け」、シーズンでやんすねぇ~~~
老酒の旨味が染み込んだ上海蟹はねっとり濃厚☆
チューチューと吸いながら身と味噌にしゃぶりつきまする(笑)
「雲丹・蝦夷鮑・肝」、たっぷりの雲丹の下には身厚の蝦夷鮑と肝ソース。
すぅ~っと噛み切れる鮑にまったり濃厚な甘みの雲丹、そこに肝が絡み合う。
もう文句ない味わい・・・
「よだれ鶏」、ジューシーな鶏に病みつきとなる辛味が最高。
「鮟肝葱ソース掛け」、ネットリ鮟肝に絶妙な葱ソースがピッタシ。
「毛蟹・キャビア」、太い毛蟹にキャビアの塩味が何とも美味。
「クラゲ山椒」、シャキシャキと心地いい歯応えのクラゲに山椒に風味がアクセント。
「ピーカンナッツ」、程よい甘みの定番ナッツは後を引きまする。
「唐墨大根餅」、食感が絶妙な大根餅に唐墨の程よい塩味が丁度いい。
これだけで相当呑めてしまいまするよぉ~~~
そして今回のメイン食材が登場!
事前にシェフからお好きならばと言われてリクエストした食材。
「エトフェ乳呑小鳩」☆
食べる前に北京ダックのように調理された丸ごと小鳩をご披露・・・
そしてひとり半身ずつカットされて目の前に登場。
好みに応じて山椒塩を付けて、手掴みでガブっと・・・
ん~~~パリッと香ばしい皮とジューシーで柔らかな肉が素晴らしい☆
旨味が口の中に広がりまするよぉ~~~
そしてまったりとした味噌も美味。
胸、腿、手羽など各々の食感と旨味を感じられる超贅沢な逸品。
次は「鱈白子麻婆豆腐」。
今回は大き目な鱈の白子に牛すじ肉(?)と豆腐。
痺れるような辛味はクセになりんすぇ~~~
最後の締めは贅沢にも「上海蟹炊込み御飯」。
風味が素晴らしく旨みが広がりまする。
ただ、あちきはもうかなり満腹(汗)
皆さんはお代わりをお願いしましたが、私めは断念・・・
しかぁ~し!
お代わりのお茶碗には何とフカヒレ餡かけが!!!
あぁそうきたかぁ~~~~~~
そしたら残った御飯に掛けますよ、と!
という事であちきも贅沢フカヒレ餡かけ上海蟹御飯を味わえましたぁ~
デザートは「和三盆杏仁豆腐」、梨、葡萄と共に。
〆て4人で12万ちょい・・・
紹興酒を合計4本呑みましたからねぇ(笑)
豪華食材を活かした絶品料理にお友達ご夫妻も感動!
シェフの外見からは想像出来ない丁寧で実直な料理。
最近はTV出演も多数と幅広い活躍ですねぇ~
いやいや、調度いいタイミングで伺えて、素晴らしい食材も味わえて良かったぁ~
これからどこまで飛躍していくんでしょうかねぇ。
愉しみん☆
前回6月のレビューがまだアップ未済(汗)
でも今回はお祝いも兼ねて直ぐにアップさせて頂きました!
【内容】
・春雨と唐墨の和え物
・千葉勝浦初鰹 ピリ辛ソース
・毛蟹の身と毛蟹真薯、フカヒレの上湯スープ
・岩手岩中豚と車海老の焼売、クラゲと生搾菜、ホタルイカ、ピーカンナッツ飴炊き
・帆立貝と桜海老の春巻き
・鹿ヒレ肉の黒酢和え
・鮑ステーキ 上湯ソース 鮑リゾット、雲丹添え
・仙台牛肩スライス焼き 花山椒ソース
・天然トラフグ白子の麻婆豆腐
・御飯
・担々麺 (1人前)
・黄粉と熟成古酒 山吹15年のアイス
・マスターズドリーム (@800円×2)
・黄中皇10年 ボトル (@4500円)
・上海老酒 石庫門錦綉12年 グラス (@1200円×2)
・いわき遠野の純米酒 グラス (@1500円×2)
・加賀鳶 山廃純米 超辛口 グラス (@1200円)
【詳細】
初訪問でやんす☆
縁あって相方が伺ってから、絶対に好きになると断言するんで(笑)
場所は新橋に近い銀座8丁目にあるビルの地下。
酒肴や PUKUPUKU いっぱしとは目と鼻の先・・・
と言った方が良く分かりますかな?
店内はカウンター4-5人、テーブル席2テーブル程のこじんまりした空間。
今回はカウンター。
料理はオススメ@18000円を事前にお願いしやした。
シェフとの距離は近く目の前で調理する姿を愉しみながら味わえまするね。
まずは「マスターズドリーム」で乾杯!
きめ細かい泡感が旨い。
そして最初の料理が運ばれる。
「春雨と唐墨の和え物」、良く混ぜ混ぜして召し上がれ・・・
確りとした食感の春雨に丁度いい塩梅の唐墨が絡み合う。
魚の出汁のような風味と仄かな甘みも感じられ、とても美味しい☆
ん~~~この先が愉しみん!
ビールはあっという間に蒸発したんで、紹興酒をチョイス。
まずは「黄中皇10年」ボトルで。
冷蔵庫で冷やして出して頂くので、氷が無くそのままで。
氷が溶けて薄まる事が無いのはいいっすねぇ~
次の料理は「千葉勝浦初鰹」、大蒜・生姜・豆鼓醤のピリ辛ソースで。
目の前で捌かれた大振りの初鰹にワンタン皮揚げをたっぷりトッピング。
スライスされた隠元が隠れてまする。
鰹でワンタン皮揚げを包んでひと口・・・
蕩けるような鰹とワンタンの食感。
そして後からじわぁ~っと来る辛味は鰹の旨味と程よく調和。
続いては「毛蟹の身と毛蟹真薯、フカヒレの上湯スープ」。
金華ハムから採った上湯スープはとっても旨味があり品ある味わい。
毛蟹の身を味わうと、その下から毛蟹真薯がお目見え。
蟹味噌と筍が入っている感じの味と食感は真薯というよりほぼ蟹・・・
とっても美味☆
そして脇には身厚のフカヒレも!!!
小さな器の中に贅沢が詰まってまするよぉ~
お次はおつまみ色々(笑)
蒸籠には「岩手岩中豚と車海老の焼売」、豚の旨味がじゅわぁ~っと。
「クラゲと生搾菜」、好きな味わいで酒のつまみにピッタリ。
「ホタルイカ」、ピリ辛和えでいい味。
「ピーカンナッツ飴炊き」、口直しに嬉しいっすね。
お陰で紹興酒が進んでしまいやしたぁ(笑)
料理は「帆立貝と桜海老の春巻き」、熱っつあつなんで慎重に・・・
サックリ歯応えの中から帆立と桜海老の旨味が広がりまするね。
さて、次のお酒を・・・
シェフにお任せし違う感じの紹興酒にして頂く。
「上海老酒 石庫門錦綉12年」、グラスで。
さっぱりすっきりした味わいは紹興酒っぽく無く、苦手の方でも呑めそう。
くぅ~っと呑めてしまいまするよ(笑)
料理は「鹿ヒレ肉の黒酢和え」、グリーンピースが添えられる。
酢豚では無く酢鹿!
鹿ヒレ肉は柔らかくジューシーで、黒酢と相俟って旨味が倍増。
シンプルなだけに素材の風味が際立ちまする。
素直に美味しい・・・
シェフから日本酒も合いますよぉ~
ってな訳でオススメの日本酒グラスをお願い。
「いわき遠野の純米酒」、さっぱりとしてキレがありんす。
中華の風味を邪魔しないお酒っすね。
料理は「鮑ステーキ 上湯ソース」。
そして贅沢にも下には鮑肝リゾット、上には雲丹が添えられる。
柔らかな食感の鮑に雲丹の甘みと上品な上湯ソースが絡み合って・・・
何も言えませぬわいなぁ~
仄かにバターっぽい風味も感じまする。
「仙台牛肩スライス焼き」、何と花山椒ソースで!
ラー油ベースの辛味あるタレと花山椒の痺れ感が牛肉の旨味を引き立たせまする。
次のお酒はグラス1杯だけで。
「加賀鳶 山廃純米 超辛口」、山廃の風味が辛味を抑えてくれまするね。
そして目の前には巨大な白子が!!!
料理は「天然トラフグ白子の麻婆豆腐」、御飯と共に。
しかも花山椒をお皿で出して頂き感激!
麻婆豆腐に適量トッピングして頂く・・・
濃厚でまったりとしたトラフグ白子と豆腐がいいバランス。
あちきにゃ丁度いい辛味の味わいで、御飯ともピッタシ。
シェフからお腹が大丈夫ならば麺でも???
あちきはもう一杯なんで、相方分のみお願い(汗)
そして出てきたのがあちきの大好きな「担々麺」!
ん~~~喰ひたひ・・・
ってな訳で残りの花山椒をトッピングしてひと口・・・
ん~~~~~~~んまい!
とってもいい味☆
満腹状態でもすぅ~っと入ってしまいましたぁ(笑)
デザートは「黄粉と熟成古酒 山吹15年のアイス」。
口の中がリセットされまするね。
〆て2人で52596円也ぃ~
いやぁ、美味しかったぁ☆
お酒も銀座にしてはとっても良心的な値付け・・・
呑兵衛には有難いっすね。
イケメンシェフの見た目からはある意味想像出来ない(?)素晴らしい料理!
そして少量多皿がとても嬉しい☆
しかもどの料理もドンピシャな味。
今年8月で丸3年との事。
これから更なる飛躍が愉しみ。
間違い無く再訪したいお店になりんしたぁ~
感謝☆
4位
2回
2018/11訪問 2018/12/29
<2018年11月訪問分>
【内容】
・フォアグラ 栗
・オマール海老 茸
・サワラ 玉葱
・鹿 ブラックペッパー
・栗 カカオ
・champagne Claude Cazals grand cru
・Domaine Valette Mâcon Chaintré Vieilles Vignes 2012
・Chateau La Girarde Bordeaux Supérieur 1996
・Domaine Philippe Vandelle L'Etoile Savagnin 2014
・Says Farm Chardonnay 2015
・田中六五 糸島産山田錦純米
・Domaine Leon Barral Faugeres Jadis Languedoc-Roussillon 2012
・Macvin du Jura NV Domaine Labet
【詳細】
国立の閑静な住宅街。
肩肘張らない落ち着いた空間で洗練されたフレンチとワインを堪能出来るお店。
半年振りのご訪問でやんす。
この日も個室ランチ。
お酒はオーナーソムリエ平田さんにお任せのペアリングで。
最初は勿論泡から。
「Champagne Claude Cazals grand cru」、果実味もありスッキリ。
料理は木箱に入った「はじめのひと品」から。
もっちり食感の「ポンデケージョ」、パルメザンと塩でシンプルに。
「イカスミマカロン」、イベリコ豚チョリソーの塩味がアクセント。
ワインは「Domaine Valette Mâcon Chaintré Vieilles Vignes 2012」。
スッキリとシャープな辛口のシャルドネ。
料理は「フォアグラ 栗」。
玉子多めの栗のフランにフォアグラソテー、焼き栗アイスが同居。
黒トリュフの香りとペリグーソースで。
栗の風味とまったりフォアグラをペリグーソースが纏めて絶妙にマッチ。
ワインは赤、「Chateau La Girarde Bordeaux Supérieur 1996」。
タンニンを感じる爽やかで軽めな印象、後味に甘みも。
そしてジュラの白、「Domaine Philippe Vandelle L'Etoile Savagnin 2014」も。
香りが強くミネラル感あるスッキリとした味わい。
合わせる料理は「オマール海老 茸」。
確りとグリルされたオマール海老。
そして丹波シメジ、松茸、エノキ、オカヒジキに酢橘皮が添えられる。
そこに目の前で葛粉に松茸の香りが移されたスープが掛けられて完成。
香ばしいオマールの風味に様々な食感と香りの茸が混然一体に。
赤、白、それぞれのワインのニュアンスと合いまするねぇ~
魚には白、「Says Farm Chardonnay 2015」。
旨味と酸味とのバランスがいい富山県氷見のワイン。
そしてもうひとつが日本酒、「田中六五 糸島産山田錦純米」。
葡萄っぽい柔らかな香りと甘みが感じられまするね。
料理は「サワラ 玉葱」。
大振りの鰆をヴァプール(蒸し焼き)してから備長炭で皮目を炙る。
しっとり柔らかな鰆の身と玉葱ソースの甘みの調和が絶品!
ゆっくり火入れされたペコロス、赤玉葱ピクルス、アンチョビパウダーと共に。
メインには赤。
「Domaine Leon Barral Faugeres Jadis Languedoc-Roussillon 2012」。
確りした旨味と共に酸味と甘みのバランスがいい。
合わせる料理は「鹿 ブラックペッパー」。
蝦夷鹿フィレ肉に濃厚なブラックペパーとジュソース。
赤キャベツビネガー、ビーツのピュレとコンフィ、トマトと共に。
黒オリーブパウダーが添えられる。
色々なソースとの組み合わせの妙にフィレのさっぱり感が素晴らしい☆
特に赤キャベツビネガーと一緒に頂くのが美味しかったぁ~
スパイシーさのある赤との相性はピッタシっすね!
デザートは「栗 カカオ」、相方も大好きなモンブランの登場!。
栗パルフェグラッセにフワッと食感のメレンゲ、珈琲エッセンスと共に。
程よい甘みに栗の風味が何ともいいっすね。
そしてデザートワイン、「Macvin du Jura NV Domaine Labet」。
品のある甘みが心地いい。
小菓子は「フィナンシェ、ナッツ、ゼリー」など5種。
そしてカフェ。
パンはフォカッチャなど2種が供されまする。
〆て2人で29360円也ぃ~
夜のコースを出して頂きましたが、どれも素晴らしい味わい。
実直で誠実なシェフの人柄が味に出てまするねぇ。
そしてそんな料理を引き立てるペアリングの数々。
今回も色々と攻めてきてくれました!
全てがナイスなセレクトで心行くまで堪能☆。
国立でハイレベルのフレンチとワインを愉しめる貴重なお店。
隠れ家的な場所で気軽に愉しめる処がステキですね。
ゆったりとした気持ちで料理とワインを愉しんで欲しいお店でやんすよ。
<2018年5月訪問分>
【内容】
・ポンデケージョ、烏賊墨マカロン
・ホワイトアスパラ 卵
・帆立 トリュフ
・いとより トマト
・鶏 モリーユ
・パンナコッタ
・苺 ホワイトチョコ
・小菓子
・カフェ
・自家製ライ麦パン
・フォカッチャ
・N.V. Carte Noire Brut Thierry Triolet
・Querbach Edition Riesling 2007
・Daniele Piccinin Montemagro dei Muni
・DOMAINE DU GROS NORÉ BANDOL ROSÉ 2016
・Dom. du Pont de Breux (Jean Charles Maire) Côtes du Jura Trousseau Vieilles Vignes Le Calice 2014
・Jean-François Ganevat Côtes du Jura Grusse en Billat 2012
【内容】
この日は相方がお友達と行って気になったという国立フレンチ☆
そのお友達と共に3人で11時30分に訪問。
場所は国立駅南口から徒歩5分程度の閑静な住宅街。
洒落たビルの3階にお店はありんす。
店内はシックで落ち着いた空間。
窓側にはテーブル席、奥には個室。
窓からは霞がかった富士山が眺められましたぁ~
で、あちき達は個室へ。
今回は@7000円のお任せランチコースを予約。
ワインはオーナーにお願いしてペアリングで。
まずは泡から。
「N.V. Carte Noire Brut Thierry Triolet」、くぅ~っと呑めてしまいまする(笑)
最初の料理は「ポンデケージョ、烏賊墨マカロン」。
色鮮やかな石が敷き詰められた木箱で登場。
ポンデケージョはパルメザンチーズの入ったもっちりした可愛いパン。
烏賊墨のマカロンの中にはイベリコチョリソ。
このマカロンはとてもいい味わい。
パンは自家製のライ麦パン。
バターもたっぷり目に供されるので嬉しいっすね。
次のワインはドイツの白。
「Querbach Edition Riesling 2007」、仄かな甘みを感じるフルーティーな酸味。
料理は「ホワイトアスパラ 卵」。
アスパラはスライスとボイル、下にはグリルしたアスパラも。
間にはチーズソース、スクランブルエッグ。
そしてマデラソースとトリュフの鉄板組み合わせ。
しかもフォアグラをソースっぽく使うという贅沢なひとさらでやんす!
ふわっとした舌触りにアスパラの様々な食感と味・・・
そこに濃厚なソースが絡み合い、絶妙な味わい☆
素直に美味しい。
次のワインはイタリアベネトの白。
「Daniele Piccinin Montemagro dei Muni」、キリっとした辛口。
料理は「帆立 トリュフ」。
帆立ソテー、リンゴスライス、ケッパー、ナッツ、ヘーゼルナッツ、トリュフ・・・
綺麗に積み重ねられたデコレーションはひと口サイズ。
そこにアメリケーネソース、刻んだオマール、ミミガ、豚足がプラスされる。
口に含むと色々な食材の旨味と風味が複雑に絡み合う。
そしてソースがまた素晴らしいコンビネーションで全体を包み込む。
ん~~~んまい☆
2種類目のパンはフォカッチャ。
フンワリ食感がいい。
次のワインは南仏のロゼ。
「DOMAINE DU GROS NORÉ BANDOL ROSÉ 2016」。
ミネラル感ある辛口。
魚は「いとより トマト」。
2枚付けで身厚にしたイトヨリは小麦で綺麗に焼き色をつけて供される。
グリルズッキーニ、筍、トマトと共にバルサミコ、バジルの香りで。
表面のカリッと感に白身のフワッと柔らかな食感が丁度いいバランス。
そこにトマトと仄かな酸味のソースが味を引き立てまするね。
ボリューム感もあるひと品。
最後のワインはジュラ地方の赤。
「Dom. du Pont de Breux (Jean Charles Maire) Côtes du Jura Trousseau Vieilles Vignes Le Calice 2014」。
スッキリとしたコクと酸味が感じられまする。
そしてもう1種類、同じジュラ地方の白も。
「Jean-François Ganevat Côtes du Jura Grusse en Billat 2012」。
適度な酸味とミネラル感も感じられまするね。
料理は「鶏 モリーユ」。
鶏肉ロールに何とリードボーも!
それを大きな仏モリーユ茸のクラッシックなクリームソースで・・・
ソースにはワインと同じジュラ地方のサヴァニャン種白ワインを使っているそう。
柔らかな鶏肉と絶妙な食感のリードボー、贅沢なひとさら☆
香り高い濃厚なモリーユ茸ソースが旨味を際立ててくれまする。
そして下に敷かれるカレー風味リゾットがいいアクセントに。
デザートは「パンナコッタ」、蕩ける食感に蜜柑グラニテを添えて。
もう一品は「苺 ホワイトチョコ」、ドーナツ型のパイ生地で。
キャラメリゼ苺、ホワイトチョコフォンダンショコラ、バニアアイスと共に。
添えられるシェーブルチーズミルクが味に変化を与えてくれまする。
「小菓子」はメレンゲ、マドレーヌ、チョコナッツ、クッキー、チョコケーキ。
カフェは「エスプレッソ」に。
お代わりも頂けましたぁ~
〆て3人で47460円也ぃ~
総じてとっても丁寧な仕事振りの料理で、シェフの人柄が溢れ出てまする。
素材を活かした組み合わせの妙は感性の高さを感じまする。
閑静な住宅街で味わう感性あるシェフの完成度の高い料理の数々・・・
国立でこのような素晴らしい料理が堪能出来るとは嬉しいっすね!
そしてオーナーのワインセレクトと心地いいサーヴィス。
時間の経つのを忘れてしまいまするねぇ~
食べてみれば分かりますが、このハイレベルな料理をひとりで調理するのは大変。
時間が相応に掛かるのは肯けまするよ。
この日も11時30分に入り、たっぷり4時間近く・・・
なので、こちらに伺う際は心と時間にゆとりを持って・・・
ぜし料理とワインをゆったりと存分に味わって欲しいっすね。
また伺いたいと思いまする。
5位
1回
2018/09訪問 2018/09/29
<2018年9月訪問分>
【お会計】
・合計 ・・・ 22190円(2人分:コース料理、お酒)
【内容】
・無添加雲丹と湯葉
・焼き茄子、地鮑
・お造り3種
・八寸
・鱧、松茸茶碗蒸し
・唐墨蕎麦
・鱚、獅子唐の揚げ卸し
・田舎蕎麦 辛味大根
・シャインマスカット、水羊羹
・ハートランドビール小瓶
・石川 黒帯 ヌル燗
・広島 宝剣 八反錦 純米
・高知 美丈夫 純米大吟醸生酒 舞 うすにごり
・宮城 伯楽星 特別純米
【詳細】
今回の金沢ツアーメインはこちらでやんすよ!
大好きな地元蕎麦屋土家大将から紹介頂いたお店。
やはりご紹介頂いた信州松本の蕎麦懐石「滿」(食べログ非掲載)も素晴らしかった。
好みを熟知して頂いているんで間違いは無い!
場所は風情ある東山ひがし茶屋街の近く。
趣ある古民家風のお店は好みにドンピシャ。
若い大将と女将さん2人が切り盛りするお店。
店内は2人掛けと4人掛け2卓のテーブル席のみ。
もうこれだけで興味を掻き立てられまするねぇ~
まずは「ハートランドビール小瓶」で乾杯!
最初の料理が運ばれまする。
「無添加雲丹と湯葉」、蕎麦の実と山葵が添えられる。
優しい味わいの餡に雲丹の甘みと湯葉のクリーミーさが絡み合う。
そこに蕎麦の実の食感がアクセントに。
ん~~~んまい☆
では、ヌル燗を・・・
銘柄は女将さんにオススメを所望。
地元「石川 黒帯」、すぅ~っと身体に染み入るスッキリした味わい。
続いては「焼き茄子、地鮑」。
焼き茄子の香ばしさと柔らかな地鮑の旨みがじんわりと。
次は冷酒を・・・
「広島 宝剣 八反錦 純米」、軽快でキレのある飲み口。
料理は「お造り」3種盛り。
アコウとかキジハタとも言われるナメラは卸ポン酢で。
サッパリと適度な脂があり美味い。
丁度いい締め具合の〆鯖は大好き。
甘みある赤烏賊。
流石北陸の海の幸。
次の日本酒は「高知 美丈夫 純米大吟醸生酒 舞 うすにごり」。
軽やかな喉越しでクイっと呑めてしまいまするよぉ~
料理は「八寸」。
金時草と原木ナメコ、イクラ醤油漬け、厚焼き玉子、栗渋皮唐揚げ、新秋刀魚蕎麦棒寿司、
衣かつぎ、茗荷甘酢漬け、地鮟肝、無花果白和え、鮴(ゴリ)の豪華十種。
ひとつひとつ丁寧に下拵えされた料理はホッとする美味しさ。
お酒が進んでしまいまするねぇ~
という事で次のお酒を(笑)
「宮城 伯楽星 特別純米」、キリっとした旨味。
料理は「鱧、松茸茶碗蒸し」。
このわたが入っていて独特の旨味が広がりまする。
唐墨たっぷりの「唐墨蕎麦」、いい塩梅。
「鱚、獅子唐の揚げ卸し」、サックリと揚げられて美味。
締めは「田舎蕎麦」、まずはそのままちょいと・・・
蕎麦の香りが広がり、確りとした食感。
次いで辛味大根でズズッと手繰る。
喉越し良く蕎麦汁の味わいも好きな感じっすよ。
やっぱ蕎麦はいいっすねぇ~
デザートは「シャインマスカット、水羊羹」。
〆て2人で22190円也~
いやいや、大満足っすよ!!!
ご紹介頂いた通り、味も人柄も雰囲気もあちきの好みにドンピシャ☆
正しく大好きな興味が溢れるステキなお店でやんす。
3店それぞれ個性がある一方で、似ている部分もあり切磋琢磨な感じ。
金沢に来る愉しみがまた増えてしまいやしたぁ~~~
またぜし伺いたいと思いまする。
6位
2回
2018/09訪問 2018/10/06
<2018年9月訪問分>
【お会計】
・合計 ・・・ 36504円(2人分:つまみ、握り、お酒)
【内容】
~つまみ~
・ガンド
・バイガイ
・〆鯖
・赤烏賊
・鮃
・ノドグロ焼き
・マハタ、松茸
・ガンドかま焼き
・味噌汁
~握り~
・甘海老
・小鯛昆布締め
・中トロ
・小肌
・鯵
・新イクラ
・ノドグロ炙り
・雲丹
・穴子
・ネギトロ巻き(追加)
・ウナキュウ巻き(追加)
・アサヒスーパードライ
・ヌル燗
・麦お湯割り
・奥能登輪島 千枚田ひやおろし
・石川 吉田蔵
・石川 能登誉
【詳細】
金沢ツアー最終日のランチはこちらでやんすよ。
前回7月に訪問して気に入ったお店。
今回はランチ2巡目での予約。
大将も覚えていてくれたみたいです!
という訳でまずは「アサヒスーパードライ」で乾杯。
ではつまみから。
最初は「ガンド」、地元での呼び名で小さい鰤との事。
脂控えめで旨みがありんす。
コリコリの「バイガイ」は塩酢橘で。
ここで「ヌル燗」を所望。
相方はチェイサー代わりに「麦お湯割り」も(笑)
大好きな「〆鯖」、いい具合。
前回気に入った甘い「赤烏賊」、細切りで胡麻をまぶし、生姜醤油で。
歯応えのいい「鮃」、ポン酢でサッパリと。
北陸の醍醐味「ノドグロ焼き」、酢橘を掛けて。
カリッと焼き上げられた皮目とたっぷり脂ののる蕩ける身とのバランスが最高。
「マハタ、松茸」は煮切りで蒸し焼きに。
松茸の食感と香りは季節を感じまするねぇ~
マハタもふっくら。
では、次はオススメの冷酒を。
地元「奥能登輪島 千枚田ひやおろし」、スッキリ切れの良い味わい。
刺身で頂いた「ガンド」、今度はかま焼きに。
旨みあるかま焼き、大好きなんですよねぇ~
適度な脂があってサッパリいただけまする。
次も地元の「石川 吉田蔵」、スッキリ華やかさもあり旨い。
さぁ握りタイムに入りますかな。
「甘海老」、ネットリした舌触りの大振り甘海老。
「小鯛昆布締め」、仄かな昆布の風味が心地いい。
お酒は「石川 能登誉」、華やかさがある味わい。
「中トロ」、トロの適度な甘みと旨みはやっぱ美味しい☆
「小肌」、大好き。
「鯵」、身厚で美味。
「新イクラ」、柔らかなプチっと感。
「ノドグロ炙り」、堪りませぬわいなぁ~
「雲丹」、濃厚な甘みが広がり絶品。
「穴子」、香ばしく溶けまする。
これでひと通り。
「味噌汁」は葱、身厚の白身に柚子香がほんのりと。
もう少し食べたいので、大将に巻物を追加。
「ネギトロ巻き」、柔らかく巻かれた食感と味わいがいい。
「ウナキュウ巻き」、鰻の旨味と胡瓜のサッパリ感がナイス。
〆て2人で36504円也ぃ~
いやぁ、今回も存分に堪能しやしたぁ!
大将の素晴らしい人柄を改めて実感。
可能ならば季節毎に色々と北陸の旬を味わいたいっす。
今回は「ガンド」。
北陸では「コゾクラ(ツバイソ)→フクラギ→ガンド→ブリ」。
関東では「ワカシ→イナダ→ワラサ→ブリ」。
出世魚ですね。
さて、次はいつ行けるかなぁ???
冬は蟹だけど・・・
<2018年7月訪問分>
【お会計】
・合計 ・・・ 38614円(2人分:つまみ、握り、お酒)
【内容】
・マコガレイ
・赤西貝
・赤烏賊 胡麻和え
・地ボタンエビ
・能登生鮑 肝酢
・鯵
・能登鮑肝蒸し焼き
・鰻白焼き
・ノドグロ焼き
・ミズダコ
・石川岩牡蠣
・蛤冷製茶碗蒸し
・マハタ
・甘海老
・本鮪トロ
・〆鯖
・鱚塩〆 木の芽
・ノドグロ炙り
・蝦夷バフンウニ
・穴子
・大トロ
・長芋梅紫蘇巻き
・ハタアラ味噌汁
・スーパードライ中瓶
・ヌル燗
・麦焼酎水割り
・能登誉 純米吟醸
【詳細】
金沢ツアー最終日のランチはこちらでやんすよ☆
やはり金沢と言えばお寿司。
相方が見つけて予約したお店ですが、実は予約困難店だそう!
ホテルから徒歩圏の路地にお店はありんす。
趣のある入口を入りいざ店内へ。
店内はカウンター8席程と奥に小上がりの個室。
あちき達はカウンターの一番奥にご案内。
まずは「スーパードライ中瓶」で乾杯!
最初はつまみから。
「マコガレイ」、歯応えがいい。
「赤烏賊 胡麻和え」、ネットリ感ある赤烏賊は甘く美味しい。
「赤西貝」、コリコリ食感で磯の香りが広がりまする。
「地ボタンエビ」、卵がトッピングされ濃厚な甘みがいい。
ここでヌル燗を所望。
暑い夏ですが、やっぱヌル燗は大好き。
相方は「麦焼酎水割り」をチェイサー代わりに(笑)
「能登生鮑」、たっぷりの肝酢と共に。
ん~~~んまい☆
この肝酢の味わいが最高!
「鯵」、歯応えが素晴らしい。
「能登鮑肝蒸し焼き」、今度は鮑を肝と蒸し焼きにして。
生とはまた違った食感で甘みが際立ちまする。
「鰻白焼き」、塩か山葵醤油で。
カリッとした鰻は脂がのってて美味。
「ノドグロ焼き」、酢橘を絞って。
ふっくら焼かれたノドグロは脂もたっぷり。
「ミズダコ」、塩で頂くと旨味を感じる。
ここでオススメの日本酒を所望。
「能登誉 純米吟醸」、スッキリ呑み易い。
「石川岩牡蠣」、石でも有名な産地だそう。
ジューシーで旨味が溢れ出てきまする。
「蛤冷製茶碗蒸し」、蛤のエキスが玉子に交ざり冷たい喉越しがいい。
ここから握り。
コリコリの「マハタ」。
ネットリ甘い「甘海老」。
いつまでも噛んでいたい「本鮪トロ」。
いい締め加減の「〆鯖」。
確りとした旨味を感じる「鱚塩〆」、木の芽がアクセント。
品の良い甘みが引き立つ「ノドグロ炙り」。
濃厚な旨みが広がる「蝦夷バフンウニ」。
柔らかな「穴子」。
そして「ハタアラ味噌汁」、魚の旨味が染み出てまする。
ここでひと通りなんで、追加の握りを。
脂の旨味が広がる「大トロ」は口の中で蕩けまする。
「長芋梅紫蘇巻き」、大葉裏巻きでサッパリ感。
〆て2人で38614円也ぃ~
大将の手からテンポ良く握られる寿司はどれも美味☆
シャリとネタのバランスも丁度いい感じ。
地元の新鮮な魚を心行くまで堪能。
つまみも最高。
そして一番感動したのが、大将の心遣い。
あちきの席の奥に4名程入れる小上がりがありんす。
通常であれば握り一人前を皿に盛って出すと思いましたが・・・
こちらではひとつのネタ毎に運んでましたぁ~
ちょっとした心遣いでしょうが、とってもステキだなぁと。
心意気に感じ入りました。
店名の通り大将以外は女性ばかりのお店。
そうした点もおもてなしに活きてるんでせうなぁ~
料理は勿論、大将やお店の方々も大きな魅力☆
ぜしまた金沢に来た時は再訪したいお店になりんしたぁ~
7位
1回
2018/08訪問 2019/01/26
<2018年8月訪問分>
【内容】
・蕪のブランマンジェ
・牛ハツとキャビアのタルタル
・ブルターニュ産オマールのビスク
・金目鯛、スパイス鱗焼き
・ツキノワグマロースのコンソメしゃぶしゃぶ
・牛頬肉のパイ包み焼き
・西瓜クリームシャーベット
・バスクチーズケーキ 赤ワインソース
・カフェ
・Fleury Extra Brut Millésime 2002
・Louis Roederer Champagne Cristal Brut 2000
・Domaine Machard de Gramont Les Damodes, Nuits-Saint-Georges Premier Cru 1988
・Domaine Perrot-Minot Mazoyeres-Chambertin Grand Cru Vieilles Vignes, Cote de Nuits 2000
・Champagne La Closerie Les Beguines Extra Brut 2000
【詳細】
この日は仲良しファミリーとご一緒ランチ。
行ってみたかったお店に漸くの初訪問☆
某店シェフにも薦められていたお店でやんす。
一見強面のシェフにご挨拶(汗)
お昼は気が向いた時に1組だけという感じのようです・・・
なのでお子様連れもこの日はOK!
そして今日のワインはプロにお任せなんで安心ですぅ~
取敢えず5本用意しているとの事!
果たしておとな4人(+シェフ+4歳・2歳の元気な男の子2人)で呑めるかなぁ???
という事でまずは「Fleury Extra Brut Millésime 2002」で乾杯!
熟成したコクと軽い泡感。
最初の料理は「蕪のブランマンジェ」。
真っ白い蕪のブランマンジェにオリーブオイルとシンプルながら奥深い味わい。
あっという間に1本目が蒸発(笑)
2本目の泡は何と、「Louis Roederer Champagne Cristal Brut 2000」☆
熟成したコクとまろやかな味わいに柔らかな喉越しが素晴らしい。
次の料理は「牛ハツとキャビアのタルタル」。
牛ハツの食感と旨味がじわぁ~っと感じられまするね。
キャビアの塩味とのバランスがとても良く、素直に美味しい。
泡の旨さでまたしても・・・
3本目のワインは奇遇にもあちきが会社に入った年の赤。
「Domaine Machard de Gramont Les Damodes, Nuits-Saint-Georges Premier Cru 1988」。
感慨深い味わいが身体に染み入りまするねぇ~
ん~~~旨い☆
料理は「ブルターニュ産オマールのビスク」。
おぉぉぉ、これは超絶の美味さでやんすよぉ~~~
ストレートで力強いオマールの旨味が存分にでた濃厚なスープ・・・
感動的な味わいはいつまでも飲んでいたひ☆
プリッとした身は脇役ですねぇ~
次の料理は「金目鯛、スパイス鱗焼き」。
大振りでボリューミーな金目鯛は皮目がパリッと、身はしっとり。
パプリカ、トマト、大蒜、アーモンドのソースが金目を引き立ててくれまする。
4本目のワインも熟成された赤。
「Domaine Perrot-Minot Mazoyeres-Chambertin Grand Cru Vieilles Vignes, Cote de Nuits 2000」。
柔らかな口当たりにバランス良いコクと酸味。
そして料理は何と、「ツキノワグマロースのコンソメしゃぶしゃぶ」。
野趣溢れるツキノワグマロース肉は噛むほどに旨味が滲み出てきまする☆
フォアグラ脂と合わされたサヴァイヨンソースがまた絶品。
メインは「牛頬肉のパイ包み焼き」。
しかも中には豪州産黒トリュフが丸ごと入ってまするよぉ~~~
何とも豪快!
丸ごとのトリュフって初めて喰いましたが、やっぱ茸なんですねぇ(笑)
パイ包みだけに閉じ込められた香りがぱぁ~っと広がりまする。
香りも凄いが味も美味しい。
蕩ける牛頬肉にコクあるソース、マシュポテトを絡めて・・・
何とも繊細な味わい。
5本目は泡に戻って(笑)
「Champagne La Closerie Les Beguines Extra Brut 2000」。
これまた熟成された旨みと確りとした泡感。
デザートは「西瓜クリームシャーベット」。
爽やかな食感と程よい甘さ。
そして「バスクチーズケーキ 赤ワインソース」。
濃厚なパルメザンチーズのコクに酸味あるソースがナイスバランス。
最後は「カフェ」。
5本のワインが呑めるかは杞憂(笑)
愉しい雰囲気に美味しい料理でワインが進みましたぁ~
熊さんのような雰囲気の中井シェフは飄々としてますが気持ちが優しい。
一見ガツンと豪快な料理はストレートでシンプル。
しかし見た目以上に繊細な味わいに驚きの美味しさ☆
それをひとりでこなしてしまう処、あちきは大好きっす!
素晴らしいワインと相俟って、ステキで幸せなひと時でしたぁ~
皆さんに感謝☆
8位
3回
2018/12訪問 2019/01/05
<2018年12月訪問分>
【内容】
・チーズ豆腐、鮟肝
・蕎麦粉パン、胡桃ダレ
・聖護院大根おかき揚げ、南瓜揚げ饅頭
・お椀 蟹真薯、九条葱
・天然カンパチ、天然真鯛、アオリイカ
・ノドグロ炙り
・鰤スモーク 牛蒡ソース
・白子茶碗蒸し
・牡蠣蕎麦
・せいろ
・デザート5種から
・Duché Chevallier CAVA
・2004 Infinite Eight Extra Brut Millesimes(持ち込み)
・阿部勘 純米吟醸 かすみ
・奈良萬 純米酒 ひやおろし
【詳細】
この日はお友達と3人で蕎麦懐石ランチ☆
お友達に持参頂いた泡を冷やして貰う間に最初のお酒を。
やはり泡、「Duché Chevallier CAVA」。
スッキリとしたコク。
最初の料理は「チーズ豆腐、鮟肝」、出汁ジュレで。
イブリガッコも入り食感と塩味がアクセント。
次は定番の「蕎麦粉パン、胡桃ダレ」。
パンが出るのも珍しいですが、美味しいんですよねぇ。
料理は「聖護院大根おかき揚げ、南瓜揚げ饅頭」。
出汁で煮てあるのか、味が付いている聖護院大根。
サックリ衣にしっとり大根は面白い食感の妙。
南瓜は甘くホックりと。
次のお椀は「蟹真薯、九条葱」。
確りとした出汁で、食感ある蟹真薯の風味もいい感じ。
ここいらでお友達に差し入れて頂いた泡を。
「2004 Infinite Eight Extra Brut Millesimes」。
上品な泡感でキリっとしたコク。
適温に冷えるとラベルの色がピンク色に変わるんですねぇ~
感謝☆
さて次の料理はお造り、「天然カンパチ、天然真鯛、アオリイカ」。
チリ酢、造り醤油の2種類で頂きまする。
適度に脂ののったカンパチは食感もいいですね。
料理は「ノドグロ炙り」。
脂がのってて旨みが広がりまする。
日本酒もお願いしましょ。
「阿部勘 純米吟醸 かすみ」、大好きなおかめ徳利で。
料理は「鰤スモーク 牛蒡ソース」、サツマイモ、蓮根、白菜と共に。
燻製された鰤は締まってますね。
牛蒡ソースは燻製の香りと良く合いまする。
次のお酒は「奈良萬 純米酒 ひやおろし」。
料理は熱っつあつの「白子茶碗蒸し」。
ふーふーしながら慎重に頂きまするよ(笑)
白子のまったりさと玉子は相性がいいっすね。
この日の蕎麦は北海道新蕎麦で、牡蠣蕎麦かせいろ。
相方は「牡蠣蕎麦」、蕪すり流し仕立てになってまする。
あちきは「せいろ」、甘みと辛みのバランスいい蕎麦汁。
そして本日のデザートは5種からチョイス。
3人で5種類にしましたぁ~
「蕎麦とコーヒーのアイスモナカ」、「抹茶のブリュレ」、「わらびもち」
「大葉シャーベット」、「酒かすとうふ白ワインゼリーがけ」。
色々選べるのは嬉しいっすね。
3人で持ち込み料込、〆て30531円也ぃ~
この日は個室でしたが、店内は満席!
何度か伺ってますがこんなに混んでるのは初めて(汗)
そういえば雑誌にも紹介されてましたねぇ。
料理は大将ひとりなんで大変ですが、ガンバッテ欲しいっす。
<2018年9月訪問分>
【内容】
・南瓜豆腐、蛸柔らか煮 法蓮草
・舞茸天ぷら、秋鮭じゃが芋饅頭
・地鶏つくねと豆苗、松茸の椀
・イサキ、鯛、白烏賊のお造り
・フォアグラ味噌漬け
・鯖幽庵焼き
・イクラ茶碗蒸し
・雲丹蕎麦
・蕎麦湯
・デザート5種から2種
・蕎麦粉パン、胡桃タレ
・ハートランドビール
・鶴齢 純米超辛口 美山錦60%
・武州ハイボール
・阿部勘 あきあがり純米吟醸原酒
・奈良萬 純米酒 生貯蔵酒
・天寶一 八反錦純吟 秋あがり冷詰
【詳細】
2回目の義。
今回は6~8人程が入れる個室を贅沢にも2人で(汗)
まずは「ハートランドビール」で乾杯。
そういえば好きな蕎麦懐石のお店って、ハートランド置いてますねぇ~
先付は「南瓜豆腐、蛸柔らか煮 法蓮草」、出汁ジュレ掛け。
とってもいい優しい味わい。
さてオススメの日本酒を所望。
「鶴齢 純米超辛口 美山錦60%」、キレのある旨み。
愉しいひょっとこの酒器で。
ちなみに「武州ハイボール」もチェイサー使いでお願い(笑)
次の料理は「舞茸天ぷら、秋鮭じゃが芋饅頭」、トリュフ塩で。
サックリと舞茸の風味と、仄かなトリュフの香り。
そして秋鮭とじゃが芋はホックりとした食感で楽しい。
続いてはお椀、「地鶏つくねと豆苗、松茸」。
ふっくらと地鶏の旨味が広がるつくねが美味しい。
ホッとしまする。
日本酒は「阿部勘 あきあがり純米吟醸原酒」、コクがありんす。
料理はお造り。
「イサキ、鯛、白烏賊」の3種盛りを、韮塩昆布醤油と造り醤油で。
魚は勿論美味しいが、この韮塩昆布醤油がとっても美味!
これだけでもつまみになりんす。
料理は「フォアグラ味噌漬け」、最中で挟んで梅味噌と共に。
これがまたい~い味☆
洋と和の融合っすね。
お酒は「奈良萬 純米酒 生貯蔵酒」、コクと香りがいい。
料理は「鯖幽庵焼き」、蓮根赤ワイン煮と九条葱卸しを添えて。
脂ののった鯖は丁度いい塩梅の幽庵で。
最後のお酒は、「天寶一 八反錦純吟 秋あがり冷詰」。
まろやかな旨味が感じられまする。
今回は秋のお酒が色々と味わえましたぁ~
料理は「イクラ茶碗蒸し」。
プチプチイクラと茶碗蒸し、ダブル卵の食感が絶妙にマッチ。
締めは勿論蕎麦。
今回は「雲丹蕎麦」か「せいろ」から選択。
チョイスしたのは「雲丹蕎麦」。
雲丹の他に山芋と紫蘇がトッピングされ、山葵が添えられる。
蕎麦に濃厚で甘みある雲丹と山芋を絡めて、ズズッと。
贅沢で旨味満載の蕎麦っすねぇ~
蕎麦汁と蕎麦湯が別に供されるのは嬉しい。
甘みのバランスがいい蕎麦汁で、蕎麦湯をたっぷりいただけまする。
そしてデザートは・・・
「蕎麦とコーヒーのアイスもなか」、
「抹茶のブリュレ」、
「大葉のシャーベット」、
「わらびもち」、
「ココナッツ豆腐」の5種から2種をチョイス可能。
大葉シャーベット以外の4種を2人で。
甘味好きの方は歓びますよねぇ~
そしてこちらの隠れた名物が「蕎麦粉パン」と「胡桃タレ」。
蕎麦屋でパンを味わえるなんてね。
この胡桃タレが絶妙なんですよぉ~
〆て2人で20311円也ぃ~
初めての個室は雰囲気も良く落ち着きまする。
明るく清潔感溢れるカウンターやテーブル席とはまた違った印象。
誠実な大将の造り出す料理はやはり誠実さが滲み出てまするね。
心地いい雰囲気の中で、心地いい料理を、旨い日本酒と共に、心身共に心地よく☆
次回が楽しみ。
<2018年7月訪問分>
【内容】
・トマト豆腐、車海老
・帆立真薯、京水菜椀
・新生姜と塩昆布の醤油
・お造り ホウボウ、鮪赤身
・鱸黒胡椒焼き 木の芽卸、加賀太胡瓜スパイス漬け
・ホウボウ茶碗蒸し 茸すり流し
・鱧天ぷら、水茄子おかき揚げ
・せいろ
・万願寺唐辛子蕎麦
・蕎麦とコーヒーアイスもなか
・抹茶ブリュレ
・すだちのチーズケーキ
・わらびもち
・蕎麦粉パン 胡桃タレ
・ハートランド中瓶
・ハイボール
・天寶一 広島
・阿部勘
・奈良萬
【詳細】
今宵は目黒。
ではランチは何処に???
ってな訳で相方アンテナに掛かったこちらに初訪問でやんすよ!
恵比寿から目黒方面に歩いて10分程度。
丁度目黒との中間位にあるビルの地下にお店はありんす。
店内に入ると直ぐ左手に蕎麦打ち場、そして白木のカウンターが伸びる。
右手にはテーブル席と個室。
地下の割には陽光が入る明るい空間っすね。
今回はお願いして蕎麦懐石コースをオーダー。
料理を待つ間、ハートランド中瓶でまずは乾杯!
最初の料理は「トマト豆腐、車海老」。
冬瓜も入り出汁ジュレが掛かるひと品。
酸味あるトマト豆腐は初めての味わい。
品の良い出汁ジュレと共に食すと丁度いいバランス。
ん~~~いいね。
そこに「蕎麦粉パン」が胡桃タレと共に供される。
へぇ~パンだなんて!
これがまたいい味わい。
ではオススメの日本酒と共にハイボールを。
ハイボールは適度な濃さでグイっといけまする。
日本酒は広島の酒、「天寶一」。
スッキリ呑み易く好きな味わい。
次の料理は「帆立真薯、京水菜椀」。
確りと鰹節の出汁が効いた汁に歯応えある帆立の真薯。
京水菜のシャキッと感がまたいいっすね。
素直に美味しい・・・
続いて運ばれたのは「新生姜と塩昆布の醤油」に「醤油」。
溜まり醤油のような新生姜と塩昆布は酒のつまみにもピッタシ!!!
これはいいなぁ~
ではお酒を・・・
次のお酒は宮城の「阿部勘」、キレのある滑らかな口当たり。
料理は「ホウボウ、鮪赤身」のお造り2種類。
大好きなホウボウは食感も良く嬉しいっすよ!
お酒も良く合いまするねぇ~
次の料理は「鱸黒胡椒焼き」。
木の芽卸、加賀太胡瓜スパイス漬けをお供に。
黒胡椒焼きとは珍しいっすね!
さっぱり淡泊な味わいに黒胡椒のアクセントが効いてまする。
加賀太胡瓜のスパイス漬けが気に入りましたぁ~
料理は「ホウボウ茶碗蒸し 茸すり流し」。
トリュフのようなポルチーニのような茸の風味が広がりまする。
そして茶碗蒸しの中にはホウボウの身が・・・
ん~~~んまい☆
では次のお酒を・・・
福島の「奈良萬」、確りとした旨味にバランス良い酸味。
「鱧天ぷら、水茄子おかき揚げ」、酢橘と塩を添えて。
鱧はサックリと揚げられ、梅ソースがトッピング。
驚いたのは水茄子。
おかきをまぶして揚げられ、程よい塩っ気と食感がいいっすね。
さて、締めの蕎麦は2種類からチョイス。
「せいろ」、「万願寺唐辛子蕎麦」との事なんで各々お願い。
せいろは角が立っていて食感と喉越しがいいっすね!
蕎麦汁も濃過ぎず鰹節の風味が程よい感じ。
万願寺唐辛子蕎麦には削り節と胡麻油がまぶしてある感じ。
スルッと食べられまするよ。
デザートは5種類の中からひとり2種類をチョイス出来るそう!
こりゃ嬉しいっすね。
あちきは「蕎麦とコーヒーアイスもなか」、「抹茶ブリュレ」。
相方は「すだちのチーズケーキ」、「わらびもち」。
どれも美味しいっすよ。
最後は蕎麦茶。
〆て2人で19050円也ぃ~
偶然にも相方が見つけたお店でやんすが、これは正解!!!
しかも行って分かったのが、賛否両論の笠原君の兄弟店だそう。
どうりで蕎麦屋というよりは和食屋の内容。
勿論ランチには単品蕎麦メニューも充実してまする。
しかも大将は腰が低く丁寧、実直。
好感が持てまする。
まだ開店して2か月程との事・・・
若干オペレーションが不十分な面は正直否めません。
でもそれを理解した上でぜしゆったりした気持ちで訪れて欲しいっす。
それだけの価値はある心地よいお店だと思いまするよ。
これから人気が出そうな予感・・・
また伺いたいと思いまする☆
9位
5回
2020/04訪問 2020/04/20
<2020年4月訪問分>
【内容】
・ノドグロ茶碗蒸し
・毛蟹、平貝
・アオリイカ沖漬け、雲丹
・焼きトロ
・函館雲丹
・サクラマス
・メヒカリ
・ホタルイカ燻製、鮟肝和え
・アオリイカ
・稲取金目鯛
・初鰹
・ボタンエビ
・味噌汁
・サクラマス
・銚子鮪赤身
・銚子鮪中トロ
・太刀魚
・鰆
・鯖
・小肌
・ネギトロ巻き
・玉子
・サッポロラガー中瓶
・七本鎗 玉栄 純米
・麦焼酎 お湯割り
・大那 純米吟醸 那須五百万石
・篠峯 愛山 純米大吟醸 無濾過生原酒
・山形正宗 純米吟醸 雄町 袋搾り直汲み
・寫樂 純米吟醸
・澤屋まつもと 守破離 山田錦
【詳細】
卯月の「銀座いち分」ランチ☆
まずはおつまみから。
この日は少し冷え込んでたので、温かいものからと。
「ノドグロ茶碗蒸し」。
ノドグロの出汁が確りと感じられる熱々の茶碗蒸し。
身と筍を具材に。
心身共に温まりまするねぇ~
「毛蟹、平貝」。
菜の花、山形天然蕗の薹ペーストと共に酢ジュレ掛けで。
春らしいホロ苦みが何ともいです。
毛蟹の味と平貝の旨みにホッコリ。
「アオリイカ沖漬け、雲丹」。
食感を良くするために軟骨を入れたとの事。
確かにコリっと感がアクセント。
お酒が進みまするね。
「焼きトロ」。
大トロを葱と共に田楽味噌で。
黒七味の風味が利いてて、トロは蕩けまする。
ねぎま鍋の串焼きバージョンですね。
「函館雲丹 手巻き」。
目の前で仕上げる出来立て酢飯に極上雲丹を手巻きで。
いつもながら堪りませぬわいなぁ~
「サクラマス西京焼き」。
身がしまり過ぎず丁度いい漬け具合。
「メヒカリ一夜干し」。
柔らかな身を開くのも大変でしょうが、その分美味しさ倍増!
大好きな魚だけに感激もひとしおです。
「ホタルイカ燻製、鮟肝和え」。
燻製した蛍烏賊の薫香に西京漬けの鮟肝ペーストがナイスマッチ。
そこに菜の花と奈良漬の食感と味わいがいいバランス。
いやぁ~お酒が進むおつまみばかりですねぇ~~~
ではいよいよ握りに・・・
「アオリイカ」。
大将の丁寧な包丁捌きが光る一品。
薄く細かく切られたアオリは非常に繊細な食感と甘み。
「稲取金目鯛」、昆布締めの香りを纏って。
「初鰹」、葱が隠し味。
「ボタンエビ」、生ではなく炙りで甘みを引き立てまする。
ボタンエビ出汁の「味噌汁」。
牡丹海老を食べ尽くす感じですね。
「サクラマス」、脂がのってます。
「銚子鮪赤身」、ヅケで赤身の旨味が広がります。
「銚子鮪中トロ」、何とも言えない美味しさ。
「太刀魚」、柔らかく甘めに仕立てた蒸し寿司で変化を。
「鰆」、炙った鰆は塩酢橘でサッパリと。
「鯖」、脂ののった鯖は藁の薫香を纏って香ばしく。
「小肌」、い~い酢締め加減です。
「玉子」、酒粕の風味がいい玉子でひと通り。
「ネギトロ巻き」、追加で巻物を。
あぁ美味しかった☆
以下はこの日のお酒たち。
「サッポロラガー中瓶」、毎度の赤星からスタート。
「七本鎗 玉栄 純米」、滋賀のお酒はヌル燗で頂きました。
「麦焼酎 お湯割り」、相方のチェイサー代わりです(笑)
「大那 純米吟醸 那須五百万石」、栃木のお酒はスッキリ感。
「篠峯 愛山 純米大吟醸 無濾過生原酒」、奈良のお酒はまったりした旨み。
「山形正宗 純米吟醸 雄町 袋搾り直汲み」、山形のにごりはキリっとした甘み。
「寫樂 純米吟醸」、会津のお酒は米の旨みに甘みとコク。
「澤屋まつもと 守破離 山田錦」、京都のお酒はコクと旨みのバランスがいい。
この日は貸切状態。
このような状況なので仕方ないですが、これも方法。
出来る形で応援していきたいと思います。
<2020年1月訪問分>
【内容】
・兵庫牡蠣 山椒煮
・スルメイカ塩辛
・積丹雲丹 手巻き
・唐墨味噌漬け
・鮟肝、奈良漬
・鮑、鮑肝和え、雲丹
・メヒカリ焼き
・北海道鰯巻き
・細魚昆布締め
・アオリイカ
・相模湾カワハギ
・小肌
・大間鮪 赤身
・大間鮪 中トロ
・大間鮪 大トロはがし
・三陸〆鯖
・ボタンエビ 炙り
・煮蛤
・穴子
・トロタク巻き、ネギトロ巻き
・シジミ味噌汁
・サッポロラガービール
・旨辛純米酒 うまからまんさく
・山形正宗 純米吟醸 うすにごり
・貴 2019 直汲生 特別純米60
・相模灘 美山錦 純米吟醸
【詳細】
2020年最初の鮨初めは、「銀座いち分」☆
まずは「赤星」で乾杯!
いつも通りおつまみから。
「兵庫牡蠣 山椒煮」、山椒の香りにピリッと感。
牡蠣の旨みと相俟って美味でやんすね。
「スルメイカ塩辛」、丁度いい塩梅の味わいと食感。
こりゃ日本酒が呑みたくなりんす。
ってな訳でまずはヌル燗から所望。
「旨辛純米酒 うまからまんさく」、米の旨味が広がりまする。
やっぱヌル燗はいいですねぇ~
「積丹雲丹 手巻き」、炊き立て御飯を目の前で鮨飯に仕上げる。
出来立ての酢飯に雲丹をのせて手巻きで。
温かい酢飯で濃厚な雲丹の甘みが際立ち、パリッとした海苔が纏めてくれる。
んまい☆
「唐墨味噌漬け」、軽く炙り柚子を削って。
干していない唐墨はネットリとして味噌の風味がいいですね。
「鮟肝」、奈良漬を挟んで供される。
まったり鮟肝に奈良漬の風味と食感が絶妙にマッチ。
お酒が進むおつまみのオンパレードですねぇ~
次は冷酒、「山形正宗 純米吟醸 うすにごり」。
キレ味が良く薄濁りの味わいがいい。
「鮑、鮑肝和え、雲丹」。
鮑はプレーンのものと肝和えの2種が愉しめるのは嬉しい。
濃厚な肝の旨みを纏った鮑は至福ですね。
雲丹もネットリした甘み。
次の冷酒は、「貴 2019 直汲生 特別純米60」。
爽やかな旨み。
「メヒカリ焼き」、半干ししたもの。
大好きなメヒカリですが良くある唐揚げとは違う味わいが新鮮。
「北海道鰯巻き」、梅肉と茗荷そして胡麻と共にサッパリと。
ここから握りタイム!
「細魚昆布締め」、細魚の食感と共に昆布の旨みが纏い美味しい。
「アオリイカ」、薄くスライスする包丁捌きは思わず見入ってしまいまする。
薄切りの身を重ねた食感はフワッと、そして甘みがふわぁ~っと。
絶品ですねぇ~
冷酒は、「相模灘 美山錦 純米吟醸」。
スキッとした軽やかな旨みが感じられまする。
「相模湾カワハギ」、肝と奈良漬も同居。
コリっと食感に濃厚な肝と奈良漬の風味がなんとも美味。
「小肌」、大葉の香りと酢締めの塩梅が丁度いい。
「大間鮪 赤身」、赤身の旨味が広がりまする。
「大間鮪 中トロ」、い~い食感と味わい。
「大間鮪 大トロはがし」、ん~~~蕩けまする。
ここで「シジミ味噌汁」。
ん~沁みますねぇ~
「三陸〆鯖」、品のいい脂の甘みがいいですね。
「ボタンエビ 炙り」、塩と柑橘で甘みが際立ちまする。
「煮蛤」、好きだなぁ~
「穴子」、煮てから串に刺して炭火焼きされた穴子は蕩けます。
これでひと通り。
追加で巻物を所望。
「トロタク巻き、ネギトロ巻き」、半々で作って頂きましたぁ~
海苔の風味とトロ、葱、沢庵が各々調和がとれてます。
居心地のいい雰囲気で頂く極上のつまみと端正な鮨。
いやぁ素直に美味しかったです☆
<2019年7月訪問分>
【内容】
・玉蜀黍、車海老 さつま揚げ
・太刀魚 塩タタキ
・利尻バフンウニ 手巻き
・雲丹、煮鮑、肝和え
・鰯巻き2種 酢飯梅肉、焼明太子
・唐墨
・メヒカリ一夜干し
・生バチコ
・新子
・天然車海老
・アオリイカ
・金目鯛昆布締め
・時不知鮭 中トロ
・太刀魚 蒸し寿司
・ボタンエビ炙り
・鮪赤身
・中トロ
・春子鯛
・穴子つけ焼き 押寿司
・玉子
・味噌汁
・赤星
・ハイボール
・麦焼酎お湯割り
・七本鎗 純米
・あたごのまつ 大吟醸出品酒
・而今 特別純米火入れ
・山形正宗 純米吟醸
【詳細】
文月の「銀座いち分」☆
赤星で乾杯しスタート。
まずはおつまみから。
自家製さつま揚げは、「玉蜀黍、車海老」。
海老の食感と玉蜀黍の甘みが良く、山椒がいいバランス。
東京湾の「太刀魚 塩タタキ」。
柔らかく蕩けまする。
炊き立てご飯を目の前で酢飯にし、「利尻バフンウニ」で手巻きに。
温かく赤酢の香りが立つ酢飯に濃厚な甘みあるバフンウニが絶妙にマッチ。
利尻の「雲丹」、相模湾の鮑は「煮鮑、肝和え」の2種で。
柔らかな鮑はシンプルな旨みとコクある肝和えの両方が味わえて最高。
銚子の「鰯」は巻いて酢飯梅肉、焼明太子の2種。
脂ののった鰯は梅肉でサッパリ、明太子でピリリと。
「唐墨」は日本酒のアテにピッタシ。
「メヒカリ」は一夜干しで。
久しぶりにメヒカリを頂きましたが、やっぱこの食感と味は好きだなぁ~
そして絶品なのが「生バチコ」!
何匹使っているんだろうと思える程贅沢なひと品。
しっとりとした食感に生のバチコの風味は絶品。
続いては握りの時間。
「新子」、2.5枚付けは柔らか。
ん~~~好き☆
秋田の「天然車海老」、いい海老の旨みと甘みです。
1週間熟成「アオリイカ」、いい食感。
稲取「金目鯛」昆布締めは品ある甘み。
「時不知鮭」、中トロ部分は蕩けますね。
竹岡「太刀魚」は蒸し寿司で。
「ボタンエビ炙り」、塩で濃厚な甘みが引き立ちまする。
アイルランド「鮪」赤身は旨みがいいですね。
「中トロ」、文句ありませぬわいなぁ~
竹岡「春子鯛」、柚子塩でいい塩梅。
「穴子」、つけ焼きして押寿司で。
「玉子」、酒粕の風味がいいですねぇ。
「味噌汁」は葱でシンプルに。
絶品なつまみと握りのお供に頂いたお酒は次の通り。
「ハイボール」、喉の渇きを癒すにはいいですね。
「麦焼酎お湯割り」、相方はまずはお湯割りで温めてから。
「七本鎗 純米」ヌル燗で。
「あたごのまつ 大吟醸出品酒」。
「而今 特別純米火入れ」。
「山形正宗 純米吟醸」。
実直で誠実な大将が繰り出すつまみと握りたち。
昼にこうした絶品な鮨を愉しめるのは格別!
新子の時期に来れて良かったです☆
3度目なのでだいぶ和んで愉しめましたぁ~
また伺いたいと思いまするよ。
<2019年5月訪問分>
【内容】
・盛合せ
・釧路蝦夷バフンウニ手巻き
・冷やし鉢
・相模湾クロムツたたき
・生唐墨
・蒸し鮑肝和え、釧路蝦夷バフンウニ
・半生バチコ
・アオリイカ
・イサキ昆布締め
・春子鯛
・稲取金目鯛昆布締め
・淡路鯵
・サクラマス
・和歌山鮪赤身
・中トロ
・太刀魚蒸し寿司
・北海道小柱
・玉子焼き
・子持ちヤリイカ 印籠詰め
・あら汁
・太巻き寿司(お土産・別料金)
・サッポロラガー中瓶
・ひまり 澤の花 純米吟醸
・春霞 純米吟醸生酒 美郷錦仕込み
・紀土 純米吟醸 夏ノ疾風
・作 穂乃智
・山形正宗 夏ノ純米
【詳細】
皐月のいち分☆
今回は昼宴で訪問。
日曜日お昼営業してくれるのは有難いですねぇ~
まずは赤星で乾杯!
料理は木の器で供される「盛合せ」から。
「雲丹とアオリイカの肝漬け」、濃厚な雲丹の甘みとアオリイカの食感。
そして肝の旨味が後を引きまする。
「自家製明太子の炙り」、程よい辛味が丁度いい塩梅。
「アスパラガスのお浸し」、優しい味わい。
「帆立と菜の花の黄身酢和え」、まったりさっぱりの黄味酢の味が絶妙。
大将オススメの日本酒を所望。
最初は長野佐久のお酒、「ひまり 澤の花 純米吟醸」。
すぅ~っと優しい味わい。
次は「釧路蝦夷バフンウニ手巻き」。
ご飯を目の前で酢飯にしていた大将。
まずは出来立ての酢飯を味わってください、って事で雲丹の手巻きを。
パリッとした海苔のに香り高い酢飯、そしてトロ~リ濃厚なバフンウニの甘み。
ん~いいですねぇ~
続いては「冷やし鉢」。
穴子、車海老、平貝、湯葉、空豆と具沢山。
そこに土佐酢ジュレが掛けられ、花穂が散らされる。
サッパリと爽やかなひと品。
日本酒は秋田のお酒、「春霞 純米吟醸生酒 美郷錦仕込み」。
米の旨味と甘みのあとにコクを感じまするね。
皮目を炙った「相模湾クロムツたたき」。
たっぷりと脂ののったクロムツは口の中で蕩けます。
そこに炙った香ばしさがいいバランス。
「生唐墨」、ちょびちょび食べながら・・・
お酒が進みまするねぇ~
そして「蒸し鮑肝和え、釧路蝦夷バフンウニ」。
柔らかな鮑にほろ苦い肝が絡み合って美味。
トロっと蕩ける濃厚な旨みと甘みのバフンウニは最高っすね。
和歌山のお酒、「紀土 純米吟醸 夏ノ疾風」。
夏酒らしい爽やかで軽やかな吞み口。
炭火で軽く炙られた、「半生バチコ」。
生では無くバチコの形では無い半生バチコは初めて。
有難みが身に沁みまするねぇ~
そして何よりも酒のつまみにはピッタシ!
さてここから握りタイムに。
「アオリイカ」、4日寝かせて旨味が出てねっとり食感。
「イサキ昆布締め」、適度の締め具合。
「春子鯛」、いい味わい。
「稲取金目鯛昆布締め」、脂ものり昆布の風味が心地いい。
「淡路鯵」、珍しい青唐辛子葱が絶妙に鯵の旨味を引き立てまするね。
「サクラマス」、舌触りの滑らかでマスの風味が強い。
「和歌山鮪赤身」、天端の部位は赤身の旨味が際立ちまする。
「中トロ」、三角身二枚付けで蕩けるような適度の脂身が美味しい。
「太刀魚蒸し寿司」、梅肉添えでサッパリ感。
「北海道小柱」、大き目の小柱は美味。
「玉子焼き」、酒粕の風味と甘みが何とも言えない独特の美味しさ。
「子持ちヤリイカ 印籠詰め」、絶妙な食感と味わい。
「あら汁」、金目やイサキ等の出汁に具材はシンプルに葱のみ。
魚の旨味が染み出た出汁は身体に沁みる美味さですね。
握りの間に頂いたお酒たちは次の通り。
「作 穂乃智」、軽快でキレがありんす。
「山形正宗 夏ノ純米」、軽やかですっと入りまする。
そしてお友達から「太巻き寿司」のお土産を頂き感謝☆
お家でゆっくりと頂きましたぁ~
玉子焼きの甘みがアクセントで全体的に優しい味わい。
職人気質の実直な姿勢の大将が繰り出す料理・握りは正しく誠実な味。
丁寧な仕事が随所に滲み出てまする。
大満足のひと時になりんしたぁ~
日曜日の昼も営業してくれてて良かった!
<2018年9月訪問分>
【お会計】
・合計 ・・・ 47410円(2人分:つまみ、握り、お酒)
【内容】
~つまみ~
・白烏賊沖漬け
・新秋刀魚 肝ソース
・カマス藁の香り
・蒸しアワビ肝和え
・燻製マグロステーキ
・いわし明太子巻き
~握り~
・白烏賊
・こはだ
・不時知
・赤身
・トロ
・春子鯛
・いくら
・のどぐろ
・あなご
・たまご
・サッポロ赤星
・長野佐久 澤の花 辛口純米 ひまり ヌル燗
・滋賀 七本鎗 玉栄 純米 燗酒
・福島 寫樂 純米吟醸 酒未来
【詳細】
翌日月曜日からの金沢ツアーに備え、この日は丸の内泊。
日曜日の夜にやっているお店は何処かあるかなぁ???
東銀座の某和食大将からオススメ頂き、初訪問でやんすよ。
場所は銀座一丁目と新富町の丁度中間あたり。
東銀座からもほど近い立地。
所謂銀座の夜の喧騒とは離れた静かなおとなの印象。
お店の前には看板は無く、立てられていたメニュー表で店名を確認。
いざ、暖簾をくぐり店内へ。
店内は真っ平な白木のカウンターが美しく、造りも木の温もりがふんだん。
そこに6-7席と余裕ある配置。
とても落ち着く清潔感溢れる雰囲気はステキ。
大将とご挨拶し今宵の宴がスタートでやんすよ。
まずは「サッポロ赤星」で乾杯!
ではつまみから。
最初は「白烏賊沖漬け」。
白烏賊の軟骨、ゲソ、エンペラを3日間醤油漬け。
その上にバフンウニをトッピング。
色々な白烏賊の部位の食感が楽しい。
ピリ辛い味は青唐辛子を効かせているそう。
次は「新秋刀魚 肝ソース」。
ひとつは生の新秋刀魚の皮を引いて小葱醤油で。
確りした歯応えで秋刀魚の美味しさが広がりまする。
もうひとつは皮のまま焼いて肝醤油で。
香ばしい皮目とふっくらした身にほろ苦い肝が絡んで美味。
ヌル燗が欲しくなったんで、大将オススメを所望。
「長野佐久 澤の花 辛口純米 ひまり」、キリっとした味わいで旨い。
大将から「生唐墨」を出して頂く。
ちょびっとずつ食べてヌル燗を呑む・・・
い~い流れっすねぇ~
続いては「蒸しアワビ肝和え」、「蝦夷バフン雲丹」と二点盛りで。
歯の抵抗無く柔らかに噛み切れる蒸し鮑は肝と合わさり極上の美味しさ。
バフン雲丹は塩をあてて3日間寝かしたものだそう。
まったりとした舌触りに雲丹の風味と甘みが広がりまする。
そして「カマス藁の香り」。
一夜干ししたカマスを藁でスモークしたもの。
酢橘を搾って・・・
ホクっとした丁度いい塩梅のカマスの味に藁スモークの香りが鼻に抜けまする。
「大将、もう一杯ヌル燗を。」
オススメ頂いたのは「滋賀 七本鎗 玉栄 純米」。
こちらは少し熱めの燗酒が合いますってんで、それでお願い。
信楽焼の酒器で・・・
確りとした旨味を感じまする。
「燻製マグロステーキ」が運ばれる。
藁で燻製してから醤油漬けし、備長炭で焼き上げたひと品。
芥子を付けて・・・
トロの部分なので適度な脂があり、しっとりホクホクっとした食感。
お酒が進みまするねぇ~
メニューではつまみはここまで。
大将からお酒を呑まれるんで、と。
握りの「いわし明太子巻き」をつまみで出して頂く。
こうした臨機応変な対応、いいっすねぇ~
自家製明太子と鰯に沢庵、大葉、茗荷と共に巻いて。
鰯の旨味と程よい辛味の明太子。
そして大葉と茗荷のサッパリとした味わい。
沢庵がアクセントに。
オススメの冷酒を所望。
「福島 寫樂 純米吟醸 酒未来」、キレがあり香りがいい。
では握りに・・・
「白烏賊」、酢橘と岩塩を掛けて供される。
コリっと歯応えのいい白烏賊、美味しい。
「こはだ」、大葉と共に握られた小肌は丁度いい〆具合。
「不時知」、身厚で脂がのってて蕩けまする。
「赤身」、3日間寝かした大間産黒鮪は程よい酸味があり美味。
「トロ」、中トロはインドマグロがいいとの事。
品あるトロの脂が口の中で蕩け、いつまでも噛んでいたい・・・
「春子鯛」、丁寧に仕事が施された身厚の春子鯛は旨みがじわぁ~っと。
「いくら」、半熟でねっとりしたイクラはまるで卵の黄身。
「のどぐろ」、炭火で丁寧に炙ったノドグロは脂たっぷりで溶けまする。
「あなご」、煮てから炭火で炙った穴子には山椒を掛けて。
「たまご」、酒粕をつなぎにした玉子はまるでカステラ。
その後酒粕の仄かな香りがふわぁ~っと鼻に抜けまする。
これでひと通りなので、何か巻ちょっと物を。
ってな訳で出して頂いたのが・・・
「ネギトロ、トロタク巻き」、ひと口ずつで丁度いい量。
しかもトロは生と炙りの2種類を混ぜて。
フワッと食感の巻物にトロの旨味が際立ちまするよ。
〆て2人で47410円也ぃ~
正直、大満足☆
ひと手間かけた料理はどれも個性的。
大将の実直さ、誠実さ、真面目さが言葉や所作に滲み出てきまする。
目の前でシャリを酢と絡めている処も初めて見ました。
その他、料理を作る姿が間近で見れる愉しさがありんす。
お鮨屋さんには珍しく、席には本日のメニューが日本語と英語で示される。
優しい心遣いっすね。
そして大将を支える少し控えめな女将さんがとってもステキ!
奥ゆかしさを感じる女将さんとの二人三脚のお店。
聞くと銀座7丁目で3年やってから1年前6月にこの地で独立。
営業も不定休で、お昼もリクエストあれば2人からでもどうぞと・・・
店名は大将のお名前「小川武士」氏から「武士の一分」からとったそう。
正しく大将の誇りを感じる、そんなお店でやんすよ。
また伺いまする☆
10位
1回
2018/07訪問 2019/01/26
<2018年7月訪問分>
【お会計】
・料理 ・・・ @17600円
・飲物 ・・・ 21000円(泡、赤ボトル)
・合計 ・・・ 65550円(2人分:サーヴィス料8%、税含む)
【内容】
・毛蟹とウニ
・フラン
・Small plates
・鱧
・鮎
・ホエーのスープ
・ノドグロ
・神戸牛
・メロッソ
・ブルーベリー
・ブッセ
・チョコレート
・DRAPPIER BRUT NATURE
・Michel Clair & Fille Abbaye de Santenay Clos de Tavannes, Santenay Premier Cru 2015
【詳細】
今回の京都・神戸ツアーの目玉がこちらでやんすよ。
急なお休みが取れて、ツアーを企画。
真っ先にアポを入れたのが、念願の課題店。
仲良しのお友達2人から車家に合いますと言われ、気になってましたぁ~
運良くこの日に予約出来たんで、そこからツアーのお店を順次決めた次第。
偶然にもご紹介頂いたお友達が前日訪問というニアミスも(笑)
また、坂道との事なのでアドバイス通りホテルからはタクシーで向かいました。
言わずと知れたミシュラン最高峰のお店。
佇まいからオーラを感じまする。
ドアに近づいて入口の写真でも・・・
と、その瞬間ドアが開きスタッフがお出迎え(汗)
店内はモダンな雰囲気でテーブルの配置もゆったり。
4人掛けが5テーブルと結構こじんまりしてまするね。
既にお食事を始めている方は意外にも若いカップル2組。
スゴイなぁ・・・
ではワインから。
ワインラインナップは流石・・・
その中から比較的お得な感じの泡をチョイス。
「DRAPPIER BRUT NATURE」、暑い夏には心地いい喉越し。
最初の料理は「毛蟹とウニ」。
北海道毛蟹と青森雲丹をコンソメジュレで包み込むひと品。
たっぷりの毛蟹の旨味と濃厚な雲丹の風味が口の中に広がりまするねぇ~
ん~~~美味しい・・・
爽やかなレモングラスの香りがアクセント。
泡にはピッタシですねぇ~
2品目は「フラン」。
見た目シンプルなひと品ですが、何とスッポン出汁のフラン!
確かに大好きなスッポンの風味がふわぁ~っと。
そして生姜オイルとシブレットの香りがアクセントに。
予想外に身体に優しい味わいに驚き・・・
3品目は「Small plates」。
すると目の前のテーブルはあっという間に沢山の料理で埋め尽くされる!!!
正しく小皿料理たち。
その数、6品!
「スペイン産アンチョビ、コンソメジュレ」、自家製ブリオッシュと共に。
大きなスペイン産アンチョビは旨味ある程よい塩味。
コンソメジュレとクリームチーズのようなものと一緒に頂く事でバランスがいい。
サックリとした自家製ブリオッシュがまた美味。
「鰹背肉」、藁で燻製され柚子胡椒でピリッと感。
そして山芋のような食感の胡瓜?と共に味わいまする。
背肉のもちっと食感とのバランスがいいっすね。
一方脂ののった「鰹腹肉」は燻製せずオイル漬けのようにアレンジ。
あけがらしの甘辛さ、アーモンドソースの甘みとコクがアクセント。
スペイン料理で良く使うというこのソースがとっても美味しかったぁ~
小さな「広島産じゅんさい」、甘夏、豆乳ムースと共に。
チュルっと食感に爽やかさとコクが加わりまする。
「剣先烏賊」、白いんげんピュレ、コリアンダーと和えて。
烏賊の旨味に白いんげんピュレはいい味わい。
しかし所謂パクチーは苦手なんでちと複雑な印象・・・
「大阪河内軍鶏ソーセージ」、旨味がじゅわぁ~っと出てきまする。
これでもまだ序盤とは、スゴイ多皿でやんすねぇ~
4品目は淡路産「鱧」、炭火焼で。
しかもスペイン産イベリコ豚生ハムで巻いて供するとは驚き!!!
生ハムの風味で鱧が一層甘く引き立ちまするねぇ~
5品目は天竜川の「鮎」、こちらも炭火焼で登場!
これは見た目にも正に和食・・・
カラッと焼き上げられた鮎は勿論美味しい。
一緒に供される6品目が「ホエーのスープ」。
焦がしバター風味のスープに鮎を浸して頂くとまた違う風味が広がる。
サラッとしたホエースープだけでも普通に美味しい。
次は赤ワインをオーダー。
「Michel Clair & Fille Abbaye de Santenay Clos de Tavannes, Santenay Premier Cru 2015」。
好きな味わい。
7品目は山口の「ノドグロ」、脂ののりが凄い!
焼き茄子を携えて、ケッパー、玉葱、ディルのソースで頂きまする。
これも如何にも和の風情でやんすが、ソースで一変。
ノドグロの脂を上手く調和してすぅ~っと食べられる爽やかさがありんす。
8品目は王道の「神戸牛」、腿肉を炭火焼で。
ソースは肉のジュとエゴマ。
絹さやの胡桃ソースを添えて。
口の中で蕩けるように柔らかな食感と品の良い脂の旨味・・・
ん~~~んまい☆
9品目は「メロッソ」、スペインのおじや。
出汁の量によって、セコ、メロッソ、カルドソと3種類に分かれるようですね。
出汁は大好きなアメリケーネソース。
コクは薄めですが確りと旨みは出てますね。
10品目は「ブルーベリー」。
六甲のブルーベリーとフレッシュチーズのムース。
酸味と甘みのバランスがいい。
11品目は「ブッセ」。
ピスタチオ風味で軽やかな食感。
12品目は「チョコレート」。
大徳寺納豆と蕩けるチョコレート。
カフェで締め。
小皿を入れると全17品という多皿構成!
〆て2人で65550円也ぃ~
スペインをベースに和の要素も取り入れた料理の数々・・・
流石の内容と味わいでしたぁ~
と、お値段も流石ですが(汗)
全体的にハーブ系の香りが印象的。
落ち着いた雰囲気の中でゆっくりと時間が過ぎまする。
中々予約が難しいお店でやんすが、オススメ頂いた通り素晴らしいお店☆
機会あればまた伺ってみたいお店でやんすね。
お店を選ぶポイントは味は勿論ですが、基本的には料理を作る方やサーヴィスの方などの人柄を一番大事にしてます。
必然的にその人が作っているという顔が見える料理・お店が大好きですね。
そして価値観を同じにする方とご一緒する事を重視しています。
ですので大好きなお店への再訪が中心で、中々新規開拓出来ないのが悩みです。
限られた時間の中で素晴らしいひと時を過ごしたいと思います。
今回選んだお店は一店を除いてこれまで「マイベストレストラン」に掲載していないお店にしました。