車大好きさんが投稿した割烹 喜作(東京/麻布十番)の口コミ詳細

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車が大好きな町奉行の飲兵衛放浪記

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割烹 喜作麻布十番、赤羽橋/日本料理

1

  • 夜の点数:4.6

    • ¥20,000~¥29,999 / 1人
      • 料理・味 4.6
      • |サービス 4.5
      • |雰囲気 4.3
      • |CP 4.3
      • |酒・ドリンク 4.3
  • 昼の点数:4.2

    • ¥8,000~¥9,999 / 1人
      • 料理・味 4.3
      • |サービス 4.0
      • |雰囲気 3.6
      • |CP 4.3
      • |酒・ドリンク 4.1
1回目

2013/06 訪問

  • 夜の点数:4.6

    • [ 料理・味4.6
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.3
    • | CP4.3
    • | 酒・ドリンク4.3
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人
  • 昼の点数:4.2

    • [ 料理・味4.3
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気3.6
    • | CP4.3
    • | 酒・ドリンク4.1
    ¥8,000~¥9,999
    / 1人

若き獅子 才ある素顔 気さく也

<再訪 2013年6月 初ランチ 最初の写真26枚がおにゅ~>

【お会計】
・合計 ・・・ 16050円 (二人分:昼コース、酒)

【内容】
・前菜
 北海道産トコブシ・肝焚き合せ、芽キャベツとうるか、つるむらさきの白和え
 明石蛸の柔らか煮、空豆の蜜煮
・お椀 淡路鱸、小茄子、小メロン
・造り 九州天草鱧落とし、愛知アオリイカ、瀬戸内海赤貝
 醤油、酒盗、自家製梅肉で
・焼き物 メイタ鰈若狭焼き サツマイモ甘煮添え
・揚げ物 鱚、玉蜀黍かき揚げ、京都伏見唐辛子 酢橘、塩
・御飯 出汁巻き玉子、じゃこ、お新香(白瓜糠漬け、独活なます、昆布)、茗荷味噌汁
・ブランマンジェ キウイソース
・葛きり

・サッポロ黒ラベル
・宗玄 八反錦
・満点星 諏訪泉
・麦焼酎 無一物ロック
・奥播磨29号

【詳細】
この日は夜にエクアトゥールで素晴らしいワインを頂ける日☆
そして次の日は朝から国立劇場に行かねばならぬ・・・
ならばどちらにも便利なとこに泊まっちまいませう!
ってな訳でANAインターコンチネンタルホテル 東京に宿泊。

どこかで昼を喰わねば・・・
サポート担当相方殿からの提案!
麻布十番が近いでしょ?
んなら、まだランチ時に行ってないこちらにしましょ☆
おぉ、ナイスアイディア。
って事で初の昼訪問になりんしたぁ~

大将にご挨拶してカウンター席に腰を落ち着ける。
さて、この日のランチがスタートでやんすよ~

前菜は見た目も綺麗な6種。
「北海道産トコブシ」、柔らかく煮られたトコブシはい~い味。
肝もほんのりほろ苦い風味が堪りませんねぇ。
「芽キャベツとうるか」、芽キャベツの芯をくり抜いて中にうるかが。
手が込んでますねぇ~酒に合う☆
「つるむらさき白和え」、独特の食感とぬめりがいい。
「明石蛸柔らか煮」、スーッと抵抗感無く噛める程柔らかく煮られた蛸は美味い!
「空豆蜜煮」、丁度いい甘さ。

お椀は「淡路鱸、小茄子、小メロン」が入る。
蓋を開けると柚子と出汁の香りが立ち込める。
ん~~~、優しい味わいの出汁はいつ頂いても美味いっすよ☆
身厚の鱸は嬉しい限り、小茄子もきちんと味が付けてありんす。

お造りは「九州天草鱧落とし、愛知アオリイカ、瀬戸内海赤貝」。
これを醤油、酒盗、自家製梅肉で・・・
あちき的にゃ酒盗が合いますねぇ~
梅肉も酒の肴にもなりんす。

焼物は「メイタ鰈 若狭焼き」、意外と身厚なんですねぇ~
ほっくり焼き上げられた身は引きしまってて旨味がじゅわぁ~っと。
ん~美味しい☆
サツマイモ甘煮が添えられまする。

揚げ物は「鱚、玉蜀黍かき揚げ、京都伏見唐辛子」、酢橘を搾って塩で。
鱚はサックリ揚げられて甘みがいい。

そうこうしている内に大将はいくつもの玉子焼きを作る・・・
流れるような手捌き、ふぉわぁ~っと湯気が立つ焼き上がりを巻きすにくるむ。
見るからに美味そう☆

御飯セットにはその玉子焼きが・・・
しかもお代わり自由!!!
何という幸せ☆
その他、じゃこ、白瓜・独活ナマス・塩昆布、茗荷味噌汁が付きまする。
勿論ご飯もお代わり可能。
白米の甘みと旨味、い~い香りが食欲を誘いまする・・・
そしてふわっふわの玉子焼きが絶品☆
当然お代わりしちゃいますよ~
何気で美味しいのが昆布、酒も進みますねぇ。
独活ナマスも珍しいしいい味。

デザートには「ブランマンジュ キウイソース」、「葛きり」の2種類が。
充実してますねぇ~

そんな美味しい料理に合わせたのは勿論日本酒。
サッポロ黒ラベルで乾杯後、日本酒は大将にお任せ!
宗玄 八反錦、満点星 諏訪泉、奥播磨29号と出して頂く。
相方はチェイサー代わりに麦焼酎 無一物のロックを側に。

昼から本格的な和食コースになりんしたぁ!
〆て16050円也ぃ~
おぉ、これはリーズナブルでやんすねぇ☆

初めての昼でやんしたが、かなり満足度は高いっすよ。
しかも夜に比べて安さが際立ちますねぇ。
勿論、夜とは品数や食材等、違う部分も多いっすが、また違った味わいが楽しめまする☆

カウンターも個室もいつしか満席状態。
二番手さんは夜からとの事で、些か大将も慌ただしい・・・
信頼出来る板前さんが育ってくれれば、色々な意味でもっと素晴らしいお店になるんでせうなぁ・・・

そんな忙しい中、帰りの際はいつも通り外まで大将にお見送り頂きやしたぁ。
恐縮でやんすよ。
ではまたいつか・・・

さて、ホテルに戻って夜の部に備えますかな。
つづく・・・

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<再訪 2012年12月 最初の写真51枚がおにゅ~>

【あちき的オススメ】
・お椀 キンキと巻湯葉の聖護院大根みぞれ仕立て

【お会計】
・合計 ・・・ 45200円 (二人分:料理、酒)

【内容】
・胡麻豆腐の揚げ出し このわた添え
・北海道産タラコ 京野菜しろ菜の温かいお浸し
・前菜
 マナガツオの骨煎餅、姫クワイ揚げ、北海道産鮟肝タレ焼き
 鳥肝の松風、豆腐の味噌漬け長芋添え
・お椀 北海道産キンキと巻湯葉の聖護院大根みぞれ仕立て
・お造り 九州産熟成アラ、鹿児島産車海老の油通し 
 塩ポン酢、醤油、酒盗で
・愛知産銀杏の飯蒸し
・焼物 熊本産マナガツオ幽庵焼き 京菜の花の昆布〆黄味酢掛け
・兵庫産松葉蟹 出汁入り蟹酢で
・北海道産牡蠣の味噌仕立て
・北海道産くのこ(鱈の白子)の天ぷら 塩で
・長崎産自家製唐墨
・鮭炊込みご飯
・なめこ味噌汁
・お新香 昆布、蕪糠漬け
・ワラビ餅、蕎麦粉クレープ(餡子、苺、クリームチーズ、生クリーム)

・サッポロ黒ラベル中ビン (850円)
・BRUNO PAILLARD Reims-France PREMIERE CUVEE BRUT (8300円)
・奥播磨 純米仕込第二十九号 袋しぼり 兵庫 (1300円)
・悦凱陣 純米吟醸 無濾過生 香川 (1900円)
・秋鹿 大阪 (写真、値段失念・・・)

【詳細】
12月は怒涛の和食3連戦!
第一番目はあちきの大好きなこちらから★
この日は夕方迄渋谷でセミナーに参加・・・
万全を期して芝公園にお泊りにしたしたぁ~
相方とホテルで待ち合わせして、いざ出陣!

予定の18時半前に到着したら、カウンターは既に満席。
人気でやんすねぇ~
まずは大将にご挨拶ぅ、今日もヨロピクでやんすよ☆
さて、あちき達も始めますかね?

今回のあちき的オススメは「北海道産キンキと巻湯葉の聖護院大根みぞれ仕立て」でやんすよ☆
お椀の蓋を開けるとふわぁ~っといい出汁と柚子の香りが・・・
まずは汁を一口、二口、三口・・・
ん~~~~~優しく身に染みる味わいでやんすよ~~~
キンキはホロッと蕩ける柔らかさで、キトキトの脂身が何とも美味☆
美味い出汁を十分に吸った巻湯葉との食感が堪らない・・・
何とも幸せを感じる逸品でありんすぇ~

最初は「胡麻豆腐の揚げ出し このわた添え」・・・寒い日なんで温かいものからと大将の心遣い。
胡麻豆腐の甘みにこのわたの塩っ気が丁度いい塩梅。
そして揚げ出しの汁が何ともいい味・・・飲み干してしまいやしたぁ~

「北海道産タラコと京しろ菜の温かいお浸し」もまた品のいい味に仕上がる。
タラコ煮は好きなんですよねぇ~

前菜盛り合わせは5種類。
「マナガツオの骨煎餅」はパリッとして酒のつまみにピッタシの味。
大将によるとマナガツオの骨は柔らかく煎餅には最適なんですと。
「姫クワイ揚げ」はホクホク。
「北海道産鮟肝のタレ焼き」・・・まったいした味わいは美味いよねぇ~
「鳥肝の松風」は裏ごしした鳥肝と味噌、大和芋、松の実、レーズンが合わさり濃厚。
「豆腐の味噌漬け」は長芋の上に鎮座しこれもまた酒に合いますねぇ~

お造りは大将が大きなアラを裁く・・・
「九州産アラ」は一週間熟成して提供とのこと。
塩ポン酢でも醤油山葵でも酒盗でもどれでも合いますが、あちきは醤油山葵がいいかと。
さすが白身の王様だけあって歯ごたえといい、白身の甘さといい、旨味が凝縮☆
何もいえませぬわいなぁ~
「鹿児島産車海老」は油通しして供される。
甘みのある酒盗との相性も抜群で色艶も最高!

「愛知産銀杏の飯蒸し」は銀杏の甘みが引き立つひと品でやんすよ。
餡かけ仕立てになっておりいい味わいっすね。
愛知は銀杏の産地だそう。

「熊本産マナガツオの幽庵焼き 京菜の花の昆布〆黄味酢掛け」が登場。
マナガツオって好きなんですよねぇ~
適度な脂がのってていい味。
昆布〆された菜の花に掛かる黄味酢もバランスがいいっすね。

大将が目の前で大きな蟹を裁く・・・
足に付くタグを包丁で切ってあちきの前に・・・可愛い☆
「兵庫産浜茹で松葉蟹」が喜作皿に載って登場!
蟹の味・風味は勿論でやんすが、出汁入り蟹酢がまた超美味い!!!
喜作皿は店名の由来となっている大将のお祖父様と椎茸が描かれる特注の皿☆
素敵でやんすねぇ~

「北海道産くのこ」天ぷらは鱈の白子。
塩と酢橘をちょいと振って頂くと周りはカリッと、中からドロッと濃厚な白子がもう・・・

「北海道産牡蠣の味噌仕立て」は大振りの牡蠣が嬉しいっすねぇ~
味噌仕立ての味も絶妙で心身共に温まりまするよ!

「長崎産唐墨」は自家製との事で、めっちゃ身厚!!!
塩っ気も控えめで正しく丁度いい塩梅でやんすよ~
酒が進む・・・

「鮭の炊込みご飯」と「なめこの味噌汁」、「昆布と蕪の糠漬け」で腹を満たす・・・
食べきれないご飯はいつもながら丁寧にお土産に☆
いつみても竹皮に包む姿は粋で凛々しいっすねぇ~

「ワラビ餅」、「蕎麦粉のクレープ」で〆る。

これら美味い料理に合わせる酒は・・・まずはビールで乾いた喉を潤す。
いつもはここで日本酒でやんすが、ちょいとその前にシュワシュワでもぉ~
ってな訳でシャンパンボトルをチョイス☆
泡立ちが良く喉越しが堪りませぬわいなぁ~~~
早々にボトルが空いてしまう・・・
次からはやっぱ日本酒へ!
大将にお任せして計3種類を頂きやしたぁ☆
「奥播磨」、「悦凱陣」、「秋鹿」・・・どれも和食に合い旨い。

いつの間にかカウンターはあちき達二人に・・・
後から来たグループは個室なんで、気兼ねなく大将ともお話しを。

愉しく美味い時間はゆったりと過ぎますねぇ~
さて、そろそろお会計を。
二人で〆て45200円也ぃ~
今回はちょいとシュワシュワボトルを頂いてしまったんで値が張りましたが・・・
まぁ、シュワシュワはあちきのお誕生日祝いの余韻という事で(泡、いや汗)
この内容的でこの値段ならば妥当、というか料理のCPはいいと思いまする。

新鮮で素晴らしい食材を確りとした技術で奇をてらわずに仕上げる☆
毎度ながら実直な若き獅子の才能に脱帽でやんすよ!
あちきの一番好きな味がここにありんすぇ~

お土産のご飯を持って外までお見送り頂き、感謝でやんすよ~
また来ますね☆

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<再訪 2012年5月 最初の41枚がおにゅ~写真でやんすよ>

【あちき的オススメ】
・帆立真薯

【お会計】
・35000円(二人分:料理、酒)

【詳細】
あちきの大好きなお店に念願の再訪でやんすよ~
昼は控えめ(?)にしたんで、丁度良いお腹の減り具合。
日本酒も愉しみましょうかねぇ☆
今回は初めての個室、とっても落ち着いていい雰囲気でやんすねぇ!
大将のお爺様の「書」が掛け軸として飾られてましたぁ。
何気に床の間にある置物も素敵でやんすねぇ・・・
ってきょろきょろしている間に本日の宴がスタートでやんすよ。
内容は次の通りでやんす。

・空豆のすり流し ウニの煮凝り入り、紫蘇の花穂添え
・天ぷら 山梨天然山菜ハリキリ
・お椀 九州天草のボタン鱧 じゅんさい、小メロン
・お造り 山口あおり烏賊、千葉竹岡太刀魚の焼き締め、莫大海・あおめ、蕎麦の芽添え
 薬味3種 醤油、塩ポン酢、酒盗
・焼物 大分カマス塩焼 茗荷、酢橘添え
・八寸 長芋のコノワタ和え、高知小茄子、穴子湯葉巻き(葱味噌)
・揚物 帆立真薯 大葉巻き 天つゆで
・バチコ
・ハラスの炊込みご飯
・お新香 胡瓜糠漬け、昆布
・なな麩の味噌汁
・甘味 蕎麦粉クレープ(餡子、クリームチーズ、生クリーム、苺)、わらび餅

・プレミアムモルツ
・宗玄(石川) 純米八反錦 生原酒
・宗玄(石川) 特別純米 純酔無垢
・秋鹿(大阪) 純米吟醸もへじ 無濾過生原酒(途中からぬる燗で)
・悦凱陣 赤磐雄町(香川) 純米吟醸 生原酒

中でもあちき的には「帆立真薯」が一番でやんすねぇ~
思わず運ばれた瞬間に箸を持って喰おうとしてしまいやしたぁ・・・
危ない危ない・・・
天つゆが供されますが、あちき的にはやっぱ塩が。
で、ちょいと塩を振って一口・・・ん~んまい!
大葉に巻かれた帆立真薯はサクッと揚げられ、磯の香りと甘みが口に広がりまするねぇ~
絶品のひと品でやんすよ。

次はやっぱ汁好きのあちきは「お椀」でやんすね!
九州天草のボタン鱧、綺麗に骨切りされた身厚の鱧は風味豊かで脂ものり美味いっすね☆
薄味ながら確りと出汁の出た優しい汁にじゅんさいの食感が何ともいいバランス。
この時期もう鱧があるんですねぇ~

初めて食すのが「バチコ」というナマコの卵巣を干したもの。
聞くところによると三味線のバチに形が似ているからだそう・・・なるほどなるほど・・・
温められて供されるが、これがまたい~い塩加減で酒に無茶苦茶合うんでやんすよ!

そして外せないのが「ハラスの炊込みご飯」。
大きな釜で炊かれたご飯は香り高くいくらでも入りそう。
でも、そこはちょいと抑えて残りをお土産にして頂けるのがいいんでやんすよ☆
丁寧に経木に包まれたご飯は翌日に余韻を残してくれまする!
付け合せの胡瓜糠漬けに昆布もイイ味だし、味噌汁もホッとする一品。

ちょっとしたひと品ですが、八寸の「高知小茄子」が印象深い品でやんした。
美味しい出汁を十分に吸い込んだ小茄子は食感も確り、そして噛むと出汁がジュワァっと・・・
「長芋」も「コノワタ」を和えられ、酒にピッタシ。
「穴子の湯葉巻き」も丁寧な仕事振りが窺えまする。

最初の「空豆すり流し」は清涼感ある一品でスタートには丁度いい塩梅。
天ぷらはあちきの大好きな山菜でやんすが、初めて聞く「ハリキリ」という物。

お造りは柔らかい「山口あおり烏賊」に「千葉竹岡の太刀魚焼き締め」。
これを3種の薬味から好きなので食すが、あちきは塩ポン酢が好きでやんすね☆
驚いたのがお造りに添えられる「莫大海」という柏の身から作った一見コンニャクのような品。
柔らかくクセの無い味は初めての経験・・・

焼物の「大分カマス塩焼」はカリッと皮目が焼かれ、塩加減も抜群。
甘味は「蕎麦粉のクレープ」に「わらび餅」という和洋コラボ。
クレープは餡子にクリームチーズ、生クリーム、苺が具材に入り、正しくケーキ感覚。

それら美味しい料理を旨い酒で合わせる。
銘柄はお任せしましたが、どれもこれも旨いっすねぇ~
中でも秋鹿もへじをぬる燗にして頂いたのが、あちき的にはドンピシャ!
いくらでも呑めちまいまするねぇ・・・

相変わらずあちきの舌にピッタシと合う味の数々。
若獅子のレベルの高さを改めて思い知る愉しいひと時でやんしたぁ~
そして今回、初めて女将さんにもお目にかかりやした!
何と素敵で素晴らしい対応なんでせうか・・・ひと目であちきも相方もファンになっちまいましたよ☆

素材の良さと腕の良さ、そして人柄の良さが三位一体となったお店でありんす。
あぁ、もうそろそろお開きのお時間でやんすね。
今回も大満足、ぜしまた来ますよ~

大将、そしてきなりさん、感謝でやんす☆
お二人に見えなくなる迄お見送り頂き、至福のひと時を有難うございやしたぁ。

……………・・・・・・・・・・・・・・・・・・………………・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・………………・・・・・・・・・・・


<プチ都内旅シリーズ 夜の部 2012年1月>

【あちき的オススメ】
・若狭ぐじのお椀

【お会計】
・35000円(二人分:料理、酒)

【あちき的シチュエーション】
・素敵な落ち着く空間で極上の和食を喰いたいとき

【詳細】
以前から気になっていたこちらのお店。
有名レビュアーU様が絶賛されてる事もあり、ぜしと思い機会を狙ってやしたぁ~

運良く土曜日の夜に予約が出来たんで、んじゃこちらを中心に考えまっしょ!
ってんで近場にある都ホテルに泊まったって訳でやんすよ~

昼の部の余韻をホテルで落ち着かせて、いよいよお店へ繰り出しぃ★
お店は麻布十番の綺麗なビルの5階にあり、エレベーターを降りるとそこは驚きの和空間。
入口で靴を脱いで、いざ白木のカウンター席へご案内!
今回は大将にお任せでお願いしやしたぁ!
内容は次の通りでやんすよ~

<料理>
・スッポンの茶碗蒸し
・セイコ蟹 蟹酢で
・若狭ぐじ、京淀大根、タラの芽のお椀
・青森鮃、松輪細魚、岩茸 醤油・塩ポン酢・酒盗で
・マナカツオの西京焼き なます添え
・合鴨、京海老芋、壬生菜治部煮
・琵琶湖の子持ちワカサギ揚げ
・鮭ハラスご飯 お新香、味噌汁
・白玉ぜんざい、抹茶プリン

<飲物>
・モルツ瓶 ×2
・奥播磨35号 純米吟醸 袋しぼり ×2
・秋鹿(大阪)無濾過 生原酒 もへじ ぬる燗で
・諏訪泉(鳥取) 純米吟醸 満点星

あちき的オススメは「若狭ぐじのお椀」でやんすねぇ~~~
一見極普通のお椀。
一口汁を含むと・・・ん~~~美味い!
何ともいい味わいの出汁がすぅーっと体に溶け込んでいく。
優しい味わいの中に、確りとした素材の味を柔らかく主張する。
そしてほんのり衣を纏った若狭ぐじがまた絶妙な味。
京淀大根との歯応えのバランス・・・これもいい。
汁好きのあちきとしては、大変満足度の高い逸品でやんしたぁ~

そして「スッポンの茶碗蒸し」。
最初のひと品であり、熱々の茶碗蒸しにスッポンの濃厚なエキスが存分に出ている。
身も入っており食感も面白いっすよ。

「せいこ蟹」は内子に外子、そして蟹の身が充満!
添えられる蟹酢はほんのり甘味があり、蟹の味を惹きたてまするよ☆
スプーンで卵をこそいで綺麗に喰いましたぁ~

お造りはこちらの拘りで供される。
単に醤油と山葵・・・だけでなく、塩ポン酢、鰹の酒盗。
青森の鮃、松輪の細魚、岩茸をそれぞれの薬味で食す・・・変化があってイイッすねぇ~

「マナガツオの西京焼き」はホッとするひと品でやんすね。
あちき的には添えられたナマスが絶品と思いまする。
季節を感じる一品っすよ。

「合鴨の治部煮 京海老芋と水菜添え」は鴨好きには堪らないひと品。
濃すぎず丁度イイ塩梅でやんすねぇ~
あちきは治部煮って好きなんすよね★

「琵琶湖の子持ちワカサギ揚げ」を酢橘で頂く。
サックリ柔らかく揚げられたワカサギは体にもほっこりと優しい感じ。

〆は「鮭ハラスご飯」でやんすよ~
釜で炊かれたハラスご飯は万能葱が振り掛かり見た目にも鮮やか!
そして一口喰えばフワーっと鮭の風味が口一杯に広がりまするよ~
でも、もう喰いきれませぬ・・・
と、思いきや竹皮で包んでおむすびにしてくれましたぁ~~~
家に帰ってから喰うとこれがまた最高に美味いっすよ☆
付け合せに昆布も添えられましたが、これがまたイイ塩加減。
その気遣いには脱帽でやんす・・・

デザートは「白玉ぜんざい、抹茶プリン」と口の中をリセット出来る品の数々。

それらの料理を美味い酒で流し込む・・・
オススメのお酒を冷酒、ぬる燗、冷酒・・・と趣向を変えて頂きやしたぁ~
あちきの味覚にピッタシ合った料理じゃ、酒が進むのは致し方なしでやんすよねぇ・・・
3種類の日本酒でしたが、計5本以上呑んだようだが、記憶の彼方に・・・
酒にも拘りがあり、選ぶ楽しみがありんすぇ~

とにかく最初から最後迄、繰り出される味はめっちゃあちき好みでやんすよ★
優しい柔らかい味わい、そして素材の旨味を十分に引き出す技。
しかも出汁はしっかりと出ている。
若き大将の繊細かつ丁寧な所作から繰り出される至極の料理の数々は素晴らしいっす!
綺麗な流れでやんすねぇ~
つかず離れず、絶妙な間合いでの会話も安心感ありまするよ。

あちきは一流な和食屋ってのはこれまで行った事がありませぬ。
だから、そうしたお店の味や雰囲気と比較しようがありませぬ。
でも、こちらの料理は素直に体に入っていき、素直に美味いと思え、素直に居心地が良い。
こんなお店って素敵でやんすよねぇ~
ぜしまた再訪したいと思うお店でやんしたぁ★

〆て35000円、正直安いのか高いのかと言われれば即座に安いと・・・
大将の人柄から繰り出される極上の料理とそれに合う最高の酒、そして至福の落ち着いた空間。
凛とした雰囲気の中で、若き獅子のような大将の中には「気さく」さが滲み出る、居心地良いお店でやんすね~
ぜし、白木のカウンターで「気さく」な大将と向き合って、料理と酒を堪能しておくんなましよ!
良いお店に出会いましたぁ。
4.9★でやんすよ。

  • 25年6月 焼物 メイタカレイの若狭焼き サツマイモ甘煮添え

  • 25年6月 揚げ物 キス・京伏見唐辛子・玉蜀黍かき揚げ 酢橘、塩で

  • 25年6月 お造り3種

  • 25年6月 淡路の鱸、小茄子・小メロンのお椀

  • 25年6月 前菜5種

  • 25年6月 前菜 北海道産トコブシ・肝焚き合せ

  • 25年6月 前菜 芽キャベツとうるか

  • 25年6月 前菜 つるむらさきの白和え

  • 25年6月 前菜 明石蛸の柔らか煮

  • 25年6月 前菜 空豆の蜜煮

  • 25年6月 お造り 九州天草産鱧落し

  • 25年6月 お造り アオリイカ

  • 25年6月 お造り 瀬戸内海赤貝

  • 25年6月 お造り用 醤油・酒盗・自家製梅肉

  • 25年6月 揚げ物 アップ

  • 25年6月 塩

  • 25年6月 白瓜糠漬け・独活なます・塩昆布

  • 25年6月 じゃこ

  • 25年6月 白飯 (お代わり自由)

  • 25年6月 出汁巻き (お代わり自由)

  • 25年6月 茗荷味噌汁

  • 25年6月 ブランマンジェ キウイソース

  • 25年6月 葛きり アップ

  • 25年6月 葛きり

  • 25年6月 麦焼酎 無一物 ロック

  • 25年6月 お茶

  • 24年12月 お椀 北海道産キンキと巻湯葉の聖護院大根みぞれ仕立て

  • 24年12月 胡麻豆腐揚げ出し このわた添え

  • 24年12月 蟹を裁く大将

  • 24年12月 喜作皿 岡先生作

  • 24年12月 愛知産銀杏の飯蒸し

  • 24年12月 北海道産タラコ 温かいお浸し

  • 24年12月 前菜 北海道産鮟肝タレ焼き、マナガツオ骨煎餅、豆腐味噌漬けと長芋、姫クワイ揚げ

  • 前菜 マナガツオ骨煎餅、豆腐味噌漬けと長芋、姫クワイ揚げ アップ

  • 24年12月 お椀

  • 24年12月 お造り 九州産熟成アラ、鹿児島産車海老の油通し

  • 24年12月 お造り用塩ポン酢

  • 24年12月 お造り用醤油

  • 24年12月 お造り用酒盗

  • 24年12月 銀杏の飯蒸し用 

  • 24年12月 熊本産マナガツオの幽庵焼き 京都菜の花の昆布締め黄味酢

  • 24年12月 京都産菜の花の昆布締め 黄味酢がけ

  • 24年12月 熊本産マナガツオの幽庵焼き アップ

  • 24年12月 あちき用松葉蟹

  • 24年12月 松葉蟹をほぐして

  • 24年12月 松葉蟹の身

  • 24年12月 松葉蟹酢

  • 24年12月 北海道産牡蠣の味噌仕立て

  • 24年11月 お塩

  • 24年12月 北海道産くのこ (鱈の白子)天ぷら

  • 24年12月 北海道産くのこの天ぷら アップ

  • 24年12月 自家製唐墨 

  • 24年12月 自家製唐墨 アップ

  • 24年12月 シャケご飯

  • 24年12月 シャケご飯、途中経過

  • 24年12月 シャケご飯、取り分けて アップ

  • 24年12月シャケご飯 取り分けて

  • 24年12月 お新香 昆布と蕪の糠漬け

  • 24年12月 なめこの味噌汁

  • 24年12月 味噌汁椀

  • 24年12月 蕎麦粉のクレープ 餡子生クリーム、苺、生ハム

  • 24年12月 わらびもち

  • 24年12月 BRUNO PAILLARD Reims-France BRUT

  • 24年12月 しゅわしゅわ

  • 24年12月 奥播磨 純米仕込第二十九号 袋しぼり

  • 24年12月 奥播磨

  • 24年12月 悦凱陣 純米吟醸無濾過

  • 24年12月 悦凱陣 無濾過

  • 24年12月 悦凱陣 能書き

  • 24年12月 乾杯用ビール中ビン

  • 24年12月 酒器

  • 24年12月 乾杯用シュワシュワコルク

  • 24年12月 蟹の証拠

  • 24年12月ドリンクメニュー

  • 24年12月 ドリンクメニュー

  • 24年12月 箸置き達

  • 24年12月 店内のお花

  • 24年5月 空豆のすり流し

  • 24年5月 山梨の天然山菜ハリキリの天ぷら

  • 24年5月 お椀 九州天草ボタン鱧、じゅんさい

  • 24年5月 お造り 山口あおり烏賊、千葉竹岡太刀魚焼き締め

  • 24年5月 お造り 千葉竹岡太刀魚焼き締め

  • 24年5月 莫大海(柏の身)

  • 24年5月 お造り用薬味 醤油、塩ポン酢、酒盗

  • 24年5月 大分カマスの塩焼き

  • 24年5月 八寸 長芋コノワタ和え

  • 24年5月 八寸 高知小茄子

  • 24年5月 八寸 湯葉巻き 葱味噌

  • 24年5月 揚物 帆立真薯 大葉巻き 天つゆで

  • 24年5月 バチコ

  • 24年5月 ハラス炊込みご飯

  • 24年5月 ハラス炊込みご飯

  • 24年5月 お新香 胡瓜糠漬け、昆布

  • 24年5月 なな麩の味噌汁

  • 24年5月 甘味 蕎麦粉クレープ 餡子、生クリーム、苺

  • 24年5月 甘味 蕎麦粉クレープ 餡子、生クリーム、苺 中身

  • 24年5月 甘味 わらび餅

  • 24年5月 お土産用のハラス炊込みご飯

  • 24年5月 お土産用のハラス炊込みご飯 中身

  • 24年5月 ドリンクメニュー

  • 24年5月 ドリンクメニュー

  • 24年5月 ドリンクメニュー

  • 24年5月 ドリンクメニュー

  • 24年5月 ドリンクメニュー

  • 24年5月 ドリンクメニュー

  • 24年5月 ドリンクメニュー

  • 24年5月 ドリンクメニュー

  • 24年5月 ドリンクメニュー

  • 24年5月 一品料理メニュー

  • 24年5月 個室

  • 24年5月 個室の掛け軸

  • 24年5月 個室の掛け軸

  • 24年5月 個室

  • 24年5月 個室床の間の置物

  • 24年5月 個室のお花

  • 24年5月 お酒

  • 24年5月 ぬる燗用

  • 24年5月 お茶

  • お椀 若狭ぐじ、京淀大根、タラの芽

  • セイコ蟹

  • 鮭ハラスご飯 万能葱

  • 焼き魚 マナガツオ西京焼き アップ

  • スッポンの茶碗蒸し

  • お造り 松輪細魚 アップ

  • 合鴨治部煮 京海老芋、壬生菜 アップ

  • セイコ蟹

  • お椀

  • お椀 アップ

  • お造り2点盛り 青森鮃、松輪細魚、岩茸

  • お造り 青森鮃 アップ

  • お造りは、醤油・塩ポン酢・酒盗で

  • 焼き魚 マナガツオ西京焼き、なます

  • 焼き魚 付け合せのなます アップ

  • 合鴨治部煮 京海老芋、壬生菜 

  • 合鴨治部煮 京海老芋、壬生菜 京海老芋アップ

  • 琵琶湖の子持ちワカサギ揚げ 酢橘で

  • 琵琶湖の子持ちワカサギ揚げ アップ

  • 鮭ハラスご飯 取分けアップ

  • お新香 蕪、昆布

  • 味噌汁

  • デザート 白玉ぜんざい、抹茶プリン

  • デザート 白玉ぜんざい

  • デザート 抹茶プリン

  • お土産にして頂いたハラスご飯 綺麗に包まれて

  • お土産にして頂いたハラスご飯 昆布も

  • お土産にして頂いたハラスご飯

  • お土産にして頂いたハラスご飯 アップ

  • 奥播磨35号 純米吟醸

  • 奥播磨35号 純米吟醸

  • 秋鹿(大阪) 無濾過生原酒 ぬる燗で

  • 秋鹿(大阪) 無濾過生原酒 ぬる燗で

  • 諏訪泉(鳥取)純米吟醸 満点星

  • 諏訪泉(鳥取)純米吟醸 満点星

  • 諏訪泉(鳥取)純米吟醸 満点星

2013/07/19 更新

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