saemizukiさんが投稿した一心鮨 光洋(宮崎/宮崎)の口コミ詳細

レビュアーのカバー画像

瑞樹(saemizuki)録食べある記

メッセージを送る

この口コミは、saemizukiさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

最新の情報とは異なる可能性がありますので、お店の方にご確認ください。 詳しくはこちら

利用規約に違反している口コミは、右のリンクから報告することができます。 問題のある口コミを報告する

一心鮨 光洋宮崎/寿司

1

  • 昼の点数:4.5

    • ¥10,000~¥14,999 / 1人
      • 料理・味 4.2
      • |サービス 4.5
      • |雰囲気 4.5
      • |CP 3.8
      • |酒・ドリンク -
1回目

2021/09 訪問

  • 昼の点数:4.5

    • [ 料理・味4.2
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.5
    • | CP3.8
    • | 酒・ドリンク-
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

九州産のネタで異次元の体験☆彡「一心鮨 光洋」

「〜新しい食の発信〜美味コレクション」にて。

百名店2021、2017・2019・2020・2021年BRONZE、2018年SILWERの超人気店。普段、スーパーとか魚屋さんのお寿司にお世話になっている身としては、カウンター鮨ってのは勇気がいるもんで…その前に懐もさみしい訳ですが…

特に百名店とか万を超えるお店は敷居が高く…その前に予約するのがまた、ハードルなんですが。ということで、美味コレクションにお世話になります。今回はウェブで事前予約。ありがてぇ。日曜日11時半の回。ほぼ一斉スタートだから、握る方もやりやすいのかな?

予想通りのエリアにて、カウンター席。案の定、大将たちと顔なじみの方々いらっしゃいます。今回のメニューは技心想伝10貫(1人前、デザート・椀汁付)13,200円(税込)のみ。アルコールの提供も勿論なし。ノンアルビールと冷茶はあったけれど、他の追加メニューも無し。

ううう…。まぁ、いつかお店に伺った時のお楽しみということで。きっとお店の方も残念に思っているに違いない。一心鮨光洋さんは、「鮨torante」(スシトランテ)として、食材や技術の探究、心地よい空間を創ることに取り組んでいらっしゃるそう。

お客の時間をより特別なものにする為、美味しいと思っていただく為に、妥協せずいい食材があると伝え聞けば、生産者様を訪ね、商品を確かめ想いを聞き、納得したものだけを仕入れているんだとか。その空間にも力を入れているようなので、是非次は訪問したいですね。

今回も席には荷物置き用のカゴ完備、すぐにおしぼりとお茶を頂きます。隣席との間にはアクリル板あり。銀皿に、ほぉ~こりゃ珍しい、やわらか生姜。口の中でがりがりと音を響くように頂くことから名づけられたともいわれるガリ。

ですが、こちらのガリはその由来を忠実に表現するように作られたもの。新ショウガだけを使っているようです。それを食べやすく小さ目のぶつ切りにしてあります。こちらは店頭でも売られていました。後で調べたら、京都の富士酢に漬け込んであるそうです。

これがまぁ繊維質の柔らかい、ピリッとした刺激はあるものの何とも上品な味で、しかし歯ごたえも楽しい一品。面白い。早速スタート。先ずはさわら。シャリは赤酢を使っていて、かなり酸味がしっかりしています。最初は強いかな、と感じましたが味わう内にこれが癖になります。

尖りが無いからでしょうか。丸ッとしたご飯粒がいい塩梅に最小限それぞれがくっついていて、何ともまとまりが良いのにまるで化学反応のようにほどけもスムーズ。小さ目なシャリも食べやすくていい。そしてさわらも白身とは思えない旨味の濃厚さ。

これを頂いたら、白身は淡白で…とは云えなくなりそう。続いてあおりいか。これも面白い、お初の出逢い。正直、私はイカはパリッとした、例えば函館で食べられるイカソーメンのようなのが好み。あの、ドロッとしたイカは好んでは頂かないのですが~こちらのイカ、ねっとりクリームのようなのです。

なんと、刻んでいる模様…!こういう食し方もあるんだなぁ。お次、マグロ。九州産のネタ(食材?)に重きを置いていらっしゃるようですが、マグロだけは青森県産。九州(福岡だけかも)の人ってトーキョーの人ほどマグロには飛びつかない人が多い(今は違うのかも…)んですが。

それでもこのマグロなら喜んで食べるでしょう。まるで良い牛肉に細かくサシが入ったような、見た目は赤身なのに、融解具合が凄い。そしてその脂と酢のマリアージュがなんとも心地よい。うんまーーー!柔らかいのに噛み応えもいいんです。

そしてコハダ。まぁこの見事な身ったら…!そのお鮨屋さん、職人さんの技の見せ所。〆過ぎておらず、なんともいい塩梅。後からコハダが追いかけてくる。皮の風味が良い。やや塩気が強く感じましたが、これが食べ終わる頃にはスッとなくなる違和感。

お店の方とお隣の方の会話が聞くともなしに聞こえてきます。お店はコロナ禍でも繁盛されているようで、このイベントが終わったらとんぼ返りのようです。いいなぁ…地元の方は、おまかせで日本酒やワインとのペアリングを楽しんでいらっしゃるんでしょうね~。

予約がたんまり入っている模様。それなのにこうして来てくれて本当に有り難いなぁ。そしてくるまえび。いやー余りの大きさ、立派さに写真撮りまくりw茹でて頭を取ってこんなに大きい…!大きいからと云って大味でもなく、パサつきは最小限で甘さがいい~。

私史上最大の鮨の車エビ。カウンター内では、お土産のばらちらしなども順次作られていますが、その丁寧さにも驚き。いいね…つい宝石箱とか云っちゃいそうになる。そして驚きのカツオ。ネタ自体も去ることながら、上に乗せられた薬味が初体験。

ねぎ(芽ネギかな)と生姜をすり鉢で混ぜ合わせるようなのですが~まるでにんにく!いやビックリ。宮崎県の甘い醤油を使い、藁の薫りを移してあるのかな?私もね~子どもの頃は甘い醤油が苦手でしたが、年を重ねる毎にあの美味しさが蘇ってきました。

今では刺身には九州の醤油があると嬉しいですね。そしてこのカツオ、うんまい~これまた牛肉に似た旨みを感じます。そしてこれまた驚きの!ウニ!こちらは佐賀県産。私が前回佐賀を旅したのは11月だから、出逢っていない筈。出逢っていたら、絶対覚えているだろうし。

今の時期だけ、とお聞きしてもしや幻のウニ…アカウニ…!これがまぁフレッシュで、ウニと云えば私は東北~北海道なんかをイメージしがちで、濃厚なのを思い浮かべてしまいますが、このウニは爽やか!スッとなくなる!こんなウニがあるんだなぁ…上品なウニ。

そして穴子!これもまぁ驚くほどふわっふわ…ホントに穴子?!って思うくらい。きめ細かい身の味付けも絶妙で、身のほどけ具合とシャリのバランスがいい。そしてうなきゅう!確かに、江戸前では鰻をお鮨には使わない…かな?いつもいいなぁと思うのは、海苔のおいしさ。

こうしたお鮨屋さんが出してくれる海苔って、本当に美味しい。香りが立っていてパリッとしていて。海苔を消化出来るのは日本人特有の特徴だけれど、日本人でよかったぁ…。胡瓜の皮の残し具合も鰻も、口に入った時のことがしっかり計算されたバランス。

そして切り分けられて出てきた玉~もう、下手なカステラより美味しい~いや下手なプティ・ガトーにも負けませんね。見事なカラー!焼き目!おいすぃぃぃぃ。これだけは他のネタ付きにはない旨さ。お椀は蓋つきで登場。アッツアツ!お味噌汁。

見るからに良い状態のあおさに、ねぎのしゃっきり感がいい。赤味噌も使っているのかな?私的には、この流れだとお吸い物の方が合う気がします。個人的な体調のせいかも知れませんが。ラスト、デザート。アイスクリームでした~。栗ですね。提供時からやや溶けていたのが残念。

それでも細かく細かく削り出した栗の実がこれまた面白い食感。添えられたスプーンも良いデザインで私好み。いや~美味しかった~もう一周行けるよ。以前同様の席で一高さんのお鮨も頂きましたが、今日の握り手さんはしっかり食材のことを話して下さったのが嬉しかったです。今度は是非、ペアリングを楽しみたいものです。ごちそうさまでしたー!!

  • 薬味が凄い

  • 漬けてある

  • 佐賀県産

  • うまうま

  • マグロ

  • ふわっふわ~

  • さわら

  • あおさとネギ美味しい~

  • デザート

  • 栗!

  • メニュー

  • カウンター席

  • ガリ

  • アオリイカ

  • これだけは青森産

  • コハダ

  • 車エビ

  • でっか!

  • カツオ

  • ウニ

  • 穴子

  • うなきゅう

  • お味噌汁

2021/09/30 更新

エリアから探す

すべて

開く

北海道・東北
北海道 青森 秋田 岩手 山形 宮城 福島
関東
東京 神奈川 千葉 埼玉 群馬 栃木 茨城
中部
愛知 三重 岐阜 静岡 山梨 長野 新潟 石川 福井 富山
関西
大阪 京都 兵庫 滋賀 奈良 和歌山
中国・四国
広島 岡山 山口 島根 鳥取 徳島 香川 愛媛 高知
九州・沖縄
福岡 佐賀 長崎 熊本 大分 宮崎 鹿児島 沖縄
アジア
中国 香港 マカオ 韓国 台湾 シンガポール タイ インドネシア ベトナム マレーシア フィリピン スリランカ
北米
アメリカ
ハワイ
ハワイ
グアム
グアム
オセアニア
オーストラリア
ヨーロッパ
イギリス アイルランド フランス ドイツ イタリア スペイン ポルトガル スイス オーストリア オランダ ベルギー ルクセンブルグ デンマーク スウェーデン
中南米
メキシコ ブラジル ペルー
アフリカ
南アフリカ

閉じる

予算

営業時間

ページの先頭へ