17回
2025/09 訪問
ご夫婦の人柄と料理に惹かれ、通うほどに深まる愛着
名古屋・栄の裏路地に佇む居酒屋「かつ巳」。
矢場町駅から徒歩圏内、カウンター9席とテーブル1卓のみの小さなお店です。
以前は常連さん中心の隠れ家的存在でしたが、最近はSNSで話題が広まり、いまや予約困難な人気店に。お酒好きにも食通にも支持される理由は、旬の素材を丁寧に調理し、日替わりで変わるアラカルトにあります。
そんな「かつ巳」への訪問も今回で16回目。訪れるたびに、新しい発見と驚きがあるのがこのお店の魅力です。
【本日の注文】
●秋なす揚げ煮
●さんま薬味たたき
●とろとろ豚なんこつ角煮
●秋さばみそ煮
●いくらとサーモンのしょう油漬け
●きんかん卵しょう油漬け
●白飯
秋なす揚げ煮
上品な和出汁に揚げ茄子が浸され、旨みととろりとした食感が見事に融合。食べ始めにふさわしい、優しい秋の一皿。
さんま薬味たたき
脂の乗った秋刀魚に生姜・ネギ・茗荷を合わせ、隠し味の味噌で全体を引き締める。なめろう風の濃厚さと薬味の爽やかさが絶妙で、今回一番印象に残った逸品。
とろとろ豚なんこつ角煮
豚なんこつはとろける柔らかさ。仄かな酸味と胡麻油が香り、うずら卵にまで味が染み込んでいる。見た目に反して軽やかで、ご飯が欲しくなる味わい。
秋さばみそ煮
脂の乗り始めた鯖を生姜と味噌で優しく煮込んだ王道の一品。甘辛い味噌がご飯との相性抜群で、日本の食卓の定番をさらに洗練させたような仕上がり。
〆のご飯
「いくらとサーモンのしょう油漬け」と「きんかん卵しょう油漬け」を白飯にのせて、勝手に親子丼仕立てに。いくらのプチプチ感、サーモンのとろける脂、濃厚なきんかん卵のコクが三位一体となり、思わず笑みがこぼれる至福の〆。私は毎回の定番の食べ方ですが、周りからジロジロ見られるお約束の楽しみ方。
今回も新しい驚きと感動を与えてくれる「かつ巳」。
旬を大切にした誠実な料理と、心地よい雰囲気に惹かれ、つい足が向いてしまいます。
次回は10月下旬、秋と冬の味覚が交わる季節。どんな新たな出会いがあるのか、今から楽しみです。
ご馳走様でした‼︎‼︎
それではまた次回まで「ご機嫌よう♪」
2025/09/21 更新
2025/08 訪問
他では出会えない料理の美味しさと温もり感じる銘酒場
名古屋・矢場町の街角に、ひっそりと灯る小さな居酒屋「かつ巳」。控えめな入口で知らなければ通り過ぎてしまうような外観ですが、一歩足を踏み入れた瞬間から、外の喧騒を忘れるような温かみが広がります。
店主と女将さんはとても穏やかで、柔らかな雰囲気を醸し出すご夫妻。言葉少なでも伝わる優しさがあり、この空間にいるだけで自然と心が落ち着いていきます。
料理の丁寧さと居心地の良さが評判で、今や「予約困難」の名酒場として知られる存在。今回で15回目の訪問ですが、訪れるたびに新しい発見があり、行けば行くほど次回が楽しみになるのが「かつ巳」の魅力です。
【本日の注文】
●マグロわさび和え
●キモ刺し
●ハツ刺し
●タコとセロリの旨辛
●鶏ハラミ漬け焼き
●なすとひき肉の冷やし和えそば
定番の「キモ刺し」と「ハツ刺し」は相方の希望で1本ずつ。クセがなくフレッシュで、噛むほどに旨味が広がります。はじめて訪れる方にはぜひ味わってほしい一品です。
「タコとセロリの旨辛」は、ピリッとした辛味にセロリの爽やかさとタコの弾力が絶妙。後味でふわりと胡麻油の香りが鼻に抜けて、思わずお酒が進みます。鶏ハラミ漬け焼きは、香ばしさと噛み応えのある旨味がクセになる味。
夏限定の「なすとひき肉の冷やし和えそば」は、私が毎年必ず頼む大好きな一品。冷たい麺にジューシーなひき肉となすが絡み合い、そこに胡麻油の香りが重なって、暑さで食欲が落ちる日でも最後まで夢中で食べてしまいます。
そして今回、ひとつ気づいたことがあります。
実は多くの料理の中に、絶妙な加減で“胡麻油”が使われているのです。味のベースや隠し味として忍ばせることで、料理に奥行きが生まれ、どれもがクセになる一皿に仕上がっている。今まで何度も食べていたのに、不意に腑に落ちた瞬間でした。
帰り際には、思いがけないサプライズ。
いつもお土産を持参していたことへのお礼にと、大将から小さなフィギュアをいただきました。こうした心のこもったやりとりは、ただの「お店と客」を超えて、人と人とのつながりを感じさせてくれます。
予約困難でありながら、それでも足を運びたくなる理由。それは美味しい料理や居心地の良さだけでなく、大将と女将さんの温かな人柄と、積み重ねられた小さな優しさにあるのだと改めて思いました。
今夜も素敵な時間をありがとうございました。
ご馳走様でした‼︎‼︎
それではまた次回まで「ご機嫌よう♪」
2025/09/21 更新
2025/04 訪問
心ほどける至福の夜
4月26日、2025年のゴールデンウィーク突入直前。この日は、仲良くしている食べ友ご夫婦をお誘いし、初めて「かつ巳」の世界を堪能してもらうことにしました。
テーブル席を予約し、気心知れた仲間と料理をシェアしながら、ゆったりとした楽しい時間がスタート。
まずは、かつ巳名物の「きも刺し」と「ハツ刺し」で乾杯。
新鮮な旨みが口いっぱいに広がり、スタートから大満足の滑り出しです。
初訪問のご夫妻が選んだメニューも、かつ巳らしい一品揃い。
季節を感じる「新メイクイーン塩揚げ」のホクホク感、旨みが染みた「すじ大根煮」に舌鼓を打ち、
続く「ソース串カツ」の濃厚な味わい、「鶏からうまじょう油」の香ばしい仕上がりにも、思わず笑みがこぼれます。
さらに、「うな肝とろろ」「空豆オイル漬け」「きんかん卵しょう油漬け」「いくらとサーモンのしょう油漬け」と、
酒肴も次々に。どれも手間を惜しまない丁寧な仕込みが感じられ、一皿ごとに「うまいなぁ」と感嘆の声が漏れました。
そして、いよいよ締めに向かうころ、私たちにとっての“お決まり”に突入。
白米に「いくらとサーモンのしょう油漬け」と「きんかん卵しょう油漬け」を贅沢に乗せた、勝手オリジナル親子丼を堪能します。
かつ巳を訪れるたびに自然と頼んでしまう、メニューにはないながらも我々の“スタンダードメニュー”。
濃厚な卵のコク、いくらとサーモンの旨み、そして炊き立てご飯の甘みが見事に重なり合い、
「やっぱりこれだね」と顔を見合わせながら、最後のひと口まで名残惜しく楽しみました。
さらに、魚だしのやさしい香りが広がる「にゅうめん」で締めくくり、心もお腹も満たされた一夜。
はじめて訪れたご夫妻にも大いに喜んでもらえ、「かつ巳デビュー」にふさわしい素晴らしい夜となりました。
やっぱり、かつ巳は最高です。
ご馳走様でした‼︎‼︎
それではまた次回まで「ご機嫌よう♪」
2025/05/30 更新
2025/03 訪問
海外出張から帰国後のご褒美ごはん
名古屋・栄5丁目にある 「かつ巳」 は、呑兵衛&グルメな仲間たちの間で 熱狂的な支持 を集める名店だ。揚げ物や一品料理のクオリティは ずば抜けて高く、旬の食材を存分に活かしたメニューが並ぶ。
だが、この店の最大の特徴は 予約のハードルの高さ にある。電話が設置されていないため、初めて訪れる人が予約を取るのは 至難の業。既に 2025年の週末は満席状態 という、驚異的な人気を誇る。
そんな「かつ巳」を、海外出張から帰国したタイミングで予約していた自分を全力で褒めたい。日本食に飢えていたこのタイミングで、 「かつ巳」の暖簾をくぐれる幸運 に、空港に着いた瞬間から心の底から期待感が最高潮に上り詰めていた。
壁一面にびっしり貼られたメニュー。どれもこれも魅力的で、選ぶのに一苦労する。定番も捨てがたいが、今夜も、これまで食べたことのないメニューを中心に攻めることにした。
【本日の注文】
⚫︎ のれそれの沖漬け
透き通るような白さが美しい のれそれ(アナゴの稚魚)を、醤油ベースのタレにじっくり漬け込んだ一品。つるんとした喉越しが心地よく、噛むとほんのり甘い旨みがふわっと広がる。ひと口で 海の恵み を感じる、心が躍る味。
⚫︎ 菜の花ささみわさび和え
絶妙な火入れで しっとり仕上げたささみ に、醤油とわさびを効かせたタレが絡み、一口ごとにじわっと旨みが広がる。菜の花の シャキシャキ感 とほろ苦さがアクセントになり、わさびのツンと鼻に抜ける刺激が心地よい、 オトナの味わい。
⚫︎ ソース串カツ
サクッと軽やかな衣に、コクのある 特製ソース がたっぷり絡み、噛めば柔らかい豚肉の旨みがあふれ出す。衣のサクサク感と、甘辛いソースの組み合わせが クセになる味わい で、無意識にもう一本欲しくなってしまう。
⚫︎ 鶏から うま醤油
「かつ巳」の唐揚げには2種類あるが、やはり 「うま醤油」 は外せない。カリッと揚がった鶏の唐揚げに、甘辛いにんにく醤油ダレがじんわりと染み込み、噛むほどに肉の旨みがあふれ出す。衣の香ばしさとタレのコクが絶妙で、 白米が欲しくなる魔性の味。
⚫︎ きんかん卵しょう油づけ
ひと目見ただけで 濃厚な黄身の輝き に心奪われる。外側の皮はしっかりしていて、箸でつまんでも破れないほどの弾力。それなのに、中の黄身にはしっかりと醤油が染み渡り、とろりと濃厚なコクが押し寄せる。まるで 旨みの爆弾。海苔で包んでこのままでも最高だが、 白米と合わせると至福の味わい。
⚫︎ いくらとサーモンのしょう油づけ
とろけるサーモンと、プチプチ弾けるいくらが 醤油の旨みをまとい、極上のハーモニー を奏でる。サーモンの脂の甘みと、いくらの塩味が合わさることで、 一口ごとに口福感が爆発。これはもう、 日本人でよかった と思わせる味。
⚫︎ 白米
そして 白米の登場。単なるサイドではない、ここからが 本番!「きんかん卵」と「いくらとサーモンの醤油漬け」を 惜しげもなくオン・ザ・ライス。
いくらとサーモンの旨み、きんかん卵の濃厚な味わいが重なる自作の 豪華海鮮丼 が完成する。濃厚な卵のコクと、海の幸の旨みが口いっぱいに広がり、箸が止まらない。
2週間の海外出張で、ミャンマー、タイ、インドネシアの食事を楽しんできたので、改めて 日本の料理の繊細さと奥深さ にココロが落ち着くひと時。
「かつ巳」の一品一品は、どれもが 職人技の結晶 であり、食材の持ち味を最大限に引き出している。火入れの加減、調味料のバランス、素材の組み合わせなど、すべてが 計算され尽くした味わい で、食べ進めるうちに「やっぱり日本の食文化はすごい」としみじみ実感する。
締めのセルフどんぶり。濃厚な黄身が白米に絡まり、いくらとサーモンの旨みが折り重なり、 口の中は多幸感の渦。
「かつ巳」での食事は、ただの満腹感ではなく 強烈な欲求 を残していく。それこそが、この店が 超予約困難 である理由なのだろう。
2025/03/04 更新
2025/01 訪問
かつ巳の絶品料理は心を癒す不思議な力がある
名古屋市中区栄5丁目、「かつ巳」に訪問。
月に数回は訪問する定番のお店。店に足を踏み入れるとまず感じるのは、懐かしくどこか温かみのある静かな雰囲気。
落ち着いた照明に包まれた店内で、店主と女将が迎えてくれるその瞬間から、まるで親戚の家に来たような安心感が広がる。店主の穏やかな笑顔と、女将の気配りが、食事をさらに特別なものにしてくれる。
【本日の注文】
⚫︎まぐろわさび和え
新鮮なまぐろの甘さが、わさびと醤油で絶妙に引き立ち、ツンとした辛さとまぐろの旨味が絡み合う。
⚫︎すじ大根煮
柔らかく煮込まれた牛すじと大根が、甘辛い煮汁をしっかりと吸い込み、心温まる深い味わい。
⚫︎牛たたき柚子コショーポン酢
レアな牛肉が柚子コショウとポン酢で引き立ち、さっぱりとした爽やかな味わいが肉の旨味を引き出す。
⚫︎冷やしトマトひき肉和え
冷えたトマトの甘みと酸味、ひき肉の旨味が絡み、軽やかでありながらしっかりとした食べ応え。
⚫︎カキのおろし大根とろみ煮
牡蠣の濃厚な旨みとおろし大根の優しい甘み、そしてとろみが絶妙に絡み、海の風味を堪能できる。
⚫︎きんかん黄身醤油漬け
黄身のコクと醤油の旨味が絶妙に絡み、豊かな味わいが広がる。海苔で包んでも、白米にのせて海鮮丼にしても贅沢な美味しさ。毎回頼みたくなるスペシャリテ。
⚫︎かぶら漬け
かぶの瑞々しさと、ほどよい塩加減が引き出す繊細な味わい。シンプルながら、後を引く旨みと発酵のニュアンスが楽しめる。
「かつ巳」は、店主と女将の温かい接客と心のこもった料理が魅力。丁寧に作られた料理はどれも心に残る味で何度でも訪れたくなる。
2025/03/04 更新
2025/01 訪問
名古屋市中区栄5丁目に佇む隠れ家「かつ巳」
名古屋市中区栄5丁目の小道にひっそりと暖簾を掲げる居酒屋「かつ巳」。その存在感は控えめながらも、予約が数ヶ月先まで埋まるという圧倒的人気を誇ります。
「かつ巳」の料理は、素材の良さを引き立てるシンプルな調理が特徴。それでいて、洗練された味付けが加わり、懐かしさと新しさを同時に楽しめる一皿ばかりです。
季節ごとに変わるメニューを眺めながらどれを注文するか悩みながら会話をするのがとても楽しいひと時。
2025年の巳年に初詣の「かつ巳」を堪能して行きたいと思います。
【本日の注文】
⚫︎きんかん卵しょう油漬け
濃厚な卵黄の風味が口に広がり、醤油に漬け込まれたことで生まれるコク深さが舌の上で弾けます。さらに、海苔と一緒に頂けば、磯の香りが絶妙に混じり合い、まるで極上の卵かけご飯を凝縮したような味わいに。シンプルでありながら、その一口には計り知れない満足感が詰まっており、つい毎回注文してしまう魔力を持つ一品です。
⚫︎サーモンといくらの漬け
脂の乗ったサーモンとプチプチと弾けるいくらが、醤油ベースの漬けダレによって見事に調和。サーモンのとろける口当たりと、いくらの弾ける旨味が食べるたびに幸福感をもたらします。ほんのり甘めのタレが魚の風味を引き立てながら、後味はさっぱり。いつもはこの逸品ときんかん醤油漬けを白米に載せますか今回は我慢。
⚫︎塩ゆでむかご
ほくほくとした食感が楽しいむかごは、シンプルに塩茹でした後にゆかりで仕上げの味付け。自然の甘味と香りが際立ち、素朴ながらも奥深い味わいが感じられ、箸休めにも、日本酒や焼酎のお供にも最適。
⚫︎生牡蠣ポン酢
大振りのプリプリとした生牡蠣は、さっぱりとしたポン酢で戴きます。牡蠣の濃厚な旨味がポン酢の酸味で引き締まり、薬味が程よいアクセント。潮の香りと爽やかさが一度に楽しめる逸品です。
⚫︎鶏から うま醤油
外はカリッと香ばしく、中は驚くほどジューシーな唐揚げ。醤油ベースのタレがしっかり染み込んでおり、甘辛い風味がクセになる味わいです。一口食べるごとに「これぞ理想の唐揚げ」と思わされる。
⚫︎ハツ刺し
新鮮な豚のハツをさっと湯掻くことで引き出された柔らかな食感と、独特の旨味が魅力的な一皿。ごま油の香ばしい風味が絡み合い、塩のシンプルな味付けが素材の良さを引き立てます。特製タレの絶妙な塩梅が、噛むたびにハツの濃厚な味わいを一層引き出し、後を引く美味しさを演出。シンプルながらも深みのある味わい。
⚫︎魚だしにゅうめん
魚の旨味がたっぷり詰まった出汁を使ったスープが、滋味深く優しい味わい。細いそうめんが出汁をしっかり吸い込み、口の中に魚の風味がふんわりと広がります。食事の締めにふさわしい、心も体も温まる一品でした。
カウンター席を中心とした小ぢんまりとした空間で、大将と女将さんの温かい接客が心を和ませます。居心地の良さに思わず長居してしまうほど。
料理の一皿一皿には大将のこだわりが詰まっており、「茶色は正義」とココロで呟くどれも魅力的な味わいです。
小さな驚きと感動が詰まった料理の数々、そして心温まるおもてなしで毎回魅了されます。超予約困難の人気店になってしまったので、もう既に次回はどんな一皿に出会えるのか、シーズン毎のご馳走に期待に胸を膨らませながら再訪する日が待ち遠しい。
ご馳走様でした‼︎‼︎
それではまた次回まで「ご機嫌よう♪」
2025/01/15 更新
2024/09 訪問
優しく家庭的でありながら唯一無二のご馳走
名古屋市中区栄5丁目でひっそりと佇む居酒屋「かつ巳」。今では半年以上先まで予約で埋まってしまうほどの超人気店。
料理はオリジナリティー溢れ、季節ごとにメニューが入れ替わる。どの料理も絶品揃いで、酒の肴として他では食べる事ができない優しい味付けとアイデア溢れる料理が特徴です。
大好きなメニューが何品もあるが、柔らかく煮込まれた「牛すじ塩煮込み」、いくらとサーモンを醤油漬けにした「いくらとサーモンの醤油漬け」、そして2種類ある唐揚げなどはメニューに掲示されていた時は必須のアイテムとしてよく注文しています。今回も、「かつ巳」の絶品料理を存分に堪能できました。
【本日の注文】
⚫︎ワカサギ南蛮漬け
サクサクとした食感のワカサギが、程よい酸味の効いた南蛮酢にしっかりと浸かり、口の中で爽やかな風味が広がります。
⚫︎鶏セセリ西京焼
西京味噌の甘さと深い旨味が鶏肉のジューシーさを引き立て、香ばしく焼き上げられたセセリは、噛むたびにその美味しさが広がります。西京焼き特有のまろやかな味わいが鼻から抜けてクセになる一品。
⚫︎温とうがん汁
優しい味わいのスープが心をほっと温めてくれます。とうがんの柔らかな食感と、だしの旨味がしみわたり、どこか懐かしさを感じさせる味わいが広がります。
⚫︎ゴーヤ塩びたし
ゴーヤの苦味が程よく感じられ、その苦味を引き立てるように塩が効いています。苦味が苦手な人でも、この塩加減ならばサラッと食べられ、すっきりとした味わいが楽しめます。
⚫︎ポテトの皮チップ
サクサクのポテトの皮が塩気と相まって、まるでおつまみとして無限に食べられるような魅力を放ちます。ビールとの相性も抜群で、ついつい手が伸びてしまいます。
⚫︎魚だしにゅうめん
魚の旨味がたっぷりと染み込んだだしがしっかりと味わえる一杯で、細めの麺とともにその優しい味わいがじんわりと広がります。温かいだしが心地よく、しっかりとしたコクと深みがあり、胃に優しく沁みわたります。
⚫︎白米(魚だし雑炊)
最後に白米。魚だしにゅうめんのだしに白米をぶち込んで自作雑炊。だしの旨味が白米と絡まり合い、優しく包み込まれるような温かさが感じられます。シンプルながらも深い味わいで、心も体も満たされます。にゅうめん食べた時に密かにオススメです。
「かつ巳」の料理は、どれもがひと手間をかけた美味しさで、シンプルな素材の良さを最大限に引き出しています。家庭料理のように温かく、それでいて洗練された味わいが唯一無二のご馳走。
お会計をした直ぐから、次回もまた訪れたくなる気分にか掻き立たせられる、そんなお店です。
ご馳走様でした‼︎‼︎
それではまた次回まで「ご機嫌よう♪」
2025/01/05 更新
2024/08 訪問
視覚を惑わす、唯一無二の茶色料理の魅惑
名古屋市栄5丁目の居酒屋「かつ巳」。賑やかな栄エリアから少し離れた隠れ家的な存在。近年、若者たちの間で人気が高まり、予約が必須で、なんと3ヶ月以上先まで満席の状況。
外観は控えめで、見過ごしてしまいそうな趣があります。店内はカウンター席が中心で、テーブル席は1卓のみの小さな空間。温もりのある雰囲気で、居心地が良いです。
定番メニューを中心とした季節ごとにメニューが入れ替わるため、訪れるたびに選ぶ楽しみがあります。毎回、茶色い料理が並ぶテーブルを見て「茶色は正義」と評する常連もいるほどです。
【本日の注文】
⚫︎ブリなめろう
新鮮なブリの身がなめらかに叩かれ、甘味と旨味が引き立つ一品。味噌と薬味の組み合わせがコクを増し、お酒との相性も抜群です。
⚫︎ゴーヤ塩びたし
ゴーヤのほろ苦さが塩味と融合し、さっぱりとした味わいが口の中に広がります。夏にぴったりの爽やかな一品です。
⚫︎みょうがとシラス干し和え
みょうがの香りとシラスの旨味が調和し、軽やかで大人のおつまみにぴったりの味わいです。
⚫︎牛すじ塩煮込み:
柔らかく煮込まれた牛すじが、シンプルな塩味で素材の旨味を引き出します。深いコクを楽しめる名物料理です。
⚫︎なすとひき肉の冷やし和えそば
なすの柔らかさとひき肉の旨味が絡み、さっぱりした冷やし和えそばの麺が絶妙なバランスを提供します。
⚫︎きんかん卵醤油漬け
⚫︎いくらとサーモンの醤油漬け
この2品は人気のメニューで、ライスを追加して丼にして楽しむのが私のお気に入り。いくらとサーモンの親子丼にきんかんの卵黄がクリーミーさを加え、絶品です。
季節ごとに変わるメニューを見るのも楽しみの一つで、毎回新たな発見があります。「かつ巳」は、温かさと美味しさが詰まった名店。色は茶色一色でも、その味わいは一級品。訪れるたびに心躍るひとときを提供してくれます。
ご馳走様でした‼︎‼︎
それではまた,次回まで「ご機嫌好う♪」
2025/01/13 更新
2024/06 訪問
超予約困難店の「かつ巳」が復活!また、あの料理が食べれる嬉しさ
名古屋市中区栄丁目の「かつ巳」が営業を再開。
2月からお店の事情で休業していましたが、6月上旬に再開し、久しぶりに訪問しました。
大将と女将さんは変わらず笑顔で元気そうで、安心しました。
今回はメニューが少し絞られていましたが、営業が完全に復活したので、今後徐々に以前の豊富なメニューラインナップに戻っていくでしょう。
【本日の注文】
●たこ天
カリッと揚がった衣に包まれた柔らかいタコは、噛むたびに旨味が広がります。
ほんのり塩味がアクセントになって、ビールのお供に最適です。
●カツオの山かけ
新鮮なカツオにとろりとした山芋がかかり、滑らかな食感と豊かな風味が楽しめます。
ご飯に載せたい逸品。
●タコとセロリの旨辛
タコのコリコリした食感とセロリのシャキシャキ感が絶妙なバランス。
旨辛ソースが絡んで、ピリッとした刺激が癖になります。
●牛たたき柚子胡椒ポン酢
薄切りの牛たたきはジューシーで柔らかく、
柚子胡椒の爽やかな辛味とポン酢の酸味が肉の旨味を引き立てます。
さっぱりとした後味が特徴です。
●冷やしトマトひき肉和え
冷えたトマトとジューシーなひき肉が絶妙なコンビネーション。
さっぱりとした酸味とひき肉の旨味が口の中で広がり、夏にぴったりの一品です。
●鶏から(うま醤油)
カリッと揚がった鶏からに、濃厚な醤油ダレが絡んでいます。
ジューシーな鶏肉に甘辛い醤油の風味がたまりません。
●鶏から(塩ガーリック)
香ばしく揚がった鶏からに、塩とガーリックのシンプルな味付け。
塩味が鶏肉の旨味を引き出し、ガーリックの香りが食欲をそそります。
●肝刺し
新鮮な肝の濃厚な味わいが口の中に広がります。
臭みがなく、滑らかな舌触りが特徴。
●空豆オイル漬け
ホクホクとした空豆がオイルに漬けられ、ほんのりとした塩味が効いています。
口に入れると、空豆の自然な甘さとオイルのコクが広がります。
●手羽肉ハバネロポン酢煮
柔らかく煮た手羽肉に、ハバネロの辛味とポン酢の酸味が効いています。
ピリッとした刺激が後を引き、食欲をそそる一品です。
●新メイクイーン塩揚げ
メイクイーンの皮部分だけを塩味でシンプルに揚げられています。
カリカリっとした食感が楽しめます。
●きんかん卵醤油漬け
卵の濃厚な黄身と、きんかんの爽やかな甘酸っぱさが絶妙なハーモニー。醤油漬けにすることで味が染み込み、一口で豊かな風味が広がります。
●いくらとサーモンの醤油漬け
いくらのプチプチした食感とサーモンの滑らかさが口の中で混ざり合います。醤油の風味が魚の旨味を引き立て、一口で贅沢な味わいが楽しめます。
いつも「きんかん卵醤油漬け」+「いくらとサーモンの醤油漬け」を白米に載せて勝手にいくらとサーモンの丼を作っていただきます。今回も絶品。
●なすとひき肉の冷やし和えそば
冷えたそばに、なすとひき肉の旨味が絡み合います。なすの柔らかさとひき肉のジューシーさが絶妙で、さっぱりとした一品で夏限定メニュー。
●魚だしにゅうめん
ガツンと魚だし風味が広がる温かいにゅうめん。
シンプルな味わいが心地よく、体がほっとする一品です。
これは毎回注文するマストアイテム。
待ち望んだ「かつ巳」での復活祭り。
相変わらず美味しい料理の数々に大満足。
今は超予約困難になって来ているので、
年内にあと何回訪問できるか。。。
懲りずに予約していきたいと思います。
ご馳走様でした‼‼
それではまた次回まで「ご機嫌好う♪」
2024/06/18 更新
2024/01 訪問
正気を失う?かつ巳の料理は茶色い正義の証し
名古屋市内の居酒屋で料理の美味しさと価格を総じて考えると一番好きなお店「かつ巳」
店内は雑然としながら居心地が良い空間で、少し暗めの照度がお酒を進ませる。控えめな店主と女将の接客距離も素晴らしく心地よい。
今回はいつもの仲良しメンバーでテーブル席を予約して訪問。年明けの新年会&快気祝いとしてみんなで集まった。
【本日の注文】
●塩ゆでむかご
●生かきポン酢
●ブリなめろう
●下仁田ねぎ天プラ
●舞茸ときのこの焼きびたし
●鶏から うまじょう油
●鶏から 塩ガーリック
●チャシュー切りおろし
●うなぎきも煮
●あん肝うま煮
●かぶら漬け
●みょうがとしらす干し和え
●いくらのサーモンのしょうゆ漬
●きんかん卵しょう油漬
●白米
●魚だしにゅうめん
●鶏ぞうすい
一品料理は手間暇かけてオリジナリティ溢れる独創的なおつまみばかり。
塩ゆでむかごは茹であげたむかごにゆかりをまぶしてしっとりと味をなじませる丁寧な味。
「かつ巳」の唐揚げは2種類あって甲乙つけ難く両方頼むべし。
あん肝、うなぎきもの珍味で酒を進ませて、〆の時間に突入です。
季節限定の「いくらのサーモンのしょうゆ漬」は「きんかん卵しょう油漬け」と共に白米にOn The Rice!一気にかき込めば冬限定の贅沢などんぶりで至福到来。
大好きな「魚だしにゅうめん」で舌鼓を鳴らして、ハイボールを一気に煽ると記憶喪失!なんだかここから注文リーピートする始末。
メンバーに制止され、注文したものがすでに食べていたことを解きふされながら、遺伝でもある認知症が少しづつ身近に迫っていることに恐怖を感じた。
美味しいものと楽しいトーク、素晴らしい時間を過ごせば時も記憶も忘れてしまう。それだけ素晴らしい時間だったと思う。
2024年2月に「かつ巳」さんはトラブルが襲い暫くお店が営業できていない。早期の準備&回復を祈りながら、また美味しいひと時を過ごせることを切に願う。
ご馳走様でした‼︎‼︎
それではまた次回まで「ご機嫌好う♪」
2024/04/23 更新
2023/09 訪問
名古屋絶品居酒屋「かつ巳」のヤバ過ぎる旨さに迫る。
名古屋市中区栄五丁目の居酒屋「かつ巳」がヤバすぎる!
黒田さんが創る料理は「いつ行っても&何を食べても」ヤバいぐらい美味しいのです。
そして大人気の為、予約困難でも有名。
今回もそんな「かつ巳」に行きたいと頼まれて少し前に予約して訪問。今回もテーブル席で5人の宴が始まります。
「かつ巳」の料理はポーションもそこそこあるので4〜5人で色々頼むのが一番オススメ。
【本日の注文】
●肝さし
●ソース串カツ
●あん肝うま煮
●ワカサギ南蛮漬け
●チャーシュー切りおとし
●きんかん卵しょう油漬け
●鶏からうまじょう油
●鶏から塩ガーリック
●ハツ焼き
●焼きポテサラ
●湯で落花生
●〆のご飯のアレ
(いくらとサーモンの醤油漬け&きんかん卵の醤油漬け+ライス)
●魚だしにゅうめん
今回もたくさんのメニューを注文。
初めてのメンバーには肝さしがある場合はオススメしてます。(※自分はあまり食べませんが。。。)
そしてメンバーから必須の希望で唐揚げ2種とソース串かつを注文した後はそれぞれの希望で注文して行きましょう。
あん肝うま煮はヤバすぎる旨さ!
翌日足痛くならないか心配なぐらいの濃厚度合い。
ハツ焼も食欲そそるタレの匂いでノックダウン。
他のお客さんが頼んだ匂いで釣られて注文して正解。
唐揚げ2種は派閥が出来るほどの甲乙つけ難い旨さ。
個人的にはうまじょう油。
そして、最後の〆は秋の定番。
「いくらとサーモンの醤油漬け)がメニューにラインナップ。
そのメニューともう一つの定番メニューを合体させてオリジナルのスペシャル丼作っちゃいます。
名付けて「〆のアレ」
はい!優勝間違いない
最後に絶対に頼みたい〆メニュー「魚だしにゅうめん」
ニボニボ感満載の魚だしでココロも胃袋も温めましょう。
ご馳走様でした‼︎‼︎
それではまた次回まで「ご機嫌好う♪」
2023/09/23 更新
2023/08 訪問
魅惑の肝さしから独自逸品まで絶品揃いの大人気居酒屋
名古屋市中区栄五丁目の大人気居酒屋「かつ巳」に行きたい友達が集まり4人で予約。私以外は全員初めての訪問でみんなワクワクしながらお店に集合。
メンバーの希望で予め食べたかったメニューを中心に、当日のメニューからセレクトして行きましょう。
【本日の注文】
●肝さし ¥300×4本
Instagramで拡散されてかつ巳と言えば「肝さし」が一番人気メニューではなかろうか?肝さしが普段食べれないメンバーも絶賛して食べていた。
●ソース串カツ ¥500×2人前
今まで気になってたが食べた事なかった定番料理。このソース串かつは癖になる味で次回からも必須メニュー。
●チャーシュー切りおとし ¥600
ここの所、必ず頼むチャーシューを煮込んだ大好きなメニュー。これは「かつ巳」でしか食べれない味わい。
●もずくころ ¥500
もずくを饂飩の香露出汁で食べるアイデア料理。出汁の旨味をもずくが吸って味わい奥深く、海蘊のシャキシャキ食感が堪らない。
●空豆オイル漬け ¥500
真夏の珍味!空豆をオイルにつけた止まらなくなるおつまみでお酒が進む。
●コクうま味噌づけチーズ ¥600
チーズの濃厚さが味噌に漬け込む事で更に濃厚になる。ハイボールのおつまみにちょうど良い。
●きんかん卵しょう油漬け ¥600
毎回戴く外せないメニュー。漬けきんかんを海苔で包んで口の中で破裂する瞬間が気持ち良い。
●たまみち旨煮 ¥500
焼鳥のちょうちんの先にぶら下がっているきんかんの子供達みたいな部分。小さなきんかんを繋ぐ管の部分の肉の脂分ごきんかんに味が染み込んで非常に独特な美味しさ。
●鶏からうまじょう油 ¥700
甘辛ダレで味をつけた鶏からはメンバー垂涎でご飯必須の極うま唐揚げ。メンバー2枚はOn The Riceにして頬張っていた。
逸品料理が素晴らしい「かつ巳」の料理はお酒好きのココロを1発で鷲掴みにしてしまう魔法の力が宿っている。帰り際に予約をしないと電話が繋がりにくいので次回来れなくなるので要注意。
さ
ご馳走様でした‼︎‼︎
それではまた次回まで「ご機嫌好う♪」
2023/08/20 更新
2023/06 訪問
旬食材の料理が話題沸騰!「かつ巳」の感動食体験
名古屋市中区栄5丁目でひっそりと佇む居酒屋「かつ巳」日々予約で満員御礼の人気店で当日の突撃訪問はかなりの確率で撃沈する可能性が非常に高い。
カウンターの壁に貼られた季節メニューは旬食材を使った料理に都度張り替えられるので、一年を通じて目を惹くメニーが掲げられる。今回はちょうどメニュー入れ替えタイミングだったのかメニューが剥がされ空いたスペースが目立って居た。
今回は「かつ巳」名物の肝さしが提供されて居たので、初めて注文する事が出来た。
【本日の注文】
●肝さし ¥300×3本
●チャーシュー切りおとし ¥600
●あん肝うま煮 ¥500
●酒盗ポテサラ ¥500
●牛スジ塩煮こみ ¥600
●イカのわたみそ焼き ¥700
●きんかん卵しょう油漬け ¥600
●ライス×1杯 ¥料金不明
●魚だしにゅうめん ¥700
肝さし
今まで訪問の度に売り切れor提供されて居なかった「肝さし」に今回は巡り会えた。ごま油に浸った肝は歯触りが良い食感で「かつ巳」名刺代わりの代表メニューの理由は食べれば頷ける逸品。
チャーシュー切りおとし
前回訪問時に驚愕の美味しさで、メニューが掲げられて居たら必ず頼みたいマストアイテム。脂たっぷりの焼豚煮汁にスライスされた焼豚が浸された極旨の逸品。
あん肝うま煮
今まで食べたあん肝の中で1番美味しい、トロッと口溶けするクリーミーで濃厚な味わいのあん肝。これは凄い!絶対翌日の尿酸値は大暴れ確定。
酒盗ポテサラ
ブルーチーズの薫りがアクセントのポテトサラダに酒盗を組み合わせた「かつ巳」の定番メニュー。ポテトの甘みとチーズの濃厚さに酒盗の塩味とコク深さが嵌る美味しさ。
牛スジ塩煮こみ
「かつ巳」の牛スジは塩出汁で煮込まれてさっぱりしながら筋肉の脂が甘く感じられながら戴ける名物料理。
イカのわたみそ焼き
居酒屋らしいシンプルなメニューなのに、味付けと料理技術により、これもまた凄く美味しい。
きんかん卵しょう油漬け
〆のご飯でキンカン On The Rice!ひとり2個のキンカンをライスに載せてきんかんTKG。〆にコレを食べないと帰れない。
魚だしにゅうめん
今回初めて注文した煮麺。節系の魚だしが強烈なインパクト!優しい煮麺が力強い〆の逸品に仕上がる。この美味さ衝撃が走る。KING of 煮麺!
「かつ巳」の料理は店主の優しさとオリジナリティ溢れるアイデア料理の数々。他店では出会えないスペシャル料理ばかりで毎回訪問の度に唸らされ感動の味。
ご馳走様でした‼︎‼︎
それではまた次回まで「ご機嫌好う♪」
2023/06/17 更新
2023/04 訪問
複数訪問で品数多く食べれて春の旬食材を堪能
名古屋市中区栄5丁目の成田山・萬福院から直ぐ近く。
ひっそりと佇むと言う表現がピッタリの居酒屋「かつ巳」があります。
外観は「ひっそり」と言う表現がピッタリな雰囲気が漂いますが、その実、最近SNSで良く拡散されるので若者達が予約無しに突撃しては断念する姿をよく観ます。
我々は3名予約で唯一のテーブル席を確保してくださって広々ゆったりとしたスペースで愉しく過ごせました。
今回も開店直ぐに入店して3時間ほどの滞在時間で、断念する姿を7組以上目撃したと思います。「かつ巳」は事前予約でゆっくり美味しい肴とお酒を楽しまれる事をオススメします。
壁に貼られたメニューは季節により旬の食材を使った料理に張り替えられる。今回もやはりパッと見て目を惹くメニューは旬の季節食材を使った料理の数々。
新タケノコ、ホタルいか、鯛の子、のれそれ、カツオ等の春らしい料理をまずは注文しその後に定番メニューを追加していこうと思う。
【本日の注文】
●ゆでホタルいか ¥600
●新タケノコ土佐煮 ¥500
●鯛の子とフキの煮 ¥500
●酒盗ポテサラ ¥500
●のれそれたまり漬け¥700
●カツオ炙り ¥800
●牛タタキ柚子コショーポン酢 ¥700
●もずくころ ¥500
●牛スジ塩煮こみ ¥600
●チャーシュー切りおとし ¥600
●きんかん卵しょう油漬け ¥600
●ライス×3杯 ¥料金不明
ゆでホタルいか
ふっくらと茹で上がっあホタルいかが小さな小皿にぎっしり20杯以上盛り付けられて登場。生姜醤油がイカの身の味わいにワタの濃厚な味と融合してさっぱりした味でパクパク行けちゃう。
新タケノコ土佐煮
シンプルにタケノコだけを煮込んだ逸品。ワカメと共に煮込まれることが多いが「かつ巳」はシンプルにタケノコのみ。
鯛の子とフキの煮
上品な味付けで甘さ控えめの煮汁に鯛の子とフキが炊き合わせられており、どことなく懐かしさも感じる煮物。
酒盗ポテサラ
じゃがバターにイカの塩辛を載せるお店が多い中、「かつ巳」はポテサラに酒盗を載せる類似系の食べ方。ポテサラがほんのり甘味を含んでおり、酒盗とのマッチングがとても良かった。
のれそれたまり漬け
あなごの稚魚が小鉢にいっぱい盛り付けられて登場。この子達がもし大きくなったら何匹の蒲焼になるのだろう。そんなことを思いながらツルツルっと素麺のように戴いた。贅沢な逸品。
カツオ炙り
炙られた鰹をポン酢へ漬け状態に浸して生姜とネギで戴くオリジナリティ感じる食べ方。
牛タタキ柚子コショーポン酢
牛肉は柔らかい肉質で噛み締めると溢れ出す脂の旨さに柚子コショウとポン酢の爽やかさが組み合わさってさっぱり美味しく戴ける。
もずくころ
海藻のもずくをうどん出汁の香露つゆで戴くアイデア料理。ヘルシーな海蘊がどれだけでも食べれちゃう。
牛スジ塩煮こみ
「かつ巳」の牛スジは塩出汁で煮込まれてさっぱりしながら筋肉の脂が甘く感じられながら戴ける名物料理。
チャーシュー切りおとし
想像したものと全く違った料理が出てきた。脂たっぷりの焼豚煮汁にスライスされた焼豚が浸されて、この焼豚が半端なく美味しい。これは毎回食べたいヒットメニュー。
きんかん卵しょう油漬け
メンバー3人ともに〆のご飯でキンカン2個をライスに載せてきんかんのTKG。ライスはメニューに載っていないがこっそりいつもお願いしてTKGを愉しませてもらっている。
「かつ巳」の料理は店主の優しさが感じられる、他店では中々巡り合える事のないスペシャルな料理ばかり。手間暇を惜しまず、美味しく料理された数々を食べて今回も大満足。
ご馳走様でした‼︎‼︎
それではまた次回まで「ご機嫌好う♪」
2023/05/21 更新
2023/03 訪問
名古屋・女子大散策の〆はバス停に近い名古屋市栄5丁目の「かつ巳」でゆっくりと寛がせてもらいましょう。
酒呑み達が挙って訪れるコチラのお店は、酒の肴がどれも秀逸。オトナの酒場と言った少し無骨さを感じる居心地良いお店。
【本日の注文】
●いくらとサーモン醤油漬け
●きんかん(どんぶり用)
●ご飯
●かぶら漬け
★ボトル(ハイボール)
コチラのお店で一番好きなメニューは「いくらとサーモンの醤油漬け」「きんかん」この2つを〆のどんぶりで食べたかった。
今回はメニューに無い我儘メニューを快諾戴き〆の1杯として至高のどんぶりとして堪能しました。
キラキラと宝石のように輝くいくらの醤油漬けと脂をたっぷり蓄えたサーモン、そして濃厚なきんかんが白米と融合して至福の味わい。こりゃ堪りません!
箸休めのかぶら漬けも酸味を少し感じる良い漬け具合。
まだまだ食べた事ないメニューばかりなので完全制覇を目指して通いたいと思います。
ご馳走様でした‼︎‼︎
それではまた次回まで「ご機嫌好う♪」
いくらとサーモンの醤油漬け丼
いくらとサーモンの醤油漬け丼
かぶら漬け
いくらとサーモンの醤油漬け
きんかん&いくらとサーモンの醤油漬け丼
いくらとサーモンの醤油漬け丼
いくらとサーモンの醤油漬け丼
いくらとサーモンの醤油漬け丼
外観
メニュー
2023/04/02 更新
2022/12 訪問
酒好きが集う肴の美味しい楽園的な存在の居酒屋
矢場町エリアでひっそりと営む「かつ巳」。
酒の肴がとても魅力深い品々ばかりで、お酒好きの方々から支持を得る居酒屋。
魅力的なメニューがリーズナブルな価格で提供されているので一度伺えば虜になってしまう。
ご常連さんにお願いして「かつ巳」の楽しみ方をご案内いただいた。
【本日の注文】
●いくらとサーモンの醤油漬け
訪問前から食べたかった「いくらとサーモンの醤油漬け」
期待通りの極上なおつまみ。
これは日本酒好きには堪らない味付けで盃が進んでしまう。
●きんかん卵醤油漬け
もう一つ必ず食べたかった「きんかん卵醤油漬け」
たまご大好きな私には至極のおつまみ。
海苔で包んで食べるなんて素敵すぎる。
「いくらとサーモンの醤油漬け」「きんかん卵醤油漬け」を
海苔に包んで一緒に戴けばたまごのお祭り騒ぎが口の中で暴れ出していた。
●牛スジ塩煮込み
「牛スジ塩煮込み」ニンニクのパンチ力が凄い一品。
これはハイボールが飲みたくなる力強さ。
●塩茹でむかご
ゆかりがまぶされておりこのひと手間も素晴らしい。
箸が止まらない美味しさ!コレ大好き。
●秋鮭の幽庵焼き
ホクっと焼き上げられた幽庵焼きは薫りだ非常に良く上品な味。
どの料理も大好きな味付けで素晴らしい。
店主と女将さんが醸し出す不思議な雰囲気も居心地よく
ついつい長居をしてしまいそうここは酒飲みの楽園だ。
ご馳走様でした
それではまた次回まで「ご機嫌好う♪」
2023/04/02 更新
名古屋市中区栄にひっそりと佇む居酒屋「かつ巳」。静かな通りに面した扉を開けると、カウンターを中心とした落ち着いた空間が広がる。
寡黙で物腰柔らかな大将が手掛ける料理は、どれも丁寧な仕事が施され、味付けや調理法には独創性がある。奇をてらわずとも印象に残る料理の数々は、長年培われた技術と感性の積み重ねを感じさせる。
接客を担う女将さんは柔らかで可憐な雰囲気の方。
料理の提供やお酒のタイミングも心地よく、穏やかで静かな時間が流れる。
料理のクオリティとコストを総合的に考えると、名古屋No.1の居酒屋と断言したい!
今回は秋の味覚を堪能する季節の献立を中心に極力いつもあまり食べないメニューを注文したつもりだが、結局毎回似たようなメニューになっていく。
【本日の注文】
●さんま薬味たたき
脂の乗った秋刀魚を軽く叩き、薬味の香りで引き立てた一品。茗荷や生姜がほどよく効き、青魚特有の旨味を爽やかにまとめている。
●かぼちゃ塩バター
塩のキレとバターの香りが見事に調和し、かぼちゃの自然な甘みを引き立てる。シンプルながら完成度の高い味わい。
●秋さば味噌煮
味噌の甘辛バランスが絶妙で、身はしっとりと柔らかく仕上げられている。濃厚すぎず上品な後味に、大将の繊細な感覚が光る。
●塩炒りぎんなん
殻ごと熱せられたぎんなんは香ばしく、ほのかな苦味と塩気が心地よい。モチモチとした食感とカリッとした表面の対比が楽しい。
●肝さし(メニュー外)
ねっとりと濃厚な旨味が広がる、酒好きには堪らない一皿。クセがなく、丁寧な下処理の技術が感じられる。
●魚だしにゅうめん
〆の一杯として理想的なやさしさ。魚の旨味が穏やかに溶け込み、身体に染み渡る味わい。
どの料理も、季節を映しながら素材の声を最大限に引き出しており、派手さではなく静かな説得力を持って心に残る。
今回も、大将と女将さんの人柄がそのまま現れたような穏やかで幸せな時間。今では予約困難な人気店となったが、極力定期的に通って行きたい。
ご馳走様でした‼︎
それではまた次回まで「ご機嫌よう♪」