kouranosさんが投稿したふじさわ(愛知/名古屋大学)の口コミ詳細

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kouranosのレストランレビュー「日々感謝」

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ふじさわ名古屋大学、東山公園、星ケ丘/寿司

1

  • 夜の点数:4.7

    • ¥40,000~¥49,999 / 1人
      • 料理・味 4.7
      • |サービス 4.7
      • |雰囲気 4.7
      • |CP 4.7
      • |酒・ドリンク 4.7
1回目

2025/03 訪問

  • 夜の点数:4.7

    • [ 料理・味4.7
    • | サービス4.7
    • | 雰囲気4.7
    • | CP4.7
    • | 酒・ドリンク4.7
    ¥40,000~¥49,999
    / 1人

極上鮨の極み 高級感と精緻さが織り成す取っておきの憧れの場所

名古屋市天白区、閑静な高級住宅街にひっそりと佇む「寿司 ふじさわ」。
飲食店があるとは思えないようなエリアにひっそり佇み、お店に上がる階段から玄関までのアプローチに足を踏み入れると、すでに特別な時間が始まる予感がする。

玄関の引き戸を開けると、そこには洗練された空間が広がっていた。席間のゆとりを持たせたカウンター席で、天井も高い空間の広さが高級感をさらに際立たせていた。居心地の良い静けさが漂い、ビル内の店舗では実現できない、独立店舗ならではの贅沢な空間が広がり、座るだけで高揚感を覚える。

「ふじさわ」の魅力は食材に対する拘りだと良く噂に聞く。すべての食材は店主の目利きによって選ばれ、どれもが至高の品質を誇る。魚だけでなく、海苔や野菜、旬の食材にも徹底的な目利きが生かされており、その精緻な選択が料理全体に表れている。ひとつひとつの寿司がその食材の真価を引き出し、食べるごとに驚きと感動が広がる。お値段の理由が食べて見れば納得できると思った。

紹介制で完全予約の「ふじさわ」は今まで食べた寿司屋の中では別格のインパクトを感じた。一線を画すまさに別世界のような存在。コースのひとつひとつに込められた店主の哲学、食材への愛情、そしてそれらを見事に一体化させた技術に、心からの敬意を覚えた。

【本日の御料理】
★毛蟹の茶碗蒸し
⚫︎鯖棒寿司:焼いた香りに紫蘇のプチプチ感が絶妙なアクセントです。
⚫︎たけのこのお寿司:旬のタケノコが程よく主張し、春の香りを楽しめます。
★ホタルイカの湯葉巻き(わさび菜としゃり):湯葉の優しい食感と、ホタルイカの甘味が心地よい一品。
★のどぐろ幽庵焼き:脂の乗りと旨みが、焼き加減でさらに引き立っています。
★白甘鯛、菜の花、銀餡、柚子の花: 魚のアラから出た濃厚な旨みが銀餡仕立てで、柚子の花の香りが優しく包み込みます。
★鮑の肝焼き:肝の濃厚な旨みと、焼き加減が絶妙。
★フルーツトマト:瑞々しいトマトの甘さが口内をリセット。
⚫︎ネギトロタク手巻き: 贅沢にトロを柵から叩き、しっかりとした舌触りの上質なトロと沢庵の風味が素晴らしい個性。
⚫︎ハタの昆布締め:昆布の薫りが、白身魚の風味をさらに引き出していて新鮮。
⚫︎コハダのたまご: 酢〆のバランスが絶妙で、酸味が効いていて後を引きます。
⚫︎アジ:新鮮で、豊かな味わいが広がります。
⚫︎かすご鯛:その繊細な食感が、さらに味わい深い。
⚫︎蛤:ツメが少し辛めで、その風味が心地よく、身の柔らかさが絶妙です。
⚫︎赤貝:濃厚な甘さと風味が、他では味わえない深い美味しさを感じさせます。
⚫︎うに最中:最中の軽い甘さとウニのクリーミーな風味が絶妙に調和しています。
⚫︎さより:その鮮度が一口で伝わり、口の中で広がる旨み。
⚫︎甘海老&平貝の昆布締め、ウニ、海苔巻き:甘味と海苔の風味が合わさり、まさに絶品。
⚫︎すみいか:繊細な食感と旨みが際立ち、心地よい余韻を残します。
⚫︎穴子:ふわっとした飲めるような柔らかさ。口に含むと至福の味わい。
⚫︎中トロ炙り:炙り加減が絶妙で、脂の乗りと旨みが極上。
⚫︎づけまぐろ:濃厚な旨みが口いっぱいに広がります。

コースはおつまみから始まる構成だが、「ふじさわ」のおつまみはシャリを使った料理が登場する。唯一無二の「つまみ」である。口に運ぶたびに、酢飯の温度や風味が計算し尽くされていることが伝わる。寿司の本質は「握り」だけではなく、シャリとネタの一体感にあることを改めて実感した。

支払いを終わらせて、次いつ来れるかわからないというのが正直な感想だが、また、何か自分にご褒美を上げれる時が来たらぜひまた訪問したいと思う憧れの場所となった。

ご馳走様でした‼︎‼︎
それではまた次回まで「ご機嫌よう♪」

2025/04/02 更新

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