アジア好きさんが投稿した多仁本(東京/飯田橋)の口コミ詳細

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多仁本飯田橋、牛込神楽坂、神楽坂/日本料理

6

  • 夜の点数:5.0

    • ¥30,000~¥39,999 / 1人
      • 料理・味 5.0
      • |サービス 5.0
      • |雰囲気 5.0
      • |CP 5.0
      • |酒・ドリンク 4.5
  • 昼の点数:5.0

    • ¥30,000~¥39,999 / 1人
      • 料理・味 -
      • |サービス -
      • |雰囲気 -
      • |CP -
      • |酒・ドリンク -
6回目

2025/11 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥30,000~¥39,999
    / 1人

神楽坂で心を込めた料理が人気の日本料理屋──冬の足音を感じる季節の食材が詰まったコースに大満足

《再訪》
最近は月1くらいで訪問しています。神楽坂はこちらのお店に来る時以外は来ませんが、落ち着いた層、若い人、外国人も多くて、勢いがある街ですね。

この日も季節の料理を堪能することができました。
美味しかった!

11月下旬の献立

・車海老のみぞれあん
・鱈の白子蒸し寿司
・間人ガニの真薯
・北九州 やいと鰹の炙り
・鰆の焼き物
・青森「銀の鴨」そば
・聖護院かぶの煮物
・河豚の鍋物
・香箱蟹の玉子とじ
・しらすご飯
・黒毛和牛の熟煮ご飯
・鴨出汁のにゅうめん
・葛切り
・お薄(抹茶)

以下、簡単な料理説明と合わせて。

・車海老のみぞれあん
海老はぷりぷりで甘みしっかり。柿や椎茸などの具材も良いバランスで、みぞれあんとの相性が良く、非常に美味しい先付けでした。

・白子蒸し寿司
鱈の白子は表面だけ軽く炙って香ばしく、中はとろとろ。柑橘の器に入った少し温かい酢飯と一緒に食べます。あっという間に食べてしまいました。

・間人ガニの真薯
真薯は口に入れるとふわっと崩れる軽さ。間人ガニの甘みがじんわり出汁に広がり、ひと口目で「うまい」と思う椀。

・北九州 やいと鰹の炙り
皮目に軽く焦げ目、身はレア。赤身の濃さと脂の瑞々しさが分かる。酢橘を搾ると味がキリッと締まり、薬味と一緒に食べるとまた違う楽しみ方ができます。

・鰆の焼き物
鰆は中しっとりで皮パリッ。だいとくじ納豆の旨みを酢で立たせた餡が絡んで、脂ののった鰆と相性が良いです。

・青森「銀の鴨」そば
鴨の赤身がしっとり柔らかい。出汁は鴨の旨み濃いめだけど飲み口すっきり。そばをすすると鴨の出汁が広がって最高。

・聖護院かぶの煮物
箸で切れる柔らかさ。舌の上ですっとほどけて、かぶの素直な甘みが広がる。白味噌がやさしく、ほっとする一皿

・河豚の鍋(白子つき)
身はぷりぷり、白子はとろっと濃厚。身は軽くスープにくぐらせて、どちらもポン酢で。河豚は大好物なので嬉しい料理。

・香箱蟹の玉子とじ
内子の濃さと外子のぷちぷちが楽しい。玉子と出汁がやさしく包んでくれて、スプーンが止まらなくなる一杯。

・しらすご飯
塩気控えめで、ご飯の甘みが活きるタイプ。実山椒が一粒あるだけで香りが締まる。シンプルに白米との組み合わせが一番美味しい。

・黒毛和牛の熟煮ご飯
甘辛い煮汁がしっかり染みた肉がとろっと。ご飯と一緒に食べると柔らかくて、ご飯と混ざって最高です。

・鴨出汁のにゅうめん
出汁の旨みがじんわり。麺が軽いから、お腹いっぱいの人でも意外とスルッといけると思います。鴨出汁が美味しいです。

・葛切り
つるんと喉ごしよく、黒蜜がすっきりした甘さ。多仁本では定番ですが飽きません。

・お薄(抹茶)
泡がきめ細かくてまろやか。苦味が後味をすっきり締めてくれて、いいコースだったなぁとしみじみ。

2025/12/15 更新

5回目

2025/10 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク5.0
    ¥30,000~¥39,999
    / 1人

店主の柔らかな佇まいと、心を込めた料理が人気の神楽坂の日本料理屋──秋の美味しさが詰まったコースに大満足

《再訪》
今回も夜の訪問。この日も亭主の柔らかい物腰もあり、落ち着いた雰囲気で食事ができました。

炭焼き台を中心に据えた直線カウンター、静かで凛とした空間は変わらず。亭主と若手3名(1名増えたようです)の息の合った所作は、今回も料理への期待を高めてくれます。

10月上旬の献立
・雲丹と温泉玉子 山芋・叩きオクラの酢だし掛け
・毛蟹とフカヒレの真丈椀
・鰹の藁焼き 蕪と茗荷の酢漬け添え
・金目鯛とクレソンのしゃぶしゃぶ
・白甘鯛の揚げ焼き 酢醤油あん掛け
・鯖寿司 海苔添え
・すっぽんの炭火焼き 銀杏・酢橘添え
・無花果と胡麻ダレ
・松茸と鮑のホイル蒸し
・枝豆と蓮根の飛竜頭 清汁仕立て
・新いくらご飯
・鰻茶漬け
・松茸ご飯
・フカヒレ出汁の中華そば
・玉子のくず焼き

以下、簡単な料理説明と合わせて。

・雲丹と温泉玉子 山芋・叩きオクラの酢だし掛け
濃厚な雲丹と温泉玉子をとろりと合わせ、山芋のシャキ感とオクラのねばりを添えた先付け。酢だしの酸味で全体がさっぱりとしています。最高のスタートです。

・毛蟹とフカヒレの真丈椀
毛蟹の甘みを活かしたすり身にフカヒレを練り込み、ふんわりと仕上げた真丈。上品な出汁に浮かべ、噛むほどに蟹の旨みとフカヒレの食感が広がる椀物。

・鰹の藁焼き 蕪と茗荷の酢漬け添え
表面を藁で炙った鰹は香ばしく非常に美味しい。蕪と茗荷の酢漬けが爽やかな酸味を添え、脂ののった鰹と最高の組み合わせになっています。

・金目鯛とクレソンのしゃぶしゃぶ
脂がのった金目鯛をさっと火入れし、身がふっくらと柔らかいです。大根ポン酢と相性が良いです。

・白甘鯛の揚げ焼き 酢醤油あん掛け
鱗ごと香ばしく揚げ焼きにした白甘鯛に、酢醤油仕立てのあんをかけています。外はパリッと、中はふんわり繊細な味です。

・鯖寿司
しっとり締めた肉厚の鯖を押し寿司風にしています。大葉や生姜入りのシャリとの相性も良く、海苔を挟んで食べると感無量。

・すっぽんの炭火焼き 銀杏・酢橘添え
スッポンの焼き物。香ばしい皮目と弾力ある身に旨みが詰まり、噛むほどに旨味が広がります。

・無花果と胡麻ダレ
無花果に濃厚な胡麻ダレを合わせた小鉢。果実の甘さと胡麻の香ばしさが不思議な調和を見せ、和え物のようでもありデザートのような一品でした。

・松茸と鮑のホイル蒸し
アルミホイルを開けると立ちのぼる松茸の香りと磯の香り。肉厚の松茸は噛むほどに旨味が広がり、鮑は柔らかくも歯ごたえを残して仕上げられている。旨みが出汁に溶け込み、湯気ごと楽しむ贅沢な蒸し物でした。

・枝豆と蓮根の飛竜頭 清汁仕立て
ふんわり揚げた飛竜頭に、枝豆のほくほく感と蓮根のシャキシャキ感を忍ばせた椀物。やさしい出汁に浸して供され、食感とじんわり広がる旨味が良かったです。

・新いくらご飯
新物ならではの皮が柔らかく弾けるいくらを温かいご飯にたっぷりとのせた贅沢な一杯です。ぷちぷちとした食感と程よい塩気が広がり、旬の食材を堪能できました。

・鰻茶漬け
炭で焼いた鰻をご飯にのせ、さらりとした出汁を注いでいます。タレの旨みが出汁に溶け込み、鰻の濃厚さと出汁のさっぱり感が両立した一碗です。

・松茸ご飯
松茸の香りをしっかりと含んだご飯。シンプルながら季節感を存分に味わえる炊き込みご飯です。

・フカヒレ出汁の中華そば
透き通ったスープはフカヒレの旨みを丁寧に抽出したもの。和出汁のように澄んだ味わいながら、ほんのり中華のニュアンスがあり独特の奥行きがあります。お腹いっぱいでしたが、細麺がつるりと入っていきますね。

・玉子のくず焼き
葛粉を加えた玉子生地をじっくり焼き上げた甘味。もっちりとした食感と玉子のやさしい甘さで、〆にベストな甘味でした。

2025/11/29 更新

4回目

2025/08 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-
    ¥30,000~¥39,999
    / 1人

店主の柔らかな佇まいと、心を込めた料理が人気の神楽坂の日本料理屋──夏の美味しさが詰まったコースに大満足

《再訪》
今回も夜の訪問。この日も亭主の柔らかい物腰もあり、落ち着いた客層で、静かな雰囲気で食事ができました。

炭焼き台を中心に据えた直線カウンター、静かで凛とした空間は変わらず。亭主と若手2名の息の合った所作は、今回も料理への期待を高めてくれます。


この日の献立(8月下旬)

・雲丹のせ胡麻豆腐
・蒸し鮑と焼き茄子のおじや
・鰻の吸い物仕立て
・愛媛真鯛のお造り 酢橘添え
・漬け中トロと山芋の海苔巻き
・白甘鯛の焼き物 白味噌あん掛け
・車海老の白和え 錦瓜・だだちゃ豆添え
・鱧の焼き物 梅南蛮風味
・松茸のホイル蒸し
・鴨蒸しと素麺 揚げじゃがいもと万願寺添え
・新いくらご飯
・すっぽんとフカヒレの炊き込みご飯
・ちりめん山椒ご飯
・羊羹とお抹茶

以下、簡単な説明と合わせて

・雲丹のせ胡麻豆腐
暑い日にぴったりの先付け。胡麻豆腐に、とろける馬糞雲丹をどっさり。出汁の利いた吸い地と山葵で甘みを引き締めています。

・蒸し鮑と焼き茄子のおじや
ふっくら蒸した鮑を薄切りで。香ばしい焼き茄子の風味が出汁に移り、やさしい口当たりのおじやに磯の旨みが重なります。

・鰻の吸い物仕立て
香ばしく焼いた鰻を、澄んだ出汁に浸して。白髪ねぎがアクセントで、鰻の脂をすっきりさせます。

・愛媛真鯛のお造り 酢橘添え
透明感のある身質で、食感もしっかり、噛むほど甘み。酢橘を軽く搾れば、少し味変も楽しめます。

・漬け中トロと山芋の海苔巻き
ほどよく漬けた中トロにシャキッと山芋をのせ、海苔で手巻き風に。旨み・香り・食感が一体になって、ついお代わりしたくなる一品

・白甘鯛の焼き物 白味噌あん掛け
皮目をパリッと香ばしく焼いた白甘鯛に、まろやかな白味噌あんを薄くまとわせて。上品な甘みとコクで、魚のふっくら感が際立ちます。銀杏は今年初めて。秋が近づいてますね。

・車海老の白和え 錦瓜・だだちゃ豆添え
ぷりっとした車海老を豆腐ベースの白和えで軽やかにまとめ、錦瓜の爽やかな香りとだだちゃ豆の自然の甘みを添えた一品。いろいろな食材が混ざって完成する料理。非常に美味しいです。

・鱧の焼き物 梅南蛮風味
骨切り鱧を香ばしく焼き、梅の酸味と南蛮の軽い辛みを効かせて後口がすっきり。脂ののりと清涼感が良い料理です。

・松茸のホイル蒸し
包みを開けた瞬間にふわっと立つ香りが主役。余計な味を足さず、松茸そのものの香りと食感を楽しみます。

・鴨蒸しと素麺 八丁味噌仕立て 揚げじゃがいもと万願寺添え
しっとり火入れの鴨をコク深い八丁味噌で。香ばしい炭焼き万願寺、細切り揚げじゃがいもが良いアクセントになってます。絡めた麺で締め感もばっちりで、コースも終盤ですが、スルッと食べちゃいました。

・新いくらご飯
新物いくらをたっぷり。ぷちっと弾けた瞬間に、やさしい塩味と甘みが白米に広がります。

・すっぽんとフカヒレの炊き込みご飯
すっぽんの滋味とフカヒレのぷるんとした食感。出汁が米粒にしっかり染み込み、旨みの層が厚いご飯です。

・山椒ちりめんご飯
山椒ちりめんと白米は好相性の定番。白米が何杯でもおかわりできちゃう。

・羊羹とお抹茶
きめ細かく瑞々しい羊羹の甘みを、点てたての抹茶のほろ苦さでリセット。


2025/09/15 更新

3回目

2025/06 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-
    ¥30,000~¥39,999
    / 1人

四谷から神楽坂へ──変わらぬ芯と進化

《再訪》
今回は久しぶりに夜の訪問。この日は日本人と外国人が半々の構成でしたが、亭主の柔らかい物腰もあり、落ち着いた雰囲気でした。

炭焼き台を中心に据えた直線カウンター、静かで凛とした空間は変わらず。亭主と若手2名の息の合った所作は、今回も料理への期待を高めてくれます。

この日のコースは初夏の趣。雲丹とところてんのジュレから始まり、鱧の炙りとフルーツトマトのお粥へ。鱧の香ばしさとトマトの酸味がよく調和しています。

椀物は花咲蟹のしんじょうと冬瓜。出汁の香りが立ち、優しく深みのある味わい。お造りは藁で炙ったヨコワ(鮪の幼魚)と、プリプリと弾力のあるめいちだい。噛むごとに旨味があふれます。

続いての鰻と白瓜の雷干しは、ミョウガの酢漬けと一緒にクレープで包んで頂きます。口に運ぶと、甘酸っぱさと香ばしさが重なって、非常に美味しいです。

賀茂なすと鴨肉はお浸し仕立て。出汁の優しさが光ります。鮎の塩焼きは定番ながら、丁寧な焼きで身はふっくら。枝豆ととうもろこしのかき揚げは香ばしく、そうめんと合わせて。

蒸し物は鮑、椎茸、玉ねぎをアルミホイルで包んだもので、開けた瞬間に立ち上る香りに癒やされました。鮑は弾力があって素晴らしい。

締めには、白米、玉蜀黍ご飯、玉子ご飯。いずれも土鍋炊きでつややか、ご飯そのものがご馳走。

最後は葛きりとじゅんさい、そして糖度の高いマンゴー「時の雫」で口福の幕引き。

今回もとても美味しかったです。ごちそうさまでした。

2025/07/24 更新

2回目

2025/05 訪問

  • 昼の点数:5.0

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-
    ¥30,000~¥39,999
    / 1人

四谷から神楽坂へ──変わらぬ芯と進化

《再訪》
今回も昼の訪問。ランチ派なので、昼に夜と同じコースが食べられるのは有り難いです。炭焼き台を中心に据えた直線カウンター、静かで凛とした空間は変わらず。亭主と若手2名の息の合った所作は、今回も料理への期待を高めてくれます。

まずは鰻ざくで口を整え、続く毛ガニのお椀で悶絶。蟹の濃厚な出汁が体に染みるよう。フルーツトマトのおじやは、酸味と甘みがバランス良く、やさしい味わいで心が和みました。

お造りは千葉産の真鯛と烏賊。真鯛はぷりぷりとした弾力と上品な旨味が際立ち、めちゃくちゃ美味しい。烏賊も繊細な包丁仕事が施され、食感と甘みが見事に引き出されています。

焼き物の「時鮭のおかき包み揚げ」は、カリッと香ばしい衣とふっくらとした鮭の身が好相性。大根おろしがさっぱりとまとめてくれます。賀茂なすの田楽は、とろける果肉に甘味噌が絡み、口福のひととき。

続いて登場した鳥貝と万願寺とうがらしは、炭火で香ばしく炙られ、噛むたびに、鳥貝の甘さと万願寺のほろ苦さが見事に調和しています。

メヒカリの北京ダック風クレープ包みは遊び心ある創作料理。脂ののったメヒカリを甘辛いソースとともにクレープで包み、しっかりと満足感のある仕上がりです。

終盤には、蛤の炊き合わせ風吸い物でほっと一息。滋味深く、蛤の食感と優しい出汁に癒されます。


ご飯ものは三種。まずは白米に炭焼きの牛ヒレ肉をのせて。柔らかく、しっかり味が付けられており、炭の香ばしさとともにご飯との相性も良いです。続く生卵ご飯は、シンプルながら卵のコクが際立ち、間違いない美味しさ。最後の時鮭の炊き込みご飯は、脂ののった鮭の旨味が米にしっかり移っており、香りと味わいの両面で満足度の高い一杯でした。

締めの鴨蕎麦は、鴨の旨味が溶け込んだつゆと、喉越しのよい蕎麦の組み合わせが絶妙。お腹はかなりいっぱいでしたが、鴨肉も美味しく頂けました。

最後の葛切りは、黒蜜とともにつるりといただけて、心地よい余韻を残してくれました。

季節の移ろいを料理に映した、美しく丁寧な一皿一皿。今回も前回同様、素材・技ともに印象深い内容でした。次回は梅雨明けあたりかな?

2025/06/23 更新

1回目

2025/04 訪問

  • 昼の点数:5.0

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-

四谷から神楽坂へ、変わらぬ芯と進化

四谷三丁目から神楽坂に移転した「多仁本」、新店にようやく訪問。

真っ直ぐに伸びたカウンターに炭焼き台、空間にピシッとした緊張感があって心地いい。目の前で焼かれる食材に、香りと音でどんどん食欲が引き出される。

厨房は亭主と若手2人。亭主とのコンビネーションも見事で、言葉少なめでも連携バッチリ。

この日は、春を感じる食材が中心の構成。
雲丹とホワイトアスパラガス、鰻、筍と若芽など、季節感あふれる前菜から始まり、
お造りは真鯛のしゃぶしゃぶ、鳥貝・鰹の炙りと続きます。
焼きの白甘鯛とトマト、鹿児島産和牛ヒレ、鰯、蛤と葱と、いずれも素材の良さが際立っていました。

締めのご飯は、白米を含む5種(鴨肉、唐墨、燻製鱒と筍、生卵)で、それぞれの味の違いを楽しめるのも魅力。
最後は葛切りとお茶で、穏やかに締めくくられました。お腹いっぱいで大満足でした。

全体として、以前よりも食材・技ともにさらに洗練されており、確実にバージョンアップを感じられる内容。
次回はまた季節が変わる頃に伺いたいと思います。


2025/04/27 更新

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