新潟 ケンシンさんが投稿した山内うどん店(香川/黒川)の口コミ詳細

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新潟 ケンシン (男性・新潟県) 認証済

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山内うどん店黒川/うどん

1

  • 昼の点数:4.0

    • ~¥999 / 1人
      • 料理・味 3.5
      • |サービス 4.0
      • |雰囲気 4.0
      • |CP 4.0
      • |酒・ドリンク -
1回目

2008/12 訪問

  • 昼の点数:4.0

    • [ 料理・味3.5
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.0
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク-
    ~¥999
    / 1人

ロケーションは最高!

♪神戸からふぅねに乗ってぇ~高松につぅいたぁ~
という事で、2008年の締めくくりの旅に出たのだが…何と!
神戸(三宮港)~高松港便に、発着時刻の変更がなされていた!のだ。
実は時刻表は確認したのだが、夜行船が廃止になっていない事に安心して、時刻をよく見て
いなかったのだ! 以前は0:30発・4:30着だった。
それが、0:45発・4:45着に…15分遅くなっていたのだ。。。
到着日を高松で過ごすのであれば全く問題はなく、むしろまだ時間が余る位なのだが、今回は
予讃線で愛媛県方面に行く予定だったため、松山行きの始発(各停)に間に合わないのだ!
送迎バスで高松駅に着いたのが、AM5:10過ぎ…もう無理だ。 ・・・・・さあ、行先変更!(爆)

という事で、全く方向が違う土讃線(阿波池田・高知方面)に乗る事に…
ところが変更したのはいいが、ここ山内うどん店は、当初の目的地ではなかった
ため、営業時間があやふやだったのだ。 朝からやっているのだけは間違いない。 
問題は、何時からか?
でももう仕方がないので、黒川駅まで行ってしまった。
寒い。。。駅が、高台にあり、まわりには何もない。 
土手を登ったような場所に、駅だけがある…といった風情なのだ。 
かたわらには、自転車置場があるだけ…時刻はAM7:15過ぎ。
以前地図を見た程度で、大体の位置しかわからない…仕方がないので、土手を降り、店がある
はずの方向へ歩き出した。 しかし万が一間違っていたらえらい事になると思い、人を探すが…
誰も歩いてはいなかった。 

仕方がないので、最初に目に入った民家のインターフォンを押してみた。 
やさしそうなおばちゃん登場。 あぁ良かった! しかし、説明がしにくいらしく、途中までおしえ
てもらって、次の地点へ。 次の地点は、飲料の自動販売機が並んでいる所だった。 
今度は年配のおっちゃん登場。 説明してくれるのだが、要領を得ない。
知っている人が、知らない人に伝える事のむずかしさよ…等と言っている場合ではないっ!
で、また少し歩いて、大きな民家のインターフォンを鳴らす。 今度は、若奥様だ。
「すぐなんやけど…」やはり、説明しにくい様子。 ええいっ!時間はたっぷりあるわいっ!

という事で、あたりをつけた方向へ歩いて行くと…割と広い道なのだが、上り坂で先が見えない
のだ。 しかし、その道を登り切るあたりで、なにやら看板らしきものを発見した。
「本日休業・木曜定休」というような事が書いてある! オー!ノー! と思ったら…
おぉっ!今日は金曜日ではないかっ!前日が定休日だったのだ。 
さらに、道の真中に、看板が出ていた。 
「営業は午前9時から」 今は?…まだ7時30過ぎである! トホホ。。。
しかし土讃線のダイヤはおそろしい事に、AM9:33発(阿波池田行き)までないので、どのみち
どこかで待つ事になるのだ。(高松方面・琴平行きは8:45発)
仕方がないので、時間つぶしに散歩する事にした。 
今来た道を右に曲がって、のぼり切ると店。 真直ぐ行くと下り坂になり、踏切を渡る事になる。 
ここで振り返ったら、あぁっ!看板があるではないか? 
そうなのだ、車で向かう場合は、私が駅から歩いて来た反対側からが、店の正面になるのだ。
結局、店の裏側から、ぐるりとまわって店に辿り着いた事になるのだった。
(後で確認したら、駅から歩く場合は、私が来た道が正解・最短距離だった。)
…まだAM8時前。。。寒いと思ったら、風花が舞って来た!シェーッ!四国で雪を見る事になる
とはっ?! もう、散歩等している場合ではない。 
店の外に出されていた椅子に腰掛けて待たせてもらおう…
すると、厨房の中から、おばちゃんの声がする。 「中で待ったらええ。」 おぉ、ありがたやっ!
私には、女神様に見えた。(推定70代の女神さま♪)

新聞を読ませてもらいながら、世間話…新潟から来た事を告げると驚いていたが…ここは全国
にその名を轟かせているうどんの名店である。 
「いろんな人が来られるわな、単車の人が多いなぁ」との事であった。 
8時30分過ぎには、もう1人のおばちゃんと3人で、開店前の朝のコーヒータイムとあいなった。 
コーヒーがすむと、「おにいちゃん、もうちょい待ってな、まだひと仕事あるのよ。」と言い、うどん
の生地踏み作業に入った。

そうこうしている内に、天ぷらが届けられ、開店準備OKとなったのが、9時10分程前であった。
あつあつ(小)とひやあつ(小)、後は、赤い色をした天ぷら(エビが入っているらしい。 天ぷらと
いうよりも、練り物に近い。)を頼んで、会計は500円である。 安い!
ここはセルフ店だが、つゆまで入れてくれる。 
後は、6~7種類の天ぷらをのせて清算するスタイルである。

もっちり噛応えのある讃岐うどんである。 天ぷらはイカのゲソ天が120円で、後は全部100円!
おいしいっ!と思ったが、ひやあつは失敗であった。 というのは、冷たいうどんに、温かい出汁
がかかって出て来るので、単なる、ぬるいうどんにしか思えなかったのだ。 
自分で出汁を別にとって少しずつかけていただくのなら、ありかな…?と思って頼んだのだが。

しかしここはやはり名店である。 何といっても、ロケーションが最高だ。
店に向かって左手には、薪の山、店の中には大釜、手作り感がたまらなく良い!
「もっとしよう思たら出来るけど、えらいからなぁ…」
素晴らしいのは、きつい思いをしてほとんど手作業でやっているのに、安易に単価を上げようと
しない姿勢である。 「これで、25年やっとるんよ。」
本当に素晴らしい!うどん一杯200円では、申し訳ない気がした。 
特に今回は、コーヒーまでご馳走になり、うどん2杯と天ぷらで500円! 最高の店であった。

【まんのう町】
このあたり(多度郡)は、明治時代の10年間程、愛媛県だった事があるらしい。
ひらがなの町名で察しがつくように、平成の合併で出来た町だが、まんのうというと、満濃池が
思い浮かぶ。 
しかしこの辺はもうかなり(山側の)徳島県に近く、実際に土讃線で阿波池田駅はすぐであった。

2010/01/27 更新

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