28回
2022/07 訪問
「穴子炊き込みご飯」の香しいスペクタクル!「鮎 干物」の、半端無い旨みと香 りの弾け方♪
さく間さんと言えば、
一杯目は
◆「ガージェリー・エステラ」で決まりです♪
飲食店限定のこのプレミアムビールは、
口あたりが柔らかいのに、しっかりとした味わい!
炭酸を抑え目に創っているので、
様々な料理にサッと寄り添い、引き立ててくれるんですよね。。。
今回の
◆先付は、
・チーズのづけにスナップエンドウのおひたしのつぶしたもの
・すっぽんの煮こごり
・煮ハマグリに 大根おろしとネギのソース
・白バイ貝 酢味噌
・甘エビ昆布〆
贅沢でしょう?
“スナップエンドウのおひたしのつぶしたもの”とは、
大将の説明通りに記させていただきました。
プチプチッと、スナップエンドウが囁きかけると…
蒼臭さとは違う、“翠色の真っ直ぐな旨み”が
落ち着いた和の表情を浮かべたモッツァレラに
生命力を吹きかけ。。。
ほんのり生姜を忍ばせて、
まろやかな旨みがフワッと拡がる「すっぽんの煮こごり」
うっすらと、紫のヴェールをまとったハマグリの
キリッとした旨み。。。
つぶ貝よりしなやかな食感の白バイ貝。
心地良い酢味噌の中から、
濃厚なワタの風味を弾かせて、ドキッ♪
ねっとりと舌に寄り添い、
昆布の高貴な香りと引き締まった旨みをまとった
甘海老のしたたかな旨さ!
嗚呼。。。
シンプルな料理でも
何でここまで心をときめかすのでしょう♪
◆「そら豆 塩ゆで」
新鮮なそら豆は、皮ごといただく私。
仕上げにサッとまとわせた、柔らかな塩味!
キリッと湧き上がる皮の蒼い香り!
そして、フワッとゆらめく、
身の甘やかなコク。。。
今は“旬”を感じさせる野菜は、
本当に少なくなってしまったけれど…
デリケートな香りとコクは格別!
フッと心を揺さぶってくれましたね♪
「私、何年ぶりかに感激したお酒です!」
女将さんがそう言いながら供されたのは、
◆「阿櫻 生詰原酒 亀の尾」
利き酒師の女将さんを感激させた、このお酒。
確かに、すっきりとしたキレと、
やわらかでありながらも、厚みの有る旨み。
心を満たす、ふくよかな香り。。。
銘酒の要素をふんだんに持ち合わせた、
凄いお酒ですね!
「大根おろしは、お好みで。
摘みにもなります!」
…と、大将。
今回いただいた
◆お造りは、
「釧路 つぶ貝刺し」と、「苫小牧 北寄貝」
先付に白バイ貝をいただいた後だから、
その差がよく解りました。
つぶ貝を噛めば、
身体を震わす… 心地良いコリッと感♪
磯の香りの中から湧き上がる、
澄んだ旨み。。。
これが、「苫小牧 北寄貝」となると、
しなやかな噛み応えの中に、
甘やかな旨みが、フワッ!
添えられた生若布の艶かしい旨みと香り。
絶妙の相性です。。。
「全部、いけます!」
大将がそう説明する前に、私もひと目拝見した時に
それを確信しました♪ ◆「鮎 干物」
頭からサクサクッといただくと…
グワッと拡がる、
旨みと香りの弾け方が半端ないです♪
それは、若鮎の
皮の凝縮した香り、
身の華やかな香りを更に更に凝縮させて、
雄雄しさが増した感じ。
甘酢にサッと漬けた茗荷は、
サクサクッと瑞々しい食感!
酸っぱくしない所が粋です!
「ご飯一合、食べられますか?」
「勿論です!」
大将には、まだまだ私の胃袋の大きさ、
解って貰えていないのでしょうか?
〆にいただいた
◆「穴子炊き込みご飯」
穴子を炊いたつゆで、
ご飯を炊いているから…
ご飯の芯まで穴子の凝縮した旨みが染み渡り。。。
口に含めば、
ご飯の甘味と穴子の質感の有る香りが
ふわああああ♪
提供前に、ササッとすった青柚子が香しく。
このまろやかで香しいスペクタクルに、
ずっと包まれていたい!
そう思いましたね。。。
供された汁物は、
し「鯛のアラでじっくりと摂った出汁に、時鮭のしんじょ」
この“鯛のアラでじっくりと摂った出汁”って所が、
巷で供される“アラ汁”とは別格な高貴を醸しだしていますね。。。
そう、濃厚過ぎない! 魚臭くない!
時鮭のしなやかな旨みを、
ギュッと凝縮させたしんじょが
緻密な表情で語りかけてくれますね。。。
「甘さ控えめの水羊羹です!」
私の食べっぷりを見て…ニコニコッとしながら、
何かを用意されていると思ったら、こんなひと品♪
甘味を控えている分、
小豆の高貴な香りが引き立っている、水羊羹に…
青梅の蜜煮をゼリーに寄せて、
それを崩したものが、爽やかな酸味!
和菓子屋さんなら、
もっと甘くするのだろうけど…
お酒を愉しむ、おとなの社交場らしい
涼やかな表情♪
何から何まで、驚きと感動に溢れたお店。
そうは無いと思いませんか?
2022/08/08 更新
2022/06 訪問
「すっぽんの小鍋」は、見た目に反して繊細! しなやかなる芳醇。。。
「電車に乗ってみたら、
割と近かった♪」
越谷から移転されてから、
随分と経つのに…
私が足を運ぶ度に、
誰かしら越谷からのお客様がいらっしゃるのは
驚きですね!
そう、さく間さんへの絶大なる愛情が有るから
“割と近かった”と、
サラッと言えるのかも知れませんが…
これって、やっぱり凄い事ですね?
さて…
今回の先付は、
・浅利の酒蒸しと黒むつのからすみ
・穴子と牛蒡のにこごり
・チーズの漬けとアワビ
・鯛とハスイモの酢味噌
プリッと、心地良い食感の浅利は、
酒蒸しの後、“煮蛤”のように味を含ませているから、
凝縮した旨みが、キューン♪
“一般的な、からすみ”より、
濃厚でありながらも嫌味が無い、
“黒むつのからすみ”が、キリッ!
微塵の牛蒡がふわっと大群で踊り。
煮穴子の芳醇な旨みを包み込む、
煮こごり。。。
柔らかな漬け加減で
モッツァレラの上品な旨みを引き締めているから…
プリッと心地よい食感のアワビと、好相性!
サクサクッと、
心地よい食感の中に爽やかな香りのハスイモ、
キリッとお酢のコクを活かした酢味噌。
酢〆した鯛の上品な旨み。。。
◆「ガージェリー エステラ」の
柔らかな苦味、ふくよかな味わいと
様々な味と香りが響きあって、倖せ。。。
さて、◆お造りは
「九州鱚 昆布〆」が
「厚岸つぶ貝刺し」と共に、供されて。。。
するんと舌に寄り添う、嫋やかな身は、
昆布のまろやかな旨みと高貴な香りに縁取られた、
極上のKISS♪
コリッと、キューンと…
扇情的な食感の中から、
柔らかな潮の香りと慎ましやかな甘みで囁きかける、
つぶ貝!
他所ではなかなかいただけない
お造りです。。。
「辛いだけで無く…
お醤油との相性が良いかなと
思いまして。。。」
女将さんが選んで下さった
◆「南 無濾過 中取り 純米酒」
キレが有り、しっかりとした味わいもある、
“中取り部分”だけを瓶詰めしたこのお酒。
華やかな吟醸香に、ホッとします。。。
焼き物は、
◆「仁淀川 天然小鮎塩焼き」
店主が焼き場に付きっ切りで焼かれていると思ったら、
焼いている途中で鮎の口を開け、
中の汁を出すのだそう。。。
そう、カウンター割烹とは、
誤魔化しの無い仕事ぶりが間近に眺められる、
特等席ですね♪
無駄な汁気を途中で吐き出させた鮎は、
パリッと香ばしい皮の中から、
フワッと柔らかな河の香りを放って♪
香魚と呼ばれるこの魚の優美を
じっくりと噛みしめました。。。
「とうもろこしは、
サービスです!」
大将がそう言いながら供してくれたのは、
◆「枝豆すり流し」
豆乳より、甘やかな表情!
冷製ポタージュより、
おとなびたコク。。。
粋だなあ。。。
◆「すっぽんの小鍋」が、1人でいただけるとは嬉しいですね♪
「ほぼ、塩で味付していまして…
ほんの少し、醤油を加えただけなんです。。。」
供された時は、
小鍋からはふつふつと泡が立ち上り…
コラーゲン質特有の甘い香りと、
焼きねぎの香ばしさが
鼻腔をくすぐっていたけど。。。
その身は、プルッとコラーゲン質!
そして、スルンッと、
まろやかな口あたりの中に、
凝縮したエネルギーが詰まっている、身!
それらが醸しだすスープは、
「濃厚」とは違う、
「柔らかな厚み」が押し寄せてくる、
滋味深い味わい。。。
“洗練という名のついた、躍動感”が
身体中を駆け巡った
「すっぽんの茶碗蒸し」も凄かったけど…
この“リアルすっぽんの、小鍋”は、
ちょっぴり損なご面相で有りながらも、
繊細! そして、しなやかなる芳醇♪
仕事場から歩いて数分の所に
こんな倖せを享受できる場所ができたなんて…
私は、つくづく贅沢者だと思いましたね♪
2022/07/29 更新
2022/06 訪問
「天然うなぎ白焼」は、サクッと、ふるん…と、ふくよかな味わい! 濃厚な脂の香り。。。
「本当に、お魚が美味しい。。。
もう、毎日でも通いたいくらい♪」
ご近所のマダムから、そんなお言葉を頂戴して、
大将も女将さんも、思わず顔がほころんでいましたね♪
「マアッ! 素敵なビール♪」
今度は、私が飲んでいるビールを見ながら、マダムはそう声をかけて下さいましたが…
飲食店専用ビールで
◆「ガージェリー ・エステラ」って言うんですよ!
フルーティーで華やかな香りがして、オススメです!
「もう大夫いただいちゃったから、今度ネ!
そうそう! 大将って、勝俣に似てない?」
か、勝俣って、勝俣州和さんの事ですか?
う~ん。。。
目鼻立ちの感じは似て無くは無いけど、
大将の方がもっとスマートなイケメンですよ!
… ってな訳で、大型新人・ご近所マダムの
人懐っこいトークで、ひと盛り上がり致しまして。。。
先付でいただいたのが、
・しったか
・あさりの酒蒸しに、
黒むつのからすみ
・牡蠣ポン酢
・穴子とごぼうの煮こごり
「しったか?」
「尻高と書きまして… コレです!」
百聞は一見にしかずとばかりに、
大将が貝殻を見せてくれましたが…
横から見ると“正三角形に近い、巻貝”♪
足はサザエ等に比べて上品な旨みと甘味が強く、
ワタは、コクの有る苦味がジワッ。。。
そして、あさりの酒蒸しの旨みの強い事、
強い事♪
「酒蒸しにした後、醤油を加えて
“煮蛤”みたいに馴染ませたんですが…」
そう、蒸して旨みを閉じ込めただけじゃ無く、
時間をかけて紫の香りをまとわせているそうです。
そして、濃厚でありながらも、嫌味の無い
黒むつのからすみに、キュン。。。♪
良い蒸し加減の牡蠣に、
柑橘感が程よく旨みの強いポン酢!
微塵に切ったゴボウが、
サクッとジワっと♪
穴子の濃厚な旨みに上品に寄り添う煮こごり。。。
嗚呼。。。
この先付、また食べた~い♪
「大根おろしと、醤油。
お好きな方で!」
◆今回のお造りは、
・淡路 つり鯵刺し
・豊後 いさき刺し
・富津 真こち刺し
もう、舌にのせた段階で脂がとろけだし、
旨みが強い鯵は、大根おろしでいただくと…
微塵に切った葉ねぎが心地良く香り。
醤油のカドがとれて、優しい響き。。。
鯵の豊潤な脂の旨みと蒼い香りを、
上品にひきたててくれますね♪
いさきは、熟れた旨みに溢れていて…
特に皮の近くに、キャッチーな風味が有り。
真こちは、しっとりと舌に寄り添い、
フグ刺しのような高揚感が有りますね♪
淡白な味わいの中に、
白身の気品と、福々しい余韻に溢れています。。。
◆「立山」というお酒は、
本当に食材を引き立てる、しなやかな旨さが有りますね。
そして、
この季節の楽しみの1つ
◆「焼きそら豆」
少し“サックリ感” を残した焼き加減が、
そら豆の蒼旨さと、
心地よい甘い香りの双方を楽しめて…
炭の香りに、ほっ。。。
今回は、〆を頼まずこれを相手に
ちびりちびりと、いきました!
◆「天然鰻白焼」
天然鰻は久々にいただきましたが…
やはり、養殖ものとは別物!
その身から溢れる生命力のしなやかさは、
大自然の中でもまれ続けた証である事が、
自ずと解りますね。。。
しかも、“かつていただいた、天然物”は、
うっすらと泥の香りがしましたが…
大将の目利きの良さ故か、
下ごしらえの良さが物語っているのか、
泥の香りは一切しません!
皮目が柔らかく、
その身は、サクッと、ふるん…と
あっさりとした口あたりの中に、
ふくよかな味わい、濃厚な脂の香り。。。
脂っぽさが先にくる養殖物とは、
主張をする物が、元から違います!
そして…
目眩がしそうな程に、
鮮烈な香りを弾かせる、実山椒の佃煮!
“絶滅危惧種”と言われて久しい
この稀有な生物。
後世に確実に遺さなければいけないと、
痛感しました。。。
2022/07/23 更新
2022/06 訪問
すっぽんの “洗練に縁取られた、躍動感”! 2匙いただいただけで、駆け巡りました。。。
私はさく間さんの先付を前にすると、
いつも、背筋がシャンとする気がします!
今回いただいたのは、
・加茂茄子と雲丹
・小肌鮨
・蒸し鮑と肝
・鱧の卵の玉子寄せ
サックリとした食感を活かした加茂茄子に、
濃厚で有りながらも、
クドさを感じさせない頃合に蒸し上げた雲丹を
にこごりに寄せて。
するんっ… サクッ… ジワッ。。。
淡い滋味と、洗練を重ねた濃厚な旨みが
心地良い食感と共に溶け合って♪
旬の小肌を、
お酢のコクを引き出した酢飯と共に口に含めば、
キュン。。。
僅かに忍ばせた“がり”が
涼風のように駆け抜けて、胸が躍る!
心地良い食感の中に
濃厚でありながらも澄んだ旨みを引き締めた
蒸し鮑に、肝の苦味で… またしても、キュン♪
鱧の卵の“癖が無い、濃厚さ”を
まろやかな鶏卵で寄せるって、面白い!
夏の旬景を様々な技法で
封じ込めているんですよね。。。
そう!日本料理の世界感って、凄い!
さて、今回いただいたお造りは、
◆「舞鶴 鯛刺し」と「香川 赤貝刺し」
秋冬の、脂がのっている鯛を好む方も
いらっしゃるかも知れませんが。
私はさっぱりとした身の中に
上品な香りと旨みをたたえた、
今の季節の鯛も、
他の白身魚とは違う気高さに溢れていると思います。
そして、赤貝。
あれよあれよと言う間に、漁獲量が激減して。
今や、日本で消費されている8〜9割は、
外国産で占められているそう。
香川の赤貝は、
プリッと肉厚な身の中に、
微かな潮の香りに縁取られた、野趣有る香り!
貝類特有の旨みとコクを、
更に洗練させたような、風雅な味わい。。。
美しいその身の中には、
豊かな瀬戸内の恵みがたっぷりと
詰まっているんですね♪
「コレ、何だか
当ててみて下さい!」
そう言いながら、
大将は私と常連さんの前に
◆「茶碗蒸し」を2つ、供しました。
「スッキリしているけど、太い味!」
まず最初にこう評したのが、常連さん。
とても素敵な表現をされるなあ。。。
私は、このグイグイと込み上げてくる
力強さを舌先で探っていると…
「アッ!
すっぽん!」
「当たりです!」
すっぽんは、
以前、四ツ谷でお椀をいただいた事が有りますが…
あのダークな見た目からは想像が付かない
洗練された味がするんですよね。。。
「あっ。。。
2匙いただいただけで、
ゾクゾクしてきたっ!」
思わずそう申し上げると、
女将さんに笑われてしまいましたが…
“洗練に縁取られた、躍動感”が
身体中を駆け巡って、
ゾクゾクッとしてしまったんです!
「すっぽんて、凄い食材。。。」
「そうですね。。。
強過ぎて鰹出汁で
割る店も有りますが。。。
うちは、“身がパサパサしない、炊き加減”で。
茶碗蒸しには、そのまま使っています!」
そう、上質なコラーゲン質をたたえた身は、
ぷるんっ。。。
卵のまろやかな旨みと、
すっぽんの“洗練に縁取られた、躍動感”。
凄い競演作を、いただきました♪
次にいただいたのは、◆「大樹 時鮭塩焼」
北海道・大樹町は、
鮭の水揚げやイクラ漬けが盛んで有名ですよね!
中でも時鮭は、生育途中の若い鮭。
卵や白子も抱えていないから、
適度に脂がのり。身がふっくら♪
この柔らかな身がふわっと解れると…
普段、濃厚な脂の香りに消されがちな
鮭本来の身の甘さ、ふくよかな香りが煌いて、
ほっ。。。。
“旅館の朝食の、鮭”が鮭の味だと思っている人が
これを食べたら…
きっと、仰天してしまうでしょうねw
「女将さんのオススメの冷酒は?」
そうお願いして登場したのが、
◆「播州一献 純米 夏辛」
「引き際に辛いタイプです!」
嗚呼。。。さく間さんにお邪魔すると、
次々に美しい言葉にめぐり逢う。。。
そう、“ドライ”と言うと、
趣が無いでしょう?
口当たりは、“さっぱり”と思いきや…
後に引かない切れ味が、素晴らしい♪
こりゃあ、少し腰をすえて吞むのに
ピッタリのお酒に出逢えました!
そして、これが出回る頃…
夏の訪れを感じる方も多いのでは?
◆「大阪水茄子浅漬」
サクッとしなやかな食感の中に、
じんわりとした仄かな甘みと穏やかな香り。
さっぱりとした味わいの中に
しんとした優雅をたたえた野菜も、
そう多くは有りませんよね。。。
「右がすだち、
左がかぼすです。
お好きな方を!」
◆「三陸 真かき」に、
大将は、粋なはからいをしてくれました♪
そう、
長さ10cm強の大ぶりな真牡蠣は、
引き締まった身の中に、
ミネラル感に溢れた旨み! 磯の香り♪
私はすだちのキリッとした酸味よりも、
かぼすのやわらかな果実味の方が、
牡蠣の複雑な香り大事にしながら…
旨みを心地良く揺さぶっていると思いました♪
さて、〆の炊き込みごはんに代わって、
今回は
◆「牛すじグラタン」を注文しました!
“グラタン”と言っても、
洋食屋さんのホワイトソースとは違う、
しつこく無いソース!
中からは、大ぶりな牛すじが
牛すじの勇壮な香りを活かしながら、
コリッと心地良い食感♪
流石、和の匠がグラタンに挑むと
素材の活かし方が、ひと味違いますね。。。
「昨日、灰汁抜きして、昼間に蜜に漬け。
午後に本漬けしたから、
本当は明日なんですけど。。。」
そう言いながら供してくれたのが、
◆「青梅蜜煮」
そう、まだ浅い蜜漬けであるが故に、
青梅の蒼い香りと上品な酸味が、
ジワッと忍び込み。。。
後から蜜の心地良い甘味に包み込まれる、
倖せ。。。
さく間さんが仕事場の近くに移転していただいて、
私は本当に良かったと思っています。。。
2022/07/17 更新
2022/04 訪問
定番の味にも、工夫の有る「鶏五目土鍋ごはん」に、ドキッ♪ 旬ならではの輝きの「鰆の塩焼き」
日本ばし さく間さんのカウンター席の一部は、
格子戸で仕切られる仕組みになっていて…
私は勝手に“VIP席”だと思っていたのですが…
今回は、大手居酒屋店長自ら
さく間さんを予約したものだから、
特等席を用意してくださいまして…
まずは、
◆「ガージェリー・エステラ」を一杯!
夜の旅人は、
トパーズの潮騒に耳を傾けながら・・・
心地良いほろ苦さと
爽やかな甘味で、心をほどきます。。。
◆今回の先付は、
・菜の花のおひたし
・すみいかのげそ
・海老いも
・白ばい貝煮
・聖護院かぶら …と、豪華版!
コリッと固茹でにした菜の花は、
プリミティブな苦味と蒼いコクを放って、
背筋がシャンとなる美味しさ!
すみいかのげそは、
ふるっと、コリッと、
絶妙な茹で加減の中に、甘やかな旨み。。。
海老いもは、濃厚な旨みを凝縮させながら…
ホクホクさせずに、サラッとキレが良く。
白ばい貝煮は、
フルッと嫋やかな食感!
巻貝ならではのコクと香りを弾かせながら、
非常に繊細な旨み。。。
聖護院かぶらは、
サッパリとした酢味の中に
瑞々しい甘さと、ホッとする香り。。。
◆お造りは、
「淡路スミいか刺し」と、
「下浦のどぐろ刺し」に…
大将「平貝は、サービスです!」
あらら。。。これまた、責任重大w
「淡路スミいか刺し」は、
非常に緻密な身で…
フルッと舌に寄り添いながらも、
シコッと心地良い食感と、
しなやかな甘味。。。
「下浦のどぐろ刺し」は、
たっぷりとのった脂ゆえか…
フルプリッと、憂いの有る食感!
白身魚ならではの高貴な香りと、
濃厚な脂の旨み!
「平貝」は、
引き締まった食感の中に
艶やかな旨みと甘味。。。
◆女将さんに選んでいただいたお酒は、
「雄東正宗 純米吟醸 五百万石
しぼりたて 生原酒」
流石に、“しぼりたて”だけあって、
溌剌とした香りに、
キュン。。。と、胸を締め付けられまして。
馥郁たる味わいと風格に満ちたお酒ですね。。。
まずは、“大手居酒屋店長用”に
◆「京春菊サラダ」を2人前頼もうとしたら…
「コレ、全部、俺が食べるから…
もう一つ、違うサラダを頼めば?」
それは、“独り占め”と言う事では無く、
ブログで何度も
「京春菊サラダ」を紹介している
私に対しての気遣いかもw
急いで追加をお願いした
◆「えのきと春菊、トマトサラダ」は、
サクサクの生えのき茸の
サッパリとした甘味と旨み。
苦味が無い京春菊の、
優雅な蒼い香りと微かな甘味。
フルーツトマトの、
さっぱりとした甘味と旨みが
囁きかけてくるような、
素材の香りと甘味に癒されるひと品♪
大将「ピンと立っているのは、
ほうれん草の根っこです!」
そう、ポリフェノールやマンガンを
たっぷり含んでいるほうれん草の根は、
しっかりと食べた方が良いのは知っていましたが…
こうした粋なスタイリングをするお店は、
私は他に知りません!
◆「飯岡鰆塩焼き」は、
皮目はサックリ、
身はふっくらと上品な旨み!
私は、“皮と身の間”の
とろけるような脂のコクと・・・
白身魚には珍しい、
柔らかな滋味が好きですね♪
上品でありながらも、
ちゃんと主張をするあたりが、
まさに旬ならではの輝きと言うものでしょう!
大手居酒屋店長相手に、
“無言で格闘”するかと覚悟をしていたら・・・
大将は、こんなに
“至れり尽くせり”のスタイリング♪
◆「若松葉かに」
大将「下の方は、
蟹味噌だけで和えています!」
ひゃ~! 贅沢~♪
殻に邪魔をされる事無く、
フワッと、繊細に解れる松葉かにの
舌に吸い込まれるような繊細な旨みと、
優雅な香り。。。
“かに食べ放題”で出される
冷凍物のような水っぽい奴とは全く違う、
「若松葉かに」ならではの
“繊細にして、濁りの無い松葉かにの醍醐味”
愉しみました。。。
いやはや、大将のお気遣いに支えられて、
目にも麗しく、舌に感動を呼ぶ
宴を愉しむ事ができまして…
次にいただいたのは、
◆「れんこん茶巾あんかけ」
れんこんの質感を少しだけ残しながら
ふんわりと茶巾にしぼったれんこん。
フワ&サクッと口に拡がると、
キリッとしたれんこんの香りと
凝縮した大地の旨み!
穏やかな滋味と甘みに包まれながら、
出汁を効かせた餡に、ホッ。。。
次は越谷時代からの人気メニュー!
◆「牛すじ八丁煮込み」
いつも、大将に聞きそびれてしまうのですが…
隠し味に赤ワインをお使いですか?
牛すじの香りと旨みを充分に引き出し、
野菜のコクと甘みも凝縮させ。
八丁味噌のコクと香りを活かしていながらも・・・
重過ぎずに、
洋食に通じる余韻が有って、◎♪
大将「いつもと作り方を変えてみました!」
オッ!
“炊き込みタイプ”じゃあ無く・・・
具材を予め処理をしておいて、
仕上げに“混ぜ込むタイプ”ですか?
◆「鶏五目土鍋ごはん」
炊き込みタイプが、
ごはんと具材の渾然一体となった
美味しさを愉しむ物だとすれば・・・
今回は、甘辛く味付けられた
牛蒡の溌剌とした香り!
人参の人懐っこいコク!
鶏肉の上品でありながらも
ふくよかな旨みを、しっかりと閉じ込め。
ふんわりと炊き上げたご飯と共に
噛みしめる度に、
それぞれの素材が、
それぞれの言葉で語りかける!
プリミティブな香りと味が酔わせる。。。
たっぷりと飲み食いした後に、
“安心できる味” をと思い、
「鶏五目土鍋ごはん」を注文してみたら・・・
もう、ドキドキが止まらなくなって、
呑みのスピードが、
暫く止まりませんでしたw
定番の味にも、工夫有り!
「それみた事か!」とでも言いたげな
大手居酒屋店長に、
またしてもやられました。。。
2022/07/29 更新
2017/05 訪問
天に向かって伸びようとするチカラが心を揺さぶる「新筍土鍋ごはん」 藻塩・炭塩・山葵と共にいただく「鴨すみ焼き」
越谷で11年間、
多くのご贔屓さんに支えられ。
日本橋・蛎殻町に移転された
日本ばし さく間さん。
それにしても、
越谷時代のご贔屓さんが
今も足を運ばれているって、
凄い事じゃありません?
さて…
まずは、いつも通りに
◆「ガージェリー エステラ」を一杯!
この華やかな香り!
フルーティーな味わいから
ビターな余韻に転換する、
この奥深い味わいの妙。。。
“とりあえず”にいただくのではなく。
“とびきりの時間”の幕開けに相応しい
一杯ですね♪
今回いただいた
◆先付は、
・干瓢煮
・姫皮と春なめこを、お出汁で寄せて
・ほたるいかの塩辛風
・新じゃが酒蒸し
・煮浅利にふぐの子 の5品
そう、鮨屋さんで修行経験の有る
大将の干瓢煮は…
干瓢の溌剌とした香りと、
ふくよかな紫の香りの鬩ぎあいが見事!
出汁の優雅の中に、
姫皮の香りとなめこの野趣がゆらめく妙味も、
春の憂いを感じるし・・・
本物の塩辛と同様、
ワタのコクと熟成した旨みを引き出しながらも
塩っぱくはない、「ほたるいかの塩辛風」は
どうやって造るのだろう?
浅利の、澄んでいながらも濃厚な旨みと、
キリッとした旨みとコクの卵が煌めく
「煮浅利にふぐの子」
もっちり、ねっとり。
お酒の華やかな香りの中に
新じゃがの甘やかなコクが溢れ出す
「新じゃが酒蒸し」も、ロマンチック。。。
大将「じゃあ・・・
ちょっとづつ盛りましょう!」
私がお品書きを見ながら、
お造りに目移りしていると、
大将はササッと盛り合わせにして下さいまして♪
するっと、穏やかな食感の中に、
憂いの有る旨みと甘みが拡がる
◆「鴨川 きんめ刺し」
フワッと、サックリ!
洗練された旨みにドキッとした
◆「三河 平貝刺し」
するん。。。と解けると、
柔らかな塩味と、
“濃厚過ぎない、豊潤”に包まれる
◆「塩水雲丹」
その身は、プリッと、フワッと♪
エンガワがシコシコッと、
気品の有る旨みを弾く、
◆「宮城 まこかれい刺し」
それぞれの魚の表情の豊かさを
存分に愉しみました!
また、
◆「筍の天ぷら」を注文したら・・・
思いがけず、大好物の
◆「ふきのとうの天ぷら」も
サービスして下さいました♪
サクッと、ふんわり。。。
心地よい食感の中に、
キュンとする春の苦味が駆け抜けます♪
そして、
◆「筍の天ぷら」
“えぐみ”とは少し違う・・・
筍ならではの、
甘やかな旨みの中に
大地のチカラを凝縮したかのような、
“やわらかな、滋味”♪
大将「こちらは、庄内砂丘のアスパラです!」
そう、久しぶりにいただくアスパラですが・・・
サクフワッと、
非常に嫋やかな食感の中に、
天使の吐息のような
気品の有る蒼い香りと、甘味♪
これは、紛れも無く
今までいただいたグリーンアスパラの中の
チャンピオンですね!
そう、アスパラのチャンピオンをいただいて
ますます食欲に火がついてしまった私は、
◆「銀だら西京焼」もオーダーしました!
銀だら。
私は、塩焼きも煮物も
いただいた事が有りますが…
銀だらの、
脂のりの良い身の甘さや
香りを愉しむには、
西京焼きが一番適しているような気がします!
柔らかな身を口に含めば、
トローンと濃厚な脂の旨みと、
炭の香りを映した
西京味噌の香ばしい香り、
ふくよかな旨み♪
しかも、こちらは
西京味噌に覆いつくされるような
味噌漬けでは無く。
銀だらの脂の甘味を解放させるかのような
味噌漬け加減が、
何とも優しい。。。
女将さん「日本酒度 +15の、超辛口です!」
そう言いながら供してくれたのは、
◆「上喜元 純米吟醸 五百万石 完全醗酵 超辛」
そう “超辛”と名の付くお酒を
何度かいただいた事が有りますが・・・
この上喜元は、
まろやかで奥行きの有る旨みと
香り立ちをちゃんと残しながら、
スパッと、辛い!
果実香にも似た、
憂いが有る高貴な香りが
斜め上方に抜けてゆく感じです。。。
大将「ちょっと、摘まれますか?」
そう言いながら供して下さったのは、
◆「うどの皮と新ごぼうのきんぴら」
クウ~ッ♪ って、
思わず嗚咽がこぼれちゃいましたよ。。。
柔らかな甘みと紫の粋に縁取られた
軽快なウドの野趣と、
新ごぼうの心地よい香り!
醤油っぽさを控えた、
軽やかな味付のようで…
素材の香りと滋味をそっと包み込むような
この塩梅の良さ!
甘いとか、辛いを飛び越えた
優しい味わいが、
オヤジ心を掴みますね。。。
さて、焼きものをもう一つ!
次にいただいたのは、
◆「鴨すみ焼き」
今回は、別皿に
藻塩・炭塩・山葵を添えて
供して下さったのですが・・・
鴨ならではのコクと脂の旨みは、
藻塩のミネラル分や滋味と出逢うと、
さらに表情が豊かになり、
旨みが引き締まりますね♪
一方、炭塩は主張の強い、
性格俳優w
藻塩よりも塩味の伝わり方にパンチ有り!
炭の香り自体は感じられませんが、
塩味が複雑味を増していますね。。。
山葵を付けると、
鴨の脂の主張が弱まり…
さっぱりといただける所が
面白いですね♪
鴨ならではの優雅な香りと、
複雑なまろみを様々なアプローチで愉しめる
ひと皿でした。。。
さて、今回さく間さんに足を運んだのは、
これが目当てなんですw
◆「新筍土鍋ごはん」
前回は、“湯気が舞う土鍋カット” が
綺麗に撮れなかったので、
こちらで紹介する事を断念してしまいましたが・・・
今回は、なんとか撮れましたでしょうか?
大将が取り分けて下さった
新筍土鍋ごはんは、
大ぶりに切った筍で有りながらも、
サクサクッと、心地良い食感♪
女将さん「うちのは、エグミがありません?」
女将さん! お言葉ですが・・・
これは“エグミ”とは、少し違います!
筍から、この“輝き”をとってしまったら、
新筍の醍醐味が薄れてしまうじゃないですか!
甘いごはんの香りと共に湧き上がる
優しいお出汁の香り!
筍の風雅な香りと、
輝く甘味と旨み。。。
私「これから天に向かって
伸びようとする
チカラが伝わるなあ。。。」
女将さん「はい… 生命ですよね」
そう、食材の命を
我が命に代えさせていただくから、
「いただきます」
子供の頃、
誰かにそう教えてもらった事が
ふっと脳裏をかすめました。。。
2022/05/01 更新
2016/05 訪問
通常利用外口コミ
この口コミは試食会・プレオープン・レセプション利用など、通常とは異なるサービス利用による口コミです。
香り高い華を次々と咲かせる、“惣咲料理”の世界 日本橋に降臨!
銀座でキチンと日本料理を修行された店主が
香り高い華を次々と咲かせる、“惣咲料理”
心にも香り高い花が咲くかのような
贅沢な時間を過ごす事ができる
「惣咲料理 さく間」さん。
この度、店名も「日本ばし さく間」と改め、
本日、蛎殻町に移転されました!
嬉しい事に、オープニングのレセプションにご招待いただいたので、
ご紹介致します。
女将さん「今日はレセプションなので…
コースでお出しして、御免なさいね。。。
はい!こちらは…
ホタルイカと、ホタルイカの塩辛!
フォアグラの味噌漬け、菜の花のおひたしです!」
ホタルいかの塩辛!? こりゃ、初めて♪
でも、この塩辛…
一般的な塩辛のようにドロドロしていなくて、
“寄せ豆腐”のように、フルッと溶けて
まろやかで濃厚なコク!
穏やかなワタの香りと滋味。。。
添えられた、“リアル・ホタルイカ”と比べると…
熟成という工程がもたらす、旨みの深さと。
ワタの香りのこなれ具合が、素晴らしかった。。。
「フォアグラの味噌漬け」は、
白味噌のコクと甘やかな香りを上手にまとって…
“いつものフォアグラのオイリーさ”は一歩ひいて、
大人びた表情!
香しい厚削りをまとって、
コリっと心地良い歯切れの「菜の花のおひたし」
この食感! この研ぎ澄まされた表情♪
“汁気や、醤油っ気をまとったものが、おひたし”という
私の固定観念を、スパッと打ち破ってくれましたね♪
女将さん「こちらは、筍のしんじょう!」
私は、これを見た時に
「やられたっ!」と思いましたね。。。
>筍はほぼ最後とのことで
新しい献立にはのらないんでしょうねぇ~(^_^)/
さく間さんのFacebookで
レセプション初日の「筍ごはん」を見て、
私が“筍に対する想い”をコメントしてしまったから…
もしかして。。。?
そう、「筍のしんじょう」は初めていただきましたが…
「海老しんじょう」よりするんと解けて、
微塵に切った筍が、サクサクッと繊細な食感♪
キリッと鰹節が薫るお汁の中で
非常に繊細な表情を奏でていましたよ♪
「藁で燻した鰹と、マコガレイ」は、
コントラストが素晴らしい。。。
鰹の本来の力強い味わいに、
藁のやわらかな香りを映して
繊細な表情を引き出しているし。。。
マコガレイは、
しっとりと舌に寄り添い…
気品の有る旨み! やわらかな香り。。。
焼き物でいただいた「いも豚」の
肌理の細やかな肉質!
甘さがもたつく事無く、
炭の香りを映したタレの…
キリッとした紫の香りとコク♪
コレ、通常営業でも再トライしたい
オススメのひと品♪
女将さん「鯛の昆布締めと小肌の棒寿司です!」
ワッ! さく間さんでお寿司をいただくのは初めて♪
鯛の棒寿司は、
昆布の旨みを充分にまといながらも
鯛ならではの気高い香りと甘味が、ふるん。。。
程よい〆加減で
小肌の青い香りをキリリと引き締めた
小肌の棒寿司♪
「もっと食べたい。。。」で終えるところが
粋というものなんでしょうが。。。
大将! 気が向いたら、
また握ってくれますか?
女将さん「大将の修業先が京都の人でして。
赤だしの上澄みです!」
ヒャー 何たる贅沢♪
でも、発想が凄いですよね。。。
確かに、赤出汁は…
“ひと口め”が美味しくても、
時として、
後半が濃厚過ぎると感じる時が有るけど。。。
これは、赤出汁の旨みと香りを充分に感じさせながら、
しつこく無い!!
若芽の繊細な香りと旨みも愉しめる、
非常に稀有なひと品ですね。。。
常連さん「福島の山菜は、絶品です!
大将! こないだ贈ったの、出して!」
「大好きな店にしか、贈らない!」と、
何度も何度も仰っていた、常連さん。。。
実は、この方が贈ってくれる
天然の山菜ときのこを、毎年楽しみにしているお客さんも多いのだとか。。。
だから、今回の山菜も先客に殆ど食べられてしまって、
最後に残った天然うるいを、
大将はササッとおひたしにして供してくれました♪
サクサクッ! トロトロッ♪
こんなに、茎がしっかりとしていて
濃厚な旨みとねばりをもったうるい、
私は初めていただきました♪
開店祝いにポンと樽酒を贈る常連さんに、
選りすぐりの山菜を贈る、常連さん。。。
聞けば、女将さんとは20年ほど懇意にされて
通い続けている常連さんもいらして、
さく間さん愛に溢れたお客さん達で、
和気藹々なレセプション。。。
女将さん「店内は完全禁煙!
申し訳有りませんが、二十歳未満の方もダメ!
これだけは、宜しくお願いします!」
アッ! 私、こういう「おとなの社交場」、大賛成!
私の仕事場の目と鼻の先に
こんな素敵なお店がオープンされたのですからね。
これから、ブログに紹介し切れないくらい、
通わないと、いけないかも知れません。。。w
こちらの口コミはブログからの投稿です。
記事URL :http://blog.livedoor.jp/mgmfan/archives/47573054.html
【レセプション料理】「ホタルイカ、ホタルイカの塩辛、フォアグラの味噌漬け、菜の花のおひたし」
【レセプション料理】「いも豚の焼き物」
【レセプション料理】「藁で燻した鰹と、マコガレイ」
【レセプション料理】「筍のしんじょう」
【レセプション料理】「鯛の昆布締めと小肌の棒寿司」
【レセプション料理】「赤だしの上澄み」
【レセプション料理】「天然うるいのおひたし」
【レセプション時】店主の先輩が開店祝いに贈られた「黒龍 樽」
店舗外観(5/13レセプション時)
2016/05/17 更新
駅前の喧騒から離れて、
ゆるりとした気持ちでお料理とお酒を愉しむ事ができる…
日本ばし さく間さん
まずは、飲食店限定のエールビール
◆「ガージェリーエステラ」で夜の旅の始まり!
低温で長期熟成している上に、無濾過。
注文毎に樽詰めされて、
冷蔵輸送されてくるこのビールは、
心地よい柔らかな苦味!
胸の奥底に染み渡るような、
ふくよかな味わいです。。。
そう、さく間さんに伺うと、
毎回、
◆先付が楽しみですね♪ 今回は…
・鱧の子を加えた、玉子焼き
・九条ねぎの酢味噌和え
・ツルムラサキとオカヒジキのおひたし
・毛蟹とワタリガニの煮こごり
・浅利の酒蒸しに黒むつのからすみ
そう、“鱧の子”は、
鱈子よりも、緻密な食感!
噛めば、フワッと香ばしさと共に旨みが拡がり…
九条ねぎは、サクッとねっとり。。。
濃厚なヌメリと共に、甘味が溢れながら
酢味噌の香気と溶け合って♪
ツルムラサキは、ジワッと濃厚な蒼い香り!
オカヒジキのシャキシャキとした食感と
良いコントラストを奏でています!
ほんのり生姜を忍ばせた煮こごりは、
蟹の気高い香りと旨みを充分にたたえて…
浅利って、上等な物は
帆立よりも旨みが強くて、粋な響き。。。
黒むつのからすみは、
ボラのからすみより濃厚でありながらも、
臭みが無い!
嬉しくなった私は、
◆「菊水の辛口」をオーダー!
淡麗な辛口でありながらも
しっかりとした旨み、
ふくよかなる余韻を愉しみます♪
お造りは
まず最初にいただいたのが、
◆「江戸前鱚昆布〆」
“昆布の香り”と“まろやかな旨み”の
双方をまとった鱚。
普段は淡白な印象のこの魚も、
昆布〆にした事によって旨みが凝縮し、
食感の豊かさと相まって、
食べ応えのあるひと品になっています♪
次にいただいたお造りは、
◆「苫小牧北寄貝刺し」
シコシコッと、
非常に身が締まっている身は、
澄んだ甘味の奥から
ミネラル感のある旨みが溢れ出し。
いやあ… 貝って旨いなあ♪
「そろそろ肉、いってもいい?」
そう友人に聞かれた時に、
内心「ちょっと、早いな。。。」と思ってしまいましたが、
そうそう! 奴は肉食人種でしたw
次にいただいた
◆「仙台牛炭焼き」
「なんか、凄い色、してない?」
「はい、2週間、熟成させていまして。。。」
わぉ♪ お品書きには、
“熟成”なんて、一言も謳っていないから、
オーダー時は解りませんでしたが…
焼きあがった肉を舌の上に置いた瞬間、
すぐに解りました!
鼻を心地良くくすぐる、
熟成香と炭の香ばしい香り!
熟成過程において肉質が柔らかくなり、
余分な水分も抜け…
凝縮した事によって、
濃厚な旨みでありながらも、
旨みの質がまろやかになった仙台牛!
噛みしめた後に
鼻に抜ける豊潤な薫り!
これは、必ずや人を倖せにするアロマの1つと言っても
過言では無いでしょう♪
さて、2週間熟成させた仙台牛の炭火焼で
ちょいと眩暈を起こしそうな衝撃を受けた、私達。
次に注文したのは、
◆「山口ぐじ焼き」
ぐじ焼き。。。
越谷時代のさく間さんでいただいた時に、
“鱗の香ばしさ”に衝撃を受けたものでした。。。
そう、サクサクッと弾ける
肌理細やかな鱗の香ばしさ!
そして、フワッと解れる
淡白でありながらも
ふくよかな香りのする身の美味しさ♪
これは、洋食では味わえない、
繊細なる響きですね。。。
そう、大将の焼き物の腕も一流ですが、
炊き合わせも非常に繊細なんです。。。
◆「冬瓜と茄子、玉蜀黍炊き合わせ」
材料は、冬瓜・茄子・ヤングコーン・
いんげん・つぶ貝。
主張の違うこれらの食材を一同に合わせ。
鰹の旨みに加え、青柚子香るやわらかな餡で、
それぞれの香りを封じ込めているから
ひと品毎に驚きが有るんですよね。。。
茄子がジワッと、まろやかな旨み。
冬瓜がスッと頬をすべると…
こんなにも高貴な香りがするんだ♪
ヤングコーンのさっぱりとした甘味と、
いんげんの心地良い蒼さも好相性!
つぶ貝はコリッと、
柔らかな甘味と爽やかな磯の香り。
“夏の旬景”がここに在りますね。。。
そう、
◆「伊佐美」をロックでお願いすると…
優しい甘味と豊潤な香りが
炊き合わせと響きあって、また愉しい!
はい、隣の“肉食人種”の為にも
◆「千葉芋豚 西京焼」を注文しておきましたw
そう、“一般的な、豚”は、
トウモロコシなどの飼料で飼育するそうですが、
こちらサンは、さつま芋やタピオカなどの
芋類を召し上がっているそう!
だからでしょうか?
非常に肌理の細やかな肉質の中に
フワッと拡がる甘さ!
これが西京味噌のコクと香り、
そして炭火が醸しだす香ばしさと合間って…
まさにドラマチックな美味しさ♪
私は、「炊き込みごはん」の中から、
どれを頼もうかとお品書きを見ていたら
友人が注文したのは
◆「稲庭うどん!」
そう、今の季節は、
まろやかなかえしの風味と共に
お出汁の上品な香りと旨みが拡がる
「稲庭うどん」が登場するので見逃せませんよね!
このつゆ。とっても品格が有るんです♪
「炊き込みごはんが炊き上がるまで、
こちらをどうぞ!」
そう言いながら供せられたのは、
◆「キタアカリと豆乳で作った、ムース」
嗚呼。。。
キタアカリの優しい甘味と上品な香り!
優しく包み込まれるような、大地のチカラ♪
「お待たせしました!」
今回、3種類有った炊き込みご飯の中から
私が選んだのは
◆「焼き鮎炊き込みごはん」
複数の材料を使う炊き込みご飯も、
それぞれの材料の香りや旨みが重なり合って
美味しいのですが…
鮎の干物を炭火で焼き上げてから
炊き込むという所が、
シンプルなようで、奥深い味わい!
それは、干物にする事によって
鮎の淡白な旨みが熟れて深みを増し。
炭の香りを映して
香ばしく焼き上げた鮎の風味が
ごはんの芯まで染みとおって…
ふくよかな旨み!
ジワッと心地良い香りと苦味。。。
嗚呼。。。
これは、おとなの贅沢だなあ。。。
そして、生わかめの香りゆかしい
味噌汁でホッ。。。
そして、大将がサービスしてくれた
◆「さくらんぼ」に
きゅん。。。
「会社、お近くなんですって?
羨ましい。。。」と越谷時代の常連さん。
はい!
その気になれば、毎週通う事のできる距離で
仕事をしていますが…
会社の奴らには、ナイショにしておきたいなw
そう、ここはおとなの社交場。
仕事の愚痴なんか言い出す奴らには知られたくない、
私の大事な場所なんですから。。。