mgmfanさんが投稿したおかもと(東京/神谷町)の口コミ詳細

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おかもと神谷町、六本木一丁目、虎ノ門ヒルズ/日本料理

1

  • 夜の点数:4.8

    • ¥5,000~¥5,999 / 1人
      • 料理・味 4.8
      • |サービス 4.8
      • |雰囲気 4.7
      • |CP 4.8
      • |酒・ドリンク 4.7
1回目

2022/08 訪問

  • 夜の点数:4.8

    • [ 料理・味4.8
    • | サービス4.8
    • | 雰囲気4.7
    • | CP4.8
    • | 酒・ドリンク4.7
    ¥5,000~¥5,999
    / 1人

ミシュラン3つ星店を支えた和の匠が、目前で包丁を振るい。贅を尽くした品々が次々に心を震わせます。。。


ミシュラン3つ星の麻布「幸村」の
元料理長が独立して店を構えた、
おかもとさん。

友人の誕生祝いに、
2人で伺いました!

料理は、全ておまかせです。


最初にいただいたのは、
◆「金目鯛 、アスパラ、オクラの柚子胡椒の酢味噌」

柚子胡椒が煌めく酢味噌が
香しく、甘酸っぱく。
オクラは、ねっとり。

アスパラのシャキッとした食感が
金目鯛のコクのある旨みにテンポを与え。
赤芽紫蘇がキレのある、
夏の香りを吹き込みます。


◆「鯖寿司」

かしこまっている私達に
「どうぞ!」と…
意表を突く、手渡しw

サクッと、上質な海苔ならではの
心地よい口どけ。

淡い酢〆の鯖が
プルッと、濃厚な旨みを弾かせます。。


◆「鮑の炙りと干した明太子」

キュッと引き締まった食感の鮑。
キリッとした塩味と、
クラッとするような香りで…
濃厚な旨みの明太子と響き合って。。。

そのコントラストがなんとも粋です!


◆「雲丹と炊いたお出汁のジュレ」

ふるふると解ける伊勢海老のジュレの、
繊細な甘みと澄んだ旨み!
雲丹の濃厚な旨みと香りを包み込む…

豊穣の海が小さなグラスの中に在ります。。。


◆「トウモロコシのかき揚げ」

口の中でスッと溶ける繊細な衣に驚き。

プチプチッと、
トウモロコシの溌剌とした甘みと香りが踊り、
口中に溢れます!


◆「沖縄産天然もずく、クラゲの酢の物」

太めのもずくは、
トゥルッと艶やかなハリの中に
柔らかな磯の香り。

果実のような嫋やかな酢味の中で、
きゅうりと茗荷が爽やかに弾けます。。。


◆「おかきを付けて揚げた鱧ととうがん、
蓮根のお吸い物」

優しいお出汁です。

それは、雑味が無いのはもちろんの事、
塩味も、鰹の香りさえも突出しない
涙の雫のようなお出汁!

中からは、
香ばしく、もっちりとした衣をまとった鱧。

淡白なようで有りながら、
高貴な香りと奥行きのある旨みが拡がります。。。


私がおかもとさんを知ったのは
ミシュランでは無く、食べログ。

マイレビュアーであるbottanさんの

 >近い将来、
  東京を代表する
  日本料理屋さんになるでしょう

というレビューを読んだからです。

腕のある料理人さんの料理に
心を揺さぶられる事は大好きですが…

既に評価の定まった店に出かけるのは、
私はあまり気が進みません。

 >頂点に登りつめた岡本英嗣が、
  すべてを捨てて、
もう一度初心に帰り、
時代を超えた不朽の名店作りに
敢えてリスクを取って挑戦いたします。

こんなお店のメッセージ、
なかなか書けるもんじゃないでしょう?

“いつか、行ってみたい”と思っていた気持ちが
友人の“誕生祝い”という難題を考えた際に
ふっと蘇ってきた訳です。。。


そう、こちらも風情が有りますね!
◆「琵琶湖の鮎 塩焼きと山椒の実のソース」

10数センチ程の稚鮎。

塩焼きからいただけば、
しなやかな魚体がふわっと解れて
白銀のような淡い旨み、
山風のような蒼い香り。。。

山椒の実のソースと共にいただけば、
ちょっと甘めに炊いた実山椒の
溌剌とした香りがキリリ!

淡白な稚鮎の旨みを引き締め、
ワタの香りと相まって、
重厚な余韻が胸を揺さぶります。。。


さて、次なる出逢いは
◆「白ずいきとマナガツオ」

シャクシャクッとした、
心地良い食感の白ずいき。

淡い出汁を含ませて、瑞々しく。
上品な脂のりのマナガツオは
やんわりと甘い。

ちょいと酸味を効かせた餡と茗荷が
夏を感じさせますね。。。


さて、こちらもとても贅沢。。。
◆「からすみのお蕎麦」

「よく混ぜてお召し上がり下さい!」

店主からそう言われましたが。
ちょいと見惚れてしまいまして…

混ぜ合わせてみると、
香ばしく炒った胡麻とお米が顔を出し。

スルスルッ! 
フルフル! 
ポリポリッ!

香しい蕎麦と、
からすみのコクと程よい塩分。
程よく味付けされた
ゴマとお米の香ばしさが次々と弾けて。。。

からすみのパスタは
何度かいただいた事が有りますが
蕎麦の方が、からすみと相性良し♪

しなやかで心地良い香りの連鎖を
愉しみました。。。


嗚呼。。。
和の高揚感が、
緩やかに、しなやかに
私たちを包み込んできます。。。

次にいただいたのは
◆「蛸の子と満願寺、賀茂茄子の炊き合わせ」

蛸の子はねっとり。。。
白子よりも繊細なコク、
鱈子より上品な香り。

充実した食感の賀茂茄子、
優しい蒼さの満願寺が
針生姜の嫋やかな香りの中で、
解れます。。。


◆「鱧の焼きびたしと松茸」

鱧の上には、たたき梅と山葵。

さっとすだちを絞った鱧は、
柔らかな甘みといい、香りといい
凜とした風情。。。

三つ葉や松茸の気高い香りが
旨みのすっきりとした出汁の中で弾けます!


炊き込みご飯が登場すると…
目にも鮮やかな絹さやの色合いと
カウンターごしから香ってくる
ごはんの甘い香りにキューンとなりましたね♪

◆「かますと絹さやの炊き込みごはん」は
焼きかますの香ばしさと上品な旨みを
ごはんのふくよかな甘い香りにまとわせて…

この小さなお茶碗は、
日本人のDNAを静かにザワつかせる
そんな力が溢れています。。。


じゅんさいがトュルンッと口の中を滑る、
穏やかな味噌使の、出汁香る味噌汁。
夏の艶やかな表情が心を和ませます。。。


きゅうりは糠漬けでは無く、
出汁が香る浅漬で、青臭さなど無く。

山椒昆布も塩かどを抑えて
素晴らしかった!

はりはり漬けの溌剌とした食感、
割り干し大根の高貴な香り。。。
絶妙な甘酢加減には、
度肝を抜かれました!


デザートは
◆「ヨーグルトのシャーベットにマンゴーのソース」

マンゴーの濃厚なコクと甘さが
さらりとしたヨーグルト使いの
シャーベットと共に溶け行く時・・・

夢の時間の終わりを、静かに感じましたね。。。


「これは、ただのかりんとうに新生姜を巻いただけですが。。。」

店主は、さりげなくサプライズを用意してくれまして。

桂剥きにした新生姜は、
かりんとうの人懐っこい甘さに
サッパリとした表情を与えて、チャーミング♪


お土産に炊き込みごはんを包んでいただいて
友人の誕生祝いの宴は、おひらき。


この、静かな高揚感がめくるめく贅沢。

お祝いに乗じて自分も心から楽しめました。


またこの店の扉を開ける事ができるように
仕事を頑張ろうと思いましたよ。

ここぞという時に、必ず期待に応えてくれる事が解りましたから。

2022/08/13 更新

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