『信州・千曲川・菜の花・そして桜』信楽の置物さんの日記

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柚子湯の代わりに、柚子も入浴剤もケチって食べ終えたミカンの皮を風呂に入れてみたら。。。

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信楽の置物 (60代後半・男性) 認証済

日記詳細

GW直前の日記をやっとアップ出来た。
(既に“日記”とは呼べないけれど)
東京ではとっくに散った桜が、GW連休前でも満開だった。

ここは信州長野の山奥、野沢温泉の温泉街。

「温泉やて?死のロードで忙しい言うとったんちゃう?」
「ほぉ~ぉ、温泉行ってノンビリするヒマぁあったんかい!」

などという声も聞こえてきそうなので、先に言い訳をしておくと…
温泉が目的で来たワケじゃありません。
仕事先がタマタマ温泉だった、というだけであります。

「ホントに仕事~ぉ?」
「怪しい~」

…OL様は勘が鋭いな…って、ホントに潔白なんだけど…

東京~長野は新幹線で約1時間半。
それとほぼ同じ時間をかけて、長野から野沢に向かう。

飯山線を2両のディーゼルカーがトコトコ。
途中からは千曲川が寄り添うように流れる。
日本一の長さを誇る大河に沿って、ゆっくり下って行く。

※「千曲川が日本一?」と思われるかたも居られると思うので
 ウンチクにもならぬ知ったかぶりをすると…
 学校で習う「日本一長い川」は今も昔も「信濃川」だ。
 テストの回答に「千曲川」と答えたらもちろん×を付けられてしまう。
 しかし「信濃川」を名乗っているのは、長野と新潟との県境を過ぎてから新潟市内の河口まで。
 長野県内では「千曲川」と呼んでいる。
 つまり「信濃川」と「千曲川」は、一本の同じ川。
 “千曲川は信濃川の支流”だとか“千曲川と○○川が合流して信濃川になる”などと
 誤解されることが多いのだが、単に二つの名前を持つ同じ川なのだ。
 従って、「日本一長い川」とは、正確には「信濃川水系」なのであ~る。

 ついでに言うと「日本一長い川の名前」は?という設問に「六百三十七点沢川」だと答える生徒が居たら、喝采を送って欲しいモノだ。
このくらいの遊び心さえ持たせないような教育をしているから、世間知らずでジョークの一つも言えないような秀才だらけになってしまうのだ。

 まぁこんなコトをいくら知っていても、世の中のお役にはたてないんだけど。

ちなみに、長野から飯山線に乗ると、あたかも山奥に登って行くような錯覚に陥るが
千曲川が日本海に向かって流れているように、標高は少しずつ低くなって行く。
旅人を惑わす地形だ。

飯山付近には菜の花が咲き乱れていた。
山合いの農家やお寺。まさにニッポンの原風景。

「飯山」自体は知名度は低いけれど、斑尾高原の入り口なのだ。
斑尾(まだらお)と言えば、かつて「みだらお」と言われたように
スキー場ナンパの名所(?)でもある。
(ワタシは行ったコトも無いけれど)
今はどうなのだろう…

飯山からさらに下って山のほうに向かうと、野沢温泉。
名前が結構知られているわりには、小さくて地味な温泉街だ。
幸か不幸か、観光地ズレしていないおかげで、怪しげな風俗店などは無い。
客層も、純粋に温泉を楽しむ年配のかたが多い。

スキーシーズンともなれば、学生が押し寄せるけれど
どちらかと言うとカネの無さそうな学生ばかり。
「リゾート気分のボンボンやその取り巻き」という構図のグループ客などは来ない。
「団体旅行で宴会やドンチャン騒ぎが目的のオッサン連中」も来ない。
そのようなところも魅力なのだ。

そして野沢にも菜の花が多い。「野沢菜」が有名なのだから当然か。
それにしても、薄いピンクの桜と黄色い菜の花のコラボが見られるのは、この近辺だけかもしれない。

山の上には、まだまだ雪が深い。スキー場も営業しているそうだ。
千曲川からほんのちょっと標高が上がっただけで、こんなにも違う。
自然とは本当に恐れ多いものだ。
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