レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
1位
1回
2016/01訪問 2016/10/03
2015/12初訪問
まずは駐車場、お寺です(笑) インパクトあるなあ。暖簾をくぐると、すぐ右手に厨房、左手にカウンター、そして奥にはテーブル席。確か30席ほどのスタンダードでシックな落ち着き空間です。蕎麦メニューは精鋭系ですが、興味をそそるレシピが多数あり、壁にはられたPOPでPRされているので、視覚的にも解りや数ところがGOOD。その他、ご飯ものとのセットも迷わない程度の設定があり、十勝エリアらしい「牛トロ丼」なんかもうれしいね。
「もり」「牛トロ丼」
やや平打ち気味のプリシコ系十割蕎麦。水切り具合は少し緩めかな・・ただし蕎麦の甘味が充分に引き出された味わいだ。しかしまだまだ若さがある感じの出来栄えは、伸び代ありと捉えたい。つゆはサラリ、出汁より返しが前面に出ていて、少し塩気が立ったストイック系、悪くはないが、ちょっと意気込みが先に行っている感じかな。海苔の風味もかすかに感じました。
薬味はセンスが良いね。白濁トロりの蕎麦湯もウケが良さそう。牛トロ丼も温めのご飯でフレークも当然美味しい。ただしタレの分量が少なくて、白飯を食べ進めるにはちょっと難易かも。
2016/01
「にらそば」
二回目の訪問では、この看板メニューをチョイス。春ニラ一歩手前でしたが、質の良いニラを使用しています。繊細な風味である蕎麦とニラ、相性は???と思えますが、変わり蕎麦としてアプローチすると、これはこれで楽しい、そして美味しい。蕎麦の風味甘味、ニラの甘味と穏やかなる刺激、そしてそれらの旨みを繋ぐ「つゆ」とが、三位一体となって良いハーモニーを奏でます。今回は付け合わせに「わさびとろろご飯」をオーダーしました。これがやはり美味い!さすが十勝エリアです。長芋の質、そして出汁感が素朴かつフレッシュで良いね!これもオススメ。全般的に若さも感じる味わいではありますが、どれもしっかりとして美味しい。現在の前向きな意気込みが、商品に円熟さを与える頃が来たならば、この店も蕎麦における「横綱大関店」として名を馳せるでしょう。
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過去二回訪問。美味しい蕎麦は勿論のこと、同じくらい印象的なのは、若きご主人の接客姿勢と気構え。腰が低くて愛想が良いのは「あたりまえ」ではあるのだが、2016年1月、北見へと向かう道中のお昼ごはんとして、母を連れて二回目の訪問をした際、食事中に大きな地震が発生した。満席・・多くのお客が蕎麦を楽しんでいたが、その時の「とっさの対応」と「客あしらい」には誠意と優しさ、そして力強さを感じた。上辺では出来ない本質的な接客姿勢・・このご主人にはきっと「多くのファン」が付くだろう。冷静かつ丁寧な「ありがとうございました」の光景が印象的・・・こちらこそ「ありがとう、そして御馳走さまでした」。
※正式には4.0だが、応援点数とします
2位
4回
2022/09訪問 2022/10/05
個人的に4連休だった最終日の9月25日は、旭川に食べ歩きドライブ。高速道路でひとっ走りです。
一軒目はやはり旭川と言えばラーメンでしょう!という事でこちらに。過去に仕事で通った旭川、旭川ラーメンもメジャーどころを含めてかなり食べましたが、私的に特にお気に入りの店を選択しました。
■醤油 800円
出汁感あり、醤油がマイルドながら深く、適度な油感とニンニク風味ながらしつこくない…旭川王道のスープに、加水低めでやや細め、歯切れよくも質感ある旭川麺がしっかりとシンクロ。
やはり実に美味しいのです。その笑顔にスタートダッシュは大成功。
味玉醤油をオーダー!!まずは一口‥‥あれ??ついつい口に出ました。スープが少しぬるい。ゆえにまずはラードの甘味がムワっと来て…バランスの崩れたこちらのラーメンは魅力に欠ける。バッチリは味玉のみ… ??縁取りある味わいで主張していたニンニク感も鳴りを潜め…
美味しくて好みなのだが… 今回は肩透かし。せっかく来たのになあ。
正月8連休も明けて、今回は旭川出張です。となれば大好きなこの店に寄らない理由はありません。元々好感を持っていた旭川ラーメン、数年前にその好感を「虜」に変えたのはこの店なのです。
■醤油ラーメン+味玉トッピング
大前提として、基本の旭川ラーメンをしっかりと踏襲。但し、私が感じる旭川ラーメンはどちらかと言えばマイルド。しかしながらこの店のラーメン、味わいのベクトルは「攻め」なのです。
厚めの油層、メリハリの効いた醤油感に、ほんのりと後から漂うニンニク感、そしてそのメリハリの効いたスープにシンクロする低加水旭川麵・・・味玉、チャーシュー・・・丼全体の主義主張が明確です。まさに「攻めな一杯」、刺激ならずともインパクトあるその存在感はGOOD!
やっぱりラーメンにはパンチを期待したい!という層にはバッチリとハマるこの味わい。個人的には地元に欲しい・・・そんな存在感と希少性のあるラーメンなのです。
出張にて晩に旭川入り、ラーメンが食べたくて食べログアプリ検索、直感でチョイスしたのがこの店です。評価が高くて混雑を想像しましたが、20時過ぎはお客ゼロ。。。あれれ?肩透かし?ってな感覚も受けましたが、その後にはカップルや家族やサラリーマンが入ってきて安心?どうやらお客が引けたタイミングだったようです。広い店内は清潔感があり、しっかりと手入れされている印象。こういう店は期待が持てるよね。
「醤油ラーメン」700円
ルックスはTHE旭川ラーメンで、結論から言うとかなり自分好み。旭川ラーメンは基本的に好きなのだが、味のメリハリとしては若干ぼんやりしている印象を持っている。しかしこちらのスープはパンチの効いたタイプであり、一口目からダイレクトに旨みが効いてくる感じ。そして麵が美味い。ラーメンは、丼全体のバランスや総合力、スープなどに大きい評価は行きがちだが、やはり麺にも着目したい。こちらの麵は「味のあるタイプ」で、小麦の味が好ましい。
この店は「しっかり真面目な調理」が印象的。旭川ラーメンのバリエーションと底力を垣間見るような一杯に感謝!です。
3位
1回
2016/06訪問 2016/06/28
この店なかなか気に入りました。基本は大衆イタリアン、でも安価系でありながらもメニューはシンプル精鋭、そしてその方向性が中途半端にならず、「イタリアンおでん」を軸として、押さえるところを押さえたような。。。不満を感じ無いように設定されていますね。カウンターと小テーブルのみの小さな店内、わりと良い空気感です。。。簡単に言えば「気取らず落ち着ける」。訪問当日は、友人とハシゴ食べ巡り故に、この店では気になるメニューをピンポイントオーダーとなりました。どれも満足出来ましたが、ピックアップすると。。。
「生レモンサワー」500円 ⇒ おかわり360ml 250円~
名物のようです。凍ったざく切りレモンが氷替わり。呑むほどに程よく溶けて風味を与え。。。おかわりは同じグラスを使います。。。が、そのレモンが徐々に良い感じに変化、そしてグラスを使いまわす分、呑めば呑むほどリーズナブルになるというアイデアドリンク、良いね!
「フォアグラ大根」580円
大胆カットのインパクト系なルックス。大根・フォアグラ・ポルチーニ系ソース。。。淡い滋味のトリプルな組み合わせは、やはり穏やかながらも相乗効果、コク深さに良い作用が与えられていました。おでんだけどイタリアン、ビールやサワー系は勿論ですがワインにも当然良く合う!
前菜の牛煮凝りや、酸味ソースのイベリコ豚チャーシューもGOOD、タクアンは苦手なのでポテトサラダは審査対象外(笑)、わけありビーフステーキ300g 2400円もコスパはまあまあで味わいも良好ですが、これはこれでもっと無骨な方向、雰囲気に振って、よりイタリアンな味わいで遊んでみても楽しいのでは??と感じました。要は価格なりのインパクトがもう少し欲しい。
着目すべきは店の立ち位置。イタリアンながらもあれこれ欲張らず、和との融合とも言えるべく「イタリアンおでん」をトップ下に配置。そしてその潔さと、言わば「大衆感」のある料理内容/味わいが、キッチリと店の雰囲気とリンク。それぞれの要素が噛みあって奏でられる「心地よい空気感」を身に纏った店はやはり強いです。カウンターは適度なプライベート性があるので一人呑みにも対応。洗練よりも大衆、でもでもイタリアン、何より店の「気軽な立ち位置」がイイネ!
4位
2回
2022/05訪問 2022/05/23
満寿屋商店の看板商品であり、十勝帯広名物と言えば「白スパサンド」ですね。
GW旅5日目の朝食にて頂きました。十勝小麦使用の地力あるパンに、辛子マヨが穏やか~に効いた白スパであっさり!でもパクパクと食べ進めたくなる美味しさ。二日酔い気味の胃袋にもGOOD!!
美味しくエネルギーチャージ完了。まだまだバリバリ頑張れる気持ちになれました(笑)お店ブログによると、トーストしても美味しいとか!
満寿屋商店の専務さんと仕事上で知り合い、興味を持って訪問してみた。帯広と言えば「ますやパン」と言うほどに知名は度高く、地元に定着した企業のようである。食べログ高評価店「麦音」をはじめ、複数の支店がある中で、本店は、小さくて言わば「古き良き街のパン屋さん」のイメージ。陳列されているパン達も、どこか懐かしくて安心感のあるような「菓子パンや食事パン」が綺麗に並んでいた。代表格である「白スパサンド」は、あっさりとしながらもしっかりとした余韻、シチュエーションを選ばない味わいと加減が秀逸であり美味しい。全粒粉を使用した角食もインパクトがありながらも優しい味わいで、食卓に重宝さと満足感を与えてくれる。・・・この会社の注目すべき点は「十勝農家を大切にしている事」。今やブランドイメージが高い地元十勝産の小麦を、苦労しながらも自社の製品に使用した先駆けであり、ただ単に小麦を使用するだけでは無く、小麦生産者と加工販売者の相互底上げを大切にする考え方を固持し、それらはそのプライドと同時に、パン自体のクォリティ、そして十勝の持つイメージが上手に相互リンクしている好事例とも言えるだろう。これからの北海道が大事にしていくべきだろう課題にいち早く注目し、それを地道かつ着実に実践、そして自社のサービスにも力を入れて、それらを上手に演出出来ている店、企業はやはり「強い」はずであり、地元の方々からの評判が良い事で、その強さは本物だとも言えるだろう。
5位
1回
2016/09訪問 2017/10/29
うん、良い店です。Mガイドに載らずとも「ハク」のある店と言えるでしょう。それは入口と暖簾が放つオーラで解ります。誰しもそんなアンテナってありますよね。一言で表せば「大衆居酒屋」。但し、料理には一本筋が通っていて、技量と心意気、素朴さと繊細、安心と驚き、色々な要素が混在します。
今回は夏の終わり9月、旭川市の建設大手のT部長にご案内・段取りして頂きました。異業種で年齢も異なるメンバーでの懇親会です。良い時期のとうきびと枝豆の「お通し」は淡い酸味醤油で味付け、トマトも合うね。登別から参加の若手メンバーI君が言った「お通しが美味しい店はすべて良しですね」の言葉に強い信憑性を感じますね。
9名での宴だったので、それに合わせたボリュームだったのだろうが、フットボールのような迫力の「カニ玉」、これ、そのインパクトもさることながら、素朴でアッサリ、ふっくらほくほく、アルコールにもよく合います。
圧巻は焼き魚。「ホッケ」、「ババガレイ」、画像にはありませんが、「つぼ鯛」、とにかく大きくて、焼き加減バッチリ、脂乗りも干し具合もバッチリで、大変おいしいものでした。当然一気になくなりましたね(笑)
そして名物「皿うどん」。立派で状態の良い海の幸がゴロゴロと!きのこや野菜とともに塩味のアンでまとめられ、やや柔らかめのうどんと良く絡んでおいしい!素朴系の味わいにジワリ滋味、これはマストオーダーかも。その他、画像にはありませんが、柔らかな「豚角煮」なども美味しかった。。。素朴で前向きな接客もGOOD!「自家製果実酒」も豊富です。
そして、お店の象徴的存在なのでしょうか、割烹着姿でご高齢な女将さん、動かずとも良い雰囲気です。お店の空気が締まるような、ハクがつくような。。。
旭川。。。ラーメンもさることながら、強くて味わい深い「和食居酒屋」さんが多いですね。この店もその一つ、おすすめ出来る店ですね。
6位
2回
2019/06訪問 2019/06/12
テクテクトコトコ、久しぶりの狸スクエア。マスター久しぶりでーすな感じでオペラ再訪問。カジュアルでバリエーション豊かなメニューは、スニーカー感覚でセレクトしたい楽しさであり、とは言えしっかりとした調理感の料理を味わう事が出来る。そしてノーチャージ。
■夏野菜とベーコンのキッシュ 580円
■グラスワイン(赤)500円
夏を意識したズッキーニとベーコンのキッシュは素朴で優しい味わい。個人的にはしっかりと調理感がありながらも素朴な味わいが良いのだ。家庭では中々味わえない、町バルにピッタリのキッシュはやっぱりオススメの一品。
5年前の勢いから見てちょっと落ち着いた感のある狸小路7丁目。中休みはそろそろに、ファンとしてはまた盛り上がって欲しいと願う。
多くのレビュアーからも好評価のこの店。いつか訪問したいと思っていましたが、今回、ようやくの初訪問となりました。とは言っても、THREE SIDEでステーキを楽しんだ後の小休憩的な、あくまでもさりげない利用でしたが、そんな「ふらっと寄り」にも対応するのがこの店、そしてたぬきスクエアの魅力とも言えるでしょう。ざっくりと言えばイタリアンを中心とした、小さな小さなカフェ&ビストロかなあ。とりあえず赤ワインで乾杯!お腹はそれなりに満たされていましたが、やはりその店の味わいを試してみたい!・・という事でおすすめの一品をオーダーしました。
「菜の花のキッシュ」450円
このタイミングで白ワインをオーダー。そしてこのキッシュ、実に私好みの味わいでした。キッシュにも色々あろうが、ここは妙にこなれていないというか、各々の要素がきちんと活かされながらも、料理として立派にまとまっている感じでメリハリの効いた食感にも臨場感あり・・そして淡い味わいの料理ながらもしっかりと主張するところも、店の雰囲気とマッチしてGOOD!チーズの風味を効いていて、このキッシュでワイン一杯充分です。しいて言うならば、春らしい菜の花を使用した季節感溢れるメニューでしたが、菜の花自体の苦味や、例えば辛味を効かせたり、又は食感だったり、そのいずれでも良いので、もっと菜の花らしさを主張させても面白いと感じました。
同行者のトムちゃんがオーダーしたバゲットも味わってみましたが、レバーペースト、そしてクリームチーズの味わい加減が絶妙な濃さで美味しかった。パンも甘さを効かせてGOODです。洗練とは異なりますが、決して大衆的でもない、その中間をいくようで、尚且つお店の雰囲気にシンクロしたような料理達は、オーナーシェフの調理センスなのでしょう。
次回は「気軽さ」と「臨場感あふれる料理達」を、じっくりと、この店メインで楽しんでみたいですね。
7位
1回
2016/12訪問 2017/01/02
仲間との懇親会で二度利用。一回目の予約は私が担当。。。以下はこのレビューを読んで、二回の利用時のシチュエーションを想像してみてください(笑)
「11名で予約お願いします」
「11名~?今日~?ちょっと待ってね~」
「(なんとか)いいよっ!で、何時にきます?」
「19時15分ころで。。」
「15分?ふっ、あんた細かいねっ!www」
「・・・・じゃあ19時で(汗)。」
「あ、そう、いいよ!じゃあ待ってます~!」
到着した我々。THE昭和な店内は事前学習していたので然程驚かないが、やはり度肝を抜かれてしまう。。。その詳細は箇条書きで。。。
・着席とともにミックスホルモンが自動的に出てきます。量は人数に応じて店の人が判断するみたい。
・ホルモン(肉メニュー)はミックスホルモンしかありません。あとは玉ねぎだけ
・ごはんもありません。食べたい人は持ち込んでOK
・何故かビールは、アサヒ・サッポロ・キリンがあります。(瓶のみね)
・数えるのが面倒だそうで、呑んだビール瓶は各々ケースに戻していき、会計時にカウントします。
・散々書きましたが、ザックバランが嫌でなければ、サバサバスピーディで良いです。私は気に入りました。
肝心の味わいは。。。
新鮮系のホルモンで旨い!あらかじめ塩味がついたホルモンをカリっと焼いて食べるのが旭川スタイルだそう。そしてその塩加減が抜群なのです。玉ねぎも新鮮で良いわき役。ただ新鮮が故に、どの部位も味わいがやや均一となり、後半は飽きにつながる可能性もあり。ここはサクッと呑んで食べてカラット盛り上がる。。。じっくり長居型では無い利用が一番かもね。ホルモンもある程度のクセを求めるもの、脂っ気を求めるもの、アプローチも色々ですが、この店は、新鮮なあっさりホルモン(実は噛みしめれば部位各々の魅力が出ます)をサラリとライトに楽しむ大衆性に魅力がありそう。もちろん本物的な、実力ある味わいでもあるので、本格内臓主義者(私はまだかも)にも、同じく支持されてきたのだろう。
そして驚きは「お会計」。。。
殆どの人はその提示額の安さに驚くはず!・・・詳しくは行ってみてのお楽しみw
8位
1回
2016/11訪問 2016/12/13
細かい事は気にしない!黙って煙についてこい!?的な「北見ガテン焼肉店」
古い!大雑把!昭和的!ある意味男っぽくて潔い???その昭和臭がモクモクの煙と共に流れ出てくるような、THE北見焼肉の雄がこちら「龍巳」である。凄いなあ・・・え?何がって??
■ガテンガテン!
北見市中心部やや近くの路地裏・・・店の入口、いや顔面がモロ昭和。店内もスゲー太さの換気用アルミフレキダクトが無造作に・・・うん、細かいことは気にしていられないね!寒さ対策に置かれた「丹前」や「毛布」・・・うーん、かなり驚き、そして戸惑い(笑)
■安い 美味い
リーズナブルな価格に圧倒的なボリューム・・・これは安い!!味わいだって、基本あっさりで無骨。かといって不満足無し、焼肉の街?北見のプライドは保っているよね、定番のサガリが旨い。ホルモンはちょっとガテンだよ(意味わかるかな?ホルモン好きにはおすすめ)。更には、ゴマ醤油みりんetcのオリジナルタレが個性的。あっさりとして肉がどんどん進む感じの味わい設定で個人的には好みでした。この店の味わいは、肉を無骨にシンプルに、そして素材っぽさを活かしてガンガン喰らう!そんな感じでしょうか?
■結論
すげーぜ!北見焼肉!但し、細かい事は気にせずに(笑)
9位
1回
2016/03訪問 2016/07/04
田舎蕎麦好きにはオススメ要チェックなお店です。蕎麦はいわゆる「蕎麦打ち名人系」。私はよくこの表現を使用しますが、この店の蕎麦は、まさにその言葉がピッタリ。興味の有るかたはそんなジャンルにも着目してみてください。一軒家改装系ながらもしっかりと「店舗」しており、どこか安心して蕎麦を待つ事が出来ます。現在一日20食限定だという、難易度の高い蕎麦とはいかに?
「杜そば」750円
杜そば!は中細田舎蕎麦です。つるりとしたのど越しでキリリと冷たい。程よい弾力系のコシ、時期的にマイナスだったかな?訪問時の風味弱く甘味はそこそこで控えめでした。蕎麦の分量はやや少な目かな。。。つゆは「出汁が命」的でじっくりと太くて、つゆ自体も濃厚系、さりげなく利かせた甘味は「田舎蕎麦」との相性は良し、よく計算されたバランス感です。薬味の辛味大根もツーンと刺激的、手抜きなくこだわっていましたよ。同行者が頂いた「とり南杜蕎麦(かしわセイロ)」の汁は、素朴系でやや甘い。これは素朴系であり、この店の期待度からすれば「まだまだ」でしょうか。
ご夫婦で切り盛りされているようで、奥様?が接客担当のようでしたが、とても気さくで感じの良い人。美味しい蕎麦だったので、数点質問してみたのだが、親切に答えて頂けました。蕎麦粉は時期にもよるが江丹別産で、割合は九一などなど。。。 とても感じが良かったので?レジの片隅におかれた自家製黒ニンニクを購入しました(笑) するとお土産をくれたりとサービスグッド(笑)
この店のような「ご隠居的蕎麦打ち名人系」の店は、独りよがりになりがちですが、現在のように、多くのお客に「蕎麦の美味しさ」を伝える役割を担って頂きたいですね。出来ればご主人のお姿も拝見してみたかったです。作り手が見えるって結構重要ですよね。
一日20食限定との事なので、念のため電話予約が吉!
10位
11回
2025/10訪問 2025/11/01
久しぶりの「いごころ」こちらは蕎麦は勿論、創作性のあるメニューや天ぷら、居心地の良い雰囲気作りなどに長けた店ですね。
半熟卵天に惹かれて天丼に…単品でもあると良いな。サクサクの揚がりでタレの加減も良くて美味しい。ご飯も味噌汁も上々。
からの…大食いモード発動でもりそば追加。
蕎麦はキリリと冷たく、締まったコシも良好。新蕎麦感は特になく、美味しいものの味香にもう一歩かな。辛口寄りのつゆは良いね。
お腹満足!
今回は同じくキャンプ好きな長年のフォロワーさんに挨拶出来ました。向こうも何となくそう思ったとの事でしたが、たまに言われます。写真や動画を撮ってたからかな…それとも独特の雰囲気があるのかな…怪しげな笑笑
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【蕎麦家いごころ】
北海道勇払郡むかわ町文京3-75-2
☎️ 0145-42-3921 予約可
駐車場️有り
月・火・木・金・土・日
11:00 - 14:30
L.O. 14:00
17:00 - 20:30
L.O. 20:00
水
定休日
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緊急告知「鵡川のニラ蕎麦(冷)」が、とても美味しい!!
●鵡川のニラ蕎麦 980円 大盛り+200円
先日、STVどさんこワイドでも取り上げられた季節限定のこのメニュー、これは大盛りです(個人的に大盛りを推奨)
ニラはむかわ町小坂農園産の春ニラを使用。蕎麦は平打ちで、その場合柔らかい蕎麦が多く私好みでは無いのだが、こちらの平打ちはコシがあり味香も良し。
つゆは綺麗な旨みの優しい加減で美味しく、分量も適正なので蕎麦に絶妙に絡む。
そしてこの時季ならではの鵡川特産のニラが滋味深くて甘濃い!更には濃厚な卵黄の絶妙アシスト!軽く溶け込んたつゆが最後までまた美味し。蕎麦、ニラ、卵黄の組み合わせは栄養価もバッチリで風邪知らず!
絶妙なバランス感を保つ味わいに箸が止まらない。
率直に言って「実に美味しいメニュー!」
これは☆流れ星保証付きのメニューだ!美味いぜよっ!
趣味のキャンプ明けは不思議とアッサリとした蕎麦が食べたくなるのだ(いつもだろうと言われそうだが…)よって厚真町でのキャンプ明けではこちら、むかわ町へ移動なのだ。温泉もあるしね。
最近、某SNSでコミュニケーションのある女性がこちらに勤めている事を教えてくれたのだが、その日オーダーを取りにきてくれた方がその人物か?と直感で思ったものの、違ったら恥ずかしいので「鶏豆腐丼ってどのようなものですか?」と眼力マックスで問うと、ちょっと考えて「鶏そぼろです!」と笑顔で応えてくれたので「じゃあそれで!」と笑顔でオーダー返しした。果たして当該人物だったのだろうかは今さら不明だ(笑)
■もりそば 680円
■鶏豆腐丼 410円(セット価格)
新そばかは不明であり、新そばだとしても青々しさの演出・引き出し等は無かったが、香りはある程度立ち、後味はほんのり甘い、中々の出来栄えで出汁感に優れた中濃つゆも安定感あり。
鶏豆腐丼も素朴で優しい味わいでご飯の炊き上がりも良かった。
やはり安定の品質やコスパ、楽しいメニュー構成や元気な接客の総合力で星4.0。
東胆振では十分にオススメ出来る良店だ。
キャンプ帰りは不思議と蕎麦が食べたくなるもので…と言えば、いつもだろう!とツッコミが入りそうだが、疲れた体では特にぶっかけ蕎麦が食べたくなるのだ。
今回は大沼野営場の帰りに遠回りして、むかわ町四季の館で温泉を楽しみ、湯上がり後にこちらへと寄った。
残念な事にセパレートスタイル。汁にとろろを混ぜて食べるタイプだ。しかしこれは決して間違いでは無い。
蕎麦を含めて概ね満足出来たが、やはりシンプル過ぎて少し面白味に欠ける。
美味い!
食べさせ方の工夫がハイセンスな同店、現在は春らしい佳作そばを提供してくれている。この日は土日限定の「極み蕎麦」の後に、そもそものお目当てだったこの季節メニューを注文した。
●小坂農園産「鵡川のニラ蕎麦」
「ニラひねり」と名付けたニラタワーの上に卵黄が乗るスタイル、残念ながら今回は卵黄が落下していたのはご愛敬。
ぶっかけスタイルの冷や汁は出汁にウェイトを寄せており軽やか。タップリの香り高く滋味深い春ニラが二八蕎麦とマッチ、途中卵黄を崩せば更にコクが増し汁はマイルドに…そして揚げ玉と白ごまが良いアクセントとなり…正に「春色のシンフォニー」だ!季節の変わり目、栄養価も良いね。
春と言えばニラ、ニラと言えばむかわ町、むかわ町と言えばいごころ…春のむかわの名物メニューを目指して欲しい。そのポテンシャルは充分に秘めている。
むかわ町周辺エリアでは最注目している蕎麦屋だ。蕎麦・サービス・アイデアが揃う魅力的な新鋭店。
■土日限定 極み蕎麦 もり 900円
長野県八ヶ岳山麓産の蕎麦を十割で打つ粗挽き蕎麦、ブレンドとの表記があるが詳細は不明だ。中細の田舎蕎麦で、良く繋がった蕎麦は少し固めの麺線だ。
基本的には良く出来た蕎麦だが、少しまとめ過ぎた印象と力みを感じる麺線だ。ゆえに味香はとじ込みリ気味で解けてこない。しかしながら甘味下支えにより不満無く手繰る事は出来た。
この蕎麦に関しては、もっともっとブラッシュアップが必要だと思う。
■溢れる穴子天ざるそば 1,380円
うむむ… 蕎麦は良いが、穴子天がサイズ感、揚がり、味わい共に訴えかけに欠けるな…少し名前負け。
むかわ町のワンダーランド蕎麦店は日々進化中、ホスピタリティも心地良し。
■サックサクごぼう天ざるそば(海苔抜き) 890円
長野県八ヶ岳山麓産の丸抜きの実を蟻巣石を使用した石臼で碾き二八で手打ちした、やや平打ち気味の良く繋がった蕎麦は、やや固めの茹で上がりで手繰る最中に丁度良くなる塩梅。
キリリと冷〆され水切りも適正にて喉越しが良い。香りも演出されており、噛めばつなぎを感じるものの、ジワリと滲み出てくるような蕎麦の味の余韻が長く、信州長野の底力を感じる。これは二八の王道のような美味しい蕎麦だ。
つゆは綺麗な節出汁の旨味をしっかり効かせ、円やかになった返しがムッチリの中濃中口の万能派。出汁の良さは、そのままでも美味い白濁の釜湯で割れば浮き上がる。
ダイナミックながら美しさもあるごぼう天も良い。
サックサクで香ばしいが、ごぼうの滋味もしっかりと感じられる絶妙な厚み。これは塩が実に合う。
欲を言えば薬味の葱のカットがもう少し繊細なものとなれば尚輝くだろうが、890円でこのパフォーマンスは秀逸。
遠方からわざわざ… とまでは言わないが、むかわ方面で蕎麦気分なら、是非候補に入れて頂きたい。
「サックサクごぼう天ざるそば」は、私☆流れ星の保証付!と言いたいくらいのオススメ蕎麦だ。
更には土日限定で十割蕎麦も始めた様なので期待したい。
むかわ町の元気印な本格蕎麦屋。楽しいメニューも豊富で、味わいにも安定感が出て来た。
【人気No.1】ごぼう天ざるそば 840円(税込)
蕎麦は平打ちなところは私の好みからは外れるものの、信州産蕎麦粉を使用し、粗挽き粉もブレンドされる並粉そばは、繋がりも良く適度な弾力のコシで、この時期ならではの熟成感ある味香も上々だ。つゆもシャープで豊かな出汁感で角の丸い中濃汁、蕎麦との相性も良い。
そして個性溢れるごぼう天も旨い。カラリと軽く香ばしく揚がっており食感も豊か。その形状はごぼう自体の存在と衣のバランスが良く、素材の魅力が引き出されている。ピンク岩塩ともジャストマッチ。
この内容で840円ならばコストパフォーマンスもバッチリ。不動の人気ナンバーワンだと言う事にも頷ける。
5年前にオープンした田舎町の手打ち蕎麦屋は、ワクワクを兼ね備えた優良店に進化していた。
まずはそれは何か?本格派の蕎麦は勿論の事、女性らしい切り口で「様々なこだわり」を上手にPR出来ている事、そして地元生産者や食材を巻き込んだ「楽しい食べ方」の提案(SNSを含め)が出来ている事、そしてそれらの工夫と努力が上手に噛み合って、効果的に機能している事…素晴らしい!(拍手)
それらの工夫に関しては、画像としてアップしているメニューや冊子「いごころさんぽ」を参照して頂きたい。蕎麦好きでなくとも満足出来る解りやすい内容となっている。
■えび天そば 1,260円(税込み)
創業時から拘る長野県産蓼科種を使用した、やや平打ちの手打ち並粉蕎麦は良く繋がっている。弾力のあるコシが心地良く、風味甘味は5月に時期のせいかそこそこだが噛み締めて甘味あり。際立った優位性は特に無いが、しっかり本格派の手打ち蕎麦だ。汁は出汁が太く土台を支え、さりげなくムチっとした返しが良く馴染み、コクのある味わいだ。
えび天もビッグサイズで揚げ上がり良好、この価格で頑張っている印象。アミエビを衣にしたやや小さめのえび天はオリジナリティあり楽しいが、アミエビの味わいが強いので、蕎麦との相性は良くはない。これは蕎麦前としての一品料理として成立しそうだ。
トータルで満足出来る蕎麦屋、素晴らしい。勿論それはしっかりとした蕎麦があってこそ。本格派求道系の蕎麦屋や、大衆食事系蕎麦屋等は既存の名店が沢山あるが、こちらのような本格派でありながらも地場の食材を多用した商品創りと新しい食べ方の提案、そしてほのぼのとしたサービスのワンパッケージは、高齢化の進む過疎地における「新しい蕎麦屋」の立ち位置として、これから要注目ではなかろうか。今どきのご老人は油ものも食べたいし、楽しい食べ方も好むはず…だからこそ、健康食でもある蕎麦と創作の出番でもあるのだ。そして実は若き世代も育っているこのエリア、キッズメニューも嬉しい…蕎麦っ子になってね。
とても良かった… しかしまだ伸びしろあり。もっともっと!目指せ名店、頑張れむかわ町!期待しています。
※コロナ禍でメニューは休止のものがありますので要確認。
むかわ町にて長きにわたり愛されてきた蕎麦屋「大みや」が、惜しまれつつも閉店。その居ぬきとして7月にオープンしたのが「蕎麦家いごころ」だ。他都市、某業態でしばらく経験を積んだ店主が故郷に戻り、集中修行を経てオープンにこぎつけたようで、特に理由が無いが現段階ではその詳細を表記する事は控えよう。むかわ町は仕事他でたいへん馴染みのある町であり、開店の情報から少し経ったのだが、今回ようやく訪問する事が出来た。
※詳細なレビューは後日「修正レビュー」にて公開します。
結論から言うと、今後が楽しみな本格派。現在はその時々で良い状態の蕎麦粉を使用(訪問時は長野蓼科)した二八蕎麦。平打ちの蕎麦で、甘味が充分に引き出されており、思いのほか美味しかったが、若干繋がっておらず、切れ気味だった事は今後の課題かな。その他、こだわり素材を使用した天丼も、既に人気を得ているようだ。
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【意見①】
種物を侮ることなかれ。かしわそばの同等であろう「とり肉そば」800円 、その種をシビアに例えるならば「ラーメンのトッピング」。ラーメンならば、それは重要で大切な意味を成すのだろうが、蕎麦であれば「種」は多くの場合、トッピングでありながらも、汁に大きな影響、効果を与えるべきだし、蕎麦を含めた味わい要素の相乗効果を奏でてこそ輝くもの。特に「かしわ」「鴨」「天ぷら」の人気基本メニューにおいては改良改善を加えるべきだと思う。お年寄りの多いこのエリアなら尚更、温かい種物にはよりこだわるべきであろう。
今年「初めて訪問した店」で、特に印象深かった店をピックアップしています。順位は特にこだわりや大差はありません。どこも良い店、美味しい店でした。