16回
2024/12 訪問
久しぶりのてっ平。今回は情報発信者として敢えてオープンで感想や思いを書かせて頂く。
まずは主役であるとんかつやフライにもっとリアリティを持たせて欲しい。この意味は文末で表現する。
ガーリックパウダーが効きすぎ等のバラツキは無く肉も柔らかかったものの、130g(あったかな)というボリュームは物足りず。キャベツは新鮮かつ繊細で上々。
ご飯はサラッと200g弱程度だと思われ、炊き上がりこそ良かったが、この時期のコシヒカリの粘りや甘味は感じられず。米が変わったのだろうか。
ご飯大盛りは100円。そもそもフライものを食べたい時は老若男女、食欲がよりある時だから、そもそもの分量は少なめでも良いとして、沢山食べたいお客に言わば損をさせないで欲しい。要は原価を度返しするが、大盛りはサービスで良いのでは?今の時代は大盛りより小盛りが多いのだし。
定食の脇を固める味噌汁にも一工夫あると良い。参考までに、先日食べた十勝豚丼いっぴんの味噌汁は有料ながら良かった。ヒントはそこにある。
さて、お昼のとんかつ定食、1,200円に対するコスパとしてのマイナス要素はボリューム以外特に無く美味しかったが、価格以上のプレミアムやサプライズは無い。
お客がリピートする気持ちになるにはクォリティ、ボリューム、価格、気を惹く豊富なメニュー等、何か一つ抜けた要素や強みがなくてはならないのだ。
てっ平ファンとして、地元の食堂として応援したい気持ちを持ちつつ、前経営者のカツやフライを思い出しなから…
「カツやフライにもっともっと粉雪を降らせて欲しい」…私はそう願う。
2025/12/05 更新
2024/03 訪問
熟成かつ丼…美味し!
てっ平に数量限定の「熟成かつ丼」が登場!苫小牧らしい別皿つゆだくスタイルです。
【数量限定・お昼のてっ平】熟成かつ丼 1,180円
熟成かつ(肉)自体が美味しいし、たっぷり卵2個分の火入れ加減も絶妙、つゆもご飯にピッタリなメリハリのある味わいです。一休そばとのコラボ商品なので、繊細な出汁感がGOOD!個人的には返しがもう若干強くても良いと感じつつも、万人に相応しい塩梅での仕上がり。
グリーンピースも色味兼ノスタルジックでイイネ!最初はご飯そのままで、つゆだくだから途中具材や汁をかけて食べるのも良しなフリースタイル!
キャベツをあえて皿に盛るのは、つゆに浸して食べても美味しいから…うん、良いじゃない。
…これ、美味しいからヒットの予感。そしてお値段以上!
2024/03/24 更新
2022/01 訪問
チーズメンチカツ。
チーズメンチカツがアップグレード!
大きさ諸々の感想を伝えていると、早速見直しをしてくれて、更に美味しくなった。
しっかり満足出来る大きさになり、ジューシーさがアップ、更にはチーズの分量も増えてより豪快に!しかしながら味わいのバランスはしっかりと取れており美味しい。
店主のハヤカワコウヘイ氏は、アンケートや実際に聞いたお客の意見を大切にする人物。勿論全て鵜呑みにする事も無く、自分が管理する店として咀嚼しつつ、意見の採用の有無を判断する。
今回は闇雲に原価を上げるのでは無く、調理・仕込する際のムリ・ムダを省いてのアップグレード。メンチカツはより美味しく、そして同社が力を入れる、食材ロスの低減活動にとっても一石二鳥だ。うーんGOOD!
とても美味しくなったが、私としては味わいにもう一捻り!
2022/03/31 更新
2021/12 訪問
蝦夷鹿かつ/牛ひれかつの食べ比べ。
前向きなチャレンジを進める新生「てっ平」から、また気になるメニューが登場した。
■蝦夷鹿かつ/牛ひれかつ食べ比べ御膳 1,980円
蝦夷鹿肉は、哲学のあるむかわ町のハンターで「むかわのジビエ」代表の本川さんから仕入れている。
分厚くレア気味のカツが2種、ボリューム感も良好でいずれのカツも衣付きが良い。鹿肉はあっさりと柔らかくクセは少ないながらも、しっかりとジビエなりの旨味は感じ取れる。
牛ひれかつもアッサリ、赤肉ひれのシャープな旨味があり、ありがちなトロトロ感はそこそこで、しっかりと牛ひれを噛み味わっている感覚をキープ。
2種のかつは比較的味わいが似ているので、まずは岩塩で、そしてスッキリの醤油系特製たれに山葵を絡めて…2種のかつを2種の味わいでの食べ比べも楽しい。付け合わせのほろ苦いルッコラも良い相性。
2種のカツをお試し感覚で楽しめてしっかりと満足出来るメニュー、苫小牧ではオンリーワンの味わいに要注目だ。うるさ型の私としては、衣の粉雪感向上に注力することを望む。かつての「てっ平」クォリティをキープする感覚よりも、更に上を目指して欲しい。
2022/01/13 更新
2021/12 訪問
美味しい!名物「W赤海老ふらい定食」
てっ平と言えば、サクサクのとんかつが1番人気なのだろうが、昔からミックスフライも人気で、エビを3本束ねたようなエビフライは良い個性だ。
◆W赤海老ふらい定食 1,320円
キメの細かい粉雪のように軽やかな衣、サクリと齧り付けば香ばしく、プリプリで締まったエビの旨味がジュワっと口に広がる。
最初は塩で、酸味のあるタルタルをタップリ付けて、ソースをかけて、少しは醤油で、楽しみ方は変幻自在。
美味しい!私は尻尾までパリパリと楽しむ派、このスタイルのフライなら楽しみは3倍。
キャベツは新鮮シャッキリ、ふっくら粘りある艶々コシヒカリと共におかわり自由。
タルタルソースのエビフライって不思議とご飯に合うのです。各種ミックスにも赤海老ふらいがチョイス出来るので是非お試しを。
2022/01/13 更新
2021/11 訪問
芯はブレずに試行錯誤。
■お昼のロースかつ膳 1,330円
お求めやすい価格の「お昼のシリーズ」が良いね。聞けばレギュラーのg数と同じロース。柔らかな食感で旨味あるロースを、サクリ軽やかな衣で頂く幸せ。ご飯のコシヒカリもやっぱり良い。道産米もレベルアップしたが、やはり私はコシヒカリフリーク。
あら、海老フライも昔のてっ平タイプ、数本組み合わせ型に戻っていました。食べ易さと口に広がるプリエビ感が、こちらのきめ細かい粉雪のような衣にマッチしている。
ほう、お客様アンケートを参考に、カツカレーには辛口スパイスをつけるようになったとか。そして接客もぎこちなさがありながらも一生懸命。
引き継いだそもそもの良さを守りつつも、色々と試行錯誤しながらどんどん攻める姿勢にも賛同、それは真の老舗(100年)に向かうための必要条件だ。GoGo!てっ平!
2021/11/21 更新
2021/10 訪問
目指し継続するは「粉雪のように軽く、旨味強く」
揚げ物好きはどんどん集合!苫小牧の揚げ物有名店、経営を引き継ぎ昔の名前で出ています。
新たに加わった、利用し易い「お昼のご膳メニュー」にも要注目。
頑張れ!野菜ソムリエ、ハヤカワコウヘイ!
【期間限定】秋の根菜とひれかつ膳 1,380円
野菜ソムリエが厳選したヒレカツ、蓮根、ゴボウ、ジャガイモ、カボチャ、紅芋… 秋の根菜オールスター、選手のチョイスも面白い。てっ平と言えばの「粉雪のように軽やかな衣」を身に纏ったフライ達はやはり繊細な旨味プラスで美味しい。ヒレとジャガはソース、蓮根やゴボウは醤油、紅芋やカボチャは岩塩で、楽しみ3段活用。粘りと甘味もバッチリな新米茨城コシヒカリとの相性も抜群だね。栄養価だってGOOD。でも今回はゴボウが硬かったのはダメダメ。
苫小牧のイチオシ店です…是非一度。
2021/11/20 更新
2021/09 訪問
揚げ物ドーンッ!!じゃらんメニュー。
お得な企画メニュー「じゃらん特典ロースかつ丼」…思わず肉大盛1.5倍アイコンをタッチしてしもた!
聞けば肉自体で200g、ご飯が370g、衣を合わせると650gオーバー!との事。カロリーは恐ろしくて考えません(笑)
◆じゃらん特典ロースかつ丼 1,000円
◆肉1.5倍大盛り 300円
粉雪のようなサクリ軽やかな衣をまとったカツ、今日は揚げ上がりが良くてサクサクと食べられます。そして2種類のタレが面白く、何とか完食するも、40代後半の我々には後半やはりキツかった… 分量と言うよりも揚げ物が。
ちなみに今回は米(ご飯)が美味しかった事をご主人に伝えると、こだわりを持って使用している茨城コシが新米になったとの事。興味がある方は米にも注目して欲しいですね。私も長年真剣に米やご飯を扱ってきました。新そばもそうですが、新米にも注目したいと思います。
こちらはやはりオススメ店!
じゃらん特典ロースかつ丼 肉1.5倍大盛り
じゃらん特典ロースかつ丼 肉1.5倍大盛り
じゃらん特典ロースかつ丼 肉1.5倍大盛り
じゃらん特典ロースかつ丼 肉1.5倍大盛り
じゃらん特典ロースかつ丼 肉1.5倍大盛り
2種のタレ
2021/10/03 更新
2021/09 訪問
舞え!粉雪 ~老舗を引き継ぐ心意気。
とんかつを中心とした揚げ物の老舗的大人気店が代替わり‥とは言え、苫小牧市に本社を置く蕎麦チェーンである一休そばグループが運営を引き継ぐ事になった。
さて、てっ平と言えば、まるで粉雪を散らしたような軽やかなる衣のカツやフライが自慢。店内は軽いリニューアルを経て老若男女がより利用しやすくなった。そしてメニューにも変更が施され、苫小牧では初見参であろう「牛カツ」もラインナップに加わった。そして往年の人気メニューであるフライ組み合わせやオリジナリティあるカツ丼も健在だ。
■ひれロース食べ比べ膳(ご飯・キャベツお代わり自由) 1,760円
粉雪は健在で衣付き良好。そしてその軽やかさに合うような、淡麗な旨味かつ上品で甘い脂身のロース、柔らかいヒレと肉質は充分。ソースはフルーティさも見え隠れしつつも基本的にはスパイシー。キャベツや味噌汁を含めて総合的にも満足出来るお膳だ。
但し煩く言うならば、とんかつの判の上下が逆であり、今回は衣が細かくなり過ぎたが故に、揚げ上がりタイミングが過ぎて若干ゴリついていた点が惜しく、やはりこちらではサクリを期待。
そしてメニューの平均価格が上がった点を上手く埋めるのはクォリティ…それは材料原価にあらず、その素材の価値を如何にマックスの状態まで上げるかの調理にかかってくると思う。
それは定食の要である米(白飯)も同様であり、実は定食において白飯が最も重要と言っても過言では無いくらい。白飯が良ければメインの料理もより引き立ち、裏を返せば多少の粗もカバーしてくれる。
苫小牧でカツやフライと言えばやはりここ「味処てっ平」。引き続きその培ったイメージを守るべく、日々精進に期待しながら、私もランチを中心に今後も通うだろう。
2021/09/13 更新
2011/09 訪問
苫小牧を代表する人気店のひとつ
苫小牧市は目立たずとも案外美味しい店が多い街だと思う。そんな中でも、ここはもはや大御所中の大御所。市内とんかつ店にも他に美味しい店はあるが、明らかに頭一つ抜けた印象。しかしとんかつ店・・・と言うよりは「フライ専門店」と言った方がしっくりとくるかなあ・・・
食べログでは他のレビュアー様が的確に表現されており、ほぼ同意なのでレビューは簡単に・・・
二十年以上前、十代の頃、ある業種のアルバイトでここ「てっ平」に出入りしていた事がある。その時感じたのは食材へのこだわり。商品おいて重要な要素である食材を納品していたのだが、それは単価の高い種類のものであり、当時食堂ではもっと安いものが多く出ていた事から「こだわりがあるんだなあ」と若いながらも感じていた。
この店の魅力は、油はもちろんだが「良い食材のチョイスと仕込み」に尽きると思う。状態の良い食材が、良い油、良いパン粉で揚げられると・・・てっ平伝統の「粉雪を散らしたような」軽くて旨いフライが出来上がる。
「高級食材を卓越した技術で・・」の様なタイプの店では無く、例えるなら「町のフライ屋さんの横綱(連勝記録更新中)」という感じかなあ。小さな店舗だった旧店舗(火事で消失)の頃から変わらない美味さは健在。一時期ラーメン(こだわり多数)も扱っており、それが中々評判が良かったようで、未だにラーメンを・・と言っているコアなファンも多いとか(笑)
メニュー構成(と言うよりはメニュー表)が幾分解りづらい事と、これだけの客入りで余裕が出たのか、店主の外に出ての一服・・が若干気になるところだが(笑)、このクォリティは間違いなくオススメ。そして「白飯」にも着目してみてね!
2021/11/20 更新
この店のファンが故に、前回は厳しい意見を述べたが、あれから数ヶ月、今回は満足なランチとなった。
まずは新しい年配の男性スタッフ、穏やかで落ち着いた接客にホッとすると共に安心感がある。そのせいか厨房からの掛け声も活き活きしている。
●ミックスフライ定食
ヒレ、W赤エビ、アジフライ、野菜 1,870円
気になるカツの衣は前回より良くなって、粉雪がサラッと舞っていた。ヒレが少し塩辛い程度で他を含めて味は良い。スパイシーなソースや酸味の効いたタルタルも好み。
米自体は凡庸ながら炊き上がりベスト。新鮮繊細で瑞々しいキャベツ、チープな感じが無くなった漬物や味噌汁、随所にレベルアップを感じると共に、色々と改善工夫をしているのだなと思わされた。
ご時世柄、単価は上がったが、かつ丼やアジフライ定食、カツカレーは税込1,280円と、選べば比較的リーズナブルなランチも有り。
又、その日の直前時間でも1名から食べログ予約が出来て、Tポイントが使えるのはユーザーとして便利で嬉しい。
苫小牧を代表する美味しい店の復権は近そうだ。あと一息頑張って頂きたい。もっと舞え!粉雪。