☆流れ星さんが投稿したいし豆(北海道/ニセコ)の口コミ詳細

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流れ星 note 〜北海道版

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いし豆ニセコ/そば

3

  • 昼の点数:4.9

    • ¥1,000~¥1,999 / 1人
      • 料理・味 4.9
      • |サービス 3.8
      • |雰囲気 3.7
      • |CP 3.7
      • |酒・ドリンク -
3回目

2021/04 訪問

  • 昼の点数:4.9

    • [ 料理・味4.9
    • | サービス3.8
    • | 雰囲気3.7
    • | CP3.7
    • | 酒・ドリンク-
    ¥1,000~¥1,999
    / 1人

真狩の至宝 北海道の雄

やはり素晴らしい。道内最高峰の粗挽き蕎麦だ。


今回は一番乗り。それは優越感もあるのかも知れないが、時間勝負の蕎麦…要はその日のお客として最も良い状態で味わう事が出来るのだ。(一部の熟成させる蕎麦を除く)


■もり 850円
■とろろ 1,100円
■そばがき(1日5個) 700円



もはや説明不要、道内最高峰の「粗挽き蕎麦」は力強く男性的、その粒子感、しなやかなコシ、計算された太さ…このタイプの魅力を最大限に活かしきっている。長年通っているが、この時期でも十分な味わいを保っており、蕎麦粉自体の小さな季節変化意外は何時もクォリティが変わらない所も流石の一言。今回も噛みしめて十分に甘い。

おそらくは蕎麦に対する意気込み、探求心、センス、そして経験値が素晴らしいと共に、奈川在来種の名生産者である落合氏との信頼関係により、その時最高の実が届くという実力も保持。例えるならば素晴らしい粉、素晴らしい水…「大自然の雄大なるパワー」をしっかりと味方に付ける蕎麦なのだ。

汁は割とサラリ甘口寄りで節のコクも太いタイプ、一見地味で素朴ながらも本格派。こちらの野趣に富む蕎麦にマッチするように計算された味わいだ。汁が洗練され過ぎて独り歩きする事無く、しっかりとパートナーである蕎麦の特性を掴み、その長所を活かす内助の功。しかしながら輝かしい個性の蕎麦に存在を消される事がない芯の強さもあり、その姿は出来た女房であり、その存在無くして蕎麦は決して輝かず。

そして更には「そばがき」の魅力。こちらも羊蹄山エリアらしい、素朴でダイナミック、しかしながら繊細な魅力も秘めた一品だ。ふうわりとしながらしっかりとした弾力のコシ、噛みしめれば穀物の滋味と甘味が溢れ出してくる幸せ。こちらも大地の力を最大限に練り込んだ「試される大地、北海道の答え」のようであり、食べると体にピュアなエネルギーが湧き出てくるよう。そのままで、岩塩で、砂糖醤油で…楽しみも色々。蕎麦には色々な感じ方、楽しみ方があると実感できる。


嗚呼…今日も得られた幸せ気分。感謝の気持ちをお代に乗せてお会計。いつ何時もキビキビ親切な女将さんや、人当たりの良いご主人も変わらずに真狩の至宝「いし豆」で輝いていた。


――――――――
今回は平日11:00に到着、運良く一番乗りとして車内で開店を待ったが、すぐに4~5台の車が後に並んだ。現在一巡目で入店出来るのは4組程なので、時間には余裕を持って訪問したい。こちらの蕎麦は、蕎麦をそれほど食べない方々にもその違いや魅力が解りやすいタイプなので、老若男女、多くの人に味わって頂きたい。

  • そばがき

  • もりととろろ

  • そばがき

  • 奈川在来種

  • そばがき

2021/04/24 更新

2回目

2019/02 訪問

  • 昼の点数:4.9

    • [ 料理・味4.9
    • | サービス3.6
    • | 雰囲気3.5
    • | CP3.5
    • | 酒・ドリンク-
    ¥1,000~¥1,999
    / 1人

冬季限定「花巻そば」

もはや鉄板、大好きな「いし豆」の蕎麦。この日は冬季限定の花巻そばを注文。節を繊細にじっくりと効かせ、かえしのメリハリも豊な甘汁(熱いつゆ)に、存在感では負けない味わいの粗挽き蕎麦、そこに磯の香り豊かなパリパリで厚手の海苔が華やかに散るスタイル。海苔の食感の変化を感じながら蕎麦を手繰るのも楽しいひと時。江戸前の、汁に溶け出しフワっと香る繊細な浅草海苔を使用したタイプの花巻では無いが、北海道らしい、男性的で無骨ながらも味わいのあるこのスタイルも案外良いものだ。

  • 花巻そば

  • 花巻そば

2019/02/24 更新

1回目

2011/09 訪問

  • 昼の点数:4.8

    • [ 料理・味4.8
    • | サービス3.5
    • | 雰囲気4.0
    • | CP3.5
    • | 酒・ドリンク-
    ¥1,000~¥1,999
    / 1人

ニセコ連峰・・羊蹄山・・その魅力に負けない程の「強くて旨い蕎麦」

【平成26年6月再訪】

2年前の再訪時はレビューをしなかったが、当時の蕎麦に感じた「ギュッと締まり過ぎ」な印象も今回は解消。程好いコシの粗挽き蕎麦は相変わらずに旨い!始めに鰹風味が香り、その旨みが口の中にじわりと広がりながら、後から程好い甘味が追ってくる…そしてすっきりストンと舌に馴染み落ちる汁(つゆ)とのバランス感も最高だ。穀物の風味を感じさせる蕎麦湯、そして薬味…この「大地を感じさせる蕎麦」は、カテゴリーとしては異端かもしれないが、やはり道内屈指の名横綱。もはや完成形に近づいたのかも。表面はパリッと、そして箸を入れるとほっこりフカフカとろーり、じわりと甘い穀物系そばがきと合わせると、もう幸せ気分MAX。

相変わらず大盛り対応は無いがデフォルトで板蕎麦となっており、その分ボリューム感は十分。これは大混雑をスムーズにオペレーションする苦肉の策だろうから理解したい。休日は開店前からの行列で、「難易度の高さ」がさらにエスカレートした事がジレンマ。この店のポテンシャルを最大限に堪能するならば、10月前後と2月前後が理想かも。

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【平成23年9月25日再訪】

3連休の最終日、絶好の天気・・・爽やかでカラッとした秋風が心地良い。こんな日の羊蹄山方面ドライブは最高だ。初訪問から約5ヵ月、おさらいの意味も込めて再訪問。実は本日3件目の蕎麦店・・・胃袋と要相談・・・若干厳しかったのだが、やはりここ「いし豆」の蕎麦を食べずに帰る訳にはいかないぞ(笑)⇒キツキツ胃袋へのやんわり脳内司令(命令)。

連休最終日の13時半過ぎとは言え、やはり人気店・・店外にも待ち客が・・・。それでも15分程で席に着けた。今回も「もりそば」を注文。キリっと冷やされて絶妙な水切り具合、そして荒挽き感を感じつつも、しっかりと繋がった蕎麦はやはり風味・味わい共に抜群、美味い。

初訪問から数ヶ月、その間かなりの件数の蕎麦店を食べ歩き・・今回微妙に変化したのが「つゆ」への印象。基本的に強いつゆが好みであるのだが、やはりその店の蕎麦に合っている事が一番大事。そういう観点に私自身の嗜好を織り交ぜて判断すると「もう少し辛口」のほうがより美味しく頂けるかな・・という事を感じた。それでもここのつゆは強く旨みがあり美味しいのだが・・・これは個人の嗜好の範疇。あれ?蕎麦湯は白濁ややとろみ系からサラっと系にシフト?したような・・・気のせいかな。

満足して食べ終え、会計を・・とレジ前に立つと、タイミング良くご主人が出てきてくれた。「美味しかったです。新蕎麦ですか?」と訪ねてみた。すると店主は「新蕎麦です、今日のは美幌産の蕎麦ですよ。」と教えてくれた・・とても感じの良い応対が印象的だった。しかし折角の新蕎麦・・メニュー又はPOP等でPRして頂けると、お客としてはもっと嬉しい。

改めて感じた事・・「やっぱり美味い蕎麦だなあ」・・・ご馳走様でした。


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【2011/09 初訪問】

驚いた。こんなに自分の好みにピッタリと合う蕎麦がここニセコにあったなんて・・・自分的には決して過言ではなく本音である。GW後半は趣味の釣り、そしてグルメ・・同時進行の車中泊・独り旅。サブタイトルは「突撃蕎麦紀行(奇行?釣りもあるよ!)」とでも言おうか(笑)・・・二日間の小旅行、皆様のレビュー等で予め目をつけておいた数店を訪問した。そしてその中で一番の好印象はここ「いし豆」だ。蕎麦店で「行列」に並んだ事も初めてだった。

木を基調とし、暖かみと清潔感・・そしてこのエリアの雄大な大自然にスムーズにリンクしたような店舗・店内はGWともあり大混雑。気になる店では「もり」と「種物」を同時に頂く事が多い。しかし今回は大混雑の空気を読んだつもりで控えめに・・「もり」と「蕎麦がき」をオーダーしたのだが・・・蕎麦がきは前の客で売り切れとの事・・・日頃の行いが悪いせいか・・何とも運が悪い。

「もりそば」780円

こだわって厳選したであろう、産地の異なる三種(四種?)の蕎麦の実を石臼で手回し・電動の二パターンで挽く。こうした工程により、粒子の異なる蕎麦粉が生まれ、そしてそれらをブレンドする事により、舌ざわりが格段に良くなるようだ。無論その他の重要要素であろう「水」は、羊蹄山麓の言わば「最高」の水を使用している事は言うまでも無い。・・・ここまではある雑誌からの情報だが、私の感想として・・・まずは挽きたて・打ちたてから生み出されるであろう「新鮮感」のある良き風味は、この時期としては最高のもの。又、粗挽きの粒子がブレンドされた蕎麦はザク味感も控えめではあるが絶妙にアピール、食感に個性と複雑さと、噛みしめる楽しみを存分に与えている感じだ。

驚きは粗挽き粉を使いながらも「美しく角の立った」見た目。おそらく相当な技術なのであろう。そして「コシ」に関してはモチっとした固ゆで系の強いもの。これは好みが別れそうだが、私としては「のど越し・風味の感じ易さ」という観点から考察しても十分「理にかなっている」コシに感じられた。又、旨み十分で更に熟成感が有り、基本濃い味・辛目だが、ほのかな甘みも感じられる「つゆ」とのバランス等、トータルな意味でも「計算されたこだわり」が十分に伝わってくる・・そんな感じがした。唯一「大盛り」設定がない事が残念だが、おそらくは様々な理由・考えからの結論であろう、流儀に従いたい。

イメージの良い雄大な自然環境・・・

そして強いこだわりから厳選した素材・・・

それらを活かしきる高い技術・センス・・・

蕎麦における「三たて」に、上記の「最強の三要素」が加わったような「北海道の名店」だと私は感じた。

わざわざ出向いても決して損は無いだろう。

  • 【2014/06】

  • 【2014/06】

  • 【2014/06】

  • 【2014/06】

  • 【2014/06】

  • 【2014/06】

  • もり〜2011年新そば

  • この日は「美幌産」新そば

  • ロゴのPOP感が良い効果

  • もり

  • もり(アップ)

  • 美しい蕎麦!

  • 蕎麦湯は白濁サラっと系

  • 満席の人気店

  • 雰囲気良し

  • 扉の奥で蕎麦打ち

2019/02/24 更新

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