1回
2014/08 訪問
路地裏フレンチ〜良店です。
サラダ
パンも美味しい
野菜のデトックススープ
【2012/06】ランチ1500円コース
【前菜】トマトとアスパラのカペッリーニ(冷製)
【前菜】トマトとアスパラのカペッリーニ(冷製)
カボチャの冷製ポタージュ/自家製パン
【メイン】岩手地鶏のコンフィ
【コース外】苫小牧産ヤナギノマイと帆立のブールフォンデュ
【2012/06】メニュー
【2012/06】メニュー
国旗と看板が新設されました
【ランチ】Bコース 1500円
岩手県産鶏ムネ肉の低温ボイルハムとくるみのサラダ
岩手県産鶏ムネ肉の低温ボイルハムとくるみのサラダ
ラドラキンキソテー・長ネギやみょうがなどのヴィネグレットソース
自家製パン
コーヒー
サービスのパンナコッタ
Brasserie anakale
2013/05/17
いつもご利用いただきありがとうございます!!この度メニューの一部が変更になりましたのでご案内させて頂きました。またのご来店もお待ちしております☆
2014/09/26 更新
【再訪】
徐々に店の存在が浸透してきたのかな。意気込み豊かなオーナーシェフ
には益々頑張って欲しい!
【2012/10/7】
後輩がめでたく結婚した。彼は学生の頃、あるイベントのアルバイト
として私の力になってくれた。それから十数年、今では「釣り仲間」
としての楽しい付き合いが続いている。
ある日「何か結婚祝いを」と思った。ありきたりな物品は「天邪鬼気質
の私」には似合わない。
そうだ!食事にしよう。美味しい食事と空間、そして時間のプレゼント。
そしてふと思いついたのはこの店「アナカレ」。
数回食事して、シェフと少しだけ話をした程度の店だったが、料理は良く、
応援したくなるような人柄のシェフの居るこの店に決めた。
予算を伝え、あとはおまかせ。事前に会計し、簡単でぶっきらぼうな
メッセージを書いたカードを卓に置いてもらった。
そして当日の食事は無事終了したようだった。その後、後輩からお礼の
電話があった。「美味しかったよ」と。自分の性格上、「そうか、ならば
良かった良かった!」と料理の内容は聞かずに電話を切った。
少し安心。でも良かった良かったと思いつつも「どんな料理が出された
のだろう」等と少し考えていた。
・・・そして今日、この店のブログをたまたま開いてみた。すると、きっと
当日の事だろう、シェフの記事が更新されていた。
http://www.ristorante-anakale.org/2012/10/08/料理は常に脇役/
料理の内容も記載され、気持ちのこもった文章。
更に安心したと共に、メニューを想像しながら楽しい気持ちにもなる事も出来た。
自分が贈ったとはいえ、後輩夫婦が楽しい食事をする姿を何となくでも想像
出来たからだ。
こんな繋がりも面白い。
シェフ、この度はありがとうございました。
そして食べる事が大好きで背が高く、「ビブグルマン的風貌」の太った後輩S(笑)!
そして昔から変わらず「知的美人」なSちゃん、末永くお幸せに!(^-^)
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【2012/06/10 再訪問】
日曜日のお昼、何を食べようかと一人でブラブラしていたところ、
この店を思い出した。ん?国旗が新設、看板まで付けられている。
期待を込めてこの店に決定だ。
入店し席につく。メニューを見渡すと、少し変化が・・・
1,300円のコース、そして平日限定のカレーワンプレートランチが
増えた。
平日限定とはいえ980円で食べられるメニュー、多くの人が大好きな
「カレー」に季節野菜とパン、ドリンクが付く充実ぶり。利用しやすさが
増した感じだ。
国旗や看板、メニュー体系・・・きっとお客の要望が多かったのだろう。
今回は(今回も?)「1,500円」のコースをオーダー。
【前菜1】 トマトとアスパラの冷製カペッリーニ
味のメリハリと爽やかさ、バランス感が絶妙。当然カペリーニの茹で加減
冷たい〆具合も良好、純粋に美味しい。量も前菜としては十分。
【前菜2/パン】 カボチャの冷製ポタージュ/自家製パン
素材の味が活かされた濃厚な味わい。煩すぎず物足りなさも無く、こちらも
バランス感が絶妙。パンもきめ細やかなタイプだが、個人的にはもう少し
温かい状態のほうが良かった。
【メイン/肉料理】 岩手地鶏のコンフィ
肉/魚から選択するメイン(1,500円コース)は肉を選択、「コンフィ」だ。
岩手鶏は柔らかく、旨みが染み込むように調理されている。付けわせの野菜類も
豊富で状態良し。総合的に素材が活かされた繊細で優しい味わい。
【コース外】 苫小牧産ヤナギノマイと帆立のブールフォンデュ
1,500円のコースからは外れるが、美味しかったためメインの魚料理もシェフに
お願いしてオーダー。(2,300円コースだとメインは2品となる)
コース上は別の調理法なのだが、メインが2品の場合はメリハリをつけるため
ひと工夫するそうだ。今回はキャベツでロールしたブールフォンデュ。
こちらも素材感がしっかりとした優しい味わい。
【ドリンク】 コーヒー
まったりとコーヒーを楽しんでいると、オーナーシェフが声を掛けてくれた。
「もしかしたら流れ星さんでしょうか?」と。
どうやらシェフは私のレビューを見てくれたようで、
初訪問時の会話のやりとりをレビューに表記したため、覚えてくれていたようだ。
「そうです。勝手なレビュー、すみません」と応える。レビュアー名を明かしたのは
この店が初めてだ。
大変感じの良い若きシェフ、「いえいえ、レビューは嬉しい事。どんな意見でも
参考になります」との返答。一安心したと共に、やはりシェフの人柄には好感が
持てた。
私のつたないレビューも少しづつ影響力を持ち始めたようだ。いい加減な事を
書いているつもりは全く無く、ある意味真剣にレビューをしているが、今後はもっと
引き締めて、より正確(主観上)で自分の感じたままのレビューを目指したい。
その後、少しの時間ではあるが、苫小牧の食事情やシェフの考え等を交えての
楽しい会話が出来た。ちなみに新設された看板は、近隣のイタリアンレストランの
オーナーが手作りでプレゼントしてくれたとの事。少しづつではあるが、
周囲の応援が加わってきたのかもしれない。
どこかほのぼのとした雰囲気も感じるフレンチレストラン。価格体系上ガチガチの
高級フレンチを楽しむというカテゴリーでは無いが、ちょっとよそ行きな価格で、
その価格以上に洗練された料理を楽しむ事が出来るような店だ。
食に関しては割と保守系な苫小牧に、志と希望を持ってやってきた若きシェフを
今後も応援したい。そしてそのような志を育てる器量をもった苫小牧になってほしい。
きっとシェフも、もっともっとレベルアップを目指して努力するだろう。
今後も楽しみだ。
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【2012/05 初訪問】
苫小牧市西部の小さなフレンチレストラン。
気づかずに通り過ぎてしまう程の目立たない外観。
せめてフランス国旗位は掲げていると解り易いのだが。
若手オーナーシェフはウィンザーホテルで腕を磨いた経歴もあるようだ。
店内はシンプル空間で、やや閑散とした雰囲気も否めない。
カウンター3席、テーブルが4卓の座席構成。
ランチタイムは品数に応じて1050円、1500円、1890円の3パターン。
現在ランチタイムはシェフ一人で切り盛りされているようだ。
「ランチBコース」 1500円 (前菜/自家製パン/主菜/ドリンク)
岩手県産鶏ムネ肉の低温ボイルハムとくるみのサラダ
自家製パン
ラドラキンキソテー・長ネギやみょうがなどのヴィネグレットソース
食後のお飲み物
前菜/主菜を含めボリュームは抜群。見た目も繊細に仕上げられており
野菜が豊富で質も良い。いずれも繊細で穏やかな味わいに仕上げられている。
満足の味わいなのだが、前菜/主菜の味わいの系統(ソース)が似通っている
ため、味のメリハリがやや単調になってしまっていた点が心残り。
自家製パンは繊細なしっとり系で、見た目も可愛らしく満足出来た。
コーヒーは無難に美味しい味わい。
とても前向きなオーラのあるオーナーシェフ、「甘いものはお好きですか?」と
「パンナコッタ」をサービスで出してくれた。
甘くミルク感がある「当たり前の味わい」にプラスして上品繊細さが感じられる
ものだった。
総合的な味わいには十分に満足。
人柄の良さが感じられるオーナーシェフだが、客あしらいには慣れていない。
サービスに「ありがとうございます」と伝えると、緊張気味に「ありがとうございます!」
と言われてしまった・・・何とも恐縮なひととき(笑)
満足して会計・・・シェフと少しお話させて頂いた。
開店から一年少々経過したとの事。やはり人柄良く、頑張って頂きたいお店だ。
〜以下感じた事〜 そのうち消すかもしれません
苫小牧では価格のズレを感じる。ランチタイムでは1300円が妥当だろう。
よく女性向けメニュー開発で出てくるキーワードは「小さく 可愛らしく あれこれ お得」
それを基本にして欲しい。
特に苫小牧では、さほどフレンチが浸透しておらず、多くのお客候補は、あまり冒険的
ではない価格で、その店のスタイル/味わいを色々試してみたいと思うのが本音だろう。
たかが100円〜200円・・しかしランチにおいては特にその差は大きい。
勿論シェフの思い描く「スタイル」はあるとは思うが、一皿一皿のボリュームをもう小さくして、
デザート付で1500円、スタンダードコースで1300円程度に設定したほうが良いのではないだ
ろうか。慣れないジャンルで初めての訪問であれば尚更だ。そして良かれ悪かれの
「濃い味嗜好」。商売をベースに考えると味のメリハリは案外大事だ。
熱しやすく冷めやすいと言われる苫小牧人気質だが、この店は目立たな過ぎるため、
まだその段階にも立てていないというのが現状かもしれない。料理・味わいやサービス、
シェフの人柄も良いだけに勿体ない。
勿体ないのはお客も同じ事。苫小牧は各料理ジャンルにおいて、
「全国/全道に誇るような大御所店」が点在し、そこにお客が集中しがちだ。
そしてその店を愛し、評価するのは市外のお客が多いという矛盾。 「食」に関しては
保守的傾向のあるエリアなのだが、それでは勿体ない。
「お宝探し」感覚で、是非色々なレストランに足を運んでみて頂きたい。
「隠れ名店多数」 この店もその一つだと思う。
Google検索で発見した公式ブログ
http://www.ristorante-anakale.org/