2回
2016/07 訪問
南青山のオサレ焼肉屋。女子力高過ぎです!(^ω^)
焼肉に新たな流れを提唱したと言われる南青山の焼肉屋。
焼肉屋とは思えない割烹料理店の様な店構えで、骨董通りから少し入った目立たない場所にあります。有名になる前はいかにも知っている人だけが来ていた隠れ家の様な雰囲気です。
今回は、オフ会で利用してみました(^ω^)
実は、赤坂のみすじは行った事あったんですが、この店は行く機会に恵まれず…。「いつか行くだろう」って思っていたらそのままになっていたんですね(⌒-⌒; )
思い立ったが吉。とりあえず電話で席を予約、マイレビュアー様に「メンバー集め、よろにく」とお願いしまして、4人でのオフ会になりました。自分以外は女子力の高い面々(うち1人はHanakoが愛読書のおっさんですが…)で緊張しながらの乾杯です(*^_^*)
今回食しましたるは、9000円のコース。
☆先付け とうもろこし豆腐
☆前菜 キムチの盛り合わせ 三種のナムル
☆冷製盛り合わせ 本日の炙り ぶつ切り 白センマイ
☆本日のサラダ
☆焼き物 塩 ハツ 上タン 中落ち
☆焼き物 たれ カタサンカク ツチノコ
☆蜂の巣の吸い物
☆シャトーブリアン シルクロース
☆サーロイン ザブトンのすき焼き
☆阿波の手延べ素麺
☆カキ氷2種
まずコースが始まる前に先付けから始まりますが、これが焼肉屋とは思えないオサレな一品。よろにくでは定番というとうもろこし豆腐で、暑くなり始めたこの時期にぴったりでした。
前菜に続いて肉が供されますが、さすがに上質なものを使っています。一つの部位につき1カットずつ供するいわゆる少量多皿スタイル。
よろにくのセカンドライン的な位置付けの「みすじ」では肉が薄過ぎてタレの味しかしなかった記憶がありますが、さすがにどの肉も「みすじ」より厚めにカッティングしてあります。日本橋の日山から仕入れているという触れ込みで、どの肉もとにかく柔らかく、スッと噛み切れます(*´ω`*)。
食べさせ方も塩、タレはもとより、ライスボールにくるりと巻いたり、卵黄とからめてすき焼き風にしたりと楽しい(^ω^)
最後のかき氷はほうじ茶と白くまの2種類。かき氷の目が細かくフワフワ。そこらのかき氷より全然レベルが高いですね。とても焼肉屋のデザートとは思えない程に女子力が高いです!
ちなみにマイレビュアー様の提案で、当方が黒豆などを使って顔を作りましたが、ハンパでなく女子力低い出来栄えでした・・・(/ω\)
今まで焼肉というと、高級店でもバブリーなだけで正直オサレとは言い難い内装でしたが、ついにオサレ女子も納得の雰囲気の店が登場したという事でしょうね(⌒-⌒; )。
焼肉自体も一つの部位につき1カットずつの提供で、フレンチやイタリアンの少量多皿スタイルから着想を得たのでしょうか。確かに、高級焼肉店に行くと、「霜降り肉は脂が強過ぎて、一切れだけでいいよ」なんて思ってしまいますので理にかなっているのかも。部位毎に色々手法を変えることで、霜降り肉を飽きずに食べさせてくれます。
ただ、肉自体は超絶に柔らかいものの、血のしたたる様な肉の旨味は薄いですね。上品なお肉というのかもしれませんが…(⌒-⌒; )。肉だけでいうなら旨味、厚みやCPはマルタケの方が上と感じました。
また、モデル関係者と思われる小顔な店員が肉を焼いてくれるのは良いんですが、常に焼きに集中しているわけにはいかないので弱火で緩い焼き方です。焼きから離れた時に焦がさないためですね。低温調理の様な火入れとなり、自分の好みからは少し離れた焼きになっていたのはご愛敬(⌒-⌒; )
さらに、人気店の宿命でしょうか? 最初の1時間で出し切ってくるのはちょっとせわしない…(⌒-⌒; )
気づいたんですが、マイレビュアー様はみんな、特別メニューでかつ焼きは店長、時間制限無しで利用してますね。うらやましい限りであります(;^_^A
色々書きましたが、東京で一番オサレと言われる焼肉屋にやっと登頂できました!( ̄^ ̄)ゞ
お集まり頂いたレビュアー様方、人集めして頂いたレビュアー様、ありがとうございましたm(_ _)m
2016/07/19 更新
Instagram: kyogokumantaro
こちらの店、初めて訪れた時は勝手が分からないので取り敢えず定番コースを試したのですが、マイレビュアー様方の頼んでる物とは写真の見た目からして違うし(食べログあるあるですね)、不完全燃焼に終わっていました。
どんな店にも言える事ですが常連さんには特別仕様があって、やはりお店の本気の料理を味わう為には自分が常連になるか、常連さんに連れて行って貰う必要があります。
今回は常連のnionio様からのお呼ばれで再訪しました( ̄^ ̄)ゞ
常連さん特別コース(一部参考にさせて頂きましたm(_ _)m)
⭐️フィレの炙り
⭐️サラダ×2つ
⭐️牛タンのなめろう風手巻き寿司
⭐️特製ローストビーフ
⭐️牛タン塩昆布
⭐️しんしん ツチノコ
⭐️シャトーブリアン
⭐️ミノ
⭐️吸い物
⭐️シャトーブリアン、フォアグラ、トリュフのロッシー二風サンド
⭐️三田牛のしんしん
⭐️シルクロースご飯巻き
⭐️ 赤身肉(失念)のニンニクチップ載せ
⭐️シャトーブリアンのビフカツ
⭐️ザブトンのすき焼き風白トリュフがけ
⭐️白トリュフご飯
⭐️冷麺
⭐️かき氷2種
飲み物
⭐️ヴーヴクリコ・イエローラベル
⭐️シャンボール・ミュジュニー
⭐️シャトー・ダルマイヤック
⭐️アルマヴィーヴァ
⭐️ニュートンパズル
結論から言うと、いや、もう全てが凄すぎました!!
最初の炙りからしてカッティングの厚みが違うし、肉の食べ方も手巻きや塩昆布とバリエーション豊か。よろにく独自の極限までスジを取り除いた柔らかい肉を分厚く切っているので肉の旨味の感じ方も全く違います。
今回、一番驚いたのはシャトーブリアンとフォアグラのロッシーニ風サンド。フレンチのロッシーニ風ステーキをサンドにした物ですが、これは凄かった!!
トリュフも擦り入れて、至福そのもの。パンは銀座の行列店セントルの物で、なんでも店長のヴァンさん自身が並んだとか(笑)。また、ワインのチョイスも秀逸で、アルマヴィーヴァが出てきた時には、「おっ⁉︎」と思ってしまいました。
やっぱり焼肉は下手にアロマやフィネスのある物じゃなくてガッチリと武骨な造りのワインが合うと思うんですが、オーパスワンは値段が釣り上がり過ぎですし、良いところを突いてきたな〜と良い意味で想定外でしたね。
いわゆる定番コースに比べるとお値段は段違いに高いのですが、満足度はそれを上回ります。
例えばの話、このコースがキャンセルになってしまうとセントルに行列したヴァンさんの苦労が無になってしまう訳ですし、信頼関係が成り立っている上で堪能出来るんだなぁと感じた次第です(`_´)ゞ
トリュフを擦り入れている動画はインスタグラムにUPしています。
(評点は初回4.2 特別コース5.0)