3回
2017/08 訪問
名店の貫禄さえ感じ始めましたね✨「鮨 あらい」
この日は常連様の主催する貸し切り会にお呼ばれ。
実はあらいさん、「もう一回行きたいな〜」なんて思いつつも、
なかなか機会がなかったお店。運良く滑り込めて感謝です\(^o^)/
初訪問は結構前。しかもお昼だったので真価を測りかねていたのですが、いや〜、今回は凄かった!!
もうね、文句無しの満点ですよ、そりゃ。今をときめく銀座の鮨店が
常連様の為に開く貸し切り会なんですから、半端じゃありません。
ツマミに始まって、初訪問時も感動した鮑、そして何より今回感動したのはマグロ。
間違いなく、この時期のやま幸のピンでした。
大間の走りの時期で脂のノリこそ冬とは比べ様もないですが、貴重な生のマグロを熟成させた酸味の味わい深さは随一。冷凍技術の進歩によって高額店でも冷凍物を扱う店は多いですが、こちらは生にこだわっておられます。
唐津の赤雲丹も素晴らしく、軍艦でシャリがフンワリ解ける感覚はスゴかった!
乾杯ビールに始まり、菊酔い等を続けて4杯位呑んだでしょうか。常連さん感謝祭だったに違いないですね。あらいさんも饒舌で楽しそうでした。
最後は幹事様からのお祝い入手困難ケーキもご馳走になりまして大満足( ^ω^ )
この様な会に出席出来て感無量ですヽ(*^ω^*)ノ
今回のメニュー
⭐️トロ茄子
⭐️長崎のクエ
⭐️蒸し鮑
⭐️新銀杏
⭐️炙り穴子
⭐️鰹
⭐️ノドグロ酒蒸し
握り
⭐️星鰈
⭐️墨烏賊
⭐️鮪赤身(大間)
⭐️中トロ
⭐️中トロ
⭐️大トロ
⭐️大トロ炙り
⭐️コハダ
⭐️車海老
⭐️小柱軍艦
⭐️いくら
⭐️〆鯖
⭐️うに軍艦
⭐️穴子・塩
⭐️穴子・つめ
⭐️鮪中太巻き
⭐️玉
⭐️干瓢巻
⭐️乾杯ビール&日本酒各種
番外編のデザート
⭐️幹事様からのお祝い・マンゴーケーキ
お会計約35000円
2017/12/05 更新
2016/08 訪問
原点回帰の正統派鮨(^ω^)「鮨あらい」
銀座に昨年オープンというこちら「鮨あらい」さん。久兵衛、すし匠の修業歴を経て独立されたというサラブレッド的な経歴もさる事ながら、それ以上の評価を叩き出しているという話。
最近、大人の賞味に耐えてかつ使い勝手の良い店を探している当方としてはどうしても気になって偵察がてらランチで訪問して参りました(^ω^)。
店は銀座のビル地下で、カウンター7席の白木カウンター。今回は昼の訪問なので夜とはまた違った客層。いわゆるランチ族と言いますか、普段銀座には来ないけれど、「ここぞ」という時には銀座の高級店でランチを楽しむ方々が中心という印象でしたか。
ランチはリーズナブルに8千円程度と1万円程のコースがありますが、真価を判断するためにツマミ入りのコースを選択しました。
まず、初っ端出されたのは茶豆と白海老ですが、茶豆が当たり前に美味しい。コリコリとした弾力があって、冷凍物であれば不味いのは分かりますが、高級店ってどうして茶豆が美味しいでしょうか?
続く白海老、鰈、カツオも上品な味わい。上品な昆布締めで品があります。鮑はかなり上質。周りはツマミ無しだったので、自分のためだけに切り出してくれましたが、鮑を取り出した時点で美味いのが分かる見栄え。これまた品のある味付けで唸ってしまいました。
握りに入ってからまず気づくのは、どの方々も仰っている通り、その大きさ。写真だとそんなに大きくは見えませんが、シャリがかなり大きめで軍艦巻きなどは大きな口を開けて一口で食べるのが難しいくらい。鮨シャリの大きさは江戸時代がお握り程度で、時代が新しくなるにつれ徐々に小さくなっていった訳ですが、そういった観点でも伝統的かつクラシックな鮨を意識していると思います。
シャリは赤酢と米酢の合わせ酢が使われており、前に出過ぎずかといって特徴がない訳でもない縁の下の力持ちの印象。金目鯛の熟成度合いもあくまで上品。同じ月に行った「とかみ」に比べると鮨としての落とし所が全く違います。
茹でた海老とシャリの温度調整も秀逸。鯵も酢締め具合が強過ぎず弱過ぎず。ガリは扇状に切りつけられており、見た目にも美しい。椀も上品な仕上がりで満足しました。
奇を衒った手法はなくあくまで正統派。高質なタネに必要なだけの仕事を加えて仕上げられています。地味ながらも切りつけ含めた全ての仕事がハイレベルで、自分の好みのど真ん中。ツマミも最近の流行りの様にあれこれと弄ったものではなくクラシカルでした。
最後、ご主人と色々話しましたがやはり正統派を目指していらっしゃるとの事。全ての分野に言える事ですが、伝統というのはその時々の流行りの中で廃れずに残った秀逸物の集大成なのですから、伝統的かつ正統派の料理はやはり美味いのです。
方向性としては「きよ田」などに近いと思いますが、現実的なお値段ではない「きよ田」に比べ、マグロのタネ質は落ちるものの使い勝手はかなり良いかと思いますね。更にご主人曰く、「予約の取れない鮨店にしたくない」という事で、その心意気に拍手。
某鮨店のSなどは常連が予約10回分を一気に取ったりする事を許容していたり、Mに至っては席が空いていても常連以外は自動的に半年後という予約システムで元々始まったと聞きますから、かなり真っ当な発言だと思います。
今回はビール含め2万円弱でした。正直最後の方はかなり満腹で、個人的にはもう少しシャリ小さめが良いんですが、この辺りは伝えれば調整して貰えるのでしょうかね?
次回は夜に伺いたいと思います(^_−)−☆
ツマミ
☆茶豆
☆白海老の昆布締め
☆鰈
☆蒸し鮑
☆カツオ
握り
☆真鯛
☆金目鯛
☆マグロ
☆中トロ
☆大トロ
☆車海老
☆いくら
☆墨イカ
☆みる貝
☆雲丹軍艦巻き
☆鱚の昆布締め
☆鯵の酢締め
☆穴子2種
☆漬物(べったら漬け)
☆椀(蜆汁)
2016/09/18 更新
この日は久々の鮨あらい。
いつのまにか予約困難店になってしまい、訪問は約1年半ぶり。
この間、店自体も色々変わった様です。
お弟子さんも様変わり、新井さんもドヤ系キャラになってる様な…。
鮨は開店当初に比べてシャリが小さめになったのは前回と変わりませんが、
シャリが少し甘くなった様な…。
う〜む・・・。
タネ質は変わらず素晴らしく、最大公約数的に美味しいと思いましたが、
自分の理想から少し離れてしまったのか??
今回のメニュー
ツマミ
⭐️真鱈白子のすり流し
⭐️北海道増毛のボタン海老
⭐️明石の蛸
⭐️皮剥、肝和え
⭐️せいこ蟹
⭐️のど黒ご飯
⭐️あん肝
⭐️車海老頭焼き
⭐️梅茶碗蒸し
握り
⭐️しま鯵
⭐️墨烏賊
⭐️大間まぐろ 赤身漬け164kg
⭐️〃 中トロ(背トロ)
⭐️〃 中トロ(腹側)
⭐️〃 大トロ
⭐️こはだ
⭐️さより
⭐️小柱
⭐️車海老
⭐️煮はまぐり
⭐️いくら軍艦
⭐️昆布盛の雲丹軍艦
⭐️穴子(塩)
⭐️穴子(煮詰め):甘いが十分に上品
⭐️まぐろ中落ちの手巻き
⭐️しじみ汁
⭐️玉
日本酒、ハイボール等、おまかせ