kyo極さんさんが投稿したCROWN(東京/大手町)の口コミ詳細

レビュアーのカバー画像

kyo極さんのぶらり食い歩き~A級からC級グルメまで~日本から海外まで~

メッセージを送る

kyo極さん (男性・東京都) 認証済

この口コミは、kyo極さんさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

最新の情報とは異なる可能性がありますので、お店の方にご確認ください。 詳しくはこちら

利用規約に違反している口コミは、右のリンクから報告することができます。 問題のある口コミを報告する

閉店CROWN大手町、二重橋前、東京/フレンチ

1

  • 夜の点数:4.8

      • 料理・味 4.5
      • |サービス 5.0
      • |雰囲気 4.8
      • |CP 4.5
      • |酒・ドリンク 5.0
1回目

2014/08 訪問

  • 夜の点数:4.8

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気4.8
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク5.0

全てが高いレベルでまとまっている良店です(^◇^)。「CROWN」

前回訪問は10年程前だったでしょうか・・・?
ホテルのリニューアル前に来た時、店はガラガラ、昭和フレンチの鄙びた雰囲気で、
入店時に「帰った方が良いんじゃないか」と不安にさせる程の客入りでありました。

にも関わらず、クラシックフレンチとしての料理のクオリティ、サービス陣のレベル高さに
驚いてしまった記憶があります。

・・・で、リニューアル後、安定を待って満を持してこちらに久々に伺ってみました(^O^)/
(オープン仕立てはドタバタしててあまり好きじゃないんですね。)

今回頼みましたるは、2万円チョイのコース「エスプリ」。

☆アミューズ
☆ウニのババロア

☆ベルギー産フレッシュキャビア、ポテトのムースリーヌを
真鯛の薫製香で67度で火入れした地鶏卵とクレソンのジュ

キャビアの塩味をポテトムースが柔らかくしてバランスを取っていました。薫製香でアクセントを。
ポテトムースでぼやけがちな輪郭にジュでコクを演出しています。

☆グルヌイユのフリット、タンドリー風味、ハーブの香るカルナローリ米のリゾット、
ベーコンのムスー、ニンニクのチップ

ホテルフレンチでグルヌイユ(カエル)をコースに組み込むのは珍しいですね。
上品なカレー風味で美味しかった。リゾットはやや火入れが甘かったでしょうか。

☆フランス産天然骨付きヒラメの黄金焼き、柑橘フルーツとシトロンキャビア、
レモングラスと生姜の香るオレンジのレデクション

フランス産魚介を気取って出した挙げ句にグスグスと質悪い事が時にありますが、
こちらは上々のヒラメでありました。柑橘系レデクションの酸味との相性も良かった。
淡白な日本産では成り得ない相性で、チュルボという食材選択に必然性を感じましたし。

☆和牛フィレ肉のグリエ、トウモロコシのフリチュール、ポテトのゴーフレット、
マスタードリーフ、ベーコンのクランブル、シンプルなジュ

ホテルらしい定番ですね。和牛フィレ肉のグリエってソースの出来の差が分かり易いので
レセゾンなとでしか食べないのですが、こちらもなかなか(^o^)。
シンプルなジュではなく、もっとソースを作り込んで頂きたいところではあります。

☆フロマージュ
色々な種類を盛り付けて貰いまして、デザートワインと一緒に堪能~(^◇^)

☆デセール
各々が違う物を注文して、少しずつ全種類を味わいました(^◇^)
(チョイお行儀悪いですが、個室利用でしたので(^_^;))

こちらの代名詞とも言えるピアノのデザートは食べるのが勿体ない見栄え(^o^)
出来立てのスフレは非常にハイレベルな出来栄えでありました。

☆当方は、クレープシュゼットを選択~(・∀・)
専用の器具などが必要な上、経験を積んだメートルが減っているので、食べられる機会が減ってるんですね。
モダンフレンチが増えてその傾向は更に強まりつつあります。

こちらのクレープシュゼットは、叩き上げの古参メートルが、カラメルソースをじっくりと作る手の込んだ品。
カラメルソースを濃厚に仕上げるスタイルで、骨太な味わいでした(*´ω`*)

メートルの真骨頂は上辺のトークなどではなく、この様な品をキチンと作れるかという事だと思います。
どことは言いませんが、銀座の地下のAの物などは手抜きもイイとこなので、こういう時に堪能せねば~

今回のワインは持ち込みです。
(こちら、持ち込み可なんですね。別途抜栓料は当然かかります。)

☆アラン・ロベールのル・メニル1989
☆マダム・ラルー・ビーズ・ルロワのロマネ・サンヴィヴァン1969

ワイン好きであれば羨望を越えて嫉妬の域に達するであろう2作品。
どちらも現在、入手はほぼ不可能であります。
筆舌に尽くし難い味わいでありました(*´ω`*)

デザートワインはグラスをハーフポーションで4つ並べて貰いました。
4つのチョイスもなかなかのセンスです(^o^)

盛り付けなどはモダンフレンチの要素を入れつつも、料理自体はクラシックフレンチの流れを受け継いでいます。
作り込んだソースよりジュを主体とした皿が目立ちましたが、この辺は時代の流れでしょうか。

今回ワインは持ち込みでしたが、iPadのワインリストを見せて貰ってしっかりチェック。
アピシウスとタメを張る品揃えと勉強された値付けです。
持ち込み可という点を踏まえるとワイン総合点はこちらに軍配が上がるでしょう。

古酒の持ち込みは、抜栓技術も考慮しなければならないので、
本当に大切なワインの持ち込みは、やはりこの様な層の厚い店でなければ対応できないと
考えます。

  • アミューズ

  • アミューズ

  • ワンヴィヴァンのグラデーションをチェック♪

  • スフレ

  • ピアノのデザート

  • ピアノのデザート

  • クレープシュゼットは目の前で作ってくれます。

  • クレープシュゼット

  • メニュー

  • メニュー

  • フロマージュを色々なデザートワインと合わせて、みました(^O^)/

  • フロマージュ

  • 最後に澱をチェック。さすがのテクニックです(^_^)

  • アラン・ロベールのル・メニル

  • アラン・ロベールのル・メニル

  • ルロワのサンヴィヴァン

  • ルロワのサンヴィヴァン

2016/08/21 更新

エリアから探す

すべて

開く

北海道・東北
北海道 青森 秋田 岩手 山形 宮城 福島
関東
東京 神奈川 千葉 埼玉 群馬 栃木 茨城
中部
愛知 三重 岐阜 静岡 山梨 長野 新潟 石川 福井 富山
関西
大阪 京都 兵庫 滋賀 奈良 和歌山
中国・四国
広島 岡山 山口 島根 鳥取 徳島 香川 愛媛 高知
九州・沖縄
福岡 佐賀 長崎 熊本 大分 宮崎 鹿児島 沖縄
アジア
中国 香港 マカオ 韓国 台湾 シンガポール タイ インドネシア ベトナム マレーシア フィリピン スリランカ
北米
アメリカ
ハワイ
ハワイ
グアム
グアム
オセアニア
オーストラリア
ヨーロッパ
イギリス アイルランド フランス ドイツ イタリア スペイン ポルトガル スイス オーストリア オランダ ベルギー ルクセンブルグ デンマーク スウェーデン
中南米
メキシコ ブラジル ペルー
アフリカ
南アフリカ

閉じる

予算

営業時間

ページの先頭へ