2回
2017/10 訪問
これが「松川」か!!
これが松川か!!
というのが、食べている時の感想でした。
いつもは一つ一つの食材の所見を取るかの様に吟味しているんですが、
何というか、高質食材が連発にも関わらず下品な印象のない、安心した食後感。
なのに食べ疲れも無いという、一見相反する要素が同居している事にただただ驚きでした。
これ見よがしなドヤ系のプレゼンは皆無。
フレッシュな食感にも関わらず旨味を携えた鯛に驚いてその出自を確認すると
「淡路の鯛を空輸した物です」という返事。万事が万事、こんな感じなんです。
静かに超絶食材を提供、落ち着いて食事をさせる空間。
インスタ映えなんて流行る前の硬派な日本料理店はこんな感じでしたね。
出汁は昆布が特徴的でやや甘めでしっかり引いている印象にも関わらず、上品。
今まで「繊細で薄味=上品」という概念でしたが、これまた覆されました。
例えるなら豪速球を投げられてるのにコントロールは繊細、荒く無いんです。
今回は松茸の時期という事もあって格別。お誘い頂いたマイレビ様も
「今まで松川に訪問した中で最高」と評していましたし、いや、参りました。
ランチで5万円でしたが、納得の食材の質と調理の洗練度合い。
この店に限っては、一つ一つの料理の感想を細かく文字に起こしたら
きりがない状態になるので、これ位にしておきます。
貴重な席にお招き頂きまして、ありがとうございましたm(_ _)m
今回のメニュー
⭐️先付け:伊勢海老半ナマ炭火焼 むかご 味噌ソース ポン酢スダチ
⭐️渡り蟹・飯蒸し ベルーガキャビア
⭐️お造り: 淡路の鯛 菊 わさび かわはぎ 肝醤油 ポン酢おろし
⭐️お椀:松茸 毛蟹と紅ズワイ蟹の真摯
⭐️烏賊のるいべ 生姜ソース
⭐️鮑と松茸の炒め物
⭐️焼き物:子持ち鮎 (琵琶湖)
⭐️炊き合わせ:ぐじ 加賀蓮根 蓮の実
⭐️滋賀の近江牛 松茸竺の千切り焼き乗せ 銀杏
⭐️蕪とバチコ
⭐️ナメコと辛味大根の手打ち蕎麦
⭐️しゃぶしゃぶ 松茸 牛肉
⭐️食事
・イクラ
・生カラスミ
・海苔
・ちりめん山椒
・ご飯
・味噌汁
⭐️焼き栗
2018/01/13 更新
この日は棚から松川というか、数日前に1人席空いたからと
常連マイレビ様とご一緒する事になりました。
冬という事もあって、蟹や河豚など和食材の華とも言うべき品が目白押し✨
間人蟹は今まで見た中で最も大きく立派な物。
筍も先っちょの美味しい部分しか使われてません。
河豚は厚めに引かれた身と白子をミルフィーユ状に
重ねられていて、下手な専門店顔負け。
初回も感じましたが、松川出汁の特徴はやや甘めの出汁ですが
ブレのない出来栄えでした。
今回も大満足( ^ω^ )
今回のメニュー
⭐️間人蟹
⭐️白子の柚子釜
⭐️伊勢海老、鯛の造り
⭐️帆立のしんじょうのお椀、半生のばちこ
⭐️河豚、白子ポン酢
⭐️カラスミ大根餅の大根摩り下ろし
⭐️もろこの塩焼き
⭐️甘鯛の菜の花餡
⭐️鼈の炭火焼
⭐️蛤と筍の炊き合わせ
⭐️花わさび蕎麦
⭐️猪、筍の煮物、ご飯
⭐️三色ご飯
⭐️デザート