2回
2018/09 訪問
「長谷川 稔」というジャンル
瞬く間に人気に火がついて予約困難と
なってしまったのがこちら、長谷川稔。
北海道で星も取得した「リストランテ薫」のシェフだった
長谷川稔氏が移転オープンした店です。
敢えて分野分けするなら創作イタリアンになるかもしれませんが、
イタリアとも言い切れない長谷川稔独自の料理。
北海道の素材を前面に押し出しつつも味付けは繊細。
金目鯛は皮パリ、冷製パスタも繊細な出汁が
素晴らしくうっすらと辛味をつけてあります。
赤牛も火入れが完璧。
流石に人気になっただけあって良い内容でした。
ただ、これでコース15000円なのだからかなりの良心的価格と思ったのですが、
ネット予約に切り替わるタイミングで倍の値段になるんだとか。。。
食材の質も上がるのかもしれませんが、昨今の人気店の現象をそのまま表していて
個人的には「何だかなぁ」という感じでもあります。
ネット予約に切り替わる前の訪問をオススメします(*・ω・)ノ
今回のメニュー
⭐️金目鯛鱗焼き
⭐️雪の妖精 とうもろこし ペースト
⭐️シマアジ、長ナスのフリット、毛ガニ海栗
⭐️鱧とハマグリの冷製パスタ
⭐️白糠町 蝦夷鹿のカツレツ、2種のジャガイモ(インカの目覚めルージュ さやあかね)、チーズ
⭐️鮑ご飯、筋子
⭐️冷製コーンスープのペースト
⭐️土佐の赤牛、満願寺とうがらし、アスパラ
⭐️プラムのクレープ
⭐️アニス、キャラメリゼしたプラム、ミョウガ、桃、杏仁のアイス
⭐️ハーブティー
⭐️フィナンシェ2種
⭐️マカロン、チョコレート
2018/11/10 更新
この日は2回目の長谷川稔。
正直、この店に値上げ前に再訪できるとは思ってもみませんでした。
前回と同じ個室。
料理は変わらず美味しい…(*´ω`*)
素材はガッチリとしているものの
本当に気付かない位の薄化粧を施す調理。
ラム酒の入ったマスカルポーネチーズソースは正にそんな一品でした。
そして白出汁で炊いた白子を載せた冷製タリオリーニ。
クリーミィな白子が食べていくうちに自然と
パスタと絡まっていく計算された逸品。
さらに今回は常連さんと一緒だったからか、ワインが凄かった!
このお値段でボランジェ年、シャトーピション85年が付いていて大満足。
予約は既に信じられないくらい詰まっていて、
自力での再訪が不可能になってしまっているのが残念。
今回のメニュー
⭐️白カジキのサラダ仕立て、雲丹:稔風のシーザーサラダ
・白カジキ(伊東)
・雲丹
・フルティカ トマト(北海道)
・パルメザン
⭐️献上柿(会津)のマスカルポーネチーズソース
⭐️スジアラ(高知)のベニエ:キャヴィアの塩味が淡白なアラと上手く使われている
・姫路れんこん(兵庫)をコンフィした後にベニエ
・牛肉のサラミ
・キャビア(モルドバ)
⭐️冷製タリオリーニ:鱧と蛤(銚子)の白出汁で炊いた鱈白子(北海道)とタリオリーニ
⭐️カツレツ
赤牛のシャトーブリアン。インカのめざめにチーズとんかつソース
⭐️リゾット:雲丹バターご飯的な逸品。
・毛蟹(日高)
・塩水雲丹(昆布森)
・焦がしバター
・山山葵
・卵白
・米
・ネギ
⭐️仔羊Tボーン、蕪:ちゃろ綿羊牧場のTボーン仔羊、羊臭さは全く無し!
⭐️リンゴ:リンゴのコンポートとジャム。下にアーモンドミルクのパンナコッタ。上に生姜のグラニテ
⭐️モンブラン:半球状の白いメレンゲ。中にはマスカルポーネ。ラ・フランスのソース。カボチャのチップ。ほうじ茶(富士山まる茂茶園)のアイス。チョコレートのクランブル添え。
⭐️ほうじ茶
⭐️ミニャルディーズ:マカロン、レモンタイムのガナッシュ。
⭐️シナモンとコーヒーのフィナンシェ。
⭐️お土産:スフレチーズケーキ
【ワインペアリング】(16,200円)
⭐️ Egly-Ouriet Brut Rose Grand Cru(シャンパーニュ)ロゼ
⭐️ Sanchez Romate Olvidado Amontillado Sherry(スペイン/アンダルシア)
アモンティリャード・シェリー。
⭐️ Bollinger R.D.2002 Extra Brut(シャンパーニュ)
⭐️ E. Guigal Condrieu 2000(ローヌ)
⭐️ Roger Sabon Chateauneuf du Pape Prestige Rouge 1982(ローヌ)
⭐️ Poully Fume Baron de L 2002(ロワール)
⭐️ Château Pichon Longueville Comtesse de Lalande Grand Cru 1985(ボルドー)