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裏側入口（タクシ－乗り場側）
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食べ方は・・・
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香の物
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伊勢の親子丼680円
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伊勢の親子丼680円
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商店街側
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黄身の火の通り加減
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白身の火の通り加減
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小生は親子丼には目がない・・・
人形町なら”玉ひで”
茅場町なら”鳥ふじ”
御徒町なら”鳥料理 鳥つね”
そして神田なら・・・”伊勢本店”の親子丼である。
それぞれの店には特徴があり、
甲乙付けがたい・・・
親子丼という食べ物は、
”肉が多ければ良い”と言う物ではなく、
玉子の量と肉の量のバランスが大切な食べ物であり、
玉子の量は丼の隅々まで満遍なく掛かり、
肉は玉子ご飯を食べる合間に食べられる程度の量で良い・・・
玉子は全体的に半熟な物が望ましく、
火を通し過ぎた”親子丼”は論外である。
さて、”伊勢 本店”であるが、
以前、小生の勤める会社が神田に有った事もあり、
”伊勢本店”は昼夜共によく利用した店である。
小生の勤める会社は現在、秋葉原にあるのだが、
土曜日という事もあり、電車を使い神田まで来る・・・と言うのは、
小生の同僚が”伊勢の親子丼”を以前に一緒に食べた事があり、
”久しぶりに伊勢の親子丼が食べたい！”との要望が有り、
小生も久しく食べていないので、
神田まで脚を伸ばす事にしたのである。
タクシ－乗り場側の入口から店内に入り、
二人連れである事を店員の方に告げると、
二階へ上がる様に促される・・・
二階は天井が低く落ち着いた感じではないが、
神田のガ－ド下の店では当たり前の光景でもある。
奥のテ－ブル席に着き、すぐに店員の方をお呼びする。
お手拭とお茶を頂き、”親子丼”を所望する・・・
親子丼には”ス－プ”と”香の物”が付き、
発注が済むとすぐに配膳される。
数分程、待つと待望の”親子丼”が目前に配置される・・・
店側の用意した”美味しい食べ方”なるものがテ－ブル上にある。
これは実に理に適った食べ方であり、小生もその通りに食事を始める・・・
まずは蓋を開け”やげん掘り”を少量ふりかけ、
また蓋をし、3秒～5秒ほど蒸らす・・・
再度、蓋を開けると”やげん掘り”の香りと醤油、味醂の香りが広がる・・・
端の方から食べて行く・・・
玉子のふんわりと柔らかな食感に味醂の甘さ、
その甘さは際立つ事なく仄かでべったりとせず丁度良い・・・
醤油感も柔らかく塩辛い感じは微塵も無い。
肉のある部分を玉子と共に食べてみる・・・
鶏肉は皮無しの物であり、
これは臭みを無くすのと雑味を押さえる為の考慮であろう・・・
鳥の脂も少ない・・・これは丼汁との相性をが良くない為と思われる。
肉質は良く、適度な歯触りが有り火の通し加減が絶妙で、
臭みもなく鶏特有のクセも無い・・・噛み締めると、鶏肉本来の旨みが味わえ、
その味の奥深さが伝わる・・・
秀逸なのは玉子の火の通し方・・・
黄身の旨さ、白身の旨さを充分に引き出している・・・
黄身は半熟で焼けて、すだった箇所も無く、
生玉子の嫌な香りも無い。
白身は半熟であるが透明ではなく白濁とし、
火が通っている事が判り、生玉子の食感とは大きく異なる。
玉子の扱いは難しい物で、
この焼き加減は”職人の技”である。
この”親子丼”には生の”三つ葉”と”長ネギ”が少量入っており、
”三つ葉”は鶏肉を食べた後の口直しに丁度良く、
”長ネギ”の辛味はアクセントになるので
後半に食べる事が望ましいかも知れない。
”伊勢の親子丼”は蕎麦屋の”親子丼”と違い、
”玉ネギ”は入らない・・・
あくまでも親子丼の”鶏”と”玉子”に拘るからである。
それを引き出している物が”三つ葉”と”長ネギ”・・・そして”やげん掘り”
実にバランスの良い”親子丼”である。
いつまでもガ－ド下の名店であってほしいと願う店である。
ごちそうさま！
不真面目なランチのブログは下記にて！
http://pub.ne.jp/kurovara/
他の店の親子丼のレポ－トもありましる！
鳥ふじ
http://pub.ne.jp/kurovara/?monthly_id=201012&page=2
鳥つね
http://pub.ne.jp/kurovara/?entry_id=3486972
伊勢本店
しょの1
http://pub.ne.jp/kurovara/?entry_id=3230038
しょの2
http://pub.ne.jp/kurovara/?entry_id=3438746