こぐまの森さんが投稿したルシックバー(東京/飯田橋)の口コミ詳細

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こぐまの森の美味しい足あと

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こぐまの森 (埼玉県) 認証済

この口コミは、こぐまの森さんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

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ルシックバー飯田橋、牛込神楽坂、神楽坂/バー

12

  • 夜の点数:4.6

    • ¥5,000~¥5,999 / 1人
      • 料理・味 4.6
      • |サービス 4.0
      • |雰囲気 4.0
      • |CP 3.5
      • |酒・ドリンク 4.6
12回目

2024/11 訪問

  • 夜の点数:4.6

    • [ 料理・味4.6
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.0
    • | CP3.5
    • | 酒・ドリンク4.6
    ¥5,000~¥5,999
    / 1人

厚みと余韻、技術を言語化出来る強み

早い時間のバーに行くのが好きだ。
他にお客様が居ないのを良い事に、
酔いに任せてバーテンダー氏と
とりとめもないお酒談義を繰り広げる。

最近は特に、
バーテンダー氏が何を考えながら
カクテルを作っているのか。
どういう味を理想とするのか。
カクテル哲学を聞き出すのが好きだ。

美味い不味いの世界は結局好みの問題。
でも、好みの味が作り出されるために
プロが何を考えてどう試行錯誤したのか、
どんな味を理想としているのか。
そんな事を知ると、バーでカクテルを
頼むのが一層愉しくなる。

理想像とそれに対する技術的アプローチ。
高谷氏の言葉は物凄く明確で分かりやすい。
厚みと余韻をいかにして創り出すか、
その手法について語ってくれた。
優れたバーテンダーなら誰でも、
それぞれのカクテルに対する理想像と、
理想を形にするアプローチのメソッドを
持っているものだけれど。
分かりやすく言語化出来る強みってあるよ。

ワタクシが感じるここのカクテルの特徴の
「ロングカクテルなのに崩れない」
「どのカクテルも味がバッチリ決まってる」
「完全お任せしても抜群の安定感」といった
数々の良い特徴の理由が、
なるほどこーゆー事で成り立っていたのか…
と、理解出来たのは大きな収穫。

「しっかりと味見をしながら作る」ってのも、
実は大きなポイントなんだね。
提供する一杯に対する責任ってゆーか、
絶対に美味いものを飲ませるってゆー気概?
ハズさない理由はここにあったんだな。

そんな話をツマミに飲むカクテルは、
なお一層美味しく感じる。
第一線のプロから直々にかぶり付きで
そんな話を聞けちゃうなんて。
知的好奇心が刺激されまくっちゃう。
チャージ料金以上のお得感あり。
これだから早い時間の空いている
バーに行くのが堪らなく好きなんだよね。

2024/12/15 更新

11回目

2024/07 訪問

  • 夜の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス3.7
    • | 雰囲気3.6
    • | CP3.7
    • | 酒・ドリンク5.0
    ¥3,000~¥3,999
    / 1人

うん、やっぱ美味しい!

バーでのカクテルのオーダーの仕方は
人によって流儀が様々あって。
どれが正解と言うのは全く無いんだけれど。
ワタクシの場合、
お店によって注文の仕方を変えるのが好き。

これ、何も特別なことじゃなくてね。
初めて行くバーと馴染みのバーじゃ、
飲みたいもんが違ってくるってもんじゃ
ないかと思うんです。

初めて行くバーでは、バーテンダーの得意な
スタイルや技術力は分からないし、
コチラの好みも把握されていない。
そういう真っ新な一杯と、
コチラの嗜好をガッツリ把握されてるバー。
それぞれにマッチする注文ってのがあるでしょ?

バーでカウンターに座ったのなら、
自分の好みにより近づくよう
バーテンダーと共同作業が出来る訳だから。
初めてのバーでは、沢山コミニュケーションを
とる必要があると思うんだ。

対してここルシックでのワタクシは、
カクテルの名前を告げず、基本はお任せ。
高谷氏の作るものを信頼しているからだけど、
それでもその時の気持ちに沿った一杯が
出てくるように、多少のリクエストはする。

何を食べてきたから今はこんなテンションで…
暑いからさっぱりと泡もので…
ロングでフルーティなものが…
パッション使ってお任せ、アルコール度は…
ベルモットを使って何か…

こんな感じだから、
出てくるのはスタンダードではなく。
名前のついていないカクテルばかり。
でも、絶対的に美味しいんだよなぁ…

注文したのは
◆柑橘系のジンソニック
◆ベルモットのカクテル
◆パッションフルーツのカクテル
◆プラムのカクテル

あぁ、どれもとても美味しい。
フルーティさにほんの少しだけ甘めに仕立てる
その塩梅はまさに好み。
アルコール感を立たせずフレッシュで、
カラダにすっと馴染むような味わいなんだよ。
実のところ、ここに来るのは4年ぶりで
随分とご無沙汰してしまったけど、
やっぱりここのカクテルが凄く好きだわ。

しあわせの青い鳥はこんな近くに居たのか…
みたいな気分。

2024/07/31 更新

10回目

2020/07 訪問

  • 夜の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.3
    • | 雰囲気4.0
    • | CP3.5
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥2,000~¥2,999
    / 1人

極上のデザート

神楽坂を散々飲み歩き、終電までの間の最後の一杯…

リキュール棚の前に座ったので、一日の締めとしてデザートがわりの甘いやつをリクエスト。

注文したのは
◆マリエンホーフ ピスタチオ

最初の香りは極上のアマレット。
そして後から怒涛のように追いかけてくるナッティなピスタチオの味わい。
長く長く引くコクにすっかりやられた。
いや〜、コレは凄い!
リキュールを軽く見ちゃいかんね。

元よりアマレットは大好きなお酒。
でも、このピスタチオのリキュールを飲んでしまった今となっては、普通のアマレットが薄っぺらく感じるかもしれない。
ピスタチオの持つ香りと油分が厚みとなって、こんなにも魅力的な味わいになるなんて…

こんな風に思いがけず美味しいリキュールに出会えるのも、バー通いをする醍醐味でしょう。
あぁ、これで、とてもとても幸せな気持ちで家路につける…
良い夜でありました。

2020/07/16 更新

9回目

2020/03 訪問

  • 夜の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.3
    • | 雰囲気4.0
    • | CP3.5
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥4,000~¥4,999
    / 1人

カクテルを、おまかせで

コロナによる影響はあらゆる業界に及んでいるから、何も飲食店だけが割りを喰っているとは思わないけど、いつ収束するとも知れない巣篭もり状態の影響は、思った以上に大きいだろうな。
神楽坂は住宅地を抱える土地なので、他所の繁華街よりは良いのかもしれないけれどさ…
なんて事を考えながら、このバーの扉を開ける。

この日は徹頭徹尾カクテルの気分。

限定品のル・ジンのベリー系のジンが入ってますよ…
なんて囁かれちゃったもんだから、ソレを飲まないという選択もなく、一杯目はジンソニックを。
ジントニック程には甘くない…そしてジンフィズよりは膨らみのあるジンソニックという飲み方は、ル・ジンの華やかな香りをより鮮やかに引き出してくれる。

2杯目3杯目はショートカクテルをおまかせで。
極めて乱暴に「美味しーのちょーだい」とやってみた(笑)
他のバーでそんな雑なオーダーはしないのだけれど、何故かココではそんな注文の仕方をしてみる事が多い。

一番最初に来た夜も、思い起こせばそうだった。そんな無茶振りにも関わらず、気持ちと好みにピタリと寄せるカクテルを提供されたもんだから、至極感心して。たまに顔を出そうと決めたのだったな。

店主の高谷氏は、まぁ何と言うか今どきの若者らしさのある軽やかな接客スタイルで。
昔ながらの寡黙なバーテンダーとは真逆な感じなのだけれど、会話の中からよく人を見ているんだろうなぁと思う。
だから、元々の美味しいと思うベクトルがワタクシと合うという事以上に、その時々の状況を見て甘さ・酸味・さっぱり具合なんかを微調整してふんわりと寄せてくる。

この日2杯目に出された名前の無いカクテル。
ジンをベースにアールグレイのお酒とクランベリージュースとカシスリキュール。
添えられた自家製の林檎チップには蜂蜜が塗られ、少しバーナーで炙る手の加えよう。
サングリアのようにフルーツの香りと酸味が交差する陽気な飲み物でありながら、大人の深みも感じる、そんなカクテル。

うん、いいね。美味しい。
コロナの嵐が過ぎ去るのをジッと待つ間、心配事だけを考えていては気が滅入る。
お酒は楽しく飲むものだから、こういう明るく陽気で、そして深いカクテルを飲んで過ごすのは悪くない。

またこの美味しい明るさを求めて、伺いましょう。

2020/03/23 更新

8回目

2020/01 訪問

  • 夜の点数:4.5

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-
    ¥3,000~¥3,999
    / 1人

がっつりディープな明け方に

帰ることを諦めたノリノリな夜に。
開いてて良かった♪な、ルシックへ。

時計の針は2時半を回って。
流石に埼玉までは帰れない…と言うか、ハナっから帰る気が無い。
そんな時間に居るのは地元の方と、お店が終わってひと息つきたい飲食店の方、そしてワタクシ達のようにトコトンまで飲んでる酔っ払い。
しっかりとお客様が入っております。

ツレと一緒だし、心置きなく飲める〜!
と言いつつ、すでに5軒目(笑)
明らかに飲みすぎですわ。
流石に飲みすぎの自覚はあるので、軽めのものでと、カシスソーダを2杯ほど。

ココはジンの品揃えが豊富で、リキュールもかなり美味しいものが沢山あって、カクテルが美味しいお店。
モルトはスタンダードなオフィシャルではなく、ボトラーズとかで捻りを効かせたものが多い。

クレームドカシスもこだわりって取り揃えていると以前伺っていたので、クレームドカシス違いでカシスソーダを飲み比べしようと思い立ったという訳です。
………多分ね。

何せ久々かなり酔ったもんで、記憶は曖昧。
残された写真を元に、多分こーだったんだろうな…という憶測のもと書いておりますゆえ、真実がどうであったか…
店主から、ぜーんぜん違いますけど…と一刀両断されたとしても不思議ではない。
あー面目無い(笑)

そんな夜でも、安定の美味しさ。
カシスの深みのある蠱惑的な香りと酸味、甘さのバランスは、締めのデザート的な味わいで、大変に心地よい。
この酸味っていうのがキーだな。

これまで、「カシスソーダなんて、お酒覚えたての女子大生じゃあるまいし。あえてバーで飲まなくても…」なんて思っていたけれど、いやいやどうして侮れない。
バーの本気のカシスソーダは、大人が飲むに相応しいカクテルでありました。

2020/03/07 更新

7回目

2019/10 訪問

  • 夜の点数:4.5

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-
    ¥4,000~¥4,999
    / 1人

たまにはサクッとな日もね

最近あんまり神楽坂に来ていなかった。
気に入ったバーには月1くらいでは来たいなぁ…という気持ちはあるのだけれど。
元来が浮気性ゆえ、新規開拓もしたいし、地方のバーへも行きたい。
その結果何ヶ月か開いてしまうことも多々あり。

それでも忘れられない程度には顔を見せて置かなきゃな…週の初めから半ばくらいの早めの時間なら、小1時間くらいでも顔を出しておくかな…
なんて思ってしまう自分がいるのに気づいて、我ながら苦笑。

これがニッポンのバーの特徴かもしれないね。
バーはお酒と技術を売るところだけれど、結局のところはそれらもひっくるめて、バーテンダーに逢いに行くところ、という要素がニッポンのバーでは強いと言われる。
明け透けな物言いをするならば、こういうバーホッパーの心持ちは、スナックやキャバクラに足繁く通う諸氏と、然程変わらないのかもしれない(笑)

さて、久しぶりのルシックで小1時間。
注文したのは
◆ジントニック
◆モーニングフィズ

小1時間なら2杯かな。
締めはモーニングフィズだとして、最初に何を頼むか。
この日の解は、ジントニック。
さほど酔わない程度の構成にしておこうというのがこの日の気分。
お酒は酔うものだけれど、酔うためにバーに行くのでは無いという事もあるのだ。

しかし、結果的に短時間でこの2杯という選択はあんまり良くなかった。
炭酸と牛乳の要素で、酔わないけれどお腹いっぱい(笑)
モルトとモーニングフィズの組み合わせにしておけば良かった。

まぁ、そんな事もお勉強。
どうあっても、このバーで飲むのは楽しいのである。

2020/03/07 更新

6回目

2019/07 訪問

  • 夜の点数:4.5

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-
    ¥5,000~¥5,999
    / 1人

神楽坂祭りの日のバーは

何故だかカウンターが女子祭り。
このバーでは、界隈飲み歩きしているおひとり様女子と遭遇することが多いけど、特にこの日は集中していて、お客様の半分以上が女性という、ちょっと珍しい日だったな。

皆さん、神楽坂祭りとは全く関係無く、普段通りに飲み歩き。
もちろん自分もそうであるのだから、これだから酒飲みってヤツはと、思わずニヤリとするしかしょうがあるまい。

それぞれ行きつけが、被っていたり違ったり。
あちこちのバーの情報を交換しながら、ひとしきり飲んだら「それじゃぁ、また何処かのバーでお会いした時にはよろしくね」と、三々五々に自分のペースでお次の店へと移動してゆく。

酒を愛する同志としての気安さから始まる、酒場でのゆるい会話が、実は結構好きだったりする。
この日はひとしきり、スタンダードカクテルのオリジナル詣でについての会話に華が咲く。
モーニングフィズしかりシンガポールスリングしかり、ソルクバーノなんてのも。
スタンダードというのは、自分ならもっとこうするのに…という後進たちの挑戦心を誘ったからこそ、受け継がれてきたのだろうね…

この日も締めはモーニングフィズ。
モーニングフィズ用のグラスの空きが無く、図らずも以前出していたグラスで提供された一杯は、まるで復刻版のよう。
あの時も美味しかったけど、今の方がよりエレガントだな…などと感じて、バーテンダー氏の弛まぬ研鑽を知る一杯でもあった。

2020/03/07 更新

5回目

2019/06 訪問

  • 夜の点数:4.5

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-

土曜は穴場だ‼︎

バーに日常的にお一人様で行く方にとっては、きっとあるあるだろうなというお話。

お店に入った時に先客が居なかった時。
おっ♪これはしばらくはバーテンダー氏独り占めだなぁ…色んな提案がもらいやすい♪と、ちょっとテンションが上がる。

けれど、3杯目をオーダーするくらいになっても他のお客様が来ない時。
さて…どのタイミングで帰ろうかと、ちょっとだけ気になり出す。

そして、3杯目を飲み終わる頃にまだ1人だと…お店の経営について若干心配すると共に、真剣に帰るタイミングについて考える。
誰かと一緒なら3杯目でチャキっときりあげられる。
でも1人の場合…大抵はこんな感じ。

いつもは大体3杯くらいで切り上げるんだけど…どうせなら次のお客さんが来るまでは頑張るか…

30分で2杯飲みの次の土曜日。
30分で物足りなかった部分を補填しようと、訪れたルシックが当にそんな感じだった。

バーでのお客様の流れは生き物だから、すんごい混んじゃう時もあれば、スカスカな時もある。
ただ、席数が限られている割に1人の滞在時間が長いのがバーの特徴でもあるから、回転率を上げて稼ぐという訳にもいかない。
席が空いているというのは、結構大変な事なのだ。
まぁそんな事が頭の片隅にあったり無かったりだけど、単純に帰るタイミングってのは難しいよね(笑)

結局、次のお客様が来ても杯を重ねて、楽しい時間。

最近凝っていると言ってたベルモットと、リキュールで遊び。
エルダーフラワーっぽいとろとろのベルモットと、アマレットの香りのするチョコレートリキュールも、最高だったな〜
バシッと決まったカクテルも2杯。
前回の欲求不満を十分解消するだけの、満たされ具合。

土曜日はきっと、穴場なんだな♪

2019/06/22 更新

4回目

2019/06 訪問

  • 夜の点数:4.5

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-

やっぱりココが好きなんだ

終電までの1時間をどう過ごすか…

スリジエのカウンター中華が思いのほか楽しくて、かなりしっかり食べちゃった。
ワインも3杯飲んでるし、このまま帰るという選択もあるけれど…脳裏に浮かぶのは、このお店。
いつもなら1時間半ほどゆっくりしてゆくところ、頑張って30分一本勝負で攻めてみるか…

入店早々、今夜は30分で2杯飲んで帰るから宣言をして、カウンターに腰を下ろす。
そして、1分後には目に付いたフレンチラムを注文。
我ながら、どんだけガッついてんねんっ!w
立ち昇る香り高さに気持ちが落ち着いたところで、2杯目は安定のモーニングフィズ。

そう、コレが飲みたかったんだ。
あぁ、やっぱり美味しい…
気持ちが満たされてゆく…
やっぱりこのバーはいい。
結局、このバーが好きなんだ♪

35分でチャキっと2杯。
終電にもしっかり間に合って、満足!

2019/06/15 更新

3回目

2019/03 訪問

  • 夜の点数:4.4

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-

全力 カシオレ、かなり美味いよ♪

ツレを連れてきたい…
そんなレビューを書いたのは半年前のこと。
ようやく実現することが出来ました。

ピッツァとビステッカをかくれんぼ横丁で食べた後、「ずっと連れてきたかったバーがあるんだ」とツレを口説いて、やってきました。

ここは本気で好きなバー。
カクテルの味が自分の好みにぴたりとハマる。
初訪問でそのものズバリが出てくるのって、バー10軒行って1軒あるかどうか。

もっと甘さがあるほうが好みとか、これは酸味が立ち過ぎかなとか、色々味について微調整のリクエストを言ってみても、自分の感度と合わないお店は、結局は何度通っても微妙にずれたままって事が多い。
あまりに打率が悪いので、それが最近カクテルを飲むことに消極的になっている理由。
そのお陰でモルトの世界に入っていったのだから、結果的にはオーライではあるのだけれど。

まぁそんなで、ココでは安心してカクテルにトライ出来ると言う訳。

クラフトジンの品揃えがピカイチ。
だから先ずは、ジントニックを。
複数種類で味の違いを飲み比べ。

お次は、これまた豊富なリキュール類で遊ぶ。
透明なアップルシナモンのリキュールとか、ピーチとかめちゃくちゃ美味しくて。
リキュールの世界にも目覚めそう。

更にリキュール繋がり。
最近クレームドカシスを集めているとの話から、全力本気のカシスオレンジを作ってもらった。

カシオレを飲むのは、学生の時以来かも。
チェーン居酒屋の安い飲み放題のイメージが強いカクテル。
カルーアミルク、カシオレ、モスコミュール…
みーんな出逢いはそういう居酒屋さん。
カシオレはジュースみたいに甘いばっかりで大して美味しくもないけれど、苦いビールじゃなきゃイイか、みたいなね。
そんなカシオレを、バーテンダーが本気で作ったらどうなるか。

あはは…なんか笑っちゃうけど、
全力 カシオレ、美味しいよ!
クレームドカシスもオレンジも、そもそも質が全く違うし!
そこにバーテンダー氏の技が加わって、カシオレってこんな味なのね!お初にお目にかかりますって言うくらい、全く別物の味がしました。

そしてもちろん〆はモーニングフィズ。
ココに来る楽しみの半分は、このモーニングフィズ。
ツレと2人で飲めるよう、一杯分を2つのグラスに分けて注いでくれました。
このさりげないホスピタリティ、本当に素晴らしいと思うのです。

カクテルが美味くて、気になるボトルがアレコレあって、気が利いてる。
コレは好きにならざるを得ない。
良いお店。


あ、そうそう。
お店との相性と言う意味では、1つご注意を。
ここ、モルトやジンのスタンダードなボトルは、ほぼ無いです。
何処のバーに行っても、まずは同じモルトから始めるとか、ジントニックのジンはこの銘柄以外受け付けない。
なんていう銘柄指定派の方だと、アレも無いコレも無いとなってしまうので、ちとツライ。

モルトは○○が好きで良く飲むのですが、同じ系統で何かオススメのウィスキーは?とか
普段バーでは○○を使ったジントニックばっかり飲んでいるのですが、似た味わいでどんなものがあるか提案して下さい。
みたいな切り出し方だと、銘柄指定派の方でもスムーズに楽しみやすくなると思います。

2019/03/30 更新

2回目

2018/08 訪問

  • 夜の点数:4.3

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-

モーニングフィズ、旨し!


いつものように、神楽坂1人はしご酒。
〆にどこのバーに行こうか悩む。
お気に入りのバーは、それぞれ得意ジャンルが違うから、どこのバーに行くかを決めるということは、今夜は何を飲もうか、より具体的にイメージを膨らませる必要がある。
どこのバーで飲もうか悩む、この時間がまた、なかなか楽しい訳ですよ。

ルシックならこの前気持ちを残したウィスキーがあるから、是非それを飲みたい。
それから、バチッと決まったカクテルも外せないよなぁ…
そんなコトを考えていたら、なんか猛烈にルシックのカクテルが飲みたくなってしまって、足取りも軽くお店に駆け込んだ次第。
やっぱりね、それだけ最初の出会いが鮮烈だったということなんだよね。

結果、前回訪問してから、あんまり日を開けずに再訪問となりました。

飲みたいと思っていたウィスキーは、ゴルゴ13の連載50周年を記念して作られた限定ボトル。
デューク東郷の顔が大きくデザインされた、超絶目をひくラベル。
中身はグレンキース1993。
「俺の背後に立つな」
一般人が言うと、そこはかとなく中二っぽい香りに満ちたこの台詞を、人生で初めて言ってみました。
ひとしきりGの世界感が楽しめる、ハードボイルドなお酒です。

〆にカクテルをお任せで貰いましょう。
提供されたのは、バーテンダー氏の代名詞的なおススメカクテルであるモーニングフィズ。
初めて飲みましたが、なにこれ、めちゃ美味じゃないの‼︎
ちょっとヨーグルトっぽい甘酸っぱさがあって、すごく爽やか。

ジンに牛乳にレモンジュース、砂糖にソーダ。
牛乳のタンパク質がレモンでモロモロになるから、バーテンダーの技量が試されるカクテル。
そんなコトを、居合わせた常連さんから教えてもらいました。
それを自分の代名詞にしちゃうなんて、憎いよねぇ
こんな美味しいの。
毎回頼みたくなっちゃうな…

バーテンダー氏の、技術に対するひたむきな真っ直ぐさと、時折混ざる若者らしさのバランスもね、なんかちょっといい感じ。

ふむ。やっぱり、ここ好きだ。
次はツレを連れて来ることにいたしましょう。

2018/09/06 更新

1回目

2018/08 訪問

  • 夜の点数:4.3

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-

くぅ〜!こりゃめちゃ楽しい‼︎

会社のお盆休みは終わったけど、世間はまだ休んでいるというヒマな平日。
こんな日は、まだバーも混んで無かろうと、新規開拓に乗り出した。

ここも、ブルータスの20年通えるバーに掲載されていたお店。

以前行ったことのあるバーオブデュモンドの姉妹店で、神楽坂のバーで飲んでいると、バーホッピング好きな諸先輩方からここの話が出る事も多い。
だから、一度訪問しなくっちゃと思っていたのです。

初めてのバーに行く時。
評判が高いお店ほど、訪問のタイミングは吟味したい。

カクテル系のお店だと、混んでる時はどうしたって待つ。
待つの自体は良いけれど、コミニュケーションが充分取れないことによるモヤモヤ感が残るのよ。
一発で、好みドストライクに当たれば超絶ラッキー。
でもそうそう当たらないから、好みに近づくように、こちらからも色々な情報をだす。
そのやり取りの時間が、取れるタイミングで伺いたいのです。

だってハマった時の快感たらないんだもの。
一杯目がたとえ好みじゃなかったりしても、技術力の高いバーテンダー氏の引き出しをじゃかじゃか開けて、バチっとハマるものが出来上がる過程は、JAZZセッションしているみたいな感じだね。

さてはて、狙いが当たって内心小躍り♪
あまり混んでいないので、たっぷりやり取り出来そうだ。
そこで、普段はあまりしないけど、いきなりお任せでカクテルを作ってもらう。
ロングで爽やかなものを。
それくらいの限られた情報でのリクエスト。
予想外だったのは、一発目から好みドストライクのカクテルが出てきたところ。
これはもう、気持ち鷲掴みにされちゃうでしょ

結構通っているのに、なかなか自分好みのところに辿りつけない、引き出しきれないお店もあれば、一発目からバチっとくるお店もある。
こればっかりは、相性ってもんだよねぇ

勢いづいて、2杯目もカクテル。
これも好みバッチリで。
味や香りの凸凹が無くて、ホントにスムーズ。
最初から1つの液体だったみたいな、まとまりの良さ。
美味いねぇ…

スピリッツ系の提案も、すごく引き出しが豊富で楽しい。
カルバドスと、クラフトジンをハーフずつ貰って今宵の〆に。

う〜ん、楽しかった‼︎
もっと引き出しを開けてみたい良店。
ここには通う予感がします。

2018/09/01 更新

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