レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
2位
1回
2012/12訪問 2021/06/04
選んだケーキは、3種類モンブラン、ガトーバスク、トリコ、その他に焼き菓子とコンフィズリーを少しばかり。
モンブラン
栗の濃い風味、しっかりとした甘さながら、土台のメレンゲが、非常に軽い食感と口どけであり、これも甘いんだけど、モンブランにありがちな、重い甘さを一緒に持っていってしまう。そのメレンゲは、薄くチョコレートコーティングがされていた。
トリコ(ちょっと名前に自信無し)
3色のムースは、下からライチ、クランベリー、チーズ、口どけがよく、それぞれのフレーバーが渾然一体となり、なんとも言えない香りと食味だ。
しっかり甘いけれども、くどさが無い、味の組み立てがすごいな。
ガトーバスク
コクのあるケーキ、中のクリームはしっかりとしたコシがありながらも、滑らかであり、口どけもいい。さっくりとしたクッキーとクリームのコク、それを合わせて口に放り込む。
3位
1回
2013/09訪問 2021/05/31
予約をして出かけた日曜日、予約しておいて正解、お座敷は満席の札が掲げられていた。
近江牛のすき焼きを注文しておいた。
最初にでてきたのは、五種の和え物、しめじ、錦糸卵、白滝、三つ葉、それにからすみをあしらえたものだった。
食感がよい。
続いて、五つの料理が盛られた八寸のような、そんな器、アマダイの一口すし、富有柿の寄せたもの、いくらの醤油漬け、揚げ銀杏、むかごの卵寄せ。
いよいよすき焼きの始まり。
見事なサシの近江牛、赤白のマーブル模様がめでたい。
使い込まれた鉄鍋は、油によって黒光りを見せている。そこに割り下をはり、焼き煮といった感じで、肉を投入する。
両面色がかわるといい感じ、卵にくぐらせて食べる。
甘い割り下、近江牛のパンチのある味わい、卵の風味、この三つがコンボとなって口の中に広がる。
肉の香り、割り下の香り、至福だ。
白滝、豆腐、ネギ、春菊、榎茸、それが具材、それらも鍋に入れ、肉と交互に食べる。
野菜からの水分、それと割り下を薄める出汁、そんなもので調整しながら、鍋を焦がさないように食べる。
ごはんの炊き上がりが、また、上々である。
食後の水菓子は、梨と巨峰だった。
4位
1回
2013/04訪問 2021/06/04
ビリヤニ食べたくて、夜の営業にやってきた。
テーブル席が主体、一人だけどいいだろうかと入り口入る。
見ると、一人客が多い、しかも女子、そんなものだろうかと思いつつ、案内された四人席に座る。
メニューをめくる。
インド料理コースとかおもしろそうだ。けれども、こんなに食べられない。
ビリヤニは、マトンにすることにした。それにベジタブルサモサを注文した。カレーは注文しないのか?と確認されたが、とても食べきれないだろうと、カレーはいいということを伝えた。
ベジタブルサモサ、コロッケみたい。
ほっくりとした食感、じゃがいもだ。スパイスの風味がおいかけてくる。パリッとした生地はほどよい厚さ。
ケチャップのようなソースをつけて食べるが、これに酸味があり、メリハリがつく。
ビリヤニがやってきた。
ライタも添えられる。
バスマティライス、その香り米にまとったスパイスの香り、なんだかうれしくなる。
幾重にも広がるスパイスの奥行き、おおきなマトンがゴロゴロ入っている。これは、スプーンでさけるほどのほろほろ加減だった。
ゆで卵がポイントだなと思う。
ライタをマトンに添えて食べるのがいいなと思った。
想定したように、おなかいっぱいになった。
5位
1回
2014/12訪問 2021/01/04
寒い季節、こんな季節こそ蒸しすしがいいだろう。
寒風に吹かれつつ、お店に到着する。
蒸しすしをお願いすると、15分ほどお時間をいただきます。と。
いいでしょう、そのつもりで来たんだし。
静かな空間、包丁の仕事の音が響く。
寒いのは店の中も同じ、電気ストーブ、エアコンもあるけれど、あまり効果はない。
ただ、この寒さは、これからやってくる蒸しすしのおいしさを引き立てるためのもの。
蒸しすしやってきた。
蓋をされた小さ目のどんぶり、熱々である。
お新香の皿も添えられた。
蓋をあける。
刻み海苔、でんぶ、錦糸卵、イカ、栗が見える。
ふわっと上がる湯気、この温かさがありがたい。
ほんのりと香るごはん、焼き目の入った刻んだ穴子の食感のいいこと。
でんぶの甘さ、細かくされた椎茸煮の旨味、やはり細かく刻まれた木耳の食感、担当になりそうな雰囲気なのに、飽きさせずに食べさせる。
食後のみかんが、驚くほど冷たかった。
6位
1回
2013/08訪問 2013/08/28
飛騨牛を食べたい。
開店時間のあたりにお店に訪問した。
親切な人も居たもので、提携駐車場の場所を教えてくれた。
予約無し、まだテーブルに余裕があるらしく、すんなりと案内された。
掘りごたつのセパレートされたテーブル、ゆっくりと食事ができる。
すき焼き、しゃぶしゃぶも一応検討はしたものの、やはり炭火焼をお願いする。
150gの炭火焼の定食をお願いする。それと、ゲタカルビをお願いした。
炭がはいったコンロが用意、料理もボチボチやってきた。
様々な岐阜県産の野菜が盛り込まれたサラダ、たこわさ、焼き野菜などが用意される。
肉を食べるときは、野菜も食べないと、これだけ野菜が用意されるのは非常にうれしい。
また、野菜のそれぞれが、それぞれの風味を主張している。みょうがとか、ゴーヤとかも生でポリポリと食べる。
赤身の肉が用意された。脂身がほとんど見えない。
炭で焼く。
非常に柔らかい。
旨味があり、とろけ、ほぐれ、そんな食感だった。
反面、ゲタカルビは、プリプリとした食感、脂がすごい。この対照的な肉を注文しておいたのがよかったな。
デザートはカルピスゼリーだった。
7位
1回
2013/03訪問 2013/03/27
食券機で塩ラーメンの食券を購入した。
澄んだスープの塩ラーメンを是非食べてみたいと思った。
カウンター6席、雨が混じる週の真ん中だからか、お店は空いていた。
小さな行平鍋でスープを温めているのが見えた。
茹で麺機で、麺が茹で上がる。
振りざるを上げて、しばし静止、そこから静かに、しかし鋭く湯きりを行う。
麺がどんぶりに入ってからは、カウンターからは見えなかったけれど、てきぱきと仕上げられた。
対面
白髪ねぎがきれいだ。澄んだスープに平たい中太麺が踊っている。
チャーシュー、メンマ、水菜、ラーメンには白ネギがあうと思う。
スープを一口、旨みがあふれる。
店に入った時から、濃い、独特なにおいが充満していた。それに期待もしていた。
その通りだった。
濃い旨みに、のどが鳴る。
チャーシューは、ほどよい厚さ、肉のうまみが十分ながら、クセがない。
メンマは、食感を楽しむ役割を果たしていた。
麺はぷりっとした固めの茹で上げ、これが、またスープとよく絡む。
白髪ねぎ、スープ、麺そして水菜、そんなものが代わる代わる、口にほうりこまれる。
その合間にスープだ。
あっという間に麺がなくなった。
それでも、スープがある。それで、ラーメンの余韻を楽しんだ。
食べ終わった後、閉店してしまった『ちゃぶや』を思い出した。
それよりかは、魚介に寄っている感じがした。
8位
1回
2013/03訪問 2021/06/04
二人で訪問、地下、カウンターのみ、小雨混じり、そんな条件をものともせずに、行列になった。
幸いにして、僕らは行列ができる前に入店できた。
小皿を二つ用意される。
一つはお新香用、もうひとつはステーキのタレ用である。
お新香は、目の前のカウンターに用意されており、好きなものを好きなだけとることができる。
きゅうり、新しょうが、大根などの漬物をつまみつつ、料理を待つ。
その料理、一品のみ、シングルか、ダブルかを指定するだけである。
そのうち小鉢が用意された。冷奴と肉の入った根菜の煮物である。
ごはんと味噌汁がきた。
カウンターに用意されている漬物には、大根の炒め煮とか、鶏肉のしぐれ煮とか、ごはんの供もある。
それらをごはんに乗せて食べる。
ごはんは、柔らか、ふわっとした炊き上がりであり、これを見本として欲しいと思った。
おかず、漬物、小鉢、ごはん、これだけでローテーションが完成する。
味噌汁も具だくさん、しかも、きちんと出汁がとられて、旨みが十分だった。
ステーキは、一人用の鉄板でやってくくる。
四切れとカレー風味の野菜炒めが盛られていた。
これをもみじおろしとポン酢で食べる。やはらかい。
きちんと処理がされたヒレ肉、箸でさけるほど、とろんとした食感の牛肉である。
これは、ますますごはんがすすむ。
お替りできるので、軽めに二杯目をもらった。
とても満足した。階段まで行列ができていた。
9位
1回
2013/09訪問 2019/09/22
チョコレートタルト
最後の一つですよ、と声をかけられた。人気なのか、そしたら食べなくちゃ、ということで購入した。
タルト
のさっくりとした仕上がり、チョコレートは二層になっている。
チョコレートスプレッドを上等なトーストにたっぷりやって食べている、そんな風に思った。
アプリマク
秀逸。
チョコレートのムースのケーキ、二層になったムースは、色合いが違い、味わいも異なるし、食感も異なる。
それが見事な融合を見せている。
チョコレートの深いコクとオレンジの苦味と酸味、そんなものがあって、とても印象深いケーキだった。
タブレットは、次の二つを購入、土産なので、持ち帰って食べてから、気が向いたら口コミに追記するつもり。
パプアジー
酸味のあるチョコレート、ゆっくりと口の中で溶かし、このチョコレートの味わいをゆっくりと楽しむ。
ゆっくりと溶かしながら食べることで、酸味の次のチョコレートの味わいが顔をだす。
チョコレートの苦さは、酸味に隠れていて、甘さは酸味を邪魔しないような脇役的な存在、オススメされただけがある。
カライブ
焼き菓子は、次の二つ、これも食べてから。
きなこ
ブルトンヌショコラ
どちらも上質な菓子ながら、とりたてるほどでもない。
ダメ元で、ランチのばらちらしにありつこうと出かけてみた。
開店時間ちょうどに到着しようと考えていたけれど、到着したのは7分前だった。
お店の前は行列ができており、外人観光客が二組も居た。ああ、クリスマス休暇なんだろうなと思った。
さて、時間ちょうどに開店、なんと、並んでいた人たちのほとんどは予約を取っていたらしい。。。
ちょうど残った一席にありつくことができた。
満席になった折に、一人客が断られていた。よかった。開店と同時を目指さなくて。。。
でも、ランチでも予約した方がいいんだなと思った。一度目は振られているし。
さて、順々にばらちらしが用意されていく。
ネタケースの中に、綺麗に並べられたネタやら、ばらちらしを作る手さばきやらを見ながら、完成を待つ。
お椀が用意され、ばらちらしが手渡された。
いろんなネタがちりばめられている。
ぱっと見て分かったのは、ヅケ、煮たこ、煮イカ、イクラ、ウニ、エビ、コハダ、おぼろ、玉子、煮あさりなど、その他にもネタがいろいろとある。
それらをまとめて、シャリとともに、口に放り込む。
これはいいね。
旨みが甘みとなって、口の中に広がる。
小さなネタだから、口に運ぶたびに、組み合わせが変わる。それが、味の変化になって、なんともうきうきとした気分になる。
それぞれのネタを味わいたい衝動にも駆られたが、それはばらちらしの楽しみ方じゃないと打ち消した。
中々のボリューム、お新香の盛り合わせ、お椀などを間に入れる。
お椀は、大ぶりな白身が二切れ入っていた。お新香は、ガリ、山芋、大根、牛蒡だった。大根は、コリコリといい音がした。