レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
3位
1回
2017/01訪問 2020/07/14
平日ランチで訪問、直前に入った客が予約をしていた。
あれ、予約ないとダメかな。。。
大丈夫だった。
らせん階段をあがって二階のダイニングへ。
ランチのコース、四種類。そのうち、一番簡単なコースと一番高いコースは平日限定ということ。
この後の予定もあるし、サラダとメインと飲み物の一番簡単なコースを注文する。
メインは、魚と肉から選ぶ仕組み、ひとつずつにした。
サラダ、レタス主体のサラダかなと思ったら、小さなハーブの種類が沢山。
酸味の強めのドレッシングに、ハーブのそれぞれの個性が光る。
一緒に出てきたレンズ豆、マスタード仕立てと説明された。この豆をレタスに合わせたり、パンに合わせたり。
ほっこり具合と酸味とが、絶妙な相性を見せる。
肉料理は鴨、フランス産。
島根のごぼう、サラダ、キノコが添えられていて、それらとともに食べる。
鴨の風味、旨味の乗った肉は、ソース、添え物、それぞれで、いろいろな表情を見せる。
ごぼうとの相性が、一番気に入った。
魚料理はイシモチ、宮崎産。
泡仕立て、もっちりとした白身、レモンの香りが爽やか。
食後には、コーヒーか、紅茶。
苦味のしっかりしたコーヒーと、とても薄い紅茶。
この紅茶は、もう少しなんとかした方がいいかもしれない。
4位
1回
2017/12訪問 2017/12/12
ランチ、行列があった。
行列と思ったのは、呼ばれるのを待つ客で、入り口にあるリストに名前を書き込むスタイルだった。
イスが用意されているので、そこで待つ。
メニューが壁に貼ってあるので、それを見ながら食べるものを迷う。
親子ぶっかけを食べよう。
鶏モモの天ぷらが三個、ちくわ天、半熟卵がトッピングされたぶっかけうどん。
注文のタイミングで、温と冷が選べることが分かった。冷をお願いしておいた。
ランチの最後の客かな。
注文してからうどんを湯がくようで、待ち時間があった。
おでんをつまんで待つ客があった。ああ、おでんを注文しておけばよかったな。。。
そうこうしているうちにうどんの到着。
大鉢で盛り付けも綺麗。
うどんのコシがすごい。天ぷらは揚げたてで熱々、天ぷらが乗っていた部分のうどんが温かくなっており、図らずも、温の雰囲気も味わえた。
鶏モモ天のジューシーさがたまらない。コシのあるうどんも鶏天のジューシーさを味わった後は、また違った雰囲気だ。
冷たいぶっかけのだしは、塩味がはっきりとしており、それでいて食べているときはしょっぱさが感じられない。出汁の濃さにポイントがあるのかな。
5位
1回
2017/05訪問 2017/05/06
少し裏道に入ると谷中銀座の混雑は嘘のように静まり返る。
店内に、いくらか空席もあり、落ち着いた雰囲気。
ただ、ショーケースの前には客があった。
ケーキを食べて行く旨を伝えると、席を用意してくれた。
ガラス張りの店内、通りから奥まっているから、あまり気にならない。
チョコレートケーキ、涙のしずく、ドームショコラをお願いした。
ドームショコラは、綺麗なつや。
コーティングされたチョコレートは厚みがある。土台のスポンジ生地、普通のスポンジ生地とは違う感じ。弾力があり、この弾力が、厚めのチョコレートコーティングともども流し込んでいく感じ。
涙のしずくは、色からしてミルクチョコレートのよう。
柑橘の爽やかさがあり、チョコレートの風味とがつんとした甘み。
全てムースでできてあり、かなり柔らかい。
チョコレートケーキは、これまでの二つのケーキとは対照的に苦味も感じられる。
やはり、生地とチョコレートのクリームの一体感が素晴らしい。
トッピングのチョコレートはビターチョコだった。
6位
4回
2025/03訪問 2025/04/03
ランチでやってきた。ピッツァはシェア前提でオーダーできるし、パスタも大盛が用意されていて、取り分けを前提としてくれている。複数人で訪問して、いろいろと食べたいときにとてもありがたいと思う。5人で訪問、事前に電話でテーブルを確認しておいた。
前菜の盛り合わせ、Lサイズの用意があり、5人で取り分けるのにちょうどよいボリュームにしてくれた。
鯛のカルパッチョ、タコが入ったバジルのサラダ、ハムとワインが欲しくなる内容。タコとバジルが相性がよく、バジルの鮮烈な具合が、タコの旨味を引き立てる。鯛は、オリーブオイルとも相性がよい。
サルシッチャのピッツァ、なんと五等分にカットしてくれた。
サルシッチャはソーセージのこと、香りがよく、肉感もある。赤玉ねぎの風味が肉の味わいを更によくしている。
クワトロ・フォルマッジ、銘々に気になるメニューを頼んでシェアしたのだけど、クワトロ・フォルマッジが好物だという人があった。
追加のハチミツも添えられた。チーズの力強さがあるが、生地の風味も負けていない。ミミの部分は特に小麦の香りが高く、焼いた風味を味わう。香りがいい。
スパゲティは日替わりメニューから、小柱が入ったトマトのスパゲティ
食感が心地いいスパゲティ、小柱の弾力とで、リズムがある。青菜は程よく苦味があり、これもまたトマトソースの旨味を引き出しているよう。
ウニのクリームスパゲティ。以前から気になるメニューではあったが、家族で来た時に注文することがない。そこまでウニの風味は強くないと思う。クリームの円やかさが印象的。クセはなく、ほんのりと濃厚なコクを感じるような具合。
サービスも料理もこなれている。人気のお店で、いつも混んでいるのにはわけがある。いい店だと思う。
新宿区と文京区の大規模ガス障害に巻き込まれたというニュースを見た。復旧したら食べに行こう、そう思っていた。
ランチで訪問する。
マルゲリータ
もっちり生地は甘みを感じ、チーズの伸び、コシがある。酸味の高いトマトソースは、生地の甘みを引き立てていると思う。
ビスマルク
卵はしっかり目の火の通し具合。卵は最初の一口分、ベーコンの存在感がある。チーズたっぷりなのがうれしい。
きのこのピザを選んだ。
きのこの旨味、トリュフオイルがたっぷりで、とても香りがいい。赤玉ねぎの刺激と食感、玉ねぎの香りがキノコの旨味を引き立てているみたい。
ピザだけをサクッとランチだったけど、ワイン飲めるようになったら、もう少しゆっくり寄りたい。
夕食、ピッツァを食べに来た。
マルゲリータ、ビスマルク、マノス、サルシッチャ。
マルゲリータは、生地の甘さに気が付いた。
フレッシュなトマトソース、伸びのあるチーズ。
ビスマルクは、卵がくずされて、ほぼ生の黄身を隠すくらいの白身の白。
溶け出す黄身をからませながら食べる。
マノス、トウモロコシのピッツァ。
トマトソースに、そぎ切りにしたトウモロコシ、やはりトッピングにトウモロコシを使う場合は、これくらい存在感があった方がいい。
サルシッチャは、ややスパイシーな具、肉感があり、それをならすかのようなスパイスの香りだった。
オープンしたときから気になっていたお店、用事があって夕食の時間に帰宅。
それなら夕食を済ませて行こうと寄ってみた。
メニューを見ると、ピッツェリアだな。
改めて、屋号を見ると、ピッツェリアとバーとある。なるほど。
マルゲリータ、トリュフ香るキノコピザ、ナポリターノ(ちょっと名前違っていたかもしれない)
サラダとスパークリングワインをもらう。
ワインは甘口だった。
結構甘い。これならば、メニューに甘口と断りが欲しいな。
オリーブつまみ、サラダで食事の準備というところかな。
マルゲリータ。
生地の甘みと香ばしい香り、ミミの焼き目によるものと思う。
トマトソースの甘み、幾重にか重なるいろいろな旨味がある。
キノコのピザは、トリュフ香るというには、少し弱め。でも、キノコの旨味はたっぷりだった。
トマトソースが入らない分、キノコの風味が際立つ。ただし、もう一味欲しいな。
ナポリターノは、トマトソースのピザ。ニンニクのパンチが効いている。
予約をした方が無難だと思う。
7位
1回
2017/06訪問 2017/06/17
随分陽が伸びた。
19時くらいじゃ、まだ明るい。17時を少し回ったあたりに到着した。
先客なかったけれど、予約が結構入っているみたい。テーブルは二時間までと案内があった。
まず最初に飲み物が注文なんだろうけど、骨付き鶏が30分かかる。いの一番に注文をする。
白州のハイボールに、焼き鳥をお好みで何本か。本日のおすすめから、パクチーともやしのナムルなどをお願いした。
ハイボールうまいな。
程よい炭酸の刺激と鼻を抜ける香り。
焼き鳥は大ぶり。大山どりを使っているということ。これだけの表記だと、銘柄鶏か、地鶏かは分からないけれど、十分に満足できるおいしさ。
タレは、人懐っこさのある甘さが印象的だった。
親鳥もあるあたり、西の方の焼き鳥なんだな、と思った。
骨付き鶏の完成、キッチンばさみで、手際よくさばいてくれる。
カリカリの皮目、ふっくらジューシーな中身、そして調味してある油。
この油をおにぎりにつけて〆とする。
8位
1回
2017/05訪問 2017/05/05
昼酒を楽しもう。
以前通りかかったときに、とんかつとしては珍しい部位の品書きが店頭にあった。
カウンターのみの店内、メニューを確認すると、定食が主体だった。
それでも、ビール、日本酒の用意はある。
そして、定食のごはん、スープ抜きができるみたい。それなら、とんかつ飲みができる。
らんぷのとんかつを単品で、リブロースを定食で注文する。
自慢のスープとごはんもどんなか興味あったのでね。
お通しは豚肉の山椒煮、これがピリリとして、ビールによくあう。
定食のお新香もつまみ、とんかつの仕上がりを待つ。
リブロースの登場、なかなかの存在感。
中央部の脂身も赤身も一番多い箇所は、ローズピンクの仕上がり。
脂がうまい。あまくてとろける。
それに、がっつりと赤身のボリューム感。
衣が細かく、気が付かないものの、しっかりとした衣の役割がある。これすごいね。
続いて登場のらんぷ。
これは肉に味わいがある。
じんわりと味が染み出してくる感じ。脂身は、ほぼない。
どちらも秀逸なんだけど、リブロースの上等な脂を味わってしまった。ランプ、リブロースの順番だったら、また印象が違っていたかもしれない。とはいえ、かなりの満足感。
ごはんは、無くても良かったな。
スープは豚肉の旨味がよく出ている。けれども、味噌を入れて豚肉主体の豚汁にするといいのではないだろうか。
9位
1回
2017/05訪問 2017/05/05
大人気。電話番号を残して、1階のサンマルクカフェでお茶をする。
およそ40分くらい。
受付の人、待ち時間の見積もりが正確だ。。。
オムライス、ハンバーグ、グラタン、メンチカツを注文する。
メンチカツは、ソースとデミグラスソースが用意される。
キャベツの千切り、トマト、ポテサラ、パセリが添えられている。
さく、さくっとした衣、肉感もあり、玉ねぎの甘みもあり。デミグラスソースが、特にいい。
グラタン、ホワイトソースはゆるい。
鶏肉の香り、大き目野菜もあり、よく噛むグラタン。
マカロニが入っているということだったけど、ほとんど目立たなかった。それだけ肉と野菜が沢山だった。
オムライス、綺麗な黄色。
これはトマトソースを用意してもらった。
厚みのある玉子、中身はビーフピラフ、パラパラのごはんに牛肉の旨味、ふっくらとした玉子。
トマトソースは酸味があって、卵の風味を補完している。
ハンバーグにもたっぷりのドミグラスソース。
メンチカツとは違った肉感。キレがある。
マッシュルームのドミグラスソースは、メンチカツに添えられていたドミグラスソースと微妙に違いがあるよう。
10位
1回
2017/08訪問 2017/08/08
台風のさなか、お店に寄ってみる。
店内の冷凍ケースには、ジェラートのバラエティが、とてもたくさん。
フルーツ系は、入口入って右手側のケースにあった。
山梨のみならず、近隣のフルーツ産地のジェラートもあるみたい。
六種盛りを注文する。いろいろと食べたいからね。
すだち、もも、すいか、チョコミント、チョコチップ、ブルーハワイを選択する。
プラムを試食サイズおまけしてくれた。
やはり、フルーツのジェラートが素晴らしい。
フルーツそのものよりも、よりフルーツの良いところを引き出している。
スイカは、一口で、スイカの果肉が広がるが、スイカ特有の青臭さが感じられない。ジェラートにすることで、長所だけを伸ばすような、そんな印象を持った。
予約をしておいた。
奥の小上がりを用意しておいてくれた。
山賊焼き
松本の名物料理、揚げてあるけれど、焼きとは。。。
恐らく、いろいろな物語があるのだろうな、なんて想像を巡らす。
見た目は竜田揚げ、かりっとした衣に、ジューシーな鶏肉、肉汁があふれるほど。旨みがあり、クセがない、そして柔らかい。
お造り盛り合わせ
マグロ、生タコ、ツブ貝、赤買、ヒラメ。
ツブ貝が、部位によって旨みが異なる。風味の強い部分と旨みの強い部分。コリコリとした食感を噛んでいると、旨みが後からあふれ出してくるよう。
ヒラメは柔らかく、淡泊な旨みがでてくるところ。赤貝、マグロ、タコ、ともによかった。
タコのから揚げは、吸盤がうまい。コリッとした食感が崩れていくような感触を味わわせてくれるし、弾力もいい。
タコときたら、イカ。
イカウニ。
イカソウメンにウニが乗っている。そこにミョウガが飾られていた。
このウニの甘さ、イカの甘さ、それらの相乗効果、上品な味付けが、さらに極上の味わいにしている。
酒は、大雪渓の槍。限定酒。キレのある酒、安曇野の酒。
お通しは三種盛り、おからのポテトサラダ風、枝豆豆腐、白エビの盛り合わせ。
ふぐカルパッチョ
真夏に食べるふぐ。きゅうりの千切りが添えられていた。
このきゅうりの雑味が、ふぐにちょうどいい。オリーブオイルで食べるふぐ。
鮎一夜干し
いい香り。
頭からバリバリ食べる。開いているから、ハラワタはなく、苦味は頭の部分だけ。
身の厚さ、旨み、ともに良質。
大信州をお替りした。