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夜の点数:4.0
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¥4,000~¥4,999 / 1人
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料理・味 4.0
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|サービス 3.5
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|雰囲気 4.0
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|CP 3.0
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|酒・ドリンク 3.0
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[ 料理・味4.0
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| サービス3.5
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| 雰囲気4.0
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| CP3.0
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| 酒・ドリンク3.0 ]
川魚万歳
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2022/05/16 更新
なまずを食べに行きました。
さてさて、早仕舞いのお店だから、19時くらいには始めたい。
お店の前に待ち合わせをして、一緒に暖簾をくぐるのがいいでしょう。
早速一人遅刻してるし。。。
それならば三人で始めようと
風格のある佇まいです。
お店の前にある路上のパーキングエリアには、ハイヤーが何台か停車していました。そういった社用族の利用もあるようです。
それと、ここで待っていると、お店から食欲をそそるいい匂いがしてくるのです。
入り口入ってすぐにテーブルがいくつか、ランチは、ここのテーブルを使うのかな。奥に行って右へ折れると、座敷が続いています。
僕が予約していたのは禁煙の席、ちょっと奥まった座敷です。
他の座敷は賑わいの声が漏れ聞こえてきますが、禁煙席は貸切状態。宴会の場合だと、一人でも喫煙者がいると、喫煙席を選ぶものですからね。
座卓が並べられた座敷、座卓にはガスコンロが乗せられています。
ビールを注文、瓶ビールはエビスと黒ラベルが用意されている。エビスビールを選択しました。
なまずを食べる前に、どぜうも食べておこう。
鍋は一人前から用意できるということ。
丸鍋です。
どぜうを下処理してあるから、温める程度で食べられます。
座卓に用意された小口ネギをたっぷり入れて、好みで山椒やら、七味やらを振りかけて食べます。
柔らかなどぜうは、箸で持ち上げるのに苦労するくらいの柔らかさ。
どぜうを食べたことがあると思うのだけど、思い出せない。それは食べたことがないのと同じこと。
柔らかなどぜう、一番太い中骨が食感として感じる程度です。
淡い味わい、山椒などを振り掛けると香りが立ち、ネギの風味と相まって、なんともいえない滋味を味わえる。
この味わい、何に例えればいいのだろうか。。。
他の同僚もどぜうを食べるのは初めて、見た目のインパクトは中々だけど、皆気に入ったみたい。
こちらはぬき鍋、どぜうを開いて骨をとったもの。
なんでも、伊せ喜が考案したそうです。
割り下がしかれた鉄鍋に、どぜうを入れて、煮て食べる。どぜうの下には笹垣牛蒡があります。焼き豆腐、牛蒡も一緒に煮込み、こちらにも小口ネギをかける。すき焼きのように、卵をといたものにつけて食べます。
こちらの割り下は、濃い目の味わい。卵につけてその味わいが円やかになる。ふっくらと煮上がったどぜうはふっくらとしていて、クセがなくあっさりとしている。
丸に比較して、こちらは開いているだけだから、よりどぜうの風味を味わえます。
それにしても身が小さいから、あっというまになくなってしまう。
サービスの鰻の肝の煮凝りプルプルのゼラチン質、温かなどぜうを食べて温まった箸の温度で溶けるほど。
旨みが凝縮されておりました。
ここらでいよいよなまず鍋を注文します。やはり、一人前から注文可能です。
テーブルは二つ、コンロも二つ、鍋は別々にもらうことにしました。中々にインパクトのあるルックスです。
身の色は変わりませんが、卵、肝の色がことなります。
下の写真では、肝は黒っぽい色をしていますが、上の写真では豚や牛のレバーと似た色です。
卵は通常は緑色なのですが、上の写真では黄土色に見える。
白いものは、胃袋ということでした。
個体によって色が異なるようです。番頭さん(?)と思わしき人が丁寧に説明してくれました。
よーく火を入れてできあがりです。それを卵に付けて食べるということです。
煮えるまで、鯉のあらい(上)でもつまんでビールを傾けます。
シャキシャキとした歯ざわり、泥臭さなど微塵も無く、タンパクな身の味わいを酢味噌で楽しみました。
そうするうちになまず鍋がいい感じになりました。
身は柔らかく、プルプルの皮のゼラチン質とともに、中々の味わいです。
淡白な味わいは全くクセが無く、結構煮込んだのですが、身肉は柔らかなまま、箸で簡単に割けるほどです。
濃い甘辛い割り下の味わいがちょうどよい、卵に絡めてハフハフ言いながら食べます。
胃を食べてみたら、これまたびっくり、豚のもつのようです。しっかりした歯ごたえでありながら、噛んでいくと段々と柔らかくなっていく。これが豚のもつと違うところ。
濃い味だから、お酒かごはんが無いと、味が濃すぎるかもしれない。
堪能しました。同席した同僚もなまずのおいしさにびっくりです。
なまず鍋が食べられるのは3月いっぱいです。
冒頭の同僚は、なまずも良かったようですが、お店の雰囲気が気に入ったそうです。
しっぽりとした雰囲気がよかったみたい。でも、「彼女はどぜう食べないでしょ?」と聞いたら、「そうなんです」と返していました。
やっぱり、そうだよね。。。
見た目と先入観からしてみると、中々にハードルが高いですね。
ちょっと一歩を踏み出せば、新たな世界があります。
帰りがけ、チロルチョコをもらいました。
さきほどの番頭さんが、手渡してくれますが、「どぜうは入ってませんよ」と笑いながらの手渡しです。
分煙されています。