tabe-arukiさんが投稿したどぜう 伊せ喜(東京/清澄白河)の口コミ詳細

レビュアーのカバー画像

誘われるよりも誘う方、でも、一人の方が気楽とか考えちゃう

メッセージを送る

tabe-aruki (男性・東京都) 認証済

この口コミは、tabe-arukiさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

最新の情報とは異なる可能性がありますので、お店の方にご確認ください。 詳しくはこちら

利用規約に違反している口コミは、右のリンクから報告することができます。 問題のある口コミを報告する

閉店どぜう 伊せ喜清澄白河、森下、菊川/どじょう

1

  • 夜の点数:4.0

    • ¥4,000~¥4,999 / 1人
      • 料理・味 4.0
      • |サービス 3.5
      • |雰囲気 4.0
      • |CP 3.0
      • |酒・ドリンク 3.0
1回目

2010/03 訪問

  • 夜の点数:4.0

    • [ 料理・味4.0
    • | サービス3.5
    • | 雰囲気4.0
    • | CP3.0
    • | 酒・ドリンク3.0
    ¥4,000~¥4,999
    / 1人

川魚万歳

なまずを食べに行きました。
さてさて、早仕舞いのお店だから、19時くらいには始めたい。
お店の前に待ち合わせをして、一緒に暖簾をくぐるのがいいでしょう。

早速一人遅刻してるし。。。

それならば三人で始めようと

風格のある佇まいです。
お店の前にある路上のパーキングエリアには、ハイヤーが何台か停車していました。そういった社用族の利用もあるようです。
それと、ここで待っていると、お店から食欲をそそるいい匂いがしてくるのです。
入り口入ってすぐにテーブルがいくつか、ランチは、ここのテーブルを使うのかな。奥に行って右へ折れると、座敷が続いています。

僕が予約していたのは禁煙の席、ちょっと奥まった座敷です。
他の座敷は賑わいの声が漏れ聞こえてきますが、禁煙席は貸切状態。宴会の場合だと、一人でも喫煙者がいると、喫煙席を選ぶものですからね。

座卓が並べられた座敷、座卓にはガスコンロが乗せられています。

ビールを注文、瓶ビールはエビスと黒ラベルが用意されている。エビスビールを選択しました。
なまずを食べる前に、どぜうも食べておこう。
鍋は一人前から用意できるということ。


丸鍋です。
どぜうを下処理してあるから、温める程度で食べられます。
座卓に用意された小口ネギをたっぷり入れて、好みで山椒やら、七味やらを振りかけて食べます。
柔らかなどぜうは、箸で持ち上げるのに苦労するくらいの柔らかさ。

どぜうを食べたことがあると思うのだけど、思い出せない。それは食べたことがないのと同じこと。

柔らかなどぜう、一番太い中骨が食感として感じる程度です。
淡い味わい、山椒などを振り掛けると香りが立ち、ネギの風味と相まって、なんともいえない滋味を味わえる。
この味わい、何に例えればいいのだろうか。。。

他の同僚もどぜうを食べるのは初めて、見た目のインパクトは中々だけど、皆気に入ったみたい。


こちらはぬき鍋、どぜうを開いて骨をとったもの。
なんでも、伊せ喜が考案したそうです。
割り下がしかれた鉄鍋に、どぜうを入れて、煮て食べる。どぜうの下には笹垣牛蒡があります。焼き豆腐、牛蒡も一緒に煮込み、こちらにも小口ネギをかける。すき焼きのように、卵をといたものにつけて食べます。
こちらの割り下は、濃い目の味わい。卵につけてその味わいが円やかになる。ふっくらと煮上がったどぜうはふっくらとしていて、クセがなくあっさりとしている。
丸に比較して、こちらは開いているだけだから、よりどぜうの風味を味わえます。
それにしても身が小さいから、あっというまになくなってしまう。


サービスの鰻の肝の煮凝りプルプルのゼラチン質、温かなどぜうを食べて温まった箸の温度で溶けるほど。
旨みが凝縮されておりました。

ここらでいよいよなまず鍋を注文します。やはり、一人前から注文可能です。
テーブルは二つ、コンロも二つ、鍋は別々にもらうことにしました。中々にインパクトのあるルックスです。

身の色は変わりませんが、卵、肝の色がことなります。
下の写真では、肝は黒っぽい色をしていますが、上の写真では豚や牛のレバーと似た色です。
卵は通常は緑色なのですが、上の写真では黄土色に見える。
白いものは、胃袋ということでした。
個体によって色が異なるようです。番頭さん(?)と思わしき人が丁寧に説明してくれました。

よーく火を入れてできあがりです。それを卵に付けて食べるということです。

煮えるまで、鯉のあらい(上)でもつまんでビールを傾けます。
シャキシャキとした歯ざわり、泥臭さなど微塵も無く、タンパクな身の味わいを酢味噌で楽しみました。

そうするうちになまず鍋がいい感じになりました。
身は柔らかく、プルプルの皮のゼラチン質とともに、中々の味わいです。
淡白な味わいは全くクセが無く、結構煮込んだのですが、身肉は柔らかなまま、箸で簡単に割けるほどです。
濃い甘辛い割り下の味わいがちょうどよい、卵に絡めてハフハフ言いながら食べます。
胃を食べてみたら、これまたびっくり、豚のもつのようです。しっかりした歯ごたえでありながら、噛んでいくと段々と柔らかくなっていく。これが豚のもつと違うところ。
濃い味だから、お酒かごはんが無いと、味が濃すぎるかもしれない。

堪能しました。同席した同僚もなまずのおいしさにびっくりです。
なまず鍋が食べられるのは3月いっぱいです。
冒頭の同僚は、なまずも良かったようですが、お店の雰囲気が気に入ったそうです。
しっぽりとした雰囲気がよかったみたい。でも、「彼女はどぜう食べないでしょ?」と聞いたら、「そうなんです」と返していました。
やっぱり、そうだよね。。。


見た目と先入観からしてみると、中々にハードルが高いですね。
ちょっと一歩を踏み出せば、新たな世界があります。

帰りがけ、チロルチョコをもらいました。
さきほどの番頭さんが、手渡してくれますが、「どぜうは入ってませんよ」と笑いながらの手渡しです。

分煙されています。

2022/05/16 更新

エリアから探す

すべて

開く

北海道・東北
北海道 青森 秋田 岩手 山形 宮城 福島
関東
東京 神奈川 千葉 埼玉 群馬 栃木 茨城
中部
愛知 三重 岐阜 静岡 山梨 長野 新潟 石川 福井 富山
関西
大阪 京都 兵庫 滋賀 奈良 和歌山
中国・四国
広島 岡山 山口 島根 鳥取 徳島 香川 愛媛 高知
九州・沖縄
福岡 佐賀 長崎 熊本 大分 宮崎 鹿児島 沖縄
アジア
中国 香港 マカオ 韓国 台湾 シンガポール タイ インドネシア ベトナム マレーシア フィリピン スリランカ
北米
アメリカ
ハワイ
ハワイ
グアム
グアム
オセアニア
オーストラリア
ヨーロッパ
イギリス アイルランド フランス ドイツ イタリア スペイン ポルトガル スイス オーストリア オランダ ベルギー ルクセンブルグ デンマーク スウェーデン
中南米
メキシコ ブラジル ペルー
アフリカ
南アフリカ

閉じる

予算

営業時間

ページの先頭へ