tabe-arukiさんが投稿した串たなか(京都/烏丸)の口コミ詳細

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tabe-aruki (男性・東京都) 認証済

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串たなか烏丸、四条(京都市営)、烏丸御池/串揚げ、居酒屋、日本料理

1

  • 夜の点数:4.6

    • ¥4,000~¥4,999 / 1人
      • 料理・味 4.6
      • |サービス 3.5
      • |雰囲気 3.5
      • |CP 4.0
      • |酒・ドリンク 3.0
1回目

2012/08 訪問

  • 夜の点数:4.6

    • [ 料理・味4.6
    • | サービス3.5
    • | 雰囲気3.5
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク3.0
    ¥4,000~¥4,999
    / 1人

20種類の一方通行

予約をして出かけました。
この夜は、予約客のみだったみたい。出かける際には、予約は必須だろうと思う。

カウンターに着席、まずは瓶ビールをもらう。
先客は、カウンターの奥の三人連れだけかと思いきや、二階にも団体が入っているみたい。時折、笑い声が聞こえてきた。

さて、野菜が用意され、トマトのサラダも用意された。
串揚げは、おまかせの一方通行である。

早速餅があがった。これは塩で食べる。
まん丸ぷっくらとした餅、はふはふ言いながら食べる。

牛串、スタンダードな串、ソースで食べるのがいいみたい。
ちょうどよい衣の厚さ、牛の赤みを使っていて、その赤みの旨みが、これまたちょうどよい温度に仕上がっている。
ソースを絡めて食べる。ソースが甘みを補っているようだ。脂身よりも、こちらの食べ方の方が好きだな。

鱧、青しそが巻かれている。
ポン酢で食べる。
一口大ながら、それだけで食べるのはもったいないと感じてしまう。ふわっとした身がほぐれていくようである。熱々ながらも、きちんと味わえる。ちょうどよい温度だ。

豚ネギ、豚肉に長ネギが交互になっている串、ネギが熱いだろう。
そんなことは分かっているけれど、串を出されたら、すぐさま食べたい。牛とは違ってクセのすくない豚肉、ネギの熱いジュースも火傷に注意しながら、一緒に食べる。

舞茸は、ベーコンがまかれていた。何にでも合うそう。
塩、ポン酢、マヨネーズ、ソースが用意されている。いずれも一手間入っているようだ。
やや強めに揚げられた舞茸、ベーコンの風味が利いている。ポン酢が気に入ったな。

マッシュルームが大振り、どうなってるんだろう。大振りマッシュルームをカットして、寄せて揚げているのかな。丸々一個ではなかった。マッシュルームのジュースが衣のうちに封じ込められ、バターがその味わいを昇華させている。

とうもろこし、粒を寄せて揚げたもの。お父さんが、ばらけてしまうので注意してください。とにこりとしながら置いていった。
見た目は、強めに揚がっているようだけど、粒の内側は、ちょうどよい加減だった。
とうもろこしの風味が、次々にはじける。

ここにきて海老がきた。
大振りの海老、見るからにうまそうだ。
繊維がほぐれていくような海老、この種のみ丸い細い竹串を使っており、その串が背の内側ギリギリに打たれている。
なるほど、こうすれば、海老の芯はレアで仕上げることができる。この海老の身がほぐれていくような、そんな食感と甘さに参った。

チーズは、ブルーベリージャムが添えられてきた。
カマンベールチーズのようだ。ジャムの甘さが、チーズの酸味を盛りたてている。加熱することで、旨みが増したチーズ。

豚バラは、チャーシューのような見た目、タレにくぐらせるからだろうか。
小皿が用意され、そのタレをよく絡めて食べる。豚バラ肉、ほぐれる柔らかな身に豚肉の芯のしっかりした旨みがあった。

かぼちゃ、まるでコロッケだ。
ホクホクとかぼちゃの甘みだけを引き出している。塩とマヨネーズが相性が良かったと思う。

生麩はよもぎ麩がやってきた。
揚げ上がりは、ぷっくらと膨れる。その膨れを縮めるから、内と外とで、差があり、しわができる。それが、また、なんとも食感の面白さを生んでいる。このモチモチの食感、よもぎの香りがほんのりと立ち上る。

続いての串は、パン
細いバゲットにグラタンが入っている。そんな印象を受けた。バターの風味もいい。さながら、ミニパングラタンだ。

鯵、魚の鯵です。と説明された。
アジフライだ。ポン酢で食べる。切り身をくるくると丸めて揚げてある。青魚の特有のクセは最小限に、かといって鯵の風味が感じられる、そんな仕上がりになっている。

うずらのたまご、串揚げでは外せないと思う。
やや大振りなうずらのたまご、一口で食べるのはもったいないと二口で食べた。

三つ葉、これはメダルのようになっている。キスだろうか、魚で巻かれており、その中央に三つ葉があしらわれている。その香りがいい。柔らかな魚の身は、揚げることによって引き出されたものだろう。

アスパラガス、薄い豚肉に巻かれていた。
噛むとじゅわっと広がるアスパラガスのジュース、嫌味は無く、アスパラの香りのみが広がる。豚肉が巻いてあるので、ボリュームもある。

無花果、熱々だ。
これは、フーフーしながら食べるけれど、果実の中央の種(?)の部分、そこのほっこり加減がたまらない。ばらしながら、少しづつ食べる。

貝柱、ホタテだった。
ちょうど火が入ったタイミングの大振り貝柱、割けるという感覚が、かろうじて出てくるくらいの過熱だろうか。甘みがある。

最後は、リンゴ、シナモンが振りかけられる。まるでアップルパイのようだ。
串を置かれると、シナモンの香りが立ち上る。酸味がやや強めながら、シナモンの風味で落ち着かされる。

20串のおまかせ一方通行、堪能した。

2021/06/16 更新

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