わちきんさんのプロフィール詳細

評価基準は、一定口コミ数以上の食べログで表示される数値で、最近の感覚としては、

2.5 考えうる最悪レベル
3.0 一口も食べたくない
3.3 飲込めるがまずい
3.5 一度限りなら許せる
3.7 再訪微妙
4.0 ぜひ再訪したい

って感じです。

ただ昔の評価見ると、味覚の発達のためか、評価は今より緩い(昔は3.3が標準で今の3.5くらいの感覚)一方、メリハリは今よりも強いようで、少し統一感がありません。

海外の食べログ投稿を始めたのは少し遅いですが、年2回イタリアに行ってるので、静岡県東部とイタリアを中心に投稿しています。海外投稿はアプリからは見れないので、ブラウザからご覧下さい。

以下、参考まで、私のイタリア旅行体験からまとめた、イタリアの美味しい店の探し方です。ごちゃごちゃ言ってるけど、結局、食べログ見たらイマイチな店ばかりじゃんって？オフシーズンだから行きたい店の大半が閉まってるんです。。

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イタリアの美味しい店の探し方〜工学的アプローチ

① 共通編
・食べログやMichelin等のレーティングを否定する人は多いが、特に初訪問地で短期間で美味しいお店を効率的に探すためには、レーティング情報は非常に有効 (自分の舌だけを信じるとか昭和の頑固親爺的な人は大抵、大したことがない。私は、そういう人より、ずっと自分の舌に自信があるからこそレーティングを活用している。ちなみにイタリアはレーティングが最も充実した国)
・レーティング情報を使って美味しいレストランを探すということ＝確率分布全体の形状を把握すること(何が確率変数やねん！)という比喩が分かりやすい(逆に意味不明？)。このとき、レーティング情報とは、標本統計量の一種であり、後者から前者を再現はできないのは当たり前だが、効率的に前者の特徴を把握可能ということ
・もちろん、レーティング情報に載っていない(標本のない)良い店もあるが、レーティング情報のある店に絞っても十分過ぎる数があり、良い店を選び損ねるリスクは小さい
・レーティング以外にも、GoogleマップやTripAdvisor、HP等の写真や口コミ、評価、外観、メニュー、ブログ等、様々や標本統計量があることから、費用対効果も踏まえつつ、各標本統計量の性質を踏まえ、確率分布全体を把握しようとする姿勢が重要 (これをレーティング情報の弱点の補完という)
・ローマ、ローマ近郊、ミラノは、高くて見た目だけの店も多いため、これらのレーティング情報を活用しても、良い店の候補を抽出するのはやや面倒
・州、県によって美味しい食材を把握しておくことは基本であり、訪問先の主要メニューに加え、DOP、IGPも必ずチェック (ウェブにカタログ等あり)
・もちろん、基本メニューや食材のイタリア語は、覚えておき、分からない単語はすぐに調べられるようにアプリを入れておく
・主要な観光都市以外の観光情報は多くないが、ピエモンテやプーリア、シチリアのような準観光州でも良い書籍があり、CREAのような雑誌でもしばしば取上げられる。なお小さな町でも、参考になるかは分からないが、マニアックなブログがある場合が多い

②レストラン編
・以下のレーティング情報(イタリアはGault Milau、ZAGATは無)から、基本的には1〜6を参照し、必要に応じて、それ以降も参照
・レーティング情報には、クセがあり、当たり率も異なり、例えば、州にもよるが、1、2は、1〜2割の確率で、創作・ビジュアル系で味はイマイチな店もある
・このため、事前チェックでは、レーティングで抽出した店について、レーティング以外の標本統計量を組合わせ、本当に美味しい可能性が高いか、希望と合っているかを考え、絞りこむ。当日決定なら、現地で外観やメニューも確認
・イタリアは、営業開始が遅かったり、休み(特にバカンスシーズン、クリスマス)が多いので、周辺に有力候補が少ない場合は、ウェブで確認、それでも分からない場合はメールやFacebook Messenger、コンシェルジュ、観光案内所、滞在先ホテル、ココナラ等を活用して確認する (あらゆる手を尽くしても不可能なこと多い)
・訪問先の周辺だけでなく、ホテルから公共交通やタクシーで簡単に行ける美味しいお店がある可能性もあるため、私はGoogle Mapに州単位で全て事前に登録している (他のレーティング情報と合わせると、州によっては5千を超える)
・ちなみに、ピエモンテ州以外のイタリア料理は、食材の味を活かしたシンプルな料理なので、イタリアで良質な食材を購入すれば、 ブロードはSTARのような調味料で手抜きをしても(もちろん私は自分でとりますが)、簡単に大抵の高級リストランテより美味しいものが作れるし、味覚の発達との相乗効果もあるため、興味のある方は良いレシピも探す (なお、人工調味料を使うのは邪道という硬派な人もいるが、料理の美味しさの主成分は、食材、レシピ、調理技術等からなると解釈でき、これらの適切なバランスから構成される)
1. Michelin (本、iPhoneアプリ)
2. Gambero Rosso (本、iPhoneアプリ)
3. Espresso (本、iPhoneアプリ)
4. Slow Food (本、iPhoneアプリ)
5. il Mangiarozzo (本、iPhoneアプリ)
6. il Golosario (本、iPhoneアプリ)
7. JRE (iPhoneアプリ)
8.  La Liste (iPhoneアプリ)
9. JRE (iPhoneアプリ)
10. La Repubblica (州別本、食材と共通)

③ ピザ編
・ハズレ率が高いので、レーティング情報の弱点の補完が特に重要
1. Gambero Rosso (本)

④ パン編
1. Gambero Rosso (本)

⑤ ストリートフード編
1. Gambero Rosso (本)

⑥ バール編
・ハズレ率が高いので、レーティング情報の弱点の補完が重要
・掲載店でもオシャレな店はハズレ率がやや高い
・掲載店でなくても、各都市と老舗(町の中心にある古臭い感じの店)、国鉄駅内の名もないバールやチェーン店は、エスプレッソ、カプチーノ、コルネット等の基本メニューは、当たり多い (数をこなしてるから?)
・シャケラートやビチェリンのような、非基本メニューは、エスプレッソ等が当たりでも、外す可能性が高く、専門店が無難
・豆に拘りがある人は、外の看板を確認する (全国ブランドだけでなく、各地域・町の美味しいブランドもあり)
・後述する焙煎屋はまず当たり。torrefazioneの単語は覚えておく
1. Gambero Rosso (本)

⑦ エノテカ
1. Gambero Rosso (本)

⑧ 焙煎珈琲編
焙煎屋はエスプレッソも美味しく、豆の購入も失敗が少ない
1. Slow Food (Web)

⑨ ケーキ・菓子編
1. Gambero Rosso (本)

⑩ ジェラート編
・レーティング情報の店舗数が多くないが、ジェラート容器に金属蓋がある店は大抵、美味しい(温度管理が重要だから)という簡単な見つけ方もある
1. Gambero Rosso (本)

⑪ チョコ編
1. Espresso (本)

⑫ ワイン編
・ワインは、イタリアワインのテキストを購入し、ブドウの品種、DOCG、DOCに何があるか、それらの特徴を抑えておく
・ピエモンテやラツィオ等、日本にたくさん輸入されている地域は、内外価格差が小さいが、サルデーニャのようにあまり輸入されてない州では安くて美味しいワインが飲める
1. Gambero Rosso (本、iPhoneアプリ)
2. Espresso (本、iPhoneアプリ)
3. Slow Food (本、iPhoneアプリ)
4. Veronelli (本、iPhoneアプリ)
5. GoWine (本)

⑬ 地ビール編
・美味しいお店には、地元の美味しい地ビールを置いていることが多いので、チェックしておく必要性は低い
1. Slow Food (本)
2. Espresso (本)

⑭ オリーブオイル編
・DOP情報は押さえる
1. Gambero Rosso (本)
2. Flos Olei (本、iPhoneアプリ)

⑮ チーズ編
・書籍やウェブ情報等を活用し、DOP情報は押さえる
・事前に日本の輸入専門店で同じ種類のものを食べておくと感動が倍増する
1. Gambero Rosso (本)

⑯ ハム編
チーズ編と同様。
1. Espresso (本)
2. Gambero Rosso (本)

⑰ 蜂蜜
1. Gocce d'Oro (iPhoneアプリ)

⑱ 高級食材編
・その地域のDOP、IGP、Presidi情報は必ずチェック
・Peckは、質は良くても高いので、地域の上質な店を探すのがお勧め(ブランド好きの人へのお土産用)
・Eatalyは、清潔感はあるが値段は高め。質はまあまあレベルであまりお勧めしない
・その他、私は小麦粉、豆・栗粉を良く買うが、例えば1.には粉店は少なく、町名とMulino(Molino)で検索し、ホームページや写真をチェック
1. Golosario (本、iPhoneアプリ)
2. Slow Food (iPhoneアプリ)
3. Gambero Rossoトップブランド (本)
4. La Repubblica (州別本、レストランと共通)
5. Slow Food Prseidi (本)