yoshimin+さんのマイ★ベストレストラン 2016

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赤坂に勤めている会社員の備忘録としての食べたもの日記。

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マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

コメント

2016年も多くの「口福」を味わうことができました。
1位の札幌のレストランモリエール(ミシュラン3つ星)は予想以上でした。訪問する前は「地方の都市と東京ではミシュランの基準も違うから...」とそれほど期待していませんでした。ところが、北海道の食材を使ったフレンチとフレンドリーなサービスに大満足。次に札幌に行く機会があったら再訪は間違いないレストランです。
2位の箱根のオーベルジュ・オー・ミラドーは日本の最初のオーベルジュですが、料理に関しては非常にレベルが高く印象に残りました。旅先は気分が高揚するので、レビューは都内に戻って冷静になってから書くようにしているのですが、それでも他のオーベルジュとはレベルが違うと断言できます。
3位は都内から選出。都内では飯田梅のグランボッカは肉イタリアンとして有名ですが、塩胡椒だけで味付けをしたシンプルな黒毛和牛は記憶に残るおいしさでした。この店はポップオーバーも魅力的。昼も夜も満足できるお店です。
食べログで多くの情報をいただける他のレビュアーさんに心から感謝をしています。これからもよろしくお願いします。

マイ★ベストレストラン

1位

レストラン・モリエール (西28丁目、円山公園 / フレンチ)

1回

  • 昼の点数: 4.8

    • [ 料理・味 4.8
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 3.4
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥6,000~¥7,999

2016/08訪問 2016/08/17

すべてにおいて大満足。カジュアルなのに料理は本格的なミシュラン三ツ星レストラン。

まだ8月なのに私にとっての2016年のベストレストランの予感がします。

ミシュラン三ツ星ですが、カンテサンスやロブションとは格も金額も違います。
そもそもミシュランは都市によって基準が異なるので、このお店は東京にあったらミシュラン三ツ星は獲得できないと思います。

でも、東京の人間からすると、このお店のCPは驚異的。ランチは3800円〜と都内ではありえない価格設定。

さらに、このお店の魅力は北海道の食材を使い、地産地消をコンセプトにしていること。
このお店でしか食べることができないフレンチがあるのです。

料理は全てが美味しかった。最初から最後まで全てがおいしいお店はなかなか出会えないものです。ホームページにメニューが載っているので、好みのメニューを選択して、苦手なものがある場合は予約時にちゃんと申告することが大切。

私はこのお店のサービスもとても気に入りました。決して堅苦しくなく、でも客の要望にはちゃんと応えてくれる。ホールのチーフの男性のユーモアはとてもリラックスできましたし、女性スタッフの豪快な笑い(失礼)のファンになりました。
こういう自然な接客を許して奨励しているお店の方針は素晴らしいと思います。
決して馴れ馴れしい感じではないプロの接客ですね。

ランチは3600円、5800円、7800円の3種類。価格は税込。10%のサービス料がかかります。

Menu Moliere(ムニュ・モリエール)5800円を選択。

◎ガスパチョ
スペインのガスパチョに比べると刺激が少ないのですが、夏野菜のおいしさをダイレクトに楽しめます。

◎ニョッキ
ふわっとした食感のニョッキ。

◯ホタテ
ホタテと大葉のフリット。手を使って食べます。フレンチというよりはイタリアン?和食なは近いかも。

◎野菜
ミッシェルブラスで食べたガルグイユに似た温野菜の料理。20種類以上の北海道産の野菜が使われていて、様々なソースがついてきます。
ミッシェルブラスのガルグイユよりもおいしい。コマのソースが特にアクセントになっています。

◎ホッキ貝
下にバターリゾットが敷き詰めてあります。魅せ方といい印象に残る料理。

◯洋ナシと紅茶のソルベ

◎合鴨
最近食べた中では一番の鴨でした。5800円のメニューとは思えないレベルの高い料理。

◎クレームダンジュ
文句ありません。

◯コーヒー、小菓子
小菓子は南フランスのスイーツで素朴なドーナツのようなものでした。

ソムリエの方にワインは合わせてもらいました。好みを伝えるの「どちらにしようか迷っているんですよ」と言われ、結局、2種類のワインを飲ませてくれたりして、ミシュラン三ツ星の偉そうなところが全くないんです。

私はミシュランの評価と私の好みは必ずしも一致していません。ミシュラン店でも、特に化学実験みたいな料理を出すお店は苦手。
このお店はミシュランの星とは関係なく素晴らしいお店。
さらに、私は都内と都外で評価の基準は全く一緒。単に地方都市だからといって高く評価することはしません。

フレンチ好きな方に訪問してほしい。単なるミーハーな方には来て欲しくないです。

  • ホッキ貝とリゾット
  • 合鴨とジャガイモのグラタン
  • ホタテと大葉のフリット

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2位

オーベルジュ・オー・ミラドー (箱根その他 / フレンチ、オーベルジュ)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.6
    • | サービス 4.1
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク 3.3 ]
  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.3
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 3.4
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥2,000~¥2,999

2016/11訪問 2016/12/03

オーベルジュの食事ではミラドーが一番じゃないかな。

再訪2016年11月週末

箱根にあるオーベルジュ。
日本で最初のオーベルジュと言われる料理を楽しむことを主眼とした「料理旅籠」です。

箱根の深い緑の中、真っ白な中世の貴族の館のような外観は、箱根の深い緑の中、訪れる人を魅了します。

オーナーの勝又氏は都内のフレンチのお店を売り払い、その資金で1996年にオーベルジュミラドーをオープンしたと言われています。
1996年といえば、日本が伝説のバブル景気に沸く時代ですから、その頃とは時代がまるで違うのですが、このオーベルジュはしっかりとした信念のもと、正しいフレンチを提供してくれるので、時代が変わっても根強い人気があります。

私はオーベルジュが好きで、人気の国内オーベルジュはかなり制覇したつもりですが、ミラドーの料理は、他のオーベルジュとはレベルが違うように思います。

今回の訪問は2回目でした。
量よりも質を重視で、メインが肉または魚選択の「美食の少食プラン」をお願いしました。
HP情報では15000円のフルコース「ガラディナー」を肉、魚とどちらか一方のみに絞った少食メニューで13000円のメニューのようです。

ラッキーなことに、部屋はジュニアスイートにアップグレードしてもらうことができました。
なお、ラッキーなアップグレードですので食べログの点数には反映させていません。

ジュニアスイートは決して広くはないのですが、部屋に暖炉がついていて、自由に暖炉の火をおこすことが可能です。火遊び、楽しい!

このオーベルジュ、テレビもWi-Fiもないので、のんびりと時間を過ごしたい方に向いています。夜は静寂そのもの。周囲にはコンビニのようなお店はありません。
山の中ですが、携帯の電波は入ります。

なお、オーベルジュなので部屋は比較的簡素。経年劣化も多少感じます。
引っ張る蛇口はフランス式でフランス好きにはたまらないかもしれませんが、不便な面もあります。トイレにはウォッシュレットはありませんし、便座も冷たいまま。この寒い季節には、温かい便座に慣れている私たちには、このヒヤッとした感覚は新鮮ですらあります。

ミラドーは食事を楽しむオーベルジュですので、食事以外の面ではいろいろと欠点もあります。

といっても、食事は素晴らしいの一言。他のオーベルジュとは格が違います。
なお、このオーベルジュには団体用のバンケットルームがあり、ツアーだとバンケットルームに通されるようです。食事内容も団体向けのようですね。

少食美食プラン
メニューはお任せなので、苦手なものをしっかりと事前に伝えることが大切です。
どの料理おいしかったのですが、特にフォアグラのコンフィは絶品。記憶に残るおいしいでした。

アミューズ
シャモ鶏のムース、エビのマカロン、アマゴのムース。アマゴのムースはツナみたいな感じ。これは勝又劇場への序章ですね。

前菜1
うに、あさり、白みる貝、オマール海老のシーフードとポワロー葱。
赤ワインのソース
オマール海老はしっかり主張しています。
ポワローはネギ本来の甘さがおいしい。「ネギは貧乏人のアスパラガス」と言われますが、目を閉じたら、ネギとわからないかも。

前菜2
フォアグラのコンフィもひよこ豆のペースト。
このフォアグラのコンフィは今までに食べたフォアグラの中でトップクラス。
口どけの良さ、フォアグラ独特の香り、上質なトリュフと合わせて食べると本当においしい。トリュフも上質なものですね。さすがです。
洋梨のグラニテがついていました。

メイン
真鯛のポワレとアカザ海老
トマトが使われ、キャベツの芯の部分をつかったソースとのこと。微かに酸味があるソースと鯛のおいしさのコンビネーションが素晴らしい。

メイン
足柄牛のフィレ肉
低温調理の足柄牛はフィレ肉なので脂は少ないのですが、それでも和牛のおいしさがしっかり感じられます。
ひよこ豆のペーストを焼いたものはミラドー定番。なお、私たちのプランの場合、肉または魚の選択でした。2人で訪問、シェアしているので。どちらの料理も記録に残しています。

デセール1
紅茶のソルベ

デセール2
ふじみのり赤ワインコンポート

このあと、プチフールとカフェは場所をバーに移動。夏は外のテラス席を利用するそうです。バーはさらに落ち着いた大人の雰囲気。

サービスもグランメゾンレベル。スタッフがよく勉強しているのがよくわかります。働き過ぎが心配になります。

ただし、残念な点も。
パンはライ麦パンのみ。これは残念。バゲットを含む数種類のパンを食べたかったです。
なお、朝食には6種のパンを楽しむことができます。

私たちにとって最も残念だったのは、グラスワインが赤白一種しかないこと。
周囲を見ると、豪快にボトルを何本もあけている夫婦もいましたが、私たちはボトルを開けるほど飲むことはできません。規模の小さなレストランなので、グラスワインの難しさはあると思いますが、もう少し充実させてくれると嬉しい。。

さらに、赤のグラスワインはボジョレーヌーヴォーでした。解禁直後で旬を大切にされたのかもしれませんが、足柄牛のメインにはヌーヴォーは軽すぎるような気がします。
なお、グラスワインの量は多めでたっぷりとサービスしてくださいました。

朝食はコロニアルミラドーにて。
コロニアルミラドーはアジア風の建物で、バリのリゾートをイメージしていただけるとわかりやすいと思います。

朝食は、甲殻類のフラン、キャビアと卵、野菜のスープ、ヨーグルトとグラノーラ、自家製野菜ジュース、フルーツコンポート、生野菜のサラダ、バン6種、自家製ジャム、カフェオレの内容でした。
朝から甲殻類のフランは嬉しいですね。パンがすべて焼きたて自家製でおいしい。野菜がたっぷりで1日のスタートとして身体が喜ぶ内容でした。

朝食は最も遅い開始時間は9時30分。
チェックアウトは11時。のんびりとした時間を過ごせます。もちろん朝風呂も可能。

男女別の温泉大浴場もあります。
さらに、混浴の水着着用のジャグジーもあります。水着着用エリアには露天風呂もありますが、人々の動線上にあるので、ちょっと使いにくいかな。

部屋にはミネラルウオーターのサービスあり。パジャマは持参です。バスローブはついています。歯ブラシなど最低限のアメニティはついています。

美食少食パックを利用して、ワインや入湯税すべて込みで支払い合計金額は一人当たり週末料金で34000円ほどでした。
週末は5000円アップになるので、平日なら5000円安くなります。
様々な宿泊パックはミラドーのHPを見ると書かれています。
私たちが利用したのより安い標準的なパックもあります。

スタッフが良い店を作ろうと一生懸命なのが伝わってくる素敵なオーベルジュでした。

  • メイン 足柄牛のフィレ肉 2016.11撮影
  • メイン 真鯛のポワレ 2016.11撮影
  • 前菜1皿目 海の幸とポワロー

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3位

トラットリア グランボッカ (飯田橋、牛込神楽坂、九段下 / イタリアン)

1回

  • 夜の点数: 4.4

    • [ 料理・味 4.4
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 昼の点数: 4.1

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.3
    • | 雰囲気 3.8
    • | CP 4.4
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥6,000~¥7,999 ¥1,000~¥1,999

2016/12訪問 2016/12/18

和牛が旨いイタリアン。

北参道にあるトラットリア タンタボッカの二号店。タンタボッカよりもお店は清潔感と高級感があります。

このお店は肉イタリアンとして有名。黒毛和牛を使った肉料理はさすが。ローストビーフのような定番メニューもあるのですが、お勧めは日替わりの和牛メニュー。
私が訪問した日は、宮城産内もも 200g3900円、静岡産 ザブトン 200g4300円、静岡産 サーロイン 200g5800円の3種。
日によっては単位が150gのこともあります。

このお店、ポップオーバーがついてきて、さらに、ホイップバターとメイプルシロップもついてきます。これがおいしくて止まらない。笑
なお、コペルトが540円かかります。

◎ザブトン200g 4300円
塩胡椒のみのシンプルな料理ですが、素材の良さを最大限引き出すような絶妙な火入れです。
和牛のザブトンなので肉らしい旨さと和牛の脂の両方が楽しめます。

ヤリイカのフリット830円
白ワインとの相性が抜群。

○タコのピリ辛トマト煮込み1180円
このトマトソースおいしい。ニンニクがたっぷり入っているのですが、複雑な旨味のあるトマトソースと柔らかく煮込んだタコがよく合います。

○ズワイガニとアボカドのタルタル1100円
オードブルとしては最高ですね。

フライドポテト500円

○タルトタタン840円
正統派のタルトタタンです。これは是非お勧め。

○カプチーノ500円

ワインはチリの白ワインが秀逸。ワインのセレクションは好みでした。グラスワインは900円から。

ランチはCPの良さが素晴らしいお店ですが、ディナーは質の勝負。決して激安店ではないのですが、どれも基本に忠実な料理です。
肉が好きな方には是非お勧めです。

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ランチレビュー
A5の和牛を使った料理がお勧めですが、ランチタイムに和牛を食べようとすると3800円のコースとなり、アミューズ、前菜、パスタ、メイン、デザート、コーヒーと時間がかかりそう。
今回、時間的な制約もあり、今回はパスタランチ1030円税込をオーダーしました。

結論、日本人のためのイタリアンという印象はあるのですが、1030円ランチとしてはかなり優秀。休日も同じ価格だそうですが、休日ならさらにお得に感じることでしょう。桜の季節はお堀の桜が美しそう。

パスタランチ1030円税込
ポップオーバー、季節野菜のバーニャカウダ、パスタを一つ選択。パスタは5種から選択できます。生パスタに変更が可能で、生パスタに変更しても料金は変わらず。

メインランチ 1650円税込
ポップオーバー、季節野菜のバーニャカウダ、肉料理もしくは魚料理の選択。訪問した日は、ホタテのカダイフ揚げ、カキフライ、豚ロースのグリルからの選択でした。

ランチコース 2480円
ポップオーバー、季節野菜のバーニャカウダ、パスタ、メイン、デザート、コーヒー。これが一番お得かもしれません。

プレミアムコース3800円
このコースは夜の食材を中心としていて、アミューズ、前菜、パスタ、和牛料理、デザートの盛り合わせ、コーヒーで構成。詳しくはスタッフに聞いてください、と書いてあります。

今回、オーダーしたパスタコース1030円では、ズワイガニとワタリガニのトマトソースを選択。

ポップオーバー
アメリカでかなり流行しているポップオーバーですが、ホイップバターとメイプルシロップが一緒にでてきます。おいしくないパンをおまけ程度に出す街中の大半のイタリアンに比べると、この時点でお客さんの心を捕らえることに成功しています。ポップオーバーとはシュークリームの外側の部分みたいなもの。

季節野菜のバーニャカウダ
ソースが熱くないので、バーニャカウダと呼べるかどうか疑問ですが、アンチョビベースのソースは野菜とよく合います。
レタスをちぎっただけ、市販のドレッシングをかけるだけの手抜きサラダを出す街中の多くのイタリアンの1000円ランチとはレベルが違います。

ズワイガニとワタリガニのトマトソースパスタ
他の方のレビューにもありますが、この値段のランチで、これだけのカニの身が入っているのは非常に良心的。
イタリアだったら、もう少し塩を強くして、茹で加減ももう少し硬めでしょう。
でも、多くの日本人にはちょうどよい塩加減のようにも思います。
北参道のお店のレビューでは、塩辛いというレビューが幾つかあり、お店側が必要以上に萎縮してしまっているのかもしれません。

1030円のランチとしては、雰囲気も含めてかなりお勧めです。パスタランチだけだと、ボリュームはそれほどないので、ある程度お腹を満たしたい方は大盛り+210円をお願いしてもよいかもしれません。
ポップオーバーはお代わり自由なので、ポップオーバーでお腹を満たしてもよいかも。

  • ザブトン200g 2016.12撮影
  • ズワイガニとアボカドのタルタル 2016.12撮影
  • タコのピリ辛トマト煮込み

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4位

ポンテ デル ピアット (広尾、恵比寿 / イタリアン、イノベーティブ、パスタ)

1回

  • 昼の点数: 4.4

    • [ 料理・味 4.4
    • | サービス 3.7
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク 3.6 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥6,000~¥7,999

2016/03訪問 2016/04/02

本格的なイタリアンだが、日本人的な季節感や繊細さも感じる優良店。

食べログ4.16の人気イタリアン。シェフはイタリアの多くの星付きレストランでの経験がある方です。HPをみると、ご実家が寿司屋だそうです。

最寄り駅は東京メトロ日比谷線広尾駅です。店内に落ち着いた雰囲気でテーブル間隔も広く快適な食空間。味、CP、雰囲気、サービスのバランスがとれたレストランです。なお、渋谷駅、新宿駅からの都バスを利用するとお店の近くまで一本で行くことができます。

非常に満足度の高いレストランです。日本人らしい季節感がメニューに感じられ、上品で繊細。和の要素を取り入れつつ、良い素材を使い、正しいイタリアンを楽しめます。あまり変な冒険をしていない料理が私はとても気に入りました。抜群のCP。食べログの高得点も納得できます。

週末ランチで訪問。ランチは
A アミューズ、スープ、パスタ、デザート、コーヒー、小菓子
Bアミューズ、スープ、パスタ、メイン、デザート、コーヒー、小菓子
Cアミューズ、スープ、パスタ、メイン、本日の魚料理、デザート、コーヒー、小菓子
の3種類です。

パスタ、メイン、デザートはそれぞれ3種類から選択が可能です。私のように好きな料理がはっきりしている人には選べるメニューは嬉しいです。
このお店、CPは抜群です。どの料理を選択しても、 プラス料金の料理がないのもプラスポイント。

今回は2名で訪問。Bコース3980円税込をお願いしました。
プロセッコ1200円でスタート。グラスワインは赤も白も豊富でソムリエの方のワイン選びは非常に的確です。

アミューズ
オリーブのフリット 中に豚肉が入っています。

スープ
天使海老とジャガイモのスープ。上にはカラスミとオリーブオイルがのっています。

前菜(3つから選択)
まぐろとアボカドのタルタル
日本料理とイタリアンの融合のような料理ですが、フランボワーズのソースやビネガーの薄いゼリー状の膜を挟みこむことで、統一感がとれています。

うさぎとフォアグラのインボルティーニ
比較的淡泊なうさぎの肉にフォアグラを合わせることで、バランスがとれています。オリーブのジャムやニンジンのソースなどと楽しみます。

パスタ(3つから選択)
サワラ、青海苔、たけのこのペペロンチーノ
春を感じる料理。ペペロンチーノですので当然ピリ辛。このお店は比較的味が控えめなのですが、このパスタは味がしっかりしています。
麺はスパゲッティーニを使用。個人的にはもう少し太いパスタの方が好きかも。

ホタルイカと菜の花のトマトソースのリングイネ
これも春らしいパスタ。ホタルイカと菜の花をオイル系ではなくトマトソースなんですね。
ホタルイカのワタが濃厚なコクになっています。

メイン(3つから選択)
青森産鴨肉のローストオレンジ風味のポルト酒のソース
上質な鴨に驚きました。火入れは完璧。柔らかく全く臭みのない鴨肉で、最近食べた鴨肉ではベストに近いかもしれません。

プラチナポークの煮込み バルサミコ風味
これは角煮に近い味付け。ハッカクが使われています。

デザート(3つから選択)
ヴァローナチョコのムースケーキとイチゴのソルベ
ヴァローナの濃厚なチョコレートがとてもおいしい。

ナッツのセミフレッド
ナッツの香ばしさが好きなんです。

小菓子
チーズケーキとアールグレーのクッキーでした。

コーヒー
エスプレッソを選択できました。とてもおいしいエスプレッソで満足。

これだけの品数があり、丁寧な料理で、かつ雰囲気もサービスもよく3980円は格安といえます。お客さんがワインを飲まなかったらお店の儲けは非常に少ないのではないでしょうか。再訪間違いないお店です。

  • 青森産鴨肉のローストオレンジ風味のポルト酒のソース
  • プラチナポークの煮込み バルサミコ風味
  • 天使海老とジャガイモのスープ

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5位

乃の風リゾート (洞爺湖町その他 / ホテル)

1回

  • 夜の点数: 4.2

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 4.2
    • | CP 4.8
    • | 酒・ドリンク 3.0 ]
  • 昼の点数: 4.2

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 4.2
    • | CP 4.8
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥20,000~¥29,999 -

2016/08訪問 2016/08/24

絶景露天風呂と地産地消のブッフェに満足。CP抜群。

洞爺湖湖畔にある野口観光グループのカジュアルタイプのリゾートホテル。最寄りのバス停は洞爺湖バスターミナルではなく桜台です。

ホテルは乃の風倶楽部とスパリゾート館の2つに分かれていますが、スパリゾート館の方がずっとモダンで快適性に優れているので、絶対にスパリゾート館がお勧めです。

宿泊したスパリゾート館の部屋の窓は出窓タイプ。下まで一面窓になっています。さらには、高級な部屋はバルコニーもあるようです。

洞爺湖といえば春から秋まで毎日開催される湖畔での花火大会が有名ですが、このホテルに宿泊すると花火を目の前で鑑賞できる特権つき。
花火をホテルの部屋から見ることができるなんて最高です。

最上階にある大浴場は、特に屋上の露天風呂からの洞爺湖の景色が絶景。記憶に残る美しさ。

私たちはインターネットで半年以上前に予約したのですが、夏の週末利用で1人あたり1泊2食つきで19000円+税とCPは抜群でした。

食事は夕食はブッフェを選択しました。
このホテルには和風フレンチのお店もあるのですが、下手に凝った料理よりも、むしろブッフェの方が満足できるだろうと考えたからなのです。
結果論になりますが、このブッフェにはかなり満足しました。

一般論になりますが、観光地の夕食ブッフェはとんでもなくがっかりするレストランが少なくありません。
ところが、このホテルの夕食ブッフェは北海道の食材を使った地産地消のコンセプトのもと、和食、洋食、中華とどれもが素晴らしい。非常に多くのおいしい料理が並べます。

たとえば、サラダコーナーのトマトの場合、新鮮ないくつもの種類のトマトが並んでいます。

洋食コーナーの北海道産牛肉のステーキや、和食コーナーの刺身(虎杖浜のサーモン、北海道産の生マグロなど)もよいのですが、素材の良さを活かした和食の前菜系がとてもおいしい。

実は一番おいしかったのが、ホテル特製のスープカレー。実際にはスープカーレーというよりも、粘度の低いサラサラ系のカレーに近いのですが、玉ねぎを大量に使ってあり、玉ねぎの甘さとスパイスが絶妙のハーモニー。

ドリンクコーナーには北海道の乳酸飲料のカツゲンも嬉しいのですが、私は黒烏龍茶があったのが嬉しい。

周囲の方を見ていると最も人気だったのは、フルーツコーナーの北海道産のさくらんぼでした。

朝食のブッフェも充実。和食、洋食、中華とあるのですが、このホテルの朝食のブッフェの特徴は実演コーナーが非常に多いということ。

ほとんどのリゾートホテルのブッフェは実演はせいぜいオムレツくらいなのですが、ここのレストランは、おにぎりの実演(実はこれが一番人気でした。いくつもの具の中から好きなものを選び、目の前で握ってもらいます)、オムレツ、あさりラーメン、さらには焼き魚だってパンケーキだって、作り置きではなく、目の前で作ってくれます。

ブッフェは人件費の削減がお店側にとって大きなメリットのはずですが、ここのホテルのブッフェは多くのスタッフを使って作りたての味で宿泊者を満足させてくれます。

全体としては無理して凝った料理を出さないで、北海道という大地の素材を活かした料理を出そうとしている姿勢がよいのだと思います。
再訪間違いないリゾートホテルです。

お勧めできるリゾートホテルです。
大型のホテルなので、外国人観光客も非常に多いですが、マナーの良い方ばかりでした。

  • 部屋からの景色です。
  • 野菜が新鮮
  • 夕食はおいしい魚介類が並びます

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6位

萩八景 雁嶋別荘 (東萩 / 旅館・民宿)

1回

  • 夜の点数: 4.2

    • [ 料理・味 4.2
    • | サービス 4.3
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 3.7 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥20,000~¥29,999 -

2016/11訪問 2017/01/05

地産地消の萩の素敵な宿

萩にある名旅館「北門屋敷」の別館。この旅館は萩の隣駅の東萩駅の近くにあり、目の前には松本川が広がっています。
旅館はロビーなどがある建物と宿泊棟に分かれています。部屋は私たちが宿泊した部屋は10畳、5畳、テラスがついた部屋。この旅館では最も狭い部屋のようです。テラスからのどかな川面を見ていると癒されます。実は夕陽の名所で、部屋の前の川に太陽が沈んでいく光景は素晴らしいです。対岸左側にパチンコ屋があるのは目障りなんですが(笑)

「和のオーベルジュ」を謳っているように食事にも力を入れていて、萩港であがる新鮮な魚を使った料理は素晴らしいの一言。この旅館は素材を活かす料理で決して無理をしないところを評価したいです。ふぐ会席や烏賊会席などがあるので、宿泊にあたってはHPで確認をして自分の好みのプランを選ぶことをお勧めします。私たちは「活いか」を食べたくて、「萩の踊る活きケンサキイカ姿造り会席」プランを選択しました。

夕食は1階の食事会場にて。
新鮮な剣先烏賊は食感が全く違います。テーブルに出てきたときは、まだ足などが動いていて、色が変化しています(生きている烏賊の特徴です)。
ゲソなどの部分はその後でバター焼きにしてくれます。バター焼きにするとわかるのですが、ちょっと火を通すと甘さが強くなるのがわかります。
萩の旬の地魚はカンパチが絶品。これは都内ではなかなか食べることができないレベル。鯛も新鮮でおいしいです。冷凍でないマグロもおいしい。
甘鯛の鍋もおいしいですし、黒毛和牛(これは鹿児島の牛肉でした)も和牛の旨味がじわっと伝わってくるもの。
大人のプリンも自家製でおいしい。
ふぐの刺身までついてきたのには驚きました。(ふぐはそんなに感動しなかったですが)
総合評価としてはかなり満足。

夕食のメニューは次の通りでした。
長芋のすり流し
秋の味覚の盛り合わせ
萩の旬の地魚盛り
ふく刺し
活き烏賊姿造り
紙鍋仕立て 甘鯛と葛素麺(松茸も入っていました)
里芋饅頭
黒毛和牛のソテー野菜ソースで
自家製ちりめん山椒茶漬け
特製プリン

驚いたのがグラスのワインが白赤ともにおいしかったこと。746円と手頃なワインで高級感はないのですが、白はブドウの香りが素晴らしく、赤はブドウが濃いワインでした。ワインの銘柄を聞いたのですが、フランスワインという返答のみでした。

朝食は2階の会場にて。和食の王道のような朝食。コーヒーとオレンジジュースはセルフで自由に飲める形式でした。
朝食は普通においしい朝食でした。

部屋には半露天の風呂があるのですが半露天といっても、窓が開き、テラスに通じる扉が開くだけです。目の前に道路があるので仕方ないですね。お風呂は檜で香りが素敵です。
1階には大浴場があります。旅館が小規模で、部屋数が少ないので、大浴場も空いています。大浴場の隣にはラウンジもありました。

支払総額は一泊二食で週末利用で、夕食に地酒やワインを楽しんで一人あたり25000円ほどでした。かなりお得だと思います。

  • 活剣先イカの姿造り
  • 萩の旬の地魚盛り
  • 秋の味覚の盛り合わせと長芋のすり流し

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7位

ベーカーバウンス (西太子堂、三軒茶屋、若林 / ハンバーガー、アメリカ料理、サンドイッチ)

2回

  • 昼の点数: 3.9

    • [ 料理・味 3.9
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク 3.0 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2020/10訪問 2020/11/04

三軒茶屋の超人気ハンバーガーのお店「ベーカーバウンス」。現在は店内の飲食は予約できます。(というか予約は必至)

三軒茶屋にある人気のハンバーガー専門店。(最寄駅は西太子堂、三軒茶屋駅からは徒歩7分ほどの場所です)食べログの点数は3.78(2020.10現在)。以前は行列店でしたが、現在は新型コロナ対策で店内の座席数を減らして営業。さらにイートインは午後3時終了ですので注意が必要です。また、座席は予約が可能。
私たちは当日に予約をした上で週末の午後に訪問しましたが、週末に関しては予約で座席が埋まってしまいます。また、テイクアウトも積極的に行っています。時間を指定した上でテイクアウトの予約をするのもよいでしょう。

ハンバーガーに関してはパテは155gとのこと。ふわっとしたパテではなく、ぎゅっと詰まったパテ。ずっしり肉を食べている感じができるハンバーガー。さらにパティに塩が弱いのも私は好み。
久しぶりの訪問でしたが、若干値段が下がった代わりにサラダが付かなくなりました。
ハンバーガーは1200円から。ドリンクはビールが250円、アイスティーは100円、アイスコーヒーは120円。

ダイナーハンバーガー1200円(税込)
155gの肉を使ったパティとレタス、トマト、オニオンのシンプルなハンバーガー。私はハンバーガーは実はシンプルなハンバーガーが一番好きです。ボリューミーなハンバーガーで、たっぷりのポテトがついてきます。ポテトはケチャップつき(セロリが入っている?)

マッシュルームメルトチーズバーガー1550円(税込)
訪問した日の日替わりメニューです。一口しか食べてないのですが、マッシュルームとチーズの旨さが溢れるソースが確かに美味しい。

パテ追加は400円、ポテトの大盛りも100円ですから、CPもかなり良いといえるでしょう。店内は以前は気がつかなかったのですが、かなり年季が入っている感じもありますね。味勝負のお店といって良いでしょう。
なお、肉汁がじわっと出てくるようなハンバーガーではありません。肉もしっかり火が通っていますし、いわゆる和牛バーガーが好きな方には向かないかも。

マスクに関して...
再訪。三軒茶屋駅から徒歩5分ほどの住宅地にあるお店。最寄りの駅は東急世田谷線の西太子堂駅です。なお下北沢からは徒歩20分ほど。下北沢と駒沢陸橋の間にバスが走っているのでバスを利用すると太子堂バス停すぐの場所にあります。

週末のランチタイムは14時頃まで行列がありますが、通し営業のため16時頃に訪問してみると、お客さんの姿は疎らでした。
このお店、週末は昼も夜も値段は変わらないので、ランチタイムを大きく過ぎた時間帯、もしくはディナーに予約して訪問することをお勧めします。

私はいつもハンバーガー食べてビール飲んで終わりなのですが、メニューは典型的なアメリカンダイナー。雰囲気もアメリカンです。

私はここのお店のハンバーガーは高く評価したいですね。このお店で食べることができるのはアメリカで食べることができるグルメバーガーのような本格的なハンバーガー。次のようなハンバーガーが好きな人は最初から訪問しないことをお勧めします。

中からじわっと肉汁があふれてくるようなハンバーガー
和牛の牛脂が混ぜてあるハンバーガー
中がレアなハンバーガー
玉ねぎなど野菜の旨味が入った洋食屋さんのハンバーグのようなハンバーガー

このお店は違うんです。そういうハンバーガーじゃない。目をつぶって食べたら赤みのステーキを食べているようです。牛挽肉はわざと食感がのこるように荒い挽きです。オーストラリアの赤身肉を使ったパテは「肉を食べている!」って感じ。

最も基本なダイナーバーガーは1250円(税込)です。

食べてみるとわかるのですが、この金額は決して高くありません。(世の中にはグルメバーガーを謳いながら、冷凍肉の練り物のようなパテを出す店が少なくないですよね。私はがっかりしたグルメバーガーのお店はたくさんあります)
これにチーズ(200円)アボカド(160円)などをトッピングしていくシステムです。

ダイナーバーガー+アボカドトッピング
ハンバーガーとしては完成された感じです。パテは変に塩気が強すぎないのも魅力的。トマトなどの野菜もよいものを使っています。バンズ、パテ、野菜などのバランスが非常によいハンバーガーだと思います。付け合わせのポテトも作りたてですし、コールスローも自家製でしょう。

ベーコンチーズバーガー1680円
ベーコンは自家製でしょうか。脂の旨さと適度な塩気がハンバーガーをさらにおいしくしています。

とにかく丁寧に作っていることがよくわかります。

ただし、丁寧に作っているので回転はあまりよくありません。
私は土曜日の午後に訪問したのですが10人ほどの待ちでしたが外で40分近く待ったと思います。さらに着席してもドリンクはすぐに提供されるのですが、ハンバーガーの提供にさらに20分近く待ったと思います。
夜は予約できるお店なので訪問は夜の方がよいと思います。さらに平日はランチタイムはドリンクがサービスになりますが、週末のランチは夜と全く同じ金額になります。周囲にはCPのよいランチメニューを出すお店がたくさんありますので、週末のランチタイムは相対的には割高に感じます。

それでもこれだけ人気なのは味が支持されている証拠。決して安くないと思うのですが、お客さんの平均年齢は低く、20代30代がほとんどです。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
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8位

レ ロジェ エギュスキロール 銀座三越店 (東銀座、銀座、銀座一丁目 / フレンチ)

1回

  • 昼の点数: 4.2

    • [ 料理・味 4.2
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.8
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 3.7 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥6,000~¥7,999

2016/04訪問 2016/04/12

銀座三越でバスクの美食を

銀座三越12階にあるフレンチのお店。お店はデパートの中とは思えないほどに落ち着いています。テラス席もあり、テラス席からは和光の時計台を見下ろすことができます。
お店のロジェはは料理人アンドレロジェ氏の名前で、エギュスキロールはバスク語てヒマワリを意味するそうです。

料理人アンドレロジェ氏のレストランはミシュランの星を獲得していますが、彼女はこのお店で働いているわけではありません。
あくまでも彼女の料理を長谷川シェフが再現させているだけです。もっとも時々彼女が来日し、実際に調理をするときもあるようです。

といっても、バスク料理を基礎にした料理はどれもおいしく満足感はとても高かったです。

あえて欠点を言うとすると、フランス時間のように料理の提供はゆっくりであること。食事は時間をかけてゆっくりするものだと私は思うので、ランチで2時間半近くかかっても全く気にしないのですが、せっかちな方には耐えられないかも。笑

このお店、ランチもディナーも基本的に同じメニューなので、ランチは割高に感じます。
ランチなら一休で予約するのがお得。
ランチは一休でドリンクが2杯ついて、アミューズ2皿、前菜、メイン、デザート、コーヒー、小菓子で5000円のセットがあります。私も一休で予約を取りました。
なお、ドリンク、前菜、メイン、デザートは選択可能です。

アミューズ1
ビスケットとパルメザンチーズ。バスクのチョリソ。

アミューズ2
ホタルイカとクスクス。細かく刻んだパプリカが入っています。

前菜
フォアグラのロワイヤル
ロワイヤルということで甘く見ていたのですが、フォアグラの旨さにトリュフの香りが加わった絶品。これはお勧めです。

フォアグラのソテー プラス1188円
ルイボスティーの香りのコンソメをテーブルで注いでくれます。フォアグラは質が良く、コンソメもおいしい。ルイボスティーはあまり感じず。下にポレンタが敷かれています。

メイン
チョリソを纏ったスズキのロースト
これはシェフのスペシャリテ。魚は日替わりのようですが、チョリソを使ったペースト状のものを切り身の上に塗り、魚の皮のように見せています。ソースにはイカスミが使われ、白インゲンが下に使われています。
魚に慣れている日本人にはあまり斬新に映らないような気もします。

甘鯛 松笠焼きプラス1188円
松笠焼きとは日本的ですね。菜の花サフランソースがとても優しくおいしい。
鱗を上手に使った日本料理とフレンチの融合のような料理です。日向夏の香りは賛否あるかもしれません。

デセール
本日のアイスクリームとクレームブリュレ
アイスクリームはイチゴと白ワインでした。クレームブリュレは甘過ぎず、かなり好みでした。

ガトーショコラ
テーブルでコーヒーを注いでくれます。

コーヒーと小菓子。

一休のプランではドリンク2杯つきで5000円税込なので、ランチといえどかなりお得。
ドリンクは最初はスパークリングワインでしたが、2杯目はシャンパンを開けてくれました。
結局、2杯で足りず、ガスゴーニュ(白ワイン)をもらったのですが、爽やかな果実味がとても好みでした。

メトロ銀座駅からそのまま三越に入れるのでアクセスも抜群。今度はアンドレロジェ氏が来日したときに是非彼女の料理を食べてみたい気持ちになりました。


  • チョリソを纏ったスズキのロースト
  • 甘鯛の松笠焼き
  • フォアグラのソテー

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9位

ラ スフォリーナ (乃木坂、六本木、青山一丁目 / イタリアン)

1回

  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 3.9
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2016/01訪問 2020/04/01

パスタが旨すぎます!1000円台のパスタランチとしては最強だと思う。

感動レベルのパスタランチが1400円。これはお得。

六本木と乃木坂の中間にあるレストラン。下北沢のダニエラ、国立競技場前のエミリアが系列店。

ランチメニューの場合、この3つのお店のメニューは似ているのですが、お店ごとに若干異なります。
このお店の一番安いピッコロコース(1400円)は平日のみ。エミリアとダニエラは週末も注文が可能です。このお店のスペシャリテのトリュフを使ったタヤリンは、ランチの場合、このお店ではプラス料金は700円ですが、他のお店は500円のプラスです。

サービスは下北沢のダニエラが最もカジュアル。このお店はホールを担当しているのはイタリア人の女性2人でした。

とにかく3店に共通しているのですが、パスタが驚くほど旨い。
今回はピッコロコース(1400円)を注文。ピッコロコースの場合、アミューズ、パスタ、口直し、ドリンクがついてきます。
街中には素人同然のパスタを出すお店が多い中、1400円でプロの味を楽しめるのは本当にお得だと思います。

Menu Piccolo 1400円
Corso A 2600円(ピッコロコースに前菜とデザートがつきます)
Corso B 3800円(Aコースにメイン料理がつきます)
シェフにお任せコース 5800円
パスタ、前菜、メイン、ドルチェともに6種類から選択可能。一部プラス料金の料理もあります。

ピッコロコース(1400円)
アミューズ
一口サンド。これはエミリアと同じですね。チーズと野菜と生ハムがついてきて自分でミニサンドを作ります。チーズがおいしくアミューズとして優れています。

パスタ コルドネッティ 魚介のトマトソースを選択
トマトソースには柑橘系の果汁が使われています。魚介は決して豪華ではなく白身の魚などが入っているのですが、味がぴったりと決まっています。個人的には感動レベルでした。シェフの腕はさすがです。

口直し
ハーブのシャーベット。これはメニューに書かれていませんが、全員に提供されます。ダニエラ、エミリアと一緒です。

コーヒー
カフェラテやカプチーノも追加料金なしでお願いできます。カプチーノをお願いしました。ラテアートはありませんがクリーミーな泡がおいしい。

ホールがイタリア人女性なので、細かい点でコミュニケーションの問題があり、その点ではカジュアルなダニエラに軍配があがるのですが、今回のパスタは非常に完成度が高く大満足です。

このお店は本当に素晴らしいお店だと思います。


  • コルドネッティ 魚介のトマトソース
  • ランチのアミューズ
  • 口直しのハーブシャーベット

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10位

ぬーじ (恩納村 / 寿司、フレンチ、鉄板焼き)

3回

  • 夜の点数: 3.8

    • [ 料理・味 3.7
    • | サービス 4.6
    • | 雰囲気 4.6
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク 3.1 ]
  • 昼の点数: 3.6

    • [ 料理・味 3.5
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥15,000~¥19,999 -

2020/07訪問 2020/09/24

沖縄のリゾートホテルで本格的な江戸前寿司を楽しめるレストラン。要予約。

恩納村にあるリゾートホテル「オリエンタルヒルズ沖縄」にあるレストランです。レストランでは、和食、フレンチ、鉄板焼き、寿司の4つのセクションに分かれています。それぞれに専属のシェフがいて、本格的な料理を楽しむことができます。

このホテルに宿泊するのは2回目。ディナーは和食、フレンチ、鉄板焼き、寿司のいずれも13000円(税別)です。なお、サービス料は込みの価格です。前回に訪問した時に一番印象が良かった寿司を4年ぶりに堪能しました。

寿司職人の古谷氏は腰が低く、しかし寿司に対する情熱は素晴らしいものがあります。このホテルのオープンから寿司を担当しているということですが、寿司ネタは基本的に東京(豊洲市場)直送のもの。寿司には沖縄らしさは一切ありません。(寿司の前の料理には沖縄のマグロの刺身が出てきましたが)

先付
千両茄子の浸し
前菜
胡麻豆腐鼈甲庵掛け
造里
近海マグロ、真鯒(コチ)、炙平貝、炙りイカ
揚げ物
真鯒の唐揚げ
寿司
本鮪、赤烏賊、車海老、蒸蚫、漬鮪、赤睦(ムツ)、平目、雲丹、本鮪、卵焼き、海苔巻
味噌汁、香の物
スイーツ(果物)とコーヒー
デザートは場所を変えて楽しみます。私たちは屋外で星空の下で楽しみました。

安いリゾートホテルによくある「なんちゃって料理」ではありません。本格的な江戸前寿司。夕焼けが美しい海を見ながら、幸せな時間が過ぎていきます。
サービス精神も素晴らしく、幸せな時間が過ぎていきます。
4年前は11000円でしたが13000円に2000円値上がりしています。寿司の内容は4年前とほぼ同じでした。(訪問の季節がどちらも夏ですので当然かもしれませんね)

新型コロナの共生時代に、寿司職人とは対面になりますし、距離も比較的近いのは事実。気になる方もいらっしゃるかもしれませんね。実際、テーブルで食べることができるか?という問い合わせもあるようです。

食事の開始は6時または8時です。6時は比較的早い時期に予約で埋まってしまいますので、寿司を楽しみたい場合は、宿泊の予約と同時にレストランの予約をお勧めします。

恩納村にあるリゾートホテル「オリエンタルヒルズ沖縄」にあるレストラン。今回、ホテルに宿泊しランチで2回利用しています。
新型コロナ感染拡大防止のためにホテルではゴルフとエステの2つが営業停止していて、その代わりに宿泊者にはランチが無料で提供されました。2名で2回訪問しているので4つのメニューを楽しませてもらいました。

なお、レストランで配られるメニューには宿泊者の無料のメニューなので金額が入っていません。実際には1500円から2500円のようです。宿泊者以外の利用も可能で、ランチの場合は予約は不要です。海を眺めながらサービスと雰囲気が抜群のレストランです。
なお、宿泊者の場合は部屋に運んでもらうことも可能。私たちはレストランで食事をして、その間に部屋の掃除をしてもらっています。

ナチュラルランチプレート
クラムチャウダーのパングラタン、ブロッコリーとムール貝のアヒージョ、サラダとアセロラドレッシング、クミン香るきのこソテー、フレッシュフルーツのフローズンプリン、ヘルシードリンクで構成。品数が多くてヘルシーなメニュー。

ワタリガニのスパゲッティ
沖縄近海で取れたワタリガニを使用しています。ワタリガニの旨味が美味しい。塩味が強すぎないのが嬉しい。

近海生鮪漬丼
近海で取れた鮪ということですが、予想外に脂がのっています。

3種のプチパンを使ったサンドウィッチ
BLTサンド、サーモンクリーム、ポーク玉子の3種類。これが最も軽いメニューかな。


恩納村にあるリゾートホテル「オリエンタルヒルズ」にあるレストラン。オリエンタルヒルズは14室しかないホテルですが、ホテル内のレストランでは、寿司、和食、鉄板焼き、フレンチを楽しむことができます。
小さなレストランですので、1つのレストランの中に寿司カウンターがあり、和食とフレンチを楽しむテーブルがあり、さらに鉄板焼きコーナーがあります。
鉄板焼きコーナーのみ油の臭いの関係で壁に囲まれているので窓がありません。
フレンチと和食のテーブルは目の前が恩納の美しい海岸を臨みます。夕食時には夕陽を見ながらの絶景を楽しめる絶景レストラン。

当たり前ですが、それぞれの分野の専門のシェフがいるので、料理はかなり本格派。
安っぽいリゾートホテルによくある「なんちゃって料理」ではありません。

実は「オリエンタルヒルズ」は一人当たり一泊朝食つきで60000円+税、一泊二食つきで70000円+税と非常に高級なリゾートホテルです。ホテルはガイヤの夜明けでも取り上げらた日本の本格的なビーチリゾートホテルの先駆けのようなホテルです。
ホテル宿泊者ならばホテルライフを楽しむためにもホテル内のレストラン利用をお勧めします。

ホテルの名誉のために書きますが、勘違いしていると思われるレビューもありますね。
宿泊者は一泊二食付き−一泊朝食つき=差額10000+税の10800円で夕食をとることができます。
一泊朝食付きのプランももちろんあります。
なお、宿泊者でない外部の方がディナーに使うと14040円かかります。

今回3泊したので、寿司、フレンチ、鉄板焼きをお願いしました。
結論からいうと、寿司の圧勝。寿司は江戸前寿司でネタは築地から空輸です。
沖縄らしさはゼロなのですが、この寿司のレベルは相当に高いと思います。
ホテルの方の話では「寿司を目当てに宿泊する常連さん少なくない」とのこと。寿司カウンターは4席しかないので、わたしが滞在している3日間、 寿司カウンターは常に満席でした。
寿司職人の古谷氏の人柄とプロ意識もあわせて大満足でした。
私が宿泊した日のメニューは次の通りでした。
青菜とじゃこの土佐酢和え、玉子豆腐湯葉餡掛け、太刀魚竜田揚げ、お造り、寿司(本鮪、剣先烏賊、車海老、蒸鮑、漬けマグロ、赤睦、雲丹、中トロ、玉子、河童巻、鉄火巻) デザート、コーヒー

鉄板焼きは4人カウンター。
寿司と異なり地元の食材を積極的に使っているのが特徴。バターナッツ、モーイ、青パパイヤ、ゴーヤなど沖縄を感じる食材が続きます。肉は黒毛和牛(サーロインまたはテンダーロインの選択)でしたが、これはサーロインが北海道産、テンダーロインが長崎産でした。
個人的には沖縄が全国に誇る石垣牛が食べたかったですね。味比べでは、サーロインとテンダーロインではテンダーロインの方の圧勝でした。
確かにおいしですし、都内で1万円では、ここまでレベルの高いステーキは出てこないですが、寿司に比べると劣るような気がします。
私が宿泊した日のメニューは次の通りでした。
バターナッツのムース、スーチカーのロティ、アカマチの鉄板焼きスープ仕立て、ラム酒と黒糖のグラニテ、モーイのサラダ、焼き野菜(オクラ、ナス、ゴーヤ、青パパイヤのソテー)、黒毛和牛(サーロインまたはテンダーロイン)、ガーリックライス、デザート、コーヒー

フレンチは一部に沖縄の食材を使っていますが、基本的には正統派のフレンチ。
真空低温調理の黒毛和牛ヒレ肉は赤ワインソースも含めてさすがのおいしさ。
多くのリゾートホテルで出されるフレンチよりはずっとよいと思いますが、やはり寿司には劣るような気がします。
私が宿泊した日のメニューは次の通りでした。
グジエール、フォアグラのテリーヌ、アグースペアリブのブレゼ、玉ねぎのヴィシソワーズ、すずきのポワレ、シャンパーニュとパッションフルーツのグラニテ、真空低温調理の黒毛和牛のフィレ肉、桃とイチジクのデセール、小菓子、コーヒー

味とCPのみを考えると、寿司がダントツですね。雰囲気重視なら海が目の前に広がるフレンチがよいでしょう。
点数は雰囲気やサービスも含めて総合的には寿司4.1 フレンチ 3.5 鉄板焼き3.5です。実はサービスも寿司の圧勝です。

  • 千両茄子の浸し
  • 胡麻豆腐鼈甲餡掛け
  • 造里

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