yoshimin+さんが投稿した和彩膳所 楽味(富山/笹津)の口コミ詳細

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赤坂に勤めている会社員の備忘録としての食べたもの日記。

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和彩膳所 楽味笹津/日本料理

1

  • 夜の点数:5.0

    • ¥20,000~¥29,999 / 1人
      • 料理・味 5.0
      • |サービス 4.5
      • |雰囲気 4.0
      • |CP 3.8
      • |酒・ドリンク 3.0
1回目

2013/01 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.0
    • | CP3.8
    • | 酒・ドリンク3.0
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

衝撃のおいしさ。正統派京料理と富山の海の幸のマリアージュ。記憶に残る食事になりました。料理長の技を見ることができるカウンター席がお勧めです。

注意、料理長だった木田さんは富山を離れ、京都に自分のお店を開いています。宿から楽味は撤退したという手紙が届きました。したがって、現在は全く参考になりません。


このレストランは祇園ささ木の木田氏が料理長として来てから、まるで違うレストランに変身しました。
古いレビューは食事に関しては当てはまらないと思います。ご注意ください。

今まで様々な名旅館に宿泊してきましたが、「食事だけなら東京の方がおいしいね」が多くの場合の結論でした。

今回、富山の郊外にあるリバーリトリート雅樂倶に宿泊し、ホテル内レストラン樂味で夕食をいただきましたが、記憶に残る食事になりました。

京都にあるミシュラン二つ星「祇園 ささ木」のお店です。京都のお店の二番手の料理長だった木田さんが料理長をされてます。

料理は度肝を抜かれました。素晴らしいの一言につきます。

料理は13000円から。お店のお勧めする19000円の料理をお願いしました。

メニューの名前は勝手につけました。すみません。

河豚。白子のお吸い物。
高価な白子を惜しげなく使い、その出汁に美味しさにノックアウトです。

河豚。皮と身のおろしポン酢
河豚の旨さが実感できます。

ナマコ、イワシの酢味噌、13年物の酒粕、カラスミ、牡蠣のオイル漬け
酒粕は苦手だったのですが、これは円やかで素晴らしい。後から日本酒のよい香りがします。カラスミもナマコも牡蠣も完璧。牡蠣は富山産とのこと。

クエのお吸い物。
薄味なのに、しっかり出汁が感じられます。入っている蕪がよいアクセント。クエもこの季節にはびったりの魚ですよね。

刺身。 ボタン海老、氷見のブリ、ひらめのエンガワなど。実は数年前に氷見の刺身を氷見で食べたことあるのですが、こちらのブリの方がずっと上でした。上品な脂の乗りが素晴らしい。ブリは専用の肝醤油を使用。
エンガワは見たことのない巨大なヒラメのエンガワでした。巨大なヒラメは身はおいしくないので、エンガワだけを店では出すそうです。贅沢。

雲丹とツブ貝と海苔。新鮮なツブ貝と濃厚な雲丹と海苔。当たり前のようにおいしいです。

大間産の中とろ寿司。220キロのマグロだそうです。文句なし。唸る美味しさでした。

大間産の赤身漬け寿司。160キロのマグロだそうです。赤身の旨さ。赤身といっても十分にトロです。これにも唸りました。

ズワイガニ。超巨大なズワイガニ。三段階に分けてのプレゼン。
1 ちょっと焼いただけのレア。
カニの生の甘さを実感。

2 焼きガニ。
ちょうどよい焼き具合。ミディアム レアって感じでしょうか。料理長の木田さんは、これ以上火を通すとカニは美味しくない、と言います。

3 蟹味噌と蟹の身。
蟹味噌が上品に濃厚です。怪しい寿司屋の生臭い蟹味噌とはレベルが違います。当たり前ですが。笑

蟹ツメ酒。
初めて飲みました。カニの旨さが日本酒にしっかり移っています。

焼きシイタケ。
超ジューシーです。地元産のシイタケだそうです。

甘鯛の小鍋
甘鯛の旨さ。似たような魚の汁物もすべて味が違います。京料理らしい優しい出汁。さりげなく厚揚げも絶品。

自然薯トロロと古代米。
京料理らしいシメですね。実に良質の自然薯でした。

粕汁。
粕汁を初めて本気で美味しいと思いました。味噌と魚が入っています。

フルーツとデザート。
懐かしい感じのストロベリーアイスです。木田さん曰く、懐かしさを狙ったそうです。

19000円は安くはありません。しかし、これだけの料理を都内で食べたら、一体いくらかかるでしょうか。
値段だけではありません。料理の質は京料理の基本に富山の豊かな海の幸が出会い、素晴らしい料理になっています。

強いていえば、変化球料理が全くなく、基本は魚介だけで構成されてることが欠点なのか。いや、私にとってはとても嬉しいことです。

今回は料理長の木田さんの料理を見たくてカウンター席を予約しました。料理が好きな方ならカウンターが絶対にオススメです。カウンターの場合は7時にすべてのお客さんの料理が同時に始まる仕組みです。

  • ズワイガニ

  • まずはフグの旨さに圧倒されました。

  • ナマコ、イワシ、酒粕、カラスミ

  • クエの汁物

  • ウニ、ツブ貝、海苔

  • 大間の中とろ

  • 大間産マグロの漬け

  • タラバガニ ほぼレアで。

  • 焼きタラバガニ

  • 蟹味噌とカニの身

  • カニのツメ酒

  • 地元産のシイタケ

  • 甘鯛の小鍋

  • 古代米の自然薯ご飯、粕汁、自家製漬物

  • デザート

  • やっぱり日本酒でしょう。

  • この先にお店があるのです。

2014/05/22 更新

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