ムクパパさんが投稿した駒形どぜう 本店(東京/浅草)の口コミ詳細

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ムクパパさんの食いしんぼ日記 \(*^ 0 ^*)/

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ムクパパ (男性・熊本県) 認証済

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駒形どぜう 本店浅草(東武・都営・メトロ)、田原町、蔵前/どじょう、くじら料理、鍋

1

  • 昼の点数:4.0

    • ¥4,000~¥4,999 / 1人
      • 料理・味 4.0
      • |サービス 4.0
      • |雰囲気 4.0
      • |CP 3.0
      • |酒・ドリンク -
1回目

2015/06 訪問

  • 昼の点数:4.0

    • [ 料理・味4.0
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.0
    • | CP3.0
    • | 酒・ドリンク-
    ¥4,000~¥4,999
    / 1人

東京成り行き探訪。『 どぜう 』を肴に昼から一杯。


 超久しぶりに仕事+所用で東京へ、今回はマジどちらもハマッテいたので、行くまでお店の調査はしていなかった。
 しかし、ムクパパさんは以前から東京に行く機会にどうしても行きたい店が一軒あった。

 それが浅草『 駒形どぜう・本店 』である。
 実は10年ほど前に一度訪店したことがあった。

 そのときも『 どぜう 』を美味しく食したが、
 店内を見渡せば、品の良い年配の方が『 どぜう 』を食べながら

 昼間からおちょこを傾けている。それもけっこう沢山飲んでいる。
 熊本で昼間から宴会でもないのにあんなにすいすい飲んでいたら廻りから

「 アル中の予備軍に違いない、そんな輩の寄る店には近づかない方がよい。」
 と思われてしまうかも知れない。

 しかし、ここは東京、店も風情と風格がある。
 背筋を伸ばしてシャンとした姿勢で『 どぜう 』を食しながら酒の嗜む姿はダンディとさえ言える。

 さて、久しぶりに訪れた『 駒形どぜう 』、店構えも依然と変わっていない。
 玄関を開けて中を覗くと若い女性の店員さんが 「お一人ですか?」 

 「はいそうです。」、「テーブルと畳どちらが良いですか。」
 「どちらでも結構です。」そのまま立っていると、

 「外でお待ち下さい。」 と追い出された。
 外に出てみると確かに数組の人々が縁台に腰掛けて順番を待っている。

 昨日のモツ焼き屋さんもそうだが、東京はえらい突っ慳貪にものを言う。
 しかし、昨日は若い兄ちゃんだったが、今日は若いお姉さんだ許せる。

 一人だったせいか、さほど待つことなく順番が来た。
 仲居さんに空いた席に案内してもらう。

 今回は地下1階の席も見ることが出来た。地下1階はテーブルに椅子席だった。
 ムクパパが食事した1階は数卓の下町の縁台みたいな椅子テーブル席

 奥には個室があるようだが、その他大勢は大部屋に巨大な生板みたいなテーブルの両側に
 座布団を敷いて座っている。空いた席に案内されると

 しばらくすると最初に『 どぜう鍋 』がやってきた。
 火鉢の上に独特の形をした平たい鍋にぎっしりとどぜうが敷き詰められている。

 おお、10年ぶりの『どぜう』よ、君たちはいつもは何処にこんなに沢山潜んでいるんだ、
 『どぜう』、そう中学校か小学校の時に通学路の小さな川で見たきりだ。

 その鍋の上にネギを自分で置いて、しんなりしたら食べ時だそうだ。
 そうは言われてもどうにも案配が分からない、ちまちまやっていると年配の優しそうな仲居さんが

 「ご飯はいつ頃持ちしたら良いですか。食べ方は分かってらっしゃいますか。」と尋ねてくれた。
 「いやー、10年ぶりくらいで始めてと一緒です。ご飯もそちらの判断で出して下さい。」

 と答えると、その後は時々気を配ってくれた。
 『どぜう』はとても柔らかく、骨も有るようには感じない。箸で強く摘むと崩れてしまいそうだ。
 
 出汁は最初薄めに感じるが、時間とともに煮詰まっていき、最後は結構濃い味になる。
 この日はもう昼の2時頃で結構お腹も空いていたし、だいぶ歩いていたのでビールも進む。

 ネギがしんなりしたので食べ始める。先ずはそのまま頂く。
 その後、七味と山椒をそれぞれ少しずつ掛けて味見をする。どちらも味見して、山椒で頂くことにした。

 山椒がピリッと舌を刺激し『どぜう鍋』と相性が合う、
 そのうち、田楽も出て来たが、?????

 美味しいのは美味しいが、どぜう鍋に田楽が必要なのかどうかよく分からない。
 おつけ物は、テーブルの上にはお醤油が無く、そのまま食べた。

 味は良かったが、もうチョット塩見があると良かった。
 『どぜう汁』はどろどろ系のみそ汁で、最初は何が入っているのか分からないが

 たしかに、名前が『どぜう汁』、飲み進めると『どぜう』が現れて来る。
 今回はほぼ初めてだったので案配が分からなっかたが、

 この、『なべ定食』(2600円)は『どぜう鍋』と『田楽』で酒を嗜んで
 そのあと、『ご飯』と『どぜう汁』を『お新香』で頂いくのが良いかも知れない。  

 少し試したが、『どぜう』をご飯の上にのせて食べるのもいける。
 ともかく、この次東京に来たときも来たいものだ。

 そう言えば、このお店で奇遇な出会いをした。
 ムクパパさんが パチパチと写真を撮っているのをお隣のご夫婦が怪訝そうに見ておられた、

 何となく話しかけても良いかなと思う雰囲気も有ったが遠慮していた。
 何かのきっかけでお話することが出来た。

 話はとても盛り上がり楽しい一時と成った。
 実はムクパパさんは京都府立M高校の出身である。お隣のご主人はなんと

 京都府立のH高校のご出身だった。
 「私の情報によれば、ムクパパさんのご出身のM高校は廃校になったそうですよ。」と言われた。

 ?????、去年18年ぶりに行った同窓会ではそんな話は出なかった。
 翌日熊本に帰ったムクパパは、急ぎインターネットを開いた。

 京都府教育委員会のホームページを見ると、M高校の今年の春の行事の紹介が載っていた。
 まずは廃校は免れているようだ。愛でたし、愛でたし。

 ほぼ10年ぶりに伺った『駒形どぜう』は風情も格式も満足のいくものだった。
 値段は少し高いかなと思うが、あの雰囲気、風格には誰しも納得だろう。
   
 最後に、そう言えば酒癖の悪い客は居ないが、飲んべえは居るようだ。
 ご友人に慣れたご夫妻は私の右側に座っておられたが、

 左側に居られたご年配の3人組(内お二人はご夫婦みたい)は
 男性が足下がふらふらで帰って行かれた。廻りの客も別に迷惑そうにもせず、幸せな風景だった。

コスパ good
料理  ここしかないでgood
雰囲気 超良い
再訪  生きている内にきっと 

  • 昔ながらの外観、風情があります。

  • 店内も昔ながら、地下1階はテーブルできでした。

  • お隣におられたK様ご夫妻、高校がムクパパさんと同じ京都の高校でした。不思議なご縁です。(掲載お願い済みです。)

  • 昼のサービス定食の『鍋定食』。サービス定食と言っても2600円しました。しょっちゅうは食せません。

  • 最初はネギは乗っていません。乗せる前も撮ればよかったです。

  • ネギの下にはこんな風に『どぜう』が一杯。

  • お新香に田楽、お新香は醤油などなくそのまま頂きました。

  • チョイト七味を掛けて。

  • ご飯と『どぜう汁』。

  • ご飯です。

  • これに出汁が入っています。ずっと火がついているので煮詰まって焦げないように足しながら食します。

  • 最初具無しのみそ汁かと思いましたが、ちゃんと『どぜう』がいました。

  • 江戸の風情と食文化と言え、やっぱり少し値段はお高め。

  • ビールは750円でした。(T_T)、も少し安いといいなあ。

  • 仲居さんもgoodです。

  • 外観。

  • 外観。

  • 外観。

2015/06/25 更新

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