2015 5月27日
子供の頃、犬を飼っていたからか、ずっと猫嫌いだった。
学生だった頃に、母親が猫を飼い始めた。
庭にいつも来るノラを呼んだら、家に上がってきたらしい。
ノラじゃなかったのかもしれない。
家にいつもいるので、誰もいない時にエサを食わしたりしてたら
なんとなく、猫にも慣れた。
なぜかもう1匹猫が増えたのだが、そいつとは相性が悪くて
俺のことは、いつも遠巻きにして、近づいてはこなかった。
そのくせ、俺しかいない時には腹が減ったと
俺の脚に摺り寄ってくる、なんとも現金な奴だった。
そいつも死んでしまい、ずっと猫とは無縁だった。
家の斜め前の窓のとこに、猫がいる。
以前は見なかったから、いつ頃からだろう。
通りながら、近づいていっても逃げないから手を出してみたら
ニャーって鳴いたんだ。