ふらんくっ…さんのマイ★ベストレストラン 2012

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ふらんくっ…の徒然食べ日記

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ふらんくっ… (60代前半・男性・東京都) 認証済

マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

コメント

2012年に新しく出会ったお店の中で、総合点3.5ptsを越えるものをピックアップしました。

中でも印象的だったお店ベスト3は、

1位:国立飯店(中華料理)「ようやく出会えた、理想のタンメン!」
2位:フォーナナ(ベトナム料理)「良心的な値段で、美味しいPhoが食べられる店」
3位:らくらく(韓国料理)「笑顔満天のオモニが作り出す、美味しい家庭料理の数々」

と、普段着なのに、何かしらの感動を与えてくれた店ばかりです。

2013年は…

外食は頻繁ではないでしょうし、定番のお店に通うか、新たに発掘するか…
まあ、肩肘張らずに、気の向くままに行動しようと思います。

マイ★ベストレストラン

1位

ます味 (曙橋、四谷三丁目、四ツ谷 / 海鮮、ふぐ、日本料理)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 5.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥10,000~¥14,999 -

2012/01訪問 2012/01/07

【ます味/曙橋】穴子料理で、ここまで感動するなんて…

【2012年1月6日】

年に3~4回、仲間内で美味しい穴子料理を楽しむイベントがある。
これまで「あな太朗」や「主水」を訪れたが、今回は「ます味」を訪問。
初めての店ということもあり、穴子のコース[8,500円]を予約しておいた。

~穴子のコース(7品/8,500円)~
「肝煮、薄造り、小鍋、白焼、揚物、穴子ご飯、デザート」

連れと曙橋で待ち合わせてお店へと歩くが、これが結構分かりにくい。
|A4出口を右に出たら、すぐ右に見える外苑東通り(高架)の階段を上り…
|通りに出たら右手に歩き、すぐ見える信号付き横断歩道を反対側に渡り…
|右に歩き「ゆび募金」と書かれた自販機が左手に見えたら、そこを左折…
|しばらく歩いて交差点を右折し、さらに歩くと左手に…、お店発見。

時間にすると数分だが、初めての人は迷ってしまうかも。w
さて、時刻は16時55分。17時の予約だったので、店先で待つこと5分。
看板の明かりは灯ってなかったが、階段を下り、暖簾をくぐって店の中へ。

「予約しておいたフランクですが…」
「いらっしゃい。どうぞこちらへ」

この日、最初の客となった我々2人は左手奥の2人掛けテーブルへと通される。
ご主人にコートを預かってもらい、席に着くと、かなりゆったりとしている。
(座ろうと思えば、4人は座れるくらいの広さ)

「お飲み物はどうしましょう」
「ビールがいいのですが…」
「生と瓶、どちらにしますか」
「じゃあ、生でお願いします」

まずはワンドリンクサービスのクーポン券を使用して生ビールを注文。
そして乾杯!(グラスから察するに、銘柄はキリンビールらしい。w)
外は寒かったが店内は暖かいし、落ち着いた雰囲気で飲むビールは最高。
おっ、BGMに流れている曲はユーミンではないか。これはいい気分だ。

しばらくすると、我々の目の前に一品目が運ばれてきた…

と、ここで今回はいつもと違い、最初に結論から言っておきたい。
穴子を知り尽くしたご主人が創る逸品料理の数々は素晴らしかった。
穴子料理を食べて、ここまで感動したのは生まれて初めてのことだ。

…ということで、どんな展開になったか、順を追って見ていこう。
(料理が運ばれると、ご主人自らが丁寧に内容を説明をしてくれる)

■肝煮(八寸)

肝煮、銀杏入りイカのすり身湯葉巻き揚げ、カニ玉子、ミニくわい、
牛肉ゴボウ巻き、明太子入り酢レンコン、鮭の聖護院かぶら酢締め巻き、
そして、トコブシ煮の8種類。見た目も良く、それぞれの味も個性的で良し。
特に肝煮は臭みがまったくなく、甘いコクが口の中に広がって贅沢な逸品。
かわいいミニくわいも、味付けも良く、個人的にとても気に入った。

■薄造り

八寸を食べ終わると、次に出されたのが薄造りと橙ベースのポン酢。
うっすらピンク色の身はピカピカに輝いており、新鮮さが一目で分かる。
とも和え(湯引きした身と肝)と茹でた皮、アサツキも添えられている。

まずは薄造りをそのまま口にする。なんとも上品であっさりした甘さ。
コリコリ感も抜群で、噛むほどに、口いっぱいに幸せな味が広がる…

「薄造りを出す店は多いですが、ここまで美味しいのはうちだけですよ」
ご主人が自信たっぷりに話される。素材もいいが、ご主人の腕前も見事。

「確かに、ここまで美味しい穴子の薄造りは初めてですよ」
私が笑顔で応じると、ご主人も笑顔で話を続ける。

「フグの薄造りあるでしょ。身に水分があると薄く引けないんですよ」
「へぇ、そうなんですか」
「身を一晩寝かせて、余計な水分をなくしてから包丁で引くのがコツです」
「なるほどね…」
「そうしないと身が薄く引けずに“ブツ”になってしまうんですよ」

ご主人はフグを調理する腕も持っており、もちろん店でも出している。
ちなみに、ブツとは面白い言い方だが、いわゆるぶつ切りのことか…

「だから、水槽で泳いでいたフグをその場で薄造り…ということは無理。
そういう店では、目の前で取り出したフグを見えない場所にそっと隠して…
寝かしておいたのを調理するんです」と茶目っ気たっぷりに話しを続ける。

今度は私の大好きな橙のポン酢で、ご主人渾身の薄造りを食べてみる。
穴子の旨味に橙の香りがブレンドされ、絶妙の味わいだ。旨い…

この辺で、ビールがなくなったので、日本酒を頼むことに。
ご主人に聞くと、真澄の樽酒や、立山があるとのこと。

「檜のチップを入れて混ぜただけの樽酒が多いですが、これは違います」
「じゃあ、まずは真澄の樽酒をお願いします」

升に入った真澄が運ばれてきた。ぷうんと樽のいい香りが漂う。
貝殻の形をした小皿に盛られた天然塩も付いてる。これは粋な計らいだ。

樽の中でしっかりと寝かせた芳醇な味と香りの真澄をぐいっと一口。
薄造りと塩を交互につまみながら飲む日本酒は、これまた格別。
とも和えを一口。イカに似た味の肝が身に絡まり、これもいい肴。

続いて穴子の皮を一口。微妙な味だがプルプルこりこり、いい歯ごたえ。
皮とアサツキを薄造りで巻いて、ポン酢で頂く。不思議な食感で旨い。
かんずりで作ったと思われる風味豊かな紅葉おろしも添えられている。
試してみたが香りがちょっと強いので、使わない方が良かったかも。

■小鍋

さて、私がもっとも楽しみにしていた料理、小鍋の登場だ。
豆炭入りコンロの上に鉄鍋が乗っており、中身がぐつぐつ煮えている。
鍋にはスープ、穴子、ネギ、ゴボウが入っており、ネギの甘い香りが漂う。
この香り、どことなく懐かしい…、そうだ、駒形どぜうの鍋と似ているぞ。

ご主人によればこのスープ、180匹分の穴子の骨が使われているとのこと。
それが煮こごりになっており、こうして溶かして使うのだとか。
お客には見えない手間を小鍋一つに惜しみなくかける。感動だ…

「味付けは醤油だけです。みりんや砂糖を入れると味が濁りますから」

ご主人の話を聞きながら、熱々の穴子を口に頬張る。
変な調味料が入ってないから、後味が潔く、穴子の旨さを引き立てる。
薄造りとは違い、これでもかというくらい穴子の旨さが口の中に広がる。
もちろん日本酒との相性も最高。濃厚な穴子の味をさらりと流してくれる。

「身を食べ終わったら、鍋を手前に傾けてスープを煮詰めてください」

はて、どういうことだろう。

「そこにご飯を入れて食べたり、白焼きにつけて食べるんです」

なるほど。一緒に付いてきたご飯の小皿はそういうことだったのか。
ご主人に言われた通りスープを煮詰め、固めに炊かれたご飯を入れ…
いい具合にご飯が煮えたので、一口サイズのレンゲで食べてみる。

穴子の骨と醤油だけのあっさりしたスープが濃厚な味わいに変化している。
そこに穴子の味が加わり、熱々ふーふーの旨さでレンゲが止まらない。
ご飯の歯ごたえも適度に残っており、日本酒の肴としては最高だ。

■白焼

そうこうしていると、白焼きが出された。
皿にはネギ、天然塩、わさびが添えられている。

「ネギ塩も日本酒のいいつまみですよ」とご主人。

ネギに塩をまぶして一口。なるほど、ネギの甘さと塩辛さが最高だ。
ネギは水にさらされており、余計な辛味が抜かれているようだ。
次にわさびを一口。言うまでもなく、鮫皮で細かく卸した本わさび。

白焼きをそのまま一口、わさびで一口、そしてスープに浸して一口…
どれも個性的な味わいだが、確かにスープで食べるとまた格別な味わい。
タレで焼いた蒲焼きとも違った、不思議な美味しさが楽しめる。

この辺で真澄がなくなったので、今度は立山の冷や酒を頼む。
ガラスの徳利と、江戸切り子のグラスが涼しさを醸し出す。
私の大好きな立山の美味しさが、一層引き立つようだ。

気がつくと、BGMがクラシック音楽に変わっている。
穴子を食べながら日本酒をまったり飲むにはいい雰囲気…

■揚物

インゲンの穴子巻き、穴子の湯葉巻き、小ナス、青唐の揚げ物4種盛り。
そこにスダチと天然塩が添えられている。

「小ナスは九州産で、とても甘いですよ」

スダチを搾って揚げ物にかけると、すぐさまいい香りが立ち上る。
小ナスを一口。ご主人が言う通りとても甘い。インゲンもいい香り。
天ぷら職人には及ばないが、他のネタも無難に美味しく仕上がっている。

■穴子ご飯

続いて穴子ご飯、お吸い物、香の物が、ほうじ茶とともにサーブされる。
まずは、穴子ご飯を一口。甘いタレで香ばしく焼かれた穴子が旨い。
そこにしその葉の香りが加わり、まさに香りの二重奏。

「ご飯と穴子をちょっと残して、お茶漬けにしても美味しいですよ」

おっと、時すでに遅し。私はそうする前に、ご飯を完食していた。
連れは言われた通り、ほうじ茶を注いで「美味しい」を連発。しまった…

お椀にはホンシメジと、これまた珍しい石鯛が入っていてなかなかのお味。
聞くのを忘れたが、ダシには穴子の骨も使われているのかもしれない。
香の物は大根と葉っぱ。ちょい甘めだがこれも日本酒に合う一品。

■デザート

最後に、見た目も綺麗でかわいい盛りつけのデザートがサーブされてきた。
イチゴ、オレンジ、アンコが乗った抹茶ゼリー。抹茶の香りがグーな一品だ。
これも、あっという間に完食…っと、ここで時計の針を見ると19時半。
ゆったりとした時の流れの中、あっという間に2時間半が経過していた。

お腹も一杯だし、そろそろ潮時だな、ということで、お勘定を頼む。
運ばれてきた勘定書を見ると、税込み24,495円。(税抜き23,330円)
ちょっと野暮だが、そこから逆算すると日本酒は1杯1,500円強の計算。
高いかな…とも思ったが、料理の質や店の雰囲気に見合っているのかも。

一方、連れは足りないと言ってたが、私には料理の量が多く感じた。
6,500円のコースか、ご飯抜きでも良かったように思う。

最後に、私からご主人にこんな質問を投げてみた。

「そういえば、今日の料理は何匹の穴子が使われているのですか」
「3匹といったところですが、骨は180匹分使われてますからね…」

なるほど。これは微妙な数字だ…っと、うっかり産地を聞きそびれた。
これは次回のお楽しみかな。w

「初めて来られるお客様には穴子のコースを召し上がって頂きたいですが…
今度お越しの際は、違った料理に変更できるので遠慮なく言ってください」

なるほど。わがままが利くのか。それでは次回は穴子ご飯抜きで。w
冗談はともかく、ます味の穴子料理に感動し、大満足で店をあとに。

今度は半年後か一年後か分からないが、是非また再訪してみたい。

  • 生ビールで乾杯
  • 一品目:肝煮(八寸)
  • かわいいミニくわい

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2位

茶寮 潤 (新横浜、岸根公園 / 居酒屋、海鮮、鳥料理)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥6,000~¥7,999 -

2012/09訪問 2012/09/29

【潤/新横浜】新横界隈でうまい魚を食べるならここしかない

【2012年9月28日(金)】

「無骨な料理屋ですが…」

このお店のホームページを見て、まず最初に目に入った言葉。
http://www.shinyokohama-jun.com/

「魚介、和牛、地鶏、比内鶏など素材にこだわった自慢の一品です!」
と続くが、それにしても、脳裏に焼き付く印象的なコメントだ。

無骨、すなわち礼儀作法を知らない不作法なこと。(by 広辞苑)
ネット上の口コミでも、料理は旨いがサービスが…という意見が多い。
マジ!?…というのが正直な感想だが、とにかく自分自身で確かめないと。

さて、この日は5人での飲み会。気兼ねなく飲める、楽しいメンバーだ。

私は気持ちをリセットして、先入観なしでお店の暖簾をくぐる。
我々の席は、入り口のすぐ左手、6人掛けの掘りごたつテーブル。
動いてないが、壁に柱時計が掛かっていたり、落ち着いた雰囲気が漂う。

「いらっしゃい!」

柳家小さんを思わせる、見た目も無骨なご主人が注文を取りに来た。
刺身盛り合わせ、つくね、天ぷら盛り合わせ、お新香…などを注文。

「お刺身盛り合わせは何十人分にしましょう」
「じゃあ、五百人分で頼みます」

のっけからご主人との楽しい会話。無骨というか、何ともお茶目。

「今日は宴会があるので、料理をお出しするのが遅くなります」

いえいえ、ゆっくりやるので、気にしないでくださいな。
それにしても、こうしたことを先に言ってくれるのはありがたい…
おっと、まずは生ビールで乾杯だ。そして、お通しを頂く。

この巻き貝は…、バイ貝か。鮮度抜群だし、醤油のいい味が染みている。
燻製サーモンも、噛むほどにいい味が出ており、ビールに最高の肴。
卵焼きは食べないので、連れに食べてもらって…

そうこうしているうちに、刺身盛り合わせが出てきた。
盛りつけなど見た目はごく普通だが…、まずはタコから食べてみよう。
えっ、これ超旨い。噛めば噛むほど、タコのいい味が口の中に広がる。
最近、ここまで味が深いタコと出会ったことがない。いや、驚いた。

そして、白身、鰹、サーモンなど、ほかの魚も食べてみたが…、参った。
どれもこれも鮮度抜群だし、旨みも十分で文句のつけようがない。
気がつくと、ビール片手に、無我夢中で刺身を頬張っている自分がいた。
刺身でここまで感動することは滅多にないが、とにかく感動した。

また、地味な存在ながら、おそらく自家製のお新香も侮れない。
キュウリ浅漬け、らっきょ醤油漬け、べったら大根、野沢菜塩漬け。
それぞれ違った味わいを見せてくれ、食べていて飽きない。

あとは、つくね、天ぷら盛り合わせを頂いたが、いずれも無難なお味。
ちなみに、天ぷらには塩がついてくるが、藻塩のような感じでうまい。
この塩だけ舐めていても、お酒のおつまみになる。

生ビールのあとはキリン秋味の中瓶や、焼酎を楽しむ。
中でも、連れが飲んでいた「天使の誘惑」(1杯1000円)は感動もの。
ブランデーを思わせるような、これが焼酎なの!? という香りと味。
刺身もそうだが、こうしたお酒を飲ませてくれるのも大変うれしい。

「デザートです」

目の前に巨峰とマスカット、梨が出される。これ、甘くてうまっ…
と、時計を見ると、22時過ぎ。なんと、入店してから3時間半が経過。

確かに、料理が出るスピードは遅かったが、それを上回る感動の数々。
お酒は注文するとすぐに出てくるし、料理の遅さは気にならない。
ちなみに、お店は満席状態。どうやら予約だけでこの有様。

でもその理由は明白。美味しいお酒と料理、そして、お茶目なご主人。
とても居心地がいいし、何度も来たくなる、そんなお店だと分かった。

「新横界隈で、美味しい魚を食べるなら、ここしかない」

連れの一言はまさにその通りだし、本当に、ここに来られて良かった。
だから、機会があれば、また是非訪れたい。新たな感動を探しに…

  • 焼酎「天使の誘惑」
  • デザート
  • 天ぷらの塩(藻塩?)

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3位

富士屋本店 (渋谷、神泉、代官山 / 立ち飲み、日本酒バー、居酒屋)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥1,000~¥1,999 -

2012/05訪問 2012/05/19

【富士屋本店 立ち飲み/渋谷】雰囲気・酒・料理、3拍子揃った立ち飲み天国

【2012年5月】

本店 ワインバー」からの流れで、今度は「本店 立ち飲み」を訪問。

店内はほぼ満員だったが、運良く4人とも、奥のカウンターに入れた。
思ったよりも店内は綺麗だし、カウンターも立ち心地(!?)が良い。
さて、まずはビール、ということで、瓶ビールで改めて喉を潤す。

連れの1人が cash on delivery 担当となり、1人1,000円を事前徴収。
あとは、ワインバーのおつり350円を軍資金に、次々と料理を注文。

・ハムカツ
・しいたけ天
・焼きサバ
・アワビ煮
・たたみいわし
・冷やしトマト

料理を注文すると、さほど待つことなく手元に届く。
このスピーディーさ、リズムは、サービス面で重要な要素。
その辺のツボを心得ている。しかも、料理を食べて驚いた。

しいたけ天はカラリと上手に揚がっており、熱々でジューシー。
サバは焼き加減が絶妙。脂も程よく乗っており、噛むほどにいい味が。
アワビの身と肝は味が深く、とても立ち飲み屋の料理とは思えない旨さ。

ここの料理は全般的に、見た目はともかく、上手に調理されている。
そこいらのチェーン居酒屋よりも、よっぽど美味しいし、質が高い。
きっと腕の良い調理担当がいるのだろう。とにかく、驚いた。

ビールの次は、ホッピーに切り替えて、美味しい料理に舌鼓。
ここでもあっという間に時間が経ち、気がつくと22時近く。
明日も仕事と言うことで、この辺でお開きに。

お勘定は…というか、cash on delivery で払った額は4,000円に満たず。
1人1,000円程度で、とても楽しい雰囲気と美味しい料理の数々を堪能。

ここもワインバー同様、機会があれば是非再訪したい。

  • まずはビールで
  • お次はホッピー
  • しいたけ天

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4位

福わらい (経堂、宮の坂、山下 / 居酒屋、日本酒バー、創作料理)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥6,000~¥7,999 -

2012/07訪問 2012/07/23

【福わらい/経堂】個性的な料理と癒やしの空間を楽しむ憩いの場

【2012年7月20日(金)】

前回の感動に味を占め、飲み友だちと一緒に福わらいを再訪。

この日は雨模様だったが、18時半過ぎに店に入るとほぼ満席。
カウンターの3席が空いていたので、そのうちの2席に腰掛ける。

まずはキリンハートランドの生ビールで乾杯して、宴の始まり!

さて、何を食べよう…っと、まずはお通しだ。

白つぶ貝煮付けは身がプリプリに詰まっており、いきなり旨い。
三つ葉の卵焼きは連れに食べてもらい(*)、青菜ごま和えを頂く。
実直な味わいで、3品ともお通しと言うよりも、立派な一品料理。

そして、お次は…

ここのメニューは日替わりなので、本日のメニューから料理を選択。

・天然ほやの塩辛[350円]
・冷凍いちじくの白和え[300円]
・油揚げまぐろ納豆包み焼き[500円]
・万願寺唐辛しえびしんじょ詰め揚げ[680円]
・アボカドとクリームチーズのおかか和え[450円]

どれも個性的な料理だったが、本日の逸品は油揚げまぐろ納豆包み焼き。
納豆を油揚げに詰めて焼いた、納豆包み焼きは有名だが、それを差別化。
そぼろのようなマグロがひっそり入っており、それが旨味を倍増させる。
醤油味は付いているがネギは入っておらず、上品な味わいが楽しめる。

また、シャクシャクした食感の冷凍いちじく白和えも、最高の一品。
南や幻舞といった日本酒を楽しませる最高の肴だ。酒が進む進む。

クリームチーズがおかか醤油と相性がいいのは有名な話だが…
そこにアボカドを入れてあるのは、ご主人のアイディアか。
この肴も、日本酒だけでなく、ビールにもとても良く合う…
ということで、焼酎青汁割りやキリン一番搾りをチャンポン。

前回、感動しすぎたためか、今回ビックリ感はなかったが…
期待を裏切らない料理の数々は相変わらず。さすが、福わらい。

また機会があれば再訪します。

(*)肉、乳製品、卵、甘味を食べない「甲田式健康法」を実践中。

【2012年5月GW】

トシヤベルデから歩くこと10分。なんと、ここで4軒目のはしご酒。
それにしても、連れも私も、よく飲むこと…は、さておき。

店に入ると、テーブル1卓とカウンターというこぢんまりした空間。
でも、何というか、居心地の良さをいきなり感じる。これはもしや…

まずは、三重の義左衞門(純米吟醸)[650円]で乾杯!

そしてお通し。今日はホタルイカと、いぶりがっこの白和え。
ホタルイカはぷりぷり濃厚、新鮮な味わいで、刺身こんにゃくもグー。
それよりも何よりも、いぶりがっこを白和えにする発想にいきなり感動。
白和えの深い味わいの中、ひっそりと見え隠れする、いぶりがっこの個性。
これがまた、日本酒のつまみに最高なのだ。

お次は、島らっきょ[300円]とキュウリぬか漬け[100円]を注文。
島らっきょは程よい辛味で、それをもろみ味噌で頂く。日本酒が旨い。
そして破格の安さ、ぬか漬けは、浅めの漬かり具合だが、まじめな味。

日本酒をお代わりし、次に食べるはインカのめざめ酒盗バター添え[400円]。
ところで、インカのめざめって…、なるほど、甘めのジャガイモとな。
ジャガイモを酒盗やウニで食べるのは大好きなので、迷わず注文。

甘くてほくほくのジャガイモを、香り豊かな酒盗バターで頂く。
思わず顔がほころぶ。なんともいえない幸せな気分…

さらに日本酒をお代わり。そして、刺身盛り合わせを注文。
赤身を使わずタイラガイ(ホタテ?)、イカ、白身中心なのがセンスの良さ。
いずれも鮮度抜群で、味わい深く、日本酒には最高の肴となった。

この日はいろんな出会いがあったが、ここ福わらいが一番心に残った。
美味しいお酒と美味しい肴、落ち着いてくつろげる癒やしの空間。
決して着飾った料理ではないが、普段着をきちんと着こなす実直な味。
経堂はなかなか訪れない場所だが、機会があればぜひ再訪したい。

(*)肉、乳製品、卵、甘味を食べない「甲田式健康法」を実践中。

  • お通し(ホタルイカと刺身こんにゃく)
  • お通し(いぶりがっこの白和え)
  • 三重の義左衞門(純米吟醸)[650円]

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5位

(肥後橋、渡辺橋、淀屋橋 / 居酒屋、串揚げ、海鮮)

11回

  • 夜の点数: 3.8

    • [ 料理・味 3.5
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥2,000~¥2,999 -

2025/04訪問 2025/04/09

太刀魚に惹かれて連日連夜の…(笑)

訪問日:4月8日(火) 17:00〜19:30
と言うことで、宿泊先のアパホテルでコチラのインスタを見ていたら、大好物のタチウオが出ているではないですか!
この日は大人しく部屋呑みを決め込んでいたのに、外着に着替えて徒歩5分、気がついたらお店の前に…(笑)
さっそくビールとタチウオ、そして一緒にインスタに登場していた肉豆腐を注文。昨夜もいらしていたご常連さんやお店の人たちと、甲子園での阪神戦を観ながら、お酒と料理に舌鼓。
そしてシメにご飯を注文。高菜の油炒めや、肉豆腐をおかずにホカホカうまうまの白米を美味しく頂き、お会計を済ませてお店をあとに。
近所に住んでいたら足繁く通いたい、明るくて美味しい「呑み処 卯」さん。また来ます。どうもご馳走様でした!
訪問日:4月7日(月) 17:00〜20:30
と言うことで、3年ぶりに従兄弟の居酒屋「卯」を訪問。

ビールや地酒を片手に、手作りのおばんざいなどを頂きましたが、相変わらずの良心的なお値段と、あいちゃんやバイトの娘による笑顔で明るい接客に大満足。

ちなみにコチラ、ガス釜でご飯を炊いているそうで、シメに白米を食べてみたら、めっちゃ旨かった…はともかく、また来ます。どうもご馳走様でした!
訪問日:9月5日(月) 17:00~21:00
と言うことで、一年半ぶりに従兄弟の酒処で晩酌呑み。この日も飲みに飲み、食べに食べ、ご常連さん…これがまた私のことを覚えていてくださる嬉しい方で…とのトークで盛り上がり…みたく、一人で三人分くらい呑み喰いしちゃいました~♪(笑)
訪問日:4月6日(火) 16:00~20:00
と言うことで、連日連夜の卯呑み。今回は瓶ビールの後、黒牛、呉春、春鹿、立山、大七、吉野川…などなど、地酒をいろいろと楽しんでみる。

料理も負けていない。マグロの刺身、じゃこおろし、マグロのあっさり煮、茄子の煮びたし、きびなご唐揚げ、おでん、サラダ、ぬか漬け、はんぺん、明太子…などなど。

この日もお酒と料理を楽しみながら、カウンター席の隣に座られたご常連さんとも楽しい会話が出来てラッキー…みたく、ディープで素晴らしいひと時を過ごせました!
訪問日:4月5日(月) 17:00~20:00
と言うことで、約1年ぶりの「卯」は、何と十周年記念でドリンク半額~♪

ビールをしこたま呑んで、美味しいおばんざいに舌鼓を打ち、大阪初日の夜を楽しく過ごしました~♪
訪問日:6月24日(水) 16:40~18:30

連日の「卯」訪問。今日は1人だったので、最初からカウンター席で飲む。
飲み物はビールと日本酒。カウンターのお惣菜やマグロ刺、海ブドウを頂く。
お店も昨日同様、大繁盛だし、楽しくなってご常連さんとの会話も弾む…
といった具合に楽しい時間を過ごしていたが、結構酔いが回ってきた。

これも「富士八商店」での飲み放題の影響か。
翌日は東京へ帰らなければならないので、この辺でお開きに。
お勘定を払い、大将や女将さんにご挨拶して、お店をあとに。

いつ来ても、こんな感じでまた来たくなるお店「卯」
今度は2022年の訪問かな。どうもご馳走様でした!
訪問日:6月23日(火) 17:20~21:30

大阪旅行初日。夜の部はもちろん、ここ「卯」で飲むのが楽しみの一つ。
そして兵庫に住む友人が仕事で大阪へ来ることになり、一緒に飲むことに。

前回の訪問が2018年12月だから、1年半ぶりの訪問になる。
その間、コロナの影響で心配だったが、大将や女将さんも元気なご様子。
それよりも何よりも、店に入るとすでに2組のお客さんで大盛り上がり。
変わらぬ雰囲気に安心してテーブル席へ腰を下ろす。

のどがカラカラだったので、トリアエズナマからスタート。
注文は兵庫の友人にお任せし、ずりニラ炒めや枝豆などを頂く。
こちらの料理はユニークで、相変わらず美味しい。うん、これこれ。

大阪の日本酒「春鹿」をチビチビ飲みながら、話に盛り上がっていたが…
友人は翌日も仕事だし、帰宅に2時間かかるので、18時半で一旦お開きに。
肥後橋駅まで見送ってから、私はカウンター席で二次会モードへ突入。

今度は気分を変えてハイボールのオンパレード。
フォアローゼズ、ジョニ黒、ホワイトホース…
大将や女将さん、バイトの子にも1杯ご馳走して気分上々。
お店が落ち着いてきたので、大将ともいろんな話で盛り上がる。

おっと、あっという間に21時半。明日は朝から京都旅行…

「ご馳走様。明日もまた来るね!」

大将と女将さんにご挨拶して、難波の宿へと戻るのであった。
訪問日:12月14日(金) 17:00~21:30

昨日の下見を経ていよいよ本番呑み!

飲み慣れた菊正宗から始まり、ハイボール三種、そしてまた菊正宗へ戻り…

マスターとあいちゃんが作る美味しく料理に舌鼓を打ちながら、ご常連さんとの会話を楽しみ、大阪の夜はふけていくのでありました。
訪問日:12月13日(木) 17:00~17:30

梅田での呑み会の前に、従兄弟がやっている呑み屋「卯」を表敬訪問。

アポなしで店に入るとマスターかなり驚いた様子。

でも、いつものように快く受け入れてくれ、大阪の地酒を飲みながら近況などを話していると、あっという間に30分経過。

翌日ゆっくり飲みに来ることを約束して、梅田へと向かうのであった。
〔2016年10月25日(火) 17:00~23:00〕

梅田へ来たら必ず寄るお気に入りの飲み屋「卯」を2年ぶりに訪問。
ご主人は相変わらずお元気だったが、愛ちゃんは捻挫したとかでお休み。
ちょっぴり寂しい気もしたが、バイトの方が18時から2名入るとのこと。
今夜も新しい出会いがあるかも…と期待に胸を膨らませつつビールを注文。

一杯目をグビッと飲み干して、二杯目へ。おつまみは何にしよう。
とりあえず、鶏ゴボウ、ジャコおろし、マグロの刺身を頂く。旨い…
ビールの後は日本酒が飲みたくなった。選んだのは大阪の「天野酒」

香りもいいし、濃厚な味わいが私の好みにピッタリ。

こうなるとおでんが食べたくなる。厚揚げ、大根、ジャガイモをチョイス。
すべてのネタに出汁が良く染みており日本酒に最高。特にジャガイモ。
口の中でほろり~さらり~と崩れる快感ときたら…

この日は野球の日本シリーズをお店のTVで目当てにするお客さんで満員。
私の隣に座ったのは、このお店に焼酎の霧島を卸している営業の方。
東京では飲んだことがない「吉助」をロックで頂きながらその方と談笑。
まるでお芋を食べているような満足感の高い味わいに感動しつつ…

おっと。もう23時だ。この辺で宿に帰らないとまた迷子になる。
ご主人と固い握手を交わし、またの再会を誓って店をあとにした。

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〔2014年10月24日(金) 17:30~23:00〕

2年ぶりに「卯」へ。お店に入るとご主人と愛ちゃんがお出迎え。
1人カウンターで、ビールや日本酒を飲みながら美味しい料理に舌鼓。
定番のじゃこおろしやおでん、そして、愛ちゃん特製、お総菜の数々。

中でも感動したのが、鶏とこんにゃくの煮物。
甘辛く煮付けてあるのだが、実山椒を使っている。
ピリリとしたアクセントと山椒のいい香りが楽しめる。

そんな美味しい料理を食べると、お酒もついつい進んでしまう。
ご常連さんも続々とやってきて、私もその話の輪に混ぜてもらう。
最後はほとんど記憶がなくなり… でも、とても楽しい気分で宿へ…

のはずが、ここは東京じゃない。しかも、外は夜の暗がり。
途中、迷子になって、タクシーで帰ったのは言う迄も無い。
そんなこともあったが、大阪へ来たら、また寄らせて頂きたい。

どうもご馳走様でした!

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【2012年12月吉日】

ご主人とは旧知の間柄だったこともあり、一度訪れたいと思っていた店。
それが、今年の6月にリニューアルオープンした「卯(うさぎ)」だ。

地下鉄四ツ橋線の「肥後橋駅」7番出口から南へと歩く。
そして、肥後橋郵便局の角を右に曲がってしばらく歩くと「卯」の看板。
この日は定休日にも関わらず、お店を開けて待っていてくださったのだ。

細い通路を、以前の店を右手に見ながら一番奥まで歩くと、そこが入口。
扉を開けて中に入ると、元気そうな姿のご主人がいらっしゃった。

挨拶もそこそこに、私はカウンター席に腰を下ろし、店内を見回す。
カウンター10席とテーブル14席くらいの、明るく落ち着いた空間。
目の前の棚にはお品書きの黒板と、日本酒や焼酎のボトルがずらり。
東京ではあまり見かけない赤霧島や、幻の焼酎「伊佐美」もある。

これは期待できそうだと、生ビール(中)を注文…、えっ、1杯350円!?
聞いてみると、大阪ではこのくらいが相場で、280円の店もあるとか。
その350円のキリン生で喉を潤し、落ち着いたところで料理を注文。

この日はご主人との再会で大いに盛り上がったこともあり、頂いたのは…

・マグロのトロ刺身
・自家製おでん(厚揚げ、大根、がんもどき、さつま揚げ)
・レンコンチップス
・タラとイカのアクアパッツァ
・ナスとパプリカのマリネ
・鯖へしこ
・きずし(シメサバ)
・タコのから揚げ
・ホタテのバター焼き
・タラ白子のグリル

…と、和洋折衷の、実に10品。(お通しがないのも個人的には嬉しい)

料理に演出や派手さはないが、愛情がこもった、とてもまじめな味。
特に魚介類は鮮度の良い素材を使っており、笑顔がこぼれる旨さ。
鯖のへしこや、焼いた白子など、初めて口にする料理にも大満足。

気がつくと、生ビールを10杯くらい飲み干して、料理もすべて完食…

ちなみに、この日は開店から閉店までお客は私1人と、貸し切り状態。
ご主人とマンツーマンで、思う存分、いろんな話をすることができた。
(定休日でも、予約をすればお店を開けてくれるそうです)

ということで(!?)、続編へと続くのであった…

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【2012年12月吉日の翌日】

明日は女将さんもいるよ…、とご主人に聞き、性懲りもなく連日の訪問。
店に入ると、モデルの冨永愛に似た女将さん、通称"愛ちゃん"がそこに。
さっそく女将さんにご挨拶をして、昨日と同じカウンター席へと座る。

で、まずは、キリンとれたてホップ一番搾り(中瓶)[500円]を注文。
よく冷えたビールを飲みながら店内を見回すと、ご主人がいない。
女将さんに聞くと、厨房で腕をふるっているのだとか。
普段の接客は、女将さんが受け持っているのだそうだ。

店にはご常連さん4人が盛り上がっており、昨日とは違った雰囲気。
なるほど、これがいつもの「卯」なんだなぁ、と妙に納得。
そして、おつまみを注文。

・フキの煮物
・ジャコおろし
・冷奴

ここのおつまみは基本、200円〜500円くらいと、とてもリーズナブル。
フキ煮は、ポテサラとともに置かれてたカウンターの大皿からチョイス。
シラスじゃなくてジャコの方が口に合うなぁ、と大根おろしを食べつつ、
ビールがなくなったので、紫芋焼酎、宮崎の「赤霧島」ロックを注文。

甘くてすっきりした味わいの赤霧を楽しみながら、女将さんとも談笑。
そのうち、常連さんが次々にお店にやってきて、女将さんも大忙しに。
お客さんと話をしつつ、注文を取って、料理を運んで…といった具合。
大変ですね、と女将さんに声をかけると、まだまだ序の口とのこと。

ふと気がつくと、大皿にブリ大根が仲間入りしたので、それを注文。
大根を口に含むと、ブリの旨味がたっぷり染み込んでおり、んまい。

焼酎も、幻の芋焼酎、鹿児島の「伊佐美」にスイッチ。
この焼酎も、クセがなくて、甘みがあって、とても美味しい…
と、これもすぐにグラスが空いてしまい、今度は日本酒を飲むことに。
選んだのは、奈良の今西清兵衛商店が醸し出す「春鹿 超辛口 純米酒」
すっきりした飲み口は、ブリ大根との相性もバッチリ。

さて、次は何を食べよう…とメニューを見ると、するめ天を発見。
するめ天は、するめいかの天ぷらで、大阪名物らしい。で、注文。

熱々を食べてみたら、柔らかいイカせんべいといった感じでイケる。
でも、これはビールのおつまみだなぁ…、おっと、そろそろ時間だ。
残ったするめ天をラップとホイルに包んでもらい、お勘定を済ませる。

「ご馳走様でした」

女将さんにお礼を言って店を出ると、ご主人が外まで見送ってくれた。

「また来ます!」

都内にあれば、ちょくちょく行けるのに…と、思ったが仕方がない。
そんな、何度でも来たくなるような、アットホームな雰囲気の「卯」

これからも益々飛躍してほしい。

  • タチウオ塩焼き
  • (説明なし)
  • 肉豆腐

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6位

鮮藍坊 (登戸、向ケ丘遊園、和泉多摩川 / 中華料理、居酒屋)

3回

  • 夜の点数: 3.7

    • [ 料理・味 3.5
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥6,000~¥7,999 -

2024/11訪問 2024/11/25

久々の中華呑み~♪

訪問日:11月20日(水) 19:00~21:30
と言うことで、超久しぶりの訪問かつ何度か使わせて頂いていますが、安定感のある料理…でもちょっと高めかな…だけでなく、相変わらずのビートルズBGMと1杯目10円のサービスビールが最高。これからも贔屓にさせてもらいますね!
訪問日:2018年6月6日(水) 19:30~21:30

やきとりハウス平安郷」でのゼロ次会を終え、本命の中華居酒屋「鮮藍坊(シェンランフォン)」を4年ぶりに訪問。今回は松・竹・梅みたいな「鮮-シェン」「藍-ラン」「坊-フォン」3コースのうち、8品2,500円の「鮮-シェン」に2h飲みホ1,200円を付けて、小中学校の同級生9名での宴会だ。

コースの内容は以下の通り。
◆前菜二種盛合せ
◆イカと白身魚の梅風味炒め
◆春巻き
◆揚げ野菜やわらか角煮
◆鶏ささみと長芋さっぱりスープ
◆海鮮レタスXO醤炒飯
◆デザート

頂けるドリンクは、乾杯瓶ビール、生ピッチャー、ハイボール、樽生スパークリング、マッコリ、紹興酒、ワイン、日本酒、ウーロンハイ、焼酎、サワー各種、カクテル各種、中国果実酒各種、ソフトドリンク…と盛りだくさん。

翌日も仕事だったので、影響が出ないように飲む量をコントロールしつつ、美味しい料理に舌鼓…のつもりだったのが、ゼロ次会と「生ビール最初の1杯10円(お通し300円)」というお店のキャンペーンに釣られて宴会前にビールを飲んだのが仇となり…というか、仲間たちとの楽しい会話で調子に乗って飲み過ぎたのが原因だが、予想通り最後は記憶があやふや…はともかく、味よし雰囲気よしサービスよしの三拍子は相変わらず。

今度はもっと時間をかけてじっくり楽しみたい。どうもご馳走様でした!

(お勘定:4,130円)
〔2014年3月1日(土) 19:00~20:30〕

「鐵の家」のあと、2階の「鮮藍坊」へと流れる。

まずは生ビールからスタートし、黒米(YIN ZHU HUAN)へスイッチ。
ピータンや炒め物など、数品を堪能。相変わらず美味しかった。

(お勘定:1人あたり3,800円)

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【2012年11月6日(火)】19:00〜22:30

そういえばこのお店、何度か利用したけど、レビューしてなかったな…
と思っていたら、飲み会のお誘いがあり、お店の決定権も頂けることに。
場所は登戸だったので、先日利用した「鐵の家」にしようか迷ったが…
満席で予約できず、満を持して「鮮藍坊」に電話すると6名OKとのこと。

ラッキー。これで、晴れてレビューも書けるではないか。

待ち合わせ場所は南武線と小田急線の連絡通路。そして、店へと向かう。

店の場所は非常に分かりやすい。

通路から正面に見えるビルの「中華居酒屋」という看板が目印。
我々は今回行きそびれた「鐵の家」を尻目に階段を上がって2階へ。
そして、店に入って案内されたのは、左側にあるテーブル席。
落ち着いた雰囲気で開放感もあるし、思う存分楽しめる予感。

ということで、まずは生ビールで乾杯し、お通し[300円]を頂く。
大根、キュウリ、瓜、ニンジンの浅漬けで、ビールにも良く合う。

あとは、以下のような料理を注文して、みんなでシェア。

・蒸し鶏ごまソース[550円]
・海老アボカドサラダ[750円]
・豚足冷菜[580円]
・ピータン[580円]
・骨付もも肉パリパリ揚げ[650円]
・カニ湯葉豆腐煮込み[720円]
・海老トマトおこげ[1,150円]
・車海老きのこオリーブガーリック炒め[1,280円×2]
・手羽先果仁ナンプラー炒め[580円×2]

私はサラダとピータン少々、そして、小皿に取り分けられた4品を頂く。
カニ湯葉、おこげ、車海老、手羽先…いずれも個性的で、私の口に合う。
また、味付けにMSGは使われていないようで、すっきり美味しく頂ける。
中でも、久しぶりに食べたおこげが、香ばしくて旨くて、ビールが進む。

ちなみに私は食べなかったが、豚足は骨抜きで食べやすいと好評だった。

で、とにかくビールを飲みまくり、楽しいトークで大盛り上がり。
どんだけ飲んだんだっけ、と、翌日レシートを見ると…

・ピッチャー[1,890円×8杯]
・紹興酒 甕[1,860円]
・芋焼酎 やきいも黒瀬[600円×2]
・麦焼酎 吟麗玄海[550円×3]

ビールは私を含め4人で飲んでいたから、1人ピッチャー2杯…、なはは。

店内にはいつものように、私の大好きなビートルズの曲が流れている。
この雰囲気で、旨いビールと美味しい料理を頂くとテンションも上がる。
しかも、結構食べたのに胃もたれや胸焼けしないのは上質な料理の証拠。
また、お勘定も3万円ちょいと、満足度を考えると、コスパもかなり良い。

美味しい中華料理を“居酒屋っぽく”気軽に楽しめるシェンランフォン。

機会があれば、また是非利用したい。

(お勘定:1人あたり5,000円)

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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7位

富士屋本店 ワインバー (渋谷、神泉、代官山 / 立ち飲み、ワインバー)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥2,000~¥2,999 -

2012/05訪問 2012/05/19

【富士屋本店 ワインバー/渋谷】今宵も飲兵衛が集う、ここ、立ち飲みワイン酒場へ…

【2012年5月】

5月のGW、富士屋全店“はしご酒”を企てたが、ものの見事に失敗。
ダイニングバー以外は休業だったw)
その雪辱を果たすべく、改めて渋谷を訪れた。そして、ワインバーへ…

店に着いたのは午後6時過ぎ。カウンターにはすでに何人ものお客さんが。
我々は店に入って左の壁際を陣取り、まずは黒エビス中生[450円]で乾杯!
この日はカラリといい天気だったので、ビールが旨い…

さて、この日頂いたお料理と感想は以下の通り。

・穴子とフォアグラのテリーヌ[600円]
(味はいいが、冷蔵庫に入れてあったせいで、口の中に脂がまとわりつく。
常温でしばらく置いてから食べた方がいいかも)

・茄子のマリネ[150円]
(小ナスのコンソメゼリー寄せ。ナス1個がかわいいグラスに入っている。
見た目もいいし、上にかかっている洋風酢味噌!?が味の決め手)

・タブレ[150円]
(クスクス、カニ、ミニトマトのサラダ。おからを食べているような食感。
カニの旨味と、クミンのようなスパイシーさの取り合わせが絶妙)

・鶏レバームース[300円]+バケット
(値段の割りには、かなりのボリューム。4人でシェアしてちょうど良い。
すっきり濃厚な味が楽しめ、赤ワインにグーな逸品)

・オイルサーディン焼き
(油の中でイワシを煮込んだアヒージョ。無難なお味で白ワインに最高)

・オリーブとピクルス
(白ワインのつまみの定番。塩漬け小タマネギが特に旨かった)

ここの料理は、立ち飲みにふさわしい安価な値段設定だが手抜きはない。
見た目も洒落ているし、メニューも豊富で、どの料理も間違いない感じ。
フト気がつくと店内は満員。なるほど、これは人気があるはずだと納得。

話は前後するが、ビールの後はスパークリング、白、赤とワインを堪能。

ロータリ・タレント・ブリュット[600円]
(イタリア/シャルドネ)

シャトー・デ・ゼサール・ブラン(2011)白[2,300円]
(フランス/セミヨン、ソーヴィニョンブラン)

ヤーデン・マウント・ハーモン(2011)赤[2,300円]
(イスラエル/カベルネソーヴィニョン、メルロ、カベルネフラン)

ワインリストは、フランス、イタリア、日本など、様々な国々を網羅。

「同じ価格のボルドーを飲むなら、圧倒的に満足できます」
「世界に羽ばたく注目のワイナリー YARDEN イスラエルワイン!」

――など、興味をそそるコメントが書かれており、読んでいて楽しい。

満員の店内は、思い思いの話に花が咲いており、わいがや状態。
まさにここは「立ち飲みワイン酒場」という表現がぴったりだ。

我々も4人で盛り上がり、あっという間に1時間半近く経った。
さてと、お勘定は…、11,650円。1人2,900円ちょい。これは安い…

立ち飲みだと思い侮っていたが、美味しい料理とワインの数々に脱帽。
これからも機会があれば、ぜひ立ち寄りたいお店だ…、ということで、
お次は裏口を出てすぐ右側の地下にある「本店 立ち飲み」へと移動…

  • 黒エビス中生[450円]
  • 穴子とフォアグラのテリーヌ[600円]
  • 茄子のマリネ[150円]

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8位

国立飯店 (谷保 / 中華料理)

3回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 昼の点数: 3.3

    • [ 料理・味 3.0
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ~¥999 ~¥999

2018/03訪問 2018/03/02

今までありがとう!

昨日、久しぶりに店の前を通ったら「2017年12月28日で閉店」の貼り紙。美味しいタンメンが食べられなくなり残念ですが、心から「今までありがとう」と言いたいです。
訪問日:2017年12月16日(土)

久々に「国立飯店」で食事。壁のメニューを見ると、所々間引かれており、品数が減っている。例えばカレーがない…など。逆に汚れていた短冊がリニューアルされて綺麗に。

そんな中、みそ野菜ラーメン650円を頂くことに。いつものように肉抜きにんにくなしで注文。しばらくすると調理が終わり、ラーメンが目の前に。野菜の量は相変わらずボリューム満点。

麺を一口。ちょっと茹ですぎの感じがするし、スープの塩加減が物足りない。仕方ないので醤油と胡椒を投入して味を調整。本当はこのようなことはしたくないが、以前と比べて味が落ちた気がする。

野菜は白菜、モヤシ、人参、タマネギ…と大根葉のようなものが入っていて、いろんな味が楽しめる。野菜に対する満足感は変わらない。

メニューが減ったのも気になるし、味が物足りなくなったのも気になるが、みそ野菜に限ったことかもしれないし、今度はタンメンで味を確かめたいと思った。

どうもご馳走様でした!
〔2016年4月16日(土) 17:00~17:20〕
スチバチみそ野菜ラーメン(にんにく入り/肉抜き)[650円]を頂く。
相変わらずのボリュームと、値段据え置きの良心的なサービスに感謝!

〔2015年12月12日(土) 12時頃〕
再訪…と思ったら、なんと1年ぶり。久しぶりのタンメンは旨かった!

〔2014年12月30日(火) 18:30~18:50〕
年内営業とのことで、もやしラーメン[650円](肉抜き)を食べに訪問。
とろみの付いたもやしは新鮮そのもの。あとはニラと人参少々。
しかし、醤油ベースのスープがイマイチのコク。
やっぱ味噌野菜か、タンメンがいいかもしれない。

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〔2014年7月21日(月) 12:50~13:10〕

スリバチ味噌野菜ラーメン[650円](肉抜き/ニンニクなし)を頂いた。

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〔2014年4月30日(水) 12:30~12:50〕

スリバチ味噌野菜ラーメン[650円](肉抜き/ニンニク入り)を頂いた。

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〔2014年3月15日(土) 13:30~14:00〕

今回はカントンメン(800円)を食べに訪問…っと、その前に。
喉が渇いていたのでビールをグビッ。おつまみはフキの煮物。
ビールが半分くらいなくなったあたりで、カントンメン登場。

白菜を中心に、ピーマン、ニンジン、タケノコ、キクラゲが野菜類。
そしてイカ、エビ、かまぼこ、ウズラの卵という9種類の具だくさん。
スープは醤油。これで味噌野菜、タンメンと3種類を一通り堪能した。

カントンメンも旨かったが、やはりここはタンメンかな。

(お勘定:1,300円)

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〔2013年9月16日(月)〕12:30~13:00

台風18号が去ったか去らないかの微妙な時間帯。
時折小雨がぱらつく中、久しぶりの訪問。

味噌野菜ニンニク&肉抜き[650円]を美味しく頂いた。

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【2013年2月9日(土)】13:50~14:10

昼食には、納豆か豆腐を食べることにしているのでメニューを見ると…
あった。冷奴[150円]と納豆[150円]が。さすが国立飯店ではないか。

で、メインはタンメン(肉抜き)[650円]、さて、サイドディッシュは…
でも、さすがに中華類には納豆は…ということで、冷奴を注文する。

待つことしばし。トレーに乗せられたタンメンと冷奴が目の前に。
まずは、ネギ、ショウガ、鰹節がかかった絹ごしに醤油をかけてパクリ。
うーん、キンキンに冷えていて美味しい。そして、熱々のタンメン…

相変わらず口に合うなぁ、ここのタンメンは。

植物性タンパクも野菜もたっぷり摂って、大満足で店をあとにした。

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【2012年7月】

他の店でタンメンを食べ歩いたりしていたので、久しぶりに古巣へ。
そして、肉抜きタンメンを食べる。やっぱ、ここのが一番美味しい。
野菜のボリューム、スープの塩加減、カンスイくささを感じない麺…

ご馳走様でした。

(*)肉、乳製品、卵、甘味を食べない「甲田式健康法」を実践中。

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【2012年5月GW】

この日は焼きそば(肉抜き)を注文。

まずは、ビールで喉を潤して…
お通しに、カボチャの煮付けが出される。
これは、うまい…

程なく、焼きそばが目の前に。
一口すする。明らかに、No MSG。うまい。
結構、大盛りだが、お腹が空いてたので、完食。
やっぱり、ここの中華は旨い。次は何を食べようかな…

(*)肉、乳製品、卵、甘味を食べない「甲田式健康法」を実践中。

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【2012年4月】

前回のタンメンに味を占め、味噌野菜ラーメン[650円]を食べに再訪。

味噌野菜の場合、ニンニク入りか抜きを選べるが、今回は後者を選択。
そして、いつものように肉抜き(*)で注文し、待つこと5分。

短冊に書いてあった通り、すり鉢に入った味噌野菜ラーメン登場。
タンメンの器より、また、想像していたよりも大きなすり鉢だ。

まずは麺をひとすすり。あっさりしているが、味噌のコクは充分。
麺、野菜とも、タンメンと同じで、スープのみが違いのようだ。
スープはやはり、MSGをほとんど感じず、いい感じ。

一緒に食べにきた子供たちは、ラーメンとチャーハン、餃子を注文。

ラーメンは写真を取り忘れたが、オーソドックスな中華そば。
スープは鶏ガラ系の、あっさり醤油。うーん、懐かしい味。
具は厚みのあるチャーシューにメンマとシンプル。

チャーハンは、あまりパラッとしていないが、餃子はなかなかのもの。
具は野菜中心で、とにかく焼き方が上手。表面が全然脂ぎっていない。
…と、子供たちの分にも少しだけ手を付けて、自分のラーメンと格闘。
タンメン同様、野菜野菜、麺また野菜と食べ続け、ふー、完食。

見た目が凝っているだけで、バカ高いラーメンよりも、私は実質重視。
この値段で、これだけの満足感が味わえるのは、最近では貴重。
周りに流されず、これからも末永く、この味を守ってほしい。

さて、お次は焼きそばでも試してみるかな。

(*)肉、乳製品、卵、甘味を食べない「甲田式健康法」を実践中。

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【2012年4月】

谷保駅界隈の中華料理屋で、まだ入ったことなかったのが国立飯店。
この日、外出先へ行く途中にあるのを思いだし、入ってみることに。

お店はバス通りから路地に入った所にあり、かなりの歴史を感じる。
赤い暖簾をくぐって店に入ると、笑顔の素敵な女将さんがお出迎え。

店内を見回すと4人テーブルが6卓で、壁にはずらりとメニューの短冊。
メニューは個別には用意されておらず、短冊を見るシステムのようだ。

私は入り口に近いテーブルに腰をおろす。そして、あることに気がつく。
お尻と背もたれ全体がふわっとしており、椅子の座り心地がとても良い。
見た目はしょぼい椅子だが、何とも言えないリラックス感が味わえる。
また、それぞれのテーブルには、灰皿の代わりに[禁煙]の張り紙が。
タバコ吸い放題の中華料理屋が多い中、嫌煙家の私には嬉しい誤算だ…
っと、そんなことより、料理をオーダーしなければ。

肉を食べない私は(*)、迷わずタンメン(肉抜き)[650円]をチョイス。
そして待つこと5分。野菜がどっさり乗ったタンメンが目の前に登場。

まずは麺をひとすすり。ストレートな麺は、噛み心地も喉ごしも良い。
また、スープにもほとんどMSGを感じない。そして、程よい塩加減。
次に野菜を一口。しゃきっと感は残しつつ、いい具合の柔らかさ。
(炒めたあと、スープで野菜を煮るのだが、その加減がちょうど良い)
野菜はモヤシとキャベツ中心で、ニンジン、ニラ、タケノコの細切り。
それがまた、ストレート麺に良くマッチして、とても食べやすい。

野菜、野菜、麺また野菜…。無我夢中でタンメンを頬張る。
気がつくと、あっという間にタンメンを完食していた。ふー。
まさかこんなところで、こんなに旨いタンメンに出会えるなんて。
野菜、スープ、麺のバランスが、私のニーズにジャストフィット。
とにもかくにも、これまで食べた中で文句なく一番のタンメンだ。

ところで、今回はお店の見た目に騙されてはいけない好例だと思った。
ここは高級中華料理屋ではない。安くて旨くて満足できればいいのだ。
禁煙、椅子、そしてタンメンの味。感動するお店に久しぶりに出会えた。

ということで次回は、味噌野菜ラーメン[650円]をぜひ試したい。
塩味がいい感じだから、たぶん味噌味もいい感じじゃないかと。
(野菜の一品料理+キリンラガー中瓶[500円]もいいかも。w)

どうもご馳走様でした!

(*)肉、乳製品、卵、甘味を食べない「甲田式(少食)健康法」を実践中。

  • (説明なし)
  • みそ野菜650円
  • みそ野菜650円

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9位

フォーナナ (谷保 / ベトナム料理)

1回

  • 夜の点数: 3.7

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 昼の点数: 3.7

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥2,000~¥2,999 ~¥999

2014/09訪問 2014/09/28

【Pho NANA/谷保】良心的な値段で、美味しいPhoが食べられる店

〔2014年9月27日(土) 22:10~22:30〕

1年以上ご無沙汰していたが、久しぶりに鶏肉のフォー[600円]を堪能。
増税後も価格据え置きは嬉しいし、相変わらずボリューム満点。
鶏肉は柔らかくてジューシーだし、飲んだあとのシメに最高だ。

ところで、このお店は今月末で閉店(移転)。
10月10日に国立富士見通りに店を出すとのこと。
店長のヴォンさんにご挨拶して、国立での再会を誓うのであった。

〔2013年6月8日(土)21:10~21:30〕

山長」で飲んだあと、小腹が空いたのでPho NANAを訪れる。
店に入ると店長のヴォンさんが「久しぶり!」と声をかけてくれた。
確かに3か月ぶりだなぁ…と思いながらも、Pho Ga[600円]でシメる。

で、お会計の際、前から気になっていたことをヴォンさんに聞いてみた。

フ「ネップモイ、ネップカム、ルアモイってあるじゃないですか」
ヴ「はい」
フ「ルアカムってないんですか?」
ヴ「うーん、ないですね」

ご存じのように、これらは有名なベトナム酒。

・ネップモイ(とうもろこし風味のウォッカ)
・ネップカム(紹興酒風味の赤酒)
・ルアモイ(ちょっとクセのあるライススピリッツ)

要するに言葉の組み合わせということで、ルアカムは…みたいな。
そんなことを突っ込んで聞いてみたが、言葉自体に意味はないとのこと。

どうやら単なる「銘柄」のようだ…、ということで気分すっきり。

今回も満腹でお店をあとにした。

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【2013年3月24日(日)】14:40~15:00

この日は、ちょっと遅めのランチで海鮮おかゆ[640円]を頂く。
ランチタイムだと、通常よりお得な値段で食べられるのが利点。
海鮮おかゆだけでなく、フォーも単品だと500円台となるのだ。

さて、そのおかゆであるが、出てきたのは想像とは違い、かなりゆるめ。
ほとんどがお米のを想像していたが、五分粥にも満たない二分粥くらい。
器の中は、具とおかゆを除けば、ほとんどがスープなのである。

それでもエビ、イカ、もやし、ブロッコリー、キノコといった具を食べ…
なるべくスープがレンゲに入らないよう、おかゆだけを頂いて…
食事の際、スープは飲まないので、食べるのが大変だ。

味つけは、かなりあっさり目で、ニョクマムの香りや塩気も薄い。
これがベトナム風のおかゆなのであろうが、私には不向きな料理だった。

やはり、ここで食べるのはフォーやサラダ、おつまみ類かな。

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【2013年2月3日(日)】17:30頃

この日は晩飯を家飲みしようと、フォーナナの料理をテイクアウト。

・ベトナム風厚揚げレモングラス焼き[390円]
・青いパパイヤサラダ[750円]

――の2品を、家でビールを飲みながら頂く。

ニョクマムの香りが部屋に漂い、ベトナムチックな雰囲気で飲むビール。
ビールも旨いし、料理もうまい。こんな楽しみ方もありだな、と思った。

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【2013年1月31日(木)】22:40~23:00

菊名の「スズキ」で飲んだ帰り、ふらりとPhoNANAを訪問。
シメのシメとして、鶏肉のフォー(Pho Ga)[600円]を頂く。

そして、Phoができるまでの間、店長のヴォンさんとしばし会話。

「今日は仕事で遅くなったのですか?」
「いえいえ、飲み会。シメでフォーを食べようかと思って」
「メニューに新しい料理が増えたんですよ」
「へえ。どんな料理なの?」
「牛肉の煮込みです。美味しいですよ」
「(メニューの写真を見ながら)ホントだ、旨そうだね」
「海鮮おかゆもシメにはお勧めです」
「なるほど。今度試してみるよ」

Phoができたので、ズズッと頂く。うん、相変わらず美味しい。
カロリー摂り過ぎたかな…と思いつつも、箸は止まらず、一気に完食。

いつものように満腹満足で店をあとにして、家路を急ぐのであった。

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【2013年1月3日(木)】19:10~19:30

一文銭」で飲み食いしたあと、最後のシメでフォーナナを訪問。

この日は、超辛口のベトナムワイン(白)[525円]に初挑戦。
合わせる肴は、厚揚げ[390円]…と、シメ前の一品を楽しむ。
それにしてもこのワイン、キリリとした辛口で、厚揚げとの相性もグー。
ワインと厚揚げはあっという間に完食し、シメにPho Ga[600円]を注文。

その鶏肉フォー(結構なボリューム)も完食し、お腹は超満腹状態。
ちょっと食べ過ぎたかな…と後悔しつつも、大満足で店をあとにした。

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【2012年12月28日(金)】21:10~21:30

太助」「魚民」とハシゴし、この日のシメは、やっぱりここ。
だって、食べていない料理がまだまだあるんだもん…はさておき。

この日にトライしたのは五目焼きそば[720円]。
つなぎに飲むは、赤い琥珀色のお酒ネップカム[440円]。

ネップカムをチビチビ飲みながら待つことしばし。五目焼きそばが登場。
見た目は塩コショウ味のあっさりめ、餡かけ焼きそばのような感じだ。
具は白菜、シメジ、もやし、ブロッコリー、パプリカ、ピーマン、エビ、
ニンジン、タマネギ…と、五目どころの騒ぎではなく、大盤振る舞い。
その餡が、オレンジと薄緑色をした平打ちのベトナム麺にかかっている。
…っと、講釈はさておき、さっそく頂いてみる。

麺は固めで食べ応えがあるが、その堅さが逆に餡とも良くマッチ。
思った通りのあっさり味で、これまたシメに最適の一皿だ。

ところで、このきれいな色の麺は、何か練り込んであるのだろうか…
といったことを、店長のヴォンさんに聞くのを忘れてしまった。

今度はその秘密を探りに…じゃなく、旨い料理を食べにまた訪れたい。

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【2012年12月21日(金)】19:00~19:20

らくらく」で韓国料理を楽しんだあとは、ベトナム料理でシメ。
(最近、このパターンが定常化しているような気が…)

まずはベトナム酒ルアモイ[440円]をグビッとやり、気合いを入れる。
そして、シメに選んだのはメコンデルタ風うどん[650円]。

牛と鶏で取ったダシに、鶏肉、エビ、ニラ、レタスが入ったうどん…
といっても、私にはフォーとの区別がつかないが、とにかく、うまい…

シメの一品がまたまた増えて、嬉しい気分で店をあとにした。

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【2012年12月18日(火)】21:30〜21:50

漁師屋」で胃袋がふくれたようで、小腹が空いてフォーナナへふらり。
この日、二度目のシメに頼んだのは、初挑戦のフォーカレー[740円]。

すると「今日は飲まないの?」と、店長のヴォンさんから突っ込みが。
まあまあ。今日はしこたま飲んでいるからね…、と待つことしばし。
フォーカレーの器が目の前にサーブされてきた。

で、どんな料理かと思いきや、カレーうどんならぬ、カレーフォーだ。

パクチーと唐辛子を入れ、レモンを絞って、さっそく麺を一口。
スープはココナッツの香りがして、タイ風カレーにも似た感じ。
辛味は少なく、子供でも食べられそうな、さらさらでマイルドな味。
そのスープが、砕いたナッツとともにフォーの麺にしっかりと絡む。
レタスも入って、生野菜も摂ることができるし、とても気に入った。

さてと、今度はシメに何を食べようかな。w

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【2012年11月29日(木)】19:20〜20:20

お店の前を通りかかったら、メニューが増えているのを発見。
しかもそれがおつまみ系と来た日には、試さない訳にはいかない。
ということで店に入り、ベトナム酒の肴として、以下の2品を頂いた。

・ベトナム風厚揚げレモングラス焼き[390円]
・フェ風なす辛味ソース[390円]

あっさりしたルアモイ[440円]の肴として、最初に頼んだのは厚揚げ。
しかし、サーブされるまで10分くらいかかり、一瞬不安になったが…
出来合いの厚揚げではなく、絹ごし豆腐をお店で揚げたものだった。

なるほど…と納得し、さっそく一口頬張ってみると…

熱々の厚揚げにレモングラスの酸味が絶妙に効いており、思わず笑みが。
付け合わせのキュウリと水菜も、口直しにパリパリ頂く…、で完食。

お次は、トウモロコシっぽい香り漂うネップモイ[440円]。
その肴に充てたのは、なす辛味ソース。これは、割とすぐテーブルへ。
皮をむいた茄子に、薄切りの揚げたポークが付いている。

草食系の私にポークは余計だったが、許容範囲の量なのでパクリ。
ポークはカリカリで、ウイキョウのような香りがアクセント。
ソースは甘めで、砕いたピーナッツが香ばしさを出している。

うん、この2品は私の口にとても合う。ちなみに、他にも…

・ホーチミン風ポークソテー[390円]
・ベトナム風鶏唐揚げ[390円]

という旨そうなおつまみがあったが、どちらも肉肉しているので…

さて、そろそろシメに移ろう。おっ、メニューが増えているぞ。

・海鮮おかゆ[700円]
・フォーカレー[740円]
・海鮮フォー[740円]

どれも旨そうじゃん。で、私はその中から「海鮮フォー」を注文。
合わせるのは、紹興酒を思わせるような赤いお酒、ネップカム[440円]。
待つことしばし。フォーがテーブルへ。うーん、いつもながらいい香り。

海鮮バージョンの具は、イカ、ホタテ、えび、もやし、ブロッコリー。
そこに唐辛子とパクチーを入れ、レモンを絞って、ズズッと頬張る。
ここの麺とスープはやっぱり私の口に合う。US版とほとんど同じ味だし。
また、具のイカやホタテも、臭みがまったくなく、新鮮そのもの。
予想以上の旨さに、ネップカムもぐいぐい進んで、どちらも完食。

日々進化を続けるフォーナナ。これからも贔屓にしていきたい。

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【2012年11月4日(日)20:00〜20:20

庄や(谷保店)」を満喫したあと、小腹が空いてたのでPhoNANAへ。

・ルアモイ[440円]
・青いパパイヤサラダ[690円]

を、この日のシメに頂くことにした。

「辛いの平気ですか?」と聞かれたので「はい」と答える。
なるほど、このサラダ、辛いのね。どんだけ辛いのか楽しみだ。

さて、まずはサラダができるまでルアモイをチビチビ…、おっ、いける。
クセがほとんどなく、ほんのりと甘い感じは、韓国系の焼酎を彷彿させる。

しばらくすると、青いパパイヤサラダがテーブルへ。
水菜、グリーンレタス、キュウリ、鶏肉、えび、砕いたピーナツ…
思ったよりもボリュームがあったが、ひるまずにパクリ…、うまい!

シャキシャキした千切りのパパイヤを噛みしめると、ピリリとした辛み。
思ったよりも辛いが、ヒーヒーするようなものではなく、心地よい辛さ。
口の中にはナンプラーの香りが広がり、ベトナムっぽさ満天の逸品だった。

ちなみに、連れの息子はPho Ga(鶏肉のフォー)を食べてご満悦の様子。

「これで、ネップモイ、ルアモイ、ネップカムを全部飲んだぞ」
と息子に言ったら「ルアカムってお酒、ないの?」と返される。
なるほど、言葉遊びというか、鋭い突っ込みだ。

でも気になったのでネットで調べたが、やっぱりなかった…
というオチはさておき、サラダでシメるのもいいかな、と思った。

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【2012年11月2日(金)】22:10〜22:30

塚田農場(国立店)」を満喫したあと、小腹が空いてたのでPhoNANAへ。

・ネップモイ[440円]
・海鮮春雨炒め[720円]

を、この日のシメに頂くことにした。

さて、まずは春雨ができるまでネップモイをチビチビ…、おっ、いける。
まるでトウモロコシを食べているような、不思議な味わいのお酒だ。

しばらくすると、春雨炒めがテーブルへ。

パプリカ、ピーマン、もやし、青梗菜、にんじん、えび、といった具材を、
卵&春雨と一緒に炒めたもので、MSGを感じないあっさりした塩味。

シメとしてはグーは一品…ということで、おなか一杯で店をあとにした。

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【2012年10月12日(金)】22:30〜23:10

外飲み3軒目、本日の〆と言うことで、フォーナナを訪問。

先客で大いに賑わっている中、1人ふらりと店に入る。
で、この日のお目当てはPho Bo[640円]とネップカム[440円]。

ネップカムは有名なベトナム酒。
琥珀のような赤色と、甘くてあっさり目の紹興酒を思わせる飲み口。
アルコール度数は約30度。それを、オンザロックで頂く。

うん、ネップカムは初めて飲んだが、美味しいじゃん。
程なく、目の前にPho Boが登場。うーん、いい香り。
トッピングは牛肉以外、Pho Gaと同じ。おそらくスープも。
いい塩加減で、あっさり目の見た目に反し、コクも十分。
牛肉は旨み十分で、文句なく旨い。(このくらいは許容範囲)

ズズズっと麺を頬張る。やっぱ米の麺は、胃に優しく収まる。
うどんやそばもいいが、〆にはフォーが一番だと思っている。

量は、先日食べたのよりも多い気がする…、うーん、気のせいか。
いずれにせよ、あっという間に完食し、満腹満足で店をあとにした。

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【2012年9月30日(日)】

まさか、近所にベトナム料理の店ができるなんて…

昨日、オープンしたばかりの店の前を偶然通りかかった。
そして店名を見て驚いた。そこには"PhoNANA"と書かれていた。

私はPhoが大好物。きっかけは、赴任先のカリフォルニアで食べてから。
甘みのある米の麺、そして、パクチーとともに鮮烈な香りを放つスープ。
そこにライムやナンプラーを入れることで、さわやかさと旨味が加わる。

シンプルではあるが、その旨さと奥深さに感動し、以来、食べ続けた。

[PhoEVER...]
http://frank23110.blog134.fc2.com/blog-entry-1243.html

都内でもPhoが食べられる店はたくさんある。
でも、店名が"PhoXXX"というのは、意外に数が少ない。
私が食べたことがあるのは、赤坂ミッドタウンにあるPHO NAMくらい。

一方、カリフォルニアでは、大半のベトナム料理店は"Pho XXX"。
私はそっちの方に馴染みがあったので、PhoNANAに親しみを感じた。

閑話休題。

オープン2日目の今日、さっそくランチで訪れてみた。
店はこぢんまりしているが、清潔感もあり、すっきりしている。
テーブルは4人掛けが3卓と、2人掛けが2卓で20名分。
店の奥にキッチンやレジ、そして4人掛けのカウンター。
このカウンター、今日は使われていなかったが、満席時などの予備か。

接客はイケメンの若者が1人。キッチンには女性が2人。
店に入るとみなさん、明るく出迎えてくれるので、気持ちが良い。
早速メニューを見ると、Phoだけでなく、焼きそばやうどんもある。
もちろん、生春巻きやサラダなど、オーソドックスな料理も揃っている。
ベトナムワイン、ベトナム酒(NEP MOI/LUA MOI/NEP CAM)、333ビール…
と、お酒も珍しいのがたくさんあって、メニューを見るだけで楽しい。
ちなみに、ランチメニューも700円前後で6種類くらいあり、お得感十分。

私は余りおなかがすいていなかったので、Pho Ga[600円]を単品で注文。
待つことしばし、目の前にPho Gaが登場。そして、とてもいい香りが…
日本のPho Gaは、香りからしてあっさり目のが多いが、これは違った。

パクチーと唐辛子を入れ、レモンを絞り、期待を込めて麺を頬張る。
香りだけでなくコクも十分なスープが、米の麺を包み込んで旨味が口に…
心持ちMSGっぽさも否めないが、全く気にならない。むしろ旨さが勝る。

麺は平麺、鶏は食べやすい大きさで、甘いソースがかかっている。
コクのあるスープに浸された鶏は、あっさり目だが、味わい深い。
もやしはさっと湯がいた程度で、しゃきしゃき感が残っておりグー。
量的には、US版PhoのSmall Bowlだが、私にはちょうど良い。

あっという間に平らげて、身も心も大満足。

正直、パクチーやもやしは、US流にたっぷりほしいが、ここは日本。
むしろ少なめの方が、万人に好まれると思うし、バランスがとれている。
(US流Phoのように、麺も具もがっつり食べたい人には向かないと思う)

そして、Pho Gaが600円、Pho Boが640円というのは信じられない安さ。
私が知る限り、都内一だし、飲んだ帰りに気軽に立ち寄れるではないか。

次回はディナータイムに、ベトナム酒を友に、Pho Boでも楽しみたい。

  • Pho Ga[600円](2014/9/27)
  • Pho Ga[600円](2013/6/8)
  • コースメニュー

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10位

らくらく (谷保 / 韓国料理)

1回

  • 夜の点数: 3.7

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥1,000~¥1,999 -

2012/12訪問 2015/10/28

【韓国料理らくらく/谷保】笑顔満天のオモニが作り出す、美味しい家庭料理の数々

※2015年9月~10月頃に閉店した模様です。

【2012年12月21日(金)】18:00~19:00

1人でふらりとカウンターへ。

チャミスルのキュウリ入りジョッキを片手に、ナムル、レタスサラダ、
そして、スライスにんにくたっぷりの砂肝炒めを楽しんだ。

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【2012年12月6日(木)】20:00〜21:30

約2か月ぶりに韓国家庭料理「らくらく」を訪問。

いつものようにカウンターに座り、キュウリ入りチャミスルを注文。
合わせる肴は、韓国海苔とカクテキ(オイキムチ入り)。

No MSGで後味の良い肴に舌鼓を打ちつつ、チャミスルを飲む。
ふと周りを見回すと、この前訪れたときと比べ、いろんな変化が。

飲み物の冷蔵庫が入口近くに移動し、カウンターの中がすっきり。
壁のメニューも充実しており、スンドゥブなんかが増えている。
テーブル席には小さい子供を連れたご家族が2組、旨そうに食事中。
段々と地元に根付いてきたな、と嬉しくなり、今度は砂肝炒めを注文。

でも、あいにく売り切れとのことで、代わりにナムルを注文。
すると、申し訳ないからと、まかないの牛肉大根煮込みを出してくれた。
お礼とともに、旨そうだけど肉は鶏以外口にしないと話して大根を頂く。
思った通り、味が染みて良く煮えており、とても旨い大根だ。

「これも食べてみて」

次にママが出してくれたのは、牛骨を9時間煮込んだという煮こごり。
豚足のような見た目で、向こうでは「ピョニュ」と言うらしい。
遠慮なくピョニュを一口食べてみると、あっさりとした純粋な味。
カウンターに備え付けの醤油やコチジャンを付けるとなお旨い…
と言った具合に、この日もママの愛情がこもった料理を堪能。

本当にここの料理は私の口に合う…が、欲を言うならばBGMがほしい。
会話が途切れたとたん、店内が「しーん」となるのはチト寂しいので。

次回は、ママもお勧めのスンドゥブをぜひとも試してみたい。

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【2012/10/11(木)】20:10〜21:10

オモニが作る料理の味が忘れられず、連日の訪問。

カウンターに座り、オモニやお父さんと談笑しつつ、酒と肴を堪能。

さて、今日は…

・マッコリ[1,200円]
・ナムル[300円]
・オイキムチ(サービス)

まず驚いたのがマッコリ。銘柄は"新鮮マッコリ"。
韓国からの直輸入で、少なくとも私は日本で見たことがない。
一口飲んでみると、キリリとした酸味、すっきりした旨味が際立つ。

もしや…と思い、原材料を確認すると、米、砂糖、小麦、イースト…
たったこれだけ。

最近は酒屋でもマッコリを見かけるが、本物のマッコリはほとんどない。
(私が言う「本物」とは添加物、例えば甘味料等を使っていないこと)
それが巷のマッコリは、口当たりを良くするために例外なく使っている。
日本酒で言うところの「三倍醸造」に似ている気がする。

オモニによれば、このマッコリは最近出てきたものらしい。
いずれにせよ、ちゃんとしたマッコリにお目にかかれて大感激。

マッコリに満足したあとは、ナムルに舌鼓。
ほうれん草ともやしは日本産で、ゼンマイは韓国直輸入。
ゼンマイは旨いだけでなく、柔らかくてクニュクニュの食感も楽しい。

お父さんによれば、白菜やニラなどの野菜は韓国からの直輸入。
食感や味の違いなど、韓国産の方が韓国料理に適しているそうだ。

「例えば、キムチの白菜は、韓国産だと薄くてシャキシャキしている。
日本のも美味しいけど、どうしても水っぽくなっちゃうんだよね」

ちなみに、輸入手段はEMS(国際スピード郵便)で、韓国から1日半。
だから冷凍物は、凍ったまま手元まで届くのだそうだ。

「ケジャンのカニも韓国からの輸入だから、美味しいよ」

なるほど。今度はケジャンにもチャレンジしてみよう。

サービスで出されたオイキムチを食べつつ、マッコリ1本を飲み干す。
1本といっても、アルコール度数7%で750mlだから、大したことはない。
で、そろそろおなかも一杯になったので、お勘定をお願いする。

「1,500円です」

相変わらずリーズナブル。しかもお土産に、韓国海苔を1シート頂いた。

「オモニ、カムサハムニダ」

メニューには、食べてみたい料理がまだまだ山積み。
破格の安値、ランチのビビンバ[500円]も魅力的。
うん、次回はランチで訪問してみよう。

ご馳走様でした。

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【2012年10月10日(水)】21:15〜22:15

我が家の近所にまた一つ、エスニック料理の店がオープンした。

先日のフォーナナに引き続き、9月28日に開店した韓国料理の店だ。

となれば、エスニック料理好きの私は、行かざるを得ない状況…
とは言え、基本的に肉は食べないので、さて、何を食べよう…
と悩んでいても仕方ないので、扉を開けて店の中に入ってみる。

「いらっしゃーい!」

カウンターの向こうから、元気な声が響く。
女優のあき竹城を思わせるような、明るい"オモニ"が出迎えてくれた。

店内も明るく、カウンター8、4人テーブル3、2人テーブル1の22席。
テーブルには先客として、同年代くらいの女性が2名座っている。
私はカウンターに陣取り、メニューを眺める。

「チャミスルとキムチ、チャプチェをお願いします」
「チャミスル、キュウリ入れる?」
「はい、そうしてください」

これは韓国でポピュラーな飲み方。
チャミスルのまろやかさと爽やかさが増すのだ。

そういえば、チャミスルは700円と書かれていた。
まあ、ロックグラスで並々と、といった感じかな…
と思っていたら、目の前でオモニが大きなジョッキを取り出した。
そこに千切りキュウリをどっさり、2合ボトルのチャミスルを全部注ぐ…

「はい、どーぞ!」

ショットグラスとともに、ジョッキが手渡される。これは豪快だ。
どうやら、ジョッキからグラスにちょっとずつ移し替えて飲むらしい。
つまり、ビールで言うところのピッチャーの役割。氷も入っていない。

チャミスルに氷は不要なので、ショットグラスでチビチビ飲んでいたが、
面倒くさいので、そのうちジョッキから直接飲むことにした。

「はい、キムチ」

お皿を見ると、白菜、カクテキ、キュウリの3種類が盛られている。

「あのー、これ[500円]じゃなく、白菜[250円]を頼んだのですが…」
「いいのいいの。オープン記念のサービスだから」

オモニ、太っ腹。でも、チャプチェも食べるから多すぎかも…

「キムチは、持って帰れるから大丈夫」

ホカ弁で良くお目にかかる、透明の丸形プラケースを見せてくれた。

遠慮なくキムチを口に頬張る。うん、文句なくうまい!
明らかにNo MSGだし、聞いてみると自家製とのこと。まさに家庭の味だ。
「マッソヨ」などと、思いつく限りのハングルを駆使して会話も弾む。

オモニの話によれば、元々は立川にお店を持っていたとのこと。
立川にある韓国料理屋の草分け的存在だったが、体調を崩して閉店。
惜しまれつつも、ずっと店を閉めていたが、この度この地に再開店。

「立川は夜遅くまで人がいるけど、この辺は閉まるのが早いね。
地元の人が大勢来てくれるような、そんな店にしたいよ」

笑顔で話をするオモニ。私も、その話に引き込まれて大いに盛り上がる。

「そうなってほしいし、私もまた来ますよ」と早々にリピーターモード。

「どうぞ、よろしくお願いします」とオモニ。
「チャール、プッタカムニダ」と返すと、オモニはビックリ。
「うちの人、ハングル覚えないのよね…」

オモニの横には、人の良さそうなお父さんが店を手伝っていた。

「ベトナム料理屋もオープンしたでしょ。ここはイースト街道ですよ」

笑いながら話をするお父さん。なるほど、東アジアか。
ベトナムは厳密には東南アジアだが、イーストでも全然オッケー。

チャプチェ[600円]が目の前に供される。これも、いい香り。
具はニラ、椎茸、タマネギ、にんじん、そして、ごまがかかっている。
ズズッと口に頬張ると、これもNo MSGで、すっきりした味わいが口中に。
このチャプチェ、チャミスルがどんどん進んでしまうおつまみ。

と、この辺で、ジョッキのキュウリもおつまみとして食べてしまう。
アルコール漬けのキュウリは、なかなか乙な味だ。
すると韓国のり[200円]が食べたくなったので注文したら…

「みんなに配っちゃったから、あったかな…」

店中を探すオモニ。なかったら仕方ないと思っていると「あったよ!」
ああ、良かった。韓国のり、大好きなんだよね、とオモニに言うと、

「これ、珍しいよ。子供が好きな味なのよ」

お皿には、良く目にする長方形の海苔のほかに、もみ海苔が乗っている。
まずは、もみ海苔を一口。ほぅ、ちょっと甘いんだ。これ、初めての味。
そして、長方形のを口に。うん、油も塩加減もいい具合で美味しい。
キムチに巻いたり、そのまま食べたり、あっという間に海苔を完食。
気がつくと、うまい、旨い、マッソヨを連発していた。w

「これ、食べて」

カウンターでご飯を食べていた若い女性に海苔を渡すオモニ。

「この人、ずっと来てくれているのよね。ナムルも食べない?」
「あ、はい。頂きます」

野菜が食べたいと言ってたその女性に、ナムルを出している。
このナムルも、うまそう。今度は私も食べてみよう。

「これ食べてみて」

私にはニラ餃子を2個、試食として出してくれた。
見た目は小ぶりなお焼きで、餡はニラと肉少々。
食べてみるともちもちの食感で、これはうまい…

店内は飾り気もなくシンプルだが、とても居心地が良い。
ずっと座っていたいと思ったが、そろそろ、おなかも一杯。

「ご馳走様でした!」

残ったキムチをパックに詰めてもらい、お勘定を頼む。

「1,750円です」

今回はサービス価格とは言え、心も、おなかも、懐も大満足。

「また来ます、マッコリも飲みたいし」

メニューにはアンコウやら何やら、他にも食べたい韓国料理が盛り沢山。
コーラのカムジャタンや松屋のタコ鍋を除けば、ここだけで十分な感じ。

すっかりいい気分で酔っ払った私は、家路につく。
お店が繁盛して、この地に根付くことを願いながら…

  • チャミスル[700円]とナムル[300円]
  • 2014/8月時点
  • 2014/8月時点

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