レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
2位
3回
2019/08訪問 2019/08/24
今年もやっぱりここに来ました。だって、ススキノのかど屋さんはとんでもない行列なんですもの。
こちらは17:30からスタート。一番乗りで座れました。次々とお客が来ますが、カウンターには空き席があります。
お母さん1人で配膳してるので大変そうです。お父さんは大きなお腹でゆっくり最小限の配膳をしていました。むすこさん?はひたすら鰻を焼いてました。
やっぱり安定の美味しさです。焼きあがるまでに時間がかかるのも同じです。お母さんが注文受ける度に、時間かかりますからね、と繰り返していました。
出てきた鰻重は一匹を半分に切ってのせたもの。これだけの大きさがあれば今時なら満足です。お吸い物にはちゃんとキモが入ってます。
また、漬物が本物で美味しいです。
4千円払っても満足感一杯です。
ご飯にはタレがかかっていないので、足りない人はテーブルのタレを追加でかける方式です。これも私好みです。
今年も堪能しました。来年も来るね!
昨年は来なかったので2年ぶりに訪問しました。
18時過ぎに行ったのですが,ほぼ満席で少しだけ待つことに。
程なく案内されて4人席に案内されました。
このお店は鰻以外の料理も揃っていて酒飲みにも良いお店です。私が若い頃には先輩に連れられて一品料理をあてに酒を飲んで締めに鰻重を戴くという贅沢なものでした。当時はご馳走になっても嬉しくてお値段のことまで考えが及ばなかったのですが。
特丼と鰻重(松)が4千円と同じ価格です。聞くとご飯の量も鰻の量も同じだとのこと。丼かお重狩野違いだとのことです。多分,どちらも昔は松竹梅がそれぞれあったのだと思います。特や松はその時の名残かと。
ここの鰻は照って輝いています。なので脂たっぷりなのかと思えばそうではありません。脂は逆に少なめ,よく蒸されています。タレがやや甘めなのが特徴で,このタレのせいで光っているのだと思います。ふっくらさっぱりしながら,やや甘めのタレでご飯が進みます。タレはご飯には基本,かかっていません。足りない人は,継ぎ足し用のタレを別途かけます。
肝吸いは,鞠麩が入っていて色鮮やかで具沢山です。出汁も効いていて美味しいです。
浅漬けもたっぷり量があって,キャベツやカブなど色とりどりで美味しいです。
4千円と価格は高めですが,十分満足できる美味しい鰻重だと思います。
大女将もお元気に店頭に立って頑張っておられました。
途中,10数年空きましたが,ここ5年位は年1回はお邪魔しています。
私の札幌鰻NO1はやっぱりここです。
来年も来ますね。おばあちゃん!いや,大女将さん!
北海道マラソンの前日に親戚と一緒に訪問しました。
ということで酒は飲みません。
うな重を頼んで熱いお茶を飲んで待つこと15分くらいでしょうか、立派なお重と具だくさんの肝吸い、白菜中心のこれまた沢山の漬物が登場しました。
横では刺身をつまみながら酒を飲んでいるサラリーマンの姿が・・・。
いいなあ、と本心で思いました。
壁にも沢山のつまみメニューが貼ってあります。旨そうだなと思いますが今日はセーブです。
気持ち、寂しく感じたので「うなきゅう」を頼んだら、「最近、鰻の仕入れ値が上がっていて数を抑えているので、今は勘弁して欲しい」と断りが入りました。ちょっとえーと思いましたが、しょうがないかと思って引き下がる私は日本人の典型ですね。
うな重はしっかりご飯が見えない程に蒲焼が全体を覆っていました。
見た目はやや照りが強め、従って脂強めを想定して口に入れたのですが、これがさっぱりした味で大満足です。
私は蒸しが弱い鰻は旨いとは思いません。脂を落とした鰻をタレで食うのが大好きです。
親戚も美味しいを連発して食べていました。
柔らかく、ぎりぎり許せる脂の量でさっぱりと最後まで食べることができました。
肝吸いは肝が小さく分割され、二切れだけ入ってました。
最後に支払いを終わらせると、女将さんがご挨拶。
そこで、「25年ぶりに食べに来ました。その昔は先輩に連れられて飲み中心に来た記憶があります。親戚の家に帰省したこともあり、本当に久し振りに食べたら、とっても美味しくて感動しました。次は何時になるか分かりませんが、酒を飲みに来ようと思います。ありがとうございました。」
すると「そんなに昔に来て戴いたのですね。こちらには引っ越されたのですか。最近は鰻の仕入れ値が上がってるにも拘らず、売値は抑えているので商売的には厳しいのです。大変な時代になりましたがお客さんに来て戴かなくてはならないので頑張ってます。」とのこと。
巷噂に聞くのは鰻屋の廃業の話。
是非、「和田」さんには頑張って営業していって欲しいと思います。
ご馳走様でした!!!
札幌に行ったらまた寄ります!
3位
1回
2013/07訪問 2013/07/04
そばつゆに浸けて食べる豚しゃぶと知って予約しました。
相棒も最近はメタボ体系を気にしていて、牛肉よりもホエー豚などのしゃぶしゃぶにはまっているそうです。
まあ、運動しなければ一緒だと思いますが、口に出して言うようなことはしません。
1人前3,000円の豚しゃぶセット(基本)を2人分頼みました。
その他にもセットコースもあって、5,000円越えの価格で色々な料理が付くものもありましたが、基本を食べてみて足りなければ追加すれば良いという私の思考をベースに注文しました。
薄く綺麗に切られて皿にのった豚肉が登場します。鹿児島の黒豚だそうです。
テーブルにはしゃぶしゃぶ用の鍋が最初からセットしてあり、豚肉2人分の皿と野菜や鶏つくねがのった皿が登場しました。
また、細い蕎麦が入った器も登場し、最後に鍋を沸騰させて茹でて下さいとアドバイスがあります。
しゃぶしゃぶしようと思ったら、仲居さんが最初に大蒜の切り身を鍋に入れることで灰汁が纏まって取りやすくなりますとアドバイスがありました。へーそうなんだとちょっと感心しました。
しゃぶしゃぶした豚肉は、そばつゆ(関西風の見た目が透明っぽいもの)に沢山の葱を入れたものに浸けて食べます。
これが絶妙の美味しさです。
豚肉が甘く、汁がちょっとしょっぱめ、それに葱の辛さが絡まって言う事ない美味しさです。
柚子こしょうも置いてあり、好みで豚肉につけたり、そばつゆに溶かしたりして楽しむことができます。
さくさく食べてしまうので、追加で豚肉2人分を注文することに。
野菜の皿も食べきって計4人前の豚肉を食べても意外に余裕のお腹でした。
締めは蕎麦を茹でます。
細い麺で喉越しが良くするする胃に収まります。
ところが早めに鍋の火を止めないと、麺がくたくたに柔らかくなってお粥みたいになってしましました。
これは失敗でした。
最後の会計で豚最中をお土産に買って終了。この最中は豚の顔をしています。いくつかが透明のパッケージに入って700円くらいです。ちょうど良いお土産になりました。
さっと早く豚しゃぶが出てきて、安くて美味しい、とっても良いお店だと思います。
1品料理もそれなりに用意されていますので、シーン毎に使い分けも可能だと思います。
この店は久しぶりに良い発見でした。
このお店の評判を聞いて初めて訪問したのが7年も前です。当時は名古屋に住んでいて御園座周辺は夜の飲み場でした。
昼ご飯で食べた焼き魚定食の美味しさに感動し、夜の料理に興味を持って調べたら「鯛めし」コースがあるという事を知り、大好きな「鯛めし」に感動したことから何度も使うことになりました。その後も、大人数の宴会や少人数の個室での飲み会など色々なシチュエーションで使いましたが、古い旅館の佇まいのある建屋と共に接客の良さと味の良さに惹かれ、名古屋を出た後も近くに寄った時には何度か訪問しました。
店主と女将は確か関西の方で、名古屋に出てこられて関西風の料理が名古屋に無いことから、古い建屋を借りてお店を始めたと聞きました。
建屋は古く、赤いカーペットを敷いて板間の老化を隠しています。歩くと板がきしみ、畳の部屋も沈んだりします。これがこのお店の味わいになっているのですが、それは先に述べた通り、接客の良さと料理のレベルの高さ、それに加えてコストパフォーマンスの良さがあるからだと思います。
ここの刺身は鮮度が違います。
魚をざるに数種類並べて客に調理方法と合わせて選ばせます。
どの魚もぴちぴちしていて新鮮なことが一目瞭然です。
へしこなど酒好きにも合うつまみも豊富です。
最後に「鯛めし」が登場するのですが、最初に鯛を客に見せて期待感を演出します。
漁の関係で鯛が採れない時は別の魚で代替するので、お店では「魚めし」と呼んでいると思います。
ということは天然ものということかと想像します。まあ、美味しいのでどっちでも良いですが。
誰を連れてきても外れが少ない名古屋には珍しい店でしたので、本当に良く使わせて戴きました。
コストパフォーマンスも良い名店だと思います。
お勧めです!