『大船渡のリングサイド』take31さんの日記

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DDTの試合を見に、大船渡まで行った。
この日は普通に仕事をしていたのだが、その昼休み、ネットでこのイベントの情報を入手。
午後からも仕事はあるのに、見たい気持ちを抑えきれずに休暇を申請した。

距離は、単純計算でも200km弱のようで、普段であればうんざりするほどの数字だったが、
モチベーションは高かった。
運転中でも興奮を抑えられず、長い距離でも全く眠くならないほど。

で、会場の体育館に着くと、開場の2時間前に15人くらい並んでいた。
「なにっ!・・・もう?」、と思って自分も行列に並ぶことに。

このイベントは震災復興のチャリティーで、チケットや指定席などがないため、
席は全て早い者順で決まる。
主催者側から、体育館内では走らないでほしいという注意があったが、
なるべくスピードが出るように競歩で急ぎ、青コーナー側のリングサイドを獲得。

最前列というのは人生で初めて。カメラを構えながらすごく興奮した。
で、ほとんどの選手が初めて見る人なので誰だかよくわからなかった。

で、この日の第2試合。お目当てだった坂口選手と赤井選手のタッグの試合を観戦。
2人は予想通りの青コーナーですごく嬉しかった。
赤井選手はすごく細い。なので、技はキックが中心となり、関節、空中などもあるが、
投げ技はけっこう難しいと思う。
でもすごく楽しかった。ここ数年にない感動だったと思う。リングサイドなんてチケット取れることないし。
で、この試合が終わったら帰ろうと思っていたが、このイベントのポスターを見たところ、
飯伏選手と鈴木選手がメインで登場するのを知ることに。
帰りが遅くなったら辛いのはわかっていたが、どうしても見たくて最後まで見ることにした。

第3試合。
サスケ選手が試合に出てた。以前に大きな怪我があったので心配したが、
何だか教祖様のようなスタイルになっていた。
8人タッグの試合で、パートナーは観客に水をかけまくる。
ペットボトルの水を口に含んで、それを観客に吹き付ける。
自分はリングサイドの席を捨てて離れた場所に避難したが、小さい子やお年寄りにまで
水をかける姿には本気で腹が立った。あれではプロレスがトラウマになるくらい嫌いになると思う。

メインは6人のタッグマッチ。
2人が突出した存在かと思っていたが、なかなか強い人も多かった。
場外へのフェニックススプラッシュは逆サイドでやられたので近くでは見られなかったが
パートナーの人たちの必殺技はいくつか見た。

結局、時間は20時も過ぎて、家に着く頃には日付が変わるところだったが、
2度とないかも知れない貴重な経験ができて幸せだった。
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