『秋田での六魂祭』take31さんの日記

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親が見たいというので、秋田市の東北六魂祭に連れて行った。
6年後の次回まで生きていられるかわからないとか言うので。

自分では竿灯まつりも見に行ったことがないため、こんなに大きい祭りは初めて。
一般の方の写真は控えた方がいいかと思うのだが、わざわざ秋田にまで来てくれた方々で、
とても魅力的な表情が多いため、投稿したいと思う。
でも誰かが嫌がるようであれば削除するつもりでいる。

参加者は一般の方々なのに、まるでアイドルのように見える不思議な魅力を持っている人も何人かいた。
秋田の竿燈は男性の技術を見る場面が多いため、女性が主役になることはほとんどない。
そんなこともあり、女性が笑顔で賢明に踊る他県の祭りは非常に魅力的で、素直に美しいと思った。

そんな踊り手が数百人も続けば、まさに圧巻で圧倒される。
今年の順番は、岩手、山形、宮城、福島、青森、秋田。
スタートの盛岡さんさ踊りを見て早くも感動がこみ上げ、先頭で踊っているミスさんさ踊りの姿に
心をガッチリと掴まれた。
やはり、こういう祭りなどでは女性を主役にして、男性は後ろから支える方がかっこいいと思う。

と言っても、竿燈まつりを否定したいわけでもない。
小さい子供の竿燈なんかもあったが、そんな姿はどこの県よりもかわいいと思う。

で、秋田開催のため、大トリは竿燈まつりとなり、初日の夜にはろうそくに火を灯した夜竿燈を見ることができた。
で、強風に煽られて何回か倒してる人もいた。

福島のわらじ祭りであれば、大きなわらじを客席に傾けて触らせてくれたりしていたが、
火を灯した竿燈を客席に倒すとは、さすが地元の秋田。

自分の隣の隣に座っていた人の列に倒れてきたため、写真を撮った。これほどの距離はちょっと貴重に思う。
六魂祭で唯一、身の危険を感じる祭りだったが、お客さんも許容の範囲が広いようで、
頭の上に倒されても喜んでくれていた。

それにしても、最初は人が多くて乗り気でなかったが、久しぶりに涙が出るくらい感動した。
若い人の参加率はどうなっているかわからないが、こういった伝統はすごく大事だと思えた。
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