『初の落雷』take31さんの日記

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とある日曜の午前1時40分頃、家に雷が落ちた。

2階の自分の部屋の電気とストーブをつけて本を読んでいたところ、
「バチャン!!」という大きな音が鳴り、電気が消えて、
「キーン!」という強い耳鳴りが止まらず、家から大量の火花が飛んでいた。

それは「ブバーッ!」という音を出し、まるで花火のナイアガラのような光景。
久しぶりに恐怖で体が震えた。

これは家が燃えてしまうと思い、階段を下りて1階に向かったところ、
煙や焦げの匂いを強く感じる。
暗くて煙も見えないのだが明らかに大惨事と認識。
懐中電灯で照らして、ブレーカーが落ちてるだろうと思って見に行くと、
ブレーカーが爆発して「入」とか「切」とかの部分がなかった。

見たことない状態のブレーカーを見て、携帯で消防に電話。
そしたら火が出てないなら様子を見て、とのこと。
火がいつ出るのか怖くて眠れなくなった。
その少し後、家の前の電柱に東北電力が来ていたので声をかけたが、
新しいブレーカーは設置するが、配線関係は個人で業者に発注して、と。
誰をどこまで頼っていいのか全くわからなかった。

夜が明け、電器屋に電話をしたら配線の関係はやってない、と。
それで、電気工事をやってる人を調べて、電話をしたら、
健康診断と法事があって今日は行けない、と。
別の人を紹介してもらって、ようやく来てもらえた。

後で近所の人に聞いた話だが、自分の家の屋根には赤い火の玉がずっとあったらしい。
煙もすごくて完全に火事だったそうだが、雨で火が消えた、と。

で、結局、今回の損害としては、
屋根の瓦、配線が爆発して壊れた壁が数カ所、2階の部屋1室の電気、
テレビ2台、ボイラー、ストーブ、ビデオ、ブルーレイレコーダー、プレステ3。
かなりの損害額だ。
火災保険は不動産しか入っていなかったため、電化製品などの動産は完全に個人負担となる。

この雷が車に落ちていたら被害額はさらに大きくなるため、
保険は動産も入った方がいいと勉強になった。

どんなにお金を貯めても出るときは簡単に出ていく。
親は俺より持ってるとは思うが、俺の口座にはまだ617万くらいしかない。
屋根や壁の請求が一番大きいと思うが、おそらく全部で500~600万くらいじゃないかと思う。

壊れた家や出ていくお金を見ていると、さすがに悲しくなるときもあるが、
家や命があるだけでも幸せなんだと思うようにした。
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