県内で私が訪問したいレストランは@20軒くらいでしょうか。
年内中には引退できそうです。
早いものでレビュアーになって、3年が経ちました。
私が食べログレビュアーになった理由は、単純に食べることが好きだから。
個人が参加してみんなで作るレストランガイド。
でも、それだけでは楽しくないですし、得られるものは少ないです。
見聞を広めるため。
文章力を上げるため。
いつか自分のレストランを経営するため。(笑)
最初は自分の成長のためにと始めましたが、
途中からは少しずつ地元の活性化を意識するようになりました。
高齢化。
少子化。
過疎化。
ドーナツ化。
県内の主要都市の地域性。
地域や世代によって異なる人の嗜好。
どんなに不景気であっても、欲求に関わる商売は衰退しません。
単価は落ちても需要は減らないからです。
日本最大級のグルメサイト。
「福島県のレストランを少しは活性化することができるかもしれない」
読者登録やコメント交換は、サイトを盛り上げる上では良い手段だとおもいます。
しかしそれだけでは全体の活性化には繋がりません。
仕事もそうですが、1人で突っ張っていても大きな成果は得られないものです。
このサイトを活性させるのに最も効果があるのは、新人レビュアーを増やすこと。
私は口コミ数の少ない新人レビュアーには積極的に投票するようにしています。
そうすることで、レビュアーのモチベーションが上がり、全体の口コミの数が増えてくる。
県内のレビュアー数、口コミ数が増える。
>サイトのアクセス数が増える。
また県外レビュアーの県内レストランへの口コミに対しても、極力投票するようにしています。
かつて自分がそうされたように。(笑)
自分としては、福島県という小さな括りの中では遣り遂げた感はあります。
食べログの評価が市場に与える影響力は大きいとおもいます。
レビュアーの主観的な評価と口コミが、小さなレストランの経営にさえ影響を及ぼす。
ある意味、店側にとってはチャンスなのかもしれませんが、それが仇になってしまうリスクも伴っています。
食べログの採点方式や反映基準にまだまだ納得できない部分も多いです。
本当に美味しいレストランが過小評価になる。
明らかに不味いレストランが高評価になる。
県内においても、そういうレストランが何軒かあります。
「えっ!この店がこの点数?」
食べログで検索して、他県から訪れる観光客。
地元人として、‘いい加減’な評価ではなんとなく恥ずかしい気持ちになってしまう。
実際、「好き嫌い」や「経験不足」による安易な評価が多いとおもいます。
味の良し悪しの分からないレビュアーは自分の具体的な意見感想が無い。
そのため、先行レビュアーの評価にほとんど従うという連鎖が発生する。
結局、そのレストランの真価が出ることなくやがて埋もれてしまう。
こんなところにも日本人の悪い慣習が出ている。
なんとか修正してあげたいのですが、私一人の評価だけではどうすることもできません。
味のわからない人は素直に評価なしにすべきだとおもいます。
不運にも過小評価になってしまったレストラン。
そんな不幸なレストランを出さない為にも、個人的には戦ってきたつもりです。
「味」
「店の姿勢」
「雰囲気」
私の評価は基本的にこの3つに重点を置いています。
CPという評価もありますが、これは一概に料理の量と値段だけでは判断できないものです。
「安くて量が多い」
ただそれだけではないとおもいます。
主観性のない適当なレビュアーの評価の影響度。
非常に残念な部分ですが、これだけは今後も改善に努めていただくよう切に願います。