3回
2020/07 訪問
自分へのご褒美。
2020/07/18 更新
すっかり。
コロナ騒動の影響で、しばらくお店を自粛されていましたが、4月下旬に時短ながらも営業再開。
今も曜日と時間を考慮しながら営業を続けられています。
この日は、お店に一番乗り（笑）
「お、いらっしゃい！」
いつもの大将の元気なお出迎えの声に、女将さんの笑顔。
お刺身やおいしいものをいただきたいのはもちろんなのですが、このおふたりの顔を見たくて…というのが、最近は大きいかな～。実際、そういうお客様も多いみたいです。
毎週変わる日本酒ラインアップ。ご自身も、かなりの日本酒好きでもある女将さんに相談して、チョイスしたのは、山形県のお酒・出羽桜。名前だけは知っていたけれど、飲むのは初めて。
「たぶん、あなたが、うちで今まで呑んできたお酒の中でも、度数は一番高いかも」
ひとくち…あ、ずっしりくる、確かに。
これに、お刺身盛り合わせ…うわー、すごい贅沢してる、私（笑）
大将が厳選したお魚。切り身も厚い！
ワサビをちょこっとのせて、甘めの醤油を少し。そこに、日本酒。
「甘～い、おいしー！」
「日本酒に刺身は、最高の組み合わせだよ。お酒、すすむでしょ？」
「はい！」
と、ちらほらっと顔見知りになりつつある常連のおにいさんやおねえさんたちもやってきました。
小さなお店なので、密にならないよう、店内のテーブル並びも工夫されております。
そうそう、この日のお通しも、また凝っていまして……幸せ♪
都内や県内の飲食店の再開も、囁かれ始めているけれど……まだまだ、先は長いし、すぐに元に戻るわけではない。
この先も、辛抱の時期が続くはずです。でも、時短やお持ち帰りなどで、色々工夫しているお店も多くなりました。こちらのお店も、期間限定ではありますが、お持ち帰りの盛り合わせがあります。
立派な寿司桶に入って、お店の名物が10種類も入って1500円（税込み）。寿司桶だけでも、相当なお値段がするはずなのに返却不要。だけど、大抵のお客様は、しっかり洗って、お店に返却にくるんですよ。ここが、こちらのお店とお客様の「繋がり」を感じるところだと、改めて思いました、私。
これからの季節は食中毒にも気を付けないとなりませんが、私たちもそれらに注意しながら、テイクアウト・お持ち帰りシリーズ、楽しみたいですよね。
経済を廻さないと、本当に立ち行かなくなる。
そのことを、改めて考えさせられる、今回の騒ぎだと思っています。
2020/05/16 更新
2020/02 訪問
日本酒が飲みたくて。
店の前を通る度、足が止まっていた場所ですが、なかなか入る勇気がなかった…
店の前には、いつもその日のオススメ料理やお酒が手書きされているんです。料理の写真も掲示されています。これは期待しちゃってもいいかな…と、思い切ってドアを開けました。
カララン…というドアベル。
「いらっしゃい！」
威勢の良い大将と、優しい笑顔の女将さんにお出迎えを受けました。お、これは嬉しいですね。
こぢんまりしたお店には、先客がカウンターに1名、テーブル席に3名。壁にも日本酒の銘柄がズラリと貼られています。静岡県のお酒メインなのは、大将と女将さん、焼津市からこちらに来たからだそう。
あと、ご苗字が「真田さん」だそうで、店内には真田家の「六文銭」も。毎年、上田市(真田町)へご夫婦揃ってお出かけするそうです。
ちなみに、私の出身が上田市のとなりの市。これもなにかの縁？（笑）
日本酒初心者の私、女将さんにオススメしていただいたのは、藤枝市の蔵元の「喜久醉・きくよい」。ぬる燗にしてもらいました。
お通しは3種類、素敵な器がまた嬉しい。女性には、こういうのがホントに嬉しいですね。これで350円は素晴らしい。びっくりしました。
アテは、大将たちのご親戚が漁師さんで、市場を通さず仕入れるという新鮮な魚料理がメイン。
まぐろのほほ肉から揚げ！希少部位！
あつあつの揚げたてを食べて、オススメの日本酒を口にして…あー、口の中がシアワセ！すごい柔らかいお肉なんですねぇ(^_^)
せっかくなので、もうひとつ。
これも、女将さんのオススメ。北寄貝のバター焼き。デカい！大きな北寄貝が、ゴロンと。これがまた…たまらんかった！量もかなりのもの。
「あまーい！おいしい！」
あまりのおいしさに声を出してしまいましたら、大将が、
「ありがとうございます！」
と、ニコニコの笑顔。いいお顔をされている方だなぁと…嬉しくなりました。
また、日本酒は、その日によってあるものないものも。お店に掲示されていない日本酒もあるようです。
この日は、なかなか手に入らないという銘酒「十四代」があったみたいで、ほかのお客様が喜んで注文されていました。
「女性おひとりでも、遠慮しないでくださいね。日本酒の好みは色々ですから、聞いてくだされば大丈夫ですよ」
と、女将さん。
聞けば、女性ひとりのお客様も多いんだそうです。
これは、再訪、決まりだな～。
ごちそうさまでしたー！
2020/02/22 更新
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月に一度か二度…訪問するようになった「魚蔵」さん。
鮮度抜群の魚介類、大将が腕を揮うおいしいお刺身、和食の数々。
日本酒マイスターの女将さんが厳選する、貴重な日本酒が週替わりで並べられています。
足を運んでいただければ、きっとわかってもらえるはず。いい雰囲気のお店です。
常連の皆さんとも少しずつ、顔見知りになってきて、お店に行けば、誰か誰か、いてくれる。
誰かと話すことに飢えている自分には、とてもありがたい存在のお店。
このお店に通うようになり、日本酒のおいしさ、日本の四季、食材、調理方法など、改めて知ることも多いです。
自分には、決して安い価格設定のお店ではありません。
でも、自分への「ご褒美」として…魚蔵さんで、おいしいお酒をいただきたい、新鮮なおさかなを食べたい、あたたかい料理が食べたい……その思いがあればこそ、日々、お仕事ができるというのも、悪いことではありませんよね。
実際、そういうお客様も多いんだとか。
「おいしいものを食べて、飲んで、笑顔になってほしい」
という、大将と女将さんの気持ちが、とてもほっこりする、元気で優しいお店です。
この日、常連の方から、とんでもなく高価な日本酒をおすそ分けしていただきました。
それが、山形のお酒「十四代」の「酒未来」。
そして、新鮮な伊勢海老のお刺身と、おいしい「お味噌汁」。
私の稼ぎでは、とてもじゃないけれど飲むことは叶わない「十四代」。その中でもむちゃくちゃ貴重な「酒未来」という日本酒。
「…え……なにこれ？！」
口に含んだ瞬間、絶句。今まで飲んできた日本酒って…？！目を丸くした私。
「な、うまいだろ？」
常連さんの言葉に、頷くことしかできなかったです。
伊勢海老のお刺身とお味噌汁も、言葉がなかった……言葉が出てこない。
ニンゲン、本当においしいお酒を飲む、おいしいものを食べると絶句するというのは、本当のことだったのですね……
おいしかった…本当においしかったです。
しかし、私の中にも「酒飲みの遺伝子」があったんだなと（笑）
決して強いわけじゃないし、たくさん飲めるわけでもありませんが、確実に母方の「酒飲みの遺伝子」があると、最近、思います。
コロナウイルス感染拡大防止に努めながら、おいしい料理を提供してくれる飲食店のみなさんには、改めて感謝。
私たちも、自分たちが出来ることを最大限に守りながら、経済を回して行かないとならないはず。
だからこそ、感染拡大防止は、ひとりひとりが心掛けないとならないのですよね。