TAKENOKOさんのマイ★ベストレストラン 2013

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TAKENOKOのレストランガイド

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TAKENOKO (40代前半・男性・東京都) 認証済

マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

コメント

今年はや〇せ問題が跋扈する食べログにおける現代社会の光と影を垣間見た一年であった。

また、中央大学山田昌弘教授、経済評論家三浦展氏が
示唆する◆◆社会(いちお伏せ字にするが(笑))の人間を垣間見ることができた。
ほんと良い勉強になったわ。

食べログを始めて3年目。
昨今は、新しいお店を開拓することよりもなじみの店に通い続けることの方が多い。
おっさんになった証拠か?

マイ★ベストレストラン

1位

馬場六区 (高田馬場、学習院下、西早稲田 / 居酒屋、海鮮、鳥料理)

1回

  • 夜の点数: 1.0

    • [ 料理・味 1.0
    • | サービス 1.0
    • | 雰囲気 3.2
    • | CP 1.0
    • | 酒・ドリンク 1.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥4,000~¥4,999 -

2013/03訪問 2013/09/23

色んな意味で凄すぎる店(爆笑)

2013年7月30日
19th Edition(編集履歴は文末)

ここまで修正を入れられたレビューは食べログ史上初ではないか(苦笑)
そこまでして、彼等は何を隠避し守りたいんだろうか・・・?
ちなみに、本稿における「彼等」は比較的広義に解釈していただきたい(爆笑)


<初回訪問時>
先行レビューを一通りご笑覧頂ければ、一目瞭然だが、
実に賛否両論が激しい店である。

高得点を付けているレビューは、どういう人たちか?一目瞭然である。・・割愛・・たちである。
ちなみに、同店の全レビューを査読した結果、一番この店を真摯に評価しているのは、この3レビューであろう。
過去には店舗関係者によるレビューも掲載されていた(現在は削除済)。

・ ソアラさん
http://tabelog.com/tokyo/A1305/A130503/13143701/dtlrvwlst/4612724/

・ やっぱりモツが好きさん
http://tabelog.com/tokyo/A1305/A130503/13143701/dtlrvwlst/4539472/

・ やらせ口コミ反対さん
私もそうだが、食べログのハンドルネームというのは、何かしらの意味があって付けると思う。
この方は、1件のみのレビューで有る。なんでだろうね~。

http://u.tabelog.com/001322219/r/rvwdtl/4441619/


私が付けた2.5という総合評点は、高田馬場にある飲み屋を比較したものであって、
割烹などと比較したものではない。ここに行くくらいなら、鳥やす 支店米とサーカス
はちまんをオススメする。
遙かに安く美味しいものが食べられ、店員のサービスもしっかり訓練されている。

余談になるが、筆者は早稲田にある大学を卒業しているため、馬場界隈の飲み会について、
そこそこ知識はある事も合わせて申し上げる。


さて本題である。
評点3.57(2013年4月5日現在)という相当に高い点数にあるにも関わらず、
同店を訪問した友人たちや現役大学生であるサークルの後輩達が下記のように指摘する馬場六区。

<友人達の発言>:あくまでも主観である。
・ 悪くはないよ、ただ坐・和民レベルよりやや上か?
・ 女性にたとえて言うなら、中身スカスカの女性がブランドで着飾っているって感じだね~
・ 料理は悪くないんだけど出てくるのが遅い、サービスがもっと丁寧だとイイかもね~、客層がね~
・ チェーン店に飽きた学生が行くには良いんじゃないかな


また、私淑するレビュアー様も評価が高すぎると指摘されている。
一方で、高評価されている方々もいるのも厳然たる事実としてある。

そこで筆者も実際に訪問してみた。

なぜ、こんなにも高い評点を得ているのか?
その仮説を検証するため、同店を2度訪問、また、後輩が筆者と別途訪問した際の結果も含め計3回のレビューをまとめたものが、本稿である(註)

畢竟、一度訪問して、その日の料理の出来が悪かったので、2.5とかつけているものではないことを付言する。
(余談になるが、あの名店KANや高太郎が3.6点代前半であることを意識して欲しい)


さて話を続ける。
同業他社の同期(こんな表現するのはキー局とウチの業界くらいか?)と共に、2030過ぎに予約なしで伺う。
ちょうど帰られるお客様がいらっしゃり、入ることが出来た。
そこそこ人気店のよう。

ここは、以前、喫茶店があったと思う。
店内は、L字カウンターとテーブル席、そして個室で構成されており、
多くの方が示唆するように、jazzが流れ薄暗い店内は悪くはない。

カウンターに着席。店内は禁煙と銘打ってはいるが、入口正面でタバコが吸えるため、カウンター席だと、客及び定員の出入りで、紫煙が立ちこめるのだ。要注意。

まずは生ビールを注文。

・ 生ビール(609円)
iPhoneでカメラを起動するわずか数秒のうちに、「あれ?」写真2枚目を見て頂きたい。

◆ 初回訪問時
まずは喉を潤すために一口。
なるほど。人気店さんは、忙しいから仕方ないよね~(棒読み)

◆ 2回目訪問時
これは改善されており、「旨い!」と思った。

これから言えることは何か?
美味しいビールが飲めるか否かは運次第である。
また、食べログ界では膾炙されている「まめぞうさんの法則」に準拠し、
瓶ビールにしておけばよかったと思った(*同店には瓶ビールはないそうだ)

ちなみに、美味しい生ビールは、きちんとサーバーを洗浄してあることが必要条件らしい(棒読み)

・ まめぞうさんの法則
生ビールの管理は難しく、毎日徹底的なサーバー内の清掃を行わないと、美味しいビールが飲めない。そこで、下手な店では、生ビールより瓶ビールを飲んだ方がイイかもねという法則である。
http://u.tabelog.com/000433561/r/rvwdtl/5117110/


・ お通し(399円)
ビールが届いて5分以上経って、ようやくお通しが届く。
お通しは、タラと菜の花、ふきのとう味噌
ふきのとうの味がポイントになっており、そこそこ美味しい。


サトロック(HPに掲載されている名前)さんがオススメする、
シマアジのカマとマグロの刺身をオーダーする。
他のレビュアーさんが多く言及されているが、とにかく出てくるのが遅い。

常連さんと料理人の距離が近い店らしく、タバコについてお話をされていた。
客との会話も大切ですが、手を動かしましょう。そして、料理人はタバコを吸うのはどうか思いますが・・・(あくまでも独り言です)


・ 生マグロ(714円)
そうこうしていると、タバコ休憩から戻ってきたばかりの髪の長いサラサラヘアのお兄さんが、
マグロの刺身なる、生マグロと呼ばれるものを持って来てくれる。
毛髪が薄くなってきた筆者にとっては、若者が肩で風を切るように機敏に店内を動き、髪の毛が動く様は何とも羨ましかった(笑)
きっと、髪を束ねた方が、より格好良いかもしれないね(棒読み)。

休憩帰りのお兄さんが持って来てくれたマグロは紫煙のイイ香りが漂い、
友人は一切手を付けないため、代わりにボクが全部食べることに・・・・。

マグロの刺身だったはずが、中年になりかけている僕たちに小さく食べやすいよう、特別な配慮を下さったのだろう。
こういう商品は一般的にマグロのブツと呼ぶんだと思う。
先行レビューを見ると、日によっては質が異なるそうだ。
要注意である。

・ しまあじのカマ(525円)
生マグロが手元に届いてから30分くらいしただろうか。
ようやく到着。

これは本当に美味しかった。塩の利きもイイ。
残念だったのが、大根おろしである。(参照:写真6枚目)。


・ ぽてと(630円)
スモークチキンとつぶマスタードが効いたポテトサラダ。
これまた悪くはない。

概ね満足しているところに、またまた詰めが悪いところを発見する。
お皿にヒビが入っている。しかも一カ所だけではない。

チップ入りのお皿を使っている店って、、。(参照:写真8枚目)


・ ハイボール(480円)
初回訪問時は前述の通りの状態で生ビールが飲めたものではなかった。
ゆえに、友人と共に、ハイボールに変更。

ここのハイボールは3種類から選べ、面白い。
惜しむらくは、ジンジャエールの炭酸が抜けていたことであろう。

これがサーブされてきた頃には怒りも超え、笑いがこみ上げてきた。
「細部に神宿る」とは良くいったもんだ。

<ハイボールの種類>
白:ソーダ
黒:コーラ
金:ウィルキンソンジンジャエール


・ 極上の醤油でTKG(420円)
幻の極醸 肥後菊と呼ばれる醤油で溶いたTKGだそうだ。
米が冷めてるし固まってる。。。

ええっと、これは作為であると認識して良いんでしょうか??
筆者が家でアツアツの炊きたてご飯でTKGを作ると、
ご飯の熱で卵が固まってしまうことが多々あります。

きっと、そこまで考えられたんですよね?
固まったご飯は、古いご飯でなく、食感を楽しむために、あえてそうされたんですよね?

本当素晴らしいTKGだった(棒読み)これを出すなんて、本当すごい!!
いちおフォローしておくと、醤油自体は素晴らしいモノである。


最後に店内雰囲気について言及しておこう。
個室で誕生日祝いをしているらしく、とにかくウルサイ!!
店内が騒がしいことは、先行レビューでも言及されている。
(お前も「かつて馬場で騒いでいただろう」って??仰るとおりである。
10年前、馬場の牛角で出禁になったのは、かくいう筆者である(笑))


同店では、女性が「ストップ少子化!!」と叫ぶと、
エナジードリンクベースのカクテルが1杯フリーらしく、至る所で叫ぶ、「アレな女性」が散見された。
女性のお客様は是非叫ぶといいんじゃないだろうか(棒読み)
(望んでいても、子供を産めないご夫婦もいらっしゃることを考えた方がイイ。ちょっとデリカシーのないキャンペーンである。)


同期がぼそっと、「この国、確かに少子化なんだけどさ、君たちのような・・以下略・・・ソーシャルコストが増えるんだよ」って
言ったのには、大爆笑である。(本当そうなんだよね ボソっ)

ただ、後輩が訪問したときは、落ち着いて飲めたという発言もある。
店内雰囲気については、日によって差がある模様。


<再訪時>
さて、再訪時のエピソードを追記する。
後輩が「湯豆腐を食べたい」とのことで、
定員さんを呼んで、「湯豆腐みたいなものってありますかねー」と聞いたところ、
「うち、湯豆腐ないんすよー」とのたまう。

後輩と、それなら仕方ないなと諦める・・・。

じゃ、代わりのメニューを頼むかと、メニューを見ると、
湯豆腐の文字が・・・・。

料理もそうだが、定員のサービスも、きちんとしたほうがイイかもしれないね。

ということで、評価下げます(笑)


<総括>
彼等には頑張って欲しいという思いから、少々厳しめに書かせて頂いた。
筆者が学生時代に、同店があったら、通っていただろう。

言うほど悪くはない店である。料理の質はチェーン店と割烹の間くらいにある。

ただ、なにか残念な店なのである。
そういう人って、会社の上司、後輩や部下いませんか?
悪くはないんだけど、段取りが悪かったり詰めが悪くて、残念な人。
一言で言えば、そんな店であろう。

料理もサービスもプロとして仕事をしていないため、ロバスト性が低いのであろう。
要は、バラツキが大きく、日によって、料理によって、その日のバイト君によって、この店の評価は変化する。

つまりは全てが中途半端なのである。
実におしい。日々精進されたい。


悪くはない店なのだから、きちんと頑張って欲しい。
ただ、私淑するレビュアー、ソアラさんがご指摘の通り、3.5は余りにも高すぎである。
よくて、2.9-3.2といったところであろう。


最後に、繰り返し申し上げよう。
ちなみに、同店の全レビューを査読した結果、一番この店を真摯に評価しているのは、この3レビューであろう。


・ ソアラさん
http://tabelog.com/tokyo/A1305/A130503/13143701/dtlrvwlst/4612724/

・ やっぱりモツが好きさん
http://tabelog.com/tokyo/A1305/A130503/13143701/dtlrvwlst/4539472/

・ やらせ口コミ反対さん
この方は、1件のみのレビューで有り、このレビューを書くために、レビュアー登録したと推察される。
なんでだろうね~。
http://u.tabelog.com/001322219/r/rvwdtl/4441619/


<編集履歴>
2013年7月26日
18th Edition
2013年7月19日
17th Edition
2013年7月17日
16th Edition
2013年7月13日
15th Edition
平成25年7月11日
14th Edition
平成25年7月10日
13th Edition
2013年7月5日
12th Edition
2013年7月4日Revised
11th Edition
一部点数修正。
2013年5月21日Revised
10th Edition

<註>
1.後輩は筆者より先の訪問で有り、何のバイアスもなく訪問している。

<参考文献>
・ 西垣通(2013)「集合知とは何か~ネット時代の「知」のゆくえ」、中公新書

この本は、非常に面白い。
ネット上にある集合知はどこまで正しいのか、課題は何か、
どうするれば正しく機能するのかなどが書かれている。

機会が会ったら是非ご一読いただきたい。

  • (説明なし)
  • ビールが届いて5秒後の状態;iPhoneのカメラの起動を待っていたら、こんなに・・・
  • 付け合わせの大根おろし:えーっと、これナンダケ?

もっと見る

2位

器楽亭 (久我山、富士見ケ丘 / 日本料理、居酒屋)

2回

  • 夜の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥20,000~¥29,999 -

2017/05訪問 2017/06/08

【The 30th Visit】ここは美味しい!久しぶりに心から美味しいと思った!

【総括】
久しぶりに更新。
個人的には今一番好きなお店で、わざわざ交通費をかけても通う価値のあるお店だと思ってます。
二次会利用を含めると早25回くらい通っているらしい。

アラカルトでも行けますが、コースのほうがオススメです。
先行レビューを読むと、初回訪問時はコースのみという記述を散見したので、要確認。
【2016年9月】
相変わらず毎月通っている。大好きなお店の1つである。

【2016年8月】
国産天然大うなぎが、ぱりぱりでふわふわで、めちゃ美味しかった。

【2016年7月】
4ヶ月ぶりの訪問。
鱧、天然うなぎなどなど、実に美味しい。

【2016年3月】
他のレビューでも紹介されているビフカツにパルミジャーノが掛けられた代物をいただく。
実においしい。そして、器楽亭さんは、ワインもおいしいなと思う今日のこの頃である。

【2015年12月】
甘鯛の刺身の甘さに感銘を受ける。
ついに25回も通っているらしい。

【2015年9月】
秋刀魚の季節である。実に美味しい。

【2015年8月】
後輩のお祝いで訪問。晩夏のお料理と初秋のお料理を堪能した。
中でも、鰆の西京焼き、すき焼きロールが絶品やった。

【2015年7月】
先輩と訪問。今回はNZ沖で獲れたマグロを空輸で運んできたマグロが特においしかったーー。

【2015年5月】
今回は過去最高額のコースでオーダーしてみた。
学生時代の同期と奥様が上京されたので、同店にご案内をした。
とても楽しい時間を過ごすことが出来た。浅倉さんには心から感謝申し上げたい。
詳細は以下をご参照ください。
http://tabelog.com/rvwr/000433561/diarydtl/127518/

【2014年4月】
今月2回目の訪問也。
とうとう鱧が始まった。極上の鱧を韓国済州島から取り寄せたとのこと。
骨切り、皮炙り、梅、さいこーです。

【2015年4月】
鯨の尾を初めていただいた。とにかく楽しくておいしいひと時でした。

【2015年3月】
今回はのどぐろ等で出汁をひいたビスクが激うまでした。

【2015年1月】
2度目訪問。初訪問以来となるテーブル席だった。
テーブル席だと、鍋が出来るみたいで、水炊きを堪能した。

【2015年1月】
今回は二次会で訪問。
ガスエビを紹興酒に漬けた酔っ払いエビ、鮑の肝で作ったカレーなど、最高!!

【2014年12月】
今回はトラフグの白子トリュフ掛けの余りの美味しさに驚いた。
また、名物ノドグロの蒸し寿司、香箱カニ等々、すべてが最高だった。


【2014年11月】
冬になり、魚が美味しい季節になってきた。
今回は鰤の刺身、鱈の白子などなど最高に美味しい品々ばかりでした。

【2014年10月2度目】
11年ぶりに再会する先輩との会食の席に選んだのは、器楽亭さん。
今回も全ての料理が最高でした。

【2014年10月】
7000円コースでオーダー。
鱧の旬は夏かと思っていたが、この時期らしい。とても美味しかった。
いくら、鯛の炊き込みご飯、すべてが最高なのだ。

【情報追記(2014年9月)】
4800円からあったコースは、現在は7000円からだそうです。

【2014年7月訪問】
今回の一押しは鯨のレバー!
本当に美味しくて楽しくて最高でした。

【2014年6月訪問】
鱧最高でした。ノドグロの蒸し寿司最高!
すべてが美味しく楽しかったデス。

ちょうど10回目の訪問!

【2014年度3月ディナー訪問】
年度末、一週間に2度ほど訪問。
間を空けずに伺っても、ほぼ違うメニューを出して下さる。
本当に天才としかいいようがない。

今のシーズンのイチオシは、鯨のさえずり。
店主は100年前の料理本を読み解き、料理法を思いついたらしい。


【2014年3月ディナー訪問】
写真はのちほど。
今回は以下の通り。
楽しすぎて27時過ぎまでお店にいてしまった・・・・・・。
翌日は二日酔いが・・・・・・。

1.ガスエビの頭のフライ
2.穴子の肝
3.のどぐろの蒸し寿司
4.のれそめ(穴子の稚魚)
5.タコと胡瓜の梅鰹あえ
6.鯖鮨
7.ヒラメ
8.あん肝
9.あん肝鍋
10.穴子のちまき寿司
11.フルーツトマト
12.里芋の唐揚げ
13.山利のしらす
14.わすれた
15.ないしょ
16.ないしょ
17.鯖寿司

【2014年1月ディナー訪問】
6回目の訪問。もう美味しすぎ!!評価を上げます!
10年来の付き合いのある大学の後輩と訪問。
突然の訪問にもかかわらず、色々組み合わせてコースを作って下さった。
浅倉さんには感謝の気持ちでいっぱい。

今回は鯖でメニューを構成して下さった。
1.玉ねぎのプリン
2.いくらの出汁つけ?
3.蟹みそのサラダ
4.ゴマサバ
5.鯖の棒寿司
6.フルーツトマト
7.茄子の酒盗和え
8.鯖のなめろう
9.なんだっけ?
10.香箱蟹
11.鯖のビフカツ
12.鯨の竜田揚げ
13.2ヶ月間熟成させたイカの塩辛
14.ビフカツ
15.鯖の握り
16.鯖の炊き込みご飯
17.鯛の煮こごり


【2013年10月ディナー訪問】
今回は誕生日祝いと言うことも有り、いつもよりコースの値段を挙げてみた。
品数は今まで通り18品。恐らくコースの値段を上げると、素材の質が上がるということだろう。

店主浅倉さんのお話では、
この日は、連休最終日かつ前日が大時化ということで、
なかなか魚が集まらなかったとのこと。

美味しい魚を食べたいなら、下記条件が重要なPointだそうだ。
・ 連休なら初日
・ 築地がやっている日
・ 前日が時化ではない


今回の料理は、こんな感じ。
1)エンドウ豆の茶碗蒸し
2)刺身の盛り合わせ 4品
3)いくら丼
4)秋刀魚の押し寿司
5)トマト
6)シマアジのフライ
7)磯辺揚げ ノドグロのからすみを添えて
8)秋刀魚のテリーヌ
9)ランプ
10)コロッケパン
11)ビフカツ
12)マグロの炊き込みご飯
13)稀少な何チャラ蟹の蟹みそ
14)アワビと一緒に煮込んだ銀杏
15)白子


【2013年8月ディナー訪問】
8月に2度ほど訪問。
さすがは天才シェフ、浅倉氏!

間隔を空けず、一週間に2度も訪問したにも関わらず、
メニューがほぼ同じものがなかった。

これだけ食べて4800円とは本当に安い!!


【2013年4月ディナー】
今回はお任せコースでオーダー。
連日連夜?いや朝までの飲み会で、激しい胃痛が襲う(笑)

まずは、瓶ビールで胃痛を誤魔化す。
そして、ロゼを1本。

カウンターでの浅倉さんとの会話を楽しみながら、海の幸を食べることはなんて幸せなんだろうか。
あまりに楽しく終電ぎりぎりまで長居しちゃいました。

予約が取りづらくなっているとのこと。
早めに行かれたし。


<前回訪問と比べて>
・ お任せは4800円(18品)からオーダー可能。
 →アラカルトよりはお任せのほうがお徳だと思います。
・ カウンターで店主浅倉さんとお話をしながら食べるのが、同店の醍醐味かな。
 →前回食べて感動した、のどぐろの蒸し寿司をサービスで下さったが、食べられてしまい、私は食べられず・・・(笑)
・ 前回よりワインの種類が増えているような気がします。

2人で16800円也。


<今回食べたもの>
・ 玉ねぎのプリン
・ なまこ
・ 根菜のサラダ
・ 生あわび
・ たこ
・ 蒸したあわび
・ 蟹の蒸しご飯
・ いさき(だったけ?)
・ 鯨のマリネ
・ 揚げ出し豆腐
・ うに手巻き
・ やりいか
・ ビフカツ
・ 梅のソースがかかった茶碗蒸し
・ こはだ
・ のどぐろ蒸し寿司
・ 親子丼雑炊


【2013年3月ディナー】
まてぃすさんのレビューで最も評点の高い店がココ器楽亭(註1)
店主の浅倉氏は産直屋 たかの店主とも懇意にされているという話を以前から伺っており、
「行ってみたいなー」と思っていたところに、ついに伺うことが出来た。

この前説を読んで、既に行きたくなってきたでしょう?(笑)
そんな方は、この先はご笑覧頂くのは時間の無駄なので、読むのを辞めて予約の電話をすべし。
つい先日まで評点が3.68だったのが、今や4.02(2013年4月3日現在)


余談はさておき、
お店を一言で形容するなら、旬の魚介をメインに旨いモノにとことん突き詰める居酒屋か?
同様に、美味しい魚介を提供して下さる産直屋 たかと比べて、

<良いところ>
1) 煩雑な予約がない:勿論このシステムがあるからこそ、たかさんは、あの価格で提供して下さっているとも言える。
2) 魚以外のメニューもある:なんと、常連さんと一緒なら、パスタやチャーハンまで食べることが出来る。
3) 日本酒以外のメニューがある;ワインや焼酎などもあり

<(個人的に)気になる点>
1) ちょいと高い
 4人で41,690円(ワイン3本呑んだとはいえ)。居酒屋で1人1万円を超えたのは久しぶり。
2) 家からちょっと遠い←きわめて個人的な理由だが(爆笑)


話を続ける。
なぜ、幅広いジャンルで美味しいものを提供出来るのか?

そのカギは、店主の浅倉氏の経歴を振り返ることで分かる。

・ かつて六本木にあったフレンチ「スパゴ」で修業
店主は修業時代、賄いでパスタやチャーハンを作っていたというエピソードをご紹介下さった。

・ いしかわ観光特使(註2)
金沢の漁港で上がった朝取れの魚介を提供してくれる。
余談になるが、CX「とんねるずのおかげでした」の「男気じゃんけん」なるコーナーで、
店主が購入しようとしていた20kgの鰤を横取りされてしまったそう(笑)
代わりに、次に大きい13kgの鰤を入手されたそう。


さて、食べたものとオススメの逸品を紹介していこう。
<私たちが食べたもの>
・ アボカドと蟹みそのサラダ(3.8/5.0)
・ 玉ねぎのプリン(3.8/5.0)
・ 刺身の盛合せ(5.0/5.0)

軽く炙ったのどぐろが美味しいのってなんのって。言葉では形容できないくらい。
脂の乗り具合にはビックリ。

そして、クエの刺身、生のとり貝は初めて。普通湯通ししてありますよね?

訪問された際は、絶対食べて欲しい逸品デス。

・ のどぐろ蒸し寿司(4.5/5.0)

蒸し寿司とは西の方の食べ物だそう。
これもまた絶品也。

のどぐろの旨み、出汁?が口の中で広がる。

・ 子持ちヤリイカの印籠焼き(3.5/5.0)
・ 里芋唐揚げ(3.8/5.0)
・ ビフカツ(4.2/5.0)
ビフカツとスッキリした白ワインが合うね。美味しい。

・ いしる(能登の魚醤)で漬けたピクルス
・ ワタリガニのリングイネ(4.8/5.0)
裏メニューのパスタ。常連さんがいないと食べられないと思う。
ワタリガニとブランデーで漬けたエビのアメリケーヌソースとグリュイエールチーズを合わせたソースは本当旨い!!
1人で一皿食べたいと思ったほど。

・ チャーハン(4.2/5.0)
これまた、無理を言って出して貰った一品。
パラッパラのチャーハン。


<総括>
久しぶりに、本当に美味しいと思ったお店の1つでした。
行くべし。

としか言いようがない。職場の傍にあったら、週3は行くね。

そして、楽しい時間を本当にありがとうございましたーーーm(_ _)m


<註>
1.2013/04/02現在、まてぃすさんのレビューにおいて最高点4.7を付けているのは以下。
エミリア、バールアリメンターリ ダニエラ、コントワール ミサゴとここ。

2.浅倉氏の奥様が金沢出身と言うことも有り、特使に任命されたそう。

  • 【2015年7月】夏の新酒宝剣が旨い。
  • 【2014年10月】鯛飯
  • 【2014年10月】和牛のビフカツサンド

もっと見る

3位

産直屋 たか (神泉、渋谷、駒場東大前 / 居酒屋、海鮮)

1回

  • 夜の点数: 3.1

    • [ 料理・味 3.5
    • | サービス 2.5
    • | 雰囲気 2.0
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥6,000~¥7,999 -

2013/12訪問 2014/09/24

【The 7th Visit】足かけ2年計7回の訪問を経て思ったこと

【総括(Revised)】
2014年7月
人口に膾炙されているとおり、素晴らしいお店であることは私が言うまでも無い。
 ・日本中の漁港から朝どれの新鮮な魚貝を堪能することが出来る。
 ・名酒「貴」を中心に様々な日本酒が色々楽しむことが出来る。
かつては5000円で朝どれの魚介類と日本酒が事実上の飲み放題ということで非常にCPの高いお店だった。

今は5000円・6000円のコースがなくなり、一番安いコースが7500円になったそうだ。
とはいえ、5000円のコースが7500円に値上げしたというわけではないよう。
確かに経営史の書物を紐解くと、企業体はブランドの地位向上のために、価格を高めていくという歴史がある。
理に適った経営戦略であろうが、しがないリーマンの私にとっては、(料理の質的向上はあるものの)
2500円の値上がりはキツイかなという思いもある:勿論、私見です・・・・・・。
考え方次第ではあるが8000円を出すなら、予約の難易度を鑑みると「他行くか」・・・・・・という考え方も出来なくはない。

また、足かけ2年季節を変え7回ほど伺ったが、某著名レビュアー様もご指摘の通り、
メニューの代わり映えがしない点も難点だと思う。
同店を数回訪問した多くの友人達もまた、異口同音に「飽きてくるか?な?」の一言。
そして、気仙沼の名店福よしに伺い、やはり漁港で食べるものには叶わないということだ。
これほどまでにコールドチェーンが発達しようが、格段の差は否めない。

ただ、念のため繰り返し申し上げるが、名店であることには間違いない。
同店の評価は難しいなと思う。

<総括>
今では、産直の朝どれ魚介をウリにした飲食店は散見されるが、
それでも、この産直の魚介を用いたビジネスモデル(日本中の朝どれの魚介と飲み放題の日本酒)を考えた同店は凄いと思う。

【2013年12月訪問】
やはり、拘りの日本酒と朝どれの魚介は最高だった。


【2013年8月訪問】
約半年ぶりの訪問。
この日は前日九州が大しけで関サバ・関アジがなし。
同店のウリは朝どれのお魚を食べられることだが、裏を返せば、
大しけだと魚が入荷されないリスクがある。


【2013年3月訪問】16枚写真追加

初めて伺ったのは、早8ヶ月前。
毎回毎回、これだけ違う旬の魚介、日本酒をこの価格帯で食べさせて下さるのは、
東京中探してもなかなかないのではなかろうか。

なお、過去4回訪問した時と今回訪問時の差異は以下の通り。

◆ 〆が雑炊からたかさんの特製の手打ち讃岐うどんに変更
雑炊よりも、うどんのほうが、出汁をより楽しむことが出来る気がする。
オススメ!!

◆ たかさんのサーブのスピードが速くなった。
先行レビューをみていても分かるとおり、店主のたかさんがお一人で取り仕切っていることも有り、
料理が出てくるスピードが遅いと感じる方もいらしたようだが、格段にスピードがあがった。
(ボクは食べるのが遅いことも有り、全然気にならなかったが・・・)


<今回いただいたもの>
・ 九十九里浜の天然蛤、佐賀県いろは島の天然牡蠣(自生もの)
・ 広島県音戸の牡蠣
・ 北海道根室のバフンウニ
・ 大分県豊後水道の生シラス
・ 神津島の本ムツの塩煮と大根
・ 伊豆下田のイカの沖干しのワタ
・ 淡路島の穴子の漬焼き
・ 瀬戸内のヨリエビと鳴門の天然ワカメ
・ 富山のホタルイカ
・ 〆はたかさんのお手製の讃岐手打ちうどん

<呑んだ日本酒>
・ 貴の袋吊り(50本しかない内の貴重な1本)
袋吊りは限定50本のみの出荷。そのうちの貴重な1本を頂くことができた。
しかも、これは口開きのものをいただけた。

・ 新潟の日本酒やんま
・ 而今おりがらみ
・ 花陽浴 純米吟醸
・ 風の森
・ 飛露喜

<総括>
これだけ食べて呑んで5000円也。
やはり破格のCPだといえよう。


【2012年12月訪問】
今年一番ハマった、たかさん。5000円のコース(雑炊付)で訪問。
CP驚異的だと思う。

名前は書かないけど、今回も特別な酒を出していただいた。
いつもながら、たかさんに感謝。

何回も行って分かってきたのは、
1)2―4人で伺うのがベター
2)5000円でも満足できるが、7-8000円のコースにした方がより楽しめる。
 5000円だとお腹いっぱいにならないかも。

<今回食べたもの>
・ 九十九里の蛤
・ エゾばふんうに
・ 広島音戸の生牡蠣:
 これが美味しすぎて、ヤバイ
・ 刺身:松前鮪の脳天、三河湾のシャコ、豊後水道のほうぼう
 脳天を初めて食べましたが、本当美味しい。
・ ほうぼうの塩煮、関ぶり
・ 鳴門わかめ、瀬戸内の小エビ、ぶりの白子、肝をしゃぶしゃぶに
・ 〆は雑炊なり

____________________________________________
何度も再訪するうちに、レビューが読みにくくなってきたので、
食べログレビュアーでない方用に、お店のポイントをまとめておきました。
(下記、初回訪問時の【2012年8月訪問】のレビューも併せて、ご笑覧ください。)

同店を一言で形容すると、
日本中にあるその時の旬の海産物を、その地方に行かずして、最高の状態で食べさせてくれるお店です。

<お店のPoint>
・ 予約は訪問日の一週間前から
・ 料理はコースのみで、5000円から1000円単位で選択
・ お酒代は料理代に込み
・ ソフトドリンク、その他アルコールを飲みたい方は、持ち込むこと(持込料Free)
・ 貸切の要件は、6名以上かつ8000円以上のコースであること
・ 化粧室は和式

最高の魚介とお酒を、良心的な値段で提供してくださる分、色々とルールがあるのは当然のことだと思います。
下記URLを御参照のうえ、ぜひ伺ってみてください。

もし少しでも、ご興味を持たれたら、訪問されると良いと思います。
訪問前には、必ず下記を熟読の上、ご訪問ください。

◆ まめぞう先輩の同店のレビュー
http://tabelog.com/tokyo/A1303/A130301/13008327/dtlrvwlst/4354086/

◆ 初めてご来店のお客様へ当店のシステムのご案内です(同店のblog)
http://ameblo.jp/nata92513/theme-10045750914.html


さて、今回のオフ会のレビューのまとめデス。

【20120年10月再々訪】
今回で3回目の訪問。気がつけば、帰国するたびに訪問(笑)
当日は、独りで、パークハイアットでゼロ次会、
早めに後輩と集合して、ソフトドリンク等の準備をし、一次会でオステリア・バッカーノで煙草とワインを嗜む。

すでにほろ酔い気分で、オフ会(事実上の三次会ですが(笑))はスタート!!

今回は貸切飲み会でした。
ちなみに、貸切で飲み会をする場合の要件は、

6名以上8000円以上のコース

となるそう。

貸切で飲むのもまた悪くないですが、やはり、たかさんは、気心を知れた仲間としっぽり
最高の魚と酒をたしなむお店なのかもしれない。


<今回私たちが食べたもの:まめぞう先輩バースデーコース>
・ 釧路のイクラの丼:写真1枚目

まめぞう先輩の誕生日ケーキとして特別にご用意くださった逸品。
たかさんがすじこを丁寧にほぐして漬けを作ったいくらが、ぷちぷちで本当に美味しい。

・ 関アジの刺身:写真2枚目

いつもながら言うことなし。

・ 戻り鰹の塩タタキ:写真3枚目

これも、いつもながら、言うことなし。うまい。

小佐野賢治氏ではありませんが、酔っ払いは、これ以降、先は記憶にございませんm(_ _)m

・ 能登の石ナギの煮付:写真4.5枚目
・ サンマ一夜干し:写真6枚目
・ 下田のサザエの唐揚げ:写真7枚目
・ ヨリエビとアマダイの鍋、松茸添え:写真8.9枚目
・ 雑炊


<最後に>
> 御参加くださった皆様

貴重なお時間を本当にありがとうございました。
また、後輩ともども、ご迷惑おかけしたこと、深くお詫び申し上げます。
これに懲りず、今後とも宜しくお願いいたします。
年末、忘年会しましょうね!


> たかさん

いつも美味しい魚とお酒を本当にありがとうございました。
また、十四代純米大吟醸、まめぞう先輩の誕生日ケーキ(いくら丼)をありがとうございました。
年末にお伺いしますー。


【2012年9月再訪】
仕事の引き継ぎで、また帰国せざるを得ない状況に・・・・
前回より過酷な一泊三日の弾丸スケジュールでしたorz

帰ることが決まった時から、産直屋 たか→クオーレ・フォルテ 下北沢という
コースを思い描いていました。

唯一気になったのは、前回訪問時から、あまり時間がたっていなかったので、
「メニューが同じだったらどうしよう」と思っていたのですが、杞憂に終わりました。

やはり、産直屋 たかは、ヤバイ。帰国するたびに、通うことになりそう(笑)


今回のメニューは、これ↓。
<私たちが食べたもの(5000円コース)>
1.宮城県女川町のホタテ(4.0/5.0)
さっきまで生きていたことを証明するかのように、ご店主たかさんがバーナーでホタテを炙ると、
ホタテが貝殻の上で動きだします。


2.宮城県女川町のホタテ(貝柱の刺身)(4.0/5.0)
前回食べたホタテ(厚岸産)に比べて、身は柔らかく甘みが強い。
個人的には前回のような身がコリコリしたものの方が好みかもしれない。


3.釧路生ガキ(5.0/5.0)
絶品!この日のNo.1でした。
身がまず大きい。ここまで大きいものは、酒徒庵でしか見たことがないかもしれない。
また、本当にプリプリで旨みが凝縮していました。
店主たかさんお手製のピリ辛いポン酢が、また味を引き立てる。


4.関アジ(4.8/5.0)
同店は、大分県佐賀関町漁協が関サバ・関アジの取り扱いを認可した33店舗のお店だそうです(参照:写真13枚目)。
たかさんの話だと、地元漁協から朝どれのものを直接送ってもらっているので、新鮮なものを食べられるそうです。
(築地を通して買うとなると、直送よりも半日遅くなるそう)

脂が乗っており、最高においしい。
今回は、生姜とネギでいただく(前回はニンニク・玉葱)。


5.関アジの塩煮(4.2/5.0)
高知の漁師料理のひとつ。
関アジの骨に残った身と大根を塩だけで煮込んだ逸品。
これまた、絶品。


6.土佐の鰹の塩たたき(4.8/5.0)
鰹をワラで燻製した逸品(注1)
高知に赴任している友人のもとに遊びにいったとき、同様のものを食べましたが、
東京で同じものが食べられるとは思いもしませんでした。


7.銀聖の焼き身(3.8/5.0)
日高沖の定置網で漁獲される銀聖は、皮までパリパリで旨い。
ただ、前回食べた際の「時不知」ほどの感動はないかな。

8.しゃぶしゃぶ(4.5/5.0)
今回は、愛媛シラサエビ、鳴門ワカメ、相模湾の生ホタルイカ。
あまりの美味しさに、ホタルイカは刺身で食べてしまった(笑)

今回は、クオーレ・フォルテ 下北沢でも食べることを考え、雑炊はなし。

<飲んだ日本酒>
・ 貴の純米酒
・ 而今 純米吟醸 千本錦 無濾過生原酒
・ 越の白鳥 特別純米
・ 麒麟山
・ 美田鶴2012BY(250の酒蔵が集まって、No.1を競うコンテストで今年度一番のお酒)
・ 喜久泉(田酒の酒蔵)
・ 獺祭純米大吟醸50


<注>
1.塩たたきとは、その名の通り、タレなしのたたきの事のため、鰹の新鮮でないと出来ない。
参考URL<http://www.kcb-net.ne.jp/sdyk/katuo_question/katuo_shopsio.htm

2.銀聖とは
参考URL<http://www.hidaka.pref.hokkaido.lg.jp/ss/sis/gyosei/hidakanosakana/ginseitop.htm


【2012年8月訪問】
まめぞう先輩から、同店をご紹介いただきました。(まめぞう先輩、本当にありがとうございました)

このおみせを一言で説明しろと言われれば、

私は、日本中にあるその時の旬の海産物を、その地方に行かずして、最高の状態で食べさせてくれるお店と答えます。


心許せる友2人と訪問。美味しい料理、美味しい日本酒、本当に楽しい時間を過ごすことができました。
学生時代は、週に一度は安いだけの居酒屋でグダグダ飲んでいましたが、3人が集まったのは、そもそも数年ぶり。
この3人で、また集まれるのは、次いつになるだろうか?


すでに、まめぞう先輩が、お店のポイントをまとめていらっしゃるので、多くは明記しませんが、
予約のシステム、飲み物について等、訪問するにあたって、同店は色々抑えるべきポイントがあるので、事前に予習が必要です。
特段、難しいことが要求されるわけでもないので、安心してお店に伺ってみてください。
また、場所もやや分かりにくいので、要確認。ライオンズマンションの地下にあります。

◆ まめぞう先輩の同店のレビュー
http://tabelog.com/tokyo/A1303/A130301/13008327/dtlrvwlst/4354086/

◆ 初めてご来店のお客様へ当店のシステムのご案内です(同店のblog)
http://ameblo.jp/nata92513/theme-10045750914.html


<私たちが食べたもの(5000円コース)>
料理のコースは5000円から1000円単位で選ぶことができます。
価格が高くなると、品数が増えるというよりは、素材の質が良くなるとご店主たかさんが仰っていました。


1.北海道厚岸町のホタテと九十九里浜の蛤の浜煮(4.5/5.0)
厚岸のホタテ、九十九里浜の蛤を乗せたホタテの貝殻の皿の下から、固形燃料でグツグツと煮込む逸品。
まだ生きている新鮮な貝のため、よく見ると、貝殻の上で、ホタテや蛤が動いている姿を散見することができます。
かるーく火が入ったら、貝を裏返しにして、再度火入れをして食べます。

身のプリプリ具合が本当に美味しい。最初の一品で、軽くノックアウトされました。


2.ホタテの刺身(5.0/5.0)
こんなに新鮮なホタテの刺身を食べたのは正直初めてでした。
お好みで本山葵を少量出してくれます。

「新鮮な素材の味を出来るだけ楽しんでほしい」というご店主の思いからか、
醤油皿は用意されておらず、1グループに適量の醤油とスプーンが提供されます。
そして、ホタテに数滴に醤油を垂らして食べます。


3.唐津港の朝採れた黒ウニと赤ウニ(4.0/5.0)
これもまた、美味しい!!(これしか言ってない気がしますが・・・笑)


4.関鯵の刺身(5.0/5.0)
身がコリコリしており、噛めば噛むほど、味が染みわたってくる。
また、付け合わせにある淡路島産のショウガと玉ねぎがいい酸味と苦みを与えてくれます。
もう少し寒い季節になると、関鯵ではなく、関鯖になるそうです。


5.淡路島産の穴子の刺身(4.5/5.0)
ご店主から、最初に説明を受けた際、「アナゴ?」「刺身に出来るんだ?」と思いました。
食べてみると、鱧のような若干の骨が残った食感が口の中に訪れます。

一口、また一口、かみしめてくると、「おおおお、これは穴子だ」と穴子の風味が鼻腔を通り抜けます。
とても貴重な体験でした。


6.土佐の塩煮(5.0/5.0)
さきほど出てきた関鯵のアラと塩だけで大根を煮込んだ逸品です。
旨みが一杯のだし汁に煮込まれた大根と薬味についた柚子が絶妙にマッチしていました。


7.しゃぶしゃぶと雑炊(5.0/5.0)
明石のタコ、釧路の時不知、鳴門のワカメを出汁の中で軽く浸し、ご店主自家製のポン酢で食します。
何よりも時不知の身の柔らかさ、うまさに感動。

まさに、時を忘れさせてくれた瞬間でした。

しゃぶしゃぶと共にいただいた、埼玉羽生市の日本酒、純米吟醸「花陽浴」もまた薫り高いお酒で非常に美味しかったです。


<総括>
前述の通り、日本中にあるその時の旬の海産物を、その地方に行かずして、最高の状態で食べさせてくれるお店です。
一緒に行った仲間は、あまりに気に入ったため、その場で次の予約を入れていきました。

半年後には予約の取れないお店になっていると思います。日本に帰国時には、毎回訪れたいお店がまた1つ出来ました。

最後に、唯一に気になったのは、食事の量かもしれません。
筆者は超小食20代男子ですが(笑)、さすがに、おなかにいっぱいにならず、
そのあと、下北沢のクオーレ・フォルテ 下北沢でワインを飲みなおすことにしました。

余談ですが、クオーレでは、わが師ご夫妻に遭遇し、ビックリしました。
また、二日連続でクオーレで朝まで飲み続けることになり、丸2日間休むことなく飲み続けるという
頭のおかしい状態が。。。。(笑)


まめぞう先輩、本当に素晴らしいお店をありがとうございました。

  • 【2013年12月】
  • 【2013年12月】
  • 【2013年12月】

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4位

神保町 傳 (神保町、九段下、竹橋 / 創作料理)

1回

  • 夜の点数: 4.8

    • [ 料理・味 4.8
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥15,000~¥19,999 -

2013/04訪問 2013/06/03

究極の家庭料理

【2013年4月訪問】
食べログ東京ランキングで常に上位に君臨する
ちなみに、2013年6月2日現在では3位である(註1)。


同店を訪問する以前から気になっていたことがある。
・ 店主の長谷川氏は、自らの料理を、なぜ「家庭料理」と称すのか。

写真を見ていただくとお分かりのとおり、同店の料理は、いわゆる家庭料理の域を超えている。
しかし、同店HPには以下のように綴られている(註2)

相手が喜ぶ姿を思って作る料理、それが家庭料理。
僕は毎日、来て頂ける全ての人を想い、毎日届く
食材達と一緒に、料理を仕上げていきます。

笑顔がこぼれるような家庭料理を目指して



家庭料理と称する理由を紐解くには、「傳」という名前に秘密が隠れていると、私は考える。
もう少しだけ余談を許してほしい。

なぜ、伝ではなく、傳なのか。旧字体の「傳」に、どういう意味があるのだろうか。
古代漢字研究の碩学、白川静博士が著した「字通」・「字訓」・「字統」で調べてみることにした。
(正確には、職場の部下に、国会図書館まで行って調べてもらったんですが・・笑。)


<字通:「傳」という漢字の成り立ち>
旧字は傳につくり、人と專(専)とに従う。專は、大きな袋の中に入れたものを手で打ち固めることを示し、
打ち固めたものを人が負うて運ぶことを傳という。

<字訓:「つたふ」という動詞の意味>
つたふ(下二段動詞)

此方から彼方へと、何かをつたって進むことで、「つつ」と同源の語。
つたって移動することから、

・ 以前からあるものを伝え告ぐこと
・ 空間的にも時間的にも、次々とつたえ移ること

を意味する。


もうお分かりであろう。
同氏の言葉を借りれば、家庭料理とは、相手を思った料理である。
同店で提供される料理は、店主から客へ、心からもてなしたいという思いを、傳えたい(伝えたい)というところから
自ら「家庭料理」と名乗っているのであろう。

また、筆者の推量に過ぎないが、「傳」という名前には、日本料理という連綿たる歴史を後世に伝えつつ、
新しい日本料理を自らが担い伝えていくという店主の強い思いも隠れている気がしてならない。

料理の写真を見ていただくと分かるとおり、旧態依然とした日本料理というよりは、「洋」の食材・技法をうまく取り入れてた料理だと思う。

先行レビューを見ていると、同店の料理を奇をてらっていると見做し、受け入れない方もいらっしゃるようだが、
そもそも、わが国は古より海外からの文化を巧く換骨奪胎を繰り返し文化が形成されてきたことを鑑みると、
長谷川氏が作る料理は、これで良いのではないだろうか。個人的には大好きな料理だった。


いつものように、余談が長くなってしまった。そろそろ料理の話に入ろう。
お店は、神保町駅A3出口をでて、九段下方面に進み、セブンイレブンとMUMSSの間の狭い路地を入ったところにある。
非常に分かりにくいので、GPSで確認したほうがベター。

料理に関しては、四月末に訪問した際のもの。
人口に膾炙されたとおり、店主の料理の幅の広さからか、毎回違ったものを提供くださるようなので、
参考程度に御笑覧いただきたい。


<筆者が食べたもの>
1.フォアグラ最中
一品目から非常に面白い。干し柿、いぶりがっこ、そして、フォアグラが入った最中。

2.ホワイトアスパラの寄せ豆腐
ホワイトアスパラの茎の部分の甘さを何かに活用できないかと思い、作られた一品だそう。

3.空豆の揚げ豆腐

4.名物:傳タッキー

黒米・松の実・クコの実が入っており、参鶏湯をイメージしたものだそう。
筆者は幼少時にKFCのフライドチキンを食べて、鶏肉嫌いになったのだが、
同店の傳タッキーは脂っこさはなく、とても美味しい。

5.メジマグロ漬け(写真紛失)
北海道で採れた14kgのメジマグロを3日間漬けにしたもの。
それを、海苔酢でいただくのだが、ねっとりとしたメジマグロが非常に美味しかった。

6.フォアグラと蕪の味噌田楽風
黒キャベツを焼いてパリパリになったものは苦味がアクセントとなっており、
また、あやめゆきという蕪、そしてフォアグラを味噌田楽で頂くというのは非常に面白く印象に残った。

7.名物:野菜サラダ
非常に彩があふれるサラダ。
色づく前のイチゴを野菜として食べるという発想は目からうろこだった。
Vinegarの甘さと酸味が非常にアクセントになった一品。

8.名前は分からず(笑)
お椀の中で苦味と甘みが一緒に楽しめる面白い一皿。
その訳は、甘みあふれるトモサンカクの上には、餡仕立てのたけのこ、山菜がたっぷりはいっているため。

9.白エビの炊き込みご飯
これほどまでに大きな白エビを見たことがなかった。
口の中に入れると、触角が刺さって痛いくらい(笑)。

エビの香ばしさ、ご飯は旨さが染み渡っており、まさに出色の一皿といっても過言ではないだろう。

10.ココナッツムース
11.ほろ苦アイスクリーム

超常連様とご一緒ということもあり、甘味が2つ。
バニラアイスクリームの上にかかっている黒色のソースは、なんと、さとうきび。
さとうきびを焦げる直前まで煮込んだソースなのだ。

苦味の中にあふれる甘みが、絶妙。
それに、あわせて、JENGAならぬ、DENGAと明記された(笑)焼きたてクッキーをそえていただく。

<総括>
同店を訪問して、これからの日本料理はどういった道を進むのか、料理とは、食べてもらう人を喜ばすことが何よりも大切なことである
ということが、ひしひしと伝わってきた。
また、食とは、食事そのものを楽しみ、場を共有する人との時間を楽しむ場所であるということを再確認した。

季節ごとに訪問してみたい。


先行レビューを見ている限りだと、初回はカウンターで店主と語らいながら食べたほうがいいのかも知れない。
未訪の方は、是非伺ってみてほしい。


最後に、
お誘いくださったレビュアー様、ご一緒させていただいたレビュアー様に、心から感謝申し上げます。
楽しいひとときを本当にありがとうございましたーーー。
最高でした。約束したとおり、今度は僕がセッティングしますね。


2011年6月2日から始めたレビュー、奇しくも今日もまた6月2日(日本時間だと3日だと思いますが・・)。
とりあえずは、これで筆をおこうと思う。

丸2年にわたり、くだらないレビューを御笑覧いただき、本当にありがとうございましたーー。


<註>
1.1位はエクアトゥール、2位は京味である。
2.同店HP URL<http://www.jimbochoden.com/concept.html

<参考文献>
白川静編(2007)『字訓』平凡社
白川静編(1996)『字通』平凡社
白川静編(2004)『字統』平凡社(新訂)

  • ファサード
  • (説明なし)
  • 暖簾をくぐると、

もっと見る

5位

トルナヴェント (六本木、乃木坂、広尾 / イタリアン)

1回

  • 夜の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 3.8
    • | 酒・ドリンク 4.2 ]
  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥20,000~¥29,999 ¥6,000~¥7,999

2016/12訪問 2017/01/02

【16th Visit】ピエモンテ料理の至宝ココニアリ【伊ピエモンテ州の郷土料理】

【2016年12月】
ついにカウンターデビューを果たす。
スカンピのストロッツアプレティを食べる。絶品。

【2016年10月ディナー訪問】
後輩と誕生日祝いで伺う。

【2016年5月ランチ訪問】
親友と伺う。

【2015年11月ランチ訪問】
10周年パーティにご招待いただく。
立食でとても楽しいひとときだった。

【2015年10月ディナー訪問】
白トリュフとジビエを十二分に堪能することが出来た。
仏シャラン鴨、アルバ産の白トリュフは本当に美味しい。

【2015年9月ランチ訪問】
ランチ(3800円)のコースで訪問した。
フリウリの作り手ヴィニャイ・ダ・ドゥリネのワインがめちゃ美味しかった。

【2015年8月ランチ訪問】
ほほ肉のバローロ煮込みが今回も美味しかった。
また、人生で初めて食べたガチョウが実に旨い。
皆様にお勧めしたいリストランテである。

【2015年4月ランチ訪問】
今回初めて、ほほ肉のバローロ煮をいただいた。
ナイフを入れると、肉の旨みとバローロの旨みがあふれ出す。
食べていただきたい一品だ。

【2015年3月ランチ訪問】
今回は後輩の誕生日と言うことで、訪問。
初めて戴いたととりこ豚のローストが豚とは思えない脂の旨さに感動。


【2015年2月ディナー訪問】
今回でもう7回目の訪問になる。
黒トリュフのココット、ホワイトアスパラのロースト、アンチョビソース添え、
アニョロッティ・ダル・プリン、ヒグマの仔熊、新潟県産の網取り青首鴨のロースト、〆はグラッパという流れ。
最高にして最強!
評点をあげました。本当に素晴らしいお店だと思います。

【2015年1月ディナー訪問】
アラカルトでスペシャリテのカプネット、自家製のタヤリン、白トリュフのココット、そして、エゾ鹿という組み合わせで
頂いた。めちゃくちゃ美味しい。
ここは、本当に最高だと思う。


【2014年10月ディナー訪問】
全てにハズレがない。
バローロに、白トリュフのココットは最高だった。
全てのひとにお薦めします。

【2014年9月ランチ訪問】
近くまで寄ったので、予約無しで訪問。
快く受け入れて下さった、多謝。

ランチは、コース3800円(税・サ別)とアラカルトでのオーダー可。
この日のランチコースは以下のとおり。
・ 前菜6種盛り合わせ
ヴィッテロトンナート、真鯛のカルパッチョ、生ハムとクリームサワー添え、コラーゲンをフリットにしたもの(?)等
・ パスタ
アマトリチャーナのピチ:これが絶品だった。モチモチのパスタに、甘辛いソースが絶妙に合う。
・ メイン
仔羊のロースト:お手ふきまで用意して下さったので、骨までしゃぶりついて食べることが出来る。
これは是非頼んで欲しい逸品である。
・ ドルチェ
パンナコッタとコーヒー

スパークリングウオーターを一本頼んで、〆5078円也。
これだけ食べて、この値段は素晴らしい。
近々再訪する約束をして、お店を出る。素晴らしい休みのランチだった。
おすすめ。


【2014年3月ランチ訪問】
後輩の誕生日祝いで訪問。
慶事での利用には本当素晴らしいお店だと思う。

【2013年3月ランチ訪問】
写真1枚追加

ランチで再訪。
同店FBサイトでポレンタコンチャに(参照:写真1枚目)一目惚れし、
帰国したら絶対食べようと思っていたところ、
後輩もトルナヴェントに行きたいという連絡をくれたので、訪問することに(註1)


まずは同店のランチのポイントをおさらいしましょう!
<ランチ訪問時のポイント>
・ ランチをやっている日は不定期のため、要確認(註2)要予約。
・ 個室以外は写真禁止
・ ランチタイムは、コース(2つ)、また、アラカルトでもオーダー可(註3)
  個人的には、3800円コースでも凄い量なので、こちらで十分だと思う。
  また特別に食べたいものがあればアラカルトでオーダーすべし。



ポレンタコンチャ(事前オーダー)と3800円のコースをオーダー。
料理を待つ間、彼の披露宴準備話で盛り上がる。
まずは、彼の婚約者に前回の非礼を謝る(笑)


今回は個室ではなかったため、料理の記憶が定かでは無い点、
ご容赦いただきたい。

<食べたもの(3800円コース)>
・ 前菜(4.2/5.0)
ヴィッテロトンナートを始め、7種類(だったかな?)の料理が1口ずつ盛られている。
前回訪問時より、ヴィッテロトンナートはソースのツナの味が抑えられており、
非常に美味しく感じられた。

あとは忘れた(笑)

・ フォカッチャ(玉ねぎ・ローズマリー)(4.8/5.0)
やはり、ここのフォカッチャは旨い。今まで食べたことのある中で一番好きだと思う。

・ イカスミのスパゲッティ(4.5/5.0)
イカスミのパスタにしては、変にどす黒い色をしておらず、上品な感じである。

また、唇が真っ黒になっていたところ、マダムが直ぐ濡れたおしぼりを持って来て下さった。

・ ポレンタコンチャ(5.0/5.0)
本日一番のお気に入り。

トウモロコシ粉、バター、オリーブオイル、熱湯、フォンティーナチーズを
ゆっくりとストーブの上で30分練り上げたシンプルな代物らしい。

シンプルが故に、小麦とチーズの味がストレートに口の中で広がる。
ピエモンテ州では冬場に食べられる代物とのこと。

とても美味しいが、お腹にたまる一品。


・ 豚の炭火焼き(評価なし)
料理が届く頃にはお腹一杯だったので、一口食べて、
無理矢理食べさせる(笑)

・ セミフレッド(4.2/5.0)
やはり、ココのセミフレッドは美味しい。


<総括>
やはり、トルナヴェントの料理は、非常に好みである。
帰国する度に、通うことになりそう。


<註>
1.同店FBサイトは以下。
  旬の料理などを紹介してくれ、非常に興味深い。
  https://www.facebook.com/Tornavento.Nishiazabu

2.4月のランチ営業日は以下の通り。
  6(土)、7(日)、13(土)、14(日)、20(土)、21(日)、27(土)

3.ランチのコースは以下の通り。
  ◆3800円のプリフィックス:前菜7種盛り合わせ、パスタ、メイン及びドルチェ
  ◆6800円のシェフのおまかせコース


【2012年12月ディナー訪問】
筆者は懇意にさせていただいているレビュアーさんたちの影響で、イタリアの郷土料理にはまっている(注1)。
イタリアの中でも、美食の都アルバを有するピエモンテ州。
そのピエモンテ州の郷土料理を出す店の中でも比類ないと称されるトルナヴェントを訪問しました。

・ ピエモンテ州の特徴などは以下参照
http://u.tabelog.com/000433561/diarydtl/83547/

今回は、6人で個室を利用して、特別メニューを堪能しました。
トルナヴェントを一言で形容するならば、

超美人のマダムがマエストロを務める、比類ないピエモンテ料理をサーブするリストランテ

といったところでしょうか(一言じゃないし笑)

いつものように先行レビューを簡単におさえ、お店の概要を把握しましょう。

<先行レビューのまとめ(n=114、2012年12月21日現在)>
◆店名に関すること
・ 店名のTornaventoとは、「風がまわる」という意味。
・ 店名の由来は、シェフの修業先の「トルナヴェント・ラチャウ」から名前をいただいた。
・ 以前の店名は「トラットリア トルナヴェント」だったが、現在はトルナヴェント

◆料理や店内に関すること
・ 西麻布の交差点から歩くこと数分、かつてアクアパッツアがあったところにお店はある。
・ 写真撮影は個室のみ
・ また、個室はコースのみ
・ ワインの持ち込みは不可
・ ワインは結構高めかも
・ マダムのサービスに対する意見は賛否両論あるが、
→筆者は素晴らしいサービスだと思いました。
→低評価のレビューを書かれている方は、レビュー数の少ないレビュアーさんが多いように感じる
 そして批判の内容は、トラットリアを店名に掲げていた時代のものであり、CPに対することが大半

簡単に、私たちが食べた物を紹介していきましょう!
今回のものは事前に特別にオーダーしたもので、食事代だけで10000円也。
結構高いワインをガンガンいれたこともあり、結局ひとり20000円。

イタリア現地に行って食べることを考えれば、破格だと思います。
一方で、オフ会の値段としても破格であったことは否めません。
配慮が足りなかったこと、深くお詫び申し上げます。

<私たちが食べたもの>
1.グリッシーニとフォカッチャ(4.2/5.0)
フォカッチャは、玉ねぎとローズマリーの2種類。前者は玉ねぎの甘みが引き出されており、本当絶品。
グリッシーニは稚拙な表現で恐縮ですが、人口に膾炙されたようなポッキーのようなものではなく、
パイ生地みたいなサクサクしたもので、これまた美味しい。

2.ヴィッテロトンナート(4.0/5.0)
牛肉を40度弱で8時間火入れしたものに、俗っぽい言い方をするなら、
ツナマヨのようなソースがあえられた一品。

3.キャベツのカプネット(4.5/5.0)
これまたうましの一言に尽きます。
アニョロッティ同様、ピエモンテ料理は「包む」ものが多い気がする。

4.タヤリン(5.0/5.0)
今まで食べてきたタヤリンの中で、一番気に入った一品。
ダニエラ@下北沢と比べ、卵の味が非常に濃厚。

5.アニョロッティ・デル・プリン(5.0/5.0)
ウサギとイタリアのコメが入っているそう。
口の中に入れた際のモチモチとした食感、最高。
アニョロッティの下に敷かれているものは京都の水草だそうです(注2)

6.フィナンツィエーラ(3.3/5.0)
メインが出てくる前に、すでに相当おなかがいっぱい。
レバーや腎臓、鳥のトサカなどマルサラで煮込んだ代物ですが、ソースが濃厚すぎて、
結構苦手かも。半分でよかったかな。

7.セミフレッド(4.2/5.0)
ホイップクリームを冷やした一品。ふわふわした感じとナッツとフルーツがぎっしりと詰まっており、
いくつでも食べられそう。


<総括>
一品ごとの完成度が非常に高く大満足でした。
マダムのサービスも、僕は大好きです。

日本に帰るたびに、また行きたいと思います。
ありがとうございました!


(注)
1.最近だと、こんなお店に郷土料理を食べに行っています。

トラットリア ダ・テレーサ
リグーリア州
http://u.tabelog.com/000433561/r/rvwdtl/4567757/

バールアリメンターリ ダニエラ
ピエモンテ州
http://tabelog.com/tokyo/A1318/A131812/13024625/

2.maffのサイトによると、悪性の家畜伝染病の発生地域からの穀物のわら ・飼料用の乾草は原則輸入禁止(以下URL参照)
当該店舗のシェフがすごいのは、イタリアで使っていた藁とできるだけ似たものを日本中から探しだし、
現在のものを見つけ出したそう。食への思いが半端なく、すごいなと思いました。

・ 参考URL
わら 、飼料用の乾草の輸入検査手続<http://www.maff.go.jp/aqs/tetuzuki/product/87.html>(2012年12月21日アクセス)

  • 【2015年3月末】
  • 【2015年4月】アニョロッティ・ダル・プリン
  • 黒トリュフのココット

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6位

カンテサンス (白金台、目黒 / フレンチ)

1回

  • 昼の点数: 4.8

    • [ 料理・味 4.8
    • | サービス 4.8
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 3.7
    • | 酒・ドリンク 4.1 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥15,000~¥19,999

2012/12訪問 2013/01/20

念願のカンテサンス:キュイジーヌ・コンテンポレーヌの神髄

【2012年12月ランチ】
本稿の料理写真は、辛口リースリングさんからお写真を拝受し、それを許可をいただき、
掲載させて頂きました。ありがとうございますm(_ _)m

また、席をご予約下さった車大好きさんご夫妻、
食事会のプリンシパルとしてマネジメント下さった森のコロちゃんさん、
御一緒させていただいた皆様、ありがとうございました。
__________________________________________

食べ歩き以外に、私淑する方からサインを貰うのが筆者の趣味である。
時と場合によっては空気を読まず、顰蹙をかうときが多々ある。

例えば、学生時代から私淑するDBJ藻谷さんと仕事で一緒になった際、
会議終了後、「サイン下さい」と申し出たときは、上司に、その場で「何やってんだよ!」って首根っこを捕まれた(笑)
また、某著名モデルと合コンした際も、「サイン下さい」って言ったところ、上司から白い眼で睨まれ、
その後、その上司主催の合コンには呼ばれなくなったのは言うまでも無い(爆笑)。

今回もまた、当然のように、オーナーシェフ岸田周三氏に「サイン下さい、握手して下さい」って申し出た。
(恐らくKY発言で、皆様にはご迷惑をおかけしたことと存じます。まず最初に深くお詫び申し上げます。)

なぜ、この前置きを書いたか?
もはや先行レビューが379件もあり、書くことはほぼ無いと思う。
どうせレビューを書き、ご笑覧頂ける方がいるなら、有益な情報を少しでも提供出来ればと思った。

話を続ける。
岸田シェフと握手をしたとき何より感じたことは、「握る力、強っ」
それと同時に思ったのは、「手、つめたー」だった。

ここからは筆者の仮説だが、岸田シェフが提唱する「キュイジーヌ・コンテンポレーヌ」は、
旧来のフレンチのようにソースに依拠せず、素材本来の味を引き出す料理である。
素材本来の味を引き出すため、火入れには徹底的な拘りを見せるのは人口に膾炙されたことである。

そう、自分の手の温度で素材が変質することすら避けるため、岸田シェフは手の温度を冷たくしたのではないだろうか。
このプロ根性こそが「キュイジーヌ・コンテンポレーヌ」の神髄なんだと思った。

(余談ですが、以前フレンチの歴史をまとめたことがあるので、ご興味がありましたらご笑覧下さい)
http://tabelog.com/tokyo/A1309/A130904/13117224/dtlrvwlst/4506548/


それでは、料理の話を進めよう。
【Soupe Epinard】ほうれん草と貝柱のスープ
ほうれん草と野蒜の味が結構強いと思った。

【Assaisonement】塩とオリーブオイルが主役 山羊乳のバヴァロワ
岸田シェフのスペシャリテとして知られる一品。塩とオリーブオイルが主役というのが何より面白い。
毎回味が異なると言われる同品だが、今回はサワークリームみたいな味だった。
つまりは、塩とオリーブオイルの味より、バヴァロワの味が気になってしまったのかもしれない。

【Risotto de Panope】小柱のリゾット
リゾット?イタリアン?と思ったが、
カラスミにホタテ、やや芯の残る米の塩梅が絶妙。

【Sawara】鳴門の鰆 八街の落花生ソース
真冬に鰆?皆で驚く。
ソムリエさんの話だと、鰆という魚は実は秋から冬が脂が乗って美味しいらしいのだ。

限りなくレアに近い。刺身が温かい感じと言うと伝わるだろうか。
これが岸田シェフが言う「キュイソン」なのかと感心。

【Pintade Rotie】ホロホロ鳥の3時間ロースト
続けてメインが来る前に、量の確認があり、また、
ここでソムリエさんが筆者が左利きであることに気がつき、
「カトラリーの配置を変えましょうか」と仰って下さる。三つ星はサービスも素晴らしい。

外はカリカリなのに、中はレア。
確かに美味しい。でも火入れの感動は、鰆の方が大きかったかな?

【Tarte Coco Ananas】ココナッツクリームをのせたパイナップルのタルト

【Gateau Fromages】焼きたてのチーズケーキ
ふわふわのチーズケーキがまた旨い。
ケーキの上に載ったソースは洋なしだったかな?

<総括>
言うまでも無く日本屈指の三つ星レストランは、やはり凄かった。
また、岸田シェフの火入れ、プロ魂を感じられたのが何よりも財産になった(と思う)。

ただ期待値が高すぎたのか、ランチが原因だったのか、5.0を着けようとは思わなかったのも厳然たる事実としてある。
予約が取れるか分からないが、次回はディナーで訪問したい。

____________________________________________________
資料を調べている過程で印象に残った言葉を備忘録として転載。

毎日反復するだけじゃなくて、考え続けることっていうのは、
意味があることなんじゃないかと思うんです。

自分に満足してしまったら、もうそこでストップすると思うんですね。
人間って、やっぱり成長を続けるのが性分というか
そういうものを求めているものだと思うのです

岸田周三
引用:プロフェッショナル スタッフブログ(参考資料3)


<参考資料>
1.「スタッフブログ」<http://www.nhk.or.jp/professional/professional-blog/100/6914.html>(2013年1月20日アクセス)
2.「調味料、道具にこだわる」<http://trendy.nikkeibp.co.jp/lc/cover/080924_cooking_01/index4.html>(2013年1月20日アクセス)
3.「若き求道者、未踏の地へ」<http://www.nhk.or.jp/professional/2008/0205/index.html>(2013年1月20日アクセス)

  • スペシャリテ 塩とオリーブオイルが主役 山羊乳のバヴァロワ
  • メニュー
  • 噂の白紙のメニュー

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7位

クオーレ・フォルテ (下北沢、東北沢、池ノ上 / イタリアン、ワインバー、バル)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク 5.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥5,000~¥5,999 -

2016/10訪問 2016/10/04

【再訪必至】噂通り、下北沢の止まり木は凄かった!!

【2016年10月訪問】
一年ぶりに訪問。やはりいいお店だと思う。
惜しむらくは、家に近ければという点であろう。

八丈島産のモッツラレラが食べてみたかったなぁー。

【2015年7月再訪】
数年ぶりに訪問。実にいいお店だと思う。
・イタリアの、ビオワインと郷土料理を堪能したい方はぜひいらしてみてほしい。

【2013年1月訪問】
最初の2枚写真追加:もはや写真を撮り過ぎて収拾が付かないので、2枚だけピックアップ!

同店のレビューは自分としては完成形だと思っていたのですが、
先行レビューでは余り触れられていない点、めちゃくちゃ美味しい逸品を食べたので、
ご紹介したく筆を執りましたー。

同店が大好きすぎて、日本に居るときは、週3くらいで行ってます(笑)

もし未だ行かれてない方がいらっしゃったら、是非行ってみて下さい。
ランプレドットは是非、いや絶対食べてみてください!

さて本題。
前回レビューからの変更は、以下。

1)12月からサービスの方が1人増えた
若いけどソムリエの資格をもった陽さんが新しく加わりました。
オーナーの大輔さんに、ジーザスさん、そして陽さん、
先行レビューにあるような人手が足りないと言うことは一切ありません。


2)ランプレドット
シェフの竜太さんがイタリア研修旅行中に、絶対食べた方が良いと言われ、
当初訪問予定のなかったフィレンツェに寄って食べたもの。

それが、ランプレドット。

ランプレドットとは、
野菜と煮込んだ旨みたっぷりのトリッパをパンで挟んだ逸品です。

生まれて初めてランプレドットを食べましたが、「なにこれー!!うまい!!」と思わず叫びたくなった逸品。
簡単に言うと、イタリア版ハンバーガーといったところでしょうか。

・ ランプレドットとは(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%97%E3%83%AC%E3%83%89%E3%83%83%E3%83%88

もしメニューにあったら、絶対食べてみて下さい!
スペシャリテであるボルケッタに並ぶ逸品になる気がしてなりません。


追記:
地下のお店が出来るのを楽しみにしておりますー。

【2012年8月】
2012年8月、もっとも訪問したお店です。
以前より、ずっと伺ってみたかったクオーレ・フォルテ 下北沢
超常連であるbeautyさんに連れて行ってもらえることになり、8月某日念願かなって初訪問しました。
初回訪問時にオーナー大輔さんに男惚れし(笑)、同月だけで5回は行ったと思います(注1)
訪問するたびに、師匠を始め誰かにお会いする気がします(笑)

レビューをご笑覧くださっている方々の中には、「高評価の理由を知りたい」と思われている方もいらっしゃると思いますので、
筆者が考えるお店の魅力をポイントにしてご紹介します!

<クオーレフォルテの魅力3点>
1.美味しいビオワインが豊富
イル テアトリーノ ダ サローネ系列を代表として、ビオワインを出してくれるお店は散見しますが、
同店ほど多種多様のビオワインを飲ませてくれるお店は余りない気がします。

そして、先行レビューにも同様のことが書かれていますが、
「ビオワインって、こんなに美味しいんだ」というのを教えてくれたのが同店でした。
(特に筆者がハマったワインは写真5-10枚目のワイン:ラディコン・ヤーコット(写真5枚目)は、これ、なんと白ワインです(驚))

2.イタリアの郷土料理が食べられる
オーナーの大輔さんは「うちは料理あってのワイン、ワインあっての料理なんです」とインタビューで答えていらっしゃいますが、
同店の料理は、バールのレベルを超えており、本当に美味しいデス。
シェフの竜太さんは、イタリアの各地方を自ら回って郷土料理を食べ、その作り方を学んだそうです(注2)

先行レビューをまとめると、以下のものが人気があるようです。
<お勧めメニュー(注3)>
・ 前菜盛り合わせ:いろんな前菜を少しずつ載せてくれるので、個人的にはイチオシ!
・ 豚ばら肉のポルケッタ:同店のスペシャリテ!是非食べてほしい!
・ フォカッチャ
・ ゼッポリーニ
・ サルシッシャ
・ 豚肉のコラーゲン テリーヌ
・ イカ墨のパスタ

3.魅力ある熱きオーナー
上記項目(1・2)とともに、何よりも重要なのが当該項目だと思うのです。
オーナーの大輔さんが同店の最大の魅力だと思います。

図1(写真2枚目)によれば、ワインの味は、造り手、ブドウ品種及びテロワールによって概ね決まるそうです。
筆者は、ここで、もうひとつの要素を提案したいと思います。


ワインの味 depends on 上記3要素+サービスの方が如何にそのワインをおいしそうに語るか

オーナーが自らワイナリーを訪問し買い付けられたワインのお話は、いつ伺っても本当に楽しく、そして、感動します(注4)
あたかも自分がイタリアのワイナリーにいって試飲したかのような気分になれます(笑)

先行レビューに、オーナーがワインを熱く語るので、ほかの方へのサービスが疎かになるという意見がありましたが、
今は、ジーザスさんという、これまたワインが詳しいサービスの方がいらっしゃるので、まったく問題ないです。

ここで、ここまで長文を読んで下さった方に、お礼に、お店をより楽しめるポイントをご教示します。
(先日、帰国した際に某I女史に、「TAKENOKOが書くレビューって本当無駄に長いよね・・・」って言われましたが)


それは

最初にオーダーする際に、1.何杯飲むか及び2.味の好み(軽い/重いor白/赤)を伝えてみてください。
すると、大輔さんが、ワインのコースを考えて、提供してくださいます。

以上の3点が、同店の魅力だと思います。


<総括>
いつ伺っても混んでいて、まさに「下北沢の止まり木」であるクオーレフォルテ。
このお店を知らないのは、本当に損だと思います。

使い方としては、デートでもよし、仲間との飲み会でも良し。
できれば、少人数で、オーナーの話を聞きながらワインと食事を楽しむのが良いかなと思います。
ちなみに、奥にはテーブル席もあるので、大人数でも対応可能だと思います。

これからも、帰国するたびに通っちゃいます(笑)


<注>
1.計45枚(内1枚は筆者作成の図)もあります。一回だけで、これ全部食べたわけではありません、念のため(笑)
また、今回掲載した写真は一部です。多すぎて挙げるのに断念(笑)。
2.参考資料2を参照のこと
3.2012年9月29日現在、総レビュー数29のうち、3人以上の方がお勧めしている料理を抽出
4.参考資料サイト3を参照のこと。イタリアのワイナリーを訪問された際の記事が書かれています。

<参考資料>
・ 書籍
1.Bastianich.J., Vino Italiano: The Regional Wines of Italy, Clarkson Potter, 2005
2.前田琢磨(2010)『葡萄酒の戦略 ―ワインはいかに世界を席巻するか』東洋経済新報社
3.山本博ほか(2009)『世界のワイン法』日本評論社
・ サイト
1.下北沢にイタリアンバール「クオーレ・フォルテ」-29歳オーナーが独立開業<http://shimokita.keizai.biz/headline/1102/>(2012年9月28日アクセス)
2.イタリア郷土料理と自慢の自家製パンをビオワインで!下北沢のイタリアンバール「Cuore forte下北沢(クオーレフォルテ)」に注目! <http://food-stadium.com/headline/001379.html>(2012年9月28日アクセス)
3.イタリア研修(お店のblog)<http://ameblo.jp/daisuke8741/theme-10053049082.html>(2012年10月4日アクセス)

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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8位

コントワール ミサゴ (広尾、表参道 / フレンチ、ビストロ、ワインバー)

1回

  • 夜の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥20,000~¥29,999 ¥1,000~¥1,999

2016/12訪問 2016/12/31

カウンターでの食べる「旨いモノ屋」

【2016年12月】
今年最終日に伺う。スーシェフの長谷川さんがお辞めになれる。
最終日のコースは、最高に美味しかった。

【2016年10月】
今回もお任せコースを十二分に堪能させて頂く。
秋茄子のブラマンジェは出色の一皿だった。

【2016年7月8月】
シェフお任せコースを堪能。
通えば通うほど、楽しく美味しいお店である。
使い方としては、お任せコースがいちおしである。

【2015年7月ランチ訪問】
久しぶりにランチでの訪問。
ランチの前菜はサラダよりスープのほうが美味しいかなと思う。
ミサゴさんのスープはとても美味しい。
そして、豚ひれ肉のカダイフ包みは相変わらず絶品なり。

【2015年2月ディナー訪問】
2月末日。半年ぶりに、大学の先輩後輩と4人で訪問。
シェフが特別にお任せコースを組んで下さった。
・アミューズ:
定番のつぶ貝のシャンパンとクリームのエスプーマ仕立て、メヒカリのフリット
・前菜:
失念、ただ鮑が柔らかく美味しかった。
・穴子のテリーヌ、下仁田ネギを添えたもの:
穴子でひいたフォン・ド・ポワソンとバルサミコのソースが美味しすぎ。
・メバル(だったような):
ふきのとうのソースから感じられる仄かな苦みが旨い。
・アカザエビのフリット:
海老が丸々一尾使われた贅沢な料理で、海老も美味しいんだけど、ガルニチュールに添えられたふきのとうが絶品!!!
・真鴨のロースト、サルミソース添え:
同店のスペシャリテと言われる一品だが、先行レビューにもあるように、
食べ慣れたせいか、この鴨の問題なのか、昨年ほどの感動がなかったのも事実。
そして、トルナヴェントでいただいた真鴨(新潟県産網取り)のほうが数段美味しかった。
ただ、ソースはさすが。とても美味しい。
・鴨南蛮:
生七味という調味料を初めて知りましたが、柚子胡椒みたいで美味しい。
やや高いかなと思わざるを得ないか?味はもちろんピカイチだと思うけども。

【2014年6月ランチ訪問】
やはり、激ウマ!!
中でも、豚ヒレ肉のカダイフ包み焼きは絶品!!

【2013年12月ディナー訪問】
ジビエコース(12,600円)を堪能してきた。
すでに多くの方が言及しているので、多くは語らないが・・・・・・。
先行レビューで多く示唆されているよう、新潟のコシヒカリで太らせてから採られた真鴨は本当に美味しかった。
そして、鴨の内臓と血を使ったサルミソースもまた素晴らしいものだった。

【2013年3月ディナー】
ディナー初訪問。
点数のみ評点。


【2012年6月ランチ訪問】
まてぃすさんが絶賛されていたジビエの名店コントワール ミサゴ
「これは行くしかないでしょう!」と思い、さっそく行ってきました。
(まてぃすさん、ありがとうございました)。

◆ 場所
六本木通りから日赤通りに入ったすぐのところにあります。
先行レビューで指摘されていましたが、場所的にはやや不便なところにある気がします。

広尾駅からだと、10分強は歩くことになるし、しかも坂を登らなきゃいけない。
六本木駅からですと、下り坂ですが、15-20分はかかると思います。
ベターなのは、渋谷駅から「01系統」のバスに乗って、バス停「南青山7丁目」で下車するのをお勧めします。
(2012年6月9日現在、同店が入っているビルは工事中で、お店の場所が非常に分かりにくいので、よく確認したうえで行きましょう)


◆ 店内
店内は、20席(カウンター8席とテーブルが数席)。
QUAND L'APPETIT VA TOUT VA!レ マリアージュ ドゥ ガクレストラン バカールと同じような
カウンターフレンチのお店です。

もし可能なら、カウンターで土切シェフのお話を耳に傾けながら、食事をすることをオススメします。
僕たちの質問に、実に丁寧に回答して下さり、一気にファンになりました。

さて、食事の話にしましょう。
◆ 料理
先行レビューをまとめると、
ランチは、1100円、2625円、3675円、4200円のコースがあるようです。

1)2625円のプリフィックスコース
アミューズ、前菜1品、メイン1品、デセール&cafe

2)3675円のプリフィックスコース
アミューズ、前菜2品、メイン1品、デセール&cafe

3)4200円のプリフィックスコース
アミューズ、前菜1品、メイン2品、デセール&cafe

また、ランチでも、アラカルトで頼むことが可能とのことです。注意点としては、ポーションは結構大きいとのこと


◆ 私たちが食べたもの(2625円のコース)

・アミューズ(3.2/5.0)

全体的にいえることなのですが、ポーションが結構大きいです。
名前を失念してしまいました。ざっくり言うと、ハムにコーンとトマトのジュレがかかったものです。
トマトのジュレが透明だったのが、印象的でした。


・前菜1 萬幻豚のパテ(3.5/5.0)

萬幻豚の強い味に香草の味が、とてもマッチしていて美味しいと思います。
あまり肉を食べないボクとしては、少し肉々しいかなとも感じました。
パテだけなら、レストラン オカダのフォアグラのパテの方が個人的には好みでした。

・前菜2 サーモンのマリネ(4.3/5.0)

これは、絶品!!サーモンの脂の乗り具合、添えられたジュレ、半熟玉が最高でした。
「こっちを選べば良かったー」って、心底思いました笑。


・メイン1 仔羊のローストのクスクス(3.8/5.0)

細かい説明を忘れてしまったのですが、牛肉(だったと思うのですが)がよく煮込まれたシチューと
クスクスをカレーライスのようにスプーンで混ぜて食べる料理です。
その上に、仔羊がローストされたものが載っています。
仔羊が載っている意味があったのか?そこが疑問。
でも、上品なカレーみたいな感じで、とても美味しい。

また、ガルニチュールとして添えられていた、オクラとアスペルジュソバージュが、とても美味でした。


・メイン2 豚ヒレ肉のカダイフ包焼(3.8/5.0)

これは、また美味しかった。カダイフで包むことで、触感がサクサクなものとなる。
全般的に感じたことですが、一品一品に対するシェフの工夫が素晴らしいと思いました。

そして、特筆すべきはウスターソースでした。
ウスターソースと聞くと、ブルドッグソースのウスターソースを想起し、「あの辛いヤツでしょう」とか思うのですが、
シェフのお手製ソースは、野菜の甘みとコクがあって、これは本当感動でした。
ウスターソースのイメージが変わりますので、ぜひお試しあれ。

ちなみに、メインも、「こっちにしておけばよかったな」と思いました笑。


・デセール ココナッツのブラマンジェ キュウイのソルベ添え(3.5/5.0)

デセールは普通かな。


◆ 総括
シェフが美味しいものが大好きと仰っているだけあって、一品一品に対する思いが伝わるお店だと思いました。
ただ、量が多いかもしれません。
筆者は20代男子ですが、正直前菜食べ終わって、「あ、まだメインがあるのか」と思ったほどの量です。
美味しいので食べられますが、正直結構きつかった。。
(アミューズなくても良いのでは?それか一口サイズにするとか?)

総合4.0(料理4.0サービス4.2雰囲気3.8CP3.5)

ジビエがウリのお店らしいので、次回はディナーで訪問したいと思います。
まてぃすさん、ありがとうございました。

  • 【2015年7月】
  • 【2015年2月】
  • 【2013年3月ディナー】

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9位

鳥しき (目黒、白金台、不動前 / 焼き鳥)

1回

  • 夜の点数: 4.7

    • [ 料理・味 4.7
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 3.7
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク 3.7 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥10,000~¥14,999 -

2013/01訪問 2013/04/02

こんなに美味しい焼鳥があるとは

【2013年1月Revised】
お持ち帰りの弁当について

・ 1個2200円也
・ 季節によって添えらえる野菜が異なるよう。
・ 入店時にオーダーしておくと、帰るときに、ちょうど持たせてくれる
・ そぼろだけでなく、米、海苔までが旨い!!
・ 先行レビューによると、温めて食べるといいそう
 →温めるときは、うずらを外して温めること:同店のうずらは半熟なのがウリなので、温めてしまうと、黄身がバサバサにorz
・ お弁当だけのオーダーも可能

ぜひ食べてほしい。

【2013年1月ディナー】
まず、予約の取れないお店にご招待くださった、某常連レビュアー様に心からお礼を申し上げます。
本当にありがとうございましたm(_ _)m

8年ぶりに学生に戻った僕は、冬休みになった瞬間に日本に戻り、日々飲み会に参加するため、東奔西走しました。
今回の最後の食事が、ここ鳥しき

もはや同店のことを多く語る必要もないと思います。
食べログの焼き鳥日本一のお店デス。

「焼鳥って、鶏肉を焼く料理」と思っていましたが、食べてみたら分かりますが、本当に美味しい。
シンプルな料理だからこそ、素材の差、職人さんの腕が如実に表れるのだと思います。
焼き台をお弟子さんには一切触らせず、頑なに焼き鳥に向かう姿は惚れ惚れします。

いつものように、簡単にお店のポイントを押さえましょう。
<先行レビューのまとめ(n=244/2013年1月8日現在)>
・ ご主人は、中目黒「鳥よし」出身
・ 使われている鳥は、若鶏でもなく、ブロイラーでもない、生後100日前後の鶏を銘柄鶏と呼ばれるもの
 フランスのブレス鶏を掛け合わせたものを特別に養鶏場に飼育してもらったものを使用
・ ミシュラン一つ星、食べログで焼鳥ランキングで全国1位
・ 言わずもがな予約困難
 →21時以降などの2回転目を狙えるかもしれないので、電話してみるといいかもしれません
・ お弁当だけの予約も可能(2200円)
・ お弁当、希少部位(ちょうちん、まるはつ(心臓:写真7枚目)等)は最初に頼んでおくのがベター
 →ちょうちん、まるはつは是非食べてみてください。先行レビューによれば、刺身もあるそう。
・ ストップをかけないとエンドレスで出てくる
・ 日本酒はメニュー以外にも裏メニューがあるよう
 →生ビールなどアルコールの料金が善良的。エビス1杯500円
・ 〆の丼はハーフサイズにすることも可能
 →お弁当(そぼろ弁当)を頼むなら、ここは是非親子丼にすべし

お店を予習したうえで、お店を訪問しました。
お店は目黒駅東口出てバスロータリー、ファミリーマートを超えたところを左折し、
丸冨水産 目黒店の横にある小さな白い建物です。

僕たちは一番乗り。コの字のカウンターの一番隅の席でした。
また、今回の食事は、希少部位を出してもらうお任せコース&お弁当にしてもらいました。


すべて美味しかったのですが、特に気に入ったものにフォーカスしてコメントをしたいと思います。

1.血肝と鳥わさ
特筆すべきは血肝。限りなくレアに近い。こんなレバーを食べたことがない。

2.ちょうちん
初めてちょうちんを食べましたが、かじると「パツン」って弾けるような弾力がある。
口の中で、濃厚な卵黄の味が広がる。

3.まるはつ
目の前にサーブされたときに、思わずメスって言いたくなる(笑)
よーく見てると、右心房に静脈的なものがつながっていたんだろうなという跡が垣間見える(笑)

かぶりついてみると、弾力があり血の味がする。

4.うずら
「白玉」と言われるもの納得ができるくらい、もちもち。
何より驚いたのが、中が半熟だったこと。なぜ?

5.親子丼ハーフ
黄身がトロトロ。ここまで美味しい親子丼は初めて。

<総括>
焼鳥のイメージが変わるくらい美味しいお店だと思いました。
そしてサービスも行き届いており、とても素晴らしかった。
そして何よりも、二人で20,200円。ひとり13本+〆の丼、3杯飲んで、お弁当(2200円)込みで一人10,000円というのは格安だと思います。
不満?予約が取りずらいことくらいでしょうか笑。

そぼろ弁当は、2200円出しても食べる価値ありです。先行レビューによると、温かいうちに食べるのがベターのよう。
今度からアメリカに戻る際の機内食として定番化させようと思います。

本当にありががとうございましたm(_ _)m

  • 親子丼ハーフ
  • 【Revised】お持ち帰り弁当(2200円也)
  • 【Revised】蓋をあけるとー、そぼろ弁当に、うずら、しいたけ、おくら、つくねが目いっぱい

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10位

味酒 かむなび (谷町六丁目、谷町四丁目、松屋町 / 居酒屋)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥3,000~¥3,999 -

2013/01訪問 2013/01/01

【関西ツアー】ミシュランが認めた神を奉る神聖な場所

【2013年1月】
1月1日24:00から、キャッシュオンで、日本酒バーを開くという話を伺い、
新年早々訪問しました。

新年のイベントに参加して感じたのは、
味酒 かむなびは地元に愛されているお店なんだなと実感しました。

<新年の日本酒バーのイベントのポイント>
・ 毎年恒例の行事なのか、常連さんでいっぱい。
・ 日本酒も料理もすべて500円
・ 予約はできない。

<私たちが食べたもの>
・ 舞鶴ぶりたたきと焼きもち
・ 宇和島じゃこかつ
・ 鮟肝のうま煮
・ 塩豆


【2012年7月revised】
先日訪問した際、女将さんにオススメされた食事のメモが出てきたので、下記に明記しておきます。
良ければ、訪問時にご参照ください。

◆焼物
・蛸の粕漬 オイル焼
・トビエビのローピン

◆煮物
・蒸した真帆の冷やし鉢
・白焼き穴子と能勢トマトの梅紫蘇煮
・えりも短角牛孕みと小玉ねぎの八丁味噌煮
・納豆とゴーヤのチャンプル

◆揚物
・オリーブと煮穴子の天ぷら

◆酒肴
・野菜の焼きびたし
・えりも短角牛の八つ塩ゆで ニラ味噌添え
・水茄子、魚醤味噌あえ
・ピータンと豆腐の和え物
・おばあちゃんの大根ずし(ビワマス、胡瓜、水茄子)
・納豆とフォアグラのパテ
・納豆の塩辛
・三種の魚珍とクリオームチーズ
・柚子ゆべし

◆稲庭
・シャコとアサリのペペロンチーノ
・冷たいカルボナーラ

<追記>
常連の方のblogに、なぜ同店が「かむなび」と名付けられたのかが、
明記されていたので転載します。

「かむなび」は、「味酒(うまさけ)」の枕詞だったんですね。とても素敵な名付けかただなと思いました。
http://nyami-nyami.cocolog-nifty.com/gokunyami/2008/01/post_c22d.html

○一部転載
『かむなび』とは・・・
「神奈備」「神南備」などの字が充てられ、“神の降臨する場所”を表わす。
円錐形の秀麗な山であることが多く、奈良の大神神社のご神体である三輪山がその代表例。発音は「かんなび」。
『味酒』は「うまさけ」と読み、神奈備にかかる枕詞。万葉集などによく詠まれている。


【2012年7月】
大阪に出張に来るたびに、「行きたい!」と思っていても、ミシュラン効果か、
なかなか入れなかった味酒 かむなび。念願かなって、お店に行くことができました。

この一風変わった店名は、どういう意味か?

漢字で書くと、神奈備と書き、神を奉る神聖な場所を示そうです。



店内に一歩足を踏み入れると、
古民家を改造したようなおしゃれな作りとなっており、
天井には枯れ枝で作られたモニュメントがあり、まさに神奈備といった雰囲気を兼ね備えたお店でした。

<お店のポイント>
・「予約時にお店に来たことがありますか?」「日本酒は飲めますか?」と聞かれますが、
おそらく酒徒庵のように一見御断りのお店ではないと思います。

・メニューは、グループごとに渡されますので、お気を付けを。
僕はメニューは、みんなで使いまわすものだと思ったため、入店早々、隣の席のおばさまのメニューを
取ってしまい、かるくー注意されました笑。
要注意!!

・日本酒はメニューにはない裏メニュがー一部あるようです。
あまり詳しくないなら、料理にあう日本酒をお聞きして、出してもらうのがよいかと思います。


さて、私たちが食べた物を紹介していきましょう。

<私たちが食べたもの・オススメ>
・ とうもろこし豆腐(4/5)
くずで寄せたとうもろこしの豆腐です。コーンポタージュを食べているかのような味で、とても濃厚でした。


・きゃべつとひじきのお浸し(3.5/5.0)
塩ゆでしたキャベツとひじきを軽く酢で〆たお浸し。
上品な味でなかなか。


・塩豆(5.0/5.0)
女将さんにおススメされた同店のスペシャリテのひとつです。
せいろで色んな豆を塩ゆでした非常にシンプルなものですが、本当に絶品でした!
行かれた際は、ぜひ食べてほしい一品のひとつ。


・煮アナゴとオリーブのてんぷら(4.0/5/0)
オリーブの種をくりぬいた中に、甘く煮込まれた煮穴子のすり身を入れて揚げたもの。
オリーブの味がアナゴの甘さを引き立たせ、これもまた絶品!!


・天然ウナギの白焼き(5.0/5.0)
国産(滋賀県)の天然ウナギは、養殖と異なり、皮がパリパリしていて、身も引き締まっていて本当に絶品!!
これも是非食べてほしいものの一品です。

白焼きに合わせてもらった、同じ滋賀県の日本酒「七本槍」もまた、非常に絶品!

・稲庭うどんのカルボナーラ(3.5/5.0)
アイディアが非常に面白くいと思います。
また、パルミジャーノチーズがとても美味しいと思いましたが、稲庭うどんとの組み合わせは思ったよりも普通か?


・白桃のアイスクリーム(4.0/5.0)
〆の甘味で出された白桃のアイスクリームもまた、本当美味しい。
おそらく白桃を丁寧に裏ごしされたものかと思います。


・ほうじ茶
丁寧に焙煎された茶葉を出してくれていると思います。
やさしい甘味が、お腹一杯になった胃腸を休めてくれます。


○総括
サービスも料理も心から客をもてなしてくれるお店で、久しぶりに心から感動したお店でした。
再訪必至!大阪に行ったら、寄ってみる価値ありです。

  • 【2013年1月】
  • 【2013年1月】元旦限定メニュー
  • 【2013年1月】元旦限定メニュー

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