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ファサード
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おしぼり
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キャベツのおひたし
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ひたし枝豆
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自家製豆腐
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出汁巻き玉子
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断面図
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鶏団子のお吸い物
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きんぴらごぼう
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あらびきのとうもろこしのスープ
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アップ
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豚トロときくらげとピーマンの炒め物
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北海道雨竜郡の新そば
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京都のそば：蕎麦を荒くひいたもの
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茨城県笠間市と大分県豊後高田市の蕎麦をミックスしたモノ
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アップしてみると、蕎麦が太いのが分かる
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蕎麦湯
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常山 「ひとつ火（蛍ほたる）～夏～」
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新政No,6
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日置桜 純米 穿
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酒器
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【2014年8月訪問】
過日のTX「ソロモン流」にて、かぶとの御主人が「日本一の蕎麦屋だ」と
語っている様を拝見し、「行ってみたいな」と思っていたところ、後輩が予約をしてくれた（註1）
U氏、本当にありがとー。
さて本題である。
先行レビュー43件を拝読しても、分からなかったことも数点あったので、
改めて、お店のPointをまとめておきたい。
本稿をレビュー論文ならぬレビュー「レビュー」としてご笑覧戴ければ幸甚です（笑）。
＜お店のPoint＞
１）アクセス
人口に膾炙されているように、同店は民家を改造したもので、看板も何もない。
よく確認してから伺う必要がある：ボクは後輩が迎えに来てくれたので何とかなったけど･･････。
お店のblogに、アクセスが分かりやすく書かれているので、訪問前に一読されると良い。
http://sobameister.blog96.fc2.com/blog-entry-320.html
２）店内
まず、玄関で靴を脱ぐ必要がある：女性で嫌がる方も多々いらっしゃるので注意！
店内はカウンターが3席と座卓4席の計7名しか入ることが出来ない。
また、座卓は掘りごたつになっておらず、結構キツイかもしれない。
化粧室は綺麗である。子どもは、厳しいような気がする；要確認。
３）お任せメニューとは
夜はお任せ・メニューなしとのことで、訪問前は価格も分からず、「？？」と思っていた。
先行レビューやblogなどの記事とボクが食べたときのメニューから勘案すると、
（日によって異なると思われるが）つまみ5-6品、汁もの2品、〆の蕎麦といった感じだろう。
御店主に、「お腹の具合はどうか」と聞かれたので、もしかしたら、つまみを追加オーダー出来るのかも知れない。
お酒抜きで4000円強といった感じだと思う。
また、御店主がひとりでやられているため、その日一番最初に入店した客を基準に一度にまとめて料理を作られる。
つまり、遅く来た客は、料理が、やや重めの肉料理から始まることもあるということだ。
現に、ボク達が訪問した日は、遅く来た2人組の女性陣は、肉料理からスタートしていた。
４）酒
カウンター席横に無造作に様々な日本酒が置かれていた。御店主のblogを見る限りでは、
休みの日に、酒蔵を回って集めているらしい。余りお目にかかれない日本酒もあり、面白かった。
日本酒：一合700円
長野県の地ビール小瓶：700円
焼酎各一種類：700円
それでは、ボクが食べたメニューを簡単に紹介したい。
<2014年8月某日食べたもの>
１．キャベツのおひたし
これは普通かな。
２．浸し枝豆
鰹だしと本返しで浸した枝豆。枝豆が持つ甘みがきちんと残っており、美味しかった。
３．自家製豆腐
塩をぱらりとかけて戴く。スイカのように大豆の甘みが引き立ち、あっという間に食べ終わる。
なお、blogを読んでいると、御店主が豆腐を１つ作るのにどれだけ苦心惨憺されているかが分かる（註2）。
４．出汁巻玉子
ふわふわで出汁が染みこんでいて「旨い」の一言である。
つまみの中では一押し！
５．鶏団子のお吸い物
鰹だしのスープと鶏団子の旨みがよく合っている。味のアクセントになるゴボウもまたよし。
６．きんぴらごぼう
ごま油とオリーブオイル（？）で風味付けされた優しい味のきんぴらごぼう。
中でも、レンコンが美味しかった。
７．あらびきの玉蜀黍のスープ
意図的に顆粒状にしたスープは、とうもろこし本来の甘みが楽しめる。
これもお気に入りの一品。
８．豚トロときくらげとピーマンの炒め物
先行レビューを見ていると、日によって野菜が異なる模様。
９．〆の蕎麦
待望の蕎麦がここで来る。御店主が石臼で一からひいたものらしい。
また、修行先は先行レビューによると右記の通り：吟八亭やざ和や竹やぶ柏本店、眠庵。
御店主から「150gにするか、200gにするか」を尋ねられ、後輩とボクは勿論後者を選択した。
蕎麦は3枚構成になっており、それぞれ蕎麦が異なる。
1枚目：北海道雨竜郡の新そば
口に入れた瞬間に、蕎麦の薫りが鼻腔に拡がる。実に美味しい。
同時に、マドレーヌ効果ではないが、東白庵 かりべの蕎麦を思い出した（註3）
2枚目：京都のそば：蕎麦を荒くひいたもの
蕎麦を荒くひいたものだそう。口に入れると、そば殻を感じ取れる。
3枚目：茨城県笠間市と大分県豊後高田市の蕎麦をミックスしたモノ
写真17枚目を見て分かるとおり、蕎麦がうどんのように太い。そして、とってもコシのある麺になっている。
なお、御店主からは「蕎麦本来の味を楽しむために、山葵などの薬味より塩を使って食べた方がオススメ」と
薦められたが、確かに塩で食べたほうが美味しかった。
＜総括＞
らすとらあださんは、「全てに拘りをもった蕎麦の旨い手料理屋さん」といった感じであると書こうと思っていたら、
御店主が自ら同様のことをblogに明記されていた（下記参照）。
つまみ8品、蕎麦3枚、日本酒3合食べて呑んで、ひとり約5,500円。
とてもCPも高く、これからも時間があれば、通いたいお店が１つ増えた。
U氏、予約などのアレンジ、本当にありがとー(o_ _)o
評点3.73（平成26年9月3日現在）
＜一部引用（註4）＞
僕のお店は、時間が経過していくうちに、蕎麦屋さんらしい蕎麦屋で無くなる可能性もあります。
僕自身、蕎麦は昔と変わらず大好きですし、打っていて楽しい。
あくまでも僕自身が感じたうえでそう考えるようになったのだと思うのですが
震災後からは、手料理やさんという意識の方が強くなったのかもしれません。
なので、お客様の中には、手打ち蕎麦屋っぽくないと思われるようなことになるかもしれません。
＜註＞
１．テレビ東京「ソロモン流」2014年8月3日放送
http://www.tv-tokyo.co.jp/solomon/backnumber/20140803/
２．今日もなんだかんだで＜http://sobameister.blog96.fc2.com/blog-entry-593.html＞（2014年9月2日アクセス）
３．かりべの御主人苅部氏がが六本木竹やぶにいらっしゃった頃からの付き合いだそうだ。何となく似ている気がした。
そうだ蕎麦屋へいこう イン 東京＜http://sobameister.blog96.fc2.com/blog-entry-351.html＞
（2014年9月2日アクセス）
2014年9月5日加筆：8月末から9月初旬の新そばは、夏新（なつしん）と呼ばれるものだそうだ。
いわゆる、薫り高い新そばは、秋新と呼ばれる。これからの季節が楽しみだ。
参考URL：http://ameblo.jp/monex-oki/entry-11920458916.html
４．仮のはなし＜http://sobameister.blog96.fc2.com/blog-entry-319.html＞（2014年9月2日アクセス）