ごろごろはっちゃんさんが投稿した渡辺料理店(東京/門前仲町)の口コミ詳細

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ごろごろはっちゃんのレストランガイド

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渡辺料理店門前仲町、越中島、木場/ビストロ、フレンチ

2

  • 夜の点数:5.0

    • ¥20,000~¥29,999 / 1人
      • 料理・味 -
      • |サービス -
      • |雰囲気 -
      • |CP -
      • |酒・ドリンク -
2回目

2025/11 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

海のものも山のものも

再訪問。
門前仲町にある予約困難のビストロ。
元レカンの料理長渡辺さんご夫婦のお店です。

昨年クリスマスに伺った際に予約した日がやっと来ました。あまりに楽しみにしていて「本当に予約は生きているのか」と不安になり、事前に電話で確認するほどに。

コース9,000円もあるのですが、こちらにお店での醍醐味はやはりアラカルト。黒板のメニューを見ながら迷いに迷ってこちら。だいたい黒板左側から4〜5種、右側1種が適量のようです。

◯ポロ葱ムース、ウニ蟹コンソメジュレ 
 2,600円×2
葱の甘さが際立つムースに塩気部隊はたっぷりな蟹のほぐし身と雲丹とコンソメジュレ。キャビアもおそろしく上質です。

◯シャルキュトリー盛り合わせ 3,800円
4種の盛り合わせですが、どれも想像を超えた美味しさ。ブーダンノワールや白レバーのムースはほぼ違法レベル。こんなん出されたらワインは進むし、もう他店で食べるのが怖い。パテドカンパーニュは肉肉しく脂分は少なめなのが嬉しい。どれも合わせてあるソースや無花果も良き。

◯真鱈白子ムニエル 焦がしバターソース3,000円
縮みほうれん草の下には表面をカリッ中はとろりと焼かれた白子。
ソースは少し酸味のある焦がしバターソース。
ほうれん草の苦味とソースが絶妙な組み合わせ。
クルトンも効果絶大です。

◯伝助アナゴ フォアグラロールのムニエル4,900円
ムニエル被りですが、伝助アナゴの引力に抗えず。
最下部にマッシュルームのリゾット(キューブ状)をソテーしたもの、フォアグラを抱き込んだアナゴロールに薄切りシャンピニオン。添えてあるのはウイキョウの根でソースはたしかベルモットソース。
フォアグラが多過ぎずできちんとアナゴのひと皿。
ウイキョウの根が良きアクセントで、他に細かくカットしたトマトなど入っているのも良き。
ただ美味しいリゾットがお腹に満たるのよ、これ。

◯イタリア仔牛リードヴォ胸腺肉のロースト8,800円
猪の赤ワイン煮系と迷い、リードヴォがだんだん希少になりつつあるとか何かでみたので食べておきます笑
昔食べたリードヴォよりはぷりっとしてあっさりめ。
既に前の皿のリゾットの件があるのでこのくらいでありがたい。ミルキー感良き。根セロリピュレがよく合いますね。トリュフもこの店のものは好きですが、今回は付け合わせの天然物椎茸の芳香な香りにびっくり。
ソースはポルト酒とかなのかなぁ、ちょっと照り焼き的。

◯オマール海老ビスクリゾット 5,500円
こちらのお店の人気メニュー。
文句なしに美味しい。ディル効いてますね。
オマール海老の火の入り方が完璧!

◯ババオラム 1,600円× 2
完全に腹パンでもデザートは食べなくては。
前回から狙ってたババオラムですが、これがまさかの「ラム酒かけ放題」。自分でブリオッシュを半分にカットしてラム酒をかけるという、なんて素晴らしいスタイル。
アイスもめちゃくちゃ美味しくて至福。
ちなみに洋梨のパフェですが、ちゃんとパフェグラスで提供です。かわいい。

◯エスプレッソ(またはハーブティ、紅茶など)

これに
・シャンパン× 2
・白ワイン× 2
・赤ワイン× 2
総額で40,000円ピッタリでした。
フレンチで腹パンになるとは初体験。パン(たむらぱん製)の追加をしなくてよかったです。
マダムにも「沢山食べていただいて」と言われましたが笑、それでもひとり20,000円とは「そりゃ予約困難にもなるわ」です。

反省があるとしたら、やはりムニエル被りでしょうか。
伝助アナゴ→アオリイカの塩釜にすればよかったかも(アオリイカのフリッター付)とか、牡蠣のマリネも美味しかったはずとか、まぁカウンターで目の前に出でくるものが全て魅力的なので反省とか後悔はつきもの。次回にいかしたいところではあります。それでもやっぱりあっちが良かったかなとは思うのでしょうけれども。
次回の予約は再来年の3月。
それはそれとして待てないので夏あたりにまた訪問したいと思います。鬼電頑張らねば。ご馳走様でした。
本当に良いお店です。

  • ポロ葱のムース、ウニ蟹コンソメジュレ生姜 2,600円

  • シャルキュトリー盛り合わせ ブーダンノワール・自家製ハム・白レバーのムース・パテドカンパーニュなど。人数にあわせて少なめ盛りで4,800円→3,800円。

  • ブーダンノワール

  • パテドカンパーニュ

  • 自家製ハム

  • 蕪の酢漬け

  • 白ワイン ワインは高いものはありませんが良心的なお値段で無理なく美味しいものがいただけます。

  • 真鱈白子ムニエル 焦がしバターソース 3,000円

  • 縮みほうれん草の下には白子のムニエル

  • 伝助アナゴ フォアグラロールムニエル 4,900円

  • 赤ワイン 

  • イタリア仔牛のリードヴォ胸腺肉ロースト 8,800円

  • オマール海老ビスクリゾット 5,500円(これでひと皿分)

  • ババオラム 1,600円

  • 瓶ごと置かれます。まさかのラム酒かけ放題!

  • エスプレッソ

  • この日のアラカルトのメニュー

  • 伸び伸びと美味しいものをいただけるお店です

2025/11/24 更新

1回目

2024/12 訪問

  • 夜の点数:4.9

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

覚醒

初訪問。
門前仲町にあるビストロ。
「りょうりてん」ではなく「りょうりみせ」。
元銀座レカン料理長の渡邉シェフが「より身近に
フランス料理を」との想いで開いたお店です。
とにかく予約が取りづらいことでも有名です。

以前から伺ってみたいとは思っていたものの
「2024年8月でランチ営業終了」の告知があった
時には当然のことながら既に予約はできず
(3ヶ月前月初に予約開始)、どうしたものかと。
基本夜訪問が簡単にはいかない身としては
もはや諦めるしかないのかしら…

万策尽きたかと思った頃、クリスマスの告知が!
ランチ営業もある!チャンス到来!
評判に聞くとおり、鬼電です。2時間以上かけた
でしょうか。平日、でも繋がらない。
リダイアルしながら「もう夜でも行こう!」という
気になりました。いやー怖い怖い。
土日ならダンナという留守番係が存在するので
(我が家は猫様がいるため家族みんなでディナー
外食はない)ワタシ単体ならなんとかなるのでは?
と気がついたことも一因ですが。
結局2時間ちょっとで繋がり、1名で空いている
ところに入れていただきました。
それが土曜日夜だったわけです。

通常のこちらで飲食される方は
・完全にアラカルト
・8,500円のコース
・コースにアラカルト足すまたは一部入れ替え
というパターンで、実際コースだけで終わらせる
方は少ないよう。ただ今回はクリスマス企画なので、
16,000円固定で決まったものしか出ない点を
予約時に確認ありました。いや、初回は敢えてその
ほうがありがたかったりします。

◯クリスマスコース 16,000円
 前日に予約確認の電話までいただき、当日は
 時間よりやや早めに着。
 一斉スタートの店ではないので既に賑わってます
 ね。とても親しみやすいいい雰囲気です。
 カウンター席があるのでおひとり様でも安心。
 いままでさすがにフレンチは単身突撃は無理と
 諦めていましたが、ワタシがひとりでも来ようと
 思えたのはこのカウンターのおかげです。

 ・アミューズ
  「マッシュルームのポタージュとブリオッシュ」
  ポタージュはエスプレッソ仕立て
  ひと口大のブリオッシュはパルミジャーノの香り
  と少しの生ハム

 ・「北海道 ウニ ズワイガニ カブババロワ」
  蕪のババロワは柔らかくクリームのよう。
  甲殻類のジュレの下にはたっぷりの蟹。
  雲丹やズワイガニが美味しいのはもちろんですが
  実は蕪にこんなに旨味があるのかと驚き。
  笑うくらい美味しいです。

 ・「オマール海老とリ・ド・ヴォのフリカッセ
  ビスクソース」
  底にベーコンのフラン。
  この層の厚みがないので主張強すぎず、
  ビスクソース・オマールとリ・ド・ヴォとの
  バランス良き。
  リ・ド・ヴォが果てしなくむかし食べたものより
  ややあっさりとしてくどくないのも、この年齢に
  なると嬉しいポイント。
  散らされた百合根が表面の焼きと内側のほっこり
  感、甘さが素晴らしいアクセントに。

 ・「イトヨリ鯛とホタテのエチュベ
  葱 レモンコンフィ」
  帆立は殆ど生に近い。帆立のスープ仕立てだが
  さほど帆立感は強くない。イトヨリの下に
  くたくたの甘いポロ葱が隠れていて良き。
  緑のソースはおそらくバジルで、イトヨリの
  風味を邪魔するほどの香草感はない。
  全体から見て、この皿はやや印象薄めかも。

 ・「国産牛フィレ肉とフォワグラのポワレ
  "ロッシーニ"
  来たな、王道!
  フォワグラの上に盛られているのは塩昆布では
  なく、なんと千切りのトリュフ。
  生まれてこのかたトリュフの存在意義を見出せ
  ず、単に高い珍しいで喜ばれているだけでは?
  と思っていましたが、今回このお料理で覚醒し
  ました。トリュフってスゴいわ。
  「この切り方が香りがふわっとするので好き」と
  シェフはおっしゃられていましたが、あの独特
  な香りが深みになるのを知りました。うめーっ。
  ファワグラも過剰に多くないのも良いなぁ。
  添えられた2年寝かせたじゃがいも&自家製
  海藻バターも美味し!ボルディエより美味しい。
  
 ・イチゴのミルフィーユ バニラ
  うっすい(層になってない)パリパリ生地に
  ねっとりしたクリーム。単なるカスタードでは
  なさそうで、ちょっとトンカ豆っぽい香りがする
  かも。苺が生と火の入ったものが両方なのも良。
  散らした甘いナッツがアクセントですね。
  もちろんバニラアイスも美味しい。

 ・飲み物 エスプレッソを選択しました。

これで酒代(×3)いれて総額20,100円。
ちなみにワインとチーズ追加は迷って辞めました。
チーズでたら酒量がヤバそうだったので。
酒類もメニューあって明朗会計。ワインだと1,300〜1,800円が多くて気が楽です(笑)
いいタイミングで声掛けしてくださるし、相談も
しやすい聞きやすい。素晴らしい。
厨房は所謂オープンキッチンのスペースに
渡邉シェフと若い方が3人ばかり。奥にも3人?
シェフは司令塔でソースの管理や盛り付けヘルプ。
イキイキした良い店だと思います。
これは人気あって当然。
客としては変な気遣いなく料理に全集中で楽しめます。
予約が大変なことだけが難。
すぐご近所に新店が出来るのは3月ぐらいの予定で
そちらはコース料理で(金額的には本店並)ランチも
予定されてるとのこと。
でも次回はこちらのアラカルトで楽しみたいですね。
帰りはシェフとマダムが外まで見送ってくださるので
恐縮(手まで振ってくれなくとも)。
また来店の11月にお会いしましょう(店で予約入れま
したが、最短が11月…)。ご馳走様でした。

  • アミューズ

  • ウニ ズワイガニ カブのババロワ

  • シャンパン

  • パンは「たむらパン」のもの

  • オマール海老とリ・ド・ヴォのフリカッセ ビスクソース

  • ワイン①

  • イトヨリ鯛とホタテのエチュベ 葱 レモンコンフィ

  • 目の前でどんどん仕上がっていきます

  • 国産牛フィレ肉とフォワグラのポワレ ロッシーニ

  • ワイン②

  • 苺のミルフィーユ 可愛いやつがいます

  • エスプレッソ

  • 周辺はやたらと焼き鳥屋が多いので、焼き鳥のにおいがします

  • メニュー

  • アラカルトのラインナップ これは迷うわね

2024/12/22 更新

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