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2025/08訪問
1回
大泊ICを降りて、数分。 海の断崖の上に宿はあった。 部屋の窓を開ければ、潮の匂いがまっすぐに入ってくる。水平線が遠くに揺れている。 歩いて行ける距離に、鬼ヶ城がある。 一千五百万年という時間が削った岩肌は、波と風で形を変え続けてきた。 海賊の話も残っている。多娥丸という名の男が、鬼のように恐れられていたそうだ。 遊歩道を歩くと、名前のついた岩がいくつも現れる。 千畳敷、猿戻り。 熊野灘の波が白く砕け、その音がしばらく耳に残る。 夕暮れ時、岩が朱色に染まる光景は、写真では残せない種類のものだ。 宿にはコインランドリーがある。 旅の途中、着替えが少ないとき、それは助かる。 朝食は私にとって、いつも楽しみの時間だ。 品数は少ないが、手作りのぬくもりがある。 卓上コンロで自分で焼くベーコンエッグ。 それだけのことなのに、なぜか楽しい。 香りが漂い、黄身がやわらかく固まっていくのを眺める。 子どもと作れば、きっとそれも旅の記憶になるだろう。 ブリのハラス煮が、とびきり旨かった。 しっとりと脂がのっていて、箸を置くのが惜しいほどだった。
2025/08訪問
1回
来たぜドムドム 桑名市
2018/11訪問
1回
朝食コスパ良い1500円
2024/04訪問
1回
旅館 温泉 で検索しクチコミなど見ずに突撃 電話の応対時で一抹の不安を感じた。 到着してみると繁華街のすぐ近くで割烹旅館という位置づけであった。 外見かなりいい感じ、お庭もお手入れされて、お庭だけでも満足。 接客は案の定、昭和ちっくだ。 現代では小学生がコンビニやスーパーに行っても店員さんはニコニコといらっしゃいませだが私達の時代は駄菓子屋に行くとニコリともしない婆ちゃんがいらっしゃいませもない。 ガキども万引きすんじゃないよ!って雰囲気を出していた。 今みたいに防犯カメラがあるわけでもなく小学生の2,3百円の事で警察に電話する時代ではなかった。 ある程度にらみを効かしておかなければいけなかったんだろうな。 駅員さんも怖い人結構いたな〜 まぁそんなんで過度に丁寧な接客なんて受けずに育ってるから私達は問題無いが、最近の若い子にここの接客だと★一個つけられちゃうな。 旅館内さすが大正時代の建物 見応え有りですぞ。 ガラスも当時物で素晴らしい。 お風呂は小さく残念 温泉と書いてあるが温泉水を運び入れてる形 ほんとうか〜とちょっと疑い 子供達の大部屋は良いが私の部屋はうーん、ベッドも老人ホームで使うようなベッドで幅も狭くて残念。 なんで和室にこのベッドなんだろう。 謎 夕飯はお刺身、天ぷら、焼魚、鍋、普通の旅館飯。 ビール中瓶800円をいただく、そこにサービス料20%と消費税10%がつく。 サービス料ってあるんだ。 レアだな。 朝食は見た目お弁当箱に入り期待は高まるが普通であった。 業務用惣菜のひじき、切干大根、卵焼き、焼魚。 一つだけ美味しい物があった。 ヨーグルト。 冷凍品でないブルーベリーがjhjも乗っている。 ヨーグルトはギリシャヨーグルトのオイコス微糖かと思われる。 なぜかヨーグルトにはこだわりを感じた。
2023/12訪問
1回
福井県敦賀市から三重県四日市市まで、北陸と中京をつなぐ国道365号線。 幹線道路からは外れていて、交通量も少なく、どこか静かで長閑な山中の道。そんなルートをSC59で一人流していたとき、ふと目に入ったのがこのお店だった。 色褪せた看板と、少し崩れかけたようなレトロな外観。営業中の札を見つけて、バイクを停める。 店内は、本や小物があちこちに置かれた素朴で暮らしの香りが残る空間。 整理整頓とは少し違う、どこか“生活の途中”のような店構えに、逆にほっとする。旅の途中、こういう場所が妙に落ち着くのは不思議だ。 レモンティーを注文。てっきり冷蔵ケースのパック物を出してくるのかと思っていたら、ポットで湯を沸かし、茶葉から丁寧に淹れてくれた。 見た目とのギャップに思わずニヤリとする。こういう誠実な一杯には弱い。 メニューは定食・麺類・喫茶系まで幅広く、 中でも人気なのは焼きそばチャーハンらしい 次回は絶対あれだと心に決めた 焼きそばチャーハン(900円) ハンバーグ定食、味噌カツ定食(各1000円) 焼肉定食、ラーメン定食(各800円) 焼きそば、チャーハン、うどん(各600円) 山びこ定食(山賊丼+サラダ+コーヒー付/900円) バイクで山中を静かに走る途中、何気ない景色の中にふと現れる温かさ。 クセはあるけど、不思議とまた寄りたくなる。 そんな場所だった。
2025/06訪問
1回
バンズレンチン
2024/07訪問
1回
ルートインまたまた
2024/07訪問
1回
朝食ぴえん
2024/07訪問
1回
赤提灯が、夜の路地を照らしていた。 「てんまる」の文字が、湿った空気に赤く滲む。 扉は横にカラカラッと開ける引き戸。 焼き鳥屋だと思って入った。 もちろん焼き鳥はある。 だが 刺身もあるじゃないか 五種盛り、千二百円。 皿が来た瞬間、息をのむ。 この質、この量、この値段 ありがたい 心からそう思う。 マグロは厚切り、脂がのって艶めいている。 ひと口ごとに、幸福が押し寄せる。 そして夏なのに、 おでん 最高だ。まさに予想を裏切る一手。 マスターはやさしい。 居心地がいい。 まだ若いのに、これだけの料理を出せる腕前。 名古屋から高速で一直線だ。 次回熊野市に来る理由が、ここにある。