おいしん坊!万才さんが投稿した中鮨(北海道/桂台)の口コミ詳細

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当たり前に呑んだり旅したり山登ったりできないことでそれが当たり前にできることの有難さを感じるこの頃

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おいしん坊!万才 (男性・神奈川県) 認証済

この口コミは、おいしん坊!万才さんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

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中鮨桂台、網走/寿司

1

  • 夜の点数:4.2

    • ¥6,000~¥7,999 / 1人
      • 料理・味 4.8
      • |サービス 4.8
      • |雰囲気 3.9
      • |CP 3.8
      • |酒・ドリンク 3.6
1回目

2016/02 訪問

  • 夜の点数:4.2

    • [ 料理・味4.8
    • | サービス4.8
    • | 雰囲気3.9
    • | CP3.8
    • | 酒・ドリンク3.6
    ¥6,000~¥7,999
    / 1人

鮨以外のレギュラーメニューは少ないが鮨はすばらしい

■■■2016年2月再訪■■■

#本来私は投稿日更新しないのですが、先日の仕様変更によりどちらにしてもマイページでは更新順で上がってきてしまうため、今後訪問順に拘らない再訪レビューは投稿日更新することにします。(この訳のわからない仕様を戻して欲しい)


流氷を観た後はバスで網走駅に戻りホテルにチェックイン。
17時前に改めて呑みに出発です。

網走駅から網走のバスターミナルまでバスで移動。
バスターミナルの窓口で帰りの最終バスを確認してからお店に向かいます。

一軒目はこちらのお店を再訪。
バスターミナルから道路を挟んで反対側に見えます。
灯りはついていないですが暖簾は出ていますね。

時間は17:10頃で先客は無し。
大将に迎えられカウンターの中央に座りました。
ちょっと強面な大将ですが、知人に似ているからか話しやすい感じがします。

まずは瓶ビールからスタート。
前回と同じく刺身の盛り合わせを適当にお願いします。

刺身はホッキ、ホタテ、タラバ、カレイ、マグロ、ボタン海老。
どれも美味しいですが、ホッキ貝はすごく甘みを感じますね。
刺身の後にツマを食べていたら海苔で巻いてくれました。
これは食べやすいし美味しいですね。

ここで隣に常連さんらしきお客さんが二人。
正確に言うと今は道内の他の街に住まれているようで以前の常連さんでしょうか。
今回はこちらの元常連さんと大将と話が盛り上がりました。

刺身の後は、ホタテバター焼きを注文。
実はカマ焼きの方を注文したかったのですが、2個以上の注文と書かれていたのでやめたのです。
するとその元常連さんがカマ焼きを1個注文していました。
「1個で可能なら私もお願いします」と言うと2個以上というのを見落としていたよう。
結局これで2個になるんですが、結構このあたりはアバウトなんでしょうか。

こちらはかなり潔いお店で刺身と鮨以外ではレギュラーメニューの料理は数えるほどしかありません。
でも、前回も煮付だったりその日の入荷に合わせて他の料理も出るようですね。

ホタテバター焼きは貝柱のみをシンプルに焼いたもの。
かなり大ぶり食べ応えも十分。
香りも味もいいです。

カマはかなり香ばしく焼けています。
あまり自信ないのか大将は低姿勢。
これは熱燗にあう塩加減ですね。

お酒はビールの後は福徳長の熱燗二合を二本。
さらにそのお客さんの焼酎のボトルでお湯割りを一杯ごちそうになりました。

前回は秋に来て、今回は流氷目当てで冬に来たことを話すと「冬が一番ネタが少ないよ」とのこと。
網走で魚が一番美味しい季節は春だそうです。

その元常連さんが言うには網走には昔ながらの鮨店は以前はいくつかあったそうですが、今はここくらいしか残っていないとのこと。
そういえば網走で江戸前ってのも変ですが、ひと手間かかっているという意味なんでしょうね。

前回訪問時はお客さんは少なかったですが、今回はカウンターにも後ろの小上がりにも多数いらっしゃいます。
なかなかの賑わいですね。

最後に鮨をお好みで注文。
目の前でうごめいて気になっていた大きなツブ貝。
それとサーモン、タコ、ウニに、あとはご主人のオススメを1,2貫お願いしました。

ツブ貝は元ご常連さんもオススメしていましたが、コリコリの食感がいいですね。
厚みがある割には柔らかいです。

こちらの鮨はネタの厚みがいいですね。
サーモンとタコの食べ応えがいいです。
ウニの盛りもいいです。

そしてお任せにした鮨は前回感動したタラバとイバラのルイベ。
実は序盤に前回いただいた話をしていたのですが、これを出してくるなんて大将すばらしいです。
これは元常連さんも知らなかったようで追加注文されていましたが絶賛でした。

今回大将からいい食べ方を教わったのですが、少し融け出して食べごろになったタイミングで箸で半分に割るそう。
半分はそのままで半分は醤油につけて食べると二度味わえました。

3時間の滞在でお勘定は8千円弱。
ハシゴしたと思えば安いでしょう。

次回は芝桜の季節に訪問したいですね。

ごちそうさまでした。


■■■2012年11月訪問■■■


道東旅の最後は網走に来ました。

女満別空港の最終便で羽田に飛ぶので夕方呑んでいきますが、まだ時間はあるのでまずはタクシーで網走監獄へ行きます。
あまり期待してなかったのですが結構楽しめました。

しかし、平日だったので監獄から網走駅に戻るバスが無く国道まで歩くことに。
国道のバスも本数が少ないのでバス停で15分くらい待つことになったのですが、タクシーが来たので乗りました。

時間が16時でしたが、通しで営業している寿司屋に行こうとこちらにタクシーを走らせます。
しかし着いてみると暖簾が出てません。
外が少し暗くなってきたのでお店の奥の照明が点いているように見えました。
中に入って夕方の開店時間を聞くと、今仕込み中だけど外寒いから中で待っててもらっていいですよと言われます。

とりあえず「少しこのあたり周ってから来ます」と言って出るとバスターミナルが目の前であることに気付きます。
空港へのバスは網走駅から利用しようと思ってましたが、ここならばぎりぎりまでこちらで呑んですぐに乗れるので便利です。
ということで網走駅のコインロッカーに入れた荷物を取りにタクシーを走らせて改めてこちらのお店に入りました。

16:30に予約が入っているとのことで夜用の酢飯を仕込んでいるようでした。
カウンターに座らせていただき女将さんに頼んで瓶ビールをいただきます。

女将さんには「とりあえずお刺身でもいただこうかなと思います」と告げると手が空いた大将が早速刺し盛りを造ってくださいました。
この時のサンマの刺身は脂ものって美味しかったですね。

すると16:30に予約したと思われるおじさんが来て私の隣に座ります。
大将との会話の中でこちらのお店に入った魚を知っているので網走の漁協関係の方でしょうか。

しばらくこのおじさんと話をしていると酢飯の準備が出来たそうで大将から寿司もできますよということになりました。
今回は言われたものは食べてみようと言う気になっていたのですが、このおじさんがかなりいろいろ勧めてきます。
大将が刺身に追加で「カワガレイ」と「クロガシラカレイ」というのを出してくれました。すごい歯ごたえのある白身です。

寿司を好きなものを選んで私はホタテとサケをいただきました。
ホタテは身が大きくサケはトロ状態ですね。
続いていただいたイカとカンパチも身のプリプリ感がたまらないです。

この時におじさんがカレイの煮つけを注文したので私たちもお願いしました。
あっさりと軽めに煮つけてあるので身がフワフワで美味しいです。

話の流れで知ったのですが、このおじさんが実は81才ということを知りびっくり。
年齢だけで言うならおじいさんですね。
きっと新鮮な魚からDHAを摂取しまくりで、あんな肌ツヤ良くて髪もまっ黒なんでしょう。
高倉健さんと同級生です。

続いて大将がルイベの寿司を握ってくれるという話しになりました。
ルイベ自体滅多に食べられないのにお寿司でいただくというのがまたいいですね。
そして、このおじさんが特殊なルイベを一つごちそうすると言ってくださいます。

ルイベの寿司の黒いのとオレンジのが出てきました。
黒いのはタラバガニ、オレンジはイバラガニだそうです。
イバラガニはほとんど市場には出ない貴重なものらしいですね。

絶妙な溶け具合が要求されるので、おじさんから「まだ待て」と言われます。
そして「そろそろいいと思うよ」と言われタラバガニから口に運びます。
このジュワーと溶けていく濃厚なミソの深みがいいですね。ちょっと熟成された感があります。
続いてイバラガニ。これはミソそのものを食べている感じ。
正直、初めての感覚なので言葉で表現が難しい美味しさです。

しかしこれらはここだから食べられるものでしょう。
それも漁協関係の方が通っているお店だから間違いないですね。

そろそろ空港バスの時間が迫ってきたのでお勘定です。
今回はとにかく美味いものをいただくことで考えてましたので値段など気にしてなかったですが、お勘定は一人四千円台でした。
予想より全然安かったです。

大将、女将さん、そして隣のおじさんや他のお客さんに挨拶をしてバスターミナルに向かいました。

次は流氷、サンゴ草紅葉、芝桜などの周辺観光に良い時期に合わせて網走に来て、またこちらで旬のものをいただきたいです。

ごちそうさまでした。

  • 瓶ビール

  • 刺身

  • 福徳長熱燗

  • ホタテバター焼き

  • カマ焼き

  • 福徳長熱燗(二本目)

  • サーモン、ツブ貝、タコ

  • サーモン、ツブ貝、ウニ

  • イバラガニのルイベとタラバガニのルイベの鮨

  • イバラガニのルイベとタラバガニのルイベの鮨(食べごろ)

  • お隣さんのボトルでいただいた焼酎お湯割り

  • 冷蔵ケースでうごめく大きなつぶ貝

  • メニュー(1)

  • メニュー(2)

  • メニュー(3)

  • メニュー(4)

  • 外観(1)

  • 外観(2)

  • ケースに並んだネタ(2012.11)

  • 刺盛り(2012.11)

  • カワガレイとクロガシラガレイ(2012.11)

  • ホタテ・サケ(2012.11)

  • カレイ煮付け(2012.11)

  • イカ(2012.11)

  • カンパチとルイベ二種(タラバ&イバラ)(2012.11)

  • 外観(2012.11)

2016/04/05 更新

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