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夜の点数:3.8
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¥2,000~¥2,999 / 1人
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料理・味 3.9
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|サービス 3.4
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|雰囲気 4.6
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|CP 3.5
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|酒・ドリンク 3.4
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[ 料理・味3.9
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| サービス3.4
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| 雰囲気4.6
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| CP3.5
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| 酒・ドリンク3.4 ]
横須賀を代表する老舗古典酒場
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外観(1)
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外観(2)
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提灯
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看板
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2015/03/23 更新
今回の横須賀呑みの一番の目的はこちらのお店。
横須賀を代表する古典酒場です。
こちらは"ふらり旅 いい酒いい肴"で紹介されていましたが、居酒屋百名山でも読んでいたので前々から行きたいお店でした。
外観からして滲み出る古典酒場の雰囲気がいいですね。
外観写真を撮って店内へ。
ほぼ開店時間に伺いましたが、フライング営業なのか既にそこそこ賑わっています。
我々は手前のカウンター席に座りました。
店内は大きなL字カウンターと4人テーブル×3です。
写真撮影禁止のようですのでカメラはしまいました。
まあ、歴史的建造物の中は写真撮影禁止と考えましょう。
そもそも撮影禁止のお店は単なる写真嫌いの場合もありますが他のお客さんに迷惑がかかるということもあるんですよね。
不特定の人にカメラ向けたり、フラッシュたいたり、カシャカシャ耳障りだったり。
「シャッター音もフラッシュも出さないのでこれだけ撮らせてもらっていいですか?」という聞き方をすると意外とOKだったりするんですが、ここではその交渉するのやめました。
なんとなくそういう行為が場違いな感じがしたのです。
そういえば十条の斉藤酒場さんもそうでしたね。
(こちらは料理のみならOKということが後日判明しました。)
話は戻って、こちらでは熱燗で通します。
まずは招徳の佳撰から。
いただいたお酒のアテは三回に分けて
・真鯛のさしみ
・湯豆腐
・鳥モモ唐揚げ
・セロリ
・合鴨のスモーク
・湯豆腐(半)
・アサリバター焼
をいただきました。
どれもシンプルで凝ったものではないですが酒のアテにぴったり。
魚介、肉、野菜が適度に揃っています。
この中で特筆すべきは、やはり湯豆腐でしょう。
おかわりしてしまいました。
一人呑みに優しいハーフサイズもあります。
目の前のおかあさんを見ていると結構こまめに鰹節を削っています。
それも「シャッ、シャッ、シャッ・・・」ではなく「ゴッ、ゴッ、ゴッ、・・・」というように音からして違う。
角を使って薄くではなく小さい節粉のように削るのです。
これが湯豆腐にたっぷり載ってくるのですが、香りも良く味も濃いので醤油をかけるのはほんのちょっと。
シンプルな料理ですがこれは確かに美味しく、お客さんは皆さんこれを注文していました。
太田和彦さんが日本三大湯豆腐と謳うだけありますね。
ちなみに日本三大湯豆腐とは、こちらの他は伊勢の一月家さん、盛岡のとらやさん。
今回のぎんじさんで日本三大湯豆腐を全ていただきました。
招徳佳撰の熱燗の後は上撰の熱燗を三本いただきましたが、徳利に沢の鶴の文字。
上撰は沢の鶴なのかな?
他のお客さんは騒がしくも無く、かといって静かでもなく居心地は良かったです。
しょっちゅう撮っている私でも撮影禁止というのは何となくわかる気もしますね。
お勘定すると年季の入った算盤で計算。
2時間10分の滞在でお勘定は一人当たり2,700円ほどでした。
横須賀の古典酒場を楽しめて良かったです。
ごちそうさまでした。