初夜を迎えた若い夫婦。
事が終わりライアンがベッドの上で聞いた。
「君は僕と結婚する前まで何人の男と付き合ったんだい?」
エミリーはベッドの天井を見つめ何も言わなかった。
ライアンは続ける。
「僕は君が初めてだったから、今までの男に嫉妬しているのかも知れない」
エミリーは瞬きもせず天井を見つめたままだった。
ライアンは妻が怒ったのかと思って謝った。
「ごめんごめん、今そんな事を聞くタイミングじゃなかったね」
それでもエミリーは天井を見つめたまま無言だった。
そんなエミリーにライアンは言った。
「そろそろ夜が明けるよ。何か言ってもいいんじゃない?」
エミリーはようやく口を開いた。
「うるさいわねっ!何人まで数えたか分からなくなったじゃない!」