ウラで、いろんなことがうごめいているのはよくわかってるつもり。
私だって、マスコミ業界の端くれでいたころ、
“紹介することの重大さ・怖さ”は十分にわかったし。
本当に美味しいから、スタッフが何年もかけて落としたような店から、
たまたま知り合い(常連客)がスタッフで、
話題性のある店がないから苦し紛れに出しちゃった、みたいなものまで
いろいろとあるよね。
でも、とは言え、やっぱり、
“うわぁ~~美味しい===ッ!今まで食べた中で一番美味しい”
なんていわれると、グルメ魂が燃えてしまうわけで...(笑)
これはあくまでも私の場合なんだけど、
テレビで紹介された店に行って、過去「うまっ♪またこよ」って思った事が無い。
<考えられる理由>
・チョイスが悪かったのか、
・たまたま口にあわなかったのか、
・忙しくなっちゃったから急にクオリティが下がったのか、
・またはウラで何かが動いた関係があるのか...
ま、理由はいろいろとあるんだろうけどね。
でもマスコミといっても、紙面(雑誌・ガイドブックなど)とか、
Web上での個人の書き込みや個人のHPなどは信憑性が高いと思う。
もちろん、味覚なんて千差万別だから、その文章から
“あ、この人、私と味覚[視点]が似てる”
っておもった人を見つけ出すまでが大変だったりするんだけどね。
テレビは「視覚」に訴えかける力が高いから、
人気タレントやグルメに精通した人に紹介してもらえば、
まず、翌日から紹介された店は1ヶ月間、大行列を作るんだろうね。
そうそう、よくよく観察していると
「食いしん坊万歳」ってね、美味しくない料理には美味しいって言わないもんね。
“視覚と言葉の力”は大きいね。
私たち一般消費者も、単にカウチポテトしながらテレビを見るんじゃなくて、
紙面やWebでちょいとひとさぐりしてから出向いた方がいいのかなって思う。
とは言え、食べて見なきゃわからないのが食事だもんね。
こもねこの格言
「情報源は幅広く、でもチョイスは自分でキビシク致しましょう」