ゴマピイさんのマイ★ベストレストラン 2012

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ゴマピイの美味いもん食べましょ!

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ゴマピイ (60代前半・男性・宮城県) 認証済

マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

コメント

2012年は半年で仙台に帰るはずが本格的に東京に住み着いた一年でした。
東京でのレストラン選びは食べログ様様であり高い精度のレイティング情報はとっても参考になりました。
自分も飽きることなく投稿を続けているわけで、これも訪問してくださる皆様方と特に支持票やコメントをくださる方々のお陰です。

一方で仙台のレストランへの訪問回数がだいぶ激減してしまいました。当然未訪問店へ行くとリスクがあるので自分が好きなお店への再訪ばかりになってしまいます。『千松しま』『麺組』『デルソル』が外せないお店ですね。そんな状況でも2012年は新しく『陸女鮨』『ナクレ』が自分のお気に入り店に加わったのが嬉しいところです。

東京では行ってみたいお店はたくさんあれどほとんど伺えないのですよね〜
問題は値段が高いという事と予約がまず取れない事です。予約は普通には一ヶ月前は当たり前で人気店は二ヶ月前でも争奪戦。半年先まで予約が入っているお店もザラにありますからね。
だから2013年は予約困難店にいかにチャレンジするか!それが課題です。

ベストレストラン2012としたお店と一言コメントです。
『千松しま』マイフェイバリット!震災後の初訪問・通算三度目の訪問で夜の部を堪能しました。
『レフェルヴェソンス』妻の誕生日ディナーで二度目の訪問。感動的なフレンチ。
『晴山』三田の日本料理店を再訪。昨年よりもより美味しくなっているように感じ大満足。
『くろぎ』ランチの鯛茶漬けを初体験。これだけでこの店が素晴らしいことを体感しました。次回は是非夜に。
『陸女鮨』以前から行ってみたかった仙台のお座敷鮨。予想通りの美味しさとホスピタリティを実感し大満足。
『みかわ是山居』クリスマスランチで食べる天ぷらに満足しました。
『カーザヴィニタリア』夜遅い訪問だったが料理も雰囲気も大満足できたイタリアン。今度はゆっくりと訪問したい。
『スリオラ』スペイン料理店を初めて経験し大満足。ディナーにも伺いたい。
『カンプーザ』パスタもピッツァもドルチェも高次元!
『デルソル』マイフェイバリットピッツァ!ランキングからは外せません。

2013年はどんな嬉しい出会いがあるでしょうか。楽しみにしたいと思います。

マイ★ベストレストラン

1位

千松しま (本塩釜、東塩釜、西塩釜 / 日本料理)

8回

  • 夜の点数: 5.0

    • [ 料理・味 4.8
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 4.8
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 昼の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥10,000~¥14,999 ¥10,000~¥14,999

2023/05訪問 2023/09/16

【再訪13★】嗚呼!感動の千松しま

 5月に訪れるのは初めてだった。今回も千賀ノ浦を眺めながらの穏やかなランチである。

【鯨、山菜】◎ 
【ヤマカン】◎ 勝山と阿部勘がコラボした日本酒
【ホヤ、ハゼ、タラの芽の天ぷら】◎ ホヤの天ぷらは初めて食べた。美味し!
【汁物】★ メヌケ、粟餅、鶉卵が入る汁物の美味さは格別!
【お造り】★ 渡り蟹、ハゼ、アオリイカ
【ムシガレイ】◎ 
【シャコと新生姜】◎
【茗荷寒天とアスパラガス白和え】◎
【食事】★ 鰹と鰻が美味しくてご飯何杯もいける!
【浅利汁】◎
【冷し饅頭】◎

 ホヤの天ぷらは初めて食べたのだけど想像以上に美味しかったし、毎回思うのは椀物・汁物が美味しい。
 鰻と鰹刺し身で食べる食事があまりにも美味しくて、普段控えめにしているご飯を何度もお替りしてお腹いっぱい満足ランチとなりました。
 秋になったら里芋をいただきに再訪したいと思います。ごちそうさまでした。
 今年も秋の季節に伺いました。その日も天気がよく千賀ノ浦を眺めながらのお食事。里芋や土瓶蒸し、ひがしものにはぜが楽しみですね!

【ビールで乾杯!】
【はらこ、ハゼ煮浸し、鯨・しし唐・らっきょ】◎ さけといくらにはぜも鯨も美味すぎ!の一皿目。
【南瓜豆腐・辛子蓮根・ミョウガ】♪
【松茸土瓶蒸し】★ 秋は土瓶蒸しです!
【ひがしもの、アオリイカ、ハゼ】★ 此処で食べる鮪が一番
【阿部勘 金魚】♪
【秋刀魚飯蒸し】◎ さんまが美味しすぎ!
【鮑、銀杏、ササギ、みずの実、つるむらさき】◎ なにげに銀杏が美味しい
【阿部勘 亀の尾】◎ やっぱり亀の尾が好きな酒です
【渡蟹】◎ 待ってました渡蟹!
【里芋】★ ここで里芋とは予想外!でもぺろりと食べられる旨さ!
【梨と柿のすりながし】◎
【ハゼとアオリイカの天丼】◎ サクッと軽い口当たりの天ぷらは相変わらず美味しい!
【無花果と饅頭】◎

 この季節で特に妻が楽しみにしている里芋が序盤で提供されなかったので、今年は食べられないのかなと思っていたら食事前に着皿するサプライズ!自分は日本酒も飲んでいたしお腹も結構いっぱいだったから全部食べられるかなと思ったけど、食べ始めると美味しいんだよね〜里芋。しかもぺろりと食べられたから自分も驚きデス。
 大将や女将さんには一年ぶりの私達をおもてなしいただきまして毎回嬉しく思います。ごちそうさまでした。
 今年も昼食での訪問です。この季節の楽しみは妻がお気に入りの里芋なのだ。この日も天気良く千賀ノ浦を眺めながらの食事ができるのは嬉しい。
 内観は改装したそうでカウンターがなくなっていました。厨房からの動線もスムーズなようなので配膳も便利になったでしょうし、テーブル席から見ても広くなって明るく綺麗になりました。

【はぜ昆布締め鮨と煮浸し、鯨湯引き】★ ピリ辛のはぜ鮨に鯨畝須が旨い!
【里芋】★ この季節のお気に入り!
【浜千鳥】◎ 岩手県の浜千鳥という純米酒
【ニシ貝と渡り蟹】★ こりゃぁ酒飲むしかない!
【はぜの雑煮】◎ 仙台名物ハゼのお雑煮ですね。すっきりした汁が美味しい。
【ひがしもの、しめ鯖、アオリイカ、渡り蟹】★ 此処で食べる鮪が一番
【亀の尾】◎ 純米吟醸酒
【無花果、薩摩芋檸檬煮、菊酢漬け、ズッキーニなど】◎
【つと豆腐、柚子釜、玉こんにゃく、飯蒸しなど】★ この香りと味が秋なんです!
【大根とニシ貝】◎ 
【梨のすりながし】◎
【牡蠣とハゼの天丼】◎ しばらくぶりの天ぷらは美味しい。
【干し柿と饅頭】◎ もち粉と豆乳の生地に粒あん・昆布巻

 毎年いただいているハゼですが色々な食べ方があってとても美味しいですね〜今年は鮨をいただいたら驚きの美味しさでした。そして里芋の絶妙な美味しさには毎年感服しています。酔っ払いの蟹と貝も堪らない旨さであるし此処で食べる「ひがしもの」が最高だと思います。あとは秋を感じる朴葉焼きの香りも堪りません。
 あとは最後の干し柿!干し過ぎた柿は噛み切れないほどの硬さになっていますがそれを大将の技で見事な菓子になっています。自分は干し柿ならあまり手を伸ばさないのですがこれウイスキーとかハイボール飲みながらつまむのに最適だなぁと。
 今回も美味しくて満足できましたが最近11月の訪問ばかりになっている…まぁ里芋食べたいというのもあるがコロナも終息するなら違う季節にも来店してみたいと思います。ごちそうさまでした。
 昼食で一年ぶりに訪問。この日も天気がよくて千賀ノ浦もよく見えたし、今回初めて個室にご案内いただきゆっくりと過ごしながら美味しい食事を楽しむことができました。

【車海老、豆腐】◎
【ハゼの天ぷら、車海老頭、あけび】★ からりと揚がった今年のハゼは身がふっくら!
【独楽蔵・純米酒】♫
【里芋】★ みんな大好き!里芋!
【松茸土瓶蒸し】★ 岩手県産の松茸、すだちで味変を楽しみながら!
【百合根、無花果、薩摩芋檸檬煮、椎茸、寒天、菊酢漬け、ズッキーニ、インゲン】◎
【ハゼ、ひがしもの、真蛸、アオリイカ、鮑】★ 鮪に今年のハゼは美味いなぁ!
【つと豆腐、柚子釜、玉こんにゃく、秋刀魚飯蒸し】★ 秋はこれ!香りと味が満彩!
【墨廼江・600K】◎
【梨のすりながし】◎
【はらこ飯】◎ ご飯の美味さが格別でした
【鳴瀬川天然鰻のごはん】◎ 大将が鳴瀬川で釣り上げた天然鰻!
【冷し饅頭】◎ もち粉と豆乳と抹茶の生地に粒あん

 秋刀魚の飯蒸しは、ぬか漬けの秋刀魚に胡瓜の古漬けが素晴らしく美味しい!
 ハゼの天ぷらや刺身は毎年いただいているけど今年のハゼは身がふっくらとしていて特に美味しかった。それともっと驚いたのが大将自ら鳴瀬川で釣り上げてくるという鰻だ!鰻ご飯でいただきましたが癖がない美味しさは鳴瀬川の水面を思い出しながらいただきました。さらに山椒煮の鰻もお土産にいただきまして嬉しかったです。夕食で美味しくいただきました。ごちそうさまでした。
 今回も昼の訪問となった。この日も天気がよく遠くまで眺められる景色を楽しみながら、しかもお客は私達二人だけだったのでゆっくりと過ごすことができました。

【鮭・いくら・米麹】◎ いわゆる紅葉漬けで秋らしい彩りとともに美味いのです
【ワタリガニ】★ 柔らかで旨味ある身を食べていたら日本酒が飲みたくなった! 
【陸奥八仙・日本酒】♫
【百合根・無花果・ほうれん草と菊・ズッキーニとモロッコいんげん・おから・銀杏】◎ 自分としては銀杏があればなんぼでも飲める
【鯨】◎ 鯨の胸の部分のようだ。ヘルシーな脂でこれも酒が進む一品
【春雨蒸し】★ 葱・鮪・粟餅の汁物が美味すぎ!
【牡蠣】◎ 野菜や出汁醤油煮こごりで食べる旨みたっぷりの牡蠣!
【お造り】◎ ハゼ、鮪、ボタンエビ、赤貝、アオリイカ、真蛸
【亀の尾・日本酒】◎
【つと豆腐、里芋、ゆず、玉こんにゃく、秋刀魚飯蒸し】★ 秋の香りと味が満彩!
【ハゼと銀宝と牡蠣の天ぷら】★ からっと揚がって美味しい
【冷やしもの】◎ 柿なます、ラ・フランス、豆乳・サフランでさっぱり
【牡蠣ご飯】★ 牡蠣にせりとじゃがいもが入っている!
【葛切り】◎ つけめんのような葛切り、黒蜜でさっぱり食べられる

 今回のランチも美味しくいただけた。秋らしい彩りや食材にわらやほうばなどの香りが加わって特別感のある料理に大満足させてもらいました。特に妻は楽しみにしていた里芋が食べられて大満足だったようだ。
 牡蠣の天ぷらや牡蠣の土鍋ごはんが特別に美味しかったのだけど、訪れたのがちょうど牡蠣が一番美味しい頃と大将がおっしゃっていたので良い時期に行くことができて幸運でした。そもそも牡蠣ご飯や天ぷらって調べてみると自分達はこれまで食したことがないようで初物どころが人生で初だったし牡蠣フライなど目じゃないとも思った。
 それと鮪を使った汁物があまりに美味しくて自宅でも作れないかを大将に聞いたら、「ひがしもの」の残った部位を使っていてそこから美味しい出汁がでるようで、スーパーで買う鮪ではそうはならないらしい…それではまた美味しいものを食べさせてもらいに訪れよう。ごちそうさまでした。
 今年は久しぶりに義母をお連れし昼の訪問となった。昼に訪れる楽しみの一つは晴れていると千賀ノ浦や金華山まで見渡せる景色が楽しめることだが、この日も運良く眺めることができたのが嬉しい。

■壱万円の料理
【かぼちゃの豆腐、小豆、茗荷】◎
【アケビ、栗の赤飯】◎…アケビのほろ苦さが絶妙
【甘鯛・焼茄子・粟餅のお椀】★…いつもの絶妙なお椀に今回は甘鯛が素晴らしい!
【ワタリガニ】★…柔らかくしっとりした身が美味くて感激!
【ひがしもの・ハゼ・真烏賊・ボタンエビ・甘鯛・鯨】★…ハゼのお造りは最高!
【赤烏賊飯し、玉こんにゃく、ハゼ】◎
【里芋】★…妻がいつも楽しみにしているのが里芋
【辛子蓮根、冬瓜、ズッキーニ、さつま芋、枝豆、おひたし】◎…檸檬煮のさつま芋はなにげに自分大好き!
【太刀魚笹蒸寿司】★…義母が美味しいを連発していたのが印象的でした
【あさりの冷麺】◎…サフランソースが爽やかな旨味
【ハゼと銀宝の天丼】◎…さっくり揚がった天丼は毎回美味し
【いちじくと抹茶粒あん】◎

 お造りでは湯引きした鯨や昆布締めの甘鯛も美味しかったがなんといっても「ひがしもの」の旨味は抜群だったし、いつも以上にハゼが最高でぷっくり&コリコリした身が美味いこと!
 それと里芋!初めて訪れたときからいただいていて妻は毎度楽しみにしているのだが今年は自分も感動するほどの驚きがあった。その柔らかさととろりとしたスイーツ以上の甘みが素晴らしく、もし普通の里芋がこの時点でこの大きさで出てきたら自分は絶対に食べられないと思うのだがペロリと平らげてしまうのだった。
 いつも以上にどの料理にも一層のうま味を感じたのだが何だろう?もしかするとビールや酒を飲まないから酔っ払わずに一つ一つの料理を繊細に味わえたと言うこと?そうだとすると次回訪問は昼か夜か迷うところである。義母も大満足していたようであるし今回も良き訪問となりました。ごちそうさまでした。
 10ヶ月ぶりに7回目の再訪となった。そのうち9月が3回目であるし…どういうわけかこの季節に伺うことになるから不思議である。今回もテーブル席だったので大将とも直接話すことが出来ます!

■壱万円の料理と合わせたお酒
【YEBISUビールで乾杯!】
【南瓜と豆腐、茗荷・梅の寒天】♫
【ワタリガニとハゼ佃煮】◎ …大将自らが釣ってくるハゼ、小さくて可愛い
【アケビと銀杏】◎ …最近妙に銀杏が美味しくて口に合うんだよね
【甘鯛・冬瓜・粟餅のお椀】◎ …千松しまのお椀は毎回絶妙な美味しさです
【飛露喜 大吟醸|廣木酒造本店】◎ …大将からの嬉しい一献!透明感が素晴らしい
【マグロ、赤貝、ボタン海老、ハゼ・スミイカ】★ …マグロが美味いんだよね
【ズッキーニ、ラッキョウ、赤飯、さつま芋レモン煮、だだ茶豆など】◎
【鰆・イチジク・みずの実】♫
【鮑の笹蒸し】★ …香りといい鮑の旨味といい堪りません!
【墨廼江 600k|墨廼江酒造】◎ …吟醸香が良く綺麗でキレのある酒です
【玉子豆腐と焼き茄子】♫
【鰻・里芋・オクラ】◎ …千松しまの里芋食べたいと思っていたので最高!
【ハゼと銀宝の天丼】◎ …さっくり揚がった天ぷらで天丼でもペロリと食べられる
【浅利の味噌汁】♫
【わらび餅と焼栗】♫

 今回もゆっくりと楽しく過ごすことができました。大将自らが釣り上げてくるというハゼを佃煮、お造り、天丼でいただきました。ハゼの刺身はコリコリ感とブリブリ感が同居していてクセが無くて上品な味です。でもお造りはやっぱり鮪であってこちらでいただく鮪はいつも格別です!さつま芋のレモン煮も意外と美味しくて…でもだだ茶豆の味が濃くて美味すぎる豆に感激!鶴岡のだだ茶豆だそうでサスガに一味違うなぁと。あとは久々の鮑の笹蒸し!香りも味も言うことなし。
 最近はミシュランの影響からか外国人の方も多くなっていると聞きましたが、次回は春先〜初夏にでも伺うことができれば良いなと思っています。ごちそうさまでした。
 久しぶりにやって来ました。奥の座敷は使わないようにしたのかな?。カウンターの反対側に設置されたテーブル席でいただきました。此処は大将と直接話しができるので今までにない新鮮な感覚があります。

【南瓜と豆腐、茗荷・梅の寒天】♫
【ハゼ】◎
【秋鮭にイクラと米麹】★
【たまご豆腐・粟餅・アナゴの椀】◎
【ハゼ味噌和え】◎
【四季の松島 純米|阿部勘酒造】♫
【ひがしもの、真鯛、真イカ】◎
【秋刀魚ご飯】★
【里芋、イチジクなど】◎
【亀の尾 純米吟醸|阿部勘酒造】◎
【ハゼと銀宝の天ぷら】◎
【柿流し】◎
【胡麻豆腐】◎
【鮑ご飯】★
【菓子】♫
【抹茶】◎

 「鮑ご飯」は美味しかったなぁ!蓋を開けると磯の香りが立ち、食べても鮑とわかめとご飯のそれぞれの旨味が口福にさせてくれる。大根が入っていてシャキシャキ食感によってどんどん食べ進めることができてあっという間に完食。
 お造りは「ひがしもの」は見た目も美しいし食べても格別に美味しいと思う。「秋刀魚ご飯」もその香ばしい焼き加減で堪らなく美味しいのだった。油物では久しぶりに「ハゼと銀宝」の天ぷらが食べられて嬉しかった。
 そのハゼがなかなか手に入らないからと、大将自らが釣ったハゼだそうだ。また酒器は魯山人作だそうで自分には恐れ多いけどそんな器から注がれる亀の尾は格別だった。
 これまで奥の座敷でしか食事してなかった。雰囲気や過ごしやすさは座敷で食事するのが好きだけど、今日の席なら今までできなかった大将との会話ができるので、ハゼ釣りの話や魯山人の器の事など、料理にまつわる情報が得られたりしたから新鮮な感覚で食事を楽しむことが出来た。
 今回の再訪までに1年半以上経過したのだけど、次回はまだ訪れていない夏の季節に合わせて再訪したいと考えています。ごちそうさまでした。

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'15/03/13 ('15/02訪問)4.06
【再訪5★】嗚呼!感動の千松しま
昼★★★★★ 5.0(料理・味 4.5 | サービス 5.0 | 雰囲気 5.0 | CP 4.6 )
夜★★★★★ 5.0(料理・味 4.2 | サービス 5.0 | 雰囲気 5.0 | CP 4.5 )
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 2014年は伺いたいと思っていながら機会に恵まれなかったので、2015年は早速2月に伺わせていただきました。この季節にはどのような料理がいただけるか楽しみです。
 伺ってみて久しぶりに店主と女将さんの顔を見ると戻ってくる場所があって嬉しいなぁ…なんて思います。この晩は15,000円の内容でお願いし、お座敷でゆっくりといただくことができました。

【YEBISUビール】で乾杯!
【鮑・蛸・海苔巻き】♫

・鮑も蛸も味付けがイイですね。最近銀座の寿司屋で食べた鮑や蛸のしっかりとした味付けも美味しいけど、それにくらべると滋味深い味付けに感じられこれはこれで好きです
・海苔巻きは魚のカナガシラで梅がアクセントになっています
【蛤の玉締め】♫
・蛤の玉締めにウルイである。汁の美味しさと玉締めの優しい味わいが素敵です
【お造り】◎
・マグロ、ヒラメ、アンコウ、毛蟹、ヤリイカなどの海の幸を楽しむ
・特にあん肝が美味いなぁ!海の香がたまらん!
【八寸】♫
・クワイ煎餅とアボカド、鯨とししとう、山ごぼう、焼きリンゴとなますはサフランと豆乳仕立て、ほうれん草胡麻和えにかぼちゃ煮、辛し蓮根などなどを堪能
【浦霞しぼりたて】◎
・このお酒美味かった!瑞々しさと華やかな甘みが印象的デス
【メヌケの春雨蒸し】♫
・メヌケは脂がのった旨味が美味しいね。汁はポン酢で味変化も楽しめましたが、自分は素のままでも充分美味しくいただけます
【揚物】◎
・ひりゅうず、豆腐の白和え、柚子釜は蜜で炊いてあるので食べられるそうだ
・フキノトウで作ったというお塩がイイんだよね!苦味がたまらない感じ!
・自分は柚子釜まで美味しくいただきました
【阿部勘 純米吟醸(亀の尾)】
・美味しいけど、うーん、さっきのしぼりたてが美味しかったからパットしない印象に
【胡麻豆腐】♫
【鮑と牡蠣の雑炊】◎

・この雑炊はそれは美味いわね!贅沢すぎる雑炊だわね。
【菓子と抹茶】♫

 今回もゆっくりと美味しい料理とお酒で満足することができました。ただ季節的なものなのかな…夏とか秋に訪れた時に比べると見劣りするような気がした。今年はもう一回ぐらい訪れることができたらいいなぁと考えています。またウニが食べたいなぁ!

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'13/10/07 ('13/09 訪問)4.36
【再訪4★】嗚呼!感動の千松しま
昼★★★★★ 5.0(料理・味 4.5 | サービス 5.0 | 雰囲気 5.0 | CP 4.6 )
夜★★★★★ 5.0(料理・味 4.2 | サービス 5.0 | 雰囲気 5.0 | CP 4.3 )
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一年ぶりに再訪しました。
今回は昼に伺って壱万円のお料理です。
仙台は曇り空だったのだけどお店から望む千賀ノ浦はくっきりと金華山まで見ることができたのは幸運でした。

【牡蠣の燻製オイル漬け、甘鯛の寿司、胡瓜と鰆に尾花】★
・絶品の牡蠣の燻製オイル漬けは感動的に美味し!日本酒欲しい〜
・甘鯛の寿司も美味い〜としか言えね
・胡瓜の中に鰆、そしてきめ細かくフワっとした尾花だ。これが絶妙なコラボに感嘆

【二子芋とあけび】★
・以前も感動したけど岩手の二子芋(里芋)が美味しいんだよなぁ!
・味噌ダレがかかったあけびの苦味が懐かしくも美味しい。

【松茸の土瓶蒸し】★
・先日まで暑かったけど秋なのです!松茸です!。
・さっぱりしたお汁だけど味わうほどに滋味深い。

【ヒガシもの、ボタンエビ、ホシガレイ、牡蠣、渡り蟹】★ 
ヒガシものも今年は特に美味しいと感じた。
牡蠣はあの畠山さんのが手に入ったそうだ。自分もNHKの「プロフェッショナル仕事の流儀」で放送された畠山重篤さんをよく覚えている。あの大震災後も「海を信じて」牡蠣の養殖を再開させたのだ。その牡蠣は豊かな鉄分を感じ濃厚で凝縮された旨味となって味わうことができた。

【カボチャ卵流し、油揚げとひじきとゼンマイ、蓮根、菊、枝豆、茄子、ミズの実】♫
・カボチャに卵を流して蒸してあり、小豆とともに美味しく食べられる
・枝豆の濃い味!に悶絶。

【ヤナギガレイとイカ飯】◎ アカイカのイカ飯の美味さに思わず唸る!

【渡り蟹の甲羅揚げ】♫ 定番の揚物だね!

【葛きりと花無花果の煮込み】★
・葛きりは蓮芋に梨の摺り下ろし、無花果の煮込みとともに実に爽やかな一品。

【お食事】★
大根秋刀魚の炊合せに栗ご飯!!秋やなぁ!
・この秋刀魚がまぁ立派な事!そして栗ご飯で幸せな食事をいただきました。
・お新香も味噌汁も美味しいなぁ

【香煎(はったい粉)と百合根、抹茶】◎

【牡蠣のオイル漬け】★
・お持ち帰りでお願いしました。大びんで3,300円だったかな?
・女将に作るときの大変さを伺いました。早起きして何回も重ねて味を染み込ませていくようです。だから一口食べて虜になってしまう美味しさなのですね!
・お取り寄せは現在はしていないようで、持ち帰れるのは大変ラッキーだったようだ。

今回のサプライズは女将がサザンオールスターズの大ファンだったことだ。
ライブ前日からサザンのシャツを着て来店する人がいて気が気でなかったとの事。
私たちも昨晩のライブに行った事を告げるととても羨ましがられてしまいました。
結局、前日から翌日までライブと千松しまをセットにして他県から訪れるお客さんがほとんどだったようで女将も「行きたかった〜」と残念がっていました。
まぁ地元の自分がこの特等席を独占して申し訳ない気持ちもあったけど、自分も似たようなもので一応東京から来ているからね…
自分はサザンのライブのチケットをゲットしたと同時に千松しまの予約をしたのだけど、夜はすでに埋まっていたのでランチにしたという事だからね。

どういうわけかいつも秋口の訪問になってしまうので、次回こそは季節を変えて伺ってみたいと切に思うのでした。

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'12/10/20 ('12/10 訪問)4.46
【再訪3★】嗚呼!感動の千松しま
昼★★★★★ 5.0(料理・味 4.5 | サービス 5.0 | 雰囲気 5.0 | CP 4.5 )
夜★★★★★ 5.0(料理・味 4.2 | サービス 5.0 | 雰囲気 5.0 | CP 4.3 )
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前回訪問は震災前だったのでその後のお店の様子も気になっていましたが、やっと先日、母親を連れて三人で再訪しました。
夜の部は初の訪問になります。
あの震災からは1年半、前回訪問からは1年10ヶ月ほどの時間が経過しています。
自分たちは利府街道で塩竈の北側からアクセスするので、日も落ちて周囲もよく見えないこともあるし、お店に伺ってみても以前と何も変わりがないように見えます。
ただ女将さんに話を聴くとつい四〜五日前まで工事をしていたとか…
そしてまだまだ目につかない部分は充分な状態ではないそうです。震災の影響はまだまだ残っているのですね。
以降はこの日のお料理壱万円の内容です。

【エビスビール】
・母も妻も飲まないので自分だけで乾杯!

【酢漬け茗荷・冬瓜・南瓜】◎
・かぼちゃには卵豆腐が入り、手が込んだ一品。

【鮑・秋刀魚】◎
・鮑は柔らかく肝も美味いが、その香ばしさや皮がパリパリの秋刀魚は激うま!

【胡麻豆腐・鯛・梅干・菊の花の椀物】★
・絶妙な薄味が絶妙で母も絶賛していました。

【九頭龍】♫
・福井県の有名ドコロの純米吟醸酒。自分は好きなので最初に注文。

【ハゼ、イカ、ひがしもの、ミンククジラ、秋刀魚、渡り蟹のお造り】◎
・やはり千松しまのメインイベントはこのお造りでしょう。
・鮪は「ひがしもの」がこの日も食べられて嬉しかったですね。
・鯨も久々に食べられて満足。

【あけび、無花果、椎茸、糸南京など】♫
・あけびって久しぶりに食べた。

【牡蠣オイル漬け】★
・広島の牡蠣を燻製にしてオイル漬けにしてあるそうだ。
・これがまぁ実に絶品で激うまでお土産に買おうかと最後まで悩んだ。
・でもこれで深酒しそうだし、東京まで持ち帰るのにも躊躇したので購入はしなかった。

【金澤屋と益荒男】
・手前のお猪口がお試しの益荒男(石川県)。TV番組で紹介されたそうだ。
・確かに独特で重厚で複雑な飲み味で好き嫌い分かれそう。
・金澤屋は福島県のお酒。自分は結局は九頭龍が好みだね。

【ハゼと渡り蟹の甲羅揚げ】◎
・いつもながら美味しい揚物。サクッとパリっと揚がって美味しいね。骨が特に好き。

【天神ばやし】
・ついつい注文してしまった新潟の特別純米酒。もう酔って味はよくわかりません。

【冷物】♫
・茄子の檸檬焚きに茗荷・黄身の寒天に米麹の汁。
・サッパリして美味しく食べられます。

【漬物】◎
【お食事】◎

・いつも漬物の美味しさには感嘆します。これだけでご飯食べられます。
・ご飯、味噌汁、煮物に漬物でついつい食べ過ぎてしまいます。

【葛切り】◎
【抹茶】◎

・特に黒蜜が上品なお味でとっても美味しくいただけます。
・すっかり酔いましたがこれならチュルチュルといくらでも食べられそうです。
・美味しい抹茶で〆。

母も大変満足したようですし、自分は今回、夜の部の初訪問でしたがついつい飲み過ぎてしまうほどで、やはりお酒を飲みながらの『千松しま』さんの料理を食べられることは幸せだと思います。不慣れな運転手となった妻にとっては、塩竈から仙台まで夜に運転する事になって大変だったようですが…
ただ前回や前々回の料理と比べるとすこし物足りなかったかな。
それは味とかボリュームではなくて、料理が運ばれてきた時から「うわぁ!」と驚くようなサプライズ感が不足しているような気がしたということ。
震災の影響等でまだまだいろいろなご苦労があるとは思いますが頑張って欲しいです。
またそのうちお伺いしたいと思います。ごちそうさまでした。

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'10/12/12 ('10/12 訪問)
【再訪2★】嗚呼!感動の千松しま
昼★★★★★ 5.0(料理・味 4.5 | サービス 5.0 | 雰囲気 5.0 | CP 4.5 )
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自分にとって唯一の5.0★の『千松しま』にやっと再訪を果たして来ました。
初回訪問となる前回が昨年の9月のことですから1年3ケ月ぶりになります。
季節は晩夏から晩秋となりこの時候にはいったどのような食材でどんな素晴らしい料理が食べられるのかが大変楽しみでもありました。
折角のこのような機会なので義母をお誘いし三人でやって来ました。
相変わらず優しそうな店主に素敵な女将の出迎えを受けます。
この日も天気が良く千賀の浦やその先には金華山まで見える佳き日でありました。

今回も前回と同じく1万円のコースを予約しており、約二時間半の至福のコースの始まりです。

【牡蠣のスモーク】♬
・香り高くスモークされています。濃いめの味が印象的。

【鯨と蓮根】♬
・シャキッとした蓮根とともに久々に鯨肉の旨味を堪能。

【赤西貝と大根】♬
・登場した瞬間からいい匂い…笹と醤油の焼ける匂いにウットリ!
赤西貝のコリコリとした食感を楽しむ。中には大根があった。
・貝の肝の風味(少し苦い)を感じる大根煮となっている。日本酒が恋しい。

【切干大根、もってのほか(食用菊)ととんぶり、ぜんまい、冬至南瓜、獅子唐と天然鰻、胡麻とほうれん草、黄身酢寒天、茗荷寒天】◎
・「ほうれん草」にのった「胡麻」の新鮮・鮮烈な風味が印象的だった。その時に炒って摺るからなのだろう。
・「天然鰻」のしまった身と香ばしい味わいに感激。

【椀物:聖護院蕪の吹雪仕立】◎
聖護院蕪を摩り下ろして薄い餡にしている吹雪仕立ての椀。
・胡麻豆腐、粟餅と柚子、梅が入っている。
・梅は酸っぱいわけでもなくて絶妙な酸味を呈しており大変美味しくいただきました。

【お造り】★
・「ハゼ」腹と背は炙って肝味噌を載せてある。美味しい!特に肝味噌の味が鮮烈。
・「ひがしもの」の生鮪。脂ののったトロに香り高い赤身!さすが塩竈ブランドです。
・「毛蟹」日本酒とともに食べたかった。
・「塩辛」妻が気に入ったようだ。「あとでご飯と食べる」と少し残しているらしい。
・「巻物」は金頭・胡麻・生姜に白板昆布を巻いてある。この皿の中で自分はコレが一番美味しく印象に残りました。

【里芋・柚子釜・つと豆腐・玉こんにゃくとタニシ・わらごはん】★ 
・登場するとみんなビックリ!朴葉に載った料理の数々は秋を感じることができ、その見た目だけでも存分に楽しまさせてもらえます。
・「わらごはん」これもとにかく美味しいねぇ。熱々のうちに食べる至福のごはん。
・「蔵王の里芋」との事。自分は里芋自体好みでないのだけど、ココで食べる里芋だけは本当に美味しい!前回も美味しくて感激したのだけど今回もこれだけの大きさの里芋をペロリと食べちゃうのだから…自分自身にビックリである!
・「つと豆腐」もちわらで包んで蒸すのだそうで滋味深く美味しい豆腐である。
・「玉こんにゃくとタニシ」久しぶりに玉こんにゃくを美味しくいただく。
・「柚子釜」はすべて食べられるように炊いたり蒸かしたりしているらしい。中には、栗・銀杏・胡桃が入り柚蜜の味が美味。柚子釜を食べると甘くもあり苦味もあり柑橘の味もありでいろいろな味わいを楽しめます。口の中もサッパリしました。

【蟹甲羅揚げ】♬
・美味しい身が詰まった甲羅揚。ビールが飲みたくなる。ご飯でも良い(笑)

【ラ・フランスの生酢】♬
・ラ・フランスをコンポート風に白ワインで炊いているとの事
・サフラン・豆乳・梅酒で煮切ったスープ
・サッパリと爽やかなお味でした。

【天丼と布海苔味噌汁、漬け物】★
ハゼ銀宝の天ぷらです。
・天ぷらはサクサクで軽い食感が素晴らしかった!
・ハゼのホワァっとした身に銀宝の弾力のある身と、どちらもその旨味を存分に堪能させてもらいました。
・たれに甘味を入れていない天丼なのでサッパリといただけます。
・こちらのご飯自体が十分に甘味もあり美味しく、天ぷらの食感とタレとで三位一体となる調和が最高。
布海苔の味噌汁も濃い味だけど美味しい。この会席終盤において絶妙な量であり、だからこそこの濃さで良いと思う。
・義母には天丼はどうかなぁと心配したけど見ていたらペロリと食べていました。
・天丼は元来大好きな食べ物なのでこれまでたくさん食してきましたが、これはずうっと印象と記憶に残る天丼になるでしょう。

【菓子】♬
【抹茶】♬

・「あんぼがき」をきな粉・もち粉などで延して巻いてある。
・もちもちして甘さひかえめで美味しいし抹茶にあうね。

やはり『千松しま』の料理は見た目でも存分に楽しむことができるし二時間半を超える長丁場だったけど、絶妙のタイミングで料理が供されるし女将との会話も楽しいので、この時間はあっと言う間にもうこんなに時間が経ったのか!という印象でした。
義母もすべての料理を美味しく食べられたようで大満足してもらえたようです。
妻にいたっては残しておいた塩辛で一杯余分にご飯をもらって食べたからね!ビックリです。
自分はというと同じ一万円の内容ですが前回のほうが満足度・感激度が高かったような気がします。季節的な事や前日が天候大荒れの日だったこともあり食材にも影響がでるのかもしれませんね。なんといっても二回目という事もあるのでしょう。(料理・味4.5★)

雰囲気はこの日は私たち一組だけでした。
誰にも気兼ねすることなく、遠く金華山や千賀の浦などの景色も堪能することができるこの雰囲気は最高レベルとして良いでしょう。(雰囲気5.0★)

そして女将さんの接客や対応は素晴らしいと思います。
義母とは料理やお店の事とはまったく関係のない事まで真摯に向きあって会話をされていた事がなかなかに素晴らしいと感じました。また会話が楽しいのですね。何度も盛り上がって自然と笑ってしまいました。(サービス5.0★)

最近は食べログの全国ランキングトップからは陥落してしまいましたが、自分としては未だこれ以上のお店を知りません。
機会あれば東京や京都の和食のお店に伺ってみたいものですが少なくてもそれは来年以降ですね。
なので総合評価5.0★継続です。
次回はどの季節に再訪しようか!大変楽しみであります。

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'09/09/10 ('09/09 訪問)
嗚呼!感動の千松しま
昼★★★★★ 5.0(料理・味 5.0 | サービス 5.0 | 雰囲気 4.5 | CP 4.5 )

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食べログの全国ランキングの頂点である千松しま
その店は自分の住んでいる仙台市のお隣の塩釜市にあるのだがなかなか訪問することができなかった。
やっと先日念願叶って行って参りました。噂に違わぬ素晴らしき名店でした。
以降、賛辞の嵐です。乱筆乱文をお許しください。

日曜日のお昼に伺いました。
お店に入ると女将さんがお出迎え。大将も顔を出して下さいました。
案内されたのは奥の座敷の間。この日は晴れで「千賀の浦(塩釜港)」を望む風景が眺められました。
風景やロケーションなどは満点とは行きませんが、座敷はとても落ち着ける空間で充分上質で満足できる雰囲気を有しています(雰囲気4.5★)

お料理は予約時に一万円のコースをお願いしてあります。

まずは飲み物ですが車で行ったので自分は飲めません。
メニューにノンアルコールの【キリンフリー・・・500円】があったので注文してみました。
妻には「麦茶」がサービスされました。
ところが「キリンフリー」はあまり冷えてなかったとのことでサービスしていただきました。
でもこれ「ビール」とはだいぶ違い料理の味わいにまで影響しそうな癖のある味ですね。

【尾花和え・・・ハゼにミョウガ寒天など】♪
 白くきめ細かな「尾花」が印象的な一品。ふんわりとほのかな出汁の味わいが上品で美味しい。

【鮑の笹蒸し】◎
 突如登場した笹の緑が鮮やかな石焼きのアワビ!
 食べるととっても柔らかいのです。妻はその美味さに絶句していましたが自分はいまひとつ味わいが不明瞭・・・「キリンFree」の影響か・・・

【里芋田舎煮とアケビ】★
 驚いたのが里芋の美味しさだ!熱々ホクホクの里芋の旨みと味噌のバランスが最高なんです。里芋で感動できるんですね!驚きました。
 女将の話では「最高の状態で召し上がっていただくために時間を測って炊き始めている」とのこと。
 この日私達は予約の時間より少し早めに訪問しましたが、最初の料理が供されるまで少し時間がかかったのですがこういうことだったんですね。納得です。

【椀物・・・梅干・メヌケ・粟餅・菊の花】◎
 黄色い菊の花が印象的な素朴で上品なお吸い物。梅干やメヌケの味も見事でした。

【お造り・・・マグロ、カレイ、サンマ糠漬け、渡り蟹、ウニ】★
 自分は刺身好きなのですがもうしばらくスーパーの刺身が食べられないかも・・・(笑)
 マグロはとろけるし、サンマ糠漬けだって美味い。渡り蟹なんて特製醤油でいただくのですが美味いたらありゃしない!ブリブリの身をしゃぶる幸せってやつです(笑)
 ところが!驚きは「ウニ」なんです!箸で摘むと柔らかくて白濁した液が飛び出ます。それを口の中に入れると・・・淡雪を食べるがごとく一瞬で消え去った後には甘みだけが残る・・・暫く絶句しました。
 この驚きを女将に伝えると今シーズンの「ウニ」は今日が最後なんですって!来シーズンは5月かららしいです。よかったぁ(笑)

【八寸・・・秋刀魚笹蒸寿司、みんく鯨、ホウレンソウ、ナス、など】★
 この皿は軽く炙った「みんく鯨」も美味しいし、茄子の漬物も美味いのだが、「サンマ笹蒸寿司」が驚愕の一品だ!
 丁寧に包まれた笹を解くと・・・ツヤツヤご飯の熱々で甘みを感じる湯気にサンマ焼きの香ばしさが一体となって立ち昇る!これがまた食べて幸せ・・・香りが口の中でそのまま再現されます。もっと食べたい!と思う絶品料理。

【滝川豆腐】◎
 豆腐をトコロ天突きで突き出したとの事でよく見ると蕎麦のように棒状に重なっている。
 出汁の香るタレでいただくと濃厚な豆腐の味わいが口の中を席捲する。夏らしく清々しい一品。

【揚げ物・・・蟹の甲羅揚げとハゼの天婦羅】★
 甲羅揚げも美味かったなぁ・・・蟹のほぐし身に椎茸・玉ねぎなどの詰め物がぎっしり!
 ハゼの天婦羅だって美味い。尻尾も骨もそれぞれを美味しくいただく。

【だだちゃ豆の冷汁】★
 ご飯の前の口直しの一品。鮮やかな色のだだちゃ豆製冷汁に米麹と梅肉がチョコンと載っている。
 汁を飲みますとざらりとした食感に豆そのものの味と絶妙な塩加減でさっぱりします。

【ご飯、冬瓜・マグロの煮物、漬物】★
 冬瓜とマグロの煮物も美味いのであるが、ご飯がツヤツヤでふっくらと見た目も美しく、食べるとありえない甘さと美味さに驚く!
 「米は何ですか?」と女将に聞いたら「ササニシキ」との事・・・なるほどココは宮城です、「コシヒカリ」もいいがヤッパリ「ササニシキ」の美味さを再認識した次第。しかしこれが電子ジャーで炊かれていることにもビックリである。

【菓子・・・香煎(はったい粉)と抹茶】◎
 女将曰く地元の年配の方は「こうせん」と言うと判るらしいが自分はまったく知らない・・・「羊羹」にしか見えない。京都では「はったい粉」と言うらしいが、静岡あたりを境目に「香煎(こうせん)」と言うらしく、麦を炒って挽いたものらしい。
 食すと予想外に香ばしくて甘すぎないので美味しいではないですか!ちょっと拒否反応(羊羹が好きでない)があった自分も完食しました!

すべて食べ終えて思うことは最高に至福な2時間半でした。生涯最高の大満足と言ってよいでしょう。

料理・味としては、仙台の萬み高橋が味と技術なら勝っているかもしれない・・・でも甲乙つけ難しである。しかし料理は盛り付けの美しさや厳選素材などで感動できる点も重要であり充分最高評価に値する(料理・味5★)

サービスも最高である。女将の付かず離れずの接客は素晴らしいですが、話し始めると饒舌で楽しい会話となります。そしてお客様がいかに楽しまれるか満足されるかに細心の注意を払っていることが伝わってきます。
大将とはお会計の時に話させていただきましたが人柄の良さが伝わってくるお方でした。
帰りに車がバックするのを誘導してくれた女将は道路で車が見えなくなるまで見送って下さいました。
本当に感動し満足し心が暖まる一日となりました。(サービス5★)

もちろん全国にはこれを凌駕するお店があるだろうことは否定しませんし東京や京都の名店を訪問して食べ比べたわけではありません。しかし私が敬愛するレビュアーの皆様がこぞって高評価されている点などを鑑みても自分としてはここで「和食」の最高評価とします。(総合評価5★)

もっと早くから訪問すべきお店でした。季節が変わるたびに訪問したくなるお店です。
車で30分も走ればこちらの店があることに感謝!ここに導いてくれた先行レビュアーの皆様に感謝!食べログに感謝!であります。

それで・・・
実はあの民主党が大勝した衆議院選挙の前日に期日前投票をした直後の事です。
 自分「そういえば定額給付金ってどうしたっけ?」
 妻 「もうもらっているよ2万4千円」
ということで速攻で予約しての訪問となったのです・・・お会計23,100円
ありがとう!麻生さん(笑)

  • 【つと豆腐、柚子釜、玉こんにゃく、飯蒸しなど】★2021/11
  • 【つと豆腐、柚子釜、玉こんにゃく、飯蒸しなど】★2021/11
  • 【はぜ昆布締め鮨と煮浸し、鯨湯引き】★2021/11

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2位

レフェルヴェソンス (表参道、乃木坂、広尾 / フレンチ)

2回

  • 夜の点数: 4.4

    • [ 料理・味 4.4
    • | サービス 4.2
    • | 雰囲気 4.4
    • | CP 4.2
    • | 酒・ドリンク 4.4 ]
  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥8,000~¥9,999

2018/07訪問 2018/08/01

【再訪4★】’18の夏〜鮎が食べたくて

 平成16年夏に食べた鮎料理の感激が忘れられなくて昨年も予約を試みたが失敗したので今年は万全を期して予約をGETした。2年前の改装直後に訪れたので店内の雰囲気は変わらないようだがスタッフ陣は結構変わっているようだ。
 この日も自分はアルコールペアリング、妻はノンアルコールペアリングをお願いした。ルネサンス「再興」と名付けられたコースである。

【歳時記】◎ 雲丹、とうもろこし/南高梅
【アップルパイのように #33】◎ 穴子、柳川牛蒡、あおさのり
【敬愛するアルチザン】◎ 時季のお野菜たち
【涼み】★ アオリイカ、冷茄子、コンブチャセロリ、青柚子、河内晩柑のヴィネグレット
【定点】♫ 蕪とパセリ、キントアハム、ブリオッシュ
【あの森の風】◎ 鮎とシャンピニオンうるか、おかひじき、山山椒オイル、白味噌エミュルションと富士酢
【継がれる味】◎ ちいさな茶碗蒸し、毛蟹、枝豆、トマト
【海の神 山の神】◎ 今帰仁アグー、アバのジュ、みる貝、赤生姜、茗荷、クレソンアレノア
【生命力】♫ 山羊チーズのムース、ルバーブ、ローズマリー
【陽射しの香り】♫ さくらんぼ、蓬のアイスクリーム、アカシアの花、餅、ムラング・バリニーズ
【小菓子とお薄】

 楽しみにしていた鮎はコンソメスープにカリカリの頭など2年ぶりに美味しくいただくことができたが2回目だからか大きな感銘とまでは至らなかった。同様にスペシャリテの蕪も食べ慣れてしまうから困ったものである。今回感銘したのは「涼み」というアオリイカの料理でイカに青柚子、河内晩柑の涼味溢れる香りと味わいは素晴らしかった。
 しかしながら、料理、サービス、コスパにおいて前回訪問が頂上だったような気がしてならない。
 再訪してみたいフレンチの筆頭にありながらもなかなか訪れることができなかったが、やっと4年半ぶりの再訪を果たすことができた。昨年にはリューアルしたようで外観もウェイティングルームも変わり、地下にあったトイレも一階に移ったのでかなり使いやすくなったようです。またダイニングも黒を基調としたモノトーンの空間となり、窓から見える植物の緑のコントラストが夕暮れが近づくとともに刻々と変化し最後には闇に包まれ黒い壁と同調する…実に素晴らしい情景であった。私達は半個室のソファー席に案内していただいたが此処もウッディな空間となって一層心地よく生江シェフの料理をいただくことができる。
 最初に酒杯が供された。「日本酒と白ワインをみぞれ風に凍らせている」そうだ。この日のディナーには自分はグラスワインをペアリングで、妻はノンアルコールのカクテルやお出しなどのペアリングができるというからお願いした。

■おもいがけない美しい出逢い…18,000円
【シャンパンと甘夏のノンアルコールカクテルで乾杯!】◎
【ブラックオリーブ】◎
【鱧、南瓜、バジル、すだち〜】◎

・南瓜のピュレとバジルの泡の中には鱧、梅肉とともに美味しくいただける。スダチのグラニテ。

【アップルパイのように #24〜 伊勢海老、エシャロット、レモンタイム】★
・定番のアップルパイも24verになるそうで熱々になっているらしい。前回、私達がいただいのは恐らく始まったばかりの頃だろう、そのパイがどんどん進化し味も抜群というか一口食べてその美味さには感嘆した。
【自然酒五人娘 純米吟醸|寺田本家】♫
・酸味を感じる日本酒である。

【パンとクリーム】◎
・『ラ・ボンヌターブル』でもお馴染みの大阪の『ル シュクレクール』のパン。美味いよね。
・クリームはサワークリームと豆腐のペーストが合わされ、その美味しさにパン食べ過ぎ注意報発令!

【すずかぜ〜 翡翠茄子と蝦夷あわび、ディル、白味噌と茗荷
】★
・鰹やこぶ出汁とつけた翡翠茄子にアワビ、茗荷も白味噌など「発酵と熟成の旨味を皿の中で表現」との事。
・日本料理のような香りがしていたが食べて想像以上の美味しさに驚いた。発酵や熟成という日本料理の伝統をうまく捉えフレンチでも日本料理でもない域に到達しているように思えた。
【TSCHIDA Christian Himmel auf ErdenⅡ】♫・オーストリアのワイン
【マンゴージュース】♫・茗荷なども合わせてあるそうで「不思議なテイスト」と妻の評

【定点〜 蕪とパセリ、キントアハム、ブリオッシュ】◎
・お馴染みのスペシャリテだが、7月は青森県野辺地の蕪を使い瑞々しくて甘味に辛味も伴うそうだ。
・驚くほどジューシーで甘い蕪にはパセリソースも美味いし、キントアハムとブリオッシュのカリカリ&サクサクの食感と旨味が重なり心地よい。
【La Cuvée de l'Oncle Léon 2008|Gérard Schueller et Fils】♫
・アルザスのマグナムボトルが印象的なワイン
【お出し】◎
・鰹だしと昆布だしを合わせた温かいお出汁。蕪とのマリアージュに妻は感激していた。

【’16の夏〜 生き生きと焼いた鮎をそのコンソメと、自家製うるかとマッシュルーム、とうもろこし、クレソン、山山椒】★★
・鮎のコンソメスープ、冷たいコンソメで鮎を凝縮した味わいが美味し
・頭はカリカリの素揚げ…なんというカリカリ感&何という美味さ!
・骨付きの身…揚げてうるかを塗って仕上げてある
・蒸篭蒸しの半身…米酢と山椒による爽やかなスパイシー感が極上のテイストに仕上がっている。
・鮎と言えば苦味だがプラス山椒や米酢などから爽やかな後味が感じられるのが素晴らしい
・日本料理を超越した新しい鮎料理がこの一皿で表現されています!素晴らしい!
【RADIKON Oslavieとスイカジュース】◎
・鮎の香ばしさに合わせた北イタリアのワイン
・スイカジュースには米酢も加えてあるそうだ

【とある池〜 スッポンと葱の冷たいジュ、アーティーチョーク、蓴菜、枝豆、雲丹、金蓮花】★
・秋田の蓴菜、浜名湖のスッポン、生うに、ナスタチウム、アーティーチョークのソテー
・とある池のそれぞれの食材のそれぞれの旨味を感じることができ、それがスープに至ってはこれまでに味わったことのない斬新な味わいに融合している。先ほどの鮎料理もあって、もはや日本の食材を使った日本料理をも超えた新しい和のフレンチなのだということを妻とも共感した。
【酒こまち|新政酒造】◎・すっきりとした旨味で料理ともよく合う
【梅のジュース】◎・梅に紅茶キノコ、ハーブ

【おばあちゃんの味〜 ちいさな茶碗蒸し、鴨とふじつぼのコンソメ、おろし立て山葵】♫
・スプーン先の山葵が印象的な茶碗蒸し。

【焚き火の香り〜 蝦夷鹿の鞍下肉を薪で焼いて、帆立貝のムスリーヌ、赤ピーマンの炭化ピュレ、赤紫蘇、空芯菜】♫
・あっさりとした夏鹿の肉に合わせた赤紫蘇のさっぱりとしたソースと赤ピーマンを焦がした黒いピューレ、白いピューレは帆立貝、色味から夏らしい爽やかさを感じるね。ワインとジュースも同じ色合いで楽しくいただける。
【 vosne-romanee 2012|Domaine Bizotと紫蘇のジュース】♫
・爽やかな果実味を感じるワイン、鹿肉にもよくあう。紫蘇に紅茶キノコのジュース。

【西と東と〜 47種類のお野菜たち】◎
【醍醐のしずく|寺田本家】◎

・チーズか野菜かで私達はどちらも野菜を選択。この皿に47種類の野菜が盛られているそうだ、それぞれの野菜一つ一つの味が感じられるような新鮮さとドレッシングの妙がある。それに加えて驚いたのがこれに合わせた酒で「醍醐のしずく」という菩提もと仕込みのお酒だが、乳酸発酵の甘酸っぱい味がしたからビックリするとともにこれが野菜とも抜群にマッチして驚きとともに味わえたのである。

【真夏の果実〜

 梅と桃、夏のハーブのジュレと軽いショコラブランのムース】◎
【La Petite Folie 2013|Laurent Bannwarth】◎

・手前から奥に食べ進むと甘さから爽やかさに変化します。またデザートに合わせたワインも供された。発泡性のワインでドライで軽い泡がデザートにも合ってしまうから困ったものだ(笑)

【夕涼み〜 メロン、バニラ、セロリ、ルバーブ】♫
【ミニャルディーズ & お薄】♫


 支配人の青島さんは食材やその産地、作り方などにも精通しているようで料理のそれぞれを丁寧に説明していただける。スタッフも気さくに話しかけてこられるので重々しくならず楽しい気分で過ごすことができる。以前よりも外国人客が多くなったようで外国人スタッフもいるので耳を澄ませばインターナショナルなダイニングとなっている。
 今宵の料理では鮎の皿には驚愕し感銘を受けた。日本料理なら焼いて蓼酢で苦味を感じるのが醍醐味となるが、この皿の上には三様の料理があり、コンソメも含めてそれぞれがこれまで食べたことがないけど感嘆する新しい鮎料理のあり方に出逢えた。今まで食べた鮎料理の中で最高と言ってしまえるものだった。鮎に苦味がどうとかではなく米酢や山椒などとともに爽やかに味わえるなんて…’16の夏とあるように毎年進化を続けているらしいので是非来年も訪れていただいてみたい。この鮎だけでも食べに来る価値がある。
 鮎の他にも日本の食材に拘っているようで、この日も鱧、アワビ、ウニ、茄子、スッポンなど日本料理でもよく使われる食材であったが素晴らしいことはそれぞれの食材の味を引き出しこれまでにない味がいただけるフレンチなのである。ただ最後のお薄は少々違和感があった。目の前で点ててもちろん美味しい抹茶がいただけるし日本が誇るものなので外国人客には良いのかもしれないが、自分も妻もデセールと小菓子の後は珈琲を飲みたいわけでその選択肢があっても良かったと思う。
 ワインや日本酒による皿ごとのペアリングも楽しいが、ノンアルコールドリンクとのペアリングも素晴らしく自分も今度はこちらにしようかと思える完成度の高さであった。なので自分も妻も再訪に4年半もの間を空けたことを後悔…季節を変えて再訪したいフレンチ…いや生江シェフの料理を楽しみにまた伺いたい。

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'12/01/29('12/01 訪問)
ディナーでも心奪われる
昼★★★★☆ 4.5 ( 料理・味 4.5 | サービス 4.5 | 雰囲気 4.5 | CP 4.0 )
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心奪われたランチから二ヶ月が過ぎ、アニバーサリーのディナーでの再訪です。
自分はあの恵比寿のお城にしたかったのだけど間違いのないレストランに行きたいという妻の意見を尊重して予約しました。
この二ヶ月の間に見事ミシュランの星を獲得したようですね。おめでとうございます。

今回の席はホールの席ではなく半個室のような席なので此処は大変落ち着いて過ごすことができて居心地がすこぶる良い。記念日のディナーには最適です。

ディナーは「願いと光」と名付けられた15,750円のコースのみです。

まずは、
【シャンパン(Bruno Paillard)】と【クランベリージュース】で乾杯。

オリーブ」は6個のうち3個がオレンジ味だそうだけど、かなり微妙な味加減で区別が難しかったけどいきなりそんなことから楽しめますね。

【北の海から〜ツブ貝、生海苔、デコポンとフェンネルを2口で】♫
・アミューズ・ブーシュは小さなグラスが二つの内容だ。
・ツブ貝とウイキョウのピューレにツブ貝エキスのゼリー、そして生海苔が泡状だ。
・もう一つはデコポンを瞬間冷却しかき氷状にしたもの。
・ツブ貝は軽く火を通しただけでそのシャキシャキの食感と生海苔の風味がマッチする。
・デコポンでさっぱり!

【アップルパイ#2〜手長海老、ほうれん草、フォワグラ、アーモンド】★
・アップルパイというから前回のランチのアップルパイを想定していたが別物だった。
・登場したのが某有名ファーストフード店のような姿にシェフのメッセージも添えられていて全くの予想外。
・箱から引き出して熱々のアップルパイを噛るのはなかなか楽しい!
・そして驚くべき餡の美味さ。手長海老、ほうれん草、フォワグラなどが満載なのだ。

この日のワインは料理に合わせてグラスで出してもらうようにお願いした。
前菜に合わせるのは次の白ワイン。

【Meursault clos des meix chavaux 2008】★
・ブルゴーニュのシャルドネの白ワイン
・たいへん優しくて口に含むと自然に笑みがでてしまうエレガントな酸味が特徴。

【パン】◎
・小さいフランスパンとライ麦のパンでバターにはレフェルヴェソンスのロゴがあった。
・前回も感じたけど此処のパンは大好きなのだ。

【雪のように〜甲イカと百日舞茸のポワレ、ピュレとクリュのカリフラワー、ブリーをレフェルヴェソンスに】◎
・舞茸が山で甲イカとカリフラワーのピューレが海をイメージし、そこに雪が積もったような情景を表現した皿だそうだ。白カビチーズのブリーが泡状になり雪を表現している。辛水菜がアクセント。
・ピューレを口に含むと実に上品な味わいで甲イカの柔らかさがこのピューレに実によくマッチする。そして甲イカの上のカリフラワーと二種類の食感と感動が味わえるオードブルである。

【五月長根葡萄園 2009】♫
・エーデルワインという岩手県花巻市のワイナリーの白ワイン。
・リースリングと甲州を交配させたリースリングリオンのワインとの事。
・優しい味わいでかなりさっぱりした清涼感がある白ワインだと思った。

【丸ごと火入れした蕪とイタリアンパセリのエミュルション、ハモンイベリコ&ブリオッシュ】★
・今回もスペシャリテで登場した熱々の蕪の料理だ。
・真冬を迎えて蕪の甘みがより深みを増したようで、『甘い!』という言葉がつい出る。
・相変わらずパセリソースやイベリコ&ブリオッシュと合わせて食べるのも美味し。

【ピーチジュース】◎
・妻オーダーのジュース

【Domaine Olivier Santenay 2009 】◎
・次は魚料理なのに赤ワインなの?と思った。
・ブルゴーニュのドメーヌ・オリヴィエのサントネィという赤ワイン。
・繊細な果実味なのでヴィネガーのソースによく合うわけだ。
・自分はピノ・ノワールがやっぱり好きなのだなぁと再認識。

【黒の世界から〜北海道余市から来たアンコウをノワゼットとブールノワゼットで焼いて黒大根のピュレとクリュ、黒キャベツと黒オリーブ、ヴィネーグルレデュイ】◎
・深海にいるアンコウから黒の世界をイメージし、黒大根に黒キャベツ、黒オリーブで揃えているのだそうだ。焦がしバターで炒めたナッツがアクセントだ。
・プルプルながら弾力のあるアンコウのポワレである。
・まったりしたアンコウに酸味あるソースと黒キャベツに黒大根の辛味などが味わえる。
・確かにこの皿なら白ワインを合わせるよりは赤ワインの果実味がマッチするわけだ。

【Vilmart RATAFIA】◎
・次のフォワグラの皿に合わせるのは、シャンパーニュのヴィルマールのラタフィア。
・何という美しい琥珀色なのでしょう。
・物凄い芳醇さと濃厚でスモーキー、シガー、樽、甘美が見え隠れする複雑な味わい。

【フォワグラのナチュラル、花梨、金柑、ピンクペッパー、修道院のジュレ】◎
・花梨のピューレが印象的だ。修道院のジュレは40種類のハーブを使っているそうだ。
・濃厚で重くなりがちなフォアグラを花梨ピュレで爽やかに、修道院ジュレの甘さなどが口の中で絡み合いたいへん爽やかにフルーティさとともにいただくことができます。
・またそれに合わせる『ヴィルマールのラタフィア』は素晴らしいマリアージュ。

【右と左で〜金宣烏龍茶】◎
・メニューを見ると何?と思う。実際に登場すると普通の小さなカップに入った烏龍茶。
・飲んでビックリ!右と左で温度差のある烏龍茶がそのまま口の中に入ってきます。
・冷たくて暖かくて、半分はフルーティさも感じる不思議な烏龍茶。おもろ〜!

恒例の好みのナイフを選びます。自分は「ラメ」、妻は「水牛の角」だそうだ。

【CLOS DES GRIVES 2004】◎
・ローヌ地方のドメーヌ・コンビエのクロ・デ・グリーヴでビオワインのようだ。
・このワインも好きだわ〜。自然な果実味でバランスが良く何杯でも飲みたくなる。

【東北ー東京 岩手短角牛サーロインのロティとそのジュ、堀川ごぼうのピュレ、赤軸ほうれん草、陸前高田の椎茸】★
・東北〜東京とは、肉と椎茸が岩手、茨城のゴボウに千葉のほうれん草と産地を線でつなげているようだ。
・ごぼうのピュレの素晴らしさが印象的で牛肉とマリアージュすることでただただ感激!
・牛肉への絶妙な火入れとピュレの味(塩)加減が素晴らしいとしか表現できない。

【厳選チーズ あるいは 時季のお野菜】◎
・チーズを0.3口ぐらいにカットして野菜も付けてくれるというのでお願いした。
・チーズ単体で食べるのが苦手な自分にもこれなら美味しくいただけて満足しました。
・青カビのチーズまで無難にいただけました。

【壊したいスノーマン〜苺とムースバナーヌ、バニラアイス、アーモンド&ココナッツ、マルガリータのジュレ&野生ミントの泡、黒オリーブ】◎
・またまた楽しいデセールを考えますなぁ〜雪だるまですか。
・スプーンでコンと叩くとスカっと割れます。この殻は口に含むとスゥっとなくなる。
・下の段にあった苺にムースバナーヌやアイスなどがトロ〜リとまぁ美味しい事。

【ハーブティー】◎
・妻のドリンクは前回のランチでお馴染みのハーブティー。
・青色から黄色に変化するんだよね〜妻はとっても気に入っているようです。

【コーヒー】◎
・自分のドリンク。これも相変わらず美味しいコーヒーだ。

【軽いモンブランと洋梨「ル・レクチェ」、パンドエピスと牛乳のアイス】◎
【ミニャルディーズ】◎

・ムース状のモンブランの中には洋梨やパンドエピスなどが入っている。
・爽やかにモンブランを食べられて楽しい。
・最近も有名洋菓子店のモンブランを食べたけど断然こちらが好きです。
・小菓子も相変わらずいろいろと楽しめます。

今回のディナーでの滞在時間は三時間半を超えていたと思いますが、ワクワクするようなネーミングだったりビックリするヴィジュアルの皿を食べると、それぞれが感動的だったり印象や記憶に残る料理を味わうことが出来て大満足です。だからディナーになって皿数が多くなっているにもかかわらず時間が経っていることなどをまったく感じないのです。
サービススタッフも絶妙なタイミングで楽しい話をされることも時間を忘れる要因でしょう。私たちのアイデンティティも最初の訪問ですっかりと覚えられてしまっているようですからね。今回の料理が東北に関連することが多かったのも何かの縁でしょうか。
また皿に合わせてお任せしたグラスワインも実によく考えられており見事に料理と味にマリアージュしていました。自分の好みのワインも知っているのかと思ったほどです。

生江シェフがテーブルに来られた時に妻は烏龍茶がどうして左右で違うのかの種明かしを聞いていました。なるほど〜と思いましたがどの料理にもワクワクさせられることばかりで見事に生江シェフの術中にはまっている私達であります。
そのシェフは今回私たちが帰る際にも雨の中わざわざタクシーに乗るまでお見送りをいただきその真摯な姿勢は素晴らしいと感じました。
さて次はいつ来てワクワクしましょう〜

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'11/11/17('11/11 訪問)
心奪われたランチ
昼★★★★☆ 4.5 ( 料理・味 4.5 | サービス 4.5 | 雰囲気 4.5 | CP 4.0 )
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レフェルヴェソンスとはを意味するのだという。
西麻布にあるレストランに伺うと、なんと近くにお寺があって不思議な雰囲気。
アプローチからエントランスにかけての雰囲気にも期待が高まる。
今思えばそこも「泡」だったかもしれない。
レストランの中は予想より広く上質な空間が落ち着いた雰囲気とともに広がっていた。
もちろん「泡」はいろいろな部分のモチーフになっている。

店内のレイアウトはゆったりと配置されており近くのテーブルの会話が気になることはまずないだろう。窓際の卓なら植裁の緑と穏やかな陽光を感じ、壁側の席ならパーティションで区切られた個室のような感覚を楽しむことができるでしょう。私たちはその間のホールにある卓だったのでこの中では落ち着かないほうでしたが店内の全体の雰囲気を感じるには良かったと思う。厨房とお手洗いは階段を降りた地下にあるのだけど、そこには大きな個室があってグループで利用するにはこれまた最適であろうと思った。

まずは、シャンパンとグレープフルーツジュースで乾杯。
注文は三種類あるランチコースの中から、
自分が『牧場…4,800円』、妻が『より道…4,800円』とした。サービス料は10%。

【渡り蟹を用いたロワイヤル ピスタチオの泡をかけて 柚子のグラニテ】◎
・アミューズブッシュ
・予想より濃厚な蟹のテイストを感じる。
・ピスタチオの泡とマリアージュされて美味しい。
・グラニテとラ・フランスでさっぱり。

【秋刀魚をクリュで、その肝とブラックオリーブオイルのソース、ヴァイオレットトマト、紫蘇、芥子水菜】★
・より道の前菜で紫色で統一された皿が印象的である。
・北海道の秋刀魚が刺身の状態だ、黒オリーブと秋刀魚の肝を合わせた濃厚ソース。
・秋刀魚(刺身)をフレンチで食べるというのはちょっと驚き。
・美味しいを連発中の妻から少しだけもらったが、海老料理を食べている最中に秋刀魚刺身を食べると少し生臭さが強調されたがソースの濃厚な美味さが印象的だった。
・でも妻はこちらの皿が好きなようだ。

【天使海老のポワレ 人参のソースとクリュ、泡立てたヘーゼルナッツとパンプルネル】★
・牧場の前菜でこちらはオレンジ色が印象的な一皿だ。
・ニューカレドニア産の天使海老のポワレ、オマール海老のブイヨン。ヘーゼルナッツの泡が添えられている。
・ブリブリ海老にヘーゼルナッツの泡が加算されると複雑ながら病みつきになる美味さ。
・海老好きの自分も唸ってしまう見事な皿です。彩りも素晴らしいね。
・前菜は片方がバイオレットで片方がオレンジ、そういうコントラストも素敵に映った。

お野菜の一皿【カブの料理】★
・こちらのスペシャリテとの事。登場したときからの香ばしい匂いが堪らない。
・4時間ゆっくりと火を加え、直前にバターでコーティングするのだそうだ。
・イタリアンパセリとイベリコ豚の生ハムで風味付けしたブリオッシュ。
・熱々で香ばしさとジューシーさと甘味にカブ独特の繊維感もある。
・う〜ん!カブがこれほど美味しいとは!驚き!

【アップルパイの様に〜熊野地鶏のラグー、手長海老、フォワグラ 淡路島の玉葱ソース、時季のサラダ】★
・より道のメイン皿。見た目も楽しいパイだ。
・ふんだんな野菜に囲まれたパイの中からは美味しい物がザクザクと。
・断面写真はお楽しみということで掲載しません。

【収穫〜信州和牛モモ肉のロティとそのジュ、バターナッツのピュレとヴィネーグルレデュイ、フダンソウ、ジロール茸】★
・牧場のメイン皿。断面が鮮やかな赤身とカボチャのピューレの彩りに息を呑む。
・適度な火入れが素晴らしく、和牛の旨味が凝縮されていて噛むほどに旨味がでる。
・塩が載っておりシンプルに楽しむのもよし。ピューレで楽しむのも良し。
・ジロール茸などと合わせても良し。全部と合わせても良し。
・メインのしかも肉料理でこれほど自分が感銘を受けた皿は初めてです。

【軽快なモンブラン】★
・より道のデセール。モンブランとは思えない真っ白な容姿。
・こちらも中身の画像は控えましょう。
・一口食べた自分は栗そのものの味じゃん!という驚きと感想。

【蝶のさがしもの〜カルダモン香る紅玉と発酵乳のアイスクリーム、ジャックローズのジュレとフイヤンティーヌ、ベコニアのお花】◎
・牧場のデセール。蝶ですね〜アートですね〜見るだけでも楽しい。
・美味しいです。でもインパクトがないので物足りなさを感じたりして。

【ハーブティー】★
・ハーブティも提供された時は緑色だけど次にポットから注ぐと黄色なのである。
・スパイシーな味わいはハーブティーを好まない自分も次はこちらにしようと思うほど美味しいと思った。
・おかわりもしてもらって大満足。

【コーヒー】◎
・もちろん美味しいコーヒーでした。
・こちらもおかわりもできて満足。

【おしゃべりのひととき】★
・紅芋のマカロンやプルプルのキャラメルゼリーも美味しい。
・でもね〜チュッパチャップスがね〜楽しい!どう楽しいかは是非お店で!

料理はアミューズから最後のコーヒーやハーブティーまで素晴らしく心奪われるものが供されたと感じる。
食彩というか見た目もハッとするような驚きと楽しめるように構成された皿、もちろん食べて味わっても想像以上に美味しい。それでいて何か遊び心というか食べる人をいかに楽しませるかにも主眼をおいているように思える。
自分もだがそれ以上に妻が大変なお気に入りになってしまったようだ。「心奪われた!」と申しております。

サービス陣もそつがなく上質でプロフェッショナルを感じました。料理の説明、タイミングの取り方、各テーブルへの気配り、そして配膳の所作も魅せてくれますね。また自分が写真を撮る際にも大変に気遣っていただき恐縮してしまった。
最後の挨拶に来られた生江史伸シェフはスラリとしたイケメンシェフ。
雑誌などでは掲載される度に容姿が違うものだから実際はどんな方かとおもいきや目の前に登場した生江さんは謙虚で控えめでインテリジェンスな印象でした。私たちのしょうもない質問にも丁寧にお答えいただきとっても好印象。

帰り際、お土産にいただいたクッキー
2つもらったけどこの日仙台に帰る妻に新幹線の中で食べたら?と全部妻に渡してしまった。
仙台に持ち帰って食べた妻の感想は「激ウマ!」だったと。ゲッ!「食べないで取っておいて!」と自分。
一週間後仙台に戻った自分もやっと食べることが出来ましたが苦味あるキャラメル味のクッキーは美味しかったぁ!

そんな訳で妻はこちらのレストランに完全に心奪われたようで、ディナーでの再訪を強く要望されている状態であります。もちろん自分も再訪したいのだけどネ!

  • 【’16の夏〜 生き生きと焼いた鮎をそのコンソメと、自家製うるかとマッシュルーム、とうもろこし、クレソン、山山椒】★★2016/7
  • 【アップルパイのように #24〜 伊勢海老、エシャロット、レモンタイム】★2016/7
  • 【すずかぜ〜 翡翠茄子と蝦夷あわび、ディル、白味噌と茗荷
】★2016/7

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3位

日本料理 晴山 (田町、白金高輪、三田 / 日本料理)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.4
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥15,000~¥19,999 -

2013/09訪問 2013/10/19

【再訪3★】スタイリッシュに日本料理を楽しむ

今年もこのスタイリッシュな日本料理のお店にやって来ました。
今回はカウンター席は予約できなかったので右奥のテーブル席での食事となった。
でもこの席もなかなか良い。この日は三組が食事したのだけどテーブルの間も広いし、テーブル自体も大きい。またソファーや内装なども高級なイタリアンかフレンチのような雰囲気でもあるのでデートなんかの利用にもピッタリである。
でも店主との会話やライブ感も楽しみの一つなので。自分としてはカウンター席が好きだな。
この日は前回の反省も踏まえ15,000円のコースにしてみた。

【プレミアムモルツ】と【烏龍茶】で乾杯!
【焼き茄子とイクラ、とんぶりの白和え】♫
【淡路の鱧と岩手の松茸の汁】◎
【淡路のヒラメ】◎
【醸し人九平次 純米吟醸】◎
【穴子焼き寿司】◎
【長良川の子持ち鮎】♫
【じゃがいものハリハリ】♫
【磯自慢 純米吟醸】♫
【蓮根饅頭とカマス】★
【松茸ご飯】★
【松茸ご飯でお食事】★
【梨すり流しと柿・無花果・カシスのソース】◎

焼き茄子とイクラにとんぶりの白和えという組み合わせの妙から始まったコースは、松茸と鱧のお吸い物で贅沢な気分に浸った。お造りも薬味を変えながら味わうのも楽しいし、穴子焼き寿司のふっくらした旨味に包まれるお寿司は絶品だと思った。新銀杏も美味しいね。前回のリベンジなのか念願の鮎まで登場した。でも今年は稚鮎を『フロリレージュ』と『赤坂詠月』で堪能しており、それらと比べると今回の子持ち鮎はやや劣るだろうか。でも満足感は間違いなく上がりましたね。定番料理のじゃが芋のハリハリはサスガに三回目になると、「あ〜これね…」になってしまう自分が恐い。
蓮根饅頭も定番だが今回はカマスが乗ってこれが美味しいのなんの!
そして松茸ご飯ね!もはや贅沢の極み。美味しくて一気に食べてしまうのだった。もう少しゆっくり味わえば良かったなぁと後悔。
そして此処の最後のデザートはいつも美味しくて洗練されていると思う。
ただいつもの壱万円を壱万五千円のコースに上げただけの満足感はあっただろうか?
松茸ご飯は嬉しかったし美味しかったがCPと満足度を考えれば、壱万円コースが総合的に満足感が高いのではないかとも感じた。
いずれ季節を変えたり今度はランチにも来てみたい、スタイリッシュな日本料理店である。

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'12/07/23 ('12/07 訪問)
【再訪2★】スタイリッシュに日本料理を楽しむ
夜★★★★☆ 4.5 ( 料理・味 4.5 | サービス 3.5 | 雰囲気 4.5 | CP 4.0 )
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昨年の10月以来の二回目の訪問となった。
前回は田町駅から徒歩で伺ったのだけど、サスガに東京の真夏を歩く気にはなれず行きも帰りもタクシーに乗りました。
もう少し駅に近ければ嬉しいのだけどね。

店内は特に変わった印象はなく、スタイリッシュな日本料理店ですね。
店主は嬉しいことに私達が二回目であることを覚えていてくれていました。
以降はお願いした壱万円のコースの内容です。
尚、記述している料理や食材の名称は自信がないものも含まれていますのであしからず。

【ビール】と【梅酒ロック】で乾杯!

【毛蟹と絲瓜と茄子】★
・絲瓜と聞こえたが…自信がない。
・最初から激うまな料理である。
・中心に茄子があってその上にコリっとした食感の絲瓜?で覆われている。
・さらに毛蟹の味噌酢がのっていてサッパリと美味しい。
・また添えられたジュレの上品な旨味が感動的。

【とうもろこしの冷製にジュンサイ】★
・氷を敷き詰めた容器に乗るとうもろこしの冷製スープだ。ジュンサイが入っている。
・冷製スープが半端なく美味い!
・昨晩もイタリアンでとうもろこしスープを食しているが、フレンチやイタリアンとは異なる和食のアプローチのとうもろこしスープで自分はコッチが好き。
・さらにジュンサイのヌルプチの食感がアクセントとなりこのスープにマッチする。
・ジュンサイをこれほど美味しく引き立てるとは!驚きと感動。

【カツオとアオリイカのお造り】◎
うちわのお皿に刺身がのって登場!夏らしい風情ですね!
・ほおづきの中にはアオリイカが入っています。
・カツオを塩で食べたり山葵で食べたりで何で食べても美味しい。
・なかなか面白いと思ったのは紫蘇を揚げたツマだった。

【醸し人九平次】♫
・前回に続いてお願いした愛知県のお酒。
・晴山の料理には最もよくあう日本酒だと思う。

【穴子とキュウリ】★
・キュウリの酢の物を穴子が覆っている。
・焼きたて穴子は香ばしく柔らかくて美味しくて、さらにキュウリの酢の物と合うわけ。
・優しい味わいの酢の物だけど穴子と食べ合わせると激うま!またしても絶句。
・九平次をチビチビやりながら愛おしく食べる穴子&キュウリで今宵も大満足。

【目鯛の赤ワイン焼、ゴボウの餅、万願寺獅子唐の玉ねぎソースがけ】★
・目鯛の赤ワイン焼の香りにソソられます。当然香りだけでなくて食べても美味しい。
・万願寺獅子唐と上品な酸味の玉ねぎソースで口の中をサッパリと
・三品目はお餅にゴボウを摺りおろして塗り焼いたものだそうだが、あまりの美味しさにまたしても絶句!

【じゃがいものハリハリ】◎
・定番料理だね!今回も食べたかった。
・相変わらずシャッキリしたジャガイモの味わいはGOOD
・でも今宵はコレ以前の皿の美味さが凄すぎて印象薄になってしまった。

【氷室】♫
・次のお酒はメニューを見て名前が気に入った飛騨高山のお酒。
・辛口でだいぶすっきりした味わいに感じた。
・それが物足りなさに繋がったので前に飲んだ九平次が自分の好みなのだろう。

【冬瓜とずいき】◎
・この料理も餡の味わいが素晴らしいと思う。
・冬瓜をこれほど美味しく食べさせてくれることに敬服。

【生海苔の茶漬】◎
・この茶漬けは前回より大幅にグレードアップしていますね!美味しい
・何かがアクセントに加わったようです。
・また沢庵の燻製(燻りがっこ?)もアクセントとして美味しい。

【クリームチーズとグレープフルーツと白ワインゼリー】◎
・最後まで美味しい氷菓ですね〜
・タイトル通り三種類の味わいがほどよく融合して美味しくて口の中サッパリです。

前回より間違いなくすべての料理がグレードアップしているようで美味しかったです。
大概二回目の訪問ともなると初回の感動が薄れて印象も低くなるのですけどね。
壱万円のコースでこれだけ次々と絶句するような料理が食べられて満足であるし、きっと店主の向上心も旺盛なものなのだろうと思います。

ただ残念な事をあえて述べれば、店主は他のVIP?への対応もあり大変忙しそうだったので料理や食材について話ができなかったこと、さらに料理を運ぶお弟子さんの声が小さくてほとんど聞き取れなかった事だ。

今回も壱万円のコースをお願いしたのだけど、この日カウンターに同席した他の三組はみなさん壱万五千円のコースだったらしく、供される料理を見ていると食べたくて…特に鮎が美味しそうだったなぁ…なにか悲しくなってきたのである。
だから「次回は絶対に15,000円コースをお願いするぞ!」と心に誓うのであった。

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'11/10/08 ('11/10 訪問)
スタイリッシュに日本料理を楽しむ
夜★★★★☆ 4.5 ( 料理・味 4.0 | サービス 4.0 | 雰囲気 4.5 | CP 4.0 )
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ある情報でブックマークして以来、目を見張る勢いでレイティングが高くなったお店である。
ヤバイ!このままでは『くろぎ』(未訪)のように予約困難なお店になってしまうのではないか…
そんな不安に駆られた自分は早速電話して予約を敢行。
「はるやまさんですか?」「いえ、せいざんです」…orz!
そんなやり取りもあったけど無事ある土曜日夜の予約ができたのである。

お店は田町駅から徒歩で約10分ほど。
歩道から見える「晴山」のサインは2箇所のみで目立たない…いい感じ!期待が高まります。
地下へと階段を降りるとモダンでスタイリッシュな雰囲気のアプローチにさらに気分が高まる。

カウンターの奥の席に案内された。
6月にオープンしたばかりの店内はもちろん綺麗であるし、そのモダンな雰囲気はイタリアンやフレンチであってもまったくおかしくない。ただ店主や店員の姿と包丁などから此処は日本料理の店なのだと認識させられる。
ちなみに入口右側にはスタイリッシュな個室(ガラスで仕切られている)にテーブルが置かれていた。またさらに奥にはテーブル席が2~3卓あったようだけど此処ではグループで食事をするには最適だろうと思った。
いずれにしてもイタリアンやフレンチでも十分に通用するインテリアであった。
もちろんこの日も満席だ。

予約時にお願いしたのは3種類ある夜のコースから真ん中の壱萬円のコースとした。
ではこの日の内容を。

【プレミアムモルツ】
【梅酒ロック】

・まずは私たちの定番のビールと梅酒で乾杯!

【とんぶり・焼きなす・新いくら・長芋の和え物】♫
・のっけから「美味しい!」。
・こんなイクラを食べると普段食べるいくらは何?と毎度毎度問うてしまう。
・ほのかに感じる出汁と柚子の香りや味が素晴らしい。
・いきなり「やっぱり日本料理だよね」と言う言葉が出てしまう。

【渡り蟹のしんじょうと魚沼産のしいたけ】★
・これも一口飲んでみて「美味しい!」
・分厚いしいたけやしんじょうの美味なること
・そして実に上品なお出しの汁で思わず汁から先にすべて飲み干してしまった。

【千葉県勝山のヒラメと利尻のウニ】◎
・ヒラメを食べて「美味しい!」
・びっくりしたのは物凄い弾力とコリコリ感だ。塩で食べるのもイイ!
・ウニももちろん美味しいデス。

【黒龍】♫
・ビールから日本酒へ。黒龍うまし。

【焼きかますの寿司・烏賊のわた和え・ほおずきトマト】♫
・焼きかますの香ばしさと甘みを感じるお寿司で美味しい
・イカのわた和えもとっても上品な旨みで日本酒が進む
・岐阜県で無農薬で作っているという「ほおずきトマト」のフレッシュな甘さにも驚く

【鰆の朴葉焼き】★
・朴葉と味噌の香ばしい香りにうっとり。
・鰆・お麩・ネギを引き立てているのは味噌の美味しさだ。
・この味噌は岐阜の郷土料理の朴葉味噌との事だ。
・特に焦げて朴葉にこびり付いている部分が美味しいわけ!これが日本酒にたまらないわけ!

【醸し人九平次】♫
「辛口なお酒を」とお願いしたら供されたお酒。
・愛知県のお酒でとてもすっきりとした飲みやすいお酒です。

【じゃがいものハリハリ】★
・じゃがいもを桂剥きにして炒めたものだと言う。
・これもびっくりの食べたことのない食感とお味。
・ねっとりして少し油っこい感じだけど食べるとシャキシャキとしていて美味しい!
・魚卵も入って塩気とじゃがいもの甘さとが実に面白く、自分のお気に入りとなった一品。

【蓮根まんじゅう】★
・これも美味しいよね〜
・海老や帆立が入り上品な出汁の味と柚子の香り。

【鯛の容器に入った大根の漬物】
・鯛の蓋を取ると大根の漬物だった。
・蓋をとった写真を撮り忘れてしまった。

【生海苔の茶漬】♫
・お出汁の味がほどよくて生海苔の心地よい風味を感じながら一気に喉を通りすぎていった。

【いちじくのワイン煮とシャインマスカット】◎
・デザートはちょっと洋風な趣きです。
・透明感のある爽やかなジュレの中にはモッチリ感のあるいちじく、そしてカリッとした食感のマスカットが実に美味しい。
・最後を爽やかに彩るデザートに店主のセンスを感じる。

とにかくカウンター周辺のお客さんがみんな口を揃えて「美味しい!」を連発していたのが可笑しかった。
もちろん自分たちもそうなのである「美味しい!」これ以外の言葉がないのである。
初回訪問ながら満足感もあり感激感もありました。

店主の山本晴彦さんは岐阜の『たか田八祥』の出身だという。
それゆえか食材やお酒は岐阜や愛知のものを多用しているようだ。
私たちは岐阜や愛知にはほとんど縁がないために初めて口にする新鮮さや感激も多分にあったかもしれません。
そういえば最近の食べログは洋食も含めて名古屋のお店のレイティングが高いのが気になってはいる…

まだ32歳という若さの店主は料理もさることながら、サービス面も好感が持てるものである。
お客全員への気配りが行き届いていることも素晴らしいと思う。
弟子達がもう少し「できる」ようになると非の打ちどころがないお店に成長しそうだ。
これからはもっと予約が難しくなるお店に成長するのだろうと予感ができてしまう。
そんな事に天狗にならず今後も精進してもらって私たちを楽しませてほしいと思います。

  • 【松茸ご飯】★2013/9
  • 【焼き茄子とイクラ、とんぶりの白和え】♫2013/9
  • 【淡路の鱧と岩手の松茸の汁】◎2013/9

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4位

くろぎ (湯島、上野広小路、上野御徒町 / 日本料理)

1回

  • 昼の点数: 4.6

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2012/10訪問 2012/10/29

くろぎとツタンカーメン展

ツタンカーメン展上野で開催しているわけだが、大好評に付き来年まで期間延長するそうだ。自分の周囲では、「もう行った」とか「絶対に見に行くべきだ」とか…でも「有名な黄金のマスクはない」とか…よく話題になるが、とにかく整理券が配られるほどの長蛇の列ができるそうだ。ならば平日ならたいしたことないだろうと妻と一緒に平日休をとり行ってみたわけです。

そんな訳で上野で平日ランチ
上野とくれば今やアイアンシェフで話題の『くろぎ』しかない。
でも自分が行くタイミングで何回予約を試みても成立しないお店なのである。
ランチならどうよ…訪問の一ヶ月ぐらい前の予約でしたが、なんとか早い方の時間帯で席を確保することができました。
嬉しかったですね〜それ以来自分はツタンカーメン展よりも『くろぎ』のランチを楽しみにしている始末(笑)

当日お店と思われる場所に行くも店名を表示するものが何もないのである。
食べログでみた画像の記憶だけがたより…確かココのはず…
11:30になれば暖簾とか何か出てくるのかと思って周囲をウロウロして待ちましたが結局何もなかったと思います。
意を決して引き戸を開け中に入るともう先客が楽しんでおられました。
自分たちはカウンターに案内されちょっと緊張した面持ちで座ります。
ドリンクのメニューが出てきたので昼から生ビール!イイご身分です。

【八海山生ビール】♫
・きめ細やかな泡が印象的で、なめらかで上品な味わいの生ビールに感じた。

【鯛茶漬け…1,000円】★
・着席から数分後には供されます。
・ご飯も鯛もお替り自由なんて驚き。
・まずはご飯を口にしてみる。幾分硬めでバッチリ!美味い!
・次は味噌汁。美味い!★味噌もだが葱の旨味が衝撃的だった。
・それでは鯛をご飯でいただきましょう。ん〜完璧!
・胡麻だれの鯛刺身がご飯とバッチリ最高の美味しさで食べられます。
・最初のご飯は鯛刺身と味噌汁と小鉢や漬物の半端ない美味さを味わいながら食べます。
・ご飯のお替りをお願いします。
・残りの鯛を載せて茶を注ぐ、あぁなんと言う素晴らしき焙じ茶の香り。
・お味は薄めに仕上がりますが、だからこそ上品で奥深い味わいを楽しめるわけ。
「まだいっぱいありますよ!」と容器にたっぷりの鯛漬けを見せてもらいましたが、「いやいや食べ過ぎるといけないのでこのへんで」と…もっと食べたかったのが本音。
・デザートも供されます!【塩のアイス】◎
・これがまた絶妙な塩味とコクで鯛茶漬けを食べた後の口の中を至福にしてくれます。
・最後は【煎茶】◎です。
・可愛らしい茶器の煎茶を飲むとこれまた美味しいわけ。
・私達はこの煎茶を何杯もお替りし心ゆくまで堪能させてもらいました。

この日、アイアンシェフ黒木さんをお見かけしなかった事は残念でしたが、お昼を仕切っていると思われるお方と話をすると、とても楽しくしかも自虐的に話されたりしたので、緊張気味だった私達もたいへん和むことができました。
そんな雰囲気に加えて、ご飯や鯛までお替り自由でしかも「もっとどうですか」と積極的に声をかけてくれるサービス心は素晴らしいと感じます。
さらにこの味にデザートまでついたお値段が1,000円となればもう頭が上がりません。
恐らく雰囲気・サービス・味で鑑みればコレ以上のCPはありえないのではと思います。

著名なレビュアー様の支持を受け高い評価を誇るこちらのお店。自分も今回のランチで訪問して「間違いがない!」と感じ、皆様と同様にその魅力を感じ取れて嬉しかったです。是非とも夜の部に訪問したいお店と再認識しましたが、もう予約の取れないお店なんですよね。アイアンシェフで有名になったらさらにどうなることかと…

因みにツタンカーメン展ですが、このあと上野の森美術館まで歩いていきました。
整理券が配られていて一時間後に集合との事。近くでショッピングをしたりカフェに入ったりして時間を過ごしてから集合し、ほとんど並ぶこともなく入場できました。
感想はですね〜例のマスクがないのは物足りないですがその精巧さと数千年経っても輝きを放つ品々を見ていると時間を忘れて惹きこまれそうになりました。見てよかったと思います。

  • 【鯛茶漬け…1,000円】★2012/10
  • 鯛刺身と胡麻だれ★2012/10
  • 鯛茶漬け★2012/10

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5位

陸女鮨 (黒松、八乙女 / 寿司)

1回

  • 昼の点数: 4.6

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.6
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.6
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥6,000~¥7,999

2012/09訪問 2012/11/07

お座敷鮨は仙台ならではの幸せ

食べログの初投稿から5年以上が過ぎ、この口コミで1,000件の記念レビューとなりました。
ここまで到達できたのもいつもご覧頂く皆様、特に自分の拙いレビューや画像にも投票して下さる皆様のお陰であり感謝申し上げます。

1,000レビューに際しては東京のレストランを訪問すればいくらでも該当すべきお店はあるのでしょうけど、やはり仙台で頑張っているお店を紹介したいというのがどうしても先に立ちます。昨年のあの大震災もありましたし、この5年間で自分の礎になっているのは宮城であり仙台であるわけですから。
しかし、この宮城で400件以上のお店のレビューをすでに掲載しており、果たして仙台で1,000レビューに相応しいお店があるのだろうか?いつもよりプレッシャーを感じながら思案した時に浮かんだのが陸女鮨さんでした。

ANAの機内誌「翼の王国」でこちらのお店を知ったのは数年前のこと。
食べログでは既に有名になっている『源氏』とともに掲載されていました。
当時の食べログでは陸女鮨の口コミは1件だけだったと記憶していますが、食べログ重鎮レビュアーのお墨付き情報が別にあってとても気になっていたのである。
実は500レビュー記念の時にも訪問しようと思い予約の電話を入れたが残念ながら行く事はできなかった。
それからはマイレビュアーの方のクチコミも少しづつ増えどうしてもいきたいなぁと…思いばかりは募っていた。
その日は夜の部で予約したかったのだが残念ながら空いていなかったが昼の予約が無事にとれてついに何年か越しの訪問と相成った次第です。
義母と妻を連れて三人での初訪問となりました。

場所は八乙女の住宅地にありますから少し迷いました。適当に車を走らせていると看板をみつけることができて時間通りに訪問です。
玄関を開けると女将が待っておりました。案内されたのは画像でもみかけるお座敷の部屋。
6畳間二部屋を続きにして座卓が二つに囲炉裏があります。そして廊下につけ台が置いてありTの字のような配置になっています。
建ててから20年ぐらいだそうで良い感じに年季が入ってきた静かな座敷とそこから眺めるお庭は大変よく手入れがされています。

店主が登場し丁寧な挨拶を頂戴すると、いよいよお座敷鮨の始まりです。
素晴らしく存在感のある包丁が取り出され、着席した時から気になっていた立派な本山葵を卸しはじめます。
木箱から寿司種を取り出し、いずこに入ったお櫃の舎利で握られた鮨はすし桶の中に人数分入れられて手渡しされます。

【大トロとコハダ】★
・まずは口に入れた瞬間にとろける大トロで座敷鮨の始まり!
・コハダも上品な味わいでとても美味しい。
・こういう固形のガリは始めてですね〜囓るとガリっと…そう!だからこれが本当のガリらしい。

【ボタン海老と穴子】★
・ぶりっとした食べ応えのあるボタン海老は堪りませんね〜!美味しいデス。
・穴子も柔らかくてすこし噛んだだけでトロけるように旨味を残していきました。
「穴子は泥臭い」と言って敬遠する妻も「美味しい!」を連発して食べていた。
・海老の頭は味噌をススルのだとか!そうしたら甘い味噌!これまた至福の味。
・自分は初体験でしたが、よほど新鮮な海老でないとこんな食べ方できませんよね。

【中トロと北寄貝】★
・中トロは本来の鮪らしさを味わえます。
・北寄貝もコリっとして美味しい。
煮きりの味加減がとても良い感じ。
・東京で食べる鮨は煮きりの味が強すぎると思うことが多いのだが、こちらの煮切りは上品で口にあってよかったです。
・ご主人が修行した東京の鮨店の話になったが煮切りの味はお店それぞれだろうと。
・また「東京の鮨店の値段の高さは固定資産税を食べているようなもの」のフレーズには吹き出しそうになりました。

【アサリのお吸い物】♫
・薄味でとても上品なお吸い物です。

【ウニと赤いか】◎
・ウニはねっとりとした口どけが味わえる
・赤いかのコリコリの食感が素晴らしかったですね。

【戻り鰹と閖上の赤貝】★
日本一の赤貝と店主が言う閖上の赤貝。そりゃぁもちろん別格の美味さ。
・新鮮な赤貝の甘味に驚きます。煮切りの加減も最高である。
・震災前の一割しか採れないらしい、しかも大半は築地にいってしまうから貴重な赤貝なわけ。
・戻り鰹も素晴らしく脂がのっているね〜そりゃぁ大将も自慢する美味しいさだわね。
・もうスーパーの鰹刺身を買えなくなっちゃうよ。でも大丈夫!自分は大量のにんにくで食べるから…

【鯖と鮪漬け】◎
・鯖がねぇ〜これまた美味しいのですよ。
・鯖の産地を聞くの忘れたけど金華さばかな。美味しいなぁ。
・漬けもいい仕事加減です。

【伯楽星】
・日本酒も飲みたくなってどんな銘柄があるかを聞いたら伯楽星があるとのことで喜んで注文。

【干瓢巻き】★
・干瓢巻きでラストを飾ります。
・ANAの翼の王国に掲載されたと冒頭で紹介したが、この干瓢巻きを取材しに来たとのことらしい。
・確かにこれは他店では味わったことのない独特な味です。
・本山葵がたくさん入っているのが特徴でピリッときた後に干瓢の美味さが染みてくる。
・実は妻は子供の自分から干瓢巻きが大好きでコダワリがあるそうだが大絶賛していました。

【梨】
・甘い梨でした。

【海老の卵】
・先ほどのボタン海老の卵をいただきました。
・シャキシャキの新鮮な粒粒の食感は日本酒にピッタリで嬉しかった。

画像の【嬰児籠(いずこ)】について
嬰児籠(いずこ)というそうだ。もち米の藁で作るそうだ。
・今はもう作り手が居ないそうで山形まで行って作ってもらったそうだ。
・昔からの容器はお櫃を自然に保温するのに効果があるのだろう。
・昔は赤ん坊を入れておくのにも使ったそうだ。いやネットで調べるとこれが本来の目的のようだ。
・義母はよくこの容器に入ったことを覚えているようで懐かしがっていた。
・自然の保温性に湿気を吸うわけで日本の知恵ともいうべきだが、もやは遺産に近いことは残念でもある。

最初に鮨を口に入れた時からその自然すぎる感覚に驚きました。
それは鮨ネタにしても舎利にしても自然のぬくもりを感じ、口に入れるとハラリとほどけネタの旨味を感じる。
最初は大トロの旨味とコハダの上品な味わいを楽しみ、ボタン海老と穴子の濃厚な味を楽しむ。
中トロと北寄貝で煮切りの旨味を感じ、ウニとイカを楽しんだ後がクライマックスの閖上の赤貝と戻り鰹でしょう。
日本一という極上の味と戻り鰹の脂ノリノリの美味さは頭から離れません。
そして鯖とこれまた日本一と誉れ高い干瓢巻き。実に大満足できました。

自分は東京に単身赴任しているというと、
「東京のスーパーの刺身は食べられないでしょ」と大将。
「水も東京のは飲めないね〜」と…
まぁ昔はよく言われていましたけどね。今は浄水場の能力が高まって全国でもあまり変わらないと聞きます。
「東京の鮨の名店にも行ってみたいけど予約取れないし高くて〜」と自分。
「東京の鮨が高いというのはね〜固定資産税を食べているようなもんですよ」と大将。
思わず吹き出しそうでした(笑)

これだけのお鮨を閑静な住宅のお座敷でゆっくりと大将を独占して食べることができる…
これは贅沢の極みでしょうね。しかもお値段は一人6,500円というのも驚愕である。
これはやはり東京ではなく仙台の国分町でもなく、八乙女の住宅地にある民家のお座敷だからこそなのでしょう。
まさに固定資産税を払う必要がないからなのでしょうね。

そんなロケーションと雰囲気で極旨の鮨をこの仙台で食べることができるのはこのうえなく幸せなことです。
また伺いますので是非頑張って欲しいものです。ごちそうさまでした。

  • 【大トロとコハダ】★2012/9
  • 【ボタン海老と穴子】★2012/9
  • 【中トロと北寄貝】★2012/9

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6位

みかわ 是山居 (門前仲町、越中島、清澄白河 / 天ぷら)

1回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥10,000~¥14,999

2012/12訪問 2012/12/30

クリスマスは天ぷらだね

今年のクリスマスは自由が丘の『mondo』でのイタリアンランチに『モンサンクレール』のクリスマスケーキを予約したのだが一抹の不安があった。クリスマスは洋食や洋菓子の儲け時だから値段だけやたら高くなって実が伴っていないことはよくあることだからだ。
しかも残念ながらそれが当てはまったのである。

だから保険ではないけど本命として予約しておいたのが此処。
こういう時期だからこそ和食だよね〜と…クリスマスイブのランチに予約したのがこちらの天ぷらの名店『みかわ是山居』である。
自分がお店と店主の早乙女哲哉氏を知ることになったきっかけはNHKのTV番組「プロフェッショナル仕事の流儀』である。
天ぷらに革命を起こした男、当代屈指の天ぷら職人と言われる早乙女氏の天ぷらを是非とも食してみたいと思ったからだ。

門前仲町駅から歩くこと数分。住宅街に目立たない感じでお店はあります。
予約時間少し前にお店に入ると「少々三階のサロンでお待ちください」と。
エレベーターで三階に行くと百人一首の絵などが展示してあるサロンになっており、そこで番をしていたおじさんにお茶を入れてもらいしばらく待ちます。奥には茶室のような空間もあるようです。そうこうしていると天ぷらを食べ終えたお客さんが上がってきてこちらでデザートを食べるようです。代わりに自分達が一階に降りていよいよ天ぷらが食べられるわけです。

TV番組でも拝見していたカウンターに座ります。
眼前には早乙女氏。無愛想とも言えますが仕事に集中しているようで、その様子はTV番組でも拝見していますからね。
席に座ると妻の右腕に直射日光が当たっているのを見て暑くない?と自分が言おうとした瞬間に早乙女氏が「席移りますか?」と言ってくれたのです。きちんとお客の状況を把握して対応していただけたことに好感度がアップ。
番組ではわかりませんでしたが、天井には金色の帽子型の換気用ダクト、壁面にも仏像などの骨董品などが飾られており、相当コダワリを持ったアーティスティックなしつらえになっているようです。
道を究めるということはすべてにおいてコダワリを持つことなのかもしれません。

ランチは、壱万五千円〜のおまかせと壱万円のコースの二種類です。
初訪問なので壱万円のランチコースをお願いしました。

【ビール】
・またしても昼から自分だけビールを…贅沢…クリスマスイブだから…

【先付け三点盛り】★
・なにげに美味しい三点盛り。
・もっと食べたかったけど追加すると日本酒も追加になるから自粛。

・天ぷらは、「塩」か「天つゆと大根おろし」で食べます。
 天つゆと大根おろしの甘味をもったまろかな味が美味しい。
 特にこの甘い大根おろしだけでも自分は酒が飲めます。

【車海老】★
【車海老】★
【兜】★

・からりとした軽い感じの衣に海老の身は熱々で美味しい〜甘い〜
・海老の中心はレアになっておりこれが甘みを感じる秘訣なのですね。

【キス】★
・これまで食べてきたキスの天ぷらなんて大概しっとりとした感じでキスの味なんて知る由もない…
・ところがちょっとした衝撃でした。
・大きくて分厚い身は熱々でふっくらでホクホクな感じと白身の美味さに感銘。

【墨烏賊】◎
・イカの柔らかさとその甘さに驚きます。

【かぶら蒸し】★
・出汁のお味がビシッと効いて美味しい。妻が特に気に入ったようです。

【銀杏】♫
・銀杏は季節モノですかね。普通に美味しくといったところ。

【ハゼ】◎
・ハゼもキス同様にホクホクして食べごたえのある天ぷらでした。
・天ぷらは蒸し物という早乙女氏の言葉をこの段階で理解します。

【あなご】★
・おもむろに目の前の皿に置いた穴子を早乙女氏が真っ二つにします。
・するとその時にザクっ・ジュワーッというサウンドを奏でます。凄い!
・あなごを食べるとさらに感銘を受ける。
・外側はパリッとしており香ばしい香りと味を感じ、中はホクホクな旨味!
・こんな穴子の天ぷら食べたことない!
・これこそが蒸して焼くと言うことなのか。頷きながら美味しくいただきました。

野菜は二種類から選びます。アスパラは二人一緒で、自分が茄子で妻はサツマイモを注文しましたが仲良く半分個づつ食べられました。
【アスパラガス】◎
【茄子】◎
【サツマイモ】★

・特に感銘を受けたのがサツマイモの美味しさです。
・食べたら焼き芋以上のホクホク感とサツマイモらしい甘さが味わえました。

【天丼】♫
・天丼はかき揚げの小柱のシャキシャキとした食べごたえとその美味しさにツキます。
・ただタレが少し濃くてキツイ感があった。
・でも濃い味の赤だしのしじみの味噌汁が美味しくてうまく調和するので、総じて美味しくいただくことができるのです。

【花豆】♫
・最後にデザート。カウンター席でいただきました。
・美味しいけど甘さが残るので、自分としてはさっぱりできるシャーベットやアイスクリームのほうが嬉しいかな。

そんな訳でクリスマスに天ぷらを食す。これ最高でした。
そう思う方々も多いのでしょうか?この日この店を訪れていたのは全員カップルでしかも自分達より若い方々でした。羨ましいなぁ。

今度はおまかせでお願いしたいですね。「うにのしそ巻」と「白子」が食べられなかったのが心残りでした。夜の部もイイですね。
機会を見つけて再訪してみたいと思います。

  • 【車海老】★2012/12
  • 【先付け三点盛り】★2012/12
  • 【車海老】★2012/12

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7位

カーザ ヴィニタリア (麻布十番、赤羽橋、白金高輪 / イタリアン、パスタ、ワインバー)

1回

  • 夜の点数: 3.7

    • [ 料理・味 3.5
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 4.2
    • | CP 3.7
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥10,000~¥14,999 -

2015/04訪問 2015/12/23

【再訪2↓】リゾート気分でイタリアン

 前回伺った時は、ライブ終了後の短い時間でアラカルトでお願いしたのだけど、美味しくて雰囲気が良くてサービス陣の気配りもあってとっても満足感のあるディナーをいただけたので、今度はゆっくりとコースで味わってみたいね…妻とも良くそのような話題にあがるイタリアンだったのだ。
 約三年ぶりの再訪になる。お店の雰囲気は変わりないようだがこの日は残念ながら雨降りだったので中庭を開放した心地良い空間にはならずにちょっと残念。ほぼカップルで利用するようなレストランだけどこの日は4人家族で利用されている先客の近くの席だったのです少し煩かったのも残念に思う。
 オーダーは今宵はアラカルトではなくコースでお願いすることにした。

■プリフィクスコース…7,500円(4月上旬)
【スパークリングワインとブラッドオレンジジュース】乾杯!
【バーニャカウダ】◎ 温かいにんにくアンチョビソースが抜群に美味し!
【子持ち槍烏賊のロースト】♫
【ホワイトアスパラガスのオーブン焼き】♫
【タラバ蟹、ズワイ蟹、ワタリ蟹のリゾピラフ】♫ 美味しいが前回ほどの感激はなく…
【真鯛の海草蒸し】
【新玉ねぎのココット焼き】♫
【アーリオオーリオペペロンチーノ】
【パンナコッタ、苺のマリネ、フランボワーズのソルベ】♫
【ココナッツのビアンコマンジャーレとマンゴーのソルベ】♫
【アイスエスプレッソ】♫

 今回はコースにしたのだが、前菜以外はシェアで注文と変な制約がつくので最初から興ざめ感があった。バーニャカウダが最初に供されるがこのにんにくアンチョビソースが温かくて野菜を美味しくいただけるが、盛りが良いので野菜だけで満腹になりそうである。それ以外の料理からは前回のような満足感には程遠かった…特に「蟹のリゾピラフ」は前回いただいて感動した印象がずぅっと残っていたのだが、今宵はなんかまぁ普通に美味しいぐらいとしか感じなかった。シンプルパスタもダマの部分があったりで何か今ひとつの印象だった。
 料理は前回と比べてしっくりとしなかったが、それはサービスも同じでなにかしらホスピタリティ的なものが伝わってこなかった。客というものは贅沢なもので再訪したならば前回以上の味わいやホスピタリティを求めるものだからなのかもしれない…
 今回はお店の雰囲気もあって撮影画像が暗くて修正にも苦労したし、そんな事から次に伺う機会を設定するならば天気の良い日のランチにでも伺ってみたいものです。

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'12/07/22 ('12/07 訪問)
リゾート気分でイタリアン
夜★★★★☆ 4.5 ( 料理・味 4.5 | サービス 4.0 | 雰囲気 4.5 | CP 4.5 )
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日本武道館のコンサートが終了してから伺ったのは、以前から行ってみたかったイタリアンだ。現在の東京のイタリアンランキングでみると4.19の5位だが、自分が食べログを見始めた当時から常に上位にランキングされており、アロマフレスカ系列ということもあってずうっと訪問の機会を伺っていた。当然予約は困難でその日は平日のコンサート終了後の21:30という時間だったから予約ができたが、それ以前の予約は満席だった模様だ。

麻布十番駅から歩いて7〜8分程度で到着。一階はワインショップなのか?誰もいないようで階段で二階にあがる。
そこには良い感じのテーブル席もあったが、「本日はテラス席で」と言われて案内されたのはたくさんの木々が置かれたオープンエアーの内庭がみえるマジにテラス席。
テラスとは言ってもテーブルは室内にあるので、開放された内庭の木々を眺めながら食事する雰囲気となっている。
暗めの照明とゆったりしたテーブル配置となっているので、座ってしまえばこの夜中のテラス席は素晴らしく雰囲気が良い。都心に居ながらこれほどの開放感とリゾート気分を味わえるとは考えてもいなかった。
店内は全員がカップルのようだ。少しでかい声で自慢話ばかりしている男性が当初は耳障りだったが、そよ風に吹かれる木々の葉を見ながら過ごしているといつの間にか気になることはなくなっていった。もう食べる前に雰囲気点4.5★決定です。

終電の時間が気になったので、1時間ちょっとぐらいしか時間がない旨を伝えて、前菜とパスタなどをお願いした。
尚、画像はかなり頑張って加工しましたが、かなり見苦しくなってしまいました。

まずは、【ビール】【ブラッドオレンジジュース】で乾杯!

【オリーブ】◎
・オリーブが塩気が強くて美味しい。
・コンサートと夏の暑さで失われた塩分補給にちょうど良い。

【パン】♫
・何の説明もなく提供されたのが残念。
・このなかでは胡麻のフォカッチャが美味しかったなぁ

前菜は二品をオーダー

【とうもろこしの冷たいスープとフォアグラのテリーヌ】★
・とても「とうもろこし」感が強く美味しかったですね!
・フォアグラの味はアクセント程度でとうもろこしの味を引き立てていた。

【本日のカルパッチョ】◎
・メジマグロとトマトソースにハーブとの事。
・皿のヴィジュアルに驚いた。トマトソースたっぷりのカルパッチョは予想しなかった。
・メジマグロも大きな固まり状でその上に透明なゼリー状の薄膜、その上にハーブだ。
・トマトソースが変に主張せずにメジマグロを引き立てる爽やかな味わいが素晴らしい。
・前菜というよりはメインの魚料理を食べてしまった気分だが美味しかった。

【Grillo Selezione,Ottoventi】♫
・グラスワインの白を飲みたいと相談したら、カルパッチョに合わせてシチリアのワインが良いとの事。
・最近、魚料理にはシチリアの白ワインが美味しいと思っている自分には嬉しかった。
・そのとおり、深い味わいのする美味しいワインであった。

パスタとお米料理から以下をオーダー

【ウニと赤茄子のトンナレッリ】★
・二皿に取り分けて供されました。
・このパスタは実に美味しくてウニの味わいとソースの味が感動的にマッチしていた。

【Don Antonio,Morgante】◎
・これもシチリアの赤ワインでネロダーヴォラ。
・自分は最近家飲みでもネロダーヴォラにはまっているし、このDon Antonioはエッセンツァ丸ビルでも飲んだ事があってとても気に入っていたので注文してみた。
・とても強い辛口の赤ワインなのだけどやっぱり美味しかった。

【タラバ蟹、毛蟹、ワタリ蟹のリゾピラフ】★
・取り分ける前の写真も撮らせてもらいました。
・蟹がゴロゴロと入っていて美味しそう。
・これは何という至福な味わいなのでしょう!蟹の旨味も増幅されています。
・リゾピラフってどんなんだろう?と思っていたけど、その言葉通りお米の硬さと香ばしさが交錯するリゾピラフなのだ。

お店の方がスピーディに対応してくれたので時間に余裕ができ、ドルチェとドリンクも注文しました。

【白桃のコンポートとグラニータ ヨーグルトのソルベ添え】★
・妻注文のデザートなんだけど、桃好きの自分は大失敗した〜と思うビジュアル。
・コンポート感は薄く桃の味わいがダイレクトな上にソルベが美味しくて!

【ティラミス】♫
・美味しいのだけど…最近大阪で進化系ティラミスに感動したのでオーソドックスだね。

【エスプレッソ】◎
【アイスエスプレッソ】★
【小菓子】♫

・エスプレッソは美味しい。
・しかしアイスエスプレッソがそれを上回る美味しさ!
・濃厚なアイスエスプレッソは濃いアイスコーヒー好きの自分達にはベストマッチ。

アロマフレスカには訪問していませんが、エッセンツァ丸ビルのパスタは大好きだし、フェリチェリーナの料理も大好き。だから当然のごとく、今晩供された料理はどれもこれも美味しく満足できるわけで、さらに感動的要素と至福感も味わえる料理もありました。

サービス陣はとてもスマート。ここがエッセンツァフェリチェリーナと段違いに異なるポイントで、時間がないという私達の要望にも見事に対応していただけました。
惜しいのは料理の説明がなにもなかった方もいた事ですが、それ以外の気配りや対応などには総じて満足できるものでした。

そして最大の魅力は上質な雰囲気でしょう。日中にはどう感じるかはわかりませんが、夜中に都心で感じることができるリゾート感覚は他では味わえないものです。都内といえども空気の籠った室内で食べるよりも、自然の新鮮な空気が料理を美味しく食べさせてくれる要素の一つであるということを再認識した次第。

今回は限られた時間の中だったので最初から制約あるディナーとなったわけですが、是非今度はそういう制約のない中でゆっくりと味わいたいと強く思っています。

  • 【タラバ蟹、ズワイ蟹、ワタリ蟹のリゾピラフ】2015/4
  • 【スパークリングワインとブラッドオレンジジュース】2015/4
  • オリーブ・2015/4

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8位

スリオラ (麻布十番、赤羽橋 / スペイン料理)

1回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥6,000~¥7,999

2012/10訪問 2015/05/14

スペイン料理に目覚める

スペイン料理にはかねがね興味を抱いていた。
はたして仙台にはスペイン料理のお店があるのだろうか?
確かに食べログで検索をかけるといくつか出てくるのだがいずれもバルが中心でそのついでに料理を供するようなスタイルが主流であろう。
また料理だってパエリアぐらいしか食べたことがない、でもイベリコ豚は大好きというのが自分の実情である。
ところが東京の食べログをスペイン料理でリストすると魅力的なレストランが展開されるし、エル・ブジに代表される世界最高峰のレストラン、スターシェフが集う華やかな美食の国がスペインということも大変気になっていた。

そこで休日ランチに伺うことにしたのが、東京スペイン料理ランキング第3位3.94(2012.11)の『スリオラ』という麻布十番にあるレストランである。
この日は一階のホールに案内されましたがとてもお洒落で雰囲気もよくどの卓でもカップルが食事をしていましたが、お互いそれほど気になることもなく過ごすことができました。とても優れた上質な空間と雰囲気のレストランだと思います。

ランチのコースは一種類のみ4,800円、ワインは「グラステイスティング(3,800円)」にするとスパークリングワインと白と赤を料理に合わせてくれます。

まずは、【スパークリングワインとグレープフルーツジュース】で乾杯。

【帆立のカヌティーヨ】★
・帆立にクリームチーズが巻かれている、先端はマカダミアナッツの摺り下ろしだ。
・これを一口食べただけでスペインにトリップするような魅惑的なアミューズです。
・それぞれの素材が絶妙にマッチしているからこその美味しさでしょう。

【パン・オリーブオイル・塩】♫
・フォカッチャ。きめ細かくしっとりしたパンは食べやすく美味しい。
・岩塩につけても美味しい。

【鯖のコンフィとモホソース】◎
・「62℃で1分間加熱された鯖のコンフィ ズッキーニとパセリのモホソース」というのがメニューに記載してある正式な名前。
・この62℃で1分間というのが絶妙なのかな、鯖の旨味を充分に引き出すことに成功していると思える味わいである。
・モホソースを付けるとスペインの風土を思い出すかのようだ。(スペインには行ったことないけど…)

【Vallegarcia Viognier 2008】♫
・ヴィオニエを使ったラ・マンチャの白ワイン。馬のエチケットが印象的だ。
・ポーションが多くていいですね。
・深みのあるイエローが印象的でかなり辛い味に感じたが複雑な味わいで美味しかった。

【セップ茸のコンフィとホセリート 無花果のチャツネーとアイレ】★
・この皿はちょっと感動的でした。
・ホセリートはイベリコ豚の最高峰だそうですが高貴な旨味を感じたし、セップ茸のコンフィ、さらには無花果の秋らしい季節感まで加わって大変美味しくいただけました。
・自分は無花果料理が美味しいレストランは大好きなのでとても気に入りました。

【Torres Celeste Crianza 2009】♫
・バルセロナ近郊のTORRESの赤ワイン。
・自分は味わいよりも華やかな香りが印象的に感じたフルボディのエレガントなワイン

メインは魚か肉かを選択する。

【北海道産オヒョウのオーブン焼き パセリのリゾーニとカシスのピンセラーダ】♫
・妻オーダーの魚料理。
・オヒョウは適度に火入れされていて、かつしっとりしているのが印象的だ。
・ただ魚自体は身に締まりがないからか大味に感じた。
・しかしパセリのリゾーニは粒上のパスタだけど、この味が魚を美味しく食べさせる。
・カシスのピンセラーダ(一筆書き)でも味の変化を楽しめる皿。

【阿蘇牛の内もも肉、甘酸っぱいソースと茄子のモンタディート】◎
・自分オーダーの肉料理。
・阿蘇牛が絶妙な火入れでヴィジュアルからして美味しそう。
・その噛みごたえとジューシーさ噛むほどに滲む牛の旨味には大満足
・ソースは牛の出汁からとったという甘酸っぱいソースだそうだが、自分としては醤油のような味わいに感じた。でもそれが実に美味しいソース。
・これだけ美味い牛肉料理を食べたのは久しぶりである。

【アロッソベルデ】★
・シェフからのサービスということで供されました。
・スペインのお米料理だそうで「緑色・お米」の意味だそうだが「スペイン風雑炊」というべきか。
・インゲン、生落花生、紅アズマなどが入っており、素晴らしくイイ香りがしていた。
・食べるとお米が硬めでさらりとした食感で美味しくて、そこにインゲンのシャキシャキの食感が加わってまぁ美味しいこと!スープも抜群に美味しいんです。
・この硬すぎず柔らかすぎずの絶妙な火入れには感服しました。

【黒と白のチョコラーテ】◎
・ホワイトチョコレートのムース、ブラックチョコレートアイス、梨のコンポート
・うん!美味しい。ビターなブラックチョコレートが口直しに丁度いい。

【コーヒー】◎
・コーヒーも私達好みの濃いめの美味しいコーヒーで満足

【小菓子】★
・「手でつまんでひとくちで…」とのことなので慎重につまんで口に入れます。
・チョコレートの薄い殻が割れると中からパッションフルーツのムースがとろーりと!
・おぉ!美味い!もう一個食べて〜!

今回初めてスペイン料理をレストランのランチコースとして食べたのだが大満足でした。すべての皿に満足したし、もしかするとイタリアンよりもフレンチよりもスペイン料理って自分たちの舌と感性に合うのではないかと感じた。ワインだって美味しいし。
よく考えてみれば地中海とイベリア半島の海と山のそれぞれの幸に魚介類を好む国民性などからして共通点があるのかもしれない。
だから、オーナーシェフの本多誠一氏がパンフや雑誌でよく述べている「スペインと日本の共通点を探しながら」というスタイルには大変共感する次第です。

接客はもちろん大変に上質かつスマートであるし、いろいろなケースで安心して利用できるレストランだろうと思います。今度は是非ディナーにも来てみたい。
ランチで考えれば自分としては、内容、味、雰囲気、サービス、CP、そして麻布十番というアクセスの至便性なども考慮すれば4.5★で間違いなしデス。

  • メイン肉料理【阿蘇牛の内もも肉、甘酸っぱいソースと茄子のモンタディート】◎2012/10
  • 【帆立のカヌティーヨ】★2012/10
  • 【鯖のコンフィとモホソース】◎2012/10

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9位

カンブーザ (横浜、神奈川、反町 / イタリアン、ピザ、パスタ)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.3
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥10,000~¥14,999 -

2012/11訪問 2016/05/17

極旨ピッツァが食べられるリストランテ

2010年4月に横浜にオープンしたリストランテだがオーナーピッツァイヨーロの高田さんが食事の一部として焼くナポリピッツァが美味しいというので何年も前から行ってみたかったのです。
それを食べログで確認していた自分は横浜で行ってみたいイタリアンといえばずぅっとコチラだったのです。
しかし、以前に何回か予約を敢行しましたがすべてダメ。平日ディナーの予約でやっと夢がかないました。

お店は横浜駅から歩いて5分ぐらい。このあたりは飲食店も多くて夜も大変賑やかです。
平日なので仕事帰りのサラリーマンがうようよしているエリアのようです。
そこから少しだけ離れた通りにわりと目立たない感じながら雰囲気よく佇んでいます。

店内に入ると一階で上着を預かってもらい二階にあがりました。
一階にも二階にも席があります。この日も満席だったようですが客層は仕事帰りのカップルに若い学生かな?のカップルも多く、カジュアルなリストランテという印象です。

ディナーコースは二種類ありましたが、6,500円のコースにしました。
前菜、ピッツァまたはパスタ、メイン、ドルチェまたはチーズ、カフェの構成。
料理はそれぞれ数種類から選ぶプリフィックススタイルなので迷いに迷いました。
するとタイミング良く店員さんがパスタのサンプルを持ってきてくれたり、料理の説明を懇切丁寧にしてくれるので大変参考になりました。

【生ビール】【アップルタイザー】で乾杯!

【パン】◎
・クラムは適度な柔らかさだが、クラストは硬めで噛みごたえがあり心地良いほんのりしたスパイシーさをも感じた。噛むほどに美味しさを感じるパンだった。

【ジャガイモの温かいスープ】◎
・アミューズで小さなカップで供されたスープ。
・こちらも少しスパイシーなアクセントが効いて美味しかった。
・このスープだけでも実力がわかりそうな侮りがたいスープで、これからの料理に期待が持てた。

◆アンティパスト
【マグロのアンティパストミスト】★
・妻オーダーのマグロ尽くしの前菜盛合せ
・赤身とクスクスのタルタル・カラスミとウイキョウのサラダ・マグロのTATAKI・ブレザオラとルッコラのサラダの四品。
・どの料理も美味しかったですね〜白ワインにバッチリあう〜
・特にブレザオラという(画像右端)のハムというかビーフジャーキー状のマグロが美味しかった。
カラスミのマグロも美味しかった〜

【ホロホロ鳥とフォアグラ、黒トリュフのテリーヌ ミスティカンツァ添え】♫
・こちらは自分のオーダーですが「マグロの皿」に負けて印象薄です。
・もう少しフォアグラや黒トリュフのあの独特のありがたい味が強調されると良いなぁ。

【グラスワイン白】◎
・しっかりしたタイプとお願いして供されたシャルドネの白ワイン。
・黄金色でしっかりとした輪郭ある味わいが気に入りました。

◆ピッツァまたはパスタ
【マルゲリータ コン ブファラ(+315円)】★
・カセルタ産水牛100%モッツアレラ・トマトソース・パルミジャーノ・バジル
・登場したら最近よく食べる力強いナポリピッツァとは違い、かなり上品で綺麗で美しい仕上がり。まんまるだしコルニチョーネも小ぶりだし生地も薄いようだ。
・食べると素晴らしく爽やかで甘味をも感じるトマトソースとそれにマッチするチーズ。
・生地は密度が濃くもっちり感がある。そして噛めば噛むほど美味しさを感じるのだ。
・このマリゲリータは美味しいぞ!好きなピッツァです。

【イタリア産 フレッシュポルチーニのパッパルデッレ(+525円)】★
・香りも素晴らしかったが一口食べてこれは自分たち大好きでしょ!のパスタ。
・前菜やメインに魚や肉を選んだのでパスタは山の物したのだがこれが大当たり。
・ポルチーニ独特の香りと味わいがパスタとソースに濃く乗り移り抜群の美味しさ。
・ここに白トリュフなんかかけたら最高だろうなぁと想像したりして…

【グラスワイン赤】◎
・あと二杯ぐらい飲めそうなのでまずはミディアムをお願いした。
・ミディアムと言いながら香りや口に含んだ時の広がり感など自分好みのワインだ。
・今思うとエチケットも撮らなかったし銘柄も聞き忘れたのが残念…

◆セコンドピアット
【沖縄県産 ロイヤルポークと鎌倉野菜の炭火焼き】★
・自分オーダーの肉料理。
・メイン料理での対決は自分の勝利!と思うほどこの沖縄産豚肉の美味しさに感激!
・塩加減が素晴らしいのだと思います。豚肉料理では久々に感動。
・さらに美味しいのが野菜で、その旨味を見事に引き出すかのような火入れ。

【三浦産 天然黒鯛とホタテ貝のソテー、ハーブのバットゥータソース】◎
・妻オーダーの魚料理。
・適度な皮のパリパリ感、そして白身の美味しさが味わえる火入れが素敵だ。
・野菜も上記したように美味しいね。

【グラスワイン赤】♫
・前の赤ワインが激うまだったので期待してフルボディの赤ワインをお願いした。
・ブルネッロ・ディ・モンタルチーノです。
・上品な香りとタンニンのしっかりした味が特徴ですね。
・でも自分としては前のワインの飲みくちが好きみたい。

◆ドルチェ
【アマレットでマリネした柿とリコッタチーズを挟んだ栗粉のクレープ"ネッチ" 塩キャラメルのジェラート添え】
・妻オーダーのドルチェ
・塩キャラメルアイスは美味しかったが、クレープはまぁ普通に美味しい程度。

【カンブーザ風ティラ・ミ・スー、ピスタチオのジェラート】★
・自分はもちろんティラミスをオーダー、ピスタチオアイスも自分にストライクだね。
・ティラミスも激うまでした。これはもう苦味が美味しい大人のティラミス。
・リキュールとそれにマッチする苦味があり、まるで珈琲豆をそのまま食べているかのようなフレーバーが感動的。
・今年は大阪で味わったティラミスに感銘を受けたが、それをも上回る美味しさ。
・尚、ピスタチオジェラートはティラミスに負けてしまうのでもっと濃い味だと良い。

【小菓子】
【コーヒー】◎
【エスプレッソ】◎

・自分が頼んだのはエスプレッソ。
・やっぱりエスプレッソはこの素晴らしく濃い味わいだよね〜美味しい。
・コーヒーも妻好みだそうだ、つまり自分好みだと言うこと。
・小菓子は普通。

料理や味には大満足しました。
前菜、パスタ、ピッツァ、メイン、ドルチェのすべてのカテゴリに★(感激の料理)がついたなんてかつてあっただろうか…ちょっと自分でも調べてみないとわからないほど記憶にありません。そしてワインもコーヒーも美味しいなんて…なかなかこうはなりませんから大満足です。

サービス面も主にサービスしてくれた女性スタッフはにこやかでスマート、気遣いやそのタイミングも良い印象で、説明なども明瞭で的確でした。
その他のスタッフも気さくで明るくとっても良いサービス陣だと思います。

雰囲気は夜だったからか内装は決して豪華でも綺麗でもないし洗練されているわけではない印象ですが、それがかえってカジュアルに気軽に楽しめるリストランテに感じられるのでとても良いと思うし、テーブル間の適度な離れ具合も良かったデス。昼はまた別の雰囲気があるでしょうから今度また来店してみたいですね。ただ少し客同士の声がかなり響くのでそれが惜しいところかな。

ある雑誌の記事によると、高田さんは「ピッツァは食事の一部でいい」と考えているそうだ。またナポリピッツァにコダワリ本場のやり方を真似するのではなく、「自分ならではの技術を加えてピッツァをさらに発展させる。それがピッツァイヨーロの意味ある仕事」と言っています。だからピッツァは綺麗なマル型でなのだろうし薄めの成形などの独自性に現れているのですね。とても素晴らしいと思いますしそのお考えには大変に賛同できますので是非これからも追求されて欲しいと思います。ごちそうさまでした。

  • ピッツァが一番!2012/11
  • 【ジャガイモの温かいスープ】◎2012/11
  • 【マグロのアンティパストミスト】★2012/11

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10位

ウッデンシップ (富谷町その他 / ピザ)

7回

  • 昼の点数: 4.6

    • [ 料理・味 4.6
    • | サービス 4.2
    • | 雰囲気 4.1
    • | CP 4.6
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2023/04訪問 2023/05/12

【再訪19★】LOVEこそすべて

 昨年12月以来の再訪。この日も予約で一杯のようです。

【マルゲリータD.O.C…1,500円】◎
【きのこの塩ピザ…1,000円】◎
【粒あんとくるみとマスカルポーネ・アイスのせ…1,700円】◎


 定番のDOCマルゲリータに今回はきのこの塩ピザ。相変わらず美味しいピッツァに満足。
 あれ?ドルチェピザの写真がない…
 マルゲリータはトマトソースまたは塩があってハーフ&ハーフもあるのね。次回迷いそう…

5月以来の訪問で2022年は3回目の訪問となる。

【マルゲリータD.O.C…1,400円】◎
【リモーネ…1,600円】◎ 国産健康豚のスモークパンチェッタとレモンの塩ピザ
【粒あんとくるみとマスカルポーネ・アイスのせ…1,600円】◎

此処に来たらマルゲリータDOCとドルチェピッツァの粒あんマスカルポーネを注文するのはもはや私達のお決まりであとは塩系ピッツァから何を食べるか?
リモーネは初めての注文だと思うがパンチェッタの旨味とレモン味がバッチリ効いていて癖になりそうな塩ピザでした。

2023年の訪問も楽しみなピザ店である。
 1月に続いてGWにも訪問!

【マルゲリータD.O.C…1,400円】◎
「これしか食さない、常連様多数!!根強い人気!!」とメニューに書いてあります。
・その通り!これ食べないと来た甲斐がありません。
・塩味も出来ると書いてある!気になるなぁ…

【きのこの塩ピザ…1,000円】◎
「モッツァレラチーズときのこ、季節の野菜、人気の塩ピザ」by menu
・マルゲリータを必ず注文するのでもう一つは塩味を注文することになります。
・今回、同時に着皿したので食べ比べてみたけど交互に食べるのが実に美味い!

【粒あんとクルミとマスカルポーネ・アイスのせ…1,600円】◎
・去年あたりからドルチェピッツァも大きいサイズになったので食べきれないと困るので注文を躊躇したけどやっぱり注文してしまった!しかもアイスのせも外せない(笑)
・で、ぺろりと食べてしまう相変わらずの美味しさ!

 これまでは一皿ずつの提供だったけど今回は二皿同時に来た。時短にもなるし交互に味わえるからこれはこれで良いと思う。
 この日は遅い週末ランチとなって富谷町方面にでかけたのだけどお目当てのお店がまさかの満席…諦めて当店に電話してみたら閉店間際なので時間制限あるけどなんとか席を確保できたので急いで伺いました。

【アフミカータ(燻製モッツアレラのマルゲリータ…1,500円】◎
【マルゲリータD.O.C…1,400円】◎

・マルゲリータDOCは毎回注文しているわけですが生地の旨味、チーズの旨味はとびきり美味しいと毎回思えるわけで大好きなピッツァです。
・アフミカータは藁で燻製したというチーズらしく初体験でしたが塩と香ばしいチーズの組み合わせは抜群です。ほのかに残る燻製香も癖になりそう!

 ということで閉店間際に飛び込んでピッツァを食べることができましたが私達の後にも飛び込みで入ってきたお客さんがいたことにびっくり!次は予約をとってデザートピッツァまで楽しみたいものです。
 4年ぶりの訪問です。最近は北仙台駅近くのピッツァ店で満足しているので富谷町まで足を伸ばすのはなかなか面倒なので時がたってしまいました。
 お店はTAKEOUTの看板が目立ちます。店内にいても結構テイクアウトのお客様が訪れます。近くに住んでいれば活用しない手はありませんね。それもあってか店内は割とすっきりしたように思います。カウンター席の利用はなくしたようでその影響が大きいように思います。

【マルゲリータ ドック…1,400円】◎
【生ハムのサラダ風…1,400円】◎
【粒あんとクルミとマスカルポーネ・アイスのせ…1,400円】◎

・久しぶりのマルゲリータ!熱々&とろとろとしたモッツァレラチーズが最高だ。
・甲乙つけがたい北仙台のマルゲリータを剛とするならこちらは軟なイメージでどちらもうまいのである。
・初めて注文してみた生ハムサラダ風はどっさり盛られたサラダに生ハムがのってこれも美味しい!生ハムの塩気をサラダでさっぱりと食べられるのだ。
・ドルチェピッツァもいつものように粒あんをお願いしたのだけどサイズが大きくなっていてびっくり!こんなに食べられないよ〜と思ったけど食べ始めると相変わらず美味しいし結局完食(笑)。

 久しぶりにウッデンシップにやってくるといつもの北仙台のお店とはまた異なる魅力的なピッツァが食べられるわけで次回は期間をあけずに再訪してみたいものです。
 久しぶりの富谷町、いや富谷市だね。もちろんウッデンシップにやって来たわけだけどなんと1年3ヶ月も訪れていなかった事に驚いてしまう。予約でランチのマルゲリータD.O.Cを取り置いてもらっての訪問です。

【マルゲリータ D.O.C…1,400円】★
【ビアンカ…1,000円】♫
【粒あんとマスカルポーネのピッツァ・アイスのせ…1,100円】★

・珍しくビアンカから提供された。それが関係するのかわからないがこの日のビアンカは少々塩気も足りなくいつも感じる満足感には遠かった。
・マルゲリータはやっぱり美味しいね!チーズとトマトの旨味はやっぱり抜群!
・さらにデザートピッツアの粒あんマスカルポーネも美味しいんだけど、以前と異なるのは抹茶パウダーがかかっていた…色味は良くなったとは思うけど。

 今回ビアンカの感激が足りなかったのは食べた順番だろうか?まぁ次回に期待したい。
 昨年の秋頃に行ってみようと思ったら窯が壊れて新窯制作中との事だった。窯が変わるというのは味とかが変化してしまうのではないかとちょっと心配だった。
 年が変わり先日伺ってみると店内のレイアウトや内装も変わり、何よりピザ窯が目立ちますね〜なんと獅子面なんですよ!口を開けて歯もありますね〜面白い!
 この日も私達定番の注文で、ランチのマルゲリータD.O.Cと塩味ピッツァにデザートピッツァというわけだ。

【ピッツァマルゲリータ D.O.C】★
【きのことひよこ豆とルッコラのビアンコ】★
【苺のピッツァ・アイスのせ】◎

・窯が変わった事なんて心配無用だね!相変わらず美味しいピッツァです。
・マルゲリータのモッツァレラチーズとトマトの旨味とコクは抜群だ。
・ビアンコの塩味の加減も美味いんだな〜
・そしてデザートピッツァは苺ね!以前より少々苺感が…と思ったが美味いのだ。

 しかし新しい窯はなんぼみても面白いなぁ。ピッツァも相変わらず美味しいし!また来よう。

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’15/04/30 ('15/04 訪問)3.70
【再訪12★】LOVEこそすべて
昼★★★★☆ 4.7(料理・味 4.7 | サービス 4.2 | 雰囲気 4.2 | CP 4.7 )
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 冬が終わって暖かくなるとなにか活動範囲を広げて行動したくなりますが、外食も同じで少し遠出してもどこか美味しいところに食べに行きたくなります。すると「デルソル」にピザ食べに行きたい!となるわけです。まぁそんなわけで最近は春先の再訪が多くなっているのです。早速予約して行ってきました。
 この日も私達定番の注文で、ランチのマルゲリータD.O.Cと塩味ピッツァにデザートピッツァというわけだ。合計3,780円

【ピッツァマルゲリータ D.O.C】★
【舞茸しめじ豆ルッコラ塩味のピッツァ】◎
【粒あんとマスカルポーネチーズ・アイスのせ】★

・ランチにスープはつかなくなったようでその代わりにサラダにパンが乗っていました。
・パンも美味しかったですがサラダのドレッシングかな?美味しかったです。
・あとは毎回書いているので…今年も美味しいピッツァが食べられて大満足という事。
・そしてデザートピッツァね!自分はこれが最強のスイーツだと思っています。ちなみにアイスクリームが一回り大きくなったようです。

 まぁそんなに遠くはない富谷町ですが昨年マイカーを処分してしまったのでわざわざ車を借りて向かうわけで、私達の外食のハードルも高くなりましたね。そういう意味ではわざわざ車を借りてまで伺いたい美味しいピッツァのお店、それがデルソルという事になるのです。

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’14/04/06 ('14/03 訪問)3.89
【再訪11★】LOVEこそすべて
昼★★★★☆ 4.6(料理・味 4.6 | サービス 4.1 | 雰囲気 4.1 | CP 4.6 )
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 仙台でランチにどこに行く〜?と悩むと必ず「デルソル行く?」となる。前回訪問から10ヶ月も経過していたので「じゃぁ行ってみようか〜」となった。もちろん予約してからの訪問で実に11回目の再訪となりました。
 この日は、いつものマルゲリータD.O.Cと塩味のピッツアのランチセットに、なんと「苺のピッツァ」もありました!久しぶり〜!もちろん注文です。

【ピッツァマルゲリータ D.O.C…1,400円】★
【舞茸としめじ、ひよこ豆、ルッコラの塩味のピッツァ…1,000円】◎
【苺のピッツァ1/2サイズ・アイスのせ…1,000円】★


 いつもは塩味のピッツァが美味しいと思う自分達だけど、今日は二人共マルゲリータのD.O.Cの美味さにノックアウトだった。チーズの旨味、控えめなトマトソースの味わい、そして生地の旨味が抜群にマッチした美味しさは感動ものだった。これはどうしたのだろう?マルゲリータの何かが変わったのだろうか?
 そして、やっぱり感激するのがデザートピッツァである。皆さんの口コミを拝見しても注文する方は少ないようですが、この店で抜群に美味しくて感動するのがデザートピッツァなんです。1/2サイズなのでペロリと食べられますからオススメです。尚、オーダー時に店員さんから追加でのオーダーを受け付けない事を念押しされるし、ボードにも記載してあります。最初に注文する必要がありますから要注意です。
 この日は5年前の再訪2で食べて以来待望していた「苺のピッツァ」があったので久々に注文してみた。もちろんアイスのせである。激ウマでした!苺は薄くスライスされ、このピッツァの裏側を支える味わいで、大半は生地の旨味と練乳や蜂蜜の極上の美味しさを存分に堪能させていただきました。ごちそうさまでした。

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'13/06/08 ('13/05 訪問)3.97
【再訪10★】LOVEこそすべて
昼★★★★☆ 4.5(料理・味 4.5 | サービス 4.0 | 雰囲気 4.0 | CP 4.5 )
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約一年ぶりで10回目の訪問となった。
前回は約一年前なのでこの時期になると食べに行きたくなるのかもね。
店内でテーブルに座ってみるとなんか様子が違うような…
そうテーブルが新しくなっている気がします。
いや壁面も違うようだし厨房からの動線も違いますね。右側のレイアウトが変わり出来上がったピッツァもスムーズに運べる動線になったようです。すこしゴチャゴチャしたイメージがあった内装もスッキリとして良くなりましたね。

【マルゲリータ…1,000円】★
【舞茸としめじと新ジャガとルッコラの塩味…1,000円】★
【粒あんとマスカルポーネのピッツァ・アイスのせ…1,000円】★

・詳細は以前の口コミに書いてあるので…
・いつも食べる「マルゲリータD.O.C」よりも普通の「マルゲリータ」のほうが自分は好きなのかもしれないと感じた。なんとなくチーズのコクとか旨味は普通のほうが美味しいのかも。

今回サービス評価を下げました。
というのは予約時にランチのお取り置きをお願いしたのだけど、訪問時に別のピッツァを食べたいなぁとメニューを見ていたら突然に思ったわけ。で店員さんにお願いしたらそれはできないとの事で仕方なくランチを注文することになった。
まぁ客の突然のワガママだけど、より高い値段のピッツァを食べたいという客の願望に答えられないというのはチト気になりましたね。この点はLOVEでなかったデス。

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'12/06/20 ('12/06 訪問)
【再訪9★】LOVEこそすべて
昼★★★★☆ 4.5(料理・味 4.5 | サービス 4.5 | 雰囲気 4.0 | CP 4.5 )
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久しぶりの仙台だけどどこに行きたいかと考えるとココは常に第一候補なのだ。
先日の土曜日も昼に予約しての訪問。珍しくも母を連れて3人での訪問となった。
注文はランチセット×2でマルゲリータDOCと塩味ピッツァ、単品でクアトロ・フォルマッジ
そして最期にはもちろんデザートピッツァね!

【マルゲリータ D.O.C…1,400円】★
【きのことイタリア産グリーンピースとハムの塩味のピッツァ…1,000円】★
【粒あんとマスカルポーネ1/2アイスのせ…1,000円】★

・これらは過去に食べているから詳細は割愛…とにかく相変わらず美味しい!

【ピッツァ クアトロ・フォルマッジ…1,600円】★
・これ初めて注文しました。
「4種のチーズが生地の上で複雑に混ざり合った濃厚クリーミーなピッツァ」との事
・これ美味いです!こういうチーズがたっぷり濃厚&コクのあるピッツァは大好き!
・もしランチセットでこれが選べるならマルゲリータDOCではなくてコレです。
・東京のどこかでもクアトロ系を食べたけどチーズがクドすぎと思ったがコレはホントいくらでも飽きることバクバク食べられます。

もうすぐ80歳の母親が「おいしい」と言いながら私達と同じ量のピッツァを食べたから驚きました。
おまけにデザートピッツァもペロリと食べましたからね。
この店では良い感じのおじいちゃん、おばあちゃんのご夫婦がカウンターで仲良くピッツァを食べている姿をよく見かけます。
ご老人てこういうこってりチーズ系とかピッツァとかあまり食べないような先入観があったのですがどうやら間違いのようです。
みんな美味しいピッツァは大好きなんですね。

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'11/10/17 ('11/10 訪問)
【再訪8★】LOVEこそすべて
昼★★★★☆ 4.5(料理・味 4.5 | サービス 4.5 | 雰囲気 4.0 | CP 4.5 )
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半年ぶりの訪問である。
それにしても予約がないと休日などはまず食べられない店になっているようです。
当然お店に行ってみると満席で大繁盛である。
しかも予約なしで来られる方も多いみたいで、遅い時間に順番に呼び出してもらうか、諦めて帰るしかないようです。

今回の注文はランチセット(1,000円)とデザートピッツァ(1,000円)です。

【ピッツァマルゲリータ】★
・今回は限定のD.O.Cが売り切れでした。
・店員の女の子がダッシュで運んでくるピッツァ!もちろん熱々なのだ。
・そして美味しいのだね〜
・もちもちの生地はやっぱり此処のが抜群に美味しいと思う。
・D.O.Cでないけどチーズも美味い!

【きのこ豆・モルタデッラハムの塩味ピッツァ】★
・この塩味のピッツァも笑っちゃうほど美味い!
・自分はマルゲリータと食べ比べるとこっちが好き。

【粒あんとマスカルポーネ?アイスのせ】
・どこにもないデザートピッツァは最高&至福&LOVEなのである。
世の中にデザートやスイーツなど数々あれど自分としてはこれが最高峰である。
・満腹で食べられないと思っていてもペロリと食べちゃうのだからね!Great!

最近結構頻繁にピッツァを食べている。東京のお店、仙台のお店、真のナポリピッツァ協会認定店も含まれている。その中ではピカイチのピッツァである。
そしてピッツァだけではない。店員のサービスなどは見ているだけど微笑ましくなるようなピカイチのサービスなのである。
これこそLOVE!
意味のない称号など関係ない。
LOVEこそすべてなのである。

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'11/04/05 ('11/04 訪問)
【再訪7★】震災後の笑顔のために!
昼★★★★☆ 4.5(料理・味 4.5 | サービス 4.5 | 雰囲気 4.0 | CP 4.5 )
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あの大震災から数週間が経過していますが我が家にはまだガスが復旧しておらず風呂に入れない日々が続いています。電気ポットでお湯を沸かしバケツにため、蛇口から出る水とお湯を洗面器で調合しながら髪と体を洗うだけです。
そしてやってくるたまの休日には美味しい物を食べたいですね。
デルソルさんも震災後のかなり早い段階でオープンし持ち帰りピッツァを販売してたようです。さすが薪窯のピッツァ屋さん!ですね。
お店に行ってみるといつもと変わらずの繁盛ぶりでした。

ランチセットは、
「特別!本日の限定ランチセット」としてなんと900円でした!
いつものランチセットより内容変わらないのに100円安いですね!素晴らしい!
サービス評価を加点しちゃおう。
【ターメリックコンソメスープ】◎
【サラダ】
【ピッツァ マルゲリータ D.O.C…+400円】★
【きのことルッコラとモルタデッラハムの塩味ピッツァ】★

そしてデザートピッツァも苺系と粒あん系と林檎系の三種類がちゃんとあって感激!
【粒あんのピッツァ アイスのせ…1000円】★

相変わらず美味しかったです。スープも絶妙な淡い感じの味付けが良かった。
特にいつもより余計にマルゲリータのチーズの美味しさが際立っていた。
マルゲリータも塩味ピッツァもいつもより塩味が効いているように感じた。震災後の食生活などの影響もあるのかな?でもこれはこれで美味しくいただけました。
ホントこの熱々もちもちのピッツァは食べると笑顔になります。
そしてさらに笑っちゃうのがデザートピッツァを食べている時ね!至福の味です。

この日は二人とも満腹で苦しかったです。日々の節制生活で胃袋も縮小しているのかな?
苦しいけど満足感のあるランチタイムでした。ごちそうさま。

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'10/12/05 ('10/11 訪問)
【再訪6★】粒あんとマスカルポーネチーズ★
★★★★☆ 4.5(料理・味 4.5 | サービス 4.0 | 雰囲気 4.0 | CP 4.5 )
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さて今日のランチはどうする~?
そうするとまず候補にあがるのが『デルソル』なんです。
デザートピッツァだけなら毎週にでも食べに行きたいのですけどね・・・
そうも行かないでしょうから、この日も予約しての訪問です。
もう予約しないとかなり厳しい感じですよ。この店。

注文はいつもの。ランチセット二つで一つがマルゲリータD.O.Cでもう一つが塩味ピッツァで。そして忘れちゃいけないデザートピッツァね。
この日は「粒あんとマスカルポーネチーズ」にしました。

ランチセットのサラダやスープもなかなかに美味しいです。
続いてメインのマルゲリータや塩味ピッツァも相変わらず最高に美味しいです。
【ピッツァ マルゲリータ D.O.C】★
【キノコと豆とモルタデッラハムの塩味ピッツァ】★
これらのレビューはもう前回の書き込みを見てくださいね。

さてこの日のお初はデザートピッツァ
【粒あんとマスカルポーネチーズ1/2サイズ アイスのせ…1,000円】★
・またしても感動のデザートピッツァ!
・なんて美味しいんだろう!
・口に入れるたびに妻と目を合わせてにやけてしまう
・粒あんとくるみが入っていてマスカルポーネが絶妙にコラボする。
・そしてもっちりした熱々のピザ生地と融合して至福の食感と見事な味わい
・さらに冷たいアイスクリームにトドメを打たれて自分は悶絶しまうのです。美味い!

和菓子系が嫌いな自分は粒あんのピッツァなんて拒否ですよ。これまではね。
この日は秋も深まったのでそういうのを試してもよいかなと思って注文したのだけど、まさかまさかの粒あんとピッツァの融合は想像を超越した美味しさでした!
ピッツァにアンコなんていったい誰が美味しいと思うの?誰が考えたの?
まぁ、あんパンを生み出したこの日本ですから、これもあって然るべきなんでしょうね!

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'10/09/18 ('10/08 訪問)
【再訪5★】トロピカルピザ!
★★★★☆ 4.5(料理・味 4.5 | サービス 4.0 | 雰囲気 4.0 | CP 4.5 )
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3月以来5ヶ月ぶりに行ってみた。
入口にはおもむろに「注意 店内は暑いです!」の貼り紙(笑)
でもそれほど暑くてたまらん!の状態ではなかったですよ。

今回もいつもの休日用ランチセットをマルゲリータD.O.Cと塩味で。
さらに今回のドルチェピッツァは夏らしくトロピカーナだって!

【PIZZA LUNCH SET…1,000円】土・日・祝日のピッツァランチセット
3種類のピッツァから選択し、他に「季節のサラダ」と「本日のスープ」がつきます。
最初にサラダとスープが供される。
見た目はいつもと同じサラダとスープだったけどなんだか味がワンランク上がった気がする。
サラダのドレッシングの美味しさやスープもとろみがついたような味わいがついて、
徐々に進化して来ているようだ。

【ピッツァ マルゲリータ D.O.C (+400円)】★
・うん!相変わらず美味しい生地にチーズに満足

【夏野菜とルッコラの塩味ピッツァ】★
・うん!やっぱり美味いわ!マルゲリータも美味いが自分はココの塩味が大好き!

【ピッツァトロピカーナ(マンゴー、バナナ、パイン)アイスのせ…1,000円】★
・わぉ!トロピカルだぁ!マンゴーもバナナもパインも最高だね!
・熱々の生地のモッチリ感と甘味とフルーツの爽やかな美味しさにアイスのコクが
 オーバードライブだぜぃ!

店員さんもみんなイイ感じです!動きも良いし、気配りと笑顔のある接客も素敵だよ!

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'10/03/31 ('10/03 訪問)
【再訪4★】林檎とハチミツ!
★★★★☆ 4.5 ( 料理・味 4.5 | サービス 3.5 | 雰囲気 4.0 | CP 4.5 )
===========================================
前回訪問から5ヶ月が経ちました。
妻に「今日はどこ行く?」と聞くと必ず「デルソル」と返ってきます。
いつの間にかお店の名前も変わっているようです。
LOVE&PIZZA PIZZERIA del SOLE』がお店の名刺に掲載してある名称です。
店内に入ると…あれ?何か雰囲気が前と違う。とても明るくて良い感じなのです。
それもそのはず可愛い女性店員がお出迎え!
テーブル上の小瓶には小さな生花が!
そしてペーパータオルだったのが熱々のおしぼりタオルが出てきました。これは嬉しいですね。
ピッツァを食べるときにペーパータオルではすぐに汚れてしまうからね!
【サービス&雰囲気 上方修正+0.5★】

【PIZZA LUNCH SET…1,000円】土・日・祝日のピッツァランチセット
3種類のピッツァから選択し、他に「季節のサラダ」と「本日のスープ」がつきます。
最初にサラダとスープが供されますがこれは相変わらず普通です。

【ピッツァ マルゲリータ D.O.C (+400円)】★
「イタリア・カンパーニャ州にあるポンテコルボ社製の水牛のモッツァレラチーズを使用します。完全無添加の伝統的な昔ながらの手作業で、週2回新鮮な状態で空輸されます。」by menu
・うん!やっぱり美味いわ〜チーズのダイレクトな甘味と旨味、そしてモッチリした生地です。

【きのこ、ひよこ豆、モルタデッラの塩味ピッツァ】★
・うん!やっぱり美味いわ〜ココのピッツァは塩味が美味いんだよね

追加で必ず注文するドルチェピッツァは数種類あって悩みましたが次を注文
【ハチミツとゴルゴンゾーラと林檎のドルチェピッツァ…1,000円】★
「店主が最近旨い!と思っている。ピスタチオがアクセント!」 by menu
・このドルチェピッツァはアイス載せにはならないようです。
 なんでも載せない方が美味しいからというのが理由らしいです。
・たっぷりのゴルゴンゾーラに小片の林檎、それとピスタチオも載っています
・別添のハチミツをたっぷりとかけて〜一口いただくと・・・
・うわ〜何たる美味さ!ゴルゴンゾーラの濃厚なコクと旨味に林檎のシャキシャキ感に
 ハチミツと林檎の甘さ、そしてピスタチオの塩味のアクセントがとんでもない美味しさに!
・久々に感激&感動を覚える食べ物を頂きました!

行く度に新たな発見と感激があるお店だと思います。
ドルチェピッツァにも感激しましたがサービス&雰囲気も格段に良くなりました。
春先だけの期間限定でなければいいな・・・

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'09/10/22 ('09/10 訪問)
【再訪3★↑】やっぱ最高でしょ!上方修正
★★★★☆ 4.5 ( 料理・味 4.5 | サービス 3.0 | 雰囲気 3.5 | CP 4.0 )
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先週山形で食した真のナポリピッツァが自分の味覚に合わなかったので
自分の舌と味覚を再確認するために再訪してみた。

お店に行くと「本日のPIZZAランチ」がありました!
限定7枚のD.O.Cも注文できた、ラッキー!
二人で注文したのは、
【土・日・祝のランチセット・・・1,000円】
 ・ピッツァマルゲリータ D.O.C +400円
 ・旬のサラダ
 ・季節のスープ付
【土・日・祝のランチセット・・・1,000円】
 ・大和町舞茸、ひよこ豆、パンチェッタの塩味ピッツァ
 ・旬のサラダ
 ・季節のスープ付
【りんごとマスカルポーネチーズのピッツァにアイスのせ・・・1,000円】
【エスプレッソ・・・380円】
【マキアート・・・380円】
 
このなかからピックアップして紹介すると

【ピッツァマルゲリータ D.O.C】◎
 やはりこれ美味いわぁ♪
 D.O.Cとトマトのそれぞれの味わいとバランスが良い。
 何より生地が美味しい。額縁のもっちり感や生地を噛み締めるほどに感じる旨みは
 群を抜いていると思う。

【大和町舞茸、ひよこ豆、パンチェッタの塩味ピッツァ】★
 実はこちらの店のお気に入りは塩味ピッツァである。
 前回も思ったのだがマルゲリータと塩味ピッツァを食べ比べると自分は塩味の圧勝であるし
 妻も同意見だ。
 今日のピッツァも舞茸、ひよこ豆、そして本当に小片のパンチェッタだが、それぞれの
 食材の旨みを感じることが出来て調和がとれているのが堪らない。

【りんごとマスカルポーネチーズのピッツァにアイスのせ・・・1,000円】★
 これがねぇ・・・美味いのなんのって♪
 画像を見て下さいって感じです(笑)
 熱々ピッツァにアイスが載っております。りんごはアップルパイ状態です。
 このアップルパイとピッツァが融合した美味しさがアイスで加速されてオーバードライブ!
 もう1枚注文しようかという衝動を抑えるのに苦労しました。
 妻の感激度もmax☆

尚、サラダ、スープは至って普通です。ランチセットですから・・・。
あと「エスプレッソ」などのドリンク系も特筆するものではございません。

しかし今回の訪問で「ピッツァ」と「デザートピッツァ」に関しては生涯最高であることを
確信しました。料理・味および総合評価を4.5★に上方修正します。

あっ!でも生涯最高なんて表現しましたが・・・
実は自分はピッツァ専門店では他にピッツェリアデナプレイスキアぐらいでしか
食していない味音痴でございますので(笑)・・・悪しからず。
もっと全国のピッツァ専門店を食べ歩いてみたいと思う今日この頃です。

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'09/05/20 ('09/05 訪問)
【再訪2◎】デザートピッツァにもはまる!!
★★★★ 4.0 ( 料理・味 4.0 | サービス 3.0 | 雰囲気 3.5 | CP 4.0 | 酒・ドリンク - )
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前回訪問ではその美味しさに驚いたピッツァ屋さんを再訪。
現在仙台地区で本格的な「ピッツァ」を食べたいとなるとピッツェリアデナプレと双璧をなすお店と個人的には感じている。順番からすると本当はナプレに行くべきでしょうが富谷まで来ちゃいました。(街中はハーフマラソンとか開催しているので回避したんですけど)

お店には予約無しで着席することができましたが予約席の表示も数卓あって、後からのお客さんは皆さん予約して来店しているようです。次回は私達も予約する必要がありそうです。

この日の注文は、ランチセットがまだあった!ので
 薪窯焼きPIZZAランチセット 和風ミネストローネスープ、サラダ付・・・1,000円×2
  PIZZAは3種類から選択できますが以下を選択
   ◎マルゲリータ D.O.C. +400円
   ◎新ジャガ、きのこ、挽肉の塩味ピッツァ
 デザートには
  ◎いちごのデザートピッツァ・・・850円
  ♪自家製ティラミス・・・300円
 この日はコーヒーは注文しませんでした(^^;)

ランチセットのサラダとミネストローネスープは普通には美味しいといったところ。
さて久々にご対面の「マルゲリータ」は小ぶりでミミの厚みが印象的だがこのミミが美味いんだよね・・・モチモチ感を楽しみながらペロリと食べられます。そしてD.O.Cは週2回空輸される新鮮な水牛のモッツァレラチーズを使用しているとの事で、とろとろのチーズの濃厚な味が際立つピッツァです。

「塩味ピッツァ」・・・やっぱ好きだわ~!塩味系。スパイシーな味わいがいいんです。
これで1,000円ですからね!休日ランチにこれはお得ですよ。

デザートに注文した「いちごのデザートピッツァ」ですが値段は高めですが頼んで正解。
1/2サイズの熱いピッツァに苺とクリームの一体感がお見事・・・美味いです。失敗したのは「アイスのせ」1,000円にしなかった事だ。ピッツァにアイスを乗せることの想像ができなかった為なんですけど・・・絶対美味しいハズだぁ・・・

この日は「つぶあんとマルカルピーネチーズのドルチェピッツァ」もあったのです。
くるみの香ばしさとほうじ茶の香り・・・新感覚!!黒みつをかけたアイスのせがオススメ!
だって・・・食べておけば良かったかぁ・・・残念(>_<)

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2009/1のレビュー(ポテンシャルの高いピッツァ店が富谷町に出現)★★★★
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このレビューは日記に移動しました
http://u.tabelog.com/00044340/diarydtl/26551/

  • 【ピッツァマルゲリータ D.O.C】★2016/2
  • 【きのことひよこ豆とルッコラのビアンコ】★2016/2
  • 【苺のピッツァ・アイスのせ】◎2016/2

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