ゴマピイさんのマイ★ベストレストラン 2013

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ゴマピイの美味いもん食べましょ!

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ゴマピイ (60代前半・男性・宮城県) 認証済

マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

コメント

2013年も相変わらず東京に住み着いています。
東京のレストランは色々なお店があって飽きることがないですね。
仙台ではほとんどがお気に入り店の再訪になっています。
恒例のこの投稿の間隔ももう何回目やら…
それを続けているのも支持票やコメントをくださる方々のお陰です。
2014年も東京に居ると思うので、予約困難店へのチャレンジがつづきますね。

ベストレストラン2013としたお店への一言コメントです。
『千松しま』マイフェイバリット!サザンと千松しま。
『あさば』また行きたいなぁ。素晴らしい旅館です。
『星野』半年先まで予約がとれません。もちろんそれだけの価値があるのです。
『赤坂詠月』ほっこり穏やかに日本料理が楽しめます。
『晴山』三田の日本料理店。ここも再訪頻度が高いお店のひとつ。
『SALONE2007』横浜のイタリアンに再訪を果たしました!
『RESTRANTE YAGI』代官山のイタリアン。ハイクオリティランチが楽しめます。
『デルソル』マイフェイバリットピッツァ!ランキングからは外せません。
『トゥレジュール』マイフェイバリットタルト!ランキングからは外せません。
『とら食堂』白河ラーメンの元祖でやはり美味しかった。

2014年も再訪店の変わらない美味しさと新しいレストランへの出会いを楽しみにしています。

マイ★ベストレストラン

1位

千松しま (本塩釜、東塩釜、西塩釜 / 日本料理)

8回

  • 夜の点数: 5.0

    • [ 料理・味 4.8
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 4.8
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 昼の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥10,000~¥14,999 ¥10,000~¥14,999

2023/05訪問 2023/09/16

【再訪13★】嗚呼!感動の千松しま

 5月に訪れるのは初めてだった。今回も千賀ノ浦を眺めながらの穏やかなランチである。

【鯨、山菜】◎ 
【ヤマカン】◎ 勝山と阿部勘がコラボした日本酒
【ホヤ、ハゼ、タラの芽の天ぷら】◎ ホヤの天ぷらは初めて食べた。美味し!
【汁物】★ メヌケ、粟餅、鶉卵が入る汁物の美味さは格別!
【お造り】★ 渡り蟹、ハゼ、アオリイカ
【ムシガレイ】◎ 
【シャコと新生姜】◎
【茗荷寒天とアスパラガス白和え】◎
【食事】★ 鰹と鰻が美味しくてご飯何杯もいける!
【浅利汁】◎
【冷し饅頭】◎

 ホヤの天ぷらは初めて食べたのだけど想像以上に美味しかったし、毎回思うのは椀物・汁物が美味しい。
 鰻と鰹刺し身で食べる食事があまりにも美味しくて、普段控えめにしているご飯を何度もお替りしてお腹いっぱい満足ランチとなりました。
 秋になったら里芋をいただきに再訪したいと思います。ごちそうさまでした。
 今年も秋の季節に伺いました。その日も天気がよく千賀ノ浦を眺めながらのお食事。里芋や土瓶蒸し、ひがしものにはぜが楽しみですね!

【ビールで乾杯!】
【はらこ、ハゼ煮浸し、鯨・しし唐・らっきょ】◎ さけといくらにはぜも鯨も美味すぎ!の一皿目。
【南瓜豆腐・辛子蓮根・ミョウガ】♪
【松茸土瓶蒸し】★ 秋は土瓶蒸しです!
【ひがしもの、アオリイカ、ハゼ】★ 此処で食べる鮪が一番
【阿部勘 金魚】♪
【秋刀魚飯蒸し】◎ さんまが美味しすぎ!
【鮑、銀杏、ササギ、みずの実、つるむらさき】◎ なにげに銀杏が美味しい
【阿部勘 亀の尾】◎ やっぱり亀の尾が好きな酒です
【渡蟹】◎ 待ってました渡蟹!
【里芋】★ ここで里芋とは予想外!でもぺろりと食べられる旨さ!
【梨と柿のすりながし】◎
【ハゼとアオリイカの天丼】◎ サクッと軽い口当たりの天ぷらは相変わらず美味しい!
【無花果と饅頭】◎

 この季節で特に妻が楽しみにしている里芋が序盤で提供されなかったので、今年は食べられないのかなと思っていたら食事前に着皿するサプライズ!自分は日本酒も飲んでいたしお腹も結構いっぱいだったから全部食べられるかなと思ったけど、食べ始めると美味しいんだよね〜里芋。しかもぺろりと食べられたから自分も驚きデス。
 大将や女将さんには一年ぶりの私達をおもてなしいただきまして毎回嬉しく思います。ごちそうさまでした。
 今年も昼食での訪問です。この季節の楽しみは妻がお気に入りの里芋なのだ。この日も天気良く千賀ノ浦を眺めながらの食事ができるのは嬉しい。
 内観は改装したそうでカウンターがなくなっていました。厨房からの動線もスムーズなようなので配膳も便利になったでしょうし、テーブル席から見ても広くなって明るく綺麗になりました。

【はぜ昆布締め鮨と煮浸し、鯨湯引き】★ ピリ辛のはぜ鮨に鯨畝須が旨い!
【里芋】★ この季節のお気に入り!
【浜千鳥】◎ 岩手県の浜千鳥という純米酒
【ニシ貝と渡り蟹】★ こりゃぁ酒飲むしかない!
【はぜの雑煮】◎ 仙台名物ハゼのお雑煮ですね。すっきりした汁が美味しい。
【ひがしもの、しめ鯖、アオリイカ、渡り蟹】★ 此処で食べる鮪が一番
【亀の尾】◎ 純米吟醸酒
【無花果、薩摩芋檸檬煮、菊酢漬け、ズッキーニなど】◎
【つと豆腐、柚子釜、玉こんにゃく、飯蒸しなど】★ この香りと味が秋なんです!
【大根とニシ貝】◎ 
【梨のすりながし】◎
【牡蠣とハゼの天丼】◎ しばらくぶりの天ぷらは美味しい。
【干し柿と饅頭】◎ もち粉と豆乳の生地に粒あん・昆布巻

 毎年いただいているハゼですが色々な食べ方があってとても美味しいですね〜今年は鮨をいただいたら驚きの美味しさでした。そして里芋の絶妙な美味しさには毎年感服しています。酔っ払いの蟹と貝も堪らない旨さであるし此処で食べる「ひがしもの」が最高だと思います。あとは秋を感じる朴葉焼きの香りも堪りません。
 あとは最後の干し柿!干し過ぎた柿は噛み切れないほどの硬さになっていますがそれを大将の技で見事な菓子になっています。自分は干し柿ならあまり手を伸ばさないのですがこれウイスキーとかハイボール飲みながらつまむのに最適だなぁと。
 今回も美味しくて満足できましたが最近11月の訪問ばかりになっている…まぁ里芋食べたいというのもあるがコロナも終息するなら違う季節にも来店してみたいと思います。ごちそうさまでした。
 昼食で一年ぶりに訪問。この日も天気がよくて千賀ノ浦もよく見えたし、今回初めて個室にご案内いただきゆっくりと過ごしながら美味しい食事を楽しむことができました。

【車海老、豆腐】◎
【ハゼの天ぷら、車海老頭、あけび】★ からりと揚がった今年のハゼは身がふっくら!
【独楽蔵・純米酒】♫
【里芋】★ みんな大好き!里芋!
【松茸土瓶蒸し】★ 岩手県産の松茸、すだちで味変を楽しみながら!
【百合根、無花果、薩摩芋檸檬煮、椎茸、寒天、菊酢漬け、ズッキーニ、インゲン】◎
【ハゼ、ひがしもの、真蛸、アオリイカ、鮑】★ 鮪に今年のハゼは美味いなぁ!
【つと豆腐、柚子釜、玉こんにゃく、秋刀魚飯蒸し】★ 秋はこれ!香りと味が満彩!
【墨廼江・600K】◎
【梨のすりながし】◎
【はらこ飯】◎ ご飯の美味さが格別でした
【鳴瀬川天然鰻のごはん】◎ 大将が鳴瀬川で釣り上げた天然鰻!
【冷し饅頭】◎ もち粉と豆乳と抹茶の生地に粒あん

 秋刀魚の飯蒸しは、ぬか漬けの秋刀魚に胡瓜の古漬けが素晴らしく美味しい!
 ハゼの天ぷらや刺身は毎年いただいているけど今年のハゼは身がふっくらとしていて特に美味しかった。それともっと驚いたのが大将自ら鳴瀬川で釣り上げてくるという鰻だ!鰻ご飯でいただきましたが癖がない美味しさは鳴瀬川の水面を思い出しながらいただきました。さらに山椒煮の鰻もお土産にいただきまして嬉しかったです。夕食で美味しくいただきました。ごちそうさまでした。
 今回も昼の訪問となった。この日も天気がよく遠くまで眺められる景色を楽しみながら、しかもお客は私達二人だけだったのでゆっくりと過ごすことができました。

【鮭・いくら・米麹】◎ いわゆる紅葉漬けで秋らしい彩りとともに美味いのです
【ワタリガニ】★ 柔らかで旨味ある身を食べていたら日本酒が飲みたくなった! 
【陸奥八仙・日本酒】♫
【百合根・無花果・ほうれん草と菊・ズッキーニとモロッコいんげん・おから・銀杏】◎ 自分としては銀杏があればなんぼでも飲める
【鯨】◎ 鯨の胸の部分のようだ。ヘルシーな脂でこれも酒が進む一品
【春雨蒸し】★ 葱・鮪・粟餅の汁物が美味すぎ!
【牡蠣】◎ 野菜や出汁醤油煮こごりで食べる旨みたっぷりの牡蠣!
【お造り】◎ ハゼ、鮪、ボタンエビ、赤貝、アオリイカ、真蛸
【亀の尾・日本酒】◎
【つと豆腐、里芋、ゆず、玉こんにゃく、秋刀魚飯蒸し】★ 秋の香りと味が満彩!
【ハゼと銀宝と牡蠣の天ぷら】★ からっと揚がって美味しい
【冷やしもの】◎ 柿なます、ラ・フランス、豆乳・サフランでさっぱり
【牡蠣ご飯】★ 牡蠣にせりとじゃがいもが入っている!
【葛切り】◎ つけめんのような葛切り、黒蜜でさっぱり食べられる

 今回のランチも美味しくいただけた。秋らしい彩りや食材にわらやほうばなどの香りが加わって特別感のある料理に大満足させてもらいました。特に妻は楽しみにしていた里芋が食べられて大満足だったようだ。
 牡蠣の天ぷらや牡蠣の土鍋ごはんが特別に美味しかったのだけど、訪れたのがちょうど牡蠣が一番美味しい頃と大将がおっしゃっていたので良い時期に行くことができて幸運でした。そもそも牡蠣ご飯や天ぷらって調べてみると自分達はこれまで食したことがないようで初物どころが人生で初だったし牡蠣フライなど目じゃないとも思った。
 それと鮪を使った汁物があまりに美味しくて自宅でも作れないかを大将に聞いたら、「ひがしもの」の残った部位を使っていてそこから美味しい出汁がでるようで、スーパーで買う鮪ではそうはならないらしい…それではまた美味しいものを食べさせてもらいに訪れよう。ごちそうさまでした。
 今年は久しぶりに義母をお連れし昼の訪問となった。昼に訪れる楽しみの一つは晴れていると千賀ノ浦や金華山まで見渡せる景色が楽しめることだが、この日も運良く眺めることができたのが嬉しい。

■壱万円の料理
【かぼちゃの豆腐、小豆、茗荷】◎
【アケビ、栗の赤飯】◎…アケビのほろ苦さが絶妙
【甘鯛・焼茄子・粟餅のお椀】★…いつもの絶妙なお椀に今回は甘鯛が素晴らしい!
【ワタリガニ】★…柔らかくしっとりした身が美味くて感激!
【ひがしもの・ハゼ・真烏賊・ボタンエビ・甘鯛・鯨】★…ハゼのお造りは最高!
【赤烏賊飯し、玉こんにゃく、ハゼ】◎
【里芋】★…妻がいつも楽しみにしているのが里芋
【辛子蓮根、冬瓜、ズッキーニ、さつま芋、枝豆、おひたし】◎…檸檬煮のさつま芋はなにげに自分大好き!
【太刀魚笹蒸寿司】★…義母が美味しいを連発していたのが印象的でした
【あさりの冷麺】◎…サフランソースが爽やかな旨味
【ハゼと銀宝の天丼】◎…さっくり揚がった天丼は毎回美味し
【いちじくと抹茶粒あん】◎

 お造りでは湯引きした鯨や昆布締めの甘鯛も美味しかったがなんといっても「ひがしもの」の旨味は抜群だったし、いつも以上にハゼが最高でぷっくり&コリコリした身が美味いこと!
 それと里芋!初めて訪れたときからいただいていて妻は毎度楽しみにしているのだが今年は自分も感動するほどの驚きがあった。その柔らかさととろりとしたスイーツ以上の甘みが素晴らしく、もし普通の里芋がこの時点でこの大きさで出てきたら自分は絶対に食べられないと思うのだがペロリと平らげてしまうのだった。
 いつも以上にどの料理にも一層のうま味を感じたのだが何だろう?もしかするとビールや酒を飲まないから酔っ払わずに一つ一つの料理を繊細に味わえたと言うこと?そうだとすると次回訪問は昼か夜か迷うところである。義母も大満足していたようであるし今回も良き訪問となりました。ごちそうさまでした。
 10ヶ月ぶりに7回目の再訪となった。そのうち9月が3回目であるし…どういうわけかこの季節に伺うことになるから不思議である。今回もテーブル席だったので大将とも直接話すことが出来ます!

■壱万円の料理と合わせたお酒
【YEBISUビールで乾杯!】
【南瓜と豆腐、茗荷・梅の寒天】♫
【ワタリガニとハゼ佃煮】◎ …大将自らが釣ってくるハゼ、小さくて可愛い
【アケビと銀杏】◎ …最近妙に銀杏が美味しくて口に合うんだよね
【甘鯛・冬瓜・粟餅のお椀】◎ …千松しまのお椀は毎回絶妙な美味しさです
【飛露喜 大吟醸|廣木酒造本店】◎ …大将からの嬉しい一献!透明感が素晴らしい
【マグロ、赤貝、ボタン海老、ハゼ・スミイカ】★ …マグロが美味いんだよね
【ズッキーニ、ラッキョウ、赤飯、さつま芋レモン煮、だだ茶豆など】◎
【鰆・イチジク・みずの実】♫
【鮑の笹蒸し】★ …香りといい鮑の旨味といい堪りません!
【墨廼江 600k|墨廼江酒造】◎ …吟醸香が良く綺麗でキレのある酒です
【玉子豆腐と焼き茄子】♫
【鰻・里芋・オクラ】◎ …千松しまの里芋食べたいと思っていたので最高!
【ハゼと銀宝の天丼】◎ …さっくり揚がった天ぷらで天丼でもペロリと食べられる
【浅利の味噌汁】♫
【わらび餅と焼栗】♫

 今回もゆっくりと楽しく過ごすことができました。大将自らが釣り上げてくるというハゼを佃煮、お造り、天丼でいただきました。ハゼの刺身はコリコリ感とブリブリ感が同居していてクセが無くて上品な味です。でもお造りはやっぱり鮪であってこちらでいただく鮪はいつも格別です!さつま芋のレモン煮も意外と美味しくて…でもだだ茶豆の味が濃くて美味すぎる豆に感激!鶴岡のだだ茶豆だそうでサスガに一味違うなぁと。あとは久々の鮑の笹蒸し!香りも味も言うことなし。
 最近はミシュランの影響からか外国人の方も多くなっていると聞きましたが、次回は春先〜初夏にでも伺うことができれば良いなと思っています。ごちそうさまでした。
 久しぶりにやって来ました。奥の座敷は使わないようにしたのかな?。カウンターの反対側に設置されたテーブル席でいただきました。此処は大将と直接話しができるので今までにない新鮮な感覚があります。

【南瓜と豆腐、茗荷・梅の寒天】♫
【ハゼ】◎
【秋鮭にイクラと米麹】★
【たまご豆腐・粟餅・アナゴの椀】◎
【ハゼ味噌和え】◎
【四季の松島 純米|阿部勘酒造】♫
【ひがしもの、真鯛、真イカ】◎
【秋刀魚ご飯】★
【里芋、イチジクなど】◎
【亀の尾 純米吟醸|阿部勘酒造】◎
【ハゼと銀宝の天ぷら】◎
【柿流し】◎
【胡麻豆腐】◎
【鮑ご飯】★
【菓子】♫
【抹茶】◎

 「鮑ご飯」は美味しかったなぁ!蓋を開けると磯の香りが立ち、食べても鮑とわかめとご飯のそれぞれの旨味が口福にさせてくれる。大根が入っていてシャキシャキ食感によってどんどん食べ進めることができてあっという間に完食。
 お造りは「ひがしもの」は見た目も美しいし食べても格別に美味しいと思う。「秋刀魚ご飯」もその香ばしい焼き加減で堪らなく美味しいのだった。油物では久しぶりに「ハゼと銀宝」の天ぷらが食べられて嬉しかった。
 そのハゼがなかなか手に入らないからと、大将自らが釣ったハゼだそうだ。また酒器は魯山人作だそうで自分には恐れ多いけどそんな器から注がれる亀の尾は格別だった。
 これまで奥の座敷でしか食事してなかった。雰囲気や過ごしやすさは座敷で食事するのが好きだけど、今日の席なら今までできなかった大将との会話ができるので、ハゼ釣りの話や魯山人の器の事など、料理にまつわる情報が得られたりしたから新鮮な感覚で食事を楽しむことが出来た。
 今回の再訪までに1年半以上経過したのだけど、次回はまだ訪れていない夏の季節に合わせて再訪したいと考えています。ごちそうさまでした。

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'15/03/13 ('15/02訪問)4.06
【再訪5★】嗚呼!感動の千松しま
昼★★★★★ 5.0(料理・味 4.5 | サービス 5.0 | 雰囲気 5.0 | CP 4.6 )
夜★★★★★ 5.0(料理・味 4.2 | サービス 5.0 | 雰囲気 5.0 | CP 4.5 )
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 2014年は伺いたいと思っていながら機会に恵まれなかったので、2015年は早速2月に伺わせていただきました。この季節にはどのような料理がいただけるか楽しみです。
 伺ってみて久しぶりに店主と女将さんの顔を見ると戻ってくる場所があって嬉しいなぁ…なんて思います。この晩は15,000円の内容でお願いし、お座敷でゆっくりといただくことができました。

【YEBISUビール】で乾杯!
【鮑・蛸・海苔巻き】♫

・鮑も蛸も味付けがイイですね。最近銀座の寿司屋で食べた鮑や蛸のしっかりとした味付けも美味しいけど、それにくらべると滋味深い味付けに感じられこれはこれで好きです
・海苔巻きは魚のカナガシラで梅がアクセントになっています
【蛤の玉締め】♫
・蛤の玉締めにウルイである。汁の美味しさと玉締めの優しい味わいが素敵です
【お造り】◎
・マグロ、ヒラメ、アンコウ、毛蟹、ヤリイカなどの海の幸を楽しむ
・特にあん肝が美味いなぁ!海の香がたまらん!
【八寸】♫
・クワイ煎餅とアボカド、鯨とししとう、山ごぼう、焼きリンゴとなますはサフランと豆乳仕立て、ほうれん草胡麻和えにかぼちゃ煮、辛し蓮根などなどを堪能
【浦霞しぼりたて】◎
・このお酒美味かった!瑞々しさと華やかな甘みが印象的デス
【メヌケの春雨蒸し】♫
・メヌケは脂がのった旨味が美味しいね。汁はポン酢で味変化も楽しめましたが、自分は素のままでも充分美味しくいただけます
【揚物】◎
・ひりゅうず、豆腐の白和え、柚子釜は蜜で炊いてあるので食べられるそうだ
・フキノトウで作ったというお塩がイイんだよね!苦味がたまらない感じ!
・自分は柚子釜まで美味しくいただきました
【阿部勘 純米吟醸(亀の尾)】
・美味しいけど、うーん、さっきのしぼりたてが美味しかったからパットしない印象に
【胡麻豆腐】♫
【鮑と牡蠣の雑炊】◎

・この雑炊はそれは美味いわね!贅沢すぎる雑炊だわね。
【菓子と抹茶】♫

 今回もゆっくりと美味しい料理とお酒で満足することができました。ただ季節的なものなのかな…夏とか秋に訪れた時に比べると見劣りするような気がした。今年はもう一回ぐらい訪れることができたらいいなぁと考えています。またウニが食べたいなぁ!

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'13/10/07 ('13/09 訪問)4.36
【再訪4★】嗚呼!感動の千松しま
昼★★★★★ 5.0(料理・味 4.5 | サービス 5.0 | 雰囲気 5.0 | CP 4.6 )
夜★★★★★ 5.0(料理・味 4.2 | サービス 5.0 | 雰囲気 5.0 | CP 4.3 )
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一年ぶりに再訪しました。
今回は昼に伺って壱万円のお料理です。
仙台は曇り空だったのだけどお店から望む千賀ノ浦はくっきりと金華山まで見ることができたのは幸運でした。

【牡蠣の燻製オイル漬け、甘鯛の寿司、胡瓜と鰆に尾花】★
・絶品の牡蠣の燻製オイル漬けは感動的に美味し!日本酒欲しい〜
・甘鯛の寿司も美味い〜としか言えね
・胡瓜の中に鰆、そしてきめ細かくフワっとした尾花だ。これが絶妙なコラボに感嘆

【二子芋とあけび】★
・以前も感動したけど岩手の二子芋(里芋)が美味しいんだよなぁ!
・味噌ダレがかかったあけびの苦味が懐かしくも美味しい。

【松茸の土瓶蒸し】★
・先日まで暑かったけど秋なのです!松茸です!。
・さっぱりしたお汁だけど味わうほどに滋味深い。

【ヒガシもの、ボタンエビ、ホシガレイ、牡蠣、渡り蟹】★ 
ヒガシものも今年は特に美味しいと感じた。
牡蠣はあの畠山さんのが手に入ったそうだ。自分もNHKの「プロフェッショナル仕事の流儀」で放送された畠山重篤さんをよく覚えている。あの大震災後も「海を信じて」牡蠣の養殖を再開させたのだ。その牡蠣は豊かな鉄分を感じ濃厚で凝縮された旨味となって味わうことができた。

【カボチャ卵流し、油揚げとひじきとゼンマイ、蓮根、菊、枝豆、茄子、ミズの実】♫
・カボチャに卵を流して蒸してあり、小豆とともに美味しく食べられる
・枝豆の濃い味!に悶絶。

【ヤナギガレイとイカ飯】◎ アカイカのイカ飯の美味さに思わず唸る!

【渡り蟹の甲羅揚げ】♫ 定番の揚物だね!

【葛きりと花無花果の煮込み】★
・葛きりは蓮芋に梨の摺り下ろし、無花果の煮込みとともに実に爽やかな一品。

【お食事】★
大根秋刀魚の炊合せに栗ご飯!!秋やなぁ!
・この秋刀魚がまぁ立派な事!そして栗ご飯で幸せな食事をいただきました。
・お新香も味噌汁も美味しいなぁ

【香煎(はったい粉)と百合根、抹茶】◎

【牡蠣のオイル漬け】★
・お持ち帰りでお願いしました。大びんで3,300円だったかな?
・女将に作るときの大変さを伺いました。早起きして何回も重ねて味を染み込ませていくようです。だから一口食べて虜になってしまう美味しさなのですね!
・お取り寄せは現在はしていないようで、持ち帰れるのは大変ラッキーだったようだ。

今回のサプライズは女将がサザンオールスターズの大ファンだったことだ。
ライブ前日からサザンのシャツを着て来店する人がいて気が気でなかったとの事。
私たちも昨晩のライブに行った事を告げるととても羨ましがられてしまいました。
結局、前日から翌日までライブと千松しまをセットにして他県から訪れるお客さんがほとんどだったようで女将も「行きたかった〜」と残念がっていました。
まぁ地元の自分がこの特等席を独占して申し訳ない気持ちもあったけど、自分も似たようなもので一応東京から来ているからね…
自分はサザンのライブのチケットをゲットしたと同時に千松しまの予約をしたのだけど、夜はすでに埋まっていたのでランチにしたという事だからね。

どういうわけかいつも秋口の訪問になってしまうので、次回こそは季節を変えて伺ってみたいと切に思うのでした。

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'12/10/20 ('12/10 訪問)4.46
【再訪3★】嗚呼!感動の千松しま
昼★★★★★ 5.0(料理・味 4.5 | サービス 5.0 | 雰囲気 5.0 | CP 4.5 )
夜★★★★★ 5.0(料理・味 4.2 | サービス 5.0 | 雰囲気 5.0 | CP 4.3 )
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前回訪問は震災前だったのでその後のお店の様子も気になっていましたが、やっと先日、母親を連れて三人で再訪しました。
夜の部は初の訪問になります。
あの震災からは1年半、前回訪問からは1年10ヶ月ほどの時間が経過しています。
自分たちは利府街道で塩竈の北側からアクセスするので、日も落ちて周囲もよく見えないこともあるし、お店に伺ってみても以前と何も変わりがないように見えます。
ただ女将さんに話を聴くとつい四〜五日前まで工事をしていたとか…
そしてまだまだ目につかない部分は充分な状態ではないそうです。震災の影響はまだまだ残っているのですね。
以降はこの日のお料理壱万円の内容です。

【エビスビール】
・母も妻も飲まないので自分だけで乾杯!

【酢漬け茗荷・冬瓜・南瓜】◎
・かぼちゃには卵豆腐が入り、手が込んだ一品。

【鮑・秋刀魚】◎
・鮑は柔らかく肝も美味いが、その香ばしさや皮がパリパリの秋刀魚は激うま!

【胡麻豆腐・鯛・梅干・菊の花の椀物】★
・絶妙な薄味が絶妙で母も絶賛していました。

【九頭龍】♫
・福井県の有名ドコロの純米吟醸酒。自分は好きなので最初に注文。

【ハゼ、イカ、ひがしもの、ミンククジラ、秋刀魚、渡り蟹のお造り】◎
・やはり千松しまのメインイベントはこのお造りでしょう。
・鮪は「ひがしもの」がこの日も食べられて嬉しかったですね。
・鯨も久々に食べられて満足。

【あけび、無花果、椎茸、糸南京など】♫
・あけびって久しぶりに食べた。

【牡蠣オイル漬け】★
・広島の牡蠣を燻製にしてオイル漬けにしてあるそうだ。
・これがまぁ実に絶品で激うまでお土産に買おうかと最後まで悩んだ。
・でもこれで深酒しそうだし、東京まで持ち帰るのにも躊躇したので購入はしなかった。

【金澤屋と益荒男】
・手前のお猪口がお試しの益荒男(石川県)。TV番組で紹介されたそうだ。
・確かに独特で重厚で複雑な飲み味で好き嫌い分かれそう。
・金澤屋は福島県のお酒。自分は結局は九頭龍が好みだね。

【ハゼと渡り蟹の甲羅揚げ】◎
・いつもながら美味しい揚物。サクッとパリっと揚がって美味しいね。骨が特に好き。

【天神ばやし】
・ついつい注文してしまった新潟の特別純米酒。もう酔って味はよくわかりません。

【冷物】♫
・茄子の檸檬焚きに茗荷・黄身の寒天に米麹の汁。
・サッパリして美味しく食べられます。

【漬物】◎
【お食事】◎

・いつも漬物の美味しさには感嘆します。これだけでご飯食べられます。
・ご飯、味噌汁、煮物に漬物でついつい食べ過ぎてしまいます。

【葛切り】◎
【抹茶】◎

・特に黒蜜が上品なお味でとっても美味しくいただけます。
・すっかり酔いましたがこれならチュルチュルといくらでも食べられそうです。
・美味しい抹茶で〆。

母も大変満足したようですし、自分は今回、夜の部の初訪問でしたがついつい飲み過ぎてしまうほどで、やはりお酒を飲みながらの『千松しま』さんの料理を食べられることは幸せだと思います。不慣れな運転手となった妻にとっては、塩竈から仙台まで夜に運転する事になって大変だったようですが…
ただ前回や前々回の料理と比べるとすこし物足りなかったかな。
それは味とかボリュームではなくて、料理が運ばれてきた時から「うわぁ!」と驚くようなサプライズ感が不足しているような気がしたということ。
震災の影響等でまだまだいろいろなご苦労があるとは思いますが頑張って欲しいです。
またそのうちお伺いしたいと思います。ごちそうさまでした。

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'10/12/12 ('10/12 訪問)
【再訪2★】嗚呼!感動の千松しま
昼★★★★★ 5.0(料理・味 4.5 | サービス 5.0 | 雰囲気 5.0 | CP 4.5 )
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自分にとって唯一の5.0★の『千松しま』にやっと再訪を果たして来ました。
初回訪問となる前回が昨年の9月のことですから1年3ケ月ぶりになります。
季節は晩夏から晩秋となりこの時候にはいったどのような食材でどんな素晴らしい料理が食べられるのかが大変楽しみでもありました。
折角のこのような機会なので義母をお誘いし三人でやって来ました。
相変わらず優しそうな店主に素敵な女将の出迎えを受けます。
この日も天気が良く千賀の浦やその先には金華山まで見える佳き日でありました。

今回も前回と同じく1万円のコースを予約しており、約二時間半の至福のコースの始まりです。

【牡蠣のスモーク】♬
・香り高くスモークされています。濃いめの味が印象的。

【鯨と蓮根】♬
・シャキッとした蓮根とともに久々に鯨肉の旨味を堪能。

【赤西貝と大根】♬
・登場した瞬間からいい匂い…笹と醤油の焼ける匂いにウットリ!
赤西貝のコリコリとした食感を楽しむ。中には大根があった。
・貝の肝の風味(少し苦い)を感じる大根煮となっている。日本酒が恋しい。

【切干大根、もってのほか(食用菊)ととんぶり、ぜんまい、冬至南瓜、獅子唐と天然鰻、胡麻とほうれん草、黄身酢寒天、茗荷寒天】◎
・「ほうれん草」にのった「胡麻」の新鮮・鮮烈な風味が印象的だった。その時に炒って摺るからなのだろう。
・「天然鰻」のしまった身と香ばしい味わいに感激。

【椀物:聖護院蕪の吹雪仕立】◎
聖護院蕪を摩り下ろして薄い餡にしている吹雪仕立ての椀。
・胡麻豆腐、粟餅と柚子、梅が入っている。
・梅は酸っぱいわけでもなくて絶妙な酸味を呈しており大変美味しくいただきました。

【お造り】★
・「ハゼ」腹と背は炙って肝味噌を載せてある。美味しい!特に肝味噌の味が鮮烈。
・「ひがしもの」の生鮪。脂ののったトロに香り高い赤身!さすが塩竈ブランドです。
・「毛蟹」日本酒とともに食べたかった。
・「塩辛」妻が気に入ったようだ。「あとでご飯と食べる」と少し残しているらしい。
・「巻物」は金頭・胡麻・生姜に白板昆布を巻いてある。この皿の中で自分はコレが一番美味しく印象に残りました。

【里芋・柚子釜・つと豆腐・玉こんにゃくとタニシ・わらごはん】★ 
・登場するとみんなビックリ!朴葉に載った料理の数々は秋を感じることができ、その見た目だけでも存分に楽しまさせてもらえます。
・「わらごはん」これもとにかく美味しいねぇ。熱々のうちに食べる至福のごはん。
・「蔵王の里芋」との事。自分は里芋自体好みでないのだけど、ココで食べる里芋だけは本当に美味しい!前回も美味しくて感激したのだけど今回もこれだけの大きさの里芋をペロリと食べちゃうのだから…自分自身にビックリである!
・「つと豆腐」もちわらで包んで蒸すのだそうで滋味深く美味しい豆腐である。
・「玉こんにゃくとタニシ」久しぶりに玉こんにゃくを美味しくいただく。
・「柚子釜」はすべて食べられるように炊いたり蒸かしたりしているらしい。中には、栗・銀杏・胡桃が入り柚蜜の味が美味。柚子釜を食べると甘くもあり苦味もあり柑橘の味もありでいろいろな味わいを楽しめます。口の中もサッパリしました。

【蟹甲羅揚げ】♬
・美味しい身が詰まった甲羅揚。ビールが飲みたくなる。ご飯でも良い(笑)

【ラ・フランスの生酢】♬
・ラ・フランスをコンポート風に白ワインで炊いているとの事
・サフラン・豆乳・梅酒で煮切ったスープ
・サッパリと爽やかなお味でした。

【天丼と布海苔味噌汁、漬け物】★
ハゼ銀宝の天ぷらです。
・天ぷらはサクサクで軽い食感が素晴らしかった!
・ハゼのホワァっとした身に銀宝の弾力のある身と、どちらもその旨味を存分に堪能させてもらいました。
・たれに甘味を入れていない天丼なのでサッパリといただけます。
・こちらのご飯自体が十分に甘味もあり美味しく、天ぷらの食感とタレとで三位一体となる調和が最高。
布海苔の味噌汁も濃い味だけど美味しい。この会席終盤において絶妙な量であり、だからこそこの濃さで良いと思う。
・義母には天丼はどうかなぁと心配したけど見ていたらペロリと食べていました。
・天丼は元来大好きな食べ物なのでこれまでたくさん食してきましたが、これはずうっと印象と記憶に残る天丼になるでしょう。

【菓子】♬
【抹茶】♬

・「あんぼがき」をきな粉・もち粉などで延して巻いてある。
・もちもちして甘さひかえめで美味しいし抹茶にあうね。

やはり『千松しま』の料理は見た目でも存分に楽しむことができるし二時間半を超える長丁場だったけど、絶妙のタイミングで料理が供されるし女将との会話も楽しいので、この時間はあっと言う間にもうこんなに時間が経ったのか!という印象でした。
義母もすべての料理を美味しく食べられたようで大満足してもらえたようです。
妻にいたっては残しておいた塩辛で一杯余分にご飯をもらって食べたからね!ビックリです。
自分はというと同じ一万円の内容ですが前回のほうが満足度・感激度が高かったような気がします。季節的な事や前日が天候大荒れの日だったこともあり食材にも影響がでるのかもしれませんね。なんといっても二回目という事もあるのでしょう。(料理・味4.5★)

雰囲気はこの日は私たち一組だけでした。
誰にも気兼ねすることなく、遠く金華山や千賀の浦などの景色も堪能することができるこの雰囲気は最高レベルとして良いでしょう。(雰囲気5.0★)

そして女将さんの接客や対応は素晴らしいと思います。
義母とは料理やお店の事とはまったく関係のない事まで真摯に向きあって会話をされていた事がなかなかに素晴らしいと感じました。また会話が楽しいのですね。何度も盛り上がって自然と笑ってしまいました。(サービス5.0★)

最近は食べログの全国ランキングトップからは陥落してしまいましたが、自分としては未だこれ以上のお店を知りません。
機会あれば東京や京都の和食のお店に伺ってみたいものですが少なくてもそれは来年以降ですね。
なので総合評価5.0★継続です。
次回はどの季節に再訪しようか!大変楽しみであります。

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'09/09/10 ('09/09 訪問)
嗚呼!感動の千松しま
昼★★★★★ 5.0(料理・味 5.0 | サービス 5.0 | 雰囲気 4.5 | CP 4.5 )

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食べログの全国ランキングの頂点である千松しま
その店は自分の住んでいる仙台市のお隣の塩釜市にあるのだがなかなか訪問することができなかった。
やっと先日念願叶って行って参りました。噂に違わぬ素晴らしき名店でした。
以降、賛辞の嵐です。乱筆乱文をお許しください。

日曜日のお昼に伺いました。
お店に入ると女将さんがお出迎え。大将も顔を出して下さいました。
案内されたのは奥の座敷の間。この日は晴れで「千賀の浦(塩釜港)」を望む風景が眺められました。
風景やロケーションなどは満点とは行きませんが、座敷はとても落ち着ける空間で充分上質で満足できる雰囲気を有しています(雰囲気4.5★)

お料理は予約時に一万円のコースをお願いしてあります。

まずは飲み物ですが車で行ったので自分は飲めません。
メニューにノンアルコールの【キリンフリー・・・500円】があったので注文してみました。
妻には「麦茶」がサービスされました。
ところが「キリンフリー」はあまり冷えてなかったとのことでサービスしていただきました。
でもこれ「ビール」とはだいぶ違い料理の味わいにまで影響しそうな癖のある味ですね。

【尾花和え・・・ハゼにミョウガ寒天など】♪
 白くきめ細かな「尾花」が印象的な一品。ふんわりとほのかな出汁の味わいが上品で美味しい。

【鮑の笹蒸し】◎
 突如登場した笹の緑が鮮やかな石焼きのアワビ!
 食べるととっても柔らかいのです。妻はその美味さに絶句していましたが自分はいまひとつ味わいが不明瞭・・・「キリンFree」の影響か・・・

【里芋田舎煮とアケビ】★
 驚いたのが里芋の美味しさだ!熱々ホクホクの里芋の旨みと味噌のバランスが最高なんです。里芋で感動できるんですね!驚きました。
 女将の話では「最高の状態で召し上がっていただくために時間を測って炊き始めている」とのこと。
 この日私達は予約の時間より少し早めに訪問しましたが、最初の料理が供されるまで少し時間がかかったのですがこういうことだったんですね。納得です。

【椀物・・・梅干・メヌケ・粟餅・菊の花】◎
 黄色い菊の花が印象的な素朴で上品なお吸い物。梅干やメヌケの味も見事でした。

【お造り・・・マグロ、カレイ、サンマ糠漬け、渡り蟹、ウニ】★
 自分は刺身好きなのですがもうしばらくスーパーの刺身が食べられないかも・・・(笑)
 マグロはとろけるし、サンマ糠漬けだって美味い。渡り蟹なんて特製醤油でいただくのですが美味いたらありゃしない!ブリブリの身をしゃぶる幸せってやつです(笑)
 ところが!驚きは「ウニ」なんです!箸で摘むと柔らかくて白濁した液が飛び出ます。それを口の中に入れると・・・淡雪を食べるがごとく一瞬で消え去った後には甘みだけが残る・・・暫く絶句しました。
 この驚きを女将に伝えると今シーズンの「ウニ」は今日が最後なんですって!来シーズンは5月かららしいです。よかったぁ(笑)

【八寸・・・秋刀魚笹蒸寿司、みんく鯨、ホウレンソウ、ナス、など】★
 この皿は軽く炙った「みんく鯨」も美味しいし、茄子の漬物も美味いのだが、「サンマ笹蒸寿司」が驚愕の一品だ!
 丁寧に包まれた笹を解くと・・・ツヤツヤご飯の熱々で甘みを感じる湯気にサンマ焼きの香ばしさが一体となって立ち昇る!これがまた食べて幸せ・・・香りが口の中でそのまま再現されます。もっと食べたい!と思う絶品料理。

【滝川豆腐】◎
 豆腐をトコロ天突きで突き出したとの事でよく見ると蕎麦のように棒状に重なっている。
 出汁の香るタレでいただくと濃厚な豆腐の味わいが口の中を席捲する。夏らしく清々しい一品。

【揚げ物・・・蟹の甲羅揚げとハゼの天婦羅】★
 甲羅揚げも美味かったなぁ・・・蟹のほぐし身に椎茸・玉ねぎなどの詰め物がぎっしり!
 ハゼの天婦羅だって美味い。尻尾も骨もそれぞれを美味しくいただく。

【だだちゃ豆の冷汁】★
 ご飯の前の口直しの一品。鮮やかな色のだだちゃ豆製冷汁に米麹と梅肉がチョコンと載っている。
 汁を飲みますとざらりとした食感に豆そのものの味と絶妙な塩加減でさっぱりします。

【ご飯、冬瓜・マグロの煮物、漬物】★
 冬瓜とマグロの煮物も美味いのであるが、ご飯がツヤツヤでふっくらと見た目も美しく、食べるとありえない甘さと美味さに驚く!
 「米は何ですか?」と女将に聞いたら「ササニシキ」との事・・・なるほどココは宮城です、「コシヒカリ」もいいがヤッパリ「ササニシキ」の美味さを再認識した次第。しかしこれが電子ジャーで炊かれていることにもビックリである。

【菓子・・・香煎(はったい粉)と抹茶】◎
 女将曰く地元の年配の方は「こうせん」と言うと判るらしいが自分はまったく知らない・・・「羊羹」にしか見えない。京都では「はったい粉」と言うらしいが、静岡あたりを境目に「香煎(こうせん)」と言うらしく、麦を炒って挽いたものらしい。
 食すと予想外に香ばしくて甘すぎないので美味しいではないですか!ちょっと拒否反応(羊羹が好きでない)があった自分も完食しました!

すべて食べ終えて思うことは最高に至福な2時間半でした。生涯最高の大満足と言ってよいでしょう。

料理・味としては、仙台の萬み高橋が味と技術なら勝っているかもしれない・・・でも甲乙つけ難しである。しかし料理は盛り付けの美しさや厳選素材などで感動できる点も重要であり充分最高評価に値する(料理・味5★)

サービスも最高である。女将の付かず離れずの接客は素晴らしいですが、話し始めると饒舌で楽しい会話となります。そしてお客様がいかに楽しまれるか満足されるかに細心の注意を払っていることが伝わってきます。
大将とはお会計の時に話させていただきましたが人柄の良さが伝わってくるお方でした。
帰りに車がバックするのを誘導してくれた女将は道路で車が見えなくなるまで見送って下さいました。
本当に感動し満足し心が暖まる一日となりました。(サービス5★)

もちろん全国にはこれを凌駕するお店があるだろうことは否定しませんし東京や京都の名店を訪問して食べ比べたわけではありません。しかし私が敬愛するレビュアーの皆様がこぞって高評価されている点などを鑑みても自分としてはここで「和食」の最高評価とします。(総合評価5★)

もっと早くから訪問すべきお店でした。季節が変わるたびに訪問したくなるお店です。
車で30分も走ればこちらの店があることに感謝!ここに導いてくれた先行レビュアーの皆様に感謝!食べログに感謝!であります。

それで・・・
実はあの民主党が大勝した衆議院選挙の前日に期日前投票をした直後の事です。
 自分「そういえば定額給付金ってどうしたっけ?」
 妻 「もうもらっているよ2万4千円」
ということで速攻で予約しての訪問となったのです・・・お会計23,100円
ありがとう!麻生さん(笑)

  • 【つと豆腐、柚子釜、玉こんにゃく、飯蒸しなど】★2021/11
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2位

あさば (修善寺、大仁、牧之郷 / 料理旅館、郷土料理、日本料理)

1回

  • 夜の点数: 4.8

    • [ 料理・味 4.6
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 4.9
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 昼の点数: 4.8

    • [ 料理・味 4.6
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 4.9
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - -

2013/05訪問 2013/06/02

解き放たれる心と体

リラックスなどという安っぽい言葉は必要がない。
自分のすべてを解放してくれるような心地よさが此処には存在した。
それは料理・サービス・雰囲気が最高レベルと感じられたからこそ、そして伝統と格式という安心感からもたらされるものなのだろう。
創業1675年という老舗旅館に身を委ねれば解き放たれる心と体。
その旅館は景色も料理も華美なるものは一切なく引き算の美学がそこにはあったのだ。

部屋に案内された時に大きな窓から見えたのは絵画を見ているような圧倒的な緑の景色
聞こえる音は心地よく、せせらぎの真ん中に身を置いているかのようであった。
見えるものは木々の緑などの植物の緑、川や池を形成する石に石灯籠。流れる水が注ぎ込まれる池の水面。聞こえる音はやや力強い水のせせらぎと鳥の鳴き声、都会で聞くカラスのような雑音に近いものではなく、昔の田舎で山に行った時に聞くような野鳥の生き生きとして瑞々しさをも感じさせるようなさえずりだ。
それだけなのだ。それしか存在しない。だからこそ癒される。
都会の喧騒を離れ、そんな空間と時間に身を置くことによって、日頃のいろいろな呪縛や制約に知らず知らずに侵食されていた心が徐々に解放されて活力を取り戻させてくれるような力を持っているように感じた。
何年ぶりかで露天風呂にも入った。源泉掛け流しの湯に浸り、木々の緑と空気を感じながらの温泉で極上のひと時を過ごすと、疲れた体も一気に解放されるような心地よさであった。また湯上がりに飲む修善寺の水も実に美味かった。
風呂から戻るとさっそく夕食である。部屋で寛ぎながら食べられる幸せの始まりだ。

★夕食★
最初に旅館から供されたお猪口で乾杯!【萬耀】♫という伊豆修善寺のお酒だった。
その後は注文した、【プレミアムモルツ】【シャーリーテンプル】◎で本格的に乾杯!
・妻がノンアルコールの飲み物をおまかせでお願いして供されたのがこのドリンク。
・妻はこのカクテルが相当気に入ったようで珍しくおかわりしましたからね。
・自分も少し飲んでみたら微炭酸と意外にもスパイシーな味だったのが印象的でした。

【ひいらぎ、こしあぶら素揚】◎
・ひいらぎはビールとよく合いとても美味しい小魚ですね。
・こしあぶらはサクサクの食感が意外で美味しい。

【アスパラすり流し】◎
・熱々のアスパラのすり流し。
・中にはウニが入っていてこれがまた美味いのなんのって!

【薫風盛肴】◎
・毛蟹、合鴨、サーモン黄身巻き、巻海老とこのわた、厚焼き、胡麻和えのほうれん草、石鯛利休干し、百合根の前菜ですべてが美味しかったが、特に毛蟹の美味しさは断トツだね、他には石鯛やサーモンも美味しかったな。

【鯵たたき吸い鍋】★
・銀製の鍋で支度がされた。コンロも立派に見える。
・仲居さんが全部こしらえてくれます。
・鯵のつみれとネギと汁だけだがその三位一体の美味しさが上品で美味しいという言葉しか出なかった。

【はた・あおりいかの造り】★
・修善寺というと山の中の印象だけど沼津が近いからかよい魚が食べられるのだろう。
 コリコリ感が半端なく甘さも秀逸な上に本山葵でさらに甘みと旨味が引き出されるのだ
・妻いわく特に本山葵が美味しいそうだ。そして刺身も美味いと…
・妻が言うとは思わなかったが当然それにプラスして日本酒にもバッチリなわけ!

【田酒<特別純米>】◎
・青森の大好きなお酒があったので注文。
・お造りとともに美味しくいただきました。

【太刀魚炭火焼】♫
・香ばしくて美味しいのだけど、3月に食べた『星野』の「太刀魚の山椒醤油焼き」の印象がまだ強すぎるからなぁ…

【玉ねぎの含め煮】♫
・これ出汁がほのかに効いて美味しいね〜口直しにもなりました。

【喜久酔<特別純米>】♫
・静岡の有名なお酒だね。自分は田酒のほうがすっきり飲みやすく美味しいと思った。

【手長えび唐揚】◎
・揚げてからスープに入れるというあさば仕立てだそうだ。
・エビのぷっくりした身が香ばしく気持ちスパイシーなスープが好きです。

【おくら、鮑床酢物】◎
・鮑が柔らかくて美味しい酢の物。余計に酒が捗りますね。

【穴子黒米ずし】★
・想像以上の柔らかい穴子に「うぉっ!美味い」と自然に声がでました。
・黒米は夕方に散策したお土産屋でも見かけたけど修善寺の名物みたいですね。
・柔らかくて上品な穴子に黒米だからこそ食べて笑顔になれるのでしょう。

【亀<大吟醸>】♫
・静岡・阿部町のお酒のようだ。さすがに大吟醸は飲みやすかったがもう酔いすぎ…

【加茂茄子、丹羽豚、焼きとまと炊合せ】◎
・焼きとまとが異色に感じる炊合せだけど、だからこそ美味いんだなぁ。
・それぞれの食材がしみじみと美味しいし三位一体感のある炊合せにもなっていますね。

【竹の子ごはん】◎
・食事は竹の子ごはんです。固めに炊かれたご飯は美味しい。
・赤だしは胡麻が使われていますね。ごはんの邪魔にならない配慮だそうです。
・不思議なことに酔っ払っているはずなのにいくらでも食べられるのです!

【メロン】◎
【葛きり】◎

・メロンは自分のデザート。浜松のクラウンメロンと言っていた。甘くて美味しい。
・葛きりは妻のデザート。ごはんの前にもうお腹いっぱいと言っていたのに、竹の子ごはんをたくさん食べて葛きりもペロリと食べていたからね。美味しかったそうです。

【アイス】◎
・生姜と抹茶のアイスクリームである。
・アイスはどちらも甘くありません。純度100%と思うほどの抹茶と生姜。
・生姜なんってビリっとくるような鮮烈な味に病みつきになりそうだ。
・このアイスを食べたら口の中さっぱりして美味しかった。

部屋食の醍醐味と素晴らしさを楽しみました。
老舗旅館が厳選した素材と調理で部屋で食事ができるなんてコレ以上の贅沢がない事を思い知りました。部屋で食事をしても温かい料理は熱々で冷たい料理は冷たく、日本酒だって三種類を飲んでしまいました。
何と言っても「帰らなければならないという義務感やそれに備えて体力や飲み方をセーブする」という事を一切考える必要がないのです。あとは布団に転がり込めば良いわけで…これって素晴らしい事です。
恐らく名物料理は、「鯵たたきの吸い鍋」「穴子黒米ずし」なのだろう、それらを中心に季節毎に源泉された食材と料理はシンプルで余計なものがなく、しみじみとその旨みを堪能できるのである。

美味しい食事をいただき心地よく酔った自分は、夕食後すぐに敷かれた布団の寝心地を試すつもりで横になったらあっと言う間に爆睡となったようです。
それほど極上の寝心地のふかふかの布団で包まれているような安心感がありました。
早く寝たので深夜に目が覚めると木造建築独特のキシミが気になりしばらく寝られなくなったのだけど、お手洗いに行って座卓に用意してあったポットに入った冷たい水を飲んだらこれがまたあまりに美味しくて…この後はすぐに寝付くことが出来ました。

★朝食★
朝食も指定した時間に部屋食で準備してくれます。
まだ布団に寝ている間にふすまを隔てた後ろの部屋に準備をしてくれるのです。

【朝食の全景】◎
【湯葉と獅子唐】◎
【メヒカリ干物焼き】★
【出汁巻玉子】◎
【デザート】★
卓上こんろで炙り熱々で食べる湯葉は最高の朝食です。
何より驚いたのがメヒカリの美味しさ!バッチリ脂がのって身も厚くとにかく美味しいのですよ!これだけでご飯が進む上に大根おろしが添えられた出汁巻玉子も美味しいのだ。
昨晩酒を飲み過ぎた自分にはしじみ汁が嬉しい!朝からご飯を何杯もお替りして二人でお櫃のご飯を平らげてしまいました。毎朝こんな美味しいご飯がゆっくりと食べられたら嬉しいですね。
そしてデザートのお椀は「さつまいものお汁粉」だとの事。ん〜これは自分食べられないと思いきやとろりとして甘すぎることなく激うまのなんのって!感動的な美味しさでした。

朝食も素晴らしく美味しいですね。まだ布団が敷いてあるので二度寝しそうなのを我慢して風呂に入ります。贅沢だァ。風呂から戻りソファーでiPadを見ながら(無線LANがつながるのです)寛いでいると窓の外には鷺がやってきたのでパチリと撮影。
布団を片づけにやってきた時に仲居さんに「昨晩は寝れましたか?」と聞かれたのでキシミが気になったので寝れない時間帯もあった事を伝えました。

チェックアウトは11:30までなのでゆっくりできるのが嬉しいです。
ラウンジに行ってみることにしました。夕食後に行けばカクテルなど飲めるとすすめられたのですが昨晩はすぐに寝てしまったので朝食&朝風呂後に行ってみました。
部屋を出ると顔を会わせた旅館の方々すべてに「昨晩は申し訳ありませんでした」と言われます。もぅ全員に昨晩の事が伝わっているのですね。
さてラウンジは一転して白い壁が印象的な洋風のスタイリッシュなラウンジです。
オープンなラウンジは眼前の船と池の向こうに能舞台が見えとても素敵な空間です。
珈琲に昨晩のお詫びとしてブラマンジェを供していただいて大変美味しく頂きました。
しまいには副支配人さんからも昨晩の事を詫びられて…ちょっとした物言いだったのですけどね。そんな旅館の方々皆様のご配慮が嬉しかったし「おもてなしの心」を感じるハプニングでした。

日本の美を感じる景色、清廉さ、おもてなしの心を感じるサービス、美味しい食事、すべてにおいて一流の品格と格式がある老舗旅館はたった一泊だけの宿泊で日頃の呪縛を解放してくれました。
また舞い戻って来られるように日々頑張ることを心に誓い宿を後にした。

  • 風格ある門@2013/5
  • 暖簾が印象的な玄関@2013/5
  • 能舞台@2013/5

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3位

新ばし 星野 (内幸町、虎ノ門、新橋 / 日本料理)

1回

  • 夜の点数: 4.6

    • [ 料理・味 4.6
    • | サービス 4.4
    • | 雰囲気 4.4
    • | CP 4.1
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥20,000~¥29,999 -

2014/04訪問 2014/05/02

【再訪4★】筍で春を存分に楽しむ!

 昨年10月に来店したときに予約ができたのが4月だった。それからは長かったねぇ、待ち遠しかったです。本当は冬に来店して冬の味覚を味わいたかったのだけどそれは叶わず、季節は巡り春になって桜は散ったけどもうすぐ新緑が芽吹く時節になってやっと伺うことが出来ました。久しぶりに星野さんのお顔を拝見するとすこし顔が丸くなっただろうか…親しみやすさが増しているようです。

 寒い夜だったけど、最初はやっぱりビールだね。妻は烏龍茶で乾杯!

【渡り蟹の飯蒸し】◎
・濃厚な味が印象的だ。まずは胃袋を覚醒させてこれからの料理に準備をさせてくれるようです。

【鯛の潮汁】♫
・水と昆布と鯛の頭だけで出汁をとったという繊細な潮汁。

【グジと漉油の天ぷら】♫
・グジ(甘鯛)のほっくりした天ぷらを食べているとそろそろ日本酒だね。

【きりんざん 純米大吟醸 ブルーボトル】♫
・ブルーの綺麗なボトルが印象的だ。洗練されてスッキリした味わい。

【ウニと春の物の出汁寄せ】★
・去年まではウニだけだったが、今年は春の物を入れた新作にしてみたそうだ。
・シマ海老、ホワイトアスパラ、芽キャベツ、空豆を鯛中骨の出汁での寄せ。
・出汁のジュレが最高で「美味いなぁ」を連発しながら酒が進むのであった。

【筍】♫
京都の物集女の筍を一時間半焼いたそうだ。それを眼の前で捌くと香ばしいこと!
・物集女の筍はキメが細かいのだそうだ。
・切り分けた筍に木の芽醤油をかけてシンプルに供される。
・なるほどエグミもなくキメ細かく繊細な食感の一級品の筍を堪能。

【明石甘手鰈の造り】◎
・築地にはなかなか入らないとの事だが、その日はたまたま入手できたらしい。
・自分としては鰈の肝が特別に美味いのだ!酒の肴だよね。
・鰈の身も脂が乗って上品な甘味が美味いんだよなぁ。

【農口 純米 無濾過生原酒】◎
・菊姫の杜氏などを務めた農口氏が引退後に農口ブランドの酒を提供するために造っているそうで純米生原酒の強めの酒だそうだ。そして入手困難なお酒の一つらしい。
・実にスッキリした味わいで雑味など一切ないから驚いた。その裏からやってくる豊かな旨味が心地よい。こういう飲みやすい酒を調子に乗って飲むとヤバイんだよね!

【筍とアイナメの椀】◎
・筍ってこんなにも美味しいのだ!と思わせてくれた椀。物集女の筍が堪能できる。

【関イサキの塩焼き】★
・旨い!美味すぎる!身が瑞々しいと感じるほどの焼き加減が最高。
・脂がのった柔らかい白身もブリブリでその旨さは格別、パリパリ皮も最高だ。

【筍炊き合せ】★
・直炊きの筍と鯛の子、蕗、花山椒が乗っている。
・食べると驚きの筍の甘さに感動した!湯がかない直炊きだからこそ筍の本来の旨味をダイレクトに味わえたのだろう。

【お食事】★
・最後の食事は定番中の定番なのだが何度食べても美味しすぎる。
・松阪牛しぐれ煮とご飯は特に最高デス。

 夏の鰻や鱧や鮎、秋の松茸に比べると筍は見劣りする食材に思えるのだが、今回は京都の物集女の筍で春を存分に堪能させていただきました。特に直炊きの筍の美味しさには驚愕した。

 自分のレビューには料理毎の印象を★:感動、◎:また食べたい、♫:美味、で表現しているのだが、今回も◎や★の料理が多数味わえた。食べ歩きを重ねていると★の料理はそうそうには登場しないのだが星野に来店すると、その季節ごとの食材を充分に引き出した美味しい料理に毎度毎度感嘆してしまうのだ。フレンチやイタリアンでは私達が感動するような皿は最近なかなか登場しなくなっている。
 和食はユネスコの無形文化遺産にも登録されたようだが、このように季節ごとの食材を引き出す日本料理は素晴らしいし奥が深い事を改めて認識させていただきました。ごちそうさまでした。

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'13/10/27 ('13/10 訪問)4.40⇒4.41
【再訪3★↑】一日三組だけの極上を楽しむ!
夜★★★★☆ 4.6 ( 料理・味 4.6 | サービス 4.5 | 雰囲気 4.3 | CP 4.0 )
======================================
この秋口に早くも三回目の訪問が叶いました!
6月からお弟子さんが一人増えたので、9月ぐらいから嬉しいことに一日二組から三組が可能になったのです。でもその三組目の枠ももう一杯で今予約しても半年後だそうです。
私たちは8月に伺った時にちょうど増やしたばかりの三組目の枠が使えたので二ヶ月の間を置いて伺うことができるという幸運に恵まれたのです。
これで春・夏・秋と星野さんの料理を楽しめるわけで嬉しい限りです。
その日は岩手県産松茸を仕入れたとの事で秋の味覚が楽しめそうです!

【ビールと烏龍茶で乾杯!】
【ちりめんじゃこ】♫

・ビールのあてにバッチリ
【このわたの飯蒸し】◎
・美味いなぁ〜!いきなり胃袋を歓喜させてくれます。日本酒で味わいたかったけどこの日は暑かったので二杯目のビールとともに。
【胡麻酢あえ】◎
・柿と大根と胡瓜を胡麻酢で。胡麻が美味しさっぱりとシャッキリした秋の味覚。
【松茸】★
・秋の味覚の王道だね。シャキシャキの食感がたまらなく幸せ!柚子醤油がアクセント
【北雪 大吟醸YK35|北雪酒造|新潟県佐渡市】◎
・前回いただいた『輝』が美味しかったがそれに似たタイプとの事なのでお願いした。山田錦の磨き35%だからその繊細で上品な味わいはヤバイくらいに美味しい!
【松茸フライ】★
・フライには中国産の松茸が合うそうだ。松茸のフライがこんなにも美味しいとは!
【カワハギのお造り】★
・今回一番の驚きがカワハギ、特に肝が最高に美味しかった!日本酒がすすむ!まるで上質のクリームチーズのような口当たりできっとワインでも美味しくいただけるだろう。
【越乃寒梅 大吟醸】◎
・サスガの名酒です。するすると違和感なく入ってくる美味い酒です。カワハギの肝とでこの上なく幸せ〜
【鱧と松茸の椀】★
・鱧と松茸を鱧の骨でとった濃厚な味わいの出汁で楽しめる。さらにポン酢やスダチでの味の変化を楽しめる。これも贅沢かつ美味しすぎる味わいに悶絶しました。
【鱧の南蛮焼き】★
・九条ねぎをお出汁で炊いたものを鱧で巻いて山椒焼きにしたものだそうだ。その香ばしい旨味の虜になりました。
【越乃寒梅 金無垢】◎
・さらに飲みやすい日本酒だ。
【湯葉蒸し?】★
・実はこの頃から酔いがまわり料理の名前などを失念してしまいました。とにかくいろいろなものが詰まっていてエライ美味しかったのだけは覚えています
【お食事】★
・定番の美味すぎるお食事デス。ご飯・赤だし・松阪牛しぐれ煮は最高だね。
【わらび餅】♫

今回は秋の味覚を存分に楽しめました!
どの季節に伺っても極上の料理を堪能させてくれます。
日本酒の揃えも万全になりましたね!おかげで飲み過ぎた自分は帰り道で大変な事態に陥ってしまいました。妻には大感謝です。
次の予約をお願いしましたが、残念ながら冬の味覚を楽しむことは叶いませんでした。次回はとんでもなく先になってしまいましたが、それも納得せざるを得ないほどの私たちが大好きな極上の日本料理が味わえるから楽しみにして待つことにしよう。
ごちそうさまでした。次回も楽しみです。

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'13/08/11 ('13/08 訪問)4.35
【再訪2★↑】さらにプレミアム感増す!
夜★★★★☆ 4.5 ( 料理・味 4.5 | サービス 4.5 | 雰囲気 4.3 | CP 4.0 )
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鱧と鮎の季節に再訪となりました。
お店の雰囲気等は変わりありませんが一つ変化がありました。
お弟子さんが一人いらっしゃいましたね。
だから今後は一日三組にする事も考えているみたいです。

【生ビール】と【ウーロン茶】で乾杯!

【鱧そうめん】◎
・鱧のすり身を一本づつ押し出して作っているそうだ。
・さっぱりした味で最初に食べるには最高。ほのかな柚子感も絶妙だ。

【胡麻酢和え】♫
・白瓜とどんこ椎茸の胡麻酢和え
・香ばしいゴマが大変美味しい。
・もうビールがなくなり、追加でもう一杯。

日本酒は天領と加賀藩が定番だったが、今日は珍しい酒があるという。
出入りしている業者が薦める、新潟の麒麟山酒造の玉雫という季節限定物(1,000本)を仕入れたらしい。限定という言葉に弱い自分…もちろん後で飲むことになります。

【鰻】★
・宍道湖の天然鰻だそうだ。タレ焼きと白焼きの二種類。
・白焼きがパリパリでまぁそれは感動的な美味しさ。
・鰻が苦手な妻も美味しいを連発して食べていた。

【梅しそ入りお出汁】◎
・鰻のお口直しにと供されたが、こいつが何気に美味しい。

【無花果と田楽味噌】★
・蒸した無花果に田楽味噌という自分にはお初の組み合わせの一皿。
・食べると無花果と出汁が絡み悶絶する美味しさ。塩加減も絶妙だなぁ…素晴らしい。
・無花果はフレンチやイタリアンでよく口にするが日本料理で食べたのは初めて。
・京味さんでは夏場にはよく出していたそうだ。

【輝 玉雫 大吟醸原酒|麒麟山酒造】◎
・鑑評会出品酒で手作業で一滴一滴搾られるそうだ。
・この酒は美味しいね!爽やかな果実のような味わいとキリリとした後味がイイ。
・ただ天領の二倍ぐらいの値段になるのが玉にキズ。

【鱧あられと新銀杏】◎
・鱧の尻尾の方を揚げてあるそうだ。日本酒のおつまみとして言うことなし。
・この時期に銀杏を食べるのは初めてだけど、柔らかくて美味しいんだね!

【鯛のお造り】◎
・淡路の鯛のお造りだった。夏場の鯛にしては良いものとの事。
・お腹の身と背中の身、尻尾部分の炙りの食べ比べである。
・自分は炙った身が一番大好きだったりする。

【冬瓜とバチコのお椀】★
・冬瓜は鱧の骨でとった出汁で炊いているのだそうだ。
・自分は冬瓜というのは大味でつまらないと思っていたが、この冬瓜の美味しさは群を抜く旨味が染みていたからよけい感動した。
・ナマコの卵巣を干した珍味バチコ。こいつは酒がすすむなぁ。
・そしてお汁の美味いこと。今回変わったお椀と言っていたが最高のお椀でした。

【天領】♫
・できるなら「輝 玉雫」を飲みたがったが値が張るので定番の天領にした。
・上品なお味で甘口に感じますね。でも飲みやすいし美味しいお酒です。

【静岡の天然鮎】★
・手前側が半身の風干しでパリっと焼けた鮎が実に美味しい!
・この時期に美味い鮎をいただける幸せ!
・タデ酢の旨味と鮎の苦味の心地よさが癖になる。

【鱧の鳴門蒸し】★
・芋茎を鱧で巻いてから蒸し上げた料理だそうだ。
・とにかく立ち香が素晴らしいし、鱧と芋茎と出汁の深い旨味が感動的だ。
・店主曰く、今まで作った料理の中で一番美味しいと思っているそうだ。

【お食事】★
・相変わらずご飯が美味しい。硬すぎず柔らかすぎに見事な炊きあがり。
・山形の合鴨農法のコシヒカリね。
・それとやっぱり松坂牛のしぐれ煮は最高だね!
・赤出しの味噌汁も美味しいなぁ。

【黒蜜のわらび餅】◎
・夏場はきな粉ではなく黒蜜だそうだ。
・黒蜜で食べると美味しいね。

今回の構成は素晴らしかったです。何を食べても実に美味しいし感動的要素もある。
これまでで一番とも思えた鰻、鮎、鱧に、無花果も美味しかった。どの料理にも感銘。
なにか凄みを増して充実度が深まったような気がしています。
前回はなかったプレミアムな日本酒があったり、焼酎も良さげなものがありましたから、お酒もより楽しめるようになってきているようです。
次回の訪問も楽しみですね!

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'13/04/02 ('13/03 訪問)4.30
一日二組だけのプレミアム感
夜★★★★ 4.2 ( 料理・味 4.1 | サービス 4.3 | 雰囲気 4.2 | CP 4.0 )
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オープンして一年ちょっとなのにもう食べログ東京の日本料理ランキングでは説明不要の上位にランキングされている。
2013年4月は4.30の10位にランキング中である。
そんなランキング急上昇の新進気鋭の日本料理店に自分が行ってみたいと思って予約をしたのは果たしていつ頃だっただろう?恐らく11月末か12月頭の頃の遠い昔の事だ。
なにせ一日二組最大七名だけのプレミアムシートだからね。

お店は内幸町駅が最寄り駅だが自分のアクセスは新橋駅から数分歩いての到着だ。
外観を撮影してビルに入ろうとしたらちょうど店主が出てきてご挨拶。
若い店主ですね。驚いてしまいます。普段は厨房奥で仕事される男性も顔を出されてご挨拶頂きましたが一瞬この方が店主かと間違えそうになりました。

ビルの通路から引き戸を開けるとすぐにカウンター席となっているのでとても狭いお店に感じますが、座ってしまえば目に入る景色は日本料理店らしい上品な雰囲気もあって落ち着くことができます。またこの日は二組四人だけのとにかく贅沢な指定席なのであります。

まずはプレミアモルツで乾杯!
最近酒を避けている妻は烏龍茶で乾杯です。

【蒸し鮨】◎
・3月ということでひな祭りを意識しての蒸し鮨だそうだ。
・車海老、焼穴子、椎茸、高野豆腐などが入っている。
・美味しいね〜それぞれの食材の旨味とほどよいすし飯の酢加減が実に美味しい。
・かなり手間がかかる品だそうだ。確かにそうだよね。最初から満足できる料理です。

【若竹汁】♫
・九州の筍と鳴門のわかめという春らしいお吸い物 。
・ほのかな出汁の加減が春らしくて食欲が増してきた!

【ぬた和え】♫
蛍烏賊と九条葱とウドのぬた和え
・美味しいね。新鮮な蛍烏賊とさっぱりした味わいからも春らしさを感じ取りました。
・九条葱との美味しさも好きだね。

【天ぷら】◎
グジ(甘鯛)とタラの芽の天ぷら
・甘鯛は一塩しているそうだ。
・スダチにグジがとってもさっぱりと美味である。
・ホクホクのグジが軽やかに揚がっていて実に美味しい。
・スダチはこの時期が新物が出るそうで特に美味しいのだそうだ。
・2月ではスダチも冷凍物だそうで比べるとだいぶ違うのだそうだ。
・まぁ自分の舌ではその違いを見分ける繊細さは持ち合わせていないだろうけどね。
・グジはあまり天ぷらにしないと思うが美味しいのだなぁと認識しました。
・タラの芽は塩で。これも美味しい!春を味わう天ぷらでした。

【天領】♫
・日本酒は熱燗は一種類、冷酒は二種類だそうだ。
・この日は冷酒二種類を飲んでみましょう。
・まずは天領から。飛騨の天領酒造のお酒だそうだ。
・変わった形の 小さなボトルだ。飲みきりサイズで家呑みにも丁度よいかも。
・さっぱりした味わいの美味しい日本酒でした。とくに鯛の刺身によく合いました。

【お造り】◎
鯛のお造り。鯛だけとは潔いですね。
・でも二種類あって奥が背中側で手前が腹側の刺身だそうだ。
・なるほど脂の乗り方が少し違うようですね。
・自分は背中のほうがねっとりと脂が乗っていて美味しいと思う。
・塩やスダチで食べても美味しいのだね〜

【蛤しんじょ】★
・ひな祭りにちなんで蛤だそうだ。海老でないしんじょは珍しいなぁ!
・蛤の香りも大変良いし、芽かぶも可愛らしいビジュアルだね。
・ふわっふわのしんじょは蛤の旨味に溢れているし、もちろんお出しも美味しい。

【加賀藩】♫
・こちらは300mlもある「加賀藩 前田家御用蔵純米吟醸」
・さらっとしたタイプだが米の旨味が感じられながらも飲みやすいお酒だ。
・天領と比べると自分は天領がキレがよく美味しい酒だと感じた。

【太刀魚の山椒醤油焼き】★
・この店で食べた太刀魚は本当に最高でした。本日一番の料理です。
・カリッとした皮とぶりっとした身に仕上がった絶妙の火入れ。
・醤油の香ばしく豊かな香りと味に太刀魚の脂が素晴らしく乗っていて美味しい!
・五本指という太い太刀魚でなかなか手に入れられないそうだ。
・脂がきついので醤油の香りを付けているそうだが、素晴らしい仕上りだと思います。
・加賀藩ともピッタリ合うしさぁ〜なんでこんなに美味いの?を連発しながら食べた。
・自分は焼き魚ならのど黒が大好きなんだけど匹敵する美味しさだね。

【筍と飯蛸と菜の花の炊合せ】♫
・しみじみと美味しいなぁと…
・筍も飯蛸で飲む加賀藩は好きだわね。そろそろただの酔っ払い。

【蕨酢和え】♫
・酢の物でサッパリしてからお食事です。

【食事】★
・ご飯は山形産の合鴨農法で栽培しているコシヒカリだそうだ。
 コシヒカリってもちもちしていると思っていたけど、さらっとした食感だ。
 でもこの食事にはとてもマッチします。お茶漬けにしても美味しいかもね。
松坂牛のしぐれ煮は最高ですね!
 松阪牛なんて反則だと思うほど、ご飯を美味しく食べさせてくれます。
・固めのジャコの佃煮も噛むほどに美味しくてご飯にもよく合います。
・赤出しの味噌汁も美味しいし。
・もちろん自分も妻もご飯お替りです。こんな美味しい食事滅多に食べられないから。
 この食事だけでランチも営業してくれないかな。いや、毎朝食べたいご飯だね。

【わらび餅】♫
・わらび粉100%のプルプルで柔らかなわらび餅はぬくもりもあって美味しいです。
・美味しいのですが自分達は山形の『腰掛庵』のわらび餅を食べているのですよ…
 専門店と比べちゃぁなんだけど勝っているのは出来立てで温かいこと…
 餅の食感、きな粉の香ばしさ美味さとか…ん〜まだまだです。

総合的に満足できる佳店でした。
日本酒が冷酒で二種類だけしかないのは少し残念に思います。
美味しい料理だからこそいろいろな日本酒で楽しみたい自分なので…
蛤しんじょ」「太刀魚の山椒醤油焼き」「食事」は特に素晴らしかったです。
ただ全体の構成としてはオーソドックスで滋味溢れる料理が多いでしょうか。
最近の食べログで高いレイティングを得るには独創性に創作性、インパクトなど食べ手の予想を覆すような感動的な構成が必要になっているように思います。
でもだからこそ、ぶれずにこの流れこの延長線で極めていって欲しいと強く思います。

価格は少し高めのように感じますが、よく考えるとやはり一日二組だけという特別感で充分に相殺されるでしょう。気さくに話せる店主との会話も楽しめますしね。
「ネットで評判ですね」と言うと、『晴山』や『』を意識されていたようですし、『ちゃわんぶ』のご主人とは『京味』で同期だったそうだ。
なんでこの世代の若い料理人が多いんでしょうね?と問うと「料理の鉄人」に影響されている世代のようですね。若い料理人さんにはこれからも切磋琢磨をされて美味しい料理と時間を楽しませてもらえたらと思います。
次の予約も入れて来ました。鱧と鮎の時節になりました。楽しみですね。

  • 【筍炊き合せ】★2014/4
  • 【関イサキの塩焼き】★2014/4
  • 【ウニと春の物の出汁寄せ】★2014/4

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4位

赤坂 詠月 (赤坂見附、赤坂、溜池山王 / 日本料理)

3回

  • 夜の点数: 4.6

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.7
    • | 雰囲気 4.7
    • | CP 4.6
    • | 酒・ドリンク 4.6 ]
  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 3.5
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥20,000~¥29,999 ¥1,000~¥1,999

2021/10訪問 2021/12/17

【再訪4★】1年ぶりの東京は詠月さんで

 単身赴任生活もエンディングとなり仙台に戻ったのが1年前。コロナの新規感染者も減ってきたこともあってか昨年開催が延期になった松田聖子の武道館コンサートが開催されるということなので、ついでにオリランドの株主優待券もたまっているのでこの機会に東京二泊を計画したのだった。そして仙台から東京に移動した日の夜に伺ったのが4年ぶりの赤坂詠月さん。
 懐かしき赤坂見附駅からの喧騒を抜けて店内カウンター席に座ると4年ぶりであることを忘れてしまうほどの大将と女将さんとのアットホームな雰囲気。前回盛り上がった話題など私達のことをよく覚えてくださっていて嬉しい限り。

【ビールと烏龍茶で乾杯!】
【いくら】◎ 大根おろしと醤油漬けいくらは爽やかに美味い!
【銀杏】◎ なにげに銀杏が美味い
【鱧と松茸の土瓶蒸し】★ 秋はこれ!
【永寶屋・辛口純米】◎ 会津の鶴乃江酒造の八反錦秋あがり
【お造り】★ 今や貴重な雲丹は最高、鰆も美味い! 
【ししゃも】◎ ししゃもがマジ美味いと思ったのは初めてかも
【宮泉】◎ ししゃもに合うお酒をリクエスト
【秋刀魚の小袖寿司】◎
【鱧と松茸焼き】◎ 揚げ物ではなく焼き物だそうだ、柑橘は新姫
【楽器正宗・雄町】◎
【松茸と和牛】◎ 和牛に松茸で堪らない美味しさ
【十四代】◎ 久しぶりだぜ十四代
【毛蟹】★ 詠月さん来たときの楽しみ
【鮭ご飯】◎ 香りが堪らない秋らしいご飯
【水菓子】◎ 柿・シャインマスカット、ピオーネ
【あんことアイスクリーム】◎

 翌日はディズニーランドとコンサートというハードスケジュールなので二日目の夜の予約は難しいので夕食の予約は一回だけです。その一回に赤坂詠月さんに伺えてとても良かった!料理もお酒も美味いし大将と女将さんとの会話も楽しく久しぶりの東京で充実した時間を過ごすことができました。またの機会に伺うことを楽しみにしたいデス。
 無理かと思いながらも予約の電話をすると確保することができました!嬉しかったですね。4年ぶりの再訪が実現しました。久しぶりということもあって赤坂見附駅からの道が一本ずれていたりしましたがお店に到着すると相変わらずの小さいお店だけど何故かほっこりする。カウンターにはすでに常連さんらしき方がいらして自分達もカウンター席に。女将さんとは『蔓』でお会いして以来のご無沙汰となります。

今宵もまずはビールと烏龍茶で乾杯!
【いくら醤油漬け】★ 単純に美味い!
【銀杏】★ これまで食べた銀杏で最も美味いと思う!
【永宝屋 辛口純米 八反錦|鶴乃江酒造】◎ 会津若松の酒で華やかさを感じる
【松茸土瓶蒸し】★ この季節はコレです!
【ヒラメとかぼす】◎ かぼすはさっと炙ってある
【ウニ】★ 釧路のウニ、なんでこんな甘いのだ!
【蒼空|藤岡酒造】◎ 前回訪問時にいただいて印象に残っていた京都伏見のお酒
【ししゃも】♫ 北海道鵡川ししゃものオスとメスの食べ比べ
【秋刀魚のすし】◎
【あわ麸の利久焼き】♫
【湯葉の麺】◎ 湯葉をお出汁につけて蕎麦のように食べる、さっぱりと美味しい!
【子持ち鮎】♫
【醸し人九平次 彼の地】◎
【天然鰻と松茸】◎ 秋田八郎潟の天然鰻だそうだ
【毛蟹】◎ ミソも美味いし鉄板の美味しさ
【鮭と松茸舞茸のご飯】◎ 
【有りの実とシャインマスカット】◎ 梨と皮ごと食べるマスカット
【抹茶とどら焼き】♫

 今回も大満足の夜となりました。料理も美味しいし取り揃えてある日本酒もたくさんの種類があるから嬉しい。そして何よりも大将と女将さんの人柄なんでしょうね、カウンターに同席された常連さんと一緒にとある話題で盛り上がってしまって楽しいひと時が過ごせました。日本料理のお店は少々緊張するような凛とした雰囲気も良いのだけど、詠月さんは独特の優しい雰囲気に溢れているから和むことができるのだと思います。またすぐにでも伺いたいものです。ごちそうさまでした。
震災前に出張でランチを食べに来たことがあった。
その時に是非夜も来てみたいと思った赤坂の小さな日本料理店である。
赤坂見附駅からお店に向かったが、一度来たことがあるはずなのに自分が記憶していた場所と違う感覚があった。しかもなんと先週の昼に食べた『ロックンロール・ワン赤坂本店』の真ん前のビルではないか…二週続けて赤坂にやってきたわけだ。
エレベーターを降りてからの雰囲気でやっと思い出した。
懐かしい入口を開けると店主と奥様(たぶん)のお出迎え。
カウンター4席とテーブル2卓の小さな日本料理店だけど妙に落ち着ける店内だ。
それもお二人の人柄から感じられるほっこり感なんだろうと思う。

まずはビールと烏龍茶で乾杯。
切り子のグラスで供された烏龍茶が素敵ですね。
ではこの日の宴の内容です。

【京都の伏見甘長唐辛子】♫
・箸初めは軽く焼いた唐辛子。
・甘長唐辛子なので辛くなく、ビールのおつまみにはうってつけ。
【白バイ貝蒸し】♫
・貝は滋味深く美味しいね。そろそろ日本酒が欲しくなる。
【冷しとろろ仕立ての椀】
・いくらとわさびが入っている冷たい椀。暑い夏にはさっぱりできます。
【開春|純米超辛口】♫
・島根県の若林酒造の超辛口という純米酒。
・辛口だけど超がつくほどではないと感じた。でもキリッとした味わいが好きだ。
【お造り】★
・富山の白えび、宮城のメイタガレイ、生うに。
・紅白で盛られているうにの旨味がぶわぁっと…美味い!
・白えびをこのような造りで味わうのは初めてかな?塩でも醤油でも美味しいなぁ!
・カレイも身厚でコリコリだね!
【鱧の落とし】◎
・まだ温かい状態で供された、今季初の鱧。
・噛み締めるほどに味える京の味って感じかな。
【稚鮎】◎
・琵琶湖産天然稚鮎だそうだ。タデの葉が添えられていた。
・鮎のほのかな苦味とタデの葉のピリカラと日本酒の旨味が見事に調和する。
・鱧と鮎!やっぱり夏にかかせない味わいだ。
【蒼空】◎
・京都伏見の藤岡酒造の蒼空というお酒。
・カウンターに並べられた時から手作り感のある布ラベルが気になっていたのだった。
・軽快で飲みやすく米の旨味を感じるがすっきりとした後味の良い酒に出会えた。
【のど黒の小袖寿司】◎
・脂の乗ったのど黒の味わいが美味しい。
【ちりめん山椒】◎
・ピリピリと後からやってくる生山椒の爽快感が病みつきになりそう。
【獺祭 純米大吟醸 磨き二割三分】◎
・甘味を感じた。ちりめん山椒を食べていた影響があるかもしれない。
・もはや売切れ続出の獺祭。磨き二割三分なんてそう簡単には手に入れられない。
・初めて二割三分を頂いたが、上品で華やかな味わいと素晴らしき透明感があった。
【鱧と湯葉の柳川】★
・この柳川は素晴らしく美味しい!幾分濃い目の味付けの出汁に鱧と湯葉!
【佐賀県産黒毛和牛、水茄子、チェダーチーズ】◎
・この段階でのA5ランク黒毛和牛の登場にはやられました〜たまらん!
・水茄子に添えられた生姜を練りこんだ味噌を和牛につけても美味しいんだよね。
・それでもって熱々のチェダーチーズの濃厚なコクと味わいね。楽しすぎる一皿。
【甘鯛の炊き込みご飯】★
・甘鯛の炊き込みご飯だ。土鍋を見せてもらった時に物凄いイイ香りにうっとり!
【毛蟹】◎
・もう食事かと思っていたら突然「毛蟹」が登場してビックリ!
・蟹の身がほぐされて丁寧に盛られています。ひとつひとつの身の美味しいこと!
・もうご飯だと思って日本酒を抑えていたのだけど欲しくなっちゃう〜
【新政 No.6 R-type 特別純米】♫
・そんな様子を見ていたのか店主に「是非飲んでみて」と薦められたのが新政だった。
・秋田の有名な酒造だね。久しぶりに飲んだけど米の味がじっくりと旨いと感じた。
【鯛めし、赤だし、香の物】★
・この鯛めしは素晴らしく美味しいと思った。香りと甘味とお焦げご飯が実に美味い!
・加えて赤だしの風味豊かな味わいが鯛めしを引き立てているようだった。
・この鯛めし食べきれずにおみやにしてもらい、翌日もレンジで温めたら同様の香りと味わいでいただくことができて嬉しかった。
【水菓子】♫
・さくらんぼと白桃。

京の店で腕を磨いたというご主人の料理は、どれも上品で丁寧かつ滋味深い味わいが感じられた。
そして鱧と鮎の夏らしい料理が序盤の印象を決定づける。
のど黒寿司が来たかと思えば黒毛和牛や柳川、毛蟹流れで満足感が急上昇だ。
そして極上の美味しさの鯛めしと赤だしでさらに口福となるわけだ。
料理も美味しいが此処の嬉しいところは日本酒の種類の多さだ。
辛口の酒を飲みたいとお願いしたらカウンターに四合瓶が並ぶに並ぶ!
メニューには6種類しか記載がないが、今日は25種類!ほどあるとの事だ。
10本以上は並べられただろうか。その景色は圧巻だった…写真撮っておけば良かった。
この日は「蒼空」との出会いが嬉しい。日本酒好きなら毎回いろいろと楽しめそうだ!

実は三時間以上滞在したのだが、美味しい料理と日本酒を飲みながらの時間は楽しく、その時間の長さを感じることは一切なかった。そして小さいお店だけどまるで知り合いの店にでも来店しているように、落ち着いてほっこりと楽しむことができたのだ。
これはお二人で切り盛りされているからこその和みなんだろうと思う。
ご主人は、優しく穏やかな口調で丁寧に料理をご説明されるし、わからない食材や日本酒にも真摯に答えてくれるし、積極的に話しかけても来られる、そこに奥様も上手に会話に入って来られるので、特に妻のほうがそんな雰囲気を気に入ったみたいです。
ごちそうさまでした。季節を変えてまた伺いたいお店です。

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'11/02/27 ('11/02 訪問)
穴子茶漬けで上品ランチを愉しむ
昼★★★★ 4.0(料理・味 3.5 | サービス 4.0 | 雰囲気 4.0 | CP 3.5 )
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少し前にランチに入ろうとして13:00前にお店に行ったのだけどその日のランチは予約が入っているらしく食べることが出来なかった。それで別の和食の店に入ってレビューを書いたのだけど満足できなかった事もあって翌週にリベンジとなりました。

この日はお昼前の時間に到着するように調整し訪問。
お店の扉を開けると予想外の狭い店内
カウンターは4席、奥にはテーブル席が2卓で6席だけです。
もう既に先客でほぼ満席。一席だけカウンターが空いていて無事着席となりました。
若き店主と女将の二人だけで切り盛りされており、女将の丁寧で上品な接客が大変に印象的でした。また店主の真摯な姿勢も伝わってきますし、小さいながらも佳き雰囲気のお店であります。

お昼のメニューは「穴子の茶漬け」と「本日の定食(焼き魚)」二品だけで双方とも1,200円。
口コミを拝見すると「穴子の茶漬け」が絶賛されているので注文です。

【穴子の茶漬け…1,200円】♬
・穴子利久造り、飯、香の物、薬味、出汁茶、小鉢、炊いたんの内容
・オシボリがふっくらとしているし、お茶の味にほっとすることができます。
・最初に供されるのは小鉢(ずいき)と香の物。どちらも一工夫ある味でありその上品かつ深い味わいを少量づつ楽しみながら時間を過ごす。大箱のランチ店ではまず供されることができないだろうなぁと思いながら。
・しばらくして供されるのが炊いたん。味の染みた里芋に自家製柚子胡椒がのる。上品な出汁が効いた味わい深いものである。柚子胡椒は辛いと女将は言うが自分にはそれほどでもなかった。これもランチでこれだけ熱々でしっかりしたものが食べられることは嬉しい限りである。
・そしてご飯と穴子利久造りが供される。出汁茶を用意している間にご飯でいただくのだ。ご飯はお茶漬け用に少々固めなのだろうけど久々に美味しいご飯を食べたと実感。
穴子利久造りは胡麻の風味がたいへん繊細かつ上品な味わいとなっており、穴子の刺身のコリコリとした食感に驚きながらも美味しくいただける。
・しばらくすると出汁茶が供されるのでご飯に薬味と穴子と出汁茶をかけていただく
・この出汁茶が絶妙な味わいで薄味の穴子利久造りに美味しいご飯とで茶漬けになるとそれは美味しいでしょ!
・ご飯がなくなってからお替わりしても良かったのだろうけど出汁茶の旨味がとても気に入ってゆっくりと味わいました。

このランチのお茶漬けは総じて上品なので物足りなさ感も少しあるのだけど、焼き魚定食を食べればきっと間違いなく美味しいだろうし、雰囲気や接客などのトータルを加味すれば満足度が高く、一度夜に訪問してみたいと思わずにはいられないのである。

  • 【鱧と松茸の土瓶蒸し】★2021/10
  • 【お造り】★ 2021/10
  • 【鱧と松茸焼き】◎2021/10

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5位

日本料理 晴山 (田町、白金高輪、三田 / 日本料理)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.4
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥15,000~¥19,999 -

2013/09訪問 2013/10/19

【再訪3★】スタイリッシュに日本料理を楽しむ

今年もこのスタイリッシュな日本料理のお店にやって来ました。
今回はカウンター席は予約できなかったので右奥のテーブル席での食事となった。
でもこの席もなかなか良い。この日は三組が食事したのだけどテーブルの間も広いし、テーブル自体も大きい。またソファーや内装なども高級なイタリアンかフレンチのような雰囲気でもあるのでデートなんかの利用にもピッタリである。
でも店主との会話やライブ感も楽しみの一つなので。自分としてはカウンター席が好きだな。
この日は前回の反省も踏まえ15,000円のコースにしてみた。

【プレミアムモルツ】と【烏龍茶】で乾杯!
【焼き茄子とイクラ、とんぶりの白和え】♫
【淡路の鱧と岩手の松茸の汁】◎
【淡路のヒラメ】◎
【醸し人九平次 純米吟醸】◎
【穴子焼き寿司】◎
【長良川の子持ち鮎】♫
【じゃがいものハリハリ】♫
【磯自慢 純米吟醸】♫
【蓮根饅頭とカマス】★
【松茸ご飯】★
【松茸ご飯でお食事】★
【梨すり流しと柿・無花果・カシスのソース】◎

焼き茄子とイクラにとんぶりの白和えという組み合わせの妙から始まったコースは、松茸と鱧のお吸い物で贅沢な気分に浸った。お造りも薬味を変えながら味わうのも楽しいし、穴子焼き寿司のふっくらした旨味に包まれるお寿司は絶品だと思った。新銀杏も美味しいね。前回のリベンジなのか念願の鮎まで登場した。でも今年は稚鮎を『フロリレージュ』と『赤坂詠月』で堪能しており、それらと比べると今回の子持ち鮎はやや劣るだろうか。でも満足感は間違いなく上がりましたね。定番料理のじゃが芋のハリハリはサスガに三回目になると、「あ〜これね…」になってしまう自分が恐い。
蓮根饅頭も定番だが今回はカマスが乗ってこれが美味しいのなんの!
そして松茸ご飯ね!もはや贅沢の極み。美味しくて一気に食べてしまうのだった。もう少しゆっくり味わえば良かったなぁと後悔。
そして此処の最後のデザートはいつも美味しくて洗練されていると思う。
ただいつもの壱万円を壱万五千円のコースに上げただけの満足感はあっただろうか?
松茸ご飯は嬉しかったし美味しかったがCPと満足度を考えれば、壱万円コースが総合的に満足感が高いのではないかとも感じた。
いずれ季節を変えたり今度はランチにも来てみたい、スタイリッシュな日本料理店である。

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'12/07/23 ('12/07 訪問)
【再訪2★】スタイリッシュに日本料理を楽しむ
夜★★★★☆ 4.5 ( 料理・味 4.5 | サービス 3.5 | 雰囲気 4.5 | CP 4.0 )
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昨年の10月以来の二回目の訪問となった。
前回は田町駅から徒歩で伺ったのだけど、サスガに東京の真夏を歩く気にはなれず行きも帰りもタクシーに乗りました。
もう少し駅に近ければ嬉しいのだけどね。

店内は特に変わった印象はなく、スタイリッシュな日本料理店ですね。
店主は嬉しいことに私達が二回目であることを覚えていてくれていました。
以降はお願いした壱万円のコースの内容です。
尚、記述している料理や食材の名称は自信がないものも含まれていますのであしからず。

【ビール】と【梅酒ロック】で乾杯!

【毛蟹と絲瓜と茄子】★
・絲瓜と聞こえたが…自信がない。
・最初から激うまな料理である。
・中心に茄子があってその上にコリっとした食感の絲瓜?で覆われている。
・さらに毛蟹の味噌酢がのっていてサッパリと美味しい。
・また添えられたジュレの上品な旨味が感動的。

【とうもろこしの冷製にジュンサイ】★
・氷を敷き詰めた容器に乗るとうもろこしの冷製スープだ。ジュンサイが入っている。
・冷製スープが半端なく美味い!
・昨晩もイタリアンでとうもろこしスープを食しているが、フレンチやイタリアンとは異なる和食のアプローチのとうもろこしスープで自分はコッチが好き。
・さらにジュンサイのヌルプチの食感がアクセントとなりこのスープにマッチする。
・ジュンサイをこれほど美味しく引き立てるとは!驚きと感動。

【カツオとアオリイカのお造り】◎
うちわのお皿に刺身がのって登場!夏らしい風情ですね!
・ほおづきの中にはアオリイカが入っています。
・カツオを塩で食べたり山葵で食べたりで何で食べても美味しい。
・なかなか面白いと思ったのは紫蘇を揚げたツマだった。

【醸し人九平次】♫
・前回に続いてお願いした愛知県のお酒。
・晴山の料理には最もよくあう日本酒だと思う。

【穴子とキュウリ】★
・キュウリの酢の物を穴子が覆っている。
・焼きたて穴子は香ばしく柔らかくて美味しくて、さらにキュウリの酢の物と合うわけ。
・優しい味わいの酢の物だけど穴子と食べ合わせると激うま!またしても絶句。
・九平次をチビチビやりながら愛おしく食べる穴子&キュウリで今宵も大満足。

【目鯛の赤ワイン焼、ゴボウの餅、万願寺獅子唐の玉ねぎソースがけ】★
・目鯛の赤ワイン焼の香りにソソられます。当然香りだけでなくて食べても美味しい。
・万願寺獅子唐と上品な酸味の玉ねぎソースで口の中をサッパリと
・三品目はお餅にゴボウを摺りおろして塗り焼いたものだそうだが、あまりの美味しさにまたしても絶句!

【じゃがいものハリハリ】◎
・定番料理だね!今回も食べたかった。
・相変わらずシャッキリしたジャガイモの味わいはGOOD
・でも今宵はコレ以前の皿の美味さが凄すぎて印象薄になってしまった。

【氷室】♫
・次のお酒はメニューを見て名前が気に入った飛騨高山のお酒。
・辛口でだいぶすっきりした味わいに感じた。
・それが物足りなさに繋がったので前に飲んだ九平次が自分の好みなのだろう。

【冬瓜とずいき】◎
・この料理も餡の味わいが素晴らしいと思う。
・冬瓜をこれほど美味しく食べさせてくれることに敬服。

【生海苔の茶漬】◎
・この茶漬けは前回より大幅にグレードアップしていますね!美味しい
・何かがアクセントに加わったようです。
・また沢庵の燻製(燻りがっこ?)もアクセントとして美味しい。

【クリームチーズとグレープフルーツと白ワインゼリー】◎
・最後まで美味しい氷菓ですね〜
・タイトル通り三種類の味わいがほどよく融合して美味しくて口の中サッパリです。

前回より間違いなくすべての料理がグレードアップしているようで美味しかったです。
大概二回目の訪問ともなると初回の感動が薄れて印象も低くなるのですけどね。
壱万円のコースでこれだけ次々と絶句するような料理が食べられて満足であるし、きっと店主の向上心も旺盛なものなのだろうと思います。

ただ残念な事をあえて述べれば、店主は他のVIP?への対応もあり大変忙しそうだったので料理や食材について話ができなかったこと、さらに料理を運ぶお弟子さんの声が小さくてほとんど聞き取れなかった事だ。

今回も壱万円のコースをお願いしたのだけど、この日カウンターに同席した他の三組はみなさん壱万五千円のコースだったらしく、供される料理を見ていると食べたくて…特に鮎が美味しそうだったなぁ…なにか悲しくなってきたのである。
だから「次回は絶対に15,000円コースをお願いするぞ!」と心に誓うのであった。

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'11/10/08 ('11/10 訪問)
スタイリッシュに日本料理を楽しむ
夜★★★★☆ 4.5 ( 料理・味 4.0 | サービス 4.0 | 雰囲気 4.5 | CP 4.0 )
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ある情報でブックマークして以来、目を見張る勢いでレイティングが高くなったお店である。
ヤバイ!このままでは『くろぎ』(未訪)のように予約困難なお店になってしまうのではないか…
そんな不安に駆られた自分は早速電話して予約を敢行。
「はるやまさんですか?」「いえ、せいざんです」…orz!
そんなやり取りもあったけど無事ある土曜日夜の予約ができたのである。

お店は田町駅から徒歩で約10分ほど。
歩道から見える「晴山」のサインは2箇所のみで目立たない…いい感じ!期待が高まります。
地下へと階段を降りるとモダンでスタイリッシュな雰囲気のアプローチにさらに気分が高まる。

カウンターの奥の席に案内された。
6月にオープンしたばかりの店内はもちろん綺麗であるし、そのモダンな雰囲気はイタリアンやフレンチであってもまったくおかしくない。ただ店主や店員の姿と包丁などから此処は日本料理の店なのだと認識させられる。
ちなみに入口右側にはスタイリッシュな個室(ガラスで仕切られている)にテーブルが置かれていた。またさらに奥にはテーブル席が2~3卓あったようだけど此処ではグループで食事をするには最適だろうと思った。
いずれにしてもイタリアンやフレンチでも十分に通用するインテリアであった。
もちろんこの日も満席だ。

予約時にお願いしたのは3種類ある夜のコースから真ん中の壱萬円のコースとした。
ではこの日の内容を。

【プレミアムモルツ】
【梅酒ロック】

・まずは私たちの定番のビールと梅酒で乾杯!

【とんぶり・焼きなす・新いくら・長芋の和え物】♫
・のっけから「美味しい!」。
・こんなイクラを食べると普段食べるいくらは何?と毎度毎度問うてしまう。
・ほのかに感じる出汁と柚子の香りや味が素晴らしい。
・いきなり「やっぱり日本料理だよね」と言う言葉が出てしまう。

【渡り蟹のしんじょうと魚沼産のしいたけ】★
・これも一口飲んでみて「美味しい!」
・分厚いしいたけやしんじょうの美味なること
・そして実に上品なお出しの汁で思わず汁から先にすべて飲み干してしまった。

【千葉県勝山のヒラメと利尻のウニ】◎
・ヒラメを食べて「美味しい!」
・びっくりしたのは物凄い弾力とコリコリ感だ。塩で食べるのもイイ!
・ウニももちろん美味しいデス。

【黒龍】♫
・ビールから日本酒へ。黒龍うまし。

【焼きかますの寿司・烏賊のわた和え・ほおずきトマト】♫
・焼きかますの香ばしさと甘みを感じるお寿司で美味しい
・イカのわた和えもとっても上品な旨みで日本酒が進む
・岐阜県で無農薬で作っているという「ほおずきトマト」のフレッシュな甘さにも驚く

【鰆の朴葉焼き】★
・朴葉と味噌の香ばしい香りにうっとり。
・鰆・お麩・ネギを引き立てているのは味噌の美味しさだ。
・この味噌は岐阜の郷土料理の朴葉味噌との事だ。
・特に焦げて朴葉にこびり付いている部分が美味しいわけ!これが日本酒にたまらないわけ!

【醸し人九平次】♫
「辛口なお酒を」とお願いしたら供されたお酒。
・愛知県のお酒でとてもすっきりとした飲みやすいお酒です。

【じゃがいものハリハリ】★
・じゃがいもを桂剥きにして炒めたものだと言う。
・これもびっくりの食べたことのない食感とお味。
・ねっとりして少し油っこい感じだけど食べるとシャキシャキとしていて美味しい!
・魚卵も入って塩気とじゃがいもの甘さとが実に面白く、自分のお気に入りとなった一品。

【蓮根まんじゅう】★
・これも美味しいよね〜
・海老や帆立が入り上品な出汁の味と柚子の香り。

【鯛の容器に入った大根の漬物】
・鯛の蓋を取ると大根の漬物だった。
・蓋をとった写真を撮り忘れてしまった。

【生海苔の茶漬】♫
・お出汁の味がほどよくて生海苔の心地よい風味を感じながら一気に喉を通りすぎていった。

【いちじくのワイン煮とシャインマスカット】◎
・デザートはちょっと洋風な趣きです。
・透明感のある爽やかなジュレの中にはモッチリ感のあるいちじく、そしてカリッとした食感のマスカットが実に美味しい。
・最後を爽やかに彩るデザートに店主のセンスを感じる。

とにかくカウンター周辺のお客さんがみんな口を揃えて「美味しい!」を連発していたのが可笑しかった。
もちろん自分たちもそうなのである「美味しい!」これ以外の言葉がないのである。
初回訪問ながら満足感もあり感激感もありました。

店主の山本晴彦さんは岐阜の『たか田八祥』の出身だという。
それゆえか食材やお酒は岐阜や愛知のものを多用しているようだ。
私たちは岐阜や愛知にはほとんど縁がないために初めて口にする新鮮さや感激も多分にあったかもしれません。
そういえば最近の食べログは洋食も含めて名古屋のお店のレイティングが高いのが気になってはいる…

まだ32歳という若さの店主は料理もさることながら、サービス面も好感が持てるものである。
お客全員への気配りが行き届いていることも素晴らしいと思う。
弟子達がもう少し「できる」ようになると非の打ちどころがないお店に成長しそうだ。
これからはもっと予約が難しくなるお店に成長するのだろうと予感ができてしまう。
そんな事に天狗にならず今後も精進してもらって私たちを楽しませてほしいと思います。

  • 【松茸ご飯】★2013/9
  • 【焼き茄子とイクラ、とんぶりの白和え】♫2013/9
  • 【淡路の鱧と岩手の松茸の汁】◎2013/9

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6位

SALONE 2007 (元町・中華街、日本大通り、石川町 / イタリアン、パスタ)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.3
    • | サービス 4.3
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク 4.3 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥15,000~¥19,999 -

2015/10訪問 2016/03/01

【再訪3★】移転して一層エレガントに

 前回訪問から2年以上経過すると『SALONE』に行きたい!となってくるのである、しかも移転したと聞くから新たな雰囲気も楽しんでみたい。
 アクセスは抜群に良くなりましたね。みなとみらい線の元町・中華街駅からすぐのビルの地下にあります。横浜マリンタワーの斜向かいでもあり、少し早く行っても山下公園を散策したりできるから最高のロケーションだろう。
 店内は広くなりましたね。テーブル数も増えましたが隣席との距離も広がりゆったりと過ごすことが出来ます。以前のようなゴージャス感のあるシャンデリアがなくなったからかシンプルな印象にも感じたが、アニバーサリー利用できるリストランテである事は間違いなく、その雰囲気や上質な対応をされるスタッフにより一層そのステータスを高めていると言えるだろう。
 シェフは「細田 健太郎」氏、来るたびにシェフが違うのだが料理のコンセプトやその系譜がしっかりと続いていることがSALONEの特徴であり安心感にも繋がるのだ。

■2015年10月のディナー
【A5サーロイン・ポテト・トリュフ】◎
【甘海老・モヒート・カラスミ】★
【ガルガネッリ・牡蠣・トリッパ】◎
【鮮魚・タコ・ハマグリ】★
【ホロホロ鳥・アールグレイ・泡】♫
【リゾット・バジリコ・アオリイカ】♫
【猪・フランボワーズ・チョコレート】♫
【牛イチボ・炭・白インゲン豆】◎
【リンゴ・生姜・ウイスキー】♫
【ピッコラパスティッチェリア】♫
【コーヒー】♫
■ワインのデギスタシオン
【CARTE BLANCHE BRUT NM / JAMART】
【VITOVSKA 2012 / KANTE】
【BIANCO 2013 / LE COSTE】
【SOTTO LE FRESCHE FRASCHE 2013 / VILLA BELLINI】
【CATAVELA 2013 / DENAVOLO】
【MERLOT / CARLJUNE】
【A-YUZUKI 2009 / TRINCHERO】
【LANGHE ROSSO 2008 / ROAGNA】

 最初に「A5サーロイン」が登場した。その懐かしいスペシャリテをいただくと2年のブランクが一気に縮まるようである。続く「甘海老・モヒート」はこれまで味わっとことのないようなオシャレで爽やかさを感じる味わいが素晴らしい。それとやはり「鮮魚のヴァポーレ」だろう、この日は蛸に蛤で柑橘系の旨味に唸ってしまう。「牛イチボの炭焼き」も白いんげん豆のピューレとともに美味しくいただく。料理とそれに合わせた上質なビオワインを楽しめるのがサローネの特徴でもあるが、そのワインのデギスタシオンコースはフルとハーフから選べる。自分はハーフで丁度良かった。
 移転し一層エレガントさとその魅力を増したサローネであるが、以前はスタッフが運んできた料理を説明するだけでもその真摯な姿勢とフレンドリーな接客からホスピタリティを感じられた事が懐かしく思うのである。
 不思議な事に毎回同じような季節に伺ってしまうので、次回は春先や初夏などの横浜とサローネ劇場を楽しめるようにしたいと思う。

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'13/09/17 ('13/09 訪問)4.22
【再訪2★】横浜はローマの香り
夜★★★★☆ 4.5(料理・味 4.4 | サービス 4.4 | 雰囲気 4.1 | CP 4.1 )
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東京に来て二年半。行ってみたいレストランはまだまだたくさんあるが、最近はまた再訪してみたいと思っているレストランがいろいろと頭をよぎるのだ。
オンライン予約サイトをチェックしていると『SALONE2007』のディナー予約ができる日があるではないか!珍しいね!これまで空いていることなんてなかったのだけどね。
最近横浜方面にも脚が向いていなかったので早速予約を敢行したのだった。

二年ぶりの再訪となった。
元町界隈をブラブラしてからお店に向かうと懐かしいファザードだ。
店内のレイアウトとか雰囲気は変わりがないようだ。重厚さとゴージャス感がアダルトな雰囲気を醸し出していますね。だからお客もほとんどがアダルトなカップルで占められていた。
サービス陣は入れ替わったのかな?以前のようなフレンドリーな接客ではなくて、少しよそよそしい雰囲気が伝わって来るのだった。
はじめに「渡部竜太郎」シェフのご挨拶をいただきこの日のコースのスタートだ。

「9月のディナー」は次の内容だった。
【山形牛サーロインのスピエディーノ】★
【鴨のメダリーネ 無花果のタルターラ】★
【鮮魚のヴァポーレ】◎
【ストラッシナーティ オレッキエ ディ マーレ】◎
【カンパチのバッサ テンペラトゥーラ エ サルサ ブロデット】♫
【赤海老のクッキアイオ】♫
【パッパルデッレ ホロホロ鳥のラグー アル ポッロ】◎
【牛フィレのアッロスト コン ペスト ディ タルトゥーフォ】★
【カンノーリ ストレガータ】★
【小菓子】◎
【エスプレッソ】◎
【コーヒー】◎

前回感銘を受けた料理ごとにチョイスされたグラスワインのマリアージュは、コースとして用意されていた。フルポーションとハープポーションが選択できるのは嬉しいね。
ハーフでお願いしたが、この場合の値段は料理・ワイン・サービス料・消費税すべて含んで約2万円の明朗会計だ。
【Champagne】◎
【A-iuto!Bianco10/Trinchero】◎
【Langhe Bianco 2007/Matteo Correggia】♫
【Ponte di Toi 2012/Stefano Legnani】♫
【Volpe Rosa 2011/Cantina Giardino】♫
【Vitovska Classica 2005/Votopivec】♫
【Selezione Le Cese 2007/Colle Capretta】♫

この日、特に印象に残った料理を記そう。
【山形牛サーロインのスピエディーノ】は最初に供される定番料理だが、前回より美味しいと感じた。牛肉の旨味がより一層感じられた。
【鴨のメダリーネ 無花果のタルターラ】は、イチジクにフォアグラと鴨のテリーヌのマリアージュに感動する料理だ。ヘーゼルナッツやフランボワ−ズビネガーのソースも良いアクセントになっている。
【鮮魚のヴァポーレ】はスペシャリテだ。前回も感じたが魚介の味と柑橘系の味がマリアージュされ、和風のテイストすら感じられるのが相変わらず素晴らしいな。
【赤海老のクッキアイオ】はちょっと物足りない感が残ったかな。前回のレビューで「四次元の味を感じて」とタイトルを付与したのはこのクッキアイオとそれにマリアージュされたワインに依る処が大だったからね…
【牛フィレのアッロスト コン ペスト ディ タルトゥーフォ】は、牛フィレ肉にサマートリュフのデュクセルが乗り心地よい旨味だ。4個のサイコロ状の果実はだ。しかもそのうち2個に山葵の味がして驚いた。とても良いアクセントで重くなりがちな肉料理に変化を与えてくれる。後でシェフに聞いたらホースラディッシュだそうだ。
【カンノーリ ストレガータ】は冷たいドルチェだ。ピスタチオのクレマカタラーナの上にカンノーリが乗っている。クレームブリュレの祖先とされるクレマカタラーナはその冷たさとピスタチオがマリアージュされて抜群に美味しいし、筒状のパイの中にリコッタチーズやチョコレート、ピールが詰まっていていろいろな味が楽しめた絶品ドルチェでした。
この日のワインは最初のシャンパーニュは喉が渇いていたから当然美味しいとして、その次に【鮮魚のヴァポーレ】と合わせて供された【A-iuto!Bianco10/Trinchero】の熟成したような深い味わいが気に入った。でもそれ以外は割りと普通だったかな。

此処は妻がお気に入りだね。今回もとても美味しいと感激していたようだ。
でも自分は実は手放しには美味しいとは言えないかなぁと…いや美味しい料理をたくさん食べることが出来て妻も満足で嬉しいんですけどね。
ポイントはシェフが交代したことなんだろうと思う。渡部シェフは確かローマで修行したと言っていたから、ワインも含めて料理の傾向も変わったようなのだ。自分は前回、シチリアの料理とワインにこだわった構成に大変感銘をうけたし、その後自分で購入するワインもシチリアが主体になってしまうほど影響を受けたのだ…そこの期待値の差だったのかな。
いずれにしても横浜でまた素敵なディナーとなりました。ごちそうさまでした。

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'11/09/04 ('11/08 訪問)
四次元の味を感じて…SALONE2007
夜★★★★☆ 4.5(料理・味 4.5 | サービス 4.5 | 雰囲気 4.0 | CP 4.0 )
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食べログを見始めた時から訪問を夢見ていた横浜にあるイタリアンである。
当時の全国ランキングでは今よりもかなり上位だったと記憶している。
でも仙台に住んでいた自分は訪問することはまずないだろうし、皆さんの激賞レビューをただ指をくわえて見ているだけであった。

今年になって東京には来たけど、どの高評価レストランにも共通なのがなかなか予約がとれないことだ。
さらに東京で自分も妻も揃う土曜日のディナーなどはまず難しい。
しかし、たまたまこちらの予約をチェックすると空いているではないか!
迷わずディナーの予約をした。それでも約一ヶ月前の事である。

東急の元町中華街駅からは近いし山下公園横浜マリンタワーもすぐそこにある。
予約の時間からちょっと早めに来て夕暮れの公園を散策したりまったりするのも気分がよく、横浜らしいロケーションはディナー前のひと時のテンションを一段と高揚することができる。

SALONE2007は裏の細い道路沿いにさりげなく佇む。
もうちょっと立派なビルの中にあって非日常感を感じさせるようなリストランテなのだろうという先入観があったのだけど、俗世間と高級リストランテを隔てているのは意外や意外たった一枚のドアである。
しかしドアを開けるとそこは黒を貴重とした重厚さ感じる空間であるし、シャンデリアなどもゴージャス感をしっかりと演出している。
ただ店内は思ったより広くはなくテーブル数も9卓ぐらいか。

客層はアダルトなカップルが多数を占める。
この日は皆が目線を送るようなちょっと大声で蘊蓄を語るような女性が一人いらしていたが、その方々がお帰りになるとそこからは重厚かつ濃密な楽しい時間があっという間に過ぎ去るようなディナータイムであった。

こちらのディナーコースのメニューは一つだけで月替わりである。
これは2011年8月の内容である。

まずは「グラススプマンテ」と「ベリーニ(シャンパン+ピーチジュース)」で乾杯。
写真撮って良いか?と聞いて「もちろん!」と言われたのは初めてだ。

【山形牛サーロインのスピエディーノ】◎
・こちらの定番料理で毎月最初に供される「串刺し」だそうだ。
・柔らかい山形牛サーロインと北海道産メークインのピューレの滑らかさが一体化してとろける食感を織り成しその驚きとともに喉を通過する。
・味としてはそれほどインパクトのあるものではないが、スプマンテとともに最初に食べる料理としては口と喉の丁度良い準備運動になる。

【プロシュート エ メローネ】◎
・つまりは「生ハムメロン」である。
・パルマ産生ハムはプロシュートとカリカリのクロカンテの二種類。
・メロンもレモン汁でマリネしたものと、ピューレ状でスープ仕立てにした二種類
・真ん中にはリコッタチーズ、黒いリクリツィアゼリーとスペアミント。
・とにかくいろいろな食感と食べ合わせを楽しむことができる。
・特にクロカンテのカリカリとした食感と塩味が出現すると楽しい。
・それとミントの爽やかな味わいやリコッタクリームのマイルドさ、そしてリクリツィアゼリーの苦甘さがほどよいアクセントを演出している。
・それらが口の中でミックスされるときに非日常の生ハムメロンが完成するのである。

料理がサーブされた時の女性店員の懇切丁寧な料理の説明が印象的だ。
この前菜の説明だけでも90秒ほどだ。しかもスマートに説明をしてくれるのがレビュアーとしてはありがたい。

【ブラッドオレンジジュース】
・妻注文のジュース。特に普通だったそうだ。

【鮮魚のヴァポーレ】★
・ヴァポーレはイタリア語で蒸すという意味だそうだ。
・鹿児島産天然真鯛、明石の蛸と千葉産ハマグリ。スープはハマグリの出汁のみとの事。
・イタリアンパセリとオレンジとオリーブを同時に絞ったオイルをかけてあるという。
・スープの印象はオレンジ!とはいってもオレンジの味わいがオリーブやハマグリの出汁などと見事に調和され和のテイストも感じながら魚介の旨味を上品に堪能できるスペシャリテである。
・前半は真鯛の柔らかくもふっくらとした旨味とオレンジテイストを堪能し、後半は予想外に底の深い容器に蛸やハマグリなどがゴロゴロと入っておりスープとともにその旨味を存分に味わう。
・一緒にパンが供せされる。器の底に残ったスープをこのパンに染み込ませて食べるのだそうだ。
・これで最後の最後までスープを余す事なく堪能できるわけ。ヴァポーレは素晴らしかった。

このあたりで自分のグラスワインも注文。このワインのシステムがSALONE2007の真骨頂だ。
それぞれの料理に合わせた味わいのグラスワインをお店の方であらかじめチョイスしてあり料理とワインのマリアージュを楽しめるのだそうだ。しかもグラスいっぱいでは多いだろうという事で、二分の一や四分の一でもOKなのだそうだ。
そう言われては試してみるしかありませんね!

【SAHARAY SAHARAY CATARRATTO 2008】◎
・シチリアのワイン。四分の一でお願いしたら…悲しいくらいに少量だ。
・でも美味しかった〜もうチョット飲みたかったけど皿毎に飲むから我慢だね。
・白ワインなのだけど赤みがかった色のワインだったのが印象的。

【タリオリーニ ズッキーニと雲丹のマンテカート】◎
・ここでパスタ、タリオリー二の登場だ。
・ウニにレモン果汁とニンニクを足し、マンテカートとは乳化させたパスタのことだ。
・ソテーしたズッキーニ、ケッパー、バジルにニンニクの香りをつけたパン粉がからまる。
・ウニの旨味が溶け込みトロリとしたソースとパスタ!バジルやズッキーニの味わい!
・これもいろいろな旨味が融合したパスタだね〜美味しい。
・自分的にはところどころでガリッとしたパン粉を食べるのが邪魔な気がした。

【Palme】◎
・パルメというシャルドネを使ったピエモンテ州の白ワイン
・次の料理がワンスプーン料理だと言う事でワインも一口ワインだそうだ。
・まずは食べる前にワインを一口味わう。その後に6種類の食材の乗ったワンスプーン料理を食べると6種類の味が口の中でぶつかり合う。そしてフィニッシュにワインを飲み干すそうだ。そして前と後でのワインの味わいの変化を楽しむのだと言う。面白い提案だ。

【豚ホホコンフィのクッキアイオ】★
・これがそのワンスプーンの料理(クッキアイオ)
・主役は豚ホホコンフィだけど、ペコリーノチーズ、ヘーゼルナッツ、アマレットゼリー、ピンクペッパー、エストラゴンなどがスープンに乗っている。
・まずはPalmeのワインを半分飲むと…うん!美味しいね。飲み干さないように注意。
・続いてスプーン料理を一口でパクリ!
・豚ホホの柔らかさに続き各食材の甘味やら酸味やらエストラゴンの独特の香りやらがブワッと広がりしかも時間差で微妙な味わい変化も楽しめる。

さてこの後にワインを飲むとどうなるか?なんとなく辛味が増したような味わいを感じた。
それを店員さんに伝えるとその通りだそうで、エストラゴンのハーブ的な香りが影響するそうだ。
このように同じワインでもその味わいが食べた料理に左右されてしまうと言う事は、ややもするとお店の押しつけにも思えるような料理の皿ごとにワインを変えて楽しむという提案は、ワインの蘊蓄もない自分には素直に受け入ることができるわけで面白く楽しい経験ができたと思う。

【LAMORESCA】◎
・「ラモレスカ」というシチリアの白ワインで葡萄の品種は「ヴェルメンティーノ」
・これもピンク色を呈した白ワイン。
・四分の一では物足りないので二分の一でお願いした。
・太刀魚の料理ともよくマッチし美味しかった。

【太刀魚のアルフォルノ キノコのティンバッロ】★
・赤ワインのソースが印象的な太刀魚の料理だ。
・太刀魚はオーブンでローストされ、エシャロットの酢漬けにディルが乗る。
・太刀魚の下にはボルチー二茸などのキノコの出汁とマッシュルームを卵や生クリームでムース状にしたものだ。
・太刀魚のふっくらとした身は絶品だしその下のムースと合わせて食べると悶絶もんだ。
・さらに赤ワインソースの濃厚な味わいをプラスして楽しんだりするのも良い。
・自分としてはこの日一番の皿かも。ラモレスカの白ワインも美味しく難なく飲み干す。

【Massa Vecchia Rosato】◎
・「マッサ・ヴェッキア」トスカーナ地方のロザートいうロゼワイン
・これまでの白ワインからロゼに。これも深い色をした美味しいワインだね〜

【ファルフォッレ 兎のラグー】★
・兎肉を塩でマリネ後ソテーしてから白ワイン、香味野菜・トマトペーストで煮込んだラグーをパッキーノ、トレヴィス、ペコリーノパウダー、トリュフオイルを蝶の形をしたファルファッレにからめたショートパスタだ。
・とても良い香りがするのが印象的だ。スイートマジョラムというハーブが影響しているようだ。
・ファルファッレのモッチリした食感に兎のラグーソースの香ばしくコクのある旨味がからんで美味しいのだ。
・そこに苦味(トラビス)や甘味と酸味(プラムのジャム)、香り(スイートマジョラム)が味わいに立体感を持たせて来る。
・いろいろな食材とその味が計算されたように口の中で3Dのような立体感まで味わえることに感服した。そして時系列で複雑な味が次々と顔を出してくるので噛むたびに楽しさと感動を味わえるパスタであった。

【Rubeo】
・ルベオ、ヴェネト州の赤ワインで甘口だという、だから次の料理の赤玉ねぎのジャム単体とこのワインを一緒に飲むなとのご指南だ(笑)
・深い赤色のワインでエレガントな甘さが印象的だった。

【牛フィレット、フォアグラのテリーヌ 南瓜とマルサラのソース】★
・牛フィレのメイン料理。皿が供された時からの立ち香が素晴らしくて濃厚かつ深みのある料理を主張していた。
・牛フィレは結構な塊肉だけどありえないほどに柔らかくその上にフォアグラのテリーヌが乗る。牛フィレは脂身が少ないのでそれを補うようにフォアグラテリーヌを合わせていると説明を受けたけど、この部分を食べるだけでもう悶絶ものね!
・牛フィレが敷かれているのはカルダモンで香りづけしたカボチャのピューレ、そしてセージが乗っているのだけど、これもその計算された複雑な味わいと香りの虜になります。
・セージがいい仕事するんですよ。
・茶色のソースは甘いマルサラソース、そして皿の端の黒っぽいのが赤ワインと食べ合わせてはいけないとご指南をうけた、赤玉ネギと赤ワイン、赤ワインビネガーなどで煮詰められた「赤玉マルメラータ」ね。
・この甘酸っぱい「赤玉マルメラータ」を「牛フィレ」につけて食べるとまたしても悶絶ね。
・そこにエレガントな赤ワインを飲むともうノックアウト状態です。
・もうこの濃厚かつ複雑な味わいはメイン料理に相応しくゴージャス&至福な皿でした。

【白桃コンポスタとクローブ、シナモンのセミフレッド】◎
・セミフレッドはシナモン、クローブ、コショウ、オレンジ皮、レモン皮などを使ったスパイシーな味に仕上がっていた。
・フランボワーズソースに、桃は白ワイングラニューレモンでコンポートしてあり、その甘さにショウガコンフィやペパーミントがアクセントとなるような味わいだ。
・このスパイシーなセミフレッドを食べていると薬膳ではないけど健康になるような気がしたのだけど。

【小菓子】♬
・グレーツフルーツ皮の菓子、サラミリチョコラータ、レモン皮ゼリー、アマレッティ、パンナコッタ、バローネ、生チョコレート、マシュマロなどなんと8種類もあって嬉しい。

【コーヒー】◎
・コーヒーもバッチリ美味しかったです。濃いめの味わいで満足。

料理とワインについては大変満足しレビュアーの皆様がよく表現している「横浜SALONE劇場」を存分に満喫した気分です。
料理の一皿一皿にはたくさんの食材が使われ、特にハーブやスパイス使いが印象的です。それらの食材が口の中でぶつかると複雑な味わいが重なり香りも含めて立体的な美味しさが堪能出来ます。そしてさらに時間経過による変化をも感じ取れるので自分は四次元的な美味しさを堪能できたように思えます。
そして何と言っても料理とグラスワインのマリアージュでしょう。
自分はあまりワインを知らないしもちろん蘊蓄もない。でも美味しいワインは飲みたい訳です。
そんな我々にビッタリなのが此処の料理の皿にあうグラスワインをしかもハーフや四分の一でもOKという大変嬉しい提案です。これには自分も嬉しくて楽しくて大満足なディナーでした。
イタリアの伝統料理をクリエイティブに構成しそれに合わせたワインを提供するのが此処のコンセプトなのでしょう。9月のコースも楽しみですね。

サービスとしての接客はホスピタリティを充分に感じ取れる上質なものです。
ホールの方々の料理やワインの丁寧な説明だったり、なによりも皆さん目が輝いていてそれぞれのお客さんが楽しんでもらえるように明るく笑顔の素晴らしい接客をされます。
一流店にありがちな格式張った上から目線の接客ではありませんので大変気分が良かったです。

恐らくもう9月や10月の土曜日のディナーの予約は取れないのでしょうけどまた是非再訪したいですね。
でも都内には系列のサローネがオープンしているのですよね〜気になる

  • 【鮮魚・タコ・ハマグリ】★2015/10
  • 【甘海老・モヒート・カラスミ】★2015/10
  • 【A5サーロイン・ポテト・トリュフ】◎2015/10

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7位

RISTORANTE YAGI (神泉、代官山、中目黒 / イタリアン)

1回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.4
    • | サービス 3.9
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥3,000~¥3,999

2013/11訪問 2013/11/25

代官山でハイクオリティランチを愉しむ

休日のランチに伺ったのは渋谷代官山の中間にあるリストランテだ。
少し風が強い日だったが晴れていたので代官山駅から歩いて行くことにした。
旧山手通りを歩くとたくさんのショップがあったり通行人もたくさんなので、それらをウォッチングをしながら楽しんでいると意外にすぐに到着しました。

お店は階段を降りた地下一階だ。よほど注意していないと通り過ぎてしまうだろう。
店に入るとシックな黒基調の雰囲気でもちろん満席だった。
地下だけど天井高も高く全面ガラス張りの窓からは柔らかい日差しが入る快適な居心地の上質なリストランテだ。

ランチコースは2,800円で、メインディッシュをつけると4,800円となる。
きちんとしたサービス陣のいるリストランテなのにサービス料を徴収していないところは大変に好感が持てます。
この日はメインディッシュ付きコースをオーダーです。

まず自分は昼からグラスワイン(白)、妻は烏龍茶で乾杯!

【軽く揚げたワカサギにジャガイモのソース】◎
・アミューズが供されました。ワカサギがカリッと揚がって美味しいデス。
・ジャガイモのソースも温かいし風味もあって美味しかった。

【パンとオリーブオイル】◎
・このパンは美味しいです。久々に美味しいというパンを食べました。
・カリッと香ばしいクラストに小麦の風味が豊かなパンです。
・多少苦味を感じるようなクラストがたまりません!

【鰤とビーツのカルパッチョ】★
・前菜の皿だ。軽く塩漬けしたブリとビーツのカルパッチョ。
・ブリの下には大きめのビーツが隠れている。
・ブリの塩加減とビーツの甘みが見事にバランスされていて凄く美味しかった!

【蛤、松茸、サルデーニャ産ボッタルガ】◎
・供されると松茸の香りの虜になります。
・松茸と蛤にからすみのパスタの旨味は食べているだけで幸せなります。
・パスタと松茸って自分は初めてだと思うがやっぱり美味しいのだなと実感。

【Turassi Romano Nicola】◎
・グラスワイン・赤をフルボディでとお願いして供されたのがこのワイン。
・最後まで注いでくれたので多めデス。
・この赤は自分好みだ。飲みくちは少し物足りなこそ感じるが余韻が素晴らしい。
・その余韻はこの日の夜まで残っていたので一日中良い気分になりました。
・今度通販で手に入れてみよう。

【蝦夷鹿のラグーソース】♫
・鹿肉を食すのも随分久しぶりだったが美味しくいただきました。
・ラグーソース自体はよくある味わいに感じました。

【マンガリッツァ豚】◎
【シキシマ鯛】◎

・メインディシュの肉料理(妻)と魚料理(自分)です。
・久しぶりに食べたマンガリッツァ豚は、やはり国宝に相応しい味わいで柔らかくて程よい塩加減が美味しい豚です。
・鯛は皮がパリパリで香ばしいし身はジューシーだ。見事な火入れが素晴らしい。ポルチーニのソースとの相性も良く美味しくいただけた。

【ヘーゼルナッツのパンナコッタ、柿とアマレットのゼリー】★
・柿がこんなに美味しいなんて!アマレットと柿の食べ合わせは最高です。
・パンナコッタもヘーゼルナッツ風味とともに美味しいのです。

【コーヒーと小菓子】◎
・コーヒーもメレンゲ&クリームもチョコレートも美味しいのです。

大変に満足できるランチをハイクオリティな居心地良い空間でいただけました。
付き出しから前菜、パスタ、メイン、ドルチェやコーヒーまで、最近は自分たちの舌を満足させてくれるようなリストランテに巡り会えなくなってきていたから嬉しい限りです。特に魚料理のバランスの良い美味しさが印象に強く残りました。

サービス料の徴収はないのだけど残念に思うところはいくつかある。最初のグラスワインの白が供された時にはボトルも持ってこなかったし、ワインの説明もなかった。それと外国の方だろうから仕方ないが、おぼつかない日本語での料理説明だったので若干聞き取れない部分もありました。
また、雰囲気もシックにまとまっていてデートにも楽しめますが、この日は6名程のアラフォー?女子会があったようでうるさいのなんのって…個室でやって欲しいものです。でもこれらはあえて書いているだけで、総合的には満足しています。

八木康介シェフがオープンさせた『リストランテ ヤギ』ですが、ヤギという店名から羊肉を連想するので、それが苦手な妻の事を考えての敬遠も少しありましたが(笑)、これだけレベルの高い料理と雰囲気を味わえるとなるとディナーにも伺ってみたいものです、ただ駅からは遠いのだよね…

  • この日のNo.1★2013/11
  • 【蛤、松茸、サルデーニャ産ボッタルガ】◎2013/11
  • 【マンガリッツァ豚】◎2013/11

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8位

ウッデンシップ (富谷町その他 / ピザ)

7回

  • 昼の点数: 4.6

    • [ 料理・味 4.6
    • | サービス 4.2
    • | 雰囲気 4.1
    • | CP 4.6
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2023/04訪問 2023/05/12

【再訪19★】LOVEこそすべて

 昨年12月以来の再訪。この日も予約で一杯のようです。

【マルゲリータD.O.C…1,500円】◎
【きのこの塩ピザ…1,000円】◎
【粒あんとくるみとマスカルポーネ・アイスのせ…1,700円】◎


 定番のDOCマルゲリータに今回はきのこの塩ピザ。相変わらず美味しいピッツァに満足。
 あれ?ドルチェピザの写真がない…
 マルゲリータはトマトソースまたは塩があってハーフ&ハーフもあるのね。次回迷いそう…

5月以来の訪問で2022年は3回目の訪問となる。

【マルゲリータD.O.C…1,400円】◎
【リモーネ…1,600円】◎ 国産健康豚のスモークパンチェッタとレモンの塩ピザ
【粒あんとくるみとマスカルポーネ・アイスのせ…1,600円】◎

此処に来たらマルゲリータDOCとドルチェピッツァの粒あんマスカルポーネを注文するのはもはや私達のお決まりであとは塩系ピッツァから何を食べるか?
リモーネは初めての注文だと思うがパンチェッタの旨味とレモン味がバッチリ効いていて癖になりそうな塩ピザでした。

2023年の訪問も楽しみなピザ店である。
 1月に続いてGWにも訪問!

【マルゲリータD.O.C…1,400円】◎
「これしか食さない、常連様多数!!根強い人気!!」とメニューに書いてあります。
・その通り!これ食べないと来た甲斐がありません。
・塩味も出来ると書いてある!気になるなぁ…

【きのこの塩ピザ…1,000円】◎
「モッツァレラチーズときのこ、季節の野菜、人気の塩ピザ」by menu
・マルゲリータを必ず注文するのでもう一つは塩味を注文することになります。
・今回、同時に着皿したので食べ比べてみたけど交互に食べるのが実に美味い!

【粒あんとクルミとマスカルポーネ・アイスのせ…1,600円】◎
・去年あたりからドルチェピッツァも大きいサイズになったので食べきれないと困るので注文を躊躇したけどやっぱり注文してしまった!しかもアイスのせも外せない(笑)
・で、ぺろりと食べてしまう相変わらずの美味しさ!

 これまでは一皿ずつの提供だったけど今回は二皿同時に来た。時短にもなるし交互に味わえるからこれはこれで良いと思う。
 この日は遅い週末ランチとなって富谷町方面にでかけたのだけどお目当てのお店がまさかの満席…諦めて当店に電話してみたら閉店間際なので時間制限あるけどなんとか席を確保できたので急いで伺いました。

【アフミカータ(燻製モッツアレラのマルゲリータ…1,500円】◎
【マルゲリータD.O.C…1,400円】◎

・マルゲリータDOCは毎回注文しているわけですが生地の旨味、チーズの旨味はとびきり美味しいと毎回思えるわけで大好きなピッツァです。
・アフミカータは藁で燻製したというチーズらしく初体験でしたが塩と香ばしいチーズの組み合わせは抜群です。ほのかに残る燻製香も癖になりそう!

 ということで閉店間際に飛び込んでピッツァを食べることができましたが私達の後にも飛び込みで入ってきたお客さんがいたことにびっくり!次は予約をとってデザートピッツァまで楽しみたいものです。
 4年ぶりの訪問です。最近は北仙台駅近くのピッツァ店で満足しているので富谷町まで足を伸ばすのはなかなか面倒なので時がたってしまいました。
 お店はTAKEOUTの看板が目立ちます。店内にいても結構テイクアウトのお客様が訪れます。近くに住んでいれば活用しない手はありませんね。それもあってか店内は割とすっきりしたように思います。カウンター席の利用はなくしたようでその影響が大きいように思います。

【マルゲリータ ドック…1,400円】◎
【生ハムのサラダ風…1,400円】◎
【粒あんとクルミとマスカルポーネ・アイスのせ…1,400円】◎

・久しぶりのマルゲリータ!熱々&とろとろとしたモッツァレラチーズが最高だ。
・甲乙つけがたい北仙台のマルゲリータを剛とするならこちらは軟なイメージでどちらもうまいのである。
・初めて注文してみた生ハムサラダ風はどっさり盛られたサラダに生ハムがのってこれも美味しい!生ハムの塩気をサラダでさっぱりと食べられるのだ。
・ドルチェピッツァもいつものように粒あんをお願いしたのだけどサイズが大きくなっていてびっくり!こんなに食べられないよ〜と思ったけど食べ始めると相変わらず美味しいし結局完食(笑)。

 久しぶりにウッデンシップにやってくるといつもの北仙台のお店とはまた異なる魅力的なピッツァが食べられるわけで次回は期間をあけずに再訪してみたいものです。
 久しぶりの富谷町、いや富谷市だね。もちろんウッデンシップにやって来たわけだけどなんと1年3ヶ月も訪れていなかった事に驚いてしまう。予約でランチのマルゲリータD.O.Cを取り置いてもらっての訪問です。

【マルゲリータ D.O.C…1,400円】★
【ビアンカ…1,000円】♫
【粒あんとマスカルポーネのピッツァ・アイスのせ…1,100円】★

・珍しくビアンカから提供された。それが関係するのかわからないがこの日のビアンカは少々塩気も足りなくいつも感じる満足感には遠かった。
・マルゲリータはやっぱり美味しいね!チーズとトマトの旨味はやっぱり抜群!
・さらにデザートピッツアの粒あんマスカルポーネも美味しいんだけど、以前と異なるのは抹茶パウダーがかかっていた…色味は良くなったとは思うけど。

 今回ビアンカの感激が足りなかったのは食べた順番だろうか?まぁ次回に期待したい。
 昨年の秋頃に行ってみようと思ったら窯が壊れて新窯制作中との事だった。窯が変わるというのは味とかが変化してしまうのではないかとちょっと心配だった。
 年が変わり先日伺ってみると店内のレイアウトや内装も変わり、何よりピザ窯が目立ちますね〜なんと獅子面なんですよ!口を開けて歯もありますね〜面白い!
 この日も私達定番の注文で、ランチのマルゲリータD.O.Cと塩味ピッツァにデザートピッツァというわけだ。

【ピッツァマルゲリータ D.O.C】★
【きのことひよこ豆とルッコラのビアンコ】★
【苺のピッツァ・アイスのせ】◎

・窯が変わった事なんて心配無用だね!相変わらず美味しいピッツァです。
・マルゲリータのモッツァレラチーズとトマトの旨味とコクは抜群だ。
・ビアンコの塩味の加減も美味いんだな〜
・そしてデザートピッツァは苺ね!以前より少々苺感が…と思ったが美味いのだ。

 しかし新しい窯はなんぼみても面白いなぁ。ピッツァも相変わらず美味しいし!また来よう。

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’15/04/30 ('15/04 訪問)3.70
【再訪12★】LOVEこそすべて
昼★★★★☆ 4.7(料理・味 4.7 | サービス 4.2 | 雰囲気 4.2 | CP 4.7 )
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 冬が終わって暖かくなるとなにか活動範囲を広げて行動したくなりますが、外食も同じで少し遠出してもどこか美味しいところに食べに行きたくなります。すると「デルソル」にピザ食べに行きたい!となるわけです。まぁそんなわけで最近は春先の再訪が多くなっているのです。早速予約して行ってきました。
 この日も私達定番の注文で、ランチのマルゲリータD.O.Cと塩味ピッツァにデザートピッツァというわけだ。合計3,780円

【ピッツァマルゲリータ D.O.C】★
【舞茸しめじ豆ルッコラ塩味のピッツァ】◎
【粒あんとマスカルポーネチーズ・アイスのせ】★

・ランチにスープはつかなくなったようでその代わりにサラダにパンが乗っていました。
・パンも美味しかったですがサラダのドレッシングかな?美味しかったです。
・あとは毎回書いているので…今年も美味しいピッツァが食べられて大満足という事。
・そしてデザートピッツァね!自分はこれが最強のスイーツだと思っています。ちなみにアイスクリームが一回り大きくなったようです。

 まぁそんなに遠くはない富谷町ですが昨年マイカーを処分してしまったのでわざわざ車を借りて向かうわけで、私達の外食のハードルも高くなりましたね。そういう意味ではわざわざ車を借りてまで伺いたい美味しいピッツァのお店、それがデルソルという事になるのです。

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’14/04/06 ('14/03 訪問)3.89
【再訪11★】LOVEこそすべて
昼★★★★☆ 4.6(料理・味 4.6 | サービス 4.1 | 雰囲気 4.1 | CP 4.6 )
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 仙台でランチにどこに行く〜?と悩むと必ず「デルソル行く?」となる。前回訪問から10ヶ月も経過していたので「じゃぁ行ってみようか〜」となった。もちろん予約してからの訪問で実に11回目の再訪となりました。
 この日は、いつものマルゲリータD.O.Cと塩味のピッツアのランチセットに、なんと「苺のピッツァ」もありました!久しぶり〜!もちろん注文です。

【ピッツァマルゲリータ D.O.C…1,400円】★
【舞茸としめじ、ひよこ豆、ルッコラの塩味のピッツァ…1,000円】◎
【苺のピッツァ1/2サイズ・アイスのせ…1,000円】★


 いつもは塩味のピッツァが美味しいと思う自分達だけど、今日は二人共マルゲリータのD.O.Cの美味さにノックアウトだった。チーズの旨味、控えめなトマトソースの味わい、そして生地の旨味が抜群にマッチした美味しさは感動ものだった。これはどうしたのだろう?マルゲリータの何かが変わったのだろうか?
 そして、やっぱり感激するのがデザートピッツァである。皆さんの口コミを拝見しても注文する方は少ないようですが、この店で抜群に美味しくて感動するのがデザートピッツァなんです。1/2サイズなのでペロリと食べられますからオススメです。尚、オーダー時に店員さんから追加でのオーダーを受け付けない事を念押しされるし、ボードにも記載してあります。最初に注文する必要がありますから要注意です。
 この日は5年前の再訪2で食べて以来待望していた「苺のピッツァ」があったので久々に注文してみた。もちろんアイスのせである。激ウマでした!苺は薄くスライスされ、このピッツァの裏側を支える味わいで、大半は生地の旨味と練乳や蜂蜜の極上の美味しさを存分に堪能させていただきました。ごちそうさまでした。

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'13/06/08 ('13/05 訪問)3.97
【再訪10★】LOVEこそすべて
昼★★★★☆ 4.5(料理・味 4.5 | サービス 4.0 | 雰囲気 4.0 | CP 4.5 )
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約一年ぶりで10回目の訪問となった。
前回は約一年前なのでこの時期になると食べに行きたくなるのかもね。
店内でテーブルに座ってみるとなんか様子が違うような…
そうテーブルが新しくなっている気がします。
いや壁面も違うようだし厨房からの動線も違いますね。右側のレイアウトが変わり出来上がったピッツァもスムーズに運べる動線になったようです。すこしゴチャゴチャしたイメージがあった内装もスッキリとして良くなりましたね。

【マルゲリータ…1,000円】★
【舞茸としめじと新ジャガとルッコラの塩味…1,000円】★
【粒あんとマスカルポーネのピッツァ・アイスのせ…1,000円】★

・詳細は以前の口コミに書いてあるので…
・いつも食べる「マルゲリータD.O.C」よりも普通の「マルゲリータ」のほうが自分は好きなのかもしれないと感じた。なんとなくチーズのコクとか旨味は普通のほうが美味しいのかも。

今回サービス評価を下げました。
というのは予約時にランチのお取り置きをお願いしたのだけど、訪問時に別のピッツァを食べたいなぁとメニューを見ていたら突然に思ったわけ。で店員さんにお願いしたらそれはできないとの事で仕方なくランチを注文することになった。
まぁ客の突然のワガママだけど、より高い値段のピッツァを食べたいという客の願望に答えられないというのはチト気になりましたね。この点はLOVEでなかったデス。

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'12/06/20 ('12/06 訪問)
【再訪9★】LOVEこそすべて
昼★★★★☆ 4.5(料理・味 4.5 | サービス 4.5 | 雰囲気 4.0 | CP 4.5 )
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久しぶりの仙台だけどどこに行きたいかと考えるとココは常に第一候補なのだ。
先日の土曜日も昼に予約しての訪問。珍しくも母を連れて3人での訪問となった。
注文はランチセット×2でマルゲリータDOCと塩味ピッツァ、単品でクアトロ・フォルマッジ
そして最期にはもちろんデザートピッツァね!

【マルゲリータ D.O.C…1,400円】★
【きのことイタリア産グリーンピースとハムの塩味のピッツァ…1,000円】★
【粒あんとマスカルポーネ1/2アイスのせ…1,000円】★

・これらは過去に食べているから詳細は割愛…とにかく相変わらず美味しい!

【ピッツァ クアトロ・フォルマッジ…1,600円】★
・これ初めて注文しました。
「4種のチーズが生地の上で複雑に混ざり合った濃厚クリーミーなピッツァ」との事
・これ美味いです!こういうチーズがたっぷり濃厚&コクのあるピッツァは大好き!
・もしランチセットでこれが選べるならマルゲリータDOCではなくてコレです。
・東京のどこかでもクアトロ系を食べたけどチーズがクドすぎと思ったがコレはホントいくらでも飽きることバクバク食べられます。

もうすぐ80歳の母親が「おいしい」と言いながら私達と同じ量のピッツァを食べたから驚きました。
おまけにデザートピッツァもペロリと食べましたからね。
この店では良い感じのおじいちゃん、おばあちゃんのご夫婦がカウンターで仲良くピッツァを食べている姿をよく見かけます。
ご老人てこういうこってりチーズ系とかピッツァとかあまり食べないような先入観があったのですがどうやら間違いのようです。
みんな美味しいピッツァは大好きなんですね。

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'11/10/17 ('11/10 訪問)
【再訪8★】LOVEこそすべて
昼★★★★☆ 4.5(料理・味 4.5 | サービス 4.5 | 雰囲気 4.0 | CP 4.5 )
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半年ぶりの訪問である。
それにしても予約がないと休日などはまず食べられない店になっているようです。
当然お店に行ってみると満席で大繁盛である。
しかも予約なしで来られる方も多いみたいで、遅い時間に順番に呼び出してもらうか、諦めて帰るしかないようです。

今回の注文はランチセット(1,000円)とデザートピッツァ(1,000円)です。

【ピッツァマルゲリータ】★
・今回は限定のD.O.Cが売り切れでした。
・店員の女の子がダッシュで運んでくるピッツァ!もちろん熱々なのだ。
・そして美味しいのだね〜
・もちもちの生地はやっぱり此処のが抜群に美味しいと思う。
・D.O.Cでないけどチーズも美味い!

【きのこ豆・モルタデッラハムの塩味ピッツァ】★
・この塩味のピッツァも笑っちゃうほど美味い!
・自分はマルゲリータと食べ比べるとこっちが好き。

【粒あんとマスカルポーネ?アイスのせ】
・どこにもないデザートピッツァは最高&至福&LOVEなのである。
世の中にデザートやスイーツなど数々あれど自分としてはこれが最高峰である。
・満腹で食べられないと思っていてもペロリと食べちゃうのだからね!Great!

最近結構頻繁にピッツァを食べている。東京のお店、仙台のお店、真のナポリピッツァ協会認定店も含まれている。その中ではピカイチのピッツァである。
そしてピッツァだけではない。店員のサービスなどは見ているだけど微笑ましくなるようなピカイチのサービスなのである。
これこそLOVE!
意味のない称号など関係ない。
LOVEこそすべてなのである。

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'11/04/05 ('11/04 訪問)
【再訪7★】震災後の笑顔のために!
昼★★★★☆ 4.5(料理・味 4.5 | サービス 4.5 | 雰囲気 4.0 | CP 4.5 )
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あの大震災から数週間が経過していますが我が家にはまだガスが復旧しておらず風呂に入れない日々が続いています。電気ポットでお湯を沸かしバケツにため、蛇口から出る水とお湯を洗面器で調合しながら髪と体を洗うだけです。
そしてやってくるたまの休日には美味しい物を食べたいですね。
デルソルさんも震災後のかなり早い段階でオープンし持ち帰りピッツァを販売してたようです。さすが薪窯のピッツァ屋さん!ですね。
お店に行ってみるといつもと変わらずの繁盛ぶりでした。

ランチセットは、
「特別!本日の限定ランチセット」としてなんと900円でした!
いつものランチセットより内容変わらないのに100円安いですね!素晴らしい!
サービス評価を加点しちゃおう。
【ターメリックコンソメスープ】◎
【サラダ】
【ピッツァ マルゲリータ D.O.C…+400円】★
【きのことルッコラとモルタデッラハムの塩味ピッツァ】★

そしてデザートピッツァも苺系と粒あん系と林檎系の三種類がちゃんとあって感激!
【粒あんのピッツァ アイスのせ…1000円】★

相変わらず美味しかったです。スープも絶妙な淡い感じの味付けが良かった。
特にいつもより余計にマルゲリータのチーズの美味しさが際立っていた。
マルゲリータも塩味ピッツァもいつもより塩味が効いているように感じた。震災後の食生活などの影響もあるのかな?でもこれはこれで美味しくいただけました。
ホントこの熱々もちもちのピッツァは食べると笑顔になります。
そしてさらに笑っちゃうのがデザートピッツァを食べている時ね!至福の味です。

この日は二人とも満腹で苦しかったです。日々の節制生活で胃袋も縮小しているのかな?
苦しいけど満足感のあるランチタイムでした。ごちそうさま。

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'10/12/05 ('10/11 訪問)
【再訪6★】粒あんとマスカルポーネチーズ★
★★★★☆ 4.5(料理・味 4.5 | サービス 4.0 | 雰囲気 4.0 | CP 4.5 )
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さて今日のランチはどうする~?
そうするとまず候補にあがるのが『デルソル』なんです。
デザートピッツァだけなら毎週にでも食べに行きたいのですけどね・・・
そうも行かないでしょうから、この日も予約しての訪問です。
もう予約しないとかなり厳しい感じですよ。この店。

注文はいつもの。ランチセット二つで一つがマルゲリータD.O.Cでもう一つが塩味ピッツァで。そして忘れちゃいけないデザートピッツァね。
この日は「粒あんとマスカルポーネチーズ」にしました。

ランチセットのサラダやスープもなかなかに美味しいです。
続いてメインのマルゲリータや塩味ピッツァも相変わらず最高に美味しいです。
【ピッツァ マルゲリータ D.O.C】★
【キノコと豆とモルタデッラハムの塩味ピッツァ】★
これらのレビューはもう前回の書き込みを見てくださいね。

さてこの日のお初はデザートピッツァ
【粒あんとマスカルポーネチーズ1/2サイズ アイスのせ…1,000円】★
・またしても感動のデザートピッツァ!
・なんて美味しいんだろう!
・口に入れるたびに妻と目を合わせてにやけてしまう
・粒あんとくるみが入っていてマスカルポーネが絶妙にコラボする。
・そしてもっちりした熱々のピザ生地と融合して至福の食感と見事な味わい
・さらに冷たいアイスクリームにトドメを打たれて自分は悶絶しまうのです。美味い!

和菓子系が嫌いな自分は粒あんのピッツァなんて拒否ですよ。これまではね。
この日は秋も深まったのでそういうのを試してもよいかなと思って注文したのだけど、まさかまさかの粒あんとピッツァの融合は想像を超越した美味しさでした!
ピッツァにアンコなんていったい誰が美味しいと思うの?誰が考えたの?
まぁ、あんパンを生み出したこの日本ですから、これもあって然るべきなんでしょうね!

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'10/09/18 ('10/08 訪問)
【再訪5★】トロピカルピザ!
★★★★☆ 4.5(料理・味 4.5 | サービス 4.0 | 雰囲気 4.0 | CP 4.5 )
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3月以来5ヶ月ぶりに行ってみた。
入口にはおもむろに「注意 店内は暑いです!」の貼り紙(笑)
でもそれほど暑くてたまらん!の状態ではなかったですよ。

今回もいつもの休日用ランチセットをマルゲリータD.O.Cと塩味で。
さらに今回のドルチェピッツァは夏らしくトロピカーナだって!

【PIZZA LUNCH SET…1,000円】土・日・祝日のピッツァランチセット
3種類のピッツァから選択し、他に「季節のサラダ」と「本日のスープ」がつきます。
最初にサラダとスープが供される。
見た目はいつもと同じサラダとスープだったけどなんだか味がワンランク上がった気がする。
サラダのドレッシングの美味しさやスープもとろみがついたような味わいがついて、
徐々に進化して来ているようだ。

【ピッツァ マルゲリータ D.O.C (+400円)】★
・うん!相変わらず美味しい生地にチーズに満足

【夏野菜とルッコラの塩味ピッツァ】★
・うん!やっぱり美味いわ!マルゲリータも美味いが自分はココの塩味が大好き!

【ピッツァトロピカーナ(マンゴー、バナナ、パイン)アイスのせ…1,000円】★
・わぉ!トロピカルだぁ!マンゴーもバナナもパインも最高だね!
・熱々の生地のモッチリ感と甘味とフルーツの爽やかな美味しさにアイスのコクが
 オーバードライブだぜぃ!

店員さんもみんなイイ感じです!動きも良いし、気配りと笑顔のある接客も素敵だよ!

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'10/03/31 ('10/03 訪問)
【再訪4★】林檎とハチミツ!
★★★★☆ 4.5 ( 料理・味 4.5 | サービス 3.5 | 雰囲気 4.0 | CP 4.5 )
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前回訪問から5ヶ月が経ちました。
妻に「今日はどこ行く?」と聞くと必ず「デルソル」と返ってきます。
いつの間にかお店の名前も変わっているようです。
LOVE&PIZZA PIZZERIA del SOLE』がお店の名刺に掲載してある名称です。
店内に入ると…あれ?何か雰囲気が前と違う。とても明るくて良い感じなのです。
それもそのはず可愛い女性店員がお出迎え!
テーブル上の小瓶には小さな生花が!
そしてペーパータオルだったのが熱々のおしぼりタオルが出てきました。これは嬉しいですね。
ピッツァを食べるときにペーパータオルではすぐに汚れてしまうからね!
【サービス&雰囲気 上方修正+0.5★】

【PIZZA LUNCH SET…1,000円】土・日・祝日のピッツァランチセット
3種類のピッツァから選択し、他に「季節のサラダ」と「本日のスープ」がつきます。
最初にサラダとスープが供されますがこれは相変わらず普通です。

【ピッツァ マルゲリータ D.O.C (+400円)】★
「イタリア・カンパーニャ州にあるポンテコルボ社製の水牛のモッツァレラチーズを使用します。完全無添加の伝統的な昔ながらの手作業で、週2回新鮮な状態で空輸されます。」by menu
・うん!やっぱり美味いわ〜チーズのダイレクトな甘味と旨味、そしてモッチリした生地です。

【きのこ、ひよこ豆、モルタデッラの塩味ピッツァ】★
・うん!やっぱり美味いわ〜ココのピッツァは塩味が美味いんだよね

追加で必ず注文するドルチェピッツァは数種類あって悩みましたが次を注文
【ハチミツとゴルゴンゾーラと林檎のドルチェピッツァ…1,000円】★
「店主が最近旨い!と思っている。ピスタチオがアクセント!」 by menu
・このドルチェピッツァはアイス載せにはならないようです。
 なんでも載せない方が美味しいからというのが理由らしいです。
・たっぷりのゴルゴンゾーラに小片の林檎、それとピスタチオも載っています
・別添のハチミツをたっぷりとかけて〜一口いただくと・・・
・うわ〜何たる美味さ!ゴルゴンゾーラの濃厚なコクと旨味に林檎のシャキシャキ感に
 ハチミツと林檎の甘さ、そしてピスタチオの塩味のアクセントがとんでもない美味しさに!
・久々に感激&感動を覚える食べ物を頂きました!

行く度に新たな発見と感激があるお店だと思います。
ドルチェピッツァにも感激しましたがサービス&雰囲気も格段に良くなりました。
春先だけの期間限定でなければいいな・・・

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'09/10/22 ('09/10 訪問)
【再訪3★↑】やっぱ最高でしょ!上方修正
★★★★☆ 4.5 ( 料理・味 4.5 | サービス 3.0 | 雰囲気 3.5 | CP 4.0 )
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先週山形で食した真のナポリピッツァが自分の味覚に合わなかったので
自分の舌と味覚を再確認するために再訪してみた。

お店に行くと「本日のPIZZAランチ」がありました!
限定7枚のD.O.Cも注文できた、ラッキー!
二人で注文したのは、
【土・日・祝のランチセット・・・1,000円】
 ・ピッツァマルゲリータ D.O.C +400円
 ・旬のサラダ
 ・季節のスープ付
【土・日・祝のランチセット・・・1,000円】
 ・大和町舞茸、ひよこ豆、パンチェッタの塩味ピッツァ
 ・旬のサラダ
 ・季節のスープ付
【りんごとマスカルポーネチーズのピッツァにアイスのせ・・・1,000円】
【エスプレッソ・・・380円】
【マキアート・・・380円】
 
このなかからピックアップして紹介すると

【ピッツァマルゲリータ D.O.C】◎
 やはりこれ美味いわぁ♪
 D.O.Cとトマトのそれぞれの味わいとバランスが良い。
 何より生地が美味しい。額縁のもっちり感や生地を噛み締めるほどに感じる旨みは
 群を抜いていると思う。

【大和町舞茸、ひよこ豆、パンチェッタの塩味ピッツァ】★
 実はこちらの店のお気に入りは塩味ピッツァである。
 前回も思ったのだがマルゲリータと塩味ピッツァを食べ比べると自分は塩味の圧勝であるし
 妻も同意見だ。
 今日のピッツァも舞茸、ひよこ豆、そして本当に小片のパンチェッタだが、それぞれの
 食材の旨みを感じることが出来て調和がとれているのが堪らない。

【りんごとマスカルポーネチーズのピッツァにアイスのせ・・・1,000円】★
 これがねぇ・・・美味いのなんのって♪
 画像を見て下さいって感じです(笑)
 熱々ピッツァにアイスが載っております。りんごはアップルパイ状態です。
 このアップルパイとピッツァが融合した美味しさがアイスで加速されてオーバードライブ!
 もう1枚注文しようかという衝動を抑えるのに苦労しました。
 妻の感激度もmax☆

尚、サラダ、スープは至って普通です。ランチセットですから・・・。
あと「エスプレッソ」などのドリンク系も特筆するものではございません。

しかし今回の訪問で「ピッツァ」と「デザートピッツァ」に関しては生涯最高であることを
確信しました。料理・味および総合評価を4.5★に上方修正します。

あっ!でも生涯最高なんて表現しましたが・・・
実は自分はピッツァ専門店では他にピッツェリアデナプレイスキアぐらいでしか
食していない味音痴でございますので(笑)・・・悪しからず。
もっと全国のピッツァ専門店を食べ歩いてみたいと思う今日この頃です。

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'09/05/20 ('09/05 訪問)
【再訪2◎】デザートピッツァにもはまる!!
★★★★ 4.0 ( 料理・味 4.0 | サービス 3.0 | 雰囲気 3.5 | CP 4.0 | 酒・ドリンク - )
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前回訪問ではその美味しさに驚いたピッツァ屋さんを再訪。
現在仙台地区で本格的な「ピッツァ」を食べたいとなるとピッツェリアデナプレと双璧をなすお店と個人的には感じている。順番からすると本当はナプレに行くべきでしょうが富谷まで来ちゃいました。(街中はハーフマラソンとか開催しているので回避したんですけど)

お店には予約無しで着席することができましたが予約席の表示も数卓あって、後からのお客さんは皆さん予約して来店しているようです。次回は私達も予約する必要がありそうです。

この日の注文は、ランチセットがまだあった!ので
 薪窯焼きPIZZAランチセット 和風ミネストローネスープ、サラダ付・・・1,000円×2
  PIZZAは3種類から選択できますが以下を選択
   ◎マルゲリータ D.O.C. +400円
   ◎新ジャガ、きのこ、挽肉の塩味ピッツァ
 デザートには
  ◎いちごのデザートピッツァ・・・850円
  ♪自家製ティラミス・・・300円
 この日はコーヒーは注文しませんでした(^^;)

ランチセットのサラダとミネストローネスープは普通には美味しいといったところ。
さて久々にご対面の「マルゲリータ」は小ぶりでミミの厚みが印象的だがこのミミが美味いんだよね・・・モチモチ感を楽しみながらペロリと食べられます。そしてD.O.Cは週2回空輸される新鮮な水牛のモッツァレラチーズを使用しているとの事で、とろとろのチーズの濃厚な味が際立つピッツァです。

「塩味ピッツァ」・・・やっぱ好きだわ~!塩味系。スパイシーな味わいがいいんです。
これで1,000円ですからね!休日ランチにこれはお得ですよ。

デザートに注文した「いちごのデザートピッツァ」ですが値段は高めですが頼んで正解。
1/2サイズの熱いピッツァに苺とクリームの一体感がお見事・・・美味いです。失敗したのは「アイスのせ」1,000円にしなかった事だ。ピッツァにアイスを乗せることの想像ができなかった為なんですけど・・・絶対美味しいハズだぁ・・・

この日は「つぶあんとマルカルピーネチーズのドルチェピッツァ」もあったのです。
くるみの香ばしさとほうじ茶の香り・・・新感覚!!黒みつをかけたアイスのせがオススメ!
だって・・・食べておけば良かったかぁ・・・残念(>_<)

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2009/1のレビュー(ポテンシャルの高いピッツァ店が富谷町に出現)★★★★
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このレビューは日記に移動しました
http://u.tabelog.com/00044340/diarydtl/26551/

  • 【ピッツァマルゲリータ D.O.C】★2016/2
  • 【きのことひよこ豆とルッコラのビアンコ】★2016/2
  • 【苺のピッツァ・アイスのせ】◎2016/2

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9位

トゥレ ジュール (北四番丁、北仙台、東照宮 / ケーキ、スイーツ)

1回

  • 昼の点数: 4.8

    • [ 料理・味 4.8
    • | サービス 4.4
    • | 雰囲気 3.7
    • | CP 4.8
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2014/10訪問 2014/10/30

【再訪13★】仙台に帰る楽しみ!

 10月の仙台帰省でももちろんトゥレジュールのケーキを購入!毎月購入しているような気がするがなんと3ヶ月ぶりだった。
 今月は次の6つのケーキを購入。

【かぼちゃマスカルポーネ…380円】★
【クランブルアップルパイ…380円】♫
【モンブラン…380円】♫
【ポワール…380円】♫
【タルト フリュイ…380円】★
【バナーヌ ショコラ…320円】◎

 今回は「かぼちゃマスカルポーネ」と「クランブルアップルパイ」がお初のケーキだ。特に「かぼちゃマスカルポーネ」は美味しかったぁ!ごまを練りこんだというタルトにかぼちゃとマスカルポーネがばっちり合うのだね!その美味しさはちょっと驚きだった。「クランブルアップルパイ」もクランブルに覆われたりんごとクリームの絶妙な食感がイイね。
 今年のクリスマスは東京で過ごす予定だから年内にあと一回買えるかな?

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’14/08/04(’14/07 訪問)3.75
【再訪12★↑】初夏を彩るケーキたち!
昼★★★★★ 4.8(料理・味 4.8 | サービス 4.4 | 雰囲気 3.7 | CP 4.8 )
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 トゥレジュールの初夏のケーキです。毎月の投稿しているかと思いきや6月はありませんでしたね…なんでだろ。7月は5種類のケーキをテイクアウトです。

【ペシェ…380円】★
・お初のケーキです。自分は桃大好きなので今月のマスト!
・食べると「うま〜」なのです。桃好きにも感激的でした。
・桃ってそのまま食べても瑞々しくて美味しいけど、桃の瑞々しさがダイレクトに味わえる上に甘みと旨味が増幅されているんですよ。素晴らしい!

【アプリコットピスターシュ…380円】◎]
・こちらもお初。白ワインでコンポートした杏とピスタチオダマンドのタルトとの事。
・とっても大人なテイストでクランブルされたピスタチオが、噛むほどにその旨味を味わえるのです。

【フレッシュブルーベリーのレアチーズタルト…380円】◎
・ブルーベリーというから強い酸味を想像していたが、大きなフレッシュブルーベリーはとっても甘くてほんのり酸味が心地よい。そこにレアチーズのコクとまろやかな美味さにサクサクタルト生地の旨味。夏らしい!

【ココナツマンゴ…380円】★
・おや?前回は「マンゴココナツ」だったけど名称変更?
・今回はマンゴーの存分に楽しめましたよ。後ろからココナツがほんのりやって来てコレ最高!となりました。

【タルト フリュイ…380円】★
・定番ですね。他のレビューを見てね。

 ペシェの印象をワンモア。って純粋にそれだけで食べても充分美味しい果実じゃないですか。先日もスーパーで糖度14度という桃を奮発して買ってきて家で食べたのだけどマジ美味かった。でも桃をケーキにすると「いまいち」なのがこれまでの経験。唯一『サロンド・カフェ・マンナ』でいただいた「桃のタルト」だけが印象に残っていた。このペシェはその「桃のタルト」とは違うアプローチで桃のみずみずしさを存分に堪能できました。夏っていいな!

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’14/06/13(’14/05 訪問)3.90
【再訪11★】5月を彩るケーキたち!
昼★★★★☆ 4.7(料理・味 4.7 | サービス 4.4 | 雰囲気 3.7 | CP 4.7 )
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 またまた『トゥレジュール』です。お店のHPで新しいケーキを見つけると食べてみたくなる衝動を抑えられなくなってきているこの頃です。

【レモンシュー…180円】♫
・カスタードにレモン果汁が染み込みその爽やかな酸味が印象的なシュー。
・でもインパクトに欠けるというかな…また次も!となるかどうか…

【マンゴココナツ…380円】◎
・マンゴというよりはバナナの味が前面に出ているようだ。
・アーモンドクリームにヨーグルトを加えたというカスタードに加え、ココナツの味わいが非常にリッチだからトータルで満足ができる。
・でもマンゴーの味わいをもっと主張させて欲しいと思うのです。

【フランボワーズ スフレ…380円】★
・スフレのフランボワーズの爽やかな酸味とチーズの味わいが極上だ!
・口溶けの後に残るチーズの風味が官能的ですらある…

【ショコラロール…320円】♫
・生地からのショコラの味わいが上品。そこに生クリームの美味しさが加わる。

 以上が初めて食べたケーキでした。次は★付き(食べて感動した)ケーキ達です。今回もその感激変わらずで大満足!
【清見オレンジレアチーズ…380円】★
【ベリー&ピスタチオ…380円】★
【タルト フリュイ…380円】★
【バナーヌ ショコラ…320円】★


 5月中に二回も『トゥレジュール』のケーキを食べることになりました。でもまったく飽きないし毎月お気に入りケーキが増加中なのです。どこまで続くこの快進撃!

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’14/05/24(’14/05 訪問)3.91→3.92
【再訪10★↑】新緑の季節を彩るケーキたち!
昼★★★★☆ 4.7(料理・味 4.7 | サービス 4.4 | 雰囲気 3.7 | CP 4.7 )
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 GWに仙台に戻るとどうしても食べたくなるスイーツ。それがトゥレジュールのケーキ達なのです。もはやお店のWebを見て食べたことのない新作ケーキを見つけると食べてみたい衝動は抑えきれないのです。

【清見オレンジレアチーズ…380円】★
「グラハム粉を加えたタルトにオレンジ香るレアチーズとヨーグルトのクリーム。甘さを抑えた爽やかな口当たりです。」by web
・もう最高!のふわふわ感に、とろけるようなレアチーズが堪らないのだ。
・レアチーズとヨーグルトとオレンジの素晴らしいハーモニーで口の中は幸せでいっぱいになる。
・それでいて重たさや甘すぎる感がまったく感じられず、口の中ですっきり溶けて消えゆくようなはかなさの後には爽やかさのみが残るのだった。

【バナーヌショコラ…320円】★
「フレッシュバナナと生チョコをさっくりタルトにのせて。相性抜群のおいしさです。」by web
・端っこを食べてもバナナとショコラの美味しさがしっかりと味わえるのだ。
・ショコラとバナナの双方の美味しさがそれぞれで味わえるって凄いことだと思う。
・3個ぐらい平気で食べられると思えるような激ウマなタルトである。

【ベリー&ピスタチオ…380円】★
「ピスタチオを加えたアーモンド生地とそこに閉じ込めたベリーソース。マイルドなマスカルポーネのクリームと苺でさっぱりと奥行きあるのある風味に仕上げました。」by web
・これまで食べたタルトよりも食感はもっちりとした印象だ。
・恐らくピスタチオ層がそれを演出しているのだろうか。
・苺とベリーに加えジュレによるいつもの美味しさの後からピスタチオの風味が広がって来てこのケーキの美味さを特徴付けている。

上記3種類が5月の新作ケーキでしたね!どのケーキも★です。美味さ感激!
以下は4月もテイクアウトしたケーキね。何回食べても美味いのだ。

【清見オレンジのプリゼ…350円】★
・ふわりとした食感が心地よくヨーグルト風味も加わってくる。
・そこにオレンジのプリっとした食感と旨味が合さると言うことなし。

【タルト・フレーズ…380円】★
「カスタードのタルトに旬の苺をたっぷりのせたこの時期定番の商品です。」by web
・前回美味すぎ!と感じたので今回も注文した。
・やっぱり苺の甘みを存分に味わえて嬉し過ぎるパーフェクトなケーキなのだ。

【タルト フリュイ…380円】★
「サクサクタルトに、自慢のカスタードを。季節のフルーツをたっぷり。」by web
・このケーキは絶対に外せないね。大好きデス美味しいデス!

 凄いことです。購入したすべてのケーキに感動★しました。
 こうなったら毎月チェックして新着ケーキは全部食べてみるぞ!と思ってWebをチェックしたら、まだ月が変わっていないのに「マンゴココナッツ」と「レモンシュー」が掲載されているではないですか…食べたことないぞ〜また行かなきゃ!

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’14/04/14(’14/03 訪問)3.90
【再訪9★↑】春を彩るケーキたち!
昼★★★★☆ 4.6(料理・味 4.6 | サービス 4.3 | 雰囲気 3.6 | CP 4.6 )
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春の陽気となりトゥレジュールのWebを見ていたらその鮮やかな彩りのケーキ達をどうしても食べたくなりました。

【タルト フリュイ…350円】★
「サクサクタルトに、自慢のカスタードを。季節のフルーツをたっぷり。」by web
・このケーキは絶対に外せないね。大好きデス美味しいデス!

【アーモンド エクレール…200円】♫
「さっくり焼きたてシューにはアーモンド生地でさらに香ばしく。自慢のバニラ香るカスタードをたっぷり詰めて。」by web
・香ばしいシューだが少し硬くて厚めだね。
・もっとアーモンドの味わいが強く感じられると自分的にはベスト。

【タルト フレーズ…350円】★
「カスタードのタルトに旬の苺をたっぷりのせたこの時期定番の商品です。」by web
・この時期定番の商品とあるけど自分たちはお初だね…
・食べて驚き!何という美味しさ!
・苺の甘さ、ジュレの旨味、カスタードの旨味、生地の美味しさ。
・それぞれの美味しさが見事に調和したパーフェクトな美味さデス。

【清見オレンジのブリゼ…350円】◎
「パイにも似た軽いブリゼ生地にたっぷりのカスタードとジューシーな清見オレンジをたぷり。」by web
・清見オレンジの彩りが眩いケーキだ。
・甘すぎることもなくオレンジが酸っぱさを主張し過ぎることもなく、絶妙のバランスで口福だけをもたらすタルトでした。
・いくらでも食べられるなこりゃ

【せとかクラフティ…350円】♫
「今が旬の甘くみずみずしいせとかをプリンにも似たクラフティ生地と焼き上げました。優しい甘さに仕上げています。」by web
・ねっとりした生地とクリームにせとかが埋め込まれているが清見オレンジのようなインパクトは控えめな感じかな。でも美味しいデス

 美味しいケーキだね。苺にオレンジなど春らしい明るく鮮やかな彩りのケーキがとっても美味しくて幸せな気分になりました。

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'13/11/17('13/11 訪問)3.90
【再訪8★】仙台で待っているケーキ
昼★★★★☆ 4.5(料理・味 4.5 | サービス 4.2 | 雰囲気 3.6 | CP 4.5 )
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最近は月一回ペースで仙台に帰るが、そのタイミングで妻が予約をしていた。
今回は次の五種類です。

【タルト フリュイ…350円】★
「サクサクタルトに、自慢のカスタードを。季節のフルーツをたっぷり。」by web
・定番のタルトで我が家ではこれ目当てで予約するようなもんです。
・先月は「あれ?」と思いましたが今月はだいぶ戻ってきたようで安心です。

【ベリーレアチーズ…350円】★
「北海道産チーズを使用した濃厚な口溶けのレアチーズケーキです。まろやかな風味とベリーの酸味が好相性です」by web
・今回の新しいケーキの中ではピカイチ!の美味しさ。妻も同意見だった。
・クリームのまろやかさの中にほのかなベリーの酸味が絶妙で、後味が爽やかだ。
・次回もまた食べたいケーキです。

【ショコラ ティラミス…300円】♫
「コーヒーを練りこんだタルトに濃厚ショコラとティラミスクリームの組み合わせ。甘さを抑え香り豊かに仕上げました。」by web
・確か以前も食べたことがあったけど自分的にはもう一つだった。
・リニューアルされたショコラティラミスは以前よりもショコラとティラミスのバランスが良くなって美味しくなりました。
・ショコラとティラミスの苦味がきっちり味わえます。

【キャラメルチーズケーキ…300円】♫
「定番のチーズケーキに自家製キャラメルソースを加え、更にコク深く、濃厚な風味とほろ苦さが相性抜群です。」by web
・今回期待して購入したのですが、それほどインパクトはなかったなぁ。
・もっとキャラメル感と苦味があった方が好みでした。

【ポワール…350円】♫
「毎年この時期に登場するこちらも限定商品です。完熟の洋梨とアーモンド生地をシンプルに焼き上げました。旬の洋梨の芳醇な香りをどうぞ。」by web
・自分はポワールはあまり好かないケーキです。
・でもアーモンドが強く感じられ洋梨の旨味が見事にマッチしました。

今回は「ベリーレアチーズ」が気に入りました。次回も購入をオネガイシマス。
そろそろクリスマスだねぇ!

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'13/10/06('13/09 訪問)3.71
【再訪7★↓】祝★再オープン!
昼★★★★☆ 4.5(料理・味 4.5 | サービス 4.2 | 雰囲気 3.6 | CP 4.5 )
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今年の夏はお店閉めていたみたいですね。
また再オープンしたと聞きつけてテイクアウト(もちろん予約して)してきました。
人気店がお店を一時的にお店を閉めるというと、どこかに修行やお勉強に行ってきたのだろうか?と思いがちですが、妻がパティシエールに聞いてきた話によると、此処では書きませんがなんだか予想外の理由で、なんかほのぼのしちゃいました。
この日のテイクアウトは次の四種類。

【タルト フリュイ…¥350】◎
「サクサクタルトに、自慢のカスタードを。季節のフルーツをたっぷり。」by web
・いつものビジュアルと違うみたい。
・季節によって使えるフルーツも違うのでしょうけど「無花果」が印象的です。
・サクサクのタルトで相変わらず美味しいけど、いつもの味から変化しているみたい。
・フルーツも違いますからね。自分は以前のテイストが好みだけどな…次回に期待します。

【ガトー クレープ…¥400】
「自家製のバター香るクレープ生地で 優しい味わいのカスタードをサンド。表面のカラメリゼのほろ苦さがアクセントに。」by web
・優しい味わいのクレープ生地が重なり心地よい食感を醸し出します。
・ほろ苦いキャラメリゼも美味しいけど、これぞ!という満足感まではもうひとつ…

【べイクド チーズケーキ…300円】♫
「北海道産チーズとサワークリームのこっくり味が自慢のバニラがほんのり香るチーズケーキです。」by web
・今回はしっとり感が少なかった気がするが、爽やかな味わいとコクが味わえる。
・サックリタルトとのバランスもよく美味しいチーズケーキ。

【シュークリーム…¥150】♫
「朝に焼き上げる香ばしいシューには柔らかカスタードをたっぷりと。」by web
・香ばしいシュー皮とリッチなカスタードが美味しいね!

店を閉めていた影響もあってまだまだ完全復活していなのかしら…
なんか自分は此処のケーキに期待するものが大きいからかちょっとだけ不満足。
まずは「タルトフリュイ」が以前のようになることを強く希望したなぁ。
まっ、まずは無事に再オープンしたことを嬉しく思いお祝いを申し上げます。

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'13/05/10('13/04 訪問)3.72
【再訪6★】やっぱり大好き!タルトフリュイ
昼★★★★☆ 4.6(料理・味 4.6 | サービス 4.1 | 雰囲気 3.5 | CP 4.6 )
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GW休暇に合わせて妻がGETしてくれました…偉い!嬉しいね!
新しいケーキは「抹茶のエクレール」と「ベリーのショコラロール」かな。

【タルト フリュイ…350円】★
「サクサクタルトに、自慢のカスタードを。季節のフルーツをたっぷり。」by web
・もはや説明不要の大満足定番タルトを今回も楽しみました。
・というか三個も買うなんて!でもペロリとなくなりました!

【抹茶のエクレール…250円】★
「抹茶の生地をのせカリッと香ばしくやいた黒ゴマ入りのエクレール。カスタードと抹茶クリームをたっぷりサンドしました。」by web
・エクレールはたまに食べますがこんなリッチな味わいの生地は初めて!
・それにこの抹茶生地とクリームが甘すぎることなく抹茶が強すぎることもなく、絶妙なバランス感覚で楽しませてくれる激ウマのエクレールでした。

【シュークリーム…150円】◎
・美味しい!クリームも生地もね!

【ベリーのショコラロール…350円】♫
「濃厚なしっとりショコラ生地に甘酸っぱいベリークリームをたっぷり巻き込みました。ほろっと溶けあうおいしさです。」by web
・クリームたっぷりでほのか酸味とほのかな甘味がよい。

ロールケーキは美味しいのだけど、これだけは自分の場合『ハッピーベリー』と比べてしまいます。そうするとまだまだなのであります。
タルトフリュイ」は当然として「抹茶のエクレール」も美味しかったなぁ。
定番商品になっているので次回も買わなきゃ!

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'12/10/09('12/09 訪問)3.68
【再訪5★】やっぱり大好き!タルトフリュイ
昼★★★★☆ 4.5(料理・味 4.5 | サービス 4.0 | 雰囲気 3.5 | CP 4.5 )
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誕生月に仙台に帰るのに合わせて妻が予約注文してくれました。
やはり仙台でどうしてもホールケーキを食べてみたいのは此処でしょう!という訳。
そしてホールケーキは数種類ありますがやっぱり「タルト フリュイ」でしょ!

【タルト フリュイ・5号・15Φ15cm…2,200円】★
・嬉しいですね〜夢にまで見たタルトフリュイのホールですよ!
・ピカピカ&つやつやのフルーツてんこ盛りのビジュアルです
・食べてみるともちろん美味しいのです!
・サクサクの軽いタルト生地とその旨味が蘇ります。
・さらに甘さ控えめのカスタードクリームとフルーツの絶妙な美味しさは感動的。
・妻と二人で何回かにわけて食べたのだけど…
・恐らく7号Φ21cm…3,800円を注文しても二人で半分個して食べられるのだろうな
・それほどいくらでも食べられるのじゃないかと思える激うまタルトなのです。

【巨峰のタルト】◎
・巨峰も美味しいですがやはりタルト生地の美味さが際立っていると感じる。
・きっとどんなフルーツを乗せても美味しく食べられる生地やクリームなんでしょう。

【ショコラ ティラミス…300円】
・これは自分的にはもうひとつ。
・下部の濃厚なショコラが強すぎてティラミスやタルトの美味しさがスポイル状態。
・もちろんティラミスを期待せずにショコラケーキで食べるなら美味しくいただけます。

そんなわけで震災後初の一年半ぶりのレビューでしたが相変わらず美味しいタルト、そして「タルトフリュイ」の誕生日ケーキには感激しました。
再訪も5回目ですし、やっぱり美味しくいただけるケーキでしたし、次に仙台に帰った時にも是非食べたいケーキなんですよね。
宮城のケーキ店では2店目の4.5★認定に評価をあげましょ。

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'11/02/11('11/02 訪問)
【再訪4◎】争奪戦
昼★★★★ 4.0(料理・味 4.0 | サービス 4.0 | 雰囲気 3.5 | CP 4.0 )
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前回お昼過ぎにお店に行ったら何も無くて失敗したので今回は休日昼前に訪問。
しか~し・・・見事に何もない・・・すごい争奪戦だ・・・orz!
もう少し経てば焼きあがるケーキがあるという事なので、また取りに来る事にして取り置きをお願いしました。まずはよかった~!

【バナーヌ ショコラ…300円】◎
・あは!一口頬張るだけで素晴らしさがわかりますね!
・チョコレートとタルトが食感と味わいとのダブルマッチングで幸せ

【シュークリーム…150円】◎
・これも美味しいね~しつこくないクリームが最高なんです。

【ガトーショコラ…300円】
・今回のお初ケーキだけど…ん~唯一これだけは普通な印象かな。
・ショコラ系の超美味ガトーって仙台ではないんだよね~
 (自分としてはJEAN-PAUL HEVINとかの強烈な印象があるからなんです)

【タルト シトロン…300円】◎
・なんなのだろうこの美味しさ!
・レモンの味わいが強すぎたり邪魔したりするケーキってよくあるじゃない。
・この店のタルトとクリームにレモンの風味が完璧にジャストフィットなんです。

もう次回満足なら上方修正だね!
その前に購入できるのかが心配。

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'11/01/21('11/01 訪問)
【再訪3◎】禁断症状出そう!
昼★★★★ 4.0(料理・味 4.0 | サービス 4.0 | 雰囲気 3.5 | CP 4.0 )
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休日のお昼すぎに行ってみました。
なんとショーケースにケーキがありません
ちょうどいま会計しているお客さんで無くなってしまったようです。orz…
そうしたらお姉さんに「お久しぶりです」と言われてビックリ!
まだ過去2回しか訪問していないのに(驚)、しかも三か月ぶりなのに(驚)
「チーズケーキなら用意できますよ」と言われてまずは良かった。

【チーズケーキ】◎
「北海道産のフレッシュチーズを使用したチーズケーキです あっさりとした味わいです」by pop
・しっとりとしていて舌の上で適度に濾されてゆきます。
・その時の爽やかな味わいと次に来るコクのある味わいがイイですね~
・もちろんタルト生地もそれにマッチした適度な硬さと味。これが最高。

この美味すぎるチーズケーキでさえ霞んでしまうほどその他のタルトが食べたい!
そんな禁断症状が出そうな最近のゴマピイです。

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'10/10/19 ('10/10 訪問)
【再訪2◎】タルトに癒され続けています!
★★★★ 4.0(料理・味 4.0 | サービス 4.0 | 雰囲気 3.5 | CP 4.0 )
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近くに行くとココで買わずにはいられなくなりました!
その日はたくさん買いたかったけど5種類に泣く泣く絞りましたよ。

【タルト フリュイ…300円】★
「甘さひかえめのカスタードと季節のフルーツのすっきりしたタルトです」by pop
・その日もケースには1個だけ残っていました!セーフ!
・やっぱり食べて大満足の瑞々しくも美味しいタルト!絶品です!
・このジュレがね〜堪らないイイ味なのです。
・ジュレがフルーツの新鮮さと甘味を閉じ込めているようですね。

【アーモンドエクレール…200円】◎
「シュー生地とアーモンドクリームを香ばしく焼き上げ自家製カスタードをたっぷりサンド オススメです」by pop
・なんでしょう!この何本でも食べられそうなエクレールは!
・外側の生地は結構固めで剛に焼き上がっていますが食べると口溶けがよい
・クリームが甘くなく何の抵抗もなく口の中から体に取り込まれるような感覚
・よくあるエクレールは、甘ったるくってくどくて体に悪いんじゃないかと思いながら食べるのだけど…
・エクレール食べて感激するなんて

【モンブラン…300円】 ◎
「フランス産のマロンを使用した甘さ控えめのモンブランです サクサクのタルトと一緒にどうぞ」by pop
・またしてもモンブラン購入する自分・・・信じられません(笑)

【ベイクドチーズケーキ…300円】♪
「北海道産のフレッシュチーズを使用したチーズケーキです あっさりとした味わいです」by pop
・フォークを入れた感じは柔らかい、生地も薄くて柔らかい
・チーズケーキはしっとりしていながらも粗い感じ。濃密で密度の高いチーズケーキとは異なる特徴あるモノ
・その味わいはコクを感じながらも全体的にはあっさりとした味わいで清々しい
・このチーズケーキも何個でも食べられそうだ

【ミルティーユ…300円】♪
「自家製のブルーベリージャムをベイクドチーズと焼き込みました ジャムは爽やかな味に仕上げています」by pop
・ブルーベリージャムとチーズケーキなのだけど今回購入したケーキ達のなかでは一番インパクトや印象が弱いかな。
・とは言っても決してハズレではなく、爽やかなジャムとチーズケーキにサクサクタルトなので美味しいのです。

あぁ本当は他に、
バナーヌ ショコラ】や【ポワール】も購入したかったのだけど・・・
お金の心配よりは最近また出始めたお腹が心配なゴマピイでした。

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'10/09/29 ('10/09 訪問)
タルトに癒される!
★★★★ 4.0(料理・味 4.0 | サービス 3.5 | 雰囲気 3.5 | CP 4.0 )
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上杉にいつの間にか登場し、食べログのレビューアーの皆様の間でも話題になっている
洋菓子店です。皆さん高評価連発ですものね!これは凄い洋菓子店に間違いが無いと。
最近は訪問した日とレビュー投稿までにかなりのタイムラグが生じている状態のため、
実はこのお店ではもうすでに二回ほどテイクアウトしています。
それほどこのお店のファンでありケーキが気に入ってしまったということです。

北六番丁通りの二車線の道路沿いにあるので、よーく見ていないと通り過ぎてしまう事
間違い無しの小さなお店です。駐車場はお店の隣に一台分だけかな。
白くて小さくてシンプルなお店ですが店員さんの雰囲気やケーキの印象も含めて陽だまりの
ような癒されるような印象が残っています。

以下は二回分のテイクアウトの内容です。

【タルト フリュイ…300円】◎
「甘さひかえめのカスタードと季節のフルーツのすっきりしたタルトです」by pop
・ショーケースにたった一個だけ残っていました。
・鮮やかな彩りの一際目を惹くタルトで迷わず購入。
・サクサクで軽めのタルト生地はとっても好みなタイプ。
・甘さ控えめのカスタードとフルーツの爽やかな甘さと相まって涼やかなハーモニーを
 味わう事が出来る!そんなタルトでした。
・食べていてとても瑞々しいケーキ(タルト)だなぁと感服しながら食べた
・初めて食べたタルトがコレだったのでその美味しさからこの店のケーキは何を食べて
 美味しいだろう事を実感。なにせタルト生地そのものの美味しさとサクサク加減が
 気に入りました。
・ところが…二回目の訪問時は「いちじく」が乗ってこれまた美味しそうなケーキだった
 のだけど…その最後の一個が目の前で先客のご指名にあい無くなってしまって…悲しい。

【モンブラン…300円】 ◎
「フランス産のマロンを使用した甘さ控えめのモンブランです サクサクのタルトと一緒に
 どうぞ」by pop

・実は一回目も二回目も購入しているのはモンブランだけ!
・妻も「あなたがモンブランを好んで買うなんて」と驚いていた。
・そう!それほど自分好みの味だったのです。
・そういう意味ではそれほどモンブランの栗たる風味は色濃く出ていないタルトですが、
 このマロンクリームと生クリームの調和とタルト生地の風味がどんぴしゃで、三回目
 だってきっと買うに違いない逸品タルトです。

【タルト シトロン…300円】◎
「レモンのカスタードとクリームのさわやかなタルト タルト生地との組み合わせが一層
 引き立ちます」by pop

・とても爽やかで酸味の効いた味わいが素晴らしく、クリームを口の中で濾してみると
 結構なレモンピールが残るのがまた楽しい。
・タルト生地からは塩気のようなものを感じたがそのバランスも見事であった。

【バナーヌ ショコラ…300円】◎
「ベルギー産ショコラを使用した濃厚な生チョコとフレッシュバナナのとろけるような
 口当たりです」by pop

・バナーヌって意外と難しいケーキだと思っていて美味しい店って少ない気がしている
・このバナーヌは来ています!この濃厚な生チョコとバナナのマッチングも見事。
・冷蔵庫に入れて夜食べたので生チョコが固まっていたので買ってすぐに食べてみたかった。

【フレジェ…350円】♪
「バニラの香るふわふわのシフォン生地にカスタードと生クリームを合わせたクリームと
 苺をサンドしました」by pop

・二回目に訪問したときに、ショーケースの中にあるのを見てタルトだけでなくて
 こういうショートケーキもあるんだぁと思って購入。
・フォークを刺してみてビックリ!カットしようとしてフォークを縦に刺して左右に
 動かしてもビクともしない強力な弾力性あるスポンジ。えっ!と思って激しく動かしたら
 中層のクリームがはみ出して来てえらい事に…
・このスポンジはただ者ではない、しっとりもっちりの他店ではなかったタイプ。
・スポンジは柔らかくふわふわであるべきという概念を覆すような、食べ辛いし奇麗に
 形状を保ったまま上手に食べる事は出来なかったが味には満足しました。

【シュークリーム…150円】◎
「小ぶりなさっくりシューの中に濃厚カスタードをたっぷりつめました 毎日のお茶の
 おともにどうぞ」by pop

・香ばしい感じの皮にカスタードクリームと生クリームのミックスがたっぷりです。
・持ってみるとズッシリと重く、バニラビーンズは少量に思えましたが食べてみると
 予想よりも濃厚でコクがありながらけっして甘すぎる事がないので、何個でも食べて
 しまいそうなシュークリームです。

【ポワール…300円】◎
「旬の完熟洋梨をたっぷりのせてアーモンドクリームとじっくり焼きました」by pop
・コンポートされた洋梨の場合、やたら甘ったるくて果物の味わいもスポイルされている
 ケーキって多いと思いますが、ココのは違いますね!
・甘すぎる事なく洋梨の味わい・食感が活かされたタルトであって、コンポートのクドさ
 をサクサクのタルト生地でが打ち消すように食べられる事はお見事です。

ん〜!ココのタルトは300円ですかぁ…これは素晴らしいですね!
こちらにあるケーキ達は自分が気に入っている「カズノリムラタ」さんのケーキのような
インパクトこそないのだけど、食べてみるとその優しくて癒されるようで、毎日でも
食べたい!そんなタルト達
が味わえる洋菓子店です。

  • 【かぼちゃマスカルポーネ…380円】★2014/10
  • 【クランブルアップルパイ…380円】♫2014/10
  • 【モンブラン…380円】♫2014/10

もっと見る

10位

とら食堂 (久田野 / ラーメン)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.3
    • | 雰囲気 4.2
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ~¥999 -

2013/10訪問 2013/10/24

とらの威

いまや白河ラーメンの元祖として全国に知れ渡るほどの知名度のとら食堂
自分はガキの頃、親父に連れられてきて食べたのが最初だった。「ここが白河ラーメンの元祖なんだぞ」と。それはもう数十年前の事だ。
その後、何回か来店したことがあったが、自分としては白河の他店よりもそれほど際立って美味しいとは思えなかった。
そのうち町おこしの一貫で全国に轟くラーメン店になったことは周知の通りである。
お昼時はとんでもない行列が出来るようになり、そこに並んでまで食べるラーメンとは到底考えられなかった。
直近で食べたのはまだ食べログを知らなかった2006年の事でWBSで福留選手がHRを放ったことを店内のTVで見たのをよく覚えている。その時も美味しいとは思ったけど一時間も並んでまでの再訪は厳しいだろう…という気持ちだけが残った。

先日は土曜日だったが昼食はコンビニのおにぎりで済ますという忙しさだった。所要を終えて矢吹の『ハッピーベリー』でロールケーキなどを購入してから白河へ戻ってくると『とら食堂』の近くだなぁと…「食べちゃう?」と妻に聞くと「食べてもいい」と言うので急遽方向を変えてお店に向かうのだった。時間は丁度夕方の部が始まる16時だった。
絶対に並んでいるだろうと思いきや、駐車場はまばらで入口には暖簾はあるが「並んでない!」と思わずつぶやいた自分。
店内に入るとほぼ満席だった。卓の配置は2006年当時と変わらないだろうか?こんなレイアウトだったなぁと記憶が蘇る。卓がゆったりと配置してあり天井も高く綺麗に手入れがされているので気持ちよく過ごせます。ホールは若いお兄さんが担当のようでテキパキとこなしています。

【手打中華そば(660円)、半熟煮玉子(100円)】★
・着丼時のビジュアルを見て、透き通るスープと輝き(照明反射?)に惹かれた。
・立ち香が素晴らしくて鼻腔をくすぐられる。
スープはふわっとまろやかな醤油の香りに包まれるアッサリ上品な味わいだ。
・それでいて物足りなさを一切感じないし鶏ガラなどの旨味が後味に残るのだ。
も実に絶妙で自分好みの縮れ具合、太さ、硬さ、噛むほどに感じる旨味。
メンマもコリコリでゴマ油の風味がラーメンの味を引き締める。
・白河ラーメンにありがちな固くてパサついたチャーシューではなかった。
・柔らかくて噛むほどに旨味が滲み出る素晴らしい仕込み。
・煮玉子も美味しいね。昔ながらの白河ラーメンのゆで卵ではなく、しっかりと仕事がされた煮玉子も美味しかった!
・それらの具材とスープと麺が一体となった渾身の一杯は「とらの威」を感じた。

正直感動しました。しょせん白河ラーメン、他のラーメン店と遜色ないものと考えていた自分の考えは撤回します。よく白河ではラーメンでも蕎麦でも言われることだが、店や主が頑固で保守的なので何十年も頑なに味を変えようとしない。それが白河の良くもあり悪いところだと思っていた。しかし「とらさん」だけは違ったようだ。
この数年で一段と進化したと思われるラーメンは店主が恐らく日々努力し研究している賜物だろうと思う。元祖で老舗のとらが、他の店の白河ラーメンより一層の進化をし数段上のレベルに突き抜けてしまったような印象だ。
自分は福島県内で好きなラーメンと言えば「喜多方ラーメン」だったが撤回することにする。白河ラーメン、いや、とら食堂の手打ち中華そばが圧倒的な美味だということにする。

味も素晴らしいが店内の手入れも行き届いており雰囲気もよく気持よく過ごせる。
ホールの男性のサービスが良い事は前途したとおりだが、自分達が「ごちそうさま〜」と店を出ようとすると、厨房内の三人が「ありがとうございました」こちら側を向いてくれてしかも軽く一礼をしてくれたのだ。こんなラーメン店は初めてであり大変に感動した。
自分の故郷である白河にこんなにも素晴らしいラーメン店がある事を誇りに思う。

  • 透き通っている!2013/10
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