ゴマピイさんが投稿したスリオラ(東京/麻布十番)の口コミ詳細

レビュアーのカバー画像

ゴマピイの美味いもん食べましょ!

メッセージを送る

ゴマピイ (60代前半・男性・宮城県) 認証済

この口コミは、ゴマピイさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

最新の情報とは異なる可能性がありますので、お店の方にご確認ください。 詳しくはこちら

利用規約に違反している口コミは、右のリンクから報告することができます。 問題のある口コミを報告する

移転スリオラ麻布十番、赤羽橋/スペイン料理

1

  • 昼の点数:4.5

    • ¥6,000~¥7,999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 4.0
      • |雰囲気 4.0
      • |CP 4.0
      • |酒・ドリンク 4.0
1回目

2012/10 訪問

  • 昼の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.0
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク4.0
    ¥6,000~¥7,999
    / 1人

スペイン料理に目覚める

スペイン料理にはかねがね興味を抱いていた。
はたして仙台にはスペイン料理のお店があるのだろうか?
確かに食べログで検索をかけるといくつか出てくるのだがいずれもバルが中心でそのついでに料理を供するようなスタイルが主流であろう。
また料理だってパエリアぐらいしか食べたことがない、でもイベリコ豚は大好きというのが自分の実情である。
ところが東京の食べログをスペイン料理でリストすると魅力的なレストランが展開されるし、エル・ブジに代表される世界最高峰のレストラン、スターシェフが集う華やかな美食の国がスペインということも大変気になっていた。

そこで休日ランチに伺うことにしたのが、東京スペイン料理ランキング第3位3.94(2012.11)の『スリオラ』という麻布十番にあるレストランである。
この日は一階のホールに案内されましたがとてもお洒落で雰囲気もよくどの卓でもカップルが食事をしていましたが、お互いそれほど気になることもなく過ごすことができました。とても優れた上質な空間と雰囲気のレストランだと思います。

ランチのコースは一種類のみ4,800円、ワインは「グラステイスティング(3,800円)」にするとスパークリングワインと白と赤を料理に合わせてくれます。

まずは、【スパークリングワインとグレープフルーツジュース】で乾杯。

【帆立のカヌティーヨ】★
・帆立にクリームチーズが巻かれている、先端はマカダミアナッツの摺り下ろしだ。
・これを一口食べただけでスペインにトリップするような魅惑的なアミューズです。
・それぞれの素材が絶妙にマッチしているからこその美味しさでしょう。

【パン・オリーブオイル・塩】♫
・フォカッチャ。きめ細かくしっとりしたパンは食べやすく美味しい。
・岩塩につけても美味しい。

【鯖のコンフィとモホソース】◎
・「62℃で1分間加熱された鯖のコンフィ ズッキーニとパセリのモホソース」というのがメニューに記載してある正式な名前。
・この62℃で1分間というのが絶妙なのかな、鯖の旨味を充分に引き出すことに成功していると思える味わいである。
・モホソースを付けるとスペインの風土を思い出すかのようだ。(スペインには行ったことないけど…)

【Vallegarcia Viognier 2008】♫
・ヴィオニエを使ったラ・マンチャの白ワイン。馬のエチケットが印象的だ。
・ポーションが多くていいですね。
・深みのあるイエローが印象的でかなり辛い味に感じたが複雑な味わいで美味しかった。

【セップ茸のコンフィとホセリート 無花果のチャツネーとアイレ】★
・この皿はちょっと感動的でした。
・ホセリートはイベリコ豚の最高峰だそうですが高貴な旨味を感じたし、セップ茸のコンフィ、さらには無花果の秋らしい季節感まで加わって大変美味しくいただけました。
・自分は無花果料理が美味しいレストランは大好きなのでとても気に入りました。

【Torres Celeste Crianza 2009】♫
・バルセロナ近郊のTORRESの赤ワイン。
・自分は味わいよりも華やかな香りが印象的に感じたフルボディのエレガントなワイン

メインは魚か肉かを選択する。

【北海道産オヒョウのオーブン焼き パセリのリゾーニとカシスのピンセラーダ】♫
・妻オーダーの魚料理。
・オヒョウは適度に火入れされていて、かつしっとりしているのが印象的だ。
・ただ魚自体は身に締まりがないからか大味に感じた。
・しかしパセリのリゾーニは粒上のパスタだけど、この味が魚を美味しく食べさせる。
・カシスのピンセラーダ(一筆書き)でも味の変化を楽しめる皿。

【阿蘇牛の内もも肉、甘酸っぱいソースと茄子のモンタディート】◎
・自分オーダーの肉料理。
・阿蘇牛が絶妙な火入れでヴィジュアルからして美味しそう。
・その噛みごたえとジューシーさ噛むほどに滲む牛の旨味には大満足
・ソースは牛の出汁からとったという甘酸っぱいソースだそうだが、自分としては醤油のような味わいに感じた。でもそれが実に美味しいソース。
・これだけ美味い牛肉料理を食べたのは久しぶりである。

【アロッソベルデ】★
・シェフからのサービスということで供されました。
・スペインのお米料理だそうで「緑色・お米」の意味だそうだが「スペイン風雑炊」というべきか。
・インゲン、生落花生、紅アズマなどが入っており、素晴らしくイイ香りがしていた。
・食べるとお米が硬めでさらりとした食感で美味しくて、そこにインゲンのシャキシャキの食感が加わってまぁ美味しいこと!スープも抜群に美味しいんです。
・この硬すぎず柔らかすぎずの絶妙な火入れには感服しました。

【黒と白のチョコラーテ】◎
・ホワイトチョコレートのムース、ブラックチョコレートアイス、梨のコンポート
・うん!美味しい。ビターなブラックチョコレートが口直しに丁度いい。

【コーヒー】◎
・コーヒーも私達好みの濃いめの美味しいコーヒーで満足

【小菓子】★
・「手でつまんでひとくちで…」とのことなので慎重につまんで口に入れます。
・チョコレートの薄い殻が割れると中からパッションフルーツのムースがとろーりと!
・おぉ!美味い!もう一個食べて〜!

今回初めてスペイン料理をレストランのランチコースとして食べたのだが大満足でした。すべての皿に満足したし、もしかするとイタリアンよりもフレンチよりもスペイン料理って自分たちの舌と感性に合うのではないかと感じた。ワインだって美味しいし。
よく考えてみれば地中海とイベリア半島の海と山のそれぞれの幸に魚介類を好む国民性などからして共通点があるのかもしれない。
だから、オーナーシェフの本多誠一氏がパンフや雑誌でよく述べている「スペインと日本の共通点を探しながら」というスタイルには大変共感する次第です。

接客はもちろん大変に上質かつスマートであるし、いろいろなケースで安心して利用できるレストランだろうと思います。今度は是非ディナーにも来てみたい。
ランチで考えれば自分としては、内容、味、雰囲気、サービス、CP、そして麻布十番というアクセスの至便性なども考慮すれば4.5★で間違いなしデス。

  • メイン肉料理【阿蘇牛の内もも肉、甘酸っぱいソースと茄子のモンタディート】◎2012/10

  • 【帆立のカヌティーヨ】★2012/10

  • 【鯖のコンフィとモホソース】◎2012/10

  • 【セップ茸のコンフィとホセリート 無花果のチャツネーとアイレ】★2012/10

  • 【北海道産オヒョウのオーブン焼き パセリのリゾーニとカシスのピンセラーダ】♫2012/10

  • 【阿蘇牛の内もも肉、甘酸っぱいソースと茄子のモンタディート】◎2012/10

  • 【アロッソベルデ】★2012/10

  • 【黒と白のチョコラーテ】◎2012/10

  • 【コーヒー】◎2012/10

  • 【小菓子】★2012/10

  • 【パン・オリーブオイル・塩】♫2012/10

  • 【スパークリングワインとグレープフルーツジュース】2012/10

  • 【Vallegarcia Viognier 2008】♫2012/10

  • 【Torres Celeste Crianza 2009】♫2012/10

  • セッティング@2012/10

2015/05/14 更新

エリアから探す

すべて

開く

北海道・東北
北海道 青森 秋田 岩手 山形 宮城 福島
関東
東京 神奈川 千葉 埼玉 群馬 栃木 茨城
中部
愛知 三重 岐阜 静岡 山梨 長野 新潟 石川 福井 富山
関西
大阪 京都 兵庫 滋賀 奈良 和歌山
中国・四国
広島 岡山 山口 島根 鳥取 徳島 香川 愛媛 高知
九州・沖縄
福岡 佐賀 長崎 熊本 大分 宮崎 鹿児島 沖縄
アジア
中国 香港 マカオ 韓国 台湾 シンガポール タイ インドネシア ベトナム マレーシア フィリピン スリランカ
北米
アメリカ
ハワイ
ハワイ
グアム
グアム
オセアニア
オーストラリア
ヨーロッパ
イギリス アイルランド フランス ドイツ イタリア スペイン ポルトガル スイス オーストリア オランダ ベルギー ルクセンブルグ デンマーク スウェーデン
中南米
メキシコ ブラジル ペルー
アフリカ
南アフリカ

閉じる

予算

営業時間

ページの先頭へ