30過ぎの道草王さんのマイ★ベストレストラン 2017

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道草記録

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マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

コメント

しかし、2017年も振り返ればいろいろ行ってました。
ラーメン率が高かったものの、ちょっとお好みでもないものでも積極的にチャレンジした結果、新しい発見が沢山あった一年。
レビュー書き残しが多々あるものの、それをいれたとしてもランキングは変わらなかったかも。
そして2018年も、道草は続く。

マイ★ベストレストラン

1位

クッチーナ キムラ (茅野市その他 / イタリアン、カフェ、サンドイッチ)

1回

  • 昼の点数: 3.7

    • [ 料理・味 3.7
    • | サービス 3.3
    • | 雰囲気 3.8
    • | CP 3.6
    • | 酒・ドリンク 3.4 ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2017/10訪問 2017/10/23

自家の農園で育てられた美味しい野菜でモーニング

台風が近づく週末の夜、車を飛ばして蓼科へ。
深夜に到着し、さて明日に軽くやって寝よう。
明け方に床に就き、目覚めたのは10:00過ぎ。外はまだ雨も風もなし。
さて、朝食にでもでかけよう。
標高の高い場所にある別荘地を後にし、
一緒に言った知人が以前に行ったことがあるらしい、
モーニングをやっているこちらのお店に行くことにします。
通り沿いにはさすがリゾート地らしく、ド田舎なのにオシャレな店が点在しています。
だいぶ下っていくと、道沿いからちょっとはなれた右手に大きな白いテント。
一瞬、何だろう?と思わせるその建物。
どうやらこちらが目的だったこのお店のようです。
街道から畑道のような脇道に入ってこちらの駐車場へ車を停める。
車を降りると、ざくっとした音。ウッドチップが引かれた足になんとも優しい感覚です。
目の前には広々とした畑が広がり、農機具も見えるいい景色。
店の入り口前には、おそらくその畑で収穫したのであろう野菜が並ぶ。
店内に入れば、白が貴重のオシャレなカフェ的な内装。
右手にショーケースや厨房があり、左手に数席のテーブル席。
どうやらラストオーダー5分前のギリギリセーフ。
ガラス貼りの大きな窓からはいる光とランプの灯り、そして景色がとても気持ちいい。
手作り感満載の木製テーブルの席に座り、若い店主から渡されたメニューを。
モーニングのメニューは、コーヒー(350円)とサンドイッチ(500円)、クロワッサン(250)。
ちなみにサンドイッチの具はプロシュット、モツァレラ、ルッコラでした。

サンドイッチとコーヒーのセット(700円)をオーダーすると、
店主からメニューに書かれていないレタスがこの日のおススメとすすめられます。
二つ返事でレタスをお願いし、店内や辺りの風景見ながら出てくるのを待ちます。
店内も改めてゆったりみるといろんな野菜がバスケットに入れられておかれ、とても美味しそう。
雰囲気といい時の流れといいとにかくゆったり出来て日ごろの慌しい日々を忘れさせてくれる、
リゾート地の朝の風景がなんともいい感じ。
コーヒーが先に出され、一口いただきながら雑談。
以前知人が訪れた時はランチタイムで、外には大きな店としたにテラス席もあったよう。
野菜たっぷりの見た目も鮮やかで豪華な前菜もついてお値段も1000円台と
美味しくてリーズナブルだったよう。
しばしして、サンドイッチが出てきました。
上に包まれた2切れ。ルッコラをオーダーした知人とひとつ交換して、まずはレタスからいただいてみます。
こんがり焼かれたトーストの間にはたっぷりのレタス。
大きく口を開けてがぶっといただきます。
食べた瞬間、レタスのなんとも言えない食感が伝わってくる。
シャキシャキで分厚く、しっかりとした味わい。
こんがり焼けたパン、チーズと生ハムとのハーモニーもまたいい。
交換したルッコラのほうも香り高く、いい感じの苦味。
久しぶりに野菜らしい野菜の味わいを感じ、ちょっと感動。
店主となんとなく話はじめると昨年オープンしたばかりで、基本朝と昼の営業。
夜は予約のみらしい。
ランチはパスタ中心で1000円台。
店前の広い敷地にある畑で季節ごとに野菜をじか栽培しているらしく、
店に来た人に希望があれば販売もしているよう。
美味しい野菜にこの雰囲気、ランチも夜も期待大です。
美味しくて、話も弾み、ラストオーダーが終わっていたのに、クロワッサン(250円)も追加。
クロワッサンはコロネットというものらしくこれがまた美味しい。
今度来るときには、ランチ、ディナーも食べてみたい・・・

リゾートの非日常的時間を満喫できるひととき。
素敵な旅のスタートとなりました。

評価詳細:3.71

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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2位

讃岐うどん 白庵 (神崎川、三国 / うどん、カレーうどん)

1回

  • 夜の点数: 3.7

    • [ 料理・味 3.7
    • | サービス 3.3
    • | 雰囲気 3.4
    • | CP 3.6
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ~¥999 -

2017/02訪問 2017/07/18

はさみで切って食べる、ドでかい天ぷら。

勇気を出して、一か八かの能勢への旅。
悪天候になりそうな天気予報の中、大阪市中心部からママチャリを飛ばします。
インスタントラーメン博物館や五月山公園界隈を散策後、
ちょっと軽く休憩でもと思っていたら、ついに来た雪。しかも結構な振っぷりです。
ここは少し様子を見ようと、素敵ママの素敵な喫茶店で軽く休憩。
それでもまだ先が見えないので、思い切って外に飛びだしました。
大阪中心地に向けて南へ南へとこけないように慎重にママチャリと走らせれば、
いつの間にか雪はやみ、辺りは暗くなっていましたがこれで一安心。
時間も結構遅めになっていたので、食事でもしていこうと
道すがらにあるこの店に立ち寄ることにします。

店についたのは20:30過ぎ。
店内に入れば2組と意外に空いています。

小綺麗で広々とし、厨房にはいかにも気合いの入った二人。
右手のテーブルにドカッと座り込み、メニューを。
一番人気らしい、天ぷらセット(970円)をオーダーすると店員さんに
うどんはあつあつ、ひやひや、ひやあつの3種類から選べると言うことで、ひやあつを。
この日最後の客となったらしく、ちょうど店しまい。
ちょっとでも遅くなったら、夕食難民になるところだっただけにラッキー。
静かな店内で出てくるのを待ちます。
しばらくして運ばれてきたお盆は大きめ。
大きな器にのったキラキラと輝くうどん、透明感のある出汁、
ボリューム満点の天ぷらと3種の塩と薬味。
上品で見るからに美味しそうな見た目。これは間違いない。
しかも天ぷらはひとつひとつでかく、ハサミでカットして食べるタイプです。

まずはうどんを出汁につけずに一口。ツルッとした食感とコシがいい感じ。
薬味を入れていただけば、上品で雑味のない麺もスープも
それぞれが互いの味を引き出しあっている。
続いてとり天が、抜群に、旨い!
熱々でやわらかく、3種の塩をつけて食べるとそれぞれ違った美味しさ。
特にお気に入りはカレー風味。
味も量も値段も素敵過ぎる。そりゃ人気あるわな~。

箕面旅の疲れもすっかり吹っ飛び、再びママチャリを飛ばすのでした。

評価詳細:3.72

  • (説明なし)
  • (説明なし)
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3位

アジト (淡輪 / カフェ)

1回

  • 昼の点数: 3.6

    • [ 料理・味 3.5
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.9
    • | CP 3.3
    • | 酒・ドリンク 3.0 ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2018/09訪問 2018/09/04

日帰りで、ミコノス

今年の夏も、もう終り。
夏っぽいことを最後に感じておこうと、泉州祭りの開催地樽井へと南海で向かいました。
昼過ぎに到着するとMUSIC CIRCUS来場のパリピに混じりフェス会場へ。
しかし、大音量とノリと暑さについていけない。
3、40分ほどであきてしまう。
海水浴でもと思っていましたが、そんな雰囲気でもないし、
20:00からの花火を観るまではいようと決心してはいましたが、さてあと6時間どうしよう。
そこでふと思いついたのが、以前より気になっていたこちら。
一旦樽井を離れ、再び南海線に乗り淡輪まで。
人けのない車両から見える風光明媚な景色の中をぼんやりと眺めなら向かいました。
駅を降りると、小さな趣のある駅舎。
田舎町をのんびりとぶらぶら散歩しながら海岸線へ歩く。
10分ほどでしょうか。細い小道を抜けると海沿いに白亜の建物が見えてきました。
真っ青の扉に白い外壁、そして白い塀。
ここは日本?そう思わせるような青と白だけの異国情緒満載な雰囲気。
デッキテラスには白い布のテントやデッキチェアが置かれた南国リゾートのような様相。
とりあえず、青い木製の扉をあけ、店内に入る。
店内に白基調に木製家具の置かれたスタイリッシュな内装。
海側はガラス貼りで海がよく見える。
店員さんが席は外のオープンテラスでも、店内でもいいということで、
せっかくなので外のオープンテラスに。
カップルだらけの先客の中、案内された席につきます。
白いテントにビーチチェア。ガラスの天板のテーブルとなんとも気分のいいシチュエーション。
真っ青なグラスに入れられた水と共に、メニューが出されました。
コーヒーでもと思っていたのですが、この雰囲気はさすがにお酒でしょ!!と
ハートランドをオーダーしようとすると、生ビールもあるとこのとで生ビールを。
ゆったりと寝そべりながら、キンキンに冷えたビールで喉を潤す。
まだ夏だけに、日が出ればちょっと暑いくらいですが、この日はいい感じに曇っていて海風が気持ちいい。
そして波音を聞きながらのんびりと過ごす至福の時間。

正直辺鄙な場所ではありますが、次々に訪れる客はカップルか女子グループ。
皆車で来ているよう。
テラス席が空いておらず、待たなければならないと客までいる。
ちなみに混雑時の制限時間は、2時間らしい。

途中、トイレにと店内に入った時店員さんとなんとなく話す機会ができ、
お店のことをいろいろと話してくれとても親切に対応してくれました。

席へ戻り、本当は泉州祭りで開催されていた肉フェスで何か食べようと思っていましたが、
内容と1,400円均一という値段にスルーしていたので、何か食べることにします。

ピザが数種類ありその中からマルガリータ(1000円)を。
出てきたピザのサイズは結構大きめ。
ふわふわの生地で美味しく、そしてボリュームも一人で食べるなら十分。
ビールとピザでお腹を満たした後、
もう一杯何か飲もうと再びメニューを。
今年の夏、まだ飲めていなかったモヒート(600円)をオーダー。

飲みながらのんびりしている、いつの間にか・・・・シエスタ。
気づけば、1時間ほど時が流れていました。
夕暮れも近づき、そろそろ辺りを散策して街を後にしようと、
店内にお会計へ。
再び店の方やオーナーさんと話をして、またきますと店を後にしました。
うれしいかな、店の扉を出るまでお見送りつき。

秘密しておくには、人気店過ぎる感はありますが、
ちょっとした非現実、エーゲ海や地中海にいるような気分を味わえる素敵過ぎるお店。

夕暮れの砂浜を散策し、この夏の〆の花火に向かうのでした。

評価詳細:3.66

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4位

わすれな草 (肥後橋、渡辺橋、大江橋 / 立ち飲み、カレー、海鮮)

1回

  • 夜の点数: 3.7

    • [ 料理・味 3.7
    • | サービス 3.7
    • | 雰囲気 3.6
    • | CP 3.8
    • | 酒・ドリンク 3.3 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥3,000~¥3,999 -

2017/03訪問 2017/03/15

味も値段も笑顔も素敵な、立ち

なんとなくすっきりとした週末。
久々にちょっと遠出して飲む元気が残っています。
よし、天満、京橋、あべの、十三、福島・・・どこに行こうか。
なかなか決めきれないので、何度も行ってみたけれどいつも混んでて入れなかった
この店にダメもとで行って、入れなかったらそのとき考えようということにしました。

19:30前、店に到着。
外から中を見ますが、やはり相変わらずの混みようです。
やっぱり今日もダメかな・・・
ダメもとで店内を覗いてみれば、なんといいタイミングで先客が出るということで入れることになりました。
ラッキー!!
店内はサラリーマンでごったがえし、聞こえてくる会話や店員さんとのやり取りを見ていると、
かなり常連客が多いっぽい。

さて何にしようか。
賑わう店内。壁に貼られたメニューを見るとつまみは海鮮系中心でほぼ3・400円台。
ドリンクは生ビールほか380円均一。これや安い。

とりあえず生ビール(380円)、お造り3点(480円)をオーダー。
カウンター越しに忙しそうに動いている店員さんがなんともいい笑顔で丁寧に対応してくれる。
続いてホルモン煮込み(480円)と車海老(180円)間髪いれず追加はオーダーしましたが、
車えびは残念ながら売り切れ。

生ビールでまずは喉を潤した後、つまみが出るまでしばし待ちます。
まずは煮込みから。
これがやわらかくトロトロで、しかも優しい甘み。いや~旨いぞこれ。
お刺身は、満員、さらに二人でまわしているらしく出てくるまでちょっとかかりました。
出てきた三点盛りは、しまあじ、カンパチ、真鯛。
どれも厚々と切られていてボリュームも満点。
しかもお待たせたということで、一品つけてくれるサービスまで。
早速いただいてみると口に入れて改めて思う厚さ。しかも新鮮で旨い!
ドリンクがすすみ続いて2杯目は竹鶴ハイボール(380円)。
さらにつまみは自家製ナムル(180円)、ローストビーフユッケ風(480円)を。
ナムルもロースとビーフもどれもこれも旨い。
いやいや、どれをとっても旨くて食べたいものが次から次へ・・・止まらない。

3杯目のドリンクはレモンチューハイ。そしてさらに自家製干物(380円)を。
この日はアジの干物でした。
なめろう(380円)もお願いしたのですが残念なから、この日2品目の売り切れ。
遠くの席でオススメを聞く若い女子に、店員さんが〆にはカレーリゾット(480円)と
答えているのが聞こえたので、こりゃ行くしかない!とオーダー。
カレーリゾットは玉子をのせるかのせないかを聞かれたので、のせないタイプに。
ほかのお客さんと同時オーダーしたこともあり、早めに出てきたカレーリゾット。
色・見た目は、チキンライスのリゾット風のような赤みかかった感じ。
食べるとケチャップの甘味が強すぎず、スパイスがかなり強い。
やや、ケチャップライスよりでしょうか。
これが意外に不思議とサッパリ。
はしごしようと思ってましたが、これだけ食べればさすがにキツイ。
しかも、2・3軒行ったくらいの満足度。

さて会計は・・・3,390円。かなり食べて飲んでこの金額驚き。
店員さんにもたくさん食べましたねと感心されるくらいでした。

こりゃ、いい店に出会えたなぁ。
数少ない、再訪必死のお店ではありますが、次回はいつとなるだろう・・・
タイミングのよしあしは、神に祈るのみ。

評価詳細:3.79

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5位

炭火串焼専門店 鶏天 (さくら夙川、香櫨園、西宮(阪神) / 焼き鳥、鳥料理)

1回

  • 夜の点数: 3.6

    • [ 料理・味 3.7
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.3
    • | CP 3.3
    • | 酒・ドリンク 3.2 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥4,000~¥4,999 -

2017/01訪問 2017/06/18

鮮度が抜群。

関西の文化は、テレビか人伝えで聞いた僅かな情報ばかり。
新年になり、同僚からえべっさんからの新年会企画が持ち上がる。
まったく何のことやらではありましたが、聞いて初めて「あれか!!」と思い出す。
そして向かう先は西宮神社。
そう、福男は報道で見たことはありましたが、こちらであることは知る由もありませんでした。

そして当日。
皆で揃って向かう予定が、自分だけどうしても間に合わなさそう。
遅れて単独で行ってみると、ものすごい人人人。
人の間を縫うように書き分けながら何とか参拝をするも、
話に聞いていたマグロがどこにあるかわからない。
この人だし、しかも遅れていると諦めて新年会の会場のこの店に向かおう。
皆から遅れること30分。
到着したこちらは店名がデカデカと光る、ちょっと洒落た感じの外観。
店内に入ると、2階の席に案内される。
席は座敷席で、都会的ではないところが落ち着く感じの割烹のような様相。
当たり前ですが、すでに一杯やりながら生ものをつまんでいる。
早速座って、ビールで乾杯。
こちらは鮮度にこだわっているようで、後輩から早く食べたほうが言いと
取りおきをしてくれていた数種を早速いただく。
確かに鮮度が良さそうで、味もいい感じ。
その後は焼き物を数種類いただきます。
鶏の手羽はプリッとした肉で香ばしさがまたたまらない。
〆は玉子かけご飯。
こちらはまず玉子の形も色も見るからに旨そうすぎる。
もちろん味は、見た目通り。

なかなかこんな場所まで来る機会がないだけに、
えべっさんも鶏料理もすべてが新鮮でまた一つ関西の楽しさを実感。

いつかマグロを見てやろう!!

そう誓って、西宮を後にしました。

評価詳細:3.61

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6位

豚足のかどや (大阪難波、なんば(大阪メトロ)、JR難波 / 豚料理、もつ焼き、居酒屋)

1回

  • 夜の点数: 3.6

    • [ 料理・味 3.6
    • | サービス 3.2
    • | 雰囲気 3.6
    • | CP 3.3
    • | 酒・ドリンク 3.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥1,000~¥1,999 -

2017/06訪問 2023/06/12

雰囲気と味がたまらない

最近すっかり増えてきた、休日の召集令状。
前日に続きなんば集合の号令のかかる夕暮れ時。
ちょっと悩むが、のることにします。

集合時間はちょっと遅めの20:00くらいになると告げ、
とは言え、急いで向かえるように用を済ます。
店はどうしよう。
前日も候補に上がったこの店を提案し、即決です。

ひょっとして満席ではいれないかも・・・
と思いながら向かうと、結果的に先に到着した19:30過ぎ。
渋い外観の店の前には、2組ばかり入店を待っています。
もし、揃った時点で入店できなければ、別な店にしようと代案を考えながら待っていると、
5分ほどで入店できました。
先に入店すると、外からもわかりましたがまぁ店内は大賑わい。
ロノ字のカウンターを囲む狭い通路を通り、一番奥の席へ。
テーブル席もいくつかあります。
席につくやいなや、カウンター越しの大将にドリンクを聞かれる。
選ぶまもなく、とりあえずビールをオーダーします。
次の瞬間、串揚屋のように生キャベツがだされ、味噌っぽいタレもあわせて置かれます。
そしてお絞り。
怒涛の質問攻めは続き、早速つまみも聞かれる。
メニューは壁に貼られたメニューの中から目に入ってきた
ハラミとツラミ(各550円)をとりあえずオーダー。
出てきたビールは瓶だったので、グラスに注ぎ喉を潤すと、
タバコに火をつけ漸くひと段落。
とは言え、賑わう店内は隣の客との距離感もやたら狭いくらいなので、
ちょっと居心地が悪いくらいです。
まぁ、こんなところも赴きがあってこれがまたいい感じなのですが。
つまみが出てくるまで、店内を見回すと、店の雰囲気の割にはそこそこいいお値段な印象を受ける。
この手の店で瓶ビール550円オーバーの店では、関西旅が始まってあまり見ることはなかったのと、
つまみもものの割りにそこそこなところは、かなり強きなのでしょう。

しばし喧騒の中、ちびちびとビールを飲んでいると、
つまみでオーダーした焼き物がでてきました。
各3本づつで結構大降り。
まずは一本いただけそのままいただけば、しっかりとしたボリューム感と噛み応え。
なかなかいいお味ではないですか。
つづいて味噌ダレをつけると、この味噌ダレがまたいい感じ。
キャベツにもよくあいます。

ようやく遅れて知人が到着。
ビールで乾杯し話しながらつまんで飲んで。
追加はやはり、この店の名物豚足(600円)。
すぐに出てきた豚足は大振りな塊4個入り。
箸でと思いましたが、うまいことつかめず、面倒なので手づかみで。
カウンター越しの大将が味噌ダレを追加してくれたので、
たっぷりと浸すようにつけていただきます。
豚足をもった瞬間、指にはトロッとした触感の残るのを感じながらかぶりつく。
実は、豚足はあまり好みの食べ物ではなかったのですが、
口に入れた瞬間、今まで食べたものとは違った感覚がおそう。
旨い!!
ちょっと苦手くらいに思っていたあの食感と後味がまるでなく、
優しく後味もすっきりするような感覚。
これなら美味しくいける。

無言のはしご酒が決まっていたので、これにて退散。
二人で軽くと考えると、お会計も意外に優しい結果となっていました。

評価詳細:3.64

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7位

炭火焼うなぎ 東山物産 (鵜方、志摩横山 / うなぎ、弁当)

1回

  • 昼の点数: 3.6

    • [ 料理・味 3.6
    • | サービス 3.3
    • | 雰囲気 3.6
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥2,000~¥2,999

2017/01訪問 2017/01/14

こんなところに、大行列。

伊勢・志摩へのひとり旅。
3連休初日はまずは志摩からぶらりとすることにしました。
大王崎灯台や渡鹿野島へと路線バス・渡し船など乗り継ぎまわりながら、
さて次の目的地へ向かう前にランチでもと向かった先がこのお店。
鵜方駅から徒歩で5分ほど歩き、到着したのは13:45過ぎ。
住宅街に日本家屋の味がある建物のこの店を発見。いきなりいい雰囲気の外観。
店の入り口前にはたくさんの待ち人が見え、店も周りには駐車場もあるようですが
満車な上に次から次へと車がやってきます。
正直この田舎でしかもうなぎにこんなにも賑わっているなんでとても以外。
慌てて早足で店前に行き、台帳に名前を書いてしばし軒先に置かれた椅子に座って待つ。
この賑わいにしてはタイミングがよかったのか、15分ほど待ち入店きました。

店内に入ると、田舎の割烹・蕎麦や的な席。
この感じが、旅情を感じてとてもいい。
両サイドに御座敷があり、テーブルがセンター。
奥にも御座敷があるようでほぼ満席。そんな中、なんと御座敷をひとり占め。
いや~いい気分。

さてメニューを。
うなぎと言えば、いい値段がするものですが、当たり前にいいお値段です。
ちょっと奮発と決めていたので来てはいるのですが、
やっぱりがんばってうなぎ丼並(1,580円)が精一杯かなと思ってはいましたが、
店の雰囲気、お座敷独り占め、そして丼の文字より“重”の響きについつい背伸びの上重2480円を注文。
ちなみにうなぎ丼並は2切れ、上重は4切れらしい。
思ったよりも早く運ばれてきたお盆には、
お重、う巻き、うざくと肝吸い。
お重のふたを開けると、ずらりとうなぎが並んでいます。
いや~なんともいい画。贅沢感がこみ上げてくる。
まずは肝吸いを一口。いや~やさしい味です。
いよいようなぎに箸をのばす。
ふわっとして表面がカリカリなのが箸を通じて伝わってくる。
口へ運ぶと、正直あまりお好みの食べ物ではないのですが確かに旨い!!
箸から伝わってきたあの感じが、口の中でもそのまま伝わってくる。
タレも甘すぎず、うざくやう巻きも上品な味わい。
肝もなんともでかく食べ応えも十分。
あっという間に食べ終え、お腹も一杯。

慌しい旅、そして次なる目的地への電車の時間も迫っていただので
お会計をすませて急いで駅に向かいました。

評価詳細:3.64

  • (説明なし)
  • (説明なし)
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8位

ボタニカリー (本町、肥後橋、淀屋橋 / カレー、インドカレー)

1回

  • 昼の点数: 3.6

    • [ 料理・味 3.6
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.4
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2017/01訪問 2017/01/14

一口づつ違う食感と味がいい感じ

たまにはゆっくりと休日を過ごそう。そう決めてのんびりダラっと起きる休日の朝。
昼時が近づき、さて休日ランチにでも出ようか。
今日はなんでもいけそうな気分。愛車に乗り込みのは向かったのがこのお店。
思えば7ヶ月前くらい前にカレー食べたい症候群でこの辺りを巡り、
行くところ全てに振られて以来。その時のトラウマで今日も降られることは覚悟でして。

店前に到着したのは11:45。
しかしこの店、古渋い雑居ビル前にスタンド看板が出ているだけで、一見どこにあるのかわからない。
並ぶことは覚悟の上で店前に愛車を止め、店に向かおうとすると
この店の入る雑居ビルの入り口にあるスタンド看板にただ今の入店時間12:00と貼られている。
やった!今日はいける!!
足早に狭いビル通路を進むとの入り前にたまるグループ。
かき分けるように店の扉を開けて整理券をゲット。
どうやら12:00の回、12番目。
これでひと安心と一旦ビルをでて寒空の中外で待ちます。
しかし、12:30になっても、12:50になってもなかなか店員さんが迎えに来ない・・・
コリャなんかおかしいと店前に行ってみるとなんと行列。
並んでいたら店員さんに指定時間に並ばなかったらキャンセル扱いだとのこと。
えー!
一気に天国から地獄へ突き落とされた気分。
しかし、今回は特例とそのまま並ばせてくれた。よくよく整理券を見ると確かにそう書いてある。
そうだったのか・・・

何とか入店できたのは1300過ぎ。
店内は落ち着いた、ちょっとコジャレたカフェ風。店員さんたちもそんな感じ。
入り口右手にカウンター、左手がテーブル席で客層は30オーバーであろう感じ中心の比較的高めな年齢層。

カウンターに座りメニューを見るとボタニカリー、シュリンプカリー、ポージョカリーの基本3種。
ボタニカリーとその他1種のあいがけ(1000円)をオーダーしたかったけれど、
昼時はダメらしくボリタニカレー(900円)にします。
トッピングや辛さ増しなどもできましたがノーマルで。

厨房では、若い男女があくせくと切り盛り。
ほのかに香るスパイスの香りの中に10分ほど待つ。
10分ほど待ったでしょうか。大きなお皿にご飯、ルー、周り彩るピクルスや玉ねぎ、ひき肉などなど。
こりゃロッダグループで食べた混ぜ混ぜタイプ。
ライスがかなり少なめに見え、大盛にしておけば良かったとちょっとだけ後悔。
まずはそれぞれを一口づつ食べて見ると、それぞれ個性が爆発し、スパイスの苦味を感じる。
美しい盛りつけを一気に混ぜると少ないかな~と思ったライスもそれなりの量に変化。
いただいてみると、なんとも素敵なハーモニー。
スプーンにすくうたびに、一口づつ変わる味と食感。
これがいい感じです。
そして、じわじわと頭部に汗がにじんでくる。
食べ終えれば、ちょうど良いかもボリューム。
会計を済ますと、厨房にいる素敵女子が丁寧にご挨拶。
味も去ることながら、接客もいい感じ。

お会計を済ませ外にでると、頭部がスッキリ、いや寒い。
休日ランチは、しばらくカレー&ラーメン中心の日と決めた。
そして・・・整理券はしっかり見よう心に決めるのでした。

評価詳細:3.67

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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9位

フスマにかけろ 中崎壱丁 中崎商店會1-6-18号ラーメン (中崎町、天神橋筋六丁目、天満 / ラーメン)

1回

  • 昼の点数: 3.7

    • [ 料理・味 3.7
    • | サービス 3.4
    • | 雰囲気 3.4
    • | CP 3.7
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2017/03訪問 2017/09/21

典型的な「美味しい」の気遣い満載

休日のママチャリ旅もそろそろネタ尽き感。
ちょっと近場でと思いつつ、あっという間に到着してしまうのでなんだかつまらない。
そんなこともあり、なかなか選択肢に入らない昼の中崎町、天満界隈ですが、
たまには旅というより、飯をテーマに休日昼間に出没してみることにしました。

ランチ時間帯といっても、界隈に到着したのは14:00過ぎ。
この時間となる営業してそうなのはラーメン屋くらいか。
そんなことでラーメンに決定し、店を探します。
いくつかの候補の中からこの日はこの店に決定。
この辺りか?と思いながら商店街を天満方面へママチャリを押してあるきますが、
いつまでたっても見えてこない。
おかしいなと思い、Uターンしてみれば、どうやら通り過ぎているよう。

14:00前に店前に着きましたが、通り過ぎるなんておかしいんじゃない?と思えるほどの、
商店街にでかでかした黄色い看板がでているので良く目立つ。
スルーした自分がなんとも不思議なくらい。
人気店っぽいので当然長い行列が出来ているのだろうという思い込みがそうさせてのかも知れません。
実際は、一組二人が待っているくらいで、比較的早く入れそう。
しばし待っていると、中から若い女子店員さんが出て来て、
先に店内にある券売機で食券を買うように促されるました。
では、入りましょうか。
外観もちょっと洒落た昭和家屋風でしたが、店内も古民家風。
昭和風にオシャレ演出したような内装で、リアルな感じはなし。
塩ラーメン(750円)を購入し、また外でしばし待ちます。
さほど待たずに店内へ。うれしい想定外。
店内はコノ字カウンターにテーブル席がいくつか。
家族連れやカップル、おひとり女子もちらほら見える。
カジュアルでなんとなくスタイリッシュな感じもあります。

女子店員さんに食券をわたし水を飲みながら待っていると、
これまたさほど待たずに出てきました。

透明感のあるスープに浮かぶ細先メンマにチャーシュー2種。
カイワレが目に鮮やかで、貝殻の乗った感じもまたいい。
いい感じのビジュアルです。

スープからいただくととても繊細な味。
貝のエキスがしっかり、けど強すぎない上品な味です。
これは旨い。
麺は透明感を感じつつ、茹で加減、スープとのからみ、喉越しのどれをとってもバランスがいい。
味玉といい、チャーシューといい具材は味付けがどれも繊細で、どれかが飛びぬけているわけではありませんが、
全体的に高次元でバランスが取れている。
いや~こりゃ隙のない、旨いラーメンの典型的タイプ。
たまには食テーマの旅もいいもんだ。

その瞬間、もう一軒どこかで何か食べようと決め、店を後にしたのでした。

評価詳細:3.74

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10位

燃えよ麺助 (福島(JR西日本)、福島(阪神)、新福島 / ラーメン)

1回

  • 昼の点数: 3.6

    • [ 料理・味 3.7
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.6
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2017/01訪問 2017/01/15

恐るべし、大行列

小雪舞う大阪の街。
晴れ渡る空のもと、枚散る雪がなんだか不思議。
しかし、なんとなく、風情を感じたり。

こんな冷える日は温かいものを食べようと愛車を飛ばして福島方面へ。
愛車のオープンカーではさすがに冷える。
到着したのは12:50。
この店のある浄正新道商店街と言う通りにずらりと並ぶ行列路地に入ると、
その人数といったら半端ない!
列の最後尾に向かいながらその人数を数えていきますが、その多さに途中で諦める。
おそらく、ざっと3・40人はいるでしょう。
しかも並んだあとにも更にその列は延びていく。一体、いつラーメンにありつけることか。
小雪舞うなか日陰で並ぶと温まるつもりがどんどん体が冷えていく。
手も足も指先は感覚がなくなっていく。
並んでいるとメニューが回ってきましたが、寒さに集中力がなくじっくり見る感じになれない。
なんとなくですか鴨出汁か貝出汁のラインナップのようです。
どちらかと言えば貝出汁かなと思いながら、手足の痺れと戦いつつただひたすら待つ。
50分ほどで店に近づいてきて、ファサートが見えてきた。
白壁に白い引き戸、そして白い暖簾。
こじんまりした感じといい、まるで隠れ家割烹。

大通りの向こう側には肉バルに並ぶ列も見える。あちらも15人ほど。
ようやく店内に入れたのは、14:35。待ち時間はなんと1時間45分。
店に入った瞬間、視界は白い靄で遮断されて、何も見えない。
視界を確保して入り口すぐの食券機で食券を買おうとカバンから財布を取り出そうにも、
冷えた体は、そして指先が動かず、なかなかスムーズに行かない。
カウンター越しではスタッフ4人ほどで切り盛り。ちなみにフロアは一人。
特製金色貝そば(990円)を購入。ごはんものもなにか食べようかとも思いましたが、なんとなくやめておく。
食券を渡して、カウンター席へすぐに座るものの、運悪く入り口付近。
扉が開くたびに吹き込む風は、さすがに冷たい。
店内は、外観同様こぎれい。テーブルにはお盆が置かれており、レンゲや箸お絞りなどがセッティングされている。

ラーメンは温かい室内温度で体が温まる前、待ち時間3分ほどで出てきました。
薄大きなチャーシューがドドンと3枚表面を多い、
メンマ、煮たまご、大きな海苔2枚が表面を多い、麺はほとんど見えない状態。
まずはどんぶりに手を当てて、手をあたため箸とレンゲを手にしますが、
これくらいではまだまだ手が動かない。
言うことを聞かない手をゆっくりと動かし、チャーシューをめくり上げスープを一口。
強烈な貝の風味が口の中に広がる。これは想像以上のパンチ力。
麺に行きたいところですが、一旦一枚目のチャーシューを口にして、麺を食べやすくしてみます。
チャーシューは、上品で肉のうまみが広がる。
そしていよいよ麺。
やや細めで角ばり、色がちょっとグレーっぽい。
すすってみれば、これがいい感じ。
しっかりとした麺のうまみ、歯ごたえとのど越し。そしてスープがよく絡む。
スープを一口目に飲んだときのパンチ力が感じられなくなり、むしろバランスの良さがでてくる。
これは、かなり完成度の高く、行列もできるのが納得できる。
煮たまごを半分に割ると、鮮やかなオレンジ色の黄身が流れ出す。
味もゆで加減も黄身の旨みもしっかりし個性はありつつも高度なバランス。
今まで食べた味付けたまごでも間違いなくTOPくらす。
ついついスープ大目にいただいていたら、バランスを崩してきたので慌ててラーメンもすする。
この日の一食目、空腹状態ではありましたが、十分なボリューム。
体が温まる前に完食してしまいました。

店を出るときは、丁寧なご挨拶でお見送り。
外にはまだ、20人ほどの列が延びていました。

評価詳細:3.67

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