AGE♪MAKIさんが投稿したオーベルジュ秋桜(山梨/山中湖村その他)の口コミ詳細

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悪態の初音

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オーベルジュ秋桜山中湖村その他/フレンチ、オーベルジュ

2

  • 夜の点数:4.7

    • ¥20,000~¥29,999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 4.7
      • |雰囲気 4.5
      • |CP 4.9
      • |酒・ドリンク 4.8
2回目

2025/06 訪問

  • 夜の点数:4.7

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.7
    • | 雰囲気4.5
    • | CP4.9
    • | 酒・ドリンク4.8
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

これからも、最高のお料理と一緒の特別時間を

三芳スマートインターを入り口に、今回は出発。
圏央鶴ヶ島ジャンクションでやや渋滞だった他は、滑るように高速道路を走る。今回も年下の彼BF鈴木君(軽自動車)は、絶好調。

宿に到着して、ひと風呂。糊の効いたシーツの上、鳥たちの声を聴きながら過ごしていたら夕食の時間。
飲み物は国産スパークリング「甲州」。

〇サラダ・・・味の良い野菜が彩る。茸、旬の根菜、サラダロケットなどなど。チーズのこく、生ハムの塩気、ワインビネガーの風味が全体をまるっ♪と調和。

〇パスタ・・・フレッシュトマトのラグーソース×パルメジャーノ、何とも贅沢な組み合わせのパスタ。トマトの爽やかさが濃厚なソースをバックアップ。もちっとパスタは、できればボール一杯よそいでもらって、ひとりで抱えて食べたい(笑)

〇帆立のポアレ・・・熱々のお皿の上、ふくよかな貝柱。檸檬×バターのソースで。磯の香と山の香を、緑の野菜で絡め取る。

〇国産サーロイン、マスタードと玉ねぎのソース・・・かりっ、ほわっ、とエッジを効かせた絶妙な焼き加減のサーロイン。新玉ねぎをマスタードと合わせたバランスの良いソースが最高。付け合わせのさつま芋の甘さは、もはや極上のデザート。

〇ヌガーグラッセ・苺アイス・・・セルクルでまとまったヌガーグラッセ、周囲はクリスピーなお粉をはたき、苺アイスでほんのりと色を乗せている。旬のさくらんぼで朱色の紅を挿す。デザートのお皿の上、フレッシュで綺麗なのを、心ゆくまで堪能。
静岡産のべにふうき紅茶をいただいたら、晩ご飯はここでごちそうさま。
バーカウンターに移動して、赤ワインと楽しいお話で、お開き。

明けて、朝。
梅雨時にしては、奇跡の様な晴天。
山中湖を鏡に、支度済みの霊峰富士が窓越しに。
私は部屋の鏡台で、鳥の声を聞きながら身支度。

ダイニングで「ザ・和食」の朝ごはん。
富士山を眺めながら。野菜がたっぷり。厚切りの塩鮭、甘い卵焼き、栃尾揚げ入りのおみおつけ。
糠漬け、ピリ辛こんにゃく、青菜の炒め煮は三つ葉がアクセント。豚ばら大根はやさしい味わい。
みんなみんな、白いご飯によく合う。

ああ、やっぱりこちらは、最高。
これからも、最高のお料理と一緒の特別時間を。

チェックアウトすると、外で、恋人が待っている。
さあ行こうか。
あなたと見たい景色、あなたと一緒に味わいたい空気を思う存分吸い込んでいこう。

2025/06/20 更新

1回目

2020/04 訪問

  • 夜の点数:4.7

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.7
    • | 雰囲気4.5
    • | CP4.9
    • | 酒・ドリンク4.8
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

WITHコロナ時代、絶対に行きたい。

はじめに。
もともと私のレビューは紹介というよりは紀行文というか日記的な要素が大部分を占めておりますので今さらこんなことを断るのもおこがましいのですが
このレビューは緊急事態宣言前の4月初めの時点のものです。
ではどうぞ。

久しぶりに取れた週末2連休。
仕事帰りの金曜の晩、近所の店のカウンターで葡萄酒を傾けつつ思いついた。
旅に出よう。ひとりで。
なるべく人のいなそうなところ。
それでもやっぱり、食べ物がおいしいところ。
車で3,4時間が良いな。眺めが良いとこなら尚更。

そんな場所って・・・
!!
あるじゃないの、行こうと思ってずっと行けてなかったとこ。
でも、ここはお部屋が・・・ツインからなんだっけ。
電話で問い合わせるとシングルユースOK(追加料金別途・良心価格)
ではでは、お願いします、と、予約完了。

土曜の正午前、圏央道経由で中央道に向けて出発。
週末なのに混雑らしい混雑の無い道・・・PA・SAも長居せず、するすると走っては現地到着15:00ちょっと過ぎ。

部屋に上がって書庫から漫画やら料理通信やらワイン雑誌やらを引き出して部屋でうとうとしながら読み耽る。
階下にある温泉に浸かって後、徒歩2分の山中湖畔をひとり散策・・・黒々としてゆく富士山の山の端、夕暮れの向こうの存在を感じては宿に戻る・・・透明感たっぷりの鳥の鳴き声に導かれながら。

お腹、すいたな。
丁度良い具合に、すいた。

誰かが明かりを消したように、夕暮れ。
空の全部が、帳を落としたメインダイニングでひとり味わう。
集う落ち着いた面々。
目の前には極上の食卓。
スパークリングをちびちび
数々のお料理に、バイ・ザ・グラスのささやかな贅沢、幸せ。
デザートの飴細工がまた、殊更、嬉しい。

大満足で自室へ戻り
うとうととしては・・・もうちょっと飲みたいな、と、階下に降りてはバータイム。

グラスワインを数杯、会話と共に嘗め尽くしては日付変更線を超えて閨へ戻る。

翌朝。
自室で朝風呂の後、明けたばかりの富士の裾野を愛でに出る。
麗峰は雲に隠れるか隠れないかという恥じらいを見せつつ
その存在感はやはり稀有な存在であって
向こうの海ではで羽衣を松の枝に掛けおいて水辺に遊んだ天女を想いながら歩き・・・朝食の時間となる。

昨晩とは打って変わって
純粋な、和の装い。
こんなに食べられるのか?と見た目のふくよかさに思ったけれど意外なほどにするすると入る。
日本一の富士の山を眺めつついただく甘めの玉子焼きはくらくらするほど美味しくて・・・ほんとに、本当に参ってしまった。

帰りに湖畔の酒屋でロゼワインをいくつか購入し、その他は何処にも寄らず
東埼玉へ愛車を駆って戻った。

なんとまあ、窮屈な世の中になったものだと日々日々感じつつ
まいにちが綱渡りであるほど増えてゆく仕事の山に辟易しながらも
この、在りし日の週末の旅行の記憶を支えとして何とか・・・自分の足で、立っている。

また行こう。
また行けるようになるまで
しっかりと私は
私の役目を果たしつつ
WITHコロナ時代を、生き抜こう。


2020/06/23 更新

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